WO2020161962A1 - ブラインド用又はシャッタ用の羽根及びそれを具備したブラインド又はシャッタ - Google Patents

ブラインド用又はシャッタ用の羽根及びそれを具備したブラインド又はシャッタ Download PDF

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Abstract

本例のブラインド用の羽根1は、長手方向Lにおいて長尺の羽根本体2と、羽根本体2の前面3及び後面4に取付けられた長手方向Lに長尺の金属製、本例ではアルミの押し出し成型品からなる一対の外装板5及び6とを具備している。 

Description

ブラインド用又はシャッタ用の羽根及びそれを具備したブラインド又はシャッタ
 本発明は、建物の外壁において当該建物の窓に配されるブラインド又はシャッタに用いられる羽根、即ち、ブラインド用又はシャッタ用の羽根及びそれを具備したブラインド又はシャッタに関する。
 建物の窓に上下方向に複数の羽根(スラット又はルーバー)を配列して羽根の昇降及び傾動でもって室内を目隠しすると共に自然光又は人工光を遮光するブラインドは知られており、例えば特許文献1においては、羽根の昇降のための昇降装置と、羽根の傾動のための傾動手段(チルト機構)とが設けられたブラインドが提案されている。
特開2018-109349号公報
 ところで、斯かる建物の窓において窓障子にガラス障子が多く用いられるが、ガラス障子の場合、その断熱性に劣り、ガラス障子で囲まれた室内の適度に調温された室温を維持する熱が例えば日本の冬場においてガラス障子を介して外気に絶えず放散され、冬場の室温を快適に維持するためには、絶えず放散される熱を補充する暖房エネルギー(熱エネルギー)を絶えず必要とし、このため、二層のガラス障子等の採用、室内での厚手のカーテンの採用等が提案されているが、室内から外気への熱の放散阻止が必ずしも効果的でなく、満足し得る省エネルギー化が期待し難い。
 斯かる問題は、日本の冬場においてのみ生じるのでもなく、ガラス障子で囲まれた室内の適度に調温された室温を維持する熱が夏場においてはガラス障子を介して外気から絶えず吸収され、夏場の室温を快適に維持するためには、絶えず吸収される熱を放散する冷房エネルギー(冷却エネルギー)を絶えず必要とし、このため、二層のガラス障子等の採用、室内での厚手のカーテンの採用等でも、外気から室内への熱の吸収阻止が必ずしも効果的でなく、夏場においても満足し得る省エネルギー化が期待し難い。
 本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、室内から外気への熱の放散阻止及び外気から室内への熱の吸収阻止を効果的に行い得、調温された室内の快適な室温を維持できて、満足し得る省エネルギー化を期待し得るブラインド用又はシャッタ用の羽根及びそれを具備したブラインド又はシャッタを提供することにある。
 本発明のブラインド用又はシャッタ用の羽根は、長尺の羽根本体と、この羽根本体の前面及び後面に取付けられた長尺の一対の外装板とを具備しており、羽根本体は、一対の外装板の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有している。
 本発明のブラインド用又はシャッタ用の羽根によれば、長尺の羽根本体が一対の外装板の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有しているために、一対の外装板間の熱橋(熱伝達)を効果的に断ち切ることができ、羽根と窓障子との間の空間の空気層を外界(ブラインド又はシャッタの外側、即ち、外気側)に対して断熱空間とし得、該空間の空気層の熱の外界への無意味な放散及び外界からの無意味な熱の吸収を避けることができ、而して、室内から外気への熱の放散阻止及び外気から室内への熱の吸収阻止を効果的に行い得、満足し得る省エネルギー化を期待し得るブラインド用又はシャッタ用の羽根を提供することができる。
 本発明において、一対の外装板は、形状保持性を有している金属製、樹脂製又は木製等のいずれであってもよいが、一つの例では、一対の外装板のうち羽根本体の前面に取付けられた外装板は、アルミ若しくは樹脂の押し出し成型品又はアルミ、樹脂若しくはスチールのフォーミング成型品若しくはプレス成型品からなり、他の一つの例では、一対の外装板のうち羽根本体の後面に取付けられた外装板は、アルミ若しくは樹脂の押し出し成型品又はアルミ、樹脂若しくはスチールのフォーミング成型品若しくはプレス成型品からなり、更に他の一つの例では、一対の外装板の両方は、アルミ若しくは樹脂の押し出し成型品又はアルミ、樹脂若しくはスチールのフォーミング成型品若しくはプレス成型品からなる。
 本発明において、一対の外装板は、好ましくは、羽根本体の肉厚よりも薄い肉厚を有しており、好ましい例では、肉厚0.3mm程度のガルバリウム鋼板又は肉厚1.0mm程度のアルミの押し出し成型品からなる。
 本発明の好ましい一つの例では、羽根本体は、一対の外装板間の空間において、当該一対の外装板の夫々の厚み方向に関して対面する内側面に接触して配された断熱部材を有しており、斯かる断熱部材は、好ましい例では、硬質ウレタンフォーム、グラスウール、ロックウール及び石膏ボード等の石膏のうちの少なくとも一つを含んでいる。
 本発明の好ましい他の一つの例では、羽根本体は、一対の外装板間の空間において、当該一対の外装板の夫々の厚み方向に関して対面する内側面に接触していると共に断熱部材を該一対の外装板の夫々の厚み方向に対して直交する方向に関して間にして配された他の断熱部材を有しており、斯かる他の断熱部材は、好ましい例では、硬質ゴム部材、木材及び樹脂部材のうちの少なくとも一つを含んでおり、特に好ましい例では、耐燃性を有する塩化ビニル等を含んでいる。
 本発明の好ましい更に他の一つの例では、羽根本体は、一対の外装板間の空間を長手方向の両側面において閉塞するべく、当該両側面の夫々に設けられた断熱性の閉塞板を有しており、斯かる閉塞板は、好ましい例では、塩化ビニルを含んでいる。
 本発明によれば、室内から外気への熱の放散阻止及び外気から室内への熱の吸収阻止を効果的に行い得、満足し得る省エネルギー化を期待し得るブラインド用又はシャッタ用の羽根及びそれを具備したブラインド又はシャッタを提供し得る。
図1は、本発明の実施の形態の好ましい例の斜視説明図である。 図2は、図1に示す例の一部分解斜視説明図である。 図3は、図1に示す例の複数個を上下方向に連接した斜視説明図である。 図4は、図1に示す例を用いたブラインドの例の斜視説明図である。 図5は、図4に示す例の動作説明図である。 図6は、本発明の実施の形態の好ましい他の例の斜視説明図である。 図7は、図6に示す例の一部分解斜視説明図である。 図8は、図6に示す例の複数個を上下方向に連接した斜視説明図である。 図9は、図6に示す例の動作説明図である。 図10は、本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の複数個を上下方向に連接した正面説明図である。 図11の(a)は、図10に示す例の左側面及び右側面説明図であり、そして、図11の(b)は、図10に示すXI-XI線矢視断面説明図である。 図10に示す例の動作説明図であり、(a)は、図10に示す例の一部正面説明図であり、(b)は、(a)の右側面説明図であり、(c)は、(a)のc-c線矢視断面説明図である。 図10に示す例の分解斜視説明図である。
 次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
 図1から図3において、本例のブラインド用の羽根1は、長手方向Lにおいて長尺の羽根本体2と、羽根本体2の前面3及び後面4に取付けられた長手方向Lに長尺の金属製、本例ではアルミの押し出し成型品からなる一対の外装板5及び6とを具備している。
 一対の外装板5及び6の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有している羽根本体2は、一対の外装板5及び6間の空間11において、当該一対の外装板5及び6の夫々の厚み方向Tに関して対面する内側面12及び13に接触して配されていると共に硬質ウレタンフォームからなる直方体形状の断熱部材14と、一対の外装板5及び6間の空間11において、当該一対の外装板5及び6の夫々の厚み方向Tに関して対面する内側面12及び13に接触していると共に断熱部材14を該一対の外装板5及び6の夫々の厚み方向Tに対して直交する方向Vに関して間にして配されており、且つ、耐燃性を有する塩化ビニルからなる他の断熱部材15及び16と、一対の外装板5及び6間の空間11を長手方向(横方向)Lの両側面17及び18の夫々において閉塞するべく、当該両側面17及び18の夫々に設けられていると共に塩化ビニルからなる断熱性の閉塞板19及び20とを有している。
 互いに同一形状を有する一方、方向V及び厚み方向Tに関して互いに逆に配された断熱部材15及び16の夫々は、長手方向Lの両方の端面31の夫々の中央部に有底の取付け用のねじ穴32を有した長尺の直方体部33と、直方体部33の方向Vに関しての一方の面34の片側に当該面34の片側から一体的に突出して設けられた長尺の直方体状の突出部35とを具備している。
 互いに同一形状を有する閉塞板19及び20の夫々は、ねじ穴32の夫々の位置に対応した位置に貫通して設けられたねじ孔36と、中央部に設けられた取付け孔37とを具備しており、ねじ孔36及びねじ穴32に螺合した頭なしねじを介して閉塞板19及び20の夫々は、断熱部材14、断熱部材15及び16並びに一対の外装板5及び6の長手方向Lに関してのその各端面を覆って断熱部材15及び16に固定されている。
 厚み方向Tに関して羽根本体2の10mm程度の肉厚t1よりも薄い1.0mm程度の肉厚t2を有している一対の外装板5及び6の夫々は、方向Vに関してのその端部で断熱部材15及び16に嵌合されて前面3及び後面4の夫々に取付けられている。
 以上の羽根1は、図4及び図5に示すような建物の外壁に、当該外壁に採光等のために設けられた窓のガラス窓障子を覆って取付けられたブラインド41に用いられるようになっており、本例のブラインド41は、並置された一対の縦枠42及び43と、一対の縦枠42及び43の下部を橋絡した下枠44と、一対の縦枠42及び43の上部を橋絡した上枠45と、一対の縦枠42及び43並びに上枠45内に配されていると共に、複数個の羽根1を互いに連結する図示しない連結機構、羽根1の夫々を各取付け孔37の中心を通る中心線Oを中心として回転(チルト)させる図示しないチルト機構及び該連結機構により連結された複数個の羽根1を縦枠42及び43並びに下枠44及び上枠45で囲まれた空間47において当該連結機構を介して羽根1の夫々の上昇及び下降を行わせると共にこの羽根1の上昇及び下降においてチルト機構を介して羽根1の夫々の回転(チルト)を行わせるべく、上枠45から垂れ下がった無端チェーン46を有している図示しない作動機構とを具備している。
 以上のブラインド41は、無端チェーン46をガラス窓障子側、言い換えると、建物の室内側から人手により一方の方向に引き下げることにより、羽根1の夫々を上昇させ完全上昇手前で羽根1の夫々を中心線Oを中心として回転させ、完全上昇で図4に示すように空間47を完全閉鎖する一方、無端チェーン46を建物の室内側から人手により他方の方向に引き下げることにより、羽根1の夫々を中心線Oを中心として逆方向に回転させると共に羽根1の夫々を下側から逐次下降させ途中下降で図5に示すように空間47を半開きにし、全ての羽根1の下降で空間47を完全開口するようになっている。
 斯かる羽根1を用いた窓に対しての完全目隠し(完全遮光)、可変目隠し(可変遮光、言い換えると可変採光)及び完全開放(完全採光)を行い得るブラインド41では、空間47の完全閉鎖(完全目隠し)に際して、上下方向において隣接する羽根1は、図3に示すように隣接する断熱部材15及び16で密に凹凸接触嵌合して、上下方向において隣接する羽根1間の隙間51をなくして、当該これら隙間51を介する羽根1と窓障子との間の空間の空気層を外界(ブラインド41の外側、即ち、外気側)に対して隔離でき、而して、羽根1と窓障子との間の空間を断熱空間とし得、該空間の空気層の熱の外界への無意味な放散及び外界からの無意味な熱の吸収を避けることができ、而して、室内から外気への熱の放散阻止及び外気からの室内への熱の吸収阻止を効果的に行い得、満足し得る省エネルギー化を期待し得る。
 なお、ブラインド41では、縦枠42及び43の夫々と、長手方向Lにおいて縦枠42及び43の夫々に対面する閉塞板19及び20の夫々との間の隙間を断熱密閉するために、閉塞板19及び20の夫々に対面する縦枠42及び43の夫々の側面55に上枠45から下枠44まで伸びる可撓性の弾性シール部材56を取付け、弾性シール部材56の可撓性の先端部を側面55に対面する閉塞板19及び20の夫々の側面57に弾性的に滑り自在に密に接触させ、一方、弾性シール部材56と同様の弾性シール部材を上枠45の下面58と下枠44の上面59との夫々に取付け、羽根1による空間47の完全閉鎖においては、上枠45の下面58に取付けた弾性シール部材の可撓性の先端部を最上位の羽根1の断熱部材15の突出部35及び当該突出部35に対応する閉塞板19及び20の夫々の部位の外界(ブラインド41の外側、即ち、外気側)に面する面60に密に接触させ、同じく、下枠44の上面59に取付けた弾性シール部材の可撓性の先端部を最下位の羽根1の断熱部材16の突出部35及び当該突出部35に対応する閉塞板19及び20の夫々の部位の内側(ブラインド41の内側、即ち、ガラス窓障子側)に面する面62に密に接触させ、これらにより、羽根1による空間47の完全閉鎖において、互いに連結された複数の羽根1の周りと各側面55並びに下面58及び上面59との間の隙間をなくして、当該これら隙間を介する羽根1と窓障子との間の空間の空気層を外界(ブラインド41の外側、即ち、外気側)に対してより効果的に隔離でき、而して、羽根1と窓障子との間の空間を完全な断熱空間とし得、該空間の空気層の熱の外界への無意味な放散及び外界からの無意味な熱の吸収を確実に避けることができ、而して、室内から外気への熱の放散阻止及び外気から室内への熱の吸収阻止をより効果的に行い得、より満足し得る省エネルギー化を期待し得る。
 図6から図8において、本例のシャッタ用の羽根71は、複数の羽根71相互を連結する連結機構72を具備する一方、突出部35及び閉塞板19及び20の夫々において当該突出部35に対応した位置に当該突出部35と同一の形状を持って設けられた突出部73並びに取付け孔37を具備しない点で、羽根1と異なり、その他は羽根1と同一であり、本連結機構72は、断熱部材15の直方体部33の方向Vに関しての一方の面34の中央に当該面34の中央から一体的に突出して設けられた長尺の円柱状の突出部74及び閉塞板19及び20の夫々において当該突出部74に対応した位置に当該突出部74と同一の形状を持って一体的に設けられた突出部75と、断熱部材16の直方体部33の方向Vに関しての一方の面34の中央に設けられていると共に断熱部材16に方向Vに関して隣接する断熱部材15の突出部74が滑り自在に嵌合する円柱状の凹所76及び閉塞板19及び20の夫々において当該凹所76に対応した位置に当該凹所76と同一の外形状を持って設けられていると共に当該閉塞板19及び20の夫々に方向Vに関して隣接する閉塞板19及び20の夫々の突出部75が滑り自在に嵌合する円形状の凹所77とを具備しており、複数の羽根71は、斯かる連結機構72を介して方向Vに関して隣接する相互が方向Rに回転自在に連結されている。
 以上の互いに連結された複数の羽根71からなる羽根列81を用いたシャッタ82は、図4及び図5に示すような一対の縦枠42及び43並びに上枠45及び下枠44で囲まれた空間47を、複数の羽根1に代えて、羽根列81の無端チェーン46の建物の室内側からの人手による操作での上昇、下降で開閉するようになっており、羽根列81は、図9に示すように、上枠45内において巻かれた巻き部83から空間47に又は空間47から巻き部83に、当該空間47を完全閉鎖、一部閉鎖(一部開口)及び完全開口するように、垂れ下げ又は巻き上げられるようになっている。
 斯かるシャッタ82では、空間47の完全閉鎖に際して、上下方向において隣接する羽根71は、隣接する断熱部材15及び16で密に凹凸接触嵌合して、上下方向において隣接する羽根71間の隙間をなくして、当該これら隙間を介する羽根71と窓障子との間の空間の空気層を外界に対して隔離でき、而して、羽根71と窓障子との間の空間を断熱空間とし得、該空間の空気層の熱の外界への無意味な放散及び外界からの無意味な熱の吸収を避けることができ、而して、室内から外気への熱の放散阻止及び外界から室内への熱の吸収阻止を効果的に行い得、満足し得る省エネルギー化を期待し得る。
 なお、シャッタ82では、ブラインド41と同様に、縦枠42及び43の夫々と、長手方向Lにおいて縦枠42及び43の夫々に対面する閉塞板19及び20の夫々との間の隙間を断熱密閉するために、閉塞板19及び20の夫々に対面する縦枠42及び43の夫々の側面55に上枠45から下枠44まで伸びる可撓性の弾性シール部材56を取付け、弾性シール部材56の可撓性の先端部を側面55に対面する閉塞板19及び20の夫々の側面57に弾性的に滑り自在に密に接触させ、一方、円弧凹面状上面を有する弾性シール部材を下枠44の上面59に取付け、羽根列81による空間47の完全閉鎖においては、羽根列81のうちの最下位の羽根71の下面に当該弾性シール部材の円弧凹面状上面を弾性的に密に接触させて、これにより、羽根列81による空間47の完全閉鎖において、羽根列81の周りと各側面55及び上面59との間の隙間をなくして、当該これら隙間を介する羽根列81と窓障子との間の空間の空気層を外界(シャッタ82の外側、即ち、外気側)に対してより効果的に隔離でき、而して、ブラインド41と同様に、羽根列81と窓障子との間の空間を完全な断熱空間とし得、該空間の空気層の熱の外界への無意味な放散及び外界からの無意味な熱の吸収を確実に避けることができ、而して、室内から外気への熱の放散阻止及び外気から室内への熱の吸収阻止をより効果的に行い得、より満足し得る省エネルギー化を期待し得る。
  図10から図13において、本例のシャッタ、より詳しくは、スリットシャッタ91は、複数の羽根92に加えて、羽根92を相互に連結すると共に空間47の完全閉鎖の手前まで採光を行い得る複数のスリット93を具備したスリット付連結板94を具備している。
 本例の羽根92は、羽根1の羽根本体2並びに一対の外装板5及び6に相当する羽根本体101並びに一対の外装板102及び103を具備しており、羽根本体101は、断熱部材14、断熱部材15及び16並びに閉塞板19及び20に相当する断熱部材104、断熱部材105及び106並びに閉塞板107及び108を具備しており、断熱部材105は、上部で開口すると共に長手方向Lの両方の端面111まで伸び且つ長手方向Lに対して直交する方向に長く且つ当該直交する方向に円筒状面112を有した長孔113を端面111に設けられた断熱部材15のねじ穴32に相当するねじ穴114に加えて具備しており、断熱部材106は、下部で開口すると共に長手方向Lの両方の端面115まで伸びた円柱状孔116を端面115に設けられた断熱部材16のねじ穴32に相当するねじ穴114に加えて具備しており、互いに同一形状を有する閉塞板107及び108の夫々は、ねじ穴114の夫々の位置に対応した位置に貫通して設けられたねじ孔121を具備しており、ねじ孔121及びねじ穴114に螺合した頭なしねじを介して閉塞板107及び108の夫々は、断熱部材104、断熱部材105及び106並びに一対の外装板102及び103に加えて長孔113及び円柱状孔116の長手方向Lに関してのその各端面を覆って断熱部材105及び106に固定されており、一対の外装板102及び103は、一対の外装板5及び6と同様に、断熱部材105及び106の夫々に取付けられている。
 スリット付連結板94の夫々は、上下方向に隣接する羽根92のうち上側の羽根92の断熱部材106の円柱状孔116に滑り回転自在に嵌合する長尺の円柱状膨大部131と、上下方向に隣接する羽根92のうち下側の羽根92の断熱部材105の長孔113に滑り回転自在に嵌合する長尺の円柱状膨大部132と、上下方向に関して円柱状膨大部131及び132の間に配されていると共に円柱状膨大部131及び132に一体的に形成され、且つ、長手方向に配列された複数のスリット93を有した長尺の板部133とを具備している。
 スリット付連結板94で相互に連結された複数の羽根92を有した羽根列141を用いたスリットシャッタ91は、図4及び図5に示すような一対の縦枠42及び43並びに上枠45及び下枠44で囲まれた空間47を、複数の羽根1及び羽根列81に代えて、羽根列141の無端チェーン46の建物の室内側からの人手による操作での上昇、下降で開閉するようになっており、羽根列141は、図9に示すと同様に、上枠45内において巻かれた巻き部から空間47に又は空間47から巻き部に、当該空間47を完全閉鎖、一部閉鎖(一部開口)及び完全開口するように、垂れ下げ又は巻き上げられるようになっている。
 そして、スリットシャッタ91では、無端チェーン46の建物の室内側からの人手による操作での羽根列141の下降(垂れ下げ)で、完全閉鎖手前までは、言い換えると、複数の羽根92のうちで最下位の羽根92の下部の下面が下枠44の上面59に接触するまでは、図10及び図11に示すように、各羽根92の重力により隣接する羽根92相互が上下方向において離されて隣接する羽根92間の夫々において各スリット付連結板94の複数のスリット93の夫々が露出されて、当該複数のスリット93からガラス窓障子を介して室内に採光が得られ、最下位の羽根92の下部の下面の下枠44の上面59への接触後の更なる羽根列141の下降(垂れ下げ)で、最下位の羽根92よりも上方に存在する羽根列141のうちの下位の羽根92の下部の下面が当該下位の羽根92に下方で隣接する羽根92の上部の上面に、当該下方で隣接する羽根92の断熱部材105の長孔113に案内されて当該長孔113に滑り回転自在に嵌合する長尺の円柱状膨大部132が下降する結果、接触して当該円柱状膨大部132に一体形成された板部133が当該下方で隣接する羽根92で隠され、以下、更なる羽根列141の下降(垂れ下げ)で、図12に示すように、次々と板部133が当該下方で隣接する羽根92で隠されて、空間47の完全閉鎖が互いに隣接する羽根92の上部の上面と羽根92の下部の下面との密接で行われる一方、無端チェーン46の建物の室内側からの人手による逆の操作での羽根列141の上昇(巻き上げ)で、上記の動作と逆の動作が行われ、図10及び図11に示すように、複数のスリット93からガラス窓障子を介して室内に採光が得られようになった後に、最後に最下位の羽根92が上昇されて、空間47の完全開口が行われる。
 斯かるスリットシャッタ91では、空間47の完全閉鎖に際して、上下方向において隣接する羽根92がその上部の上面及び下部の下面が隣接する羽根92の下部の下面及び上部の上面に密に接触して、上下方向において隣接する羽根92間の隙間をなくして、当該これら隙間を介する羽根92と窓障子との間の空間の空気層を外界に対して隔離でき、而して、羽根92と窓障子との間の空間を断熱空間とし得、該空間の空気層の熱の外界への無意味な放散及び外界からの無意味な熱の吸収を避けることができ、而して、室内から外気への熱の放散阻止及び外気から室内への熱の吸収阻止を効果的に行い得、満足し得る省エネルギー化を期待し得る。
 なお、スリットシャッタ91でも、ブラインド41及びシャッタ82と同様に、縦枠42及び43の夫々と、長手方向Lにおいて縦枠42及び43の夫々に対面する閉塞板107及び108の夫々との間の隙間を断熱密閉するために、閉塞板107及び108の夫々に対面する縦枠42及び43の夫々の側面55に上枠45から下枠44まで伸びる可撓性の弾性シール部材56を取付け、弾性シール部材56の可撓性の先端部を側面55に対面する閉塞板107及び108の夫々の側面に弾性的に滑り自在に密に接触させ、一方、凹面状上面を有する弾性シール部材を下枠44の上面59に取付け、羽根列141による空間47の完全閉鎖においては、羽根列141のうちの最下位の羽根92の下面に当該弾性シール部材の凹面状上面を弾性的に密に接触させて、これにより、羽根列141による空間47の完全閉鎖において、羽根列141の周りと各側面55及び上面59との間の隙間をなくして、当該これら隙間を介する羽根列141と窓障子との間の空間の空気層を外界(スリットシャッタ91の外側、即ち、外気側)に対してより効果的に隔離でき、而して、ブラインド41及びシャッタ82と同様に、羽根列141と窓障子との間の空間を完全な断熱空間とし得、該空間の空気層の熱の外界への無意味な放散及び外界からの無意味な熱の吸収を確実に避けることができ、而して、室内から外気への熱の放散阻止及び外気から室内への熱の吸収阻止をより効果的に行い得、より満足し得る省エネルギー化を期待し得る。
 ところで、ブラインド41、シャッタ82及びスリットシャッタ91では、無端チェーン46の人手による操作により羽根1、71及び92の上昇及び下降を行わせたが、これと共に又はこれに代えて電動で行わせてもよく、更に、これら上昇及び下降機構は、公知であるので、また、羽根1の回転(チルト)機構もまた、公知であるので、詳細な説明を省略する。
 1 羽根
 2 羽根本体
 3 前面
 4 後面
 5、6 外装板
 

Claims (11)

  1.  長尺の羽根本体と、この羽根本体の前面及び後面に取付けられた長尺の一対の外装板とを具備しており、羽根本体は、一対の外装板の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有しているブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  2.  一対の外装板は、金属製、樹脂製又は木製である請求項1に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  3.  一対の外装板のうち羽根本体の前面に取付けられた外装板は、アルミ若しくは樹脂の押し出し成型品又はアルミ、樹脂若しくはスチールのフォーミング成型品若しくはプレス成型品からなる請求項1又は2に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  4.  一対の外装板のうち羽根本体の後面に取付けられた外装板は、アルミ若しくは樹脂の押し出し成型品又はアルミ、樹脂若しくはスチールのフォーミング成型品若しくはプレス成型品からなる請求項1から3のいずれか一項に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  5.  一対の外装板は、羽根本体の肉厚よりも薄い肉厚を有している請求項1から4のいずれか一項に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  6.  羽根本体は、一対の外装板間の空間において、当該一対の外装板の夫々の厚み方向に関して対面する内側面に接触して配された断熱部材を有している請求項1から5のいずれか一項に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  7.  断熱部材は、硬質ウレタンフォーム、グラスウール、ロックウール及び石膏のうちの少なくとも一つを含んでいる請求項6に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  8.  羽根本体は、一対の外装板間の空間において、当該一対の外装板の夫々の厚み方向に関して対面する内側面に接触していると共に断熱部材を該一対の外装板の夫々の厚み方向に対して直交する方向に関して間にして配された他の断熱部材を有している請求項6又は7に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  9.  他の断熱部材は、硬質ゴム部材、木材及び樹脂部材のうち少なくとも一つを含んでいる請求項8に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  10.  羽根本体は、一対の外装板間の空間を長手方向の両側面において閉塞するべく、当該両側面の夫々に設けられた断熱性の閉塞板を有している請求項1から9のいずれか一項に記載のブラインド用又はシャッタ用の羽根。
  11.  請求項1から10のいずれか一項に記載の羽根を具備したブラインド又はシャッタ。
     
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