JP6300409B2 - 電子レンジ調理用包装容器 - Google Patents

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本発明は、電子レンジ調理用包装容器に係り、更に詳しくは、電子レンジでの加熱調理時に、蓋体の穴あけや蓋体の一部剥離などをすることなく、そのまま電子レンジへ入れて加熱調理ができる電子レンジ調理用包装容器に関する。
近年、多種多様の食品が電子レンジで加熱調理されるようになって来ている。これらの食品は袋体や容器からなる電子レンジ専用の包装体で包装されている。これらの包装体は、一般のトレイや包装容器に要求される運搬や保存に耐え得るだけでなく、電子レンジ加熱調理時に発生する高熱に耐える耐熱性、体内圧力上昇に耐える耐圧性及び安全に調理ができる安全性などを備えることが要求されている。
特に、これらの包装体は、電子レンジでの加熱調理時に、食品に含まれる水が加熱、蒸発して、発生した蒸気圧により体内の圧力が上昇する。この上昇圧力により、最悪の場合、包装体が破裂して内部の食品が飛散して、庫内が汚染されたり、或いは火傷などする恐れがあるので、これに対する安全策が必須となっている。
これまでの安全策は、例えば、電子レンジで加熱調理をする前に、予め蓋体のシールの一部を剥離したり或いは蓋体に所定大きさの孔を穿設したりなどして、蒸気が外部へ放出されるようにしていた。しかし、このようなシール剥離或いは孔あけは、煩わしくて、手間が掛かり、うっかりして、シール剥離などの事前準備を忘れると、包装体が破裂して危険な状態になる恐れがあった。
そこで、この課題を解決するために工夫された電子レンジ調理用包装体が例えば下記特許文献1、2で提案されている。
下記特許文献1の包装容器は、ヒートシール部の少なくとも一箇所に、シール幅より大きい深さを有するV字形状部位を、端縁部から内側方向にその先端部を有するように形成したヒートシール部を設けた構成となっている。このV字形状部位の深さはシール幅に対して、1.1〜5倍の範囲となっている。この深さのV字形状部位により、電子レンジでの加熱調理時に、内部の蒸気圧の増大に伴い、V字形状部位の先端部に圧力が集中し、その結果、この部位から開封されるとなっている。すなわち、シール金型により密封シールされた包装容器は加熱により、内容物中の水分蒸発に伴って、内部の圧力が上昇し、その圧力によって包装容器に蓋材剥離の力が加わり、その力は先ずV字形状部位先端に集中し、この箇所からの剥離が生じてヒートシール部外縁部に向かって剥離が進行していき、包装容器内部全体に均一に力の分散が生じる前にV字形状部位が開封されるものである。
また、下記特許文献2の包装体は、開口の外周囲に外方へ所定長さ延びた鍔部を設けた鍔付容器と、容器の開口を覆い鍔部に溶着される蓋体とからなる包装体であって、この包装体は、容器側面に少なくとも一箇所に、容器の中心方向に向かった凹部が設けられ、この凹部と対応する位置の鍔部に切込み部が設けらた構成となっいる。この切込み部における鍔部の幅は、鍔部の幅の20%以上50%以下の範囲になっている。
特開平09−221177号公報 特開2013−147292号公報
上記特許文献1の包装容器は、蒸気吹き出し口が形成されるV字形状部位のシール面積が小さくされているので、シール強度は他のシール部分より弱くなっている。そのため、この部分のシールは、被包装物(食品)の種類などによっては運搬或いは保管中などに、シール強度が弱まり或いは剥がれて、空気などが容器内部へ侵入、或いは逆に容器から被包装物が外部漏洩などし、被包装物を安全に保管、保存などができなくなる恐れがある。
そこで、この包装容器ではV字形状部位の深さはシール幅に対して、1.1〜5倍の範囲に設定されている。しかし、この範囲の設定は被包装物の種類或いは運搬、保管状況などの環境によって決定されなけばならないので、その設定が面倒となり、また設定が適合しないとシールが弱くなり或いは剥がれてしまう恐れがある。また、この包装容器では、内部圧力は先ずV字形状部位先端に集中し、この箇所からの剥離が生じて、ヒートシール部外縁部に向かって剥離が進行していき、包装容器内部全体に均一に力の分散が生じる前にV字形状部位が開封されるもので、この開封はシール強度の強弱に依存し、安定性に課題がある。
上記特許文献2の包装体も、切込み部における鍔部の幅は鍔部の幅の20%以上50%以下の範囲にされているので、上記の包装容器と略同様の課題が潜在している。また、鍔部の切込みは、容器の凹部と対応する位置に形成されているので、既存のヒートシール設備を利用することができず、ヒートシールが面倒なものになっている。
本発明は、上記従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、蒸気吹き出し口が形成される部位のシール強度を保持する一方で、加熱調理時にこの部位部分のシールを器材の形状変形による機械的な力で剥離させて蒸気吹き出し口を確実に形成させて、予め蓋体の穴あけ、一部剥離などをすることなく、そのまま電子レンジへ入れて加熱調理ができる便利で安全なレンジ調理用包装容器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の電子レンジ調理用包装容器は、所定大きさの底面部と、前記底面部の外周囲から立設された側面部と、前記側面部の上端を開口させた開口部と、前記開口部の周囲から外方へ延設されたフランジ部と、を有する容器本体と、前記開口部を覆い前記フランジ部にヒートシールされる蓋体と、を備えた電子レンジ調理用包装容器において、前記容器本体はプラスチック材からなる成型体及び前記蓋体はプラスチックフィルム材からなり、前記容器本体のフランジ部は、外周囲から前記開口部へ向かって入れた所定深さのノッチが少なくとも1箇所形成されて、前記蓋体でヒートシールされており、加熱調理時に、前記ノッチを設けた前記フランジ部の前記ヒートシールは、前記容器の内圧の上昇に伴う前記フランジ部の持ち上がりに対応して前記ノッチの入り口の開口部付近で剥離が始まり、前記ノッチの溝部を経て根元部へ到達し、前記根元部の捩れで剥離され蒸気吹き出し口が形成されることを特徴とする。
この実施形態の電子レンジ調理用包装容器によれば、ノッチは切離部分を含めて略全面的に蓋体で覆われてヒートシールされるので、この部分は他の部分と比べてシール強度を低下させることなく所望の強度に保持できる。これにより、輸送や保管時に、この部分から開封される恐れがなく、包装食品を良好に輸送、保管ができる。また、電子レンジでの調理時には、容器本体と蓋体との密封性が良好に保持されているので、容器内の内圧を一定時間保持できて食品を美味しく加熱調理することができる。さらに、加熱調理時に、ノッチを設けたフランジ部のシールはフランジ部の持ち上がりによるノッチの根元部の捩れで剥離させて確実に蒸気吹き出し口が形成されるので、従来技術のように予め蓋体の穴あけ、一部剥離などをすることなく、そのまま電子レンジへ入れて加熱調理ができる。
また、前記ノッチは、平面視でI字形状、V字形状、U字形状のいずれかであることが好ましい。
この発明の電子レンジ調理用包装容器によれば、蒸気吹き出し口が形成される部位のシール強度を弱めることなく、一方で加熱調理時にはこの部分のシールをフランジ部の持ち上がりによるノッチの根元部の捩れで剥離させて蒸気吹き出し口が形成されるので、予め蓋体の穴あけや一部剥離などをすることなく、そのまま電子レンジへ入れて加熱調理ができる便利で安全なレンジ調理用包装容器を提供できる。
図1は本発明の実施形態に係る電子レンジ調理用包装容器の外観斜視図である。 図2は図1のII部分の拡大図である。 図3は図1の電子レンジ調理用包装容器の加熱調理時の状態の外観斜視図である。 図4は図1電子レンジ調理用包装容器のII部分における加熱調理時の変形の状態を示し、図4Aは調理前、図4Bは調理中、図4Cは蒸気吹き出し口が形成時の説明図及び図4Dは説明図である。 図5A及び図5Bはそれぞれノッチの形状の変形例を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は本発明の技術思想を具体化するための電子レンジ調理用包装容器を例示するものであって、本発明をここに記載の電子レンジ調理用包装容器に特定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも均しく適用し得るものである。
図1〜図4を参照して、本発明の実施形態に係る電子レンジ調理用包装容器の構成を説明する。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る電子レンジ調理用包装容器1は、所定大きさの底面部2aと、この底面部の外周囲から立設された側面部2b〜2eと、これらの側面部の上端を開口させた開口部2fと、この開口部の周囲から外方へ延設されたフランジ部3と、を有する容器本体2と、開口部を覆いフランジ部3にヒートシールされる蓋体5と、を備えている。フランジ部3は、外周囲から開口部2fへ向かって入れた所定深さのノッチ4が形成されて、蓋体5でヒートシールされている。
容器本体2は、上記のように所定大きさの底面部2a、この底面部の外周囲から所定高さ立設された側面部2b〜2e、これらの側面部の上端を開口させた開口部2f、この開口部の周囲から外方へ所定長さ延設されたフランジ部3を有し、さらに内部に所望の空間を有する細長角型の箱状体からなり、プラスチックシートで成型した成型体で形成されている。
この容器本体2は、電子レンジで加熱調理できるプラスチック材で作製されればよく、特に材料が制限されるものでない。しかし、電子レンジで調理される食品は、半調理品、調理済の冷凍食品、チルド食品或いはレトルト食品など様々なものとなり、これらを収容することになるので、流通条件に適した被包装物(食品)の保管・保存機能、マイクロ波透過性及び耐熱性を備えていることが不可欠となる。特に、耐熱性は概ね100〜130℃範囲の温度に耐える材料を選択しなければならない。また、容器本体2は蓋体5とシートシールされるので、蓋体材とヒートシール性が良好なもの、もしくは易剥離性のものを選択するのが好ましい。これらの条件を満たす材料として、例えばポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂の混合樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ乳酸系樹脂等があり、これらのプラスチック材を選択した使用する。
容器本体2は、その形状、大きさは特に上記のものに限定されないが、例えば、角型、楕円型、丸型等いずれの型でもよく、また、容積は収容される食品の種類、量などによって任意に決定される。
肉厚も、特に制限されるものでないが、収容する食品の種類、量などによって任意に決定される。
また、フランジ部の形状及び広さも、特に制限されるものでないが、ヒートシールによる密封シールが可能な幅を有していなければならい。このフランジ部3には、ノッチ4が形成される。なお、このノッチ(notch)は刻み目、切り込みなどである。このノッチ4は、フランジ部3の外周囲から開口部2fへ向かって、所定深さのI字形状の溝となっている。この溝の深さは、開口部2fへ向かて所定の深さを有している。このI字形状のノッチは、容器本体2の成型もしくは抜き刃によって形成されて、フランジ部3の外縁に形成した開口部4a、所定深さの溝部4b及び溝底となる根元部4cとで形成されている(図2参照)。このノッチ4の形成により、フランジ部3部分は、左右、すなわち一方のフランジ片3a他方のフランジ片3bとに切離される。このノッチ4の作用は、後で説明するが、ノッチを設けたフランジ部が蓋体で覆われ、ヒートシールされると、容器本体2と蓋体5との密封性が良好に保持され、また、電子レンジでの調理時に、この部分に大きな蒸気圧力が加わり、ヒートシールが剥離されて、蒸気を外部へ放出し破裂を防止するものとなる(図4参照)。この容器本体2では、ノッチ4を一方のフランジ部に形成したが、他のフランジ部、例えば対向するフランジ部に形成してもよい。これらのノッチは、長辺のフランジ部に形成するのが好ましい。長辺のフランジ部に設けることによって、加熱調理時にフランジ部の形状変形で大きくなり、この大きな形状変形により蒸気吹き出し口が確実に形成される。
容器本体2は、上記材料により、既に公知の成型法、例えば、真空成型、圧空成型、射出成型などによって成型される。
蓋体5に用いられる材料はマイクロ波を透過し、少なくとも容器本体2と対向する部分が容器本体2とヒートシール(熱溶着)できる材からなり、可撓性のある部材で形成されている物であれば、単一の部材からなるものであっても、複層構造の部材からなるものであってもよい。例えば、少なくとも容器本体2と対向する部分としては、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ乳酸系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等を用いることができる。
この蓋体5は、容器本体2のフランジ部3にヒートシールされる。シール法は、既に公知の方法、例えば、金型によるヒートシール、超音波シールなどを用いる。容器本体と蓋体とのシートシールでは、シール部分が複雑な形状をしていないので、単純な金型などで簡単にシールすることができる。
次に、主に図3、図4を参照して、この電子レンジ調理用包装容器の作用効果を説明する。
容器本体2内に、電子レンジで加熱調理する食品を収容して、蓋体5で開口部2fを覆い、フランジ部3にヒートシールする。このシールにより、I字形状のノッチ4は切離部分を含めて略全面的に蓋体5で覆われてヒートシールされる。このためノッチ4を設けたフランジ部は他の部分と比べてシール強度を低下させることなく略同じシール強度を保持できる。これにより、輸送や保管時に、この部分から開封される恐れがなく、包装食品を良好に輸送、保管ができる。
次に、電子レンジでの調理時には、容器本体2と蓋体5との密封性が良好に保持されているので、容器内の内圧を一定時間保持できて食品を美味しく加熱調理することができる。
電子レンジ庫内に包装容器を入れて加熱調理を開始されと、食品に含まれた水が加熱、蒸発して、内圧の上昇に伴って容器が膨らむ。この容器の膨らみは、容器がレンジ庫内床に載置された状態において、先ず、蓋体5が上方へ膨らみ、この膨らみに追随して、ノッチ4を設けたフランジ部3はノッチの根元部4cを支えにして、徐々に角度が大きくなるように上方へ持ち上がり、ほぼ同時に、このノッチ4を設けた箇所が内側へ入り込んで、対向する他のフランジ部へ接近して、この箇所が括れる(図3参照)。この括れにより、ノッチ4で切離された対向するフランジ片3a、3bの縁が互いに出会いがしらで衝突し、更にフランジ部3が持ち上がると、対向するフランジ片3a、3bのいずれかが上下になり互いに重畳する。このフランジ部分の形状変形により、この部分のシールは、ノッチ入口の開口部4aから根元部4c方向へ向かって徐々に剥離されて、この剥離はノッチ根元部4cへ到達し、この剥離された箇所はシール強度が低下し、シール機能を喪失し始める。このとき、ノッチ根元部4cのシールは、剥離されずに一部残るが、この残ったシール部分のシール面積が減少し、シール強度は他のシール部分より低下する。この状態で、容器内圧がさらに上昇すると、フランジ部3が更に持ち上がり、その結果、ノッチの根元部4cは捩れて、この捩れによりシールが剥がれて、蒸気の吹き出し口が形成される。
この吹き出し口は、ノッチ4を設けたフランジ部でフランジ部3の持ち上がりに対応し て、シールの剥離現象は先ず開口部4a付近で始まり、溝部4bを経て根元部4cへ到達 し、この根元部4cの捩れで剥離させて形成させるので、確実に吹き出し口形成できる。一方で加熱調理時にはこの部位部分のシールを器材の形状変形による機械的な力で剥 離させて蒸気吹き出し口形成でき、事前に蓋体の穴あけ、一部剥離などをすることなく 、そのまま電子レンジへ入れて加熱調理ができる便利で安全なレンジ調理用包装容器を提 供することにある。この蓋体の剥離は、容器の内圧上昇に伴って起こる形状変化を利用して剥離されるので、確実になる。
以上から、この電子レンジ調理用包装容器は、従来技術のように、予め、蓋体に穴を穿設したり、蓋体を容器本体から一部剥離などすることなく、何の手も加えずにそのまま電子レンジに入れて加熱調理できるので、便利であり、しかも安全であり、さらに安価な電子レンジ調理用包装容器を提供できる。一方で加熱調理時にはこの部位のシールを器材の形状変形による機械的な力で剥離させて確実に蒸気吹き出し口を形成でるので、便利で安全なものとなる。
実施形態に係る電子レンジ調理用包装容器1は、ノッチ4の形状をI字状形にしたが、この形状に代えて、V字形状、U字形状など、さらには、図5Aに示したようはハーフカット部4dを有するものや、図5Bに示したようなミシン目カット部4eを有するものなど、他の形状にしてもよい。
1 電子レンジ調理用包装容器
2 容器本体
2a 底面部
2b〜2e 側面部
2f 開口部
3 フランジ部
3a、3b フランジ片
4 ノッチ
4a ノッチ開口部
4b ノッチ溝部
4c ノッチ根元部
4d ノッチハーフカット部
4e ノッチミシン目カット部
5 蓋体

Claims (2)

  1. 所定大きさの底面部と、前記底面部の外周囲から立設された側面部と、前記側面部の上端を開口させた開口部と、前記開口部の周囲から外方へ延設されたフランジ部と、を有する容器本体と、前記開口部を覆い前記フランジ部にヒートシールされる蓋体と、を備えた電子レンジ調理用包装容器において、
    前記容器本体はプラスチック材からなる成型体及び前記蓋体はプラスチックフィルム材からなり、前記容器本体のフランジ部は、外周囲から前記開口部へ向かって入れた所定深さのノッチが少なくとも1箇所形成されて、前記蓋体でヒートシールされており、加熱調理時に、前記ノッチを設けた前記フランジ部の前記ヒートシールは、前記容器の内圧の上昇に伴う前記フランジ部の持ち上がりに対応して前記ノッチの入り口の開口部付近で剥離が始まり、前記ノッチの溝部を経て根元部へ到達し、前記根元部の捩れで剥離され蒸気吹き出し口が形成されることを特徴とする電子レンジ調理用包装容器。
  2. 前記ノッチは、平面視でI字形状、V字形状、U字形状のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ調理用包装容器。
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