JP6631236B2 - 包装容器 - Google Patents
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以下、図1〜図3を用いて第1実施形態の包装容器1について説明する。図1は第1実施形態の包装容器の平面図であり、図2は、第1実施形態の包装容器の斜視図であり、図3は図1における、(a)X−X断面図、(b)Y−Y断面図である。なお、煩雑になることを避けるため、図1では蓋材30の下側に位置する構成についても実線で示している。
容器本体10に接合される蓋材30を構成する材料は、蓋材30の下面が少なくとも容器本体10のフランジ部12の上面に接合され得るよう、選択される。例えば、蓋材30は、基材層と、蓋材30の下面を構成するシーラント層と、を含んでいる。蓋材30の厚さは、特に限定されないが、例えば20μm以上100μm以下の範囲内とすることができる。
容器本体10は、例えば、射出成形法やシート成形法により成形することができる。容器本体10を構成する材料としては特に限定されず、ポリプロピレンやポリスチレンやポリエチレンテレフタレートなどのプラスチックを用いることができる。射出成形によって容器本体10を製造する場合、成形性を確保するため、容器本体10の高さH1(図3参照)を、容器本体10のフランジ部12の短手方向の長さL2(図1参照)以下にすることが好ましい。
フランジ部12の輪郭は外縁12Yで形成されており、一対の長辺12aと、一対の短辺12bとを備え矩形状の輪郭を有している。図1に示すように、本実施形態では、長辺12aと短辺12bとの間に隅部12cが設けられているものも矩形状に含むものである。すなわち、本実施形態においては、フランジ部12の輪郭は、長辺12a、隅部12c、短辺12b、隅部12c、長辺12a、隅部12c、短辺12b、隅部12cを経て、周状に連続して形成されている。
本実施形態においては、フランジ部12の一方の長辺12aの長辺方向の中央部には、容器本体10の内側に突出して形成された切欠部125が形成されている。この切欠部125は、蓋材30が存在する領域において、水平方向に延びる平面部が存在しない部分であり、図1や図3(a)には、第1平面127が存在しない部分として示されている。切欠部125は、一方の長辺12aの外縁を切り欠くとともに、頂点P1に向かって先細り形状となるように形成されており、図1には切欠部125を三角形状にする例が示されている。本発明において切欠部125は必須ではないが、蓋材30の下方に切欠部125が形成されることにより、突出シール部22を含むフランジ部12が反った場合であっても、蒸気を通過させやすくすることができる。そのため、突出シール部22に対応する位置において、突出シール部22の外側に切欠部が形成されていることが好ましい。本発明においては、蓋材30が存在する領域において、切欠部が設けられていなくてもよい。
フランジ部12には、第1平面127に対して凹む凹部16が形成されている。具体的には、凹部16は、外縁が第1平面127に連設され、内面および外面が第1平面127の下面より下方に突出している。この第1実施形態においては、図1および図2に示すように、突出シール部22を挟んで両側に3個ずつ、計6個の凹部16が形成されている。このように凹部16は複数形成してもよく、一つのみ形成されていてもよいが、好ましくは突出シール部22を挟んで両側に形成される。
図1に示すように、蓋材30と容器本体10のフランジ部12との間には、蓋材30とフランジ部12とを接合させる周状のシール部20が、一周にわたって連続的に形成されている。周状のシール部20は、熱、超音波、高周波などのシール手段によって容器本体10または蓋材30の少なくともいずれかを少なくとも部分的に溶融させることによって形成されたものであってもよい。またシール部20は、接着剤などの、容器本体10および蓋材30とは別個の構成要素によって形成されたものであってもよい。シール部20を蓋材30とフランジ部12との間に形成することにより、容器本体10の開口部11を隙間無く密封することができる。
内容物入りの包装容器1を、電子レンジを利用して内容物を加熱すると、内容物の温度が高くなり、これに伴って、内容物に含まれる水分が蒸発して包装容器1の内部の圧力が高まる。加熱に伴って包装容器1の内部の圧力がさらに高くなると、蓋材30に膨らみが生じ、周状のシール部20に応力がかかる。
本発明の包装容器の第2実施形態について、図4の包装容器1Aを用いて説明する。以下の他の実施形態の説明においては、第1実施形態と同様の図番については、第1実施形態における説明を援用して読み替えることとし、その説明を省略する。第3実施形態も同様である。なお、煩雑になることを避けるため、図4では蓋材30の下側に位置する構成についても実線で示している。
10 容器本体
11 開口部
12 フランジ部
12a 長辺
12b 短辺
12c 隅部
12X 内縁
12Y 外縁
125 切欠部
127 第1平面
13 側壁
131 側壁の第1部分
132 側壁の第2部分
14 底壁
14a 底壁の凸部
16、16a 凹部
16b 凸部
161 容器本体の側壁の内縁
20 シール部
21 主要シール部
22 突出シール部
30 蓋材
L1 フランジ部の長手方向の長さ
L2 フランジ部の短手方向の長さ
H1 容器本体の高さ
H2 凹部最大深さ
Claims (2)
- 開口部が形成された容器本体と、該開口部を覆い前記容器本体に接合された蓋材と、で構成され、蒸気抜け機構を備える包装容器であって、
前記容器本体は、底壁と、該底壁から立設された側壁と、該側壁の上部に連設されたフランジ部とを備え、
前記蓋材と前記フランジ部との間に周状のシール部が形成されており、
前記フランジ部には、前記シール部の内側であって、前記蒸気抜け機構に対応する位置を挟んで前記フランジ部の延びる方向に沿った両側に、複数の凹部が形成されている包装容器。 - 前記フランジ部の前記蒸気抜け機構の中心から、前記フランジ部の延びる方向に沿った両側のそれぞれ50mm以内の領域内において、前記フランジ部における前記凹部が占有する面積が10%以上である、請求項1に記載の包装容器。
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JP2015248933A JP6631236B2 (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 包装容器 |
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Family Applications (1)
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