JP6300245B2 - 末端官能性共役ジエン系重合体およびその製造方法 - Google Patents

末端官能性共役ジエン系重合体およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、末端官能性共役ジエン系重合体およびその製造方法に関し、より詳細には、無機充填剤との相溶性、発熱性、引張強度、耐磨耗性、低燃費性およびウェット路面抵抗性などに優れた末端官能性共役ジエン系重合体およびその製造方法などに関する。
自動車に対する安定性、耐久性および低燃費化の要求がますます高まっている。これによって、自動車用タイヤ、特に地面と接するタイヤトレッドの材料として、ウェット路面抵抗性および機械的強度に優れていながら、転がり抵抗(rolling resistance)が低いゴムの開発が必要な状態である。
従来、タイヤトレッドは、共役ジエン系ゴムに前記のような物性を補強するために、無機充填剤などを配合して用いていたが、ヒステリシス損失が大きいか、それとも分散性に劣る問題があった。
このために、例えば、JPWO2005−097845A1において、変性共役ジエン系重合体の製造方法に対する研究が行われたが、その効果が十分でない状態である。
JPWO2005−097845A1
本発明が解決しようとする課題は、無機充填剤との相溶性および加工性に優れた変性共役ジエン系重合体を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は、前記変性共役ジエン系重合体の製造方法を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は、前記変性共役ジエン系重合体を含む、発熱性、引張強度、耐磨耗性、低燃費性およびウェット路面抵抗性などに優れたゴム組成物を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は、前記ゴム組成物およびこれを含むタイヤを提供することである。
このような課題を解決するために、本発明の一側面によれば、下記化学式1で表される変性共役ジエン系重合体が提供される。
Figure 0006300245
前記化学式1において、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキレン基であり、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Rは水素、またはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3であり、Aは
Figure 0006300245
であり、R、R10、R11およびR12はそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜10のアルキル基である。
Figure 0006300245
(式中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNRまたは酸素を含む基であり、前記RおよびRはそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜5のアルキル基であり、前記RおよびRは互いに結合されてNを含む複素環をなしていてもよい。)
本発明の他の側面によれば、
(a)共役ジエン系単量体、または共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体とを、溶媒下、有機金属化合物を用いて重合させて、金属末端を有する活性重合体を形成するステップと、
(b)アルカリ金属末端を有する活性重合体を、下記化学式13で表される化合物でエンドキャッピング(end−capping)させるステップと、
(c)前記活性重合体に、下記化学式8で表される化合物を投入して変性させるステップとを含む変性共役ジエン系重合体の製造方法が提供される。
Figure 0006300245
前記化学式8において、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキレン基であり、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Rは水素、またはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、Aは
Figure 0006300245
であり、R、R10、R11およびR12はそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜10のアルキル基である。
Figure 0006300245
(式中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNRまたは酸素を含む基であり、前記RおよびRはそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜5のアルキル基であり、前記RおよびRは互いに結合されてNを含む複素環をなしていてもよい。)
本発明の他の側面によれば、
前記変性共役ジエン系重合体100重量部、および無機充填剤0.1〜200重量部を含む変性共役ジエン系重合体ゴム組成物が提供される。
本発明の他の側面によれば、
前記変性共役ジエン系重合体ゴム組成物を用いたタイヤが提供される。
本発明の一実施形態によれば、無機充填剤との相溶性に優れ、加工性が改善された変性共役ジエン系重合体を提供することができ、前記変性共役ジエン系重合体を含むゴム組成物を用いて、発熱性、引張強度、耐磨耗性、低燃費性およびウェット路面抵抗性などに優れていながら、転がり抵抗が低いタイヤを提供することができる。
また、シリカ分散性改善効果のある変性共役ジエン系重合体を提供することができる。
本発明により製造したゴム組成物の引張実験用試験片の大きさを示すものである。
以下、本発明を詳細に説明する。これに先立ち、本明細書および請求の範囲に使われた用語や単語は、通常または辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者は自らの発明を最も最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義できるという原則に則り、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。
したがって、本明細書に記載の実施形態に記述された構成は本発明の最も好ましい一実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを代替できる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
本発明の一側面による変性共役ジエン系重合体は、下記化学式1で表される。
Figure 0006300245
前記化学式1において、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキレン基であり、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Rは水素、またはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3であり、Aは
Figure 0006300245
であり、R、R10、R11およびR12はそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜10のアルキル基である。
Figure 0006300245
(式中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNR3または酸素を含む基であり、前記Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基である。)
前記変性共役ジエン系重合体は、1,000〜2,000,000g/mol、好ましくは10,000〜1,000,000g/mol、より好ましくは100,000〜1,000,000g/molの数平均分子量(Mn)を有してもよい。前記変性共役ジエン系重合体の数平均分子量が当該範囲を満足する場合、変性反応が最も優れていたり、良い物性を有することができる。
前記変性共役ジエン系重合体は、0.5〜10、好ましくは0.5〜5、より好ましくは1〜4の分子量分布(Mw/Mn)を有してもよい。前記変性共役ジエン系重合体の分子量分布が当該範囲を満足する場合、無機物粒子との混用に優れて物性が向上し、加工性が非常に向上することができる。
前記変性共役ジエン系重合体は、ビニル含有量が10重量%以上、好ましくは15重量%以上、より好ましくは20〜70重量%であってもよい。
前記ビニル含有量は、ビニル基を有する単位体の含有量、または共役ジエン系単量体100重量%に対して、1,4−添加ではない1,2−添加された共役ジエン系単量体の含有量を意味する。
前記変性共役ジエン系重合体のビニル含有量が当該範囲を満足する場合、重合体のガラス転移温度が上昇し、タイヤに適用時、走行抵抗および制動力といったタイヤに要求される物性を満足させるだけでなく、燃料消耗を低減する効果がある。
前記化学式1において、Pで表される共役ジエン系重合体鎖は、共役ジエン系単量体の単独重合体、または共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体との共重合体由来のものであってもよい。
具体的には、前記共役ジエン系重合体鎖は、有機アルカリ金属化合物の存在下、炭化水素溶媒中で共役ジエン系単量体、または共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体とをバッチまたは連続的な方法で重合することにより得られた、アルカリ金属末端を有する単独重合体または共重合体が1以上のアルコキシ基で置換されたシリル基と反応して形成できる。
この時、前記共役ジエン系重合体鎖は、共役ジエン系単量体と、共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体とを合わせた計100重量部を基準として、芳香族ビニル系単量体0.0001〜50重量部、10〜40重量部、または20〜40重量部を含んでなるポリマー鎖であってもよい。
前記共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体とからなるポリマー鎖は、一例として、ランダムポリマー鎖であってもよい。
前記共役ジエン系単量体は、一例として、1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、ピペリレン、3−ブチル−1,3−オクタジエン、イソプレン、および2−フェニル−1,3−ブタジエンからなる群より選択された1種以上であってもよい。
前記ビニル芳香族単量体は、一例として、スチレン、α−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、4−プロピルスチレン、1−ビニルナフタレン、4−シクロヘキシルスチレン、4−(p−メチルフェニル)スチレン、および1−ビニル−5−ヘキシルナフタレンからなる群より選択された1種以上であってもよく、他の例として、スチレンまたはα−メチルスチレンであってもよい。
前記化学式1において、Bで表される化学式13の化合物は、4,4’−ビニリデンビス(n,n−ジメチルアニリン)(4,4’−vinylidenebis(n,n−dimethylaniline))、3−(2−ピロリジノエチル)スチレン(3−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene))、4−(2−ピロリジノエチル)スチレン(4−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene))、および(3−(2−ピロリジノ−1−メチルエチル)−アルファ−メチルスチレンからなる群より選択されるいずれか1つ以上のものを用いることができる。
前記変性共役ジエン系重合体は、40以上、好ましくは40〜100、より好ましくは45〜90のムーニー粘度を有してもよい。前記ムーニー粘度が当該範囲を有する場合、加工性、相溶性、発熱性、引張強度、耐磨耗性、低燃費性およびウェット路面抵抗性に優れた変性共役ジエン系重合体を製造することができる。
本発明の一実施形態による変性共役ジエン系重合体は、下記化学式2または化学式3で表されてもよい。
Figure 0006300245
前記化学式2および化学式3において、R15、R16、R18、R19、R22、R23、R25およびR26はそれぞれ独立に炭素数1〜5のアルキル基であり、R13、R14、R17、R20、R21およびR24はそれぞれ独立に炭素数1〜5のアルキレン基であり、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3である。
Figure 0006300245
(式中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNR3または酸素を含む基であり、前記Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基である。)
また、前記変性共役ジエン系重合体は、下記化学式4または化学式5で表されてもよい。
Figure 0006300245
前記化学式4および化学式5において、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3である。
Figure 0006300245
(式中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNR3または酸素を含む基であり、前記Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基である。)
具体的には、前記変性共役ジエン系重合体は、下記化学式6または化学式7で表されてもよい。
前記化学式1は、下記化学式6または化学式7で表されることを特徴とする変性共役ジエン系重合体:
Figure 0006300245
前記化学式6および化学式7において、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは下記化学式13である。
Figure 0006300245
(式中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNR3または酸素を含む基であり、前記Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基である。)
本発明の他の側面によれば、(a)共役ジエン系単量体、または共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体とを、溶媒下、有機金属化合物を用いて重合させて、金属末端を有する活性重合体を形成するステップと、(b)アルカリ金属末端を有する活性重合体を、下記化学式13で表される化合物でエンドキャッピング(end−capping)させるステップと、(c)前記活性重合体に、下記化学式8で表される化合物を投入して変性させるステップとを含む変性共役ジエン系重合体の製造方法が提供される。
Figure 0006300245
前記化学式8において、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキレン基であり、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Rは水素、またはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、Aは
Figure 0006300245
であり、R、R10、R11およびR12はそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜10のアルキル基である。
Figure 0006300245
(式中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNR3または酸素を含む基であり、前記Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基である。)
この時、前記共役ジエン系単量体およびビニル芳香族単量体は上述した通りである。
前記溶媒は、共役ジエン系単量体の単独重合または共重合に適用可能な溶媒であれば、特に制限されず、一例として、炭化水素、またはn−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、イソオクタン、シクロヘキサン、トルエン、ベンゼン、およびキシレンからなる群より選択された1種以上であってもよい。
前記有機金属化合物は、有機アルカリ金属化合物、または有機リチウム化合物、有機ナトリウム化合物、有機カリウム化合物、有機ルビジウム化合物、および有機セシウム化合物からなる群より選択された1種以上であってもよい。
一例として、前記有機金属化合物は、メチルリチウム、エチルリチウム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、n−デシルリチウム、tert−オクチルリチウム、フェニルリチウム、1−ナフチルリチウム、n−エイコシルリチウム、4−ブチルフェニルリチウム、4−トリルリチウム、シクロヘキシルリチウム、3,5−ジ−n−ヘプチルシクロヘキシルリチウム、および4−シクロペンチルリチウムからなる群より選択された1種以上であってもよい。好ましくは、前記有機金属化合物は、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、またはこれらの混合であってもよい。
他の例として、前記有機金属化合物は、ナフチルナトリウム、ナフチルカリウム、リチウムアルコキシド、ナトリウムアルコキシド、カリウムアルコキシド、リチウムスルホネート、ナトリウムスルホネート、カリウムスルホネート、リチウムアミド、ナトリウムアミド、およびカリウムアミドからなる群より選択された1種以上であってもよく、また、他の有機金属化合物と併用して用いられてもよい。
本発明の一実施形態によれば、前記有機金属化合物は、前記単量体計100gを基準として、0.01〜10mmol、0.05〜5mmol、0.1〜2mmol、または0.1〜1mmol用いられてもよい。前記有機金属化合物の含有量が当該範囲を満足する場合、変性共役ジエン系重合体を製造するための最適の共役ジエン系重合体を作ることができる。
前記有機金属化合物と、前記化学式8で表される化合物とのモル比は、例えば、1:0.1〜1:10、好ましくは1:0.3〜1:2である。前記モル比が当該範囲を満足する場合、共役ジエン系重合体に最適性能の変性反応を付与することができる。
前記金属末端を有する活性重合体は、重合体陰イオンと金属陽イオンとが結合された重合体を意味する。
本発明の一実施形態によれば、前記変性共役ジエン系重合体の製造方法は、前記(a)ステップにおける重合時、極性添加剤をさらに添加して行われてもよい。このように極性添加剤をさらに添加する理由は、極性添加剤が共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体との反応速度を調節するからである。
前記極性添加剤は、塩基であるか、またはエーテル、アミン、またはこれらの混合物であってもよいし、具体的には、テトラヒドロフラン、ジテトラヒドロフリルプロパン、ジエチルエーテル、シクロアミルエーテル、ジプロピルエーテル、エチレンジメチルエーテル、エチレンジメチルエーテル、ジエチレングリコール、ジメチルエーテル、第3ブトキシエトキシエタンビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、(ジメチルアミノエチル)エチルエーテル、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、およびテトラメチルエチレンジアミンからなるグループより選択されたものであってもよいし、好ましくは、ジテトラヒドロプロピルプロパン、トリエチルアミン、またはテトラメチルエチレンジアミンであってもよい。
前記極性添加剤は、投入される単量体計100gを基準として、0.001〜50g、0.001〜10g、0.005〜1g、または0.005〜0.1g用いられてもよい。
また、前記極性添加剤は、投入される有機金属化合物計1mmolを基準として、0.001〜10g、0.005〜1g、または0.005〜0.1g用いられてもよい。
前記共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体とを共重合させる場合、これらの反応速度の差によって大体ブロック共重合体が製造されやすいが、前記極性添加剤を添加する場合、反応速度が遅いビニル芳香族単量体の反応速度を増加させて、これに相応する共重合体の微細構造、例えば、ランダム共重合体を誘導する効果がある。
前記(a)の重合は、一例として、陰イオン重合であってもよいし、具体的には、前記(a)の重合は、陰イオンによる成長反応によって活性末端を得るリビング陰イオン重合であってもよい。
また、前記(a)の重合は、一例として、昇温重合または定温重合であってもよい。
前記昇温重合は、有機金属化合物を投入した後、任意に熱を加えて反応温度を高めるステップを含む重合方法を意味し、前記定温重合は、有機金属化合物を投入した後、任意に熱を加えない重合方法を意味する。
前記(a)の重合温度は、一例として、−20〜200℃、0〜150℃、または10〜120℃であってもよい。
前記(b)ステップのエンドキャッピング(end−capping)反応は、前記化学式13を投入するステップであってもよい。
また、前記(b)ステップは、一例として、0〜90℃で1分〜5時間反応させるステップであってもよい。
前記(c)ステップは、一例として、前記化学式8で表される化合物を1種以上、または2〜3種投入するステップであってもよい。
また、前記(c)ステップは、一例として、0〜90℃で1分〜5時間反応させるステップであってもよい。
本発明の一実施形態によれば、前記変性共役ジエン系重合体の製造方法は、一例として、回分式(バッチ式)、または1種以上の反応器を含む連続式重合方法であってもよい。
また、前記化学式8の化合物は、例えば、下記化学式9または化学式10で表されてもよい。
Figure 0006300245
前記化学式9および化学式10において、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2である。
また、前記化学式8の化合物は、下記化学式11または化学式12で表されてもよい。
Figure 0006300245
本発明の他の側面によれば、上述した変性共役ジエン系重合体の製造方法により製造された変性共役ジエン系重合体が提供される。
前記変性共役ジエン系重合体は、下記化学式1で表されてもよい。
Figure 0006300245
前記化学式1において、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキレン基であり、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Rは水素、またはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3であり、Aは
Figure 0006300245
であり、R、R10、R11およびR12はそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜10のアルキル基である。
Figure 0006300245
(式中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNR3または酸素を含む基であり、前記Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基である。)
前記変性共役ジエン系重合体は、粘弾性の特徴において、シリカ配合後、DMAにより10Hzで測定する場合、0℃でのTanδ値(Tanδ at 0℃)は、一例として、0.4〜1、または0.5〜1であり、この範囲内で従来の発明に比べて路面抵抗または湿潤抵抗が大きく向上する効果がある。
また、60℃でのTanδ値(Tanδ at 60℃)は、一例として、0.3〜0.2、または0.15〜0.1であってもよく、この範囲内で従来の発明に比べて転がり抵抗または回転抵抗(RR)が大きく向上する効果を示す。
さらに、本発明の他の側面によれば、前記変性共役ジエン系重合体100重量部、および無機充填剤0.1〜200重量部を含む変性共役ジエン系重合体ゴム組成物が提供される。
前記無機充填剤は、一例として、10〜150重量部、または50〜100重量部であってもよい。
前記無機充填剤は、シリカ系充填剤、カーボンブラック、およびこれらの混合物からなる群より選択された1種以上であってもよい。無機充填剤がシリカ系充填剤の場合、分散性が大きく改善され、また、シリカ粒子が本発明の変性共役ジエン系重合体の末端と結合することにより、ヒステリシス損失が大きく減少する効果がある。
前記変性共役ジエン系重合体ゴム組成物は、他の共役ジエン系重合体をさらに含むことができる。
前記他の共役ジエン系重合体は、SBR(styrene−butadiene rubber)、BR(butadiene rubber)、天然ゴム、またはこれらの混合であってもよい。前記SBRは、一例として、SSBR(solution styrene−butadiene rubber)であってもよい。
仮に、前記他の共役ジエン系重合体をさらに含むと、変性共役ジエン系重合体ゴム組成物は、一例として、前記変性共役ジエン系重合体20〜100重量部、およびこれと異なる共役ジエン系重合体0〜80重量部を含むものであってもよい。
他の例として、本発明の変性共役ジエン系重合体ゴム組成物は、前記変性共役ジエン系重合体20〜99重量部、およびこれと異なる共役ジエン系重合体1〜80重量部を含むものであってもよい。
さらに他の例として、本発明の変性共役ジエン系重合体ゴム組成物は、前記変性共役ジエン系重合体10〜100重量部、これと異なる共役ジエン系重合体0〜90重量部、カーボンブラック0〜100重量部、シリカ5〜200重量部、およびシランカップリング剤2〜20重量部を含むものであってもよい。
さらに他の例として、本発明の変性共役ジエン系重合体ゴム組成物は、前記変性共役ジエン系重合体10〜100重量部、これと異なる共役ジエン系重合体0〜90重量部、カーボンブラック0〜100重量部、シリカ5〜200重量部、およびシランカップリング剤2〜20重量部を含むものの、前記変性共役ジエン系重合体およびこれと異なる共役ジエン系重合体の重量の合計は100重量部である。
さらに他の例として、本発明の変性共役ジエン系重合体ゴム組成物は、前記変性共役ジエン系重合体10〜99重量%と、これと異なる共役ジエン系重合体1〜90重量%とを含む重合体混合物100重量部に、カーボンブラック1〜100重量部、シリカ5〜200重量部、およびシランカップリング剤2〜20重量部を含むものであってもよい。
また、前記変性共役ジエン系重合体ゴム組成物は、一例として、オイル1〜100重量部をさらに含むことができる。前記オイルは、一例として、鉱物油や軟化剤などであってもよい。
前記オイルは、例えば、共役ジエン系共重合体100重量部に対して、10〜100重量部、または20〜80重量部用いられてもよく、この範囲内で物性の発現が良くなり、また、ゴム組成物を適宜軟化させて加工性に優れた効果がある。
本発明の他の側面によれば、上述した変性共役ジエン系重合体ゴム組成物を用いたタイヤまたはタイヤトレッドが提供される。
前記タイヤまたはタイヤトレッドは、無機充填剤との相溶性に優れ、加工性が改善された変性共役ジエン系重合体を含むゴム組成物を用いて製造されることにより、引張強度、耐磨耗性、およびウェット路面抵抗性などに優れていながら、転がり抵抗が低いという利点がある。
以下、本発明の理解のために、実施例を挙げて詳細に説明する。しかし、本発明による実施例は種々の異なる形態で変形可能であり、本発明の範囲が下記実施例に限定されると解釈されてはならない。本発明の実施例は、当業界における平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
実施例
[実施例1]
20Lオートクレーブ反応器に、スチレン270g、1,3−ブタジエン710g、およびノルマルヘキサン5000g、極性添加剤として2,2−ビス(2−オキソラニル)プロパン0.86gを入れた後、反応器の内部温度を40℃に昇温した。反応器の内部温度が40℃に到達した時、n−ブチルリチウム4mmolを反応器に投入して断熱昇温反応を進行させた。約25分後、3or4−(2−ピロリジノエチル)スチレンを添加してエンドキャッピング反応を約20分進行させた後、1,3−ブタジエンを少量投入した。
その後、N,N−Bis(triethoxysilylpropyl)aminopropyl−1−imidazole4.3mmolを投入して15分間反応させた。以後、エタノールを用いて重合反応を停止し、酸化防止剤のBHT(ブチレーテッドヒドロキシトルエン)がヘキサンに0.3重量%溶けている溶液45mlを添加した。
その結果得られた重合物をスチームで加熱された温水に入れて撹拌して溶媒を除去した後、ロール乾燥して残量の溶媒と水を除去して、変性共役ジエン系重合体を製造した。このように製造された変性共役ジエン系重合体に対する分析結果は下記表1に示した。
[実施例2]
20Lオートクレーブ反応器に、スチレン270g、1,3−ブタジエン710g、およびノルマルヘキサン5000g、極性添加剤として2,2−ビス(2−オキソラニル)プロパン0.86gを入れた後、反応器の内部温度を40℃に昇温した。反応器の内部温度が40℃に到達した時、n−ブチルリチウム2.5mmolを反応器に投入して断熱昇温反応を進行させた。約25分後、3or4−(2−ピロリジノエチル)スチレンを添加してエンドキャッピング反応を約20分進行させた後、1,3−ブタジエンを少量投入した。
その後、N,N−Bis(triethoxysilylpropyl)aminopropyl−1−imidazole4.3mmolを投入して15分間反応させた。以後、エタノールを用いて重合反応を停止し、酸化防止剤のBHT(ブチレーテッドヒドロキシトルエン)がヘキサンに0.3重量%溶けている溶液45mlを添加した。
その結果得られた重合物をスチームで加熱された温水に入れて撹拌して溶媒を除去した後、ロール乾燥して残量の溶媒と水を除去して、変性共役ジエン系重合体を製造した。このように製造された変性共役ジエン系重合体に対する分析結果は下記表1に示した。
[実施例3]
20Lオートクレーブ反応器に、スチレン270g、1,3−ブタジエン710g、およびノルマルヘキサン5000g、極性添加剤として2,2−ビス(2−オキソラニル)プロパン0.86gを入れた後、反応器の内部温度を40℃に昇温した。反応器の内部温度が40℃に到達した時、n−ブチルリチウム4mmolを反応器に投入して断熱昇温反応を進行させた。約25分後、3−(2−ピロリジノ−1メチルエチル)−アルファ−メチルスチレンを添加してエンドキャッピング反応を約20分進行させた後、1,3−ブタジエンを少量投入した。
その後、N,N−Bis(triethoxysilylpropyl)aminopropyl−1−imidazole4.3mmolを投入して15分間反応させた。以後、エタノールを用いて重合反応を停止し、酸化防止剤のBHT(ブチレーテッドヒドロキシトルエン)がヘキサンに0.3重量%溶けている溶液45mlを添加した。
その結果得られた重合物をスチームで加熱された温水に入れて撹拌して溶媒を除去した後、ロール乾燥して残量の溶媒と水を除去して、変性共役ジエン系重合体を製造した。このように製造された変性共役ジエン系重合体に対する分析結果は下記表1に示した。
[比較例1]
最も多く市販されている未変性共役ジエン系重合体(5025−2HM grade、LANXESS Deutschland GmbH製造)に対する分析結果を下記表2に示した。
[比較例2]
20Lオートクレーブ反応器に、スチレン270g、1,3−ブタジエン710g、およびノルマルヘキサン5000g、極性添加剤として2,2−ビス(2−オキソラニル)プロパン0.86gを入れた後、反応器の内部温度を40℃に昇温した。反応器の内部温度が40℃に到達した時、n−ブチルリチウム4mmolを反応器に投入して断熱昇温反応を進行させた。約20分進行させた後、1,3−ブタジエンを少量投入した。
その後、N,N−Bis(triethoxysilylpropyl)aminopropyl−1−imidazole4.3mmolを投入して15分間反応させた。以後、エタノールを用いて重合反応を停止し、酸化防止剤のBHT(ブチレーテッドヒドロキシトルエン)がヘキサンに0.3重量%溶けている溶液45mlを添加した。
その結果得られた重合物をスチームで加熱された温水に入れて撹拌して溶媒を除去した後、ロール乾燥して残量の溶媒と水を除去して、変性共役ジエン系重合体を製造した。このように製造された変性共役ジエン系重合体に対する分析結果は下記表2に示した。
[比較例3]
20Lオートクレーブ反応器に、スチレン270g、1,3−ブタジエン710g、およびノルマルヘキサン5000g、極性添加剤として2,2−ビス(2−オキソラニル)プロパン0.86gを入れた後、反応器の内部温度を40℃に昇温した。反応器の内部温度が40℃に到達した時、n−ブチルリチウム4mmolを反応器に投入して断熱昇温反応を進行させた。約25分後、3or4−(2−ピロリジノエチル)スチレンを添加してエンドキャッピング反応を約20分進行させた後、1,3−ブタジエンを少量投入した。以後、エタノールを用いて重合反応を停止し、酸化防止剤のBHT(ブチレーテッドヒドロキシトルエン)がヘキサンに0.3重量%溶けている溶液45mlを添加した。
その結果得られた重合物をスチームで加熱された温水に入れて撹拌して溶媒を除去した後、ロール乾燥して残量の溶媒と水を除去して、変性共役ジエン系重合体を製造した。このように製造された変性共役ジエン系重合体に対する分析結果は下記表2に示した。
前記実施例1〜3、および比較例1〜3で製造された共役ジエン系重合体の分析は、下記の方法で測定して行われた。
イ)ムーニー粘度:ALPHA Technologies社のMV−2000を用いて、試験片重量15g以上の2つを用いて1分間予熱した後、100℃で4分間測定した。
ロ)スチレンモノマー(SM)およびビニル(Vinyl)含有量:NMRを用いて測定した。
ハ)重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)、および分子量分布度(PDI):40℃の条件下、GPC分析で測定した。この時、カラム(Column)はPolymer Laboratories社のPLgel Olexisカラム2本とPLgel mixed−Cカラム1本とを組み合わせ、新たに入れ替えたカラムはいずれもmixed bedタイプのカラムを用いた。また、分子量計算時、GPC基準物質(Standard material)としてPS(Polystyrene)を用いた。
Figure 0006300245
Figure 0006300245
前記表1および表2に示した試料のうち、A、B、C、D、EおよびFそれぞれを原料ゴムとして、下記表3に示した配合条件で配合して共役ジエン系重合体ゴム組成物を製造した。表3中の原料の単位はゴム100重量部基準phrである。
具体的には、前記共役ジエン系重合体のゴム組成物は、合わせて第1段の混練と第2段の混練を経て混練される。第1段の混練では、温度制御装置付きバンバリーミキサーを用いて、原料ゴム(共役ジエン系重合体)、充填剤、有機シランカップリング剤、オイル、亜鉛華剤、ステアリン酸酸化防止剤、老化防止剤、ワックス、および促進剤を混練した。この時、混練機の温度を制御し、145〜155℃の排出温度で一次配合物を得た。第2段の混練では、前記一次配合物を室温まで冷却した後、混練機にゴム、硫黄、および加硫促進剤を加え、100℃以下の温度でミキシングをして二次配合物を得た。最後に、100℃で20分間キュアリング工程を経て、実施例1〜3の重合体を原料ゴムとする製造例1〜3、および比較例1〜3の重合体を原料ゴムとする比較製造例1〜3の共役ジエン系重合体ゴム組成物を製造した。
Figure 0006300245
前記各製造されたゴム組成物の物性は、以下の方法で測定した。
1)引張実験
ASTM412の引張試験法によって、試験片の切断時の引張強度および300%伸張時の引張応力(300%モジュラス)を測定した。このために、Instron社のUniversal Test Machine4204引張試験機を用いており、室温で50cm/minの引張速度で測定して、引張強度、Modulus、伸び率などの測定値を得た。この時、試験片の大きさは図1の通りである。
2)粘弾性特性
TA社の動的機械分析機を用いた。ねじれモードで、周波数10Hz、各測定温度(−60〜60℃)で変形を変化させてTanδを測定した。ペイン効果は、変形0.28%〜40%での最小値と最大値との差で示した。ペイン効果が小さいほど、シリカ等充填剤の分散性が良い。低温0℃のTanδが高いほど、ウェット路面抵抗性に優れ、高温60℃のTanδが低いほど、ヒステリシス損失が少なく、タイヤの低転がり抵抗性、すなわち低燃費性に優れている。表4に加硫ゴムの物性を示した。
Figure 0006300245
前記表4の結果のように、本発明による製造例1〜3の変性共役ジエン系重合体ゴム組成物の場合、比較製造例1(未変性)に比べて0℃でのTanδ値が高く、wet traction(ウェット路面抵抗)が向上し、60℃でのTanδ値が低くなり、RR(転がり抵抗)も向上して、燃費効率が良いことを確認することができた。
また、本発明による製造例1〜3の変性共役ジエン系重合体ゴム組成物の場合、60℃(ペイン効果)においてΔG’値が比較製造例1に比べて大きく低いため、シリカの分散性が改善されることを確認することができた。
本発明により、変性モノマーおよび変性剤の使用時、ウェット路面抵抗と転がり抵抗が向上する傾向を見ることができた。

Claims (22)

  1. 下記化学式1で表される変性共役ジエン系重合体:
    Figure 0006300245
    前記化学式1において、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキレン基であり、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Rは水素、またはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは、3−(2−ピロリジノエチル)スチレン(3−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene)、3−(2−ピロリジノ−1−メチルエチル)−アルファ−メチルスチレン(3―(2−pyrrolidino−1−methyletyl)−α−methylstyrene)、または下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3であり、Aは
    Figure 0006300245
    であり、R、R10、R11およびR12はそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜10のアルキル基であり、
    Figure 0006300245
    (化学式13中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNRまたは酸素を含む基であり、前記RおよびRはそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜5のアルキル基であり、前記RおよびRは互いに結合されてNを含む複素環をなしていてもよい。)
    ここで、PとBは、Pの末端基とBの二重結合を介して連結し、Bはさらに、B中の窒素原子又は酸素を含む基を介してケイ素原子と連結している。
  2. 前記化学式1は、下記化学式2または化学式3で表されることを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体:
    Figure 0006300245
    前記化学式2および化学式3において、R15、R16、R18、R19、R22、R23、R25およびR26はそれぞれ独立に炭素数1〜5のアルキル基であり、R13、R14、R17、R20、R21およびR24はそれぞれ独立に炭素数1〜5のアルキレン基であり、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは、3−(2−ピロリジノエチル)スチレン(3−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene)、3−(2−ピロリジノ−1−メチルエチル)−アルファ−メチルスチレン(3―(2−pyrrolidino−1−methyletyl)−α−methylstyrene)、または下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3である。
    Figure 0006300245
    (化学式13中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNRまたは酸素を含む基であり、前記RおよびRはそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜5のアルキル基であり、前記RおよびRは互いに結合されてNを含む複素環をなしていてもよい。)
  3. 前記化学式1は、下記化学式4または化学式5で表されることを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体:
    Figure 0006300245
    前記化学式4および化学式5において、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは、3−(2−ピロリジノエチル)スチレン(3−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene)、3−(2−ピロリジノ−1−メチルエチル)−アルファ−メチルスチレン(3―(2−pyrrolidino−1−methyletyl)−α−methylstyrene)、または下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3である。
    Figure 0006300245
    (化学式13中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNRまたは酸素を含む基であり、前記RおよびRはそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜5のアルキル基であり、前記RおよびRは互いに結合されてNを含む複素環をなしていてもよい。)
  4. 前記化学式1は、下記化学式6または化学式7で表されることを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体。
    Figure 0006300245
  5. 前記化学式13は、4,4’−ビニリデンビス(n,n−ジメチルアニリン)(4,4’−vinylidenebis(n,n−dimethylaniline))、および4−(2−ピロリジノエチル)スチレン(4−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene)からなる群より選択されるいずれか1つ以上であることを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体。
  6. 前記変性共役ジエン系重合体は、1,000〜2,000,000g/molの数平均分子量(Mn)を有することを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体。
  7. 前記変性共役ジエン系重合体は、0.5〜10の分子量分布(Mw/Mn)を有することを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体。
  8. 前記変性共役ジエン系重合体は、ビニル含有量が10重量%以上であることを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体。
  9. 前記共役ジエン系重合体鎖は、共役ジエン系単量体の単独重合体、または共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体との共重合体由来のものであることを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体。
  10. 前記変性共役ジエン系重合体は、共役ジエン系単量体と芳香族ビニル系単量体とを合わせた計100重量部を基準として、芳香族ビニル系単量体が0.0001〜50重量部含まれていることを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体。
  11. 前記変性共役ジエン系重合体は、40以上のムーニー粘度を有することを特徴とする請求項1に記載の変性共役ジエン系重合体。
  12. (a)共役ジエン系単量体、または共役ジエン系単量体とビニル芳香族単量体とを、溶媒下、有機金属化合物を用いて重合させて、金属末端を有する活性重合体を形成するステップと、
    (b)アルカリ金属末端を有する活性重合体を、3−(2−ピロリジノエチル)スチレン(3−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene)、3−(2−ピロリジノ−1−メチルエチル)−アルファ−メチルスチレン(3―(2−pyrrolidino−1−methyletyl)−α−methylstyrene)、または下記化学式13で表される化合物でエンドキャッピング(end−capping)させるステップと、
    (c)前記活性重合体に、下記化学式8、下記化学式11、または下記化学式12で表される化合物を投入して変性させるステップとを含む変性共役ジエン系重合体の製造方法:
    Figure 0006300245
    前記化学式8において、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキレン基であり、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Rは水素、またはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、aおよびcはそれぞれ独立に1または2であり、Aは
    Figure 0006300245
    であり、R、R10、R11およびR12はそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜10のアルキル基である。
    Figure 0006300245
    Figure 0006300245
    (化学式13中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNRまたは酸素を含む基であり、前記RおよびRはそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜5のアルキル基であり、前記RおよびRは互いに結合されてNを含む複素環をなしていてもよい。)
  13. 前記化学式8は、下記化学式9または化学式10で表されることを特徴とする請求項12に記載の変性共役ジエン系重合体の製造方法:
    Figure 0006300245
    前記化学式9および化学式10において、aおよびcはそれぞれ独立に1または2である。
  14. 前記化学式13は、4,4’−ビニリデンビス(n,n−ジメチルアニリン)(4,4’−vinylidenebis(n,n−dimethylaniline))、および4−(2−ピロリジノエチル)スチレン(4−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene)からなる群より選択されるいずれか1つ以上であることを特徴とする請求項12に記載の変性共役ジエン系重合体の製造方法。
  15. 前記有機金属化合物は、前記単量体計100gを基準として、0.01〜10mmol用いられることを特徴とする請求項12に記載の変性共役ジエン系重合体の製造方法。
  16. 前記有機金属化合物と、前記化学式8で表される化合物とのモル比は、1:0.1〜1:10であることを特徴とする請求項12に記載の変性共役ジエン系重合体の製造方法。
  17. 前記(a)ステップにおいて、極性添加剤がさらに投入されることを特徴とする請求項12に記載の変性共役ジエン系重合体の製造方法。
  18. 前記極性添加剤は、前記有機金属化合物計1mmolを基準として、0.001〜10g投入されることを特徴とする請求項17に記載の変性共役ジエン系重合体の製造方法。
  19. 請求項12〜18のいずれか1項に記載の変性共役ジエン系重合体の製造方法により製造され、下記化学式1で表される変性共役ジエン系重合体:
    Figure 0006300245
    前記化学式1において、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキレン基であり、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Rは水素、またはそれぞれ独立に炭素数1〜10のアルキル基であり、Pは共役ジエン系重合体鎖であり、Bは、3−(2−ピロリジノエチル)スチレン(3−(2−Pyrrolidino Ethyl)styrene)、3−(2−ピロリジノ−1−メチルエチル)−アルファ−メチルスチレン(3―(2−pyrrolidino−1−methyletyl)−α−methylstyrene)、または下記化学式13であり、aおよびcはそれぞれ独立に0、1または2であり、bおよびdはそれぞれ独立に1、2または3であり、a+bおよびc+dはそれぞれ独立に1、2または3であり、Aは
    Figure 0006300245
    であり、R、R10、R11およびR12はそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜10のアルキル基であり、
    Figure 0006300245
    (化学式13中、nは1または2であり、Rは水素、または炭素数1〜5のアルキル基、Rは結合、または炭素数1〜5のアルキレン基であり、DはNRまたは酸素を含む基であり、前記RおよびRはそれぞれ独立に水素、または炭素数1〜5のアルキル基であり、前記RおよびRは互いに結合されてNを含む複素環をなしていてもよい。)
    ここで、PとBは、Pの末端基とBの二重結合を介して連結し、Bはさらに、B中の窒素原子又は酸素を含む基を介してケイ素原子と連結している。
  20. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の変性共役ジエン系重合体100重量部、および無機充填剤0.1〜200重量部を含む変性共役ジエン系重合体ゴム組成物。
  21. 前記無機充填剤は、シリカ系充填剤、カーボンブラック、およびこれらの混合物からなる群より選択された1種以上であることを特徴とする請求項20に記載の変性共役ジエン系重合体ゴム組成物。
  22. 請求項20に記載の変性共役ジエン系重合体ゴム組成物を含むタイヤまたはタイヤトレッド。
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