JP6299238B2 - イメージセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、イメージセンサに関する。
赤外線イメージセンサには、2つの異なる波長域の光信号を電気信号(光電流信号)に変換するセンサ部と駆動回路によって構成されるイメージセンサ(以下、2波長赤外線イメージセンサと言う。)がある。一般的にセンサ部は、多数配列した画素によって構成され、各画素は光電変換素子を持つ。光電変換素子として、例えば量子井戸型赤外線検知器(QWIP:Quantum Well Infrared Photodetector)がある。QWIPは外部回路と接続されるコンタクト層と、光信号を電気信号に変換する多重量子井戸(MQW:Multi-Quantum Well)層とを備えて構成される。
2波長赤外線イメージセンサとして、例えば、検出波長域の異なる2つのQWIPにより各画素を構成したイメージセンサがある。
典型的な2波長赤外線イメージセンサの画素の概略構成を図6に示す。
各画素100は、GaAs基板101上に、下部MQW層102及び上部MQW層103と、下部コンタクト層104、中間コンタクト層105、及び上部コンタクト層106とを備えて構成されている。下部コンタクト層104、中間コンタクト層105、及び上部コンタクト層106には、配線108a,108b,108cを介して電極109a,109b,109cが電気的に接続され、駆動回路110に接続されている。配線108a,108bは、絶縁層107により必要な電気的絶縁が確保されている。配線108cは、絶縁層107に形成された開口107aを通じて上部コンタクト層106と接続されている。
この2波長赤外線イメージセンサでは、3つの電極109a,109b,109cを介して、下部MQW層102又は上部MQW層103による光電流信号を個別に読み出す。この場合、電極109b及び中間コンタクト層を介して、下部MQW層103及び上部MQW層103にバイアス電圧を印加する。第1スイッチ110aをオンにし、第2スイッチ110bをオフにして、電極109aを介して下部MQW層102からの光電流信号を読み出すようにされている。また、第1スイッチ110aをオフにし、第2スイッチ110bをオンにして、電極109cを介して上部MQW層103からの光電流信号を読み出すようにされている。
以上の2波長赤外線イメージセンサにおいて、画素数を多くして、より高精細な画像を取得できるようにしたいという需要がある。全体のサイズを一定程度に収めるために、各画素の占有面積を小さくすることが行われる。しかしながら、駆動回路に接続するための電極が各画素に3つあることから、各画素の微細化は困難である。
各画素の小型化を実現する工夫をした2波長赤外線イメージセンサの概略構成を図7に示す。
各画素200は、GaAs基板201上に、下部MQW層202及び上部MQW層203と、全画素200に共通の下部コンタクト層204、中間コンタクト層205、及び上部コンタクト層206とを備えて構成されている。
中間コンタクト層205には、配線208を介して出力電極211が電気的に接続され、駆動回路210に接続されている。全画素200に共通の下部コンタクト層204には、複数の画素200の一端に設けられた端部構造200aに形成された配線209aを介して第1共通電極212が電気的に接続され、駆動回路210に接続されている。第1共通電極212にはバイアス電圧VBが印加される。各上部コンタクト層206には、複数の画素200の他端に設けられた端部構造200bに形成された配線209bを介して第2共通電極213が電気的に接続され、駆動回路210に接続されている。第2共通電極213にはバイアス電圧VAが印加される。配線208,209a,209bは、絶縁層207により必要な電気的絶縁が確保されている。配線208は、絶縁層207に形成された開口207bを通じて中間コンタクト層205と接続されている。配線209bは、絶縁層207に形成された開口207aを通じて上部コンタクト層206と接続されている。
この場合、下部コンタクト層204及び上部コンタクト層206に接続される電極212,213は、多数配列された全画素200を接続する共通電極とされている。このような構成により、各画素200に対して出力電極211を1つ形成すれば良いことになり、各画素の微細化が実現する。
特開2011−211019号公報 特表2008−211019号公報 特開2000−188407号公報 特開2010−192815号公報
Proc. of SPIE vol.5783, 804
図7の2波長赤外線イメージセンサでは、第1及び第2共通電極212,213に適当なバイアス電圧を印加し、出力電極211から光電流信号を読み出す。例えば、第1共通電極212と出力電極211との間に電圧を印加し、第2共通電極213には出力電極211と同電位になるように電位を与える。すると、下部MQW層202はバイアスされて光電流信号を発生するが、上部MQW層203はバイアスされないために光電流信号を発生しない。このため、トランジスタ210aにより、下部MQW層202による光電流信号のみを出力電極211を介して読み出すことができる。
逆に、第2共通電極213と出力電極211との間に電圧を印加し、第1共通電極212には出力電極211と同電位になるように電位を与える。すると、上部MQW層203はバイアスされて光電流信号を発生するが、下部MQW層202はバイアスされないために光電流信号を発生しない。このため、トランジスタ210aにより、上部MQW層203による光電流信号のみを出力電極211を介して読み出すことができる。
以上のようにして、各MQW層からの光電流信号を個別に読み出すことができる。各MQW層が異なる波長帯の光に感度を持つように構成すれば、波長域の異なる2波長の光信号を個別に検出することができる。
ここで、一方のMQW層をバイアスして光電流信号を発生させ、他方のMQW層にはバイアスせず光電流信号を発生されないためには、出力電極と他方のMQW層を介した共通電極との電位が一致する必要がある。この電位が一致しない場合、生じた電位差による素子電流がノイズとして光電流信号に乗ることに加え、他方のMQW層が感度を持つ波長帯の光入射に対して応答してしまい、2波長の光信号を十分に分離することができない。
一般的に、光電流信号を読み出すための出力電極には、直接には電位を与えられない。図8は、2波長赤外線イメージセンサについての概略的な回路図である。出力電極の電位Vsは、駆動回路のトランジスタのゲート電位VIGと、トランジスタを流れるドレイン電流とによって間接的に決定される。外部から任意に設定できる電位は、2つの共通電極の電位VA及びVB、並びにトランジスタのゲート電位VIGである。
2波長赤外線イメージセンサに含まれる多数の配列された画素について、各画素のMQW層の特性はそれぞれ全く同じではなく、画素毎にいくらかの違いがあるのが一般的である。この場合、各画素に対して同じ電位VA、VB、VIGを与えても、MQW層の特性の違いから流れる電流が異なり、出力電極の電位Vsが画素毎に異なることになる。また、仮に全画素の特性が全く同じであっても、2波長赤外線イメージセンサとして駆動する際には、画素毎に入射する光量が異なることが一般的であり、画素毎に発生する光電流信号が異なる。電位VSは電流量に依存するため、やはり画素毎に電位VSが異なることになる。
以上により、従来の2波長赤外線イメージセンサでは、下部及び上部MQW層のうちの一方のMQW層のみから光電流信号を発生させるための電位VA、VB、VIGの設定は、画素毎に異なる。そのため、全画素について同時に一方のMQW層のみを駆動させることができず、相異なる2波長の光信号を十分に分離することができないという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、比較的簡素な構成により、下部MQW層及び上部MQW層のうちの一方のMQW層のみに対応する波長の光信号のみを検出することができ、相異なる2波長の光信号を容易且つ確実に分離することを可能とする信頼性の高いイメージセンサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
イメージセンサの一態様は、複数の画素を備えたイメージセンサであって、前記画素は、一の波長域に対して感度を有する第1活性層と、他の波長域に対して感度を有する第2活性層と、前記第1活性層及び前記第2活性層に電気的に接続された出力電極と、前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続された第1共通電極と、前記各画素の夫々に含まれる前記第2活性層に電気的に接続された第2共通電極と、前記第1活性層を挟持する第1コンタクト層と、前記第2活性層を挟持する第2コンタクト層と、前記第1コンタクト層の一方と前記第1活性層との間に配置されており、前記第1活性層よりも禁制帯の幅が大きい材料を有する第1半導体層と、前記第2コンタクト層の一方と前記第2活性層との間に配置されており、前記第2活性層よりも禁制帯の幅が大きい材料を有する第2半導体層と、前記第1共通電極及び前記第2共通電極に対して、夫々独立に可変の電圧を印加自在とされた駆動回路とを含み、前記駆動回路は、前記第1活性層を駆動する際には、前記第2共通電極が前記出力電極の電位よりも低電位に設定し、前記第2活性層を駆動する際には、前記第1共通電極が前記出力電極の電位よりも低電位に設定する
上記の諸態様によれば、比較的簡素な構成により、下部MQW層及び上部MQW層のうちの一方のMQW層のみに対応する波長の光信号のみを検出することができ、相異なる2波長の光信号を容易且つ確実に分離することを可能とする信頼性の高いイメージセンサが実現する。
第1の実施形態による2波長赤外線イメージセンサの構成を示す概略断面図である。 第1の実施形態の2波長赤外線イメージセンサにおける各MQW層の周辺についてのエネルギー状態を示す図である。 第1の実施形態の2波長赤外線イメージセンサにおける光信号の選択的な検出について説明する回路図である。 第1の実施形態による2波長赤外線イメージセンサの製造方法について工程順に示す概略断面図である。 第2の実施形態による2波長赤外線イメージセンサの構成を示す概略断面図である。 従来の2波長赤外線イメージセンサの構成を示す概略断面図である。 従来の2波長赤外線イメージセンサの構成を示す概略断面図である。 図7の2波長赤外線イメージセンサの回路図である。
以下の諸実施形態では、イメージセンサとして2波長赤外線イメージセンサを例示し、その構成及び製造方法を開示する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態による2波長赤外線イメージセンサの構成を示す概略断面図である。図1では図示の便宜上、複数の画素のうち、2つの画素のみを例示する。
本実施形態による2波長赤外線イメージセンサは、複数の画素10が例えばマトリクス状に配置されており、複数の画素10の一端には端部構造10aが、他端には端部構造10bが設けられて構成されている。各画素10には出力電極14を介して、端部構造10a,10bには第1共通電極15及び第2共通電極16を介して、駆動回路20が接続されている。
各画素10は、GaAs基板1上に、下部MQW層2及び上部MQW層3と、全画素10に共通とされた下部MQW層2下の下部コンタクト層4、下部MQW層2の上方の中間コンタクト層5、及び上部MQW層3上の上部コンタクト層6とを備えて構成されている。
下部MQW層2及び上部MQW層3は、それぞれ光信号を電気信号に変換する多重量子井戸(MQW)層である。下部MQW層2は、所定の一の波長域に対して感度を有する活性層である。上部MQW層3は、下部MQW層2の波長域と異なる他の波長域に対して感度を有する活性層である。下部MQW層2とこれを挟持する下部コンタクト層4及び中間コンタクト層5とを備えて、QWIPである第1光伝導体型素子が構成される。上部MQW層3とこれを挟持する中間コンタクト層5及び上部コンタクト層6とを備えて、QWIPである第2光伝導体型素子が構成される。
上部コンタクト層6上には、表面が凹凸状の回折格子が形成されている。この回折格子は、QWIPに必要な光結合構造9となる。
本実施形態では、第1光伝導体型素子は、下部MQW層2と中間コンタクト層5との間に、下部MQW層2よりも禁制帯の幅が大きい材料の半導体層である第1障壁層7を備えている。同様に、第2光伝導体型素子は、中間コンタクト層5と上部MQW層3との間に、上部MQW層3よりも禁制帯の幅が大きい材料の半導体層である第2障壁層8を備えている。
具体的に、下部MQW層2、上部MQW層3、第1障壁層7、及び第2障壁層8、それぞれアルミニウムを含有する化合物半導体として、例えばAlGaAsを有している。ここで、第1障壁層7の化合物半導体は、下部MQW層2の化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高い。例えば、第1障壁層7はAl0.4GaAsを材料としており、下部MQW層2はAl0.3GaAsを有している。第2障壁層8の化合物半導体は、上部MQW層3の化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高い。例えば、第2障壁層8はAl0.4GaAsを材料としており、上部MQW層3はAl0.25GaAsを有している。
中間コンタクト層5には、配線12を介して出力電極14が電気的に接続され、駆動回路20のトランジスタ20aに接続されている。全画素10に共通の下部コンタクト層4には、複数の画素10の一端に設けられた端部構造10aに形成された配線13aを介して第1共通電極15が電気的に接続され、駆動回路20に接続されている。第1共通電極15には、駆動回路20により、バイアス電圧VBが印加される。各上部コンタクト層6には、複数の画素10の他端に設けられた端部構造10bに形成された配線13bを介して第2共通電極16が電気的に接続され、駆動回路20に接続されている。第2共通電極16には、駆動回路20により、バイアス電圧VAが印加される。配線12,13a,13bは、絶縁層11により必要な電気的絶縁が確保されている。配線12は、絶縁層11に形成された開口11bを通じて中間コンタクト層5と接続されている。配線13bは、絶縁層11に形成された開口11aを通じて上部コンタクト層6と接続されている。
本実施形態による2波長赤外線イメージセンサでは、上記のように第1障壁層7及び第2障壁層8が設けられている。これにより、下部MQW層2及び上部MQW層3について整流性が付与される。以下、この整流性について説明する。
図2は、第1の実施形態の2波長赤外線イメージセンサにおける各MQW層の周辺についてのエネルギー状態を示す図であり、(a)がバイアス電圧の印加がない場合、(b)が障壁層がエミッタ側にある場合、(c)が障壁層がコレクタ側にある場合をそれぞれ示す。図2では、中間コンタクト層5を「コンタクト層」とし、下部MQW層2及び上部MQW層3の一方を例に採って「MQW層」とし、第1障壁層7及び第2障壁層8の一方を例に採って「障壁層」として図示する。
MQW層に電圧が印加された状況について、MQW層よりも禁制帯幅の大きい材料による障壁層がエミッタ側にある場合には、障壁層によりキャリアの流入が遮られるため、電流は流れない(流れ難い)。障壁層がコレクタ側にある場合には、キャリアがMQW層に流入し、MQW層内で非弾性散乱によるエネルギー散逸を受けない一部のキャリアは障壁層を越えてコレクタ側のコンタクト層に到達する。このため、比較的電流は流れ易い。
上部MQW層のみを駆動して、対応する波長の光信号のみを検出することを考える。この場合、下部MQW層には電流が流れないことが必要である。例えば図7のような従来の2波長赤外線イメージセンサでは、第2共通電極と出力電極との間に電位差があり、出力電極と第1共通電極とが同電位になるように各電位を与える必要があった。これに対して本実施形態の2波長赤外線イメージセンサでは、下部MQW層が整流性を有するため、出力電極と第1共通電極とを同電位としなくとも、整流性によって電流が流れない電位関係であれば良い。このような電位関係は、電位の設定としてある程度範囲を持った領域として存在する。そのため、画素間で出力電極の電位が異なっていても、全画素について同時に、整流性によって電流が流れない電位関係を持たせ得る。この構成により、上部MQW層に対応する波長の光信号のみを検出することができる。
下部MQW層のみを駆動して、対応する波長の光信号のみを検出することを考える。この場合、上部MQW層には電流が流れないことが必要である。本実施形態の2波長赤外線イメージセンサでは、上部MQW層が整流性を有するため、出力電極と第2共通電極とを同電位としなくとも、整流性によって電流が流れない電位関係であれば良い。このような電位関係は、電位の設定としてある程度範囲を持った領域として存在する。そのため、画素間で出力電極の電位が異なっていても、全画素について同時に、整流性によって電流が流れない電位関係を持たせ得る。この構成により、下部MQW層に対応する波長の光信号のみを検出することができる。
上述した光信号の選択的な検出について、図3を用いて具体的に説明する。
本実施形態の2波長赤外線イメージセンサでは、光電流信号は、電子が第1共通電極又は第2共通電極からトランジスタを通過して信号読出回路に向かって流れる方向に流れる。
上部MQW層を駆動する場合、図3(a)に示すように、光電流信号の電子が第2共通電極からトランジスタを経由して信号読出回路に向かって流れる。このとき、上部MQW層のポテンシャル障壁は電子流を妨げない。ここで、第1共通電極の電位を出力電極の電位Vsより十分に低くしておく。このとき、下部MQW層はポテンシャル障壁により電流を流さない。また、上部MQW層の抵抗が面内で揺らぎを持っている場合であっても、全画素において第1共通電極が出力電極の電位Vsよりも低電位になるように設定すれば、下部MQW層に電流は流れない。
下部MQW層を駆動する場合、図3(b)に示すように、光電流信号の電子が第1共通電極からトランジスタを経由して信号読出回路に向かって流れる。このとき、下部MQW層のポテンシャル障壁は電子流を妨げない。ここで、第2共通電極の電位を出力電極の電位Vsより十分に低くしておく。このとき、上部MQW層はポテンシャル障壁により電流を流さない。また、下部MQW層の抵抗が面内で揺らぎを持っている場合であっても、全画素において第2共通電極が出力電極の電位Vsよりも低電位になるように設定すれば、上部MQW層に電流は流れない。
以上のように、本実施形態による2波長赤外線イメージセンサでは、相異なる2波長の光信号を確実に個別に分離して検出することができる。
以下、本実施形態による2波長赤外線イメージセンサの製造方法について説明する。
図4は、第1の実施形態による2波長赤外線イメージセンサの製造方法について工程順に示す概略断面図である。図4では図示の便宜上、複数の画素のうち、1つの画素のみを例示する。
先ず、図4(a)に示すように、半絶縁性のGaAs基板1上に、各化合物半導体層4,2,7,5,8,3,6を順次積層形成し、最上部に光結合構造9を形成する。各化合物半導体層の結晶成長には、例えば有機金属気相成長(MOVPE:Metal Organic Vapor Phase Epitaxy)法を用いる。MOVPE法の代わりに、分子線エピタキシー(MBE:Molecular Beam Epitaxy)法等を用いても良い。
詳細には、先ず、GaAs基板1上に、下部コンタクト層4となる化合物半導体層として、n−GaAsを例えば2000nm程度の厚みに成長する。n型ドーパントとしては、例えばSiを1×1018cm-3程度の密度で入れる。
次に、下部MQW層2となる化合物半導体層を形成する。具体的には、(1)AlxGa1-xAs層を例えば30nm程度の厚みに成長する。Al組成xは例えば0.3とする。(2)InyGa1-yAs層を例えば2.5nm程度の厚みに成長する。In組成yは例えば0.3とする。(1)及び(2)の工程を10回繰り返した後、AlxGa1-xAs層を例えば30nm程度の厚みに成長する。以上により、下部MQW層2となる化合物半導体層が形成される。
次に、第1障壁層7となる化合物半導体層として、AlzGa1-zAs層を例えば50nm程度の厚みに成長する。Al組成zはAl組成xよりも高値、例えば0.4とする。Al組成zがAl組成xよりも高いため、第1障壁層7の方が下部MQW層2よりも禁制帯幅が大きい。
次に、中間コンタクト層となる化合物半導体層として、n−GaAs層を例えば1000nm程度の厚みに成長する。
次に、第2障壁層8となる化合物半導体層として、AlmGa1-mAs層を例えば50nm程度の厚みに成長する。Al組成mは後述するAl組成nよりも高値、例えば0.4とする。
次に、上部MQW層3となる化合物半導体層を形成する。具体的には、(3)AlnGa1-nAs層を例えば40nm程度の厚みに成長する。Al組成nは例えば0.25とする。(4)GaAs層を例えば5nm程度の厚みに成長する。(3)及び(4)の工程を10回繰り返した後、AlnGa1-nAs層を例えば50nm程度の厚みに成長する。以上により、上部MQW層3となる化合物半導体層が形成される。ここで、Al組成mがAl組成nよりも高いため、第2障壁層8の方が上部MQW層3よりも禁制帯幅が大きい。
次に、上部コンタクト層6となる化合物半導体層として、n−GaAs層を例えば1500程度の厚みに成長する。
次に、上部コンタクト層6の上層部分をリソグラフィー及びエッチングにより加工し、上部コンタクト層6の表面に回折格子構造となる凹凸を形成する。リソグラフィー及びエッチング、金属蒸着法により、上部コンタクト層6の表面に凹凸を埋め込む金属膜、例えばAuGe/Au膜を形成する。以上により、上部コンタクト層6上に光結合構造9が形成される。
続いて、図4(b)に示すように、リソグラフィー及びエッチングにより化合物半導体層4,2,7,5,8,3,6を加工する。これにより、化合物半導体層4,2,7,5,8,3,6が画素10及び端部構造10a,10bに分断される。画素10では、更に化合物半導体層8,3,6をリソグラフィー及びエッチングにより加工し、中間コンタクト層5の表面の一部を露出させる。
続いて、図4(c)に示すように、絶縁層11を形成する。
詳細には、CVD法等により、全面に絶縁膜、例えばSiON膜を堆積し、絶縁層11を形成する。絶縁層11をリソグラフィー及びエッチングにより加工する。これにより、絶縁層11には、光結合構造9の表面の一部を露出する開口11aと、中間コンタクト層5の表面の一部を露出する開口11bと、下部コンタクト層4の表面の一部を露出する開口11cとが形成される。
続いて、図4(d)に示すように、各配線12,13a,13bを形成する。
詳細には、スパッタ法等により、全面に金属膜、例えばAuGe/Au膜を形成する。AuGe/Au膜をリソグラフィー及びエッチングにより加工する。以上により、中間コンタクト層5と電気的に接続された配線12と、下部コンタクト層4と電気的に接続された配線13aと、光結合構造9を介して上部コンタクト層6と電気的に接続された配線13bとが形成される。
続いて、図4(e)に示すように、配線12,13a,13b上に、例えばInバンプである出力電極14、第1共通電極15、第2共通電極16をそれぞれ形成し、駆動回路20と接続する。
以上のようにして、本実施形態による2波長赤外線イメージセンサが作製される。
以上説明したように、本実施形態によれば、比較的簡素な構成により、下部MQW層2及び上部MQW層3のうちの一方のMQW層のみに対応する波長の光信号のみを検出することができ、相異なる2波長の光信号を容易且つ確実に分離することを可能とする信頼性の高い2波長赤外線イメージセンサが実現する。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に2波長赤外線イメージセンサを開示するが、第1障壁層及び第2障壁層の形成位置が異なる点で第1の実施形態と相違する。なお、第1の実施形態と同様の構成部材等ついては同符号を付し、詳しい説明を省略する。
図5は、第2の実施形態による2波長赤外線イメージセンサの構成を示す概略断面図である。図5では図示の便宜上、複数の画素のうち、2つの画素のみを例示する。
本実施形態による2波長赤外線イメージセンサは、第1の実施形態と同様に、複数の画素30が例えばマトリクス状に配置されており、複数の画素30の一端には端部構造30aが、他端には端部構造30bが設けられて構成されている。各画素30には出力電極14を介して、端部構造30a,30bには第1共通電極15及び第2共通電極16を介して、駆動回路20が接続されている。
各画素30は、GaAs基板1上に、下部MQW層2及び上部MQW層3と、全画素10に共通とされた下部MQW層2下の下部コンタクト層4、下部MQW層2の上方の中間コンタクト層5、及び上部MQW層3上の上部コンタクト層6とを備えて構成されている。
下部MQW層2及び上部MQW層3は、それぞれ光信号を電気信号に変換する多重量子井戸(MQW)層である。下部MQW層2は、所定の一の波長域に対して感度を有する活性層である。上部MQW層3は、下部MQW層2の波長域と異なる他の波長域に対して感度を有する活性層である。下部MQW層2とこれを挟持する下部コンタクト層4及び中間コンタクト層5とを備えて、QWIPである第1光伝導体型素子が構成される。上部MQW層3とこれを挟持する中間コンタクト層5及び上部コンタクト層6とを備えて、QWIPである第2光伝導体型素子が構成される。
上部コンタクト層6上には、表面が凹凸状の回折格子が形成されている。この回折格子は、QWIPに必要な光結合構造9となる。
本実施形態では、第1光伝導体型素子は、下部コンタクト層4と下部MQW層2との間に、下部MQW層2よりも禁制帯の幅が大きい材料の半導体層である第1障壁層7を備えている。同様に、第2光伝導体型素子は、上部MQW層3と上部コンタクト層6との間に、上部MQW層3よりも禁制帯の幅が大きい材料の半導体層である第2障壁層8を備えている。
具体的に、下部MQW層2、上部MQW層3、第1障壁層7、及び第2障壁層8、それぞれアルミニウムを含有する化合物半導体として、例えばAlGaAsを有している。ここで、第1障壁層7の化合物半導体は、下部MQW層2の化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高い。例えば、第1障壁層7はAl0.4GaAsを材料としており、下部MQW層2はAl0.3GaAsを有している。第2障壁層8の化合物半導体は、上部MQW層3の化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高い。例えば、第2障壁層8はAl0.4GaAsを材料としており、上部MQW層3はAl0.25GaAsを有している。
中間コンタクト層5には、配線12を介して出力電極14が電気的に接続され、駆動回路20のトランジスタ20aに接続されている。全画素30に共通の下部コンタクト層4には、複数の画素30の一端に設けられた端部構造30aに形成された配線13aを介して第1共通電極15が電気的に接続され、駆動回路20に接続されている。第1共通電極15には、駆動回路20により、バイアス電圧VBが印加される。各上部コンタクト層6には、複数の画素30の他端に設けられた端部構造30bに形成された配線13bを介して第2共通電極16が電気的に接続され、駆動回路20に接続されている。第2共通電極16には、駆動回路20により、バイアス電圧VAが印加される。配線12,13a,13bは、絶縁層11により必要な電気的絶縁が確保されている。配線12は、絶縁層11に形成された開口11bを通じて中間コンタクト層5と接続されている。配線13bは、絶縁層11に形成された開口11aを通じて上部コンタクト層6と接続されている。
本実施形態による2波長赤外線イメージセンサでは、上記のように第1障壁層7及び第2障壁層8が設けられている。これにより、下部MQW層2及び上部MQW層3について整流性が付与される。本実施形態では、第1の実施形態とは逆に、光電流信号は、電子が信号読出回路からトランジスタを通過して第1共通電極又は第2共通電極に向かって流れる方向に流れる。
本実施形態による2波長赤外線イメージセンサでは、相異なる2波長の光信号を確実に個別に分離して検出することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、比較的簡素な構成により、下部MQW層2及び上部MQW層3のうちの一方のMQW層のみに対応する波長の光信号のみを検出することができ、相異なる2波長の光信号を容易且つ確実に分離することを可能とする信頼性の高い2波長赤外線イメージセンサが実現する。
以下、イメージセンサ及びその製造方法の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)複数の画素を備えたイメージセンサであって、
前記画素は、
一の波長域に対して感度を有する第1活性層と、
他の波長域に対して感度を有する第2活性層と、
前記第1活性層及び前記第2活性層に電気的に接続された出力電極と、
前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続された第1共通電極と、
前記各画素の夫々に含まれる前記第2活性層に電気的に接続された第2共通電極と、
前記第1活性層を挟持する第1コンタクト層と、
前記第2活性層を挟持する第2コンタクト層と、
前記第1コンタクト層の一方と前記第1活性層との間に配置されており、前記第1活性層よりも禁制帯の幅が大きい材料を有する第1半導体層と、
前記第2コンタクト層の一方と前記第2活性層との間に配置されており、前記第2活性層よりも禁制帯の幅が大きい材料を有する第2半導体層と
を含むことを特徴とするイメージセンサ。
(付記2)前記第1活性層、前記第2活性層、前記第1半導体層、及び前記第2半導体層は、それぞれアルミニウムを含有する化合物半導体を有しており、
前記第1半導体層の前記化合物半導体は、前記第1活性層の前記化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高く、
前記第2半導体層の前記化合物半導体は、前記第2活性層の前記化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高いことを特徴とする付記1に記載のイメージセンサ。
(付記3)前記第1コンタクト層の一方は、前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続された共通コンタクト層であり、
前記第1共通電極は、前記共通コンタクト層を介して、前記各画素の夫々に含まれる前記第1第1活性層に電気的に接続されていることを特徴とする付記1又は2に記載のイメージセンサ。
(付記4)前記第1共通電極及び前記第2共通電極に対して、夫々独立に可変の電圧を印加自在とされた駆動回路を更に備えたことを特徴とする付記1〜3のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
(付記5)前記第2活性層上に設けられた前記第2コンタクト層の一方の上に形成された回折格子を更に備えたことを特徴とする付記1〜4のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
(付記6)複数の画素を備えたイメージセンサの製造方法であって、
前記画素を形成する際に、
一の波長域に対して感度を有する第1活性層を形成し、
他の波長域に対して感度を有する第2活性層を形成し、
前記第1活性層及び前記第2活性層に出力電極を接続形成し、
前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続される第1共通電極を形成し、
前記各画素の夫々に含まれる前記第2活性層に電気的に接続される第2共通電極を形成し、
前記第1活性層を挟持するように第1コンタクト層を形成し、
前記第2活性層を挟持するように第2コンタクト層を形成し、
前記第1活性層よりも禁制帯の幅が大きい材料を有する第1半導体層を、前記第1コンタクト層の一方と前記第1活性層との間に形成し、
前記第2活性層よりも禁制帯の幅が大きい材料を有する第2半導体層を、前記第2コンタクト層の一方と前記第2活性層との間に形成することを特徴とするイメージセンサの製造方法。
(付記7)前記第1活性層、前記第2活性層、前記第1半導体層、及び前記第2半導体層は、それぞれアルミニウムを含有する化合物半導体を有しており、
前記第1半導体層の前記化合物半導体は、前記第1活性層の前記化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高く、
前記第2半導体層の前記化合物半導体は、前記第2活性層の前記化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高いことを特徴とする付記6に記載のイメージセンサの製造方法。
(付記8)前記第1コンタクト層の一方を、前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続された共通コンタクト層とし、
前記第1共通電極を、前記共通コンタクト層を介して、前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続することを特徴とする付記6又は7に記載のイメージセンサの製造方法。
1,101,201 GaAs基板
2,102,202 下部MQW層
3,103,203 上部MQW層
4,104,204 下部コンタクト層
5,105,205 中間コンタクト層
6,106,206 上部コンタクト層
7 第1障壁層
8 第2障壁層
9 光結合構造
10,30,100,200 画素
10a,10b,30a,30b,200a,200b 端部構造
11,107,207 絶縁層
11a,11b,107a,207a,207b 開口
12,13a,13b,108a,108b,108c,208,209a,209b 配線
14,211 出力電極
15,212 第1共通電極
16,213 第2共通電極
20,110,210 駆動回路
20a,210a トランジスタ
109a,109b,109c 電極
110a 第1スイッチ
110b 第2スイッチ

Claims (4)

  1. 複数の画素を備えたイメージセンサであって、
    前記画素は、
    一の波長域に対して感度を有する第1活性層と、
    他の波長域に対して感度を有する第2活性層と、
    前記第1活性層及び前記第2活性層に電気的に接続された出力電極と、
    前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続された第1共通電極と、
    前記各画素の夫々に含まれる前記第2活性層に電気的に接続された第2共通電極と、
    前記第1活性層を挟持する第1コンタクト層と、
    前記第2活性層を挟持する第2コンタクト層と、
    前記第1コンタクト層の一方と前記第1活性層との間に配置されており、前記第1活性層よりも禁制帯の幅が大きい材料を有する第1半導体層と、
    前記第2コンタクト層の一方と前記第2活性層との間に配置されており、前記第2活性層よりも禁制帯の幅が大きい材料を有する第2半導体層と
    前記第1共通電極及び前記第2共通電極に対して、夫々独立に可変の電圧を印加自在とされた駆動回路と
    を含み、
    前記駆動回路は、前記第1活性層を駆動する際には、前記第2共通電極が前記出力電極の電位よりも低電位に設定し、前記第2活性層を駆動する際には、前記第1共通電極が前記出力電極の電位よりも低電位に設定することを特徴とするイメージセンサ。
  2. 前記第1活性層、前記第2活性層、前記第1半導体層、及び前記第2半導体層は、それぞれアルミニウムを含有する化合物半導体を有しており、
    前記第1半導体層の前記化合物半導体は、前記第1活性層の前記化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高く、
    前記第2半導体層の前記化合物半導体は、前記第2活性層の前記化合物半導体よりもアルミニウムの組成率が高いことを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 前記第1コンタクト層の一方は、前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続された共通コンタクト層であり、
    前記第1共通電極は、前記共通コンタクト層を介して、前記各画素の夫々に含まれる前記第1活性層に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のイメージセンサ。
  4. 前記第2活性層上に設けられた前記第2コンタクト層の一方の上に形成された回折格子を更に備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
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