JP6297590B2 - 1−([1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1h−ピラゾール−3−イルアミンを調製するための方法 - Google Patents

1−([1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1h−ピラゾール−3−イルアミンを調製するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6297590B2
JP6297590B2 JP2015550041A JP2015550041A JP6297590B2 JP 6297590 B2 JP6297590 B2 JP 6297590B2 JP 2015550041 A JP2015550041 A JP 2015550041A JP 2015550041 A JP2015550041 A JP 2015550041A JP 6297590 B2 JP6297590 B2 JP 6297590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
process according
phenyl
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015550041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016503812A5 (ja
JP2016503812A (ja
Inventor
チェン、ジュンリ
レン、イ
シェ、ジン
ワン、リン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hua Medicine
Original Assignee
Hua Medicine
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hua Medicine filed Critical Hua Medicine
Publication of JP2016503812A publication Critical patent/JP2016503812A/ja
Publication of JP2016503812A5 publication Critical patent/JP2016503812A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6297590B2 publication Critical patent/JP6297590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
    • C07D403/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D231/14Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D231/38Nitrogen atoms
    • C07D231/40Acylated on said nitrogen atom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/02Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
    • C07D405/06Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings linked by a carbon chain containing only aliphatic carbon atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

発明の分野
本発明は、式(I)
Figure 0006297590
(式中、
1およびR2は、水素、C1〜6アルキル、C3〜7シクロアルキル、C3〜6アルケニル、またはフェニルから独立に選択され;ここで、C1〜6アルキル、シクロアルキル、C3〜6アルケニルまたはフェニルは、ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜6アルコキシカルボニル、またはフェニルによって任意に置換されていてもよく;あるいは
1およびR2は、それらが結合している炭素と一緒になって、C3〜7シクロアルキルを形成している)
の化合物を調製するための方法に関し、これは、米国特許US7741327 B2に記載された薬剤活性化合物の合成および製造に有用である。
発明の背景
特許US7741327 B2は、式(I)のアミノピラゾール誘導体への種々の合成手法を開示した。
しかしながら、重要な中間体1−ニトロピラゾールが高エネルギー化合物であり、反応条件下で潜在的に爆発を起こしやすいことが判明した。その上、上述の合成手法の全収量は、収量の低い反応工程、いくつかの副生成物の形成、非選択的反応および不完全な変換に基づいて、少量から中程度であった。
したがって本発明の1つの目的は、技術的規模で適用でき、かつより高い収量および所望の純度で、安全でない中間体の使用を必要とせずに生成物を得ることを可能にする、代替の合成手法を見つけることである。
この目的は、後述のように本発明の方法を用いて達成することができる。
発明の詳細な説明
定義
ここで使用する用語「C1〜6アルキル」は単独で、または組み合わせて、1〜6個、特に1〜4個の炭素原子を含有する飽和、直鎖−または分枝鎖アルキル基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、s−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、3−メチルブチル、n−ヘキシル、2−エチルブチルなどを表す。特定の「C1〜6アルキル」基は、メチルおよびエチルである。より特定の「C1〜6アルキル」基は、メチルである。
用語「アルコキシド」は単独で、または組み合わせて、アルキル−O-基を表し、ここで、「アルキル」は、飽和、直鎖状−または分枝鎖アルキル基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、s−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、3−メチルブチル、n−ヘキシル、2−エチルブチルなど;例えばメトキシド、エトキシド、プロポキシド、イソプロポキシド、n−ブトキシド、イソブトキシド、2−ブトキシド、tert−ブトキシド、ヘキシルオキシドなどを表す。特定の「アルコキシド」基は、t−ブトキシド、メトキシドおよびエトキシドであり、より特定するとt−ブトキシドである。
用語「C1〜6アルコキシ」は単独で、または組み合わせて、C1〜6アルキル−O−基を表し、ここで、「C1〜6アルキル」は、前記で定義した通り;例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、2−ブトキシ、tert−ブトキシ、ヘキシルオキシなどである。特定の「C1〜6アルコキシ」基は、メトキシおよびエトキシであり、より特定するとメトキシである。
用語「フェニルC1〜6アルキル」は、前記で定義したC1〜6アルキル基を表し、ここで、C1〜6アルキル基の少なくとも1個の水素原子が、フェニル基によって置きかえられる。特定のC1〜6アルキル基の例は、ベンジル、4−メチルベンジル、4−フルオロベンジル、3−メトキシベンジル、4−メトキシベンジル、2−フェニルエチルおよび3−フェニルプロピルである。より特定のフェニルC1〜6アルキル基は、ベンジルである。
用語「C3〜7シクロアルキル」は、単独で、または組み合わせて、3〜7個の炭素原子、特に3〜6個の炭素原子を含有する飽和炭素環、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどを意味する。特定の「C3〜7シクロアルキル」基は、シクロプロピル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルである。
用語「カルボキシ」は、単独で、または組み合わせて、−COOH基を意味する。
用語「シアノ」は、単独で、または組み合わせて、−CN基を意味する。
用語「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を示す。ハロゲンは特に、フッ素、塩素または臭素である。
用語「ヒドロキシ」は、単独で、または組み合わせて、−OH基を意味する。
用語「カルボニル」は、単独で、または組み合わせて、−C(O)−基を意味する。
1個または数個のキラル中心を含有する一般式(I)の化合物は、ラセミ化合物、ジアステレオマー混合物、または単一の光学活性異性体のいずれかとして存在し得る。ラセミ化合物は、既知の方法によって鏡像異性体に分離することができる。特に、結晶化によって分離できるジアステレオマー塩は、光学活性酸、例えば、D−もしくはL−酒石酸、マンデル酸、リンゴ酸、乳酸またはカンファ−スルホン酸などとの反応によってラセミ混合物から形成される。
詳細には、本発明は、式(I)
Figure 0006297590
(式中、
1およびR2は、水素、C1〜6アルキル、C3〜7シクロアルキル、C3〜6アルケニル、またはフェニルから独立に選択され;ここで、C1〜6アルキル、シクロアルキル、C3〜6アルケニルまたはフェニルは、ハロゲン、ヒドロキシル、C1〜6アルコキシカルボニル、またはフェニルによって任意に置換されていてもよく;あるいは
1およびR2は、それらが結合している炭素と一緒になって、C3〜7シクロアルキルを形成している)
の化合物を調製するための方法であって、
以下の工程
a)3−アミノピラゾールを保護して、式(II)
Figure 0006297590
(式中、R3は、C1〜6アルキル、シクロアルキルまたはフェニルである;)
の化合物を形成する工程と、
b)式(II)の保護した3−アミノピラゾールを1−置換して、式(III)
Figure 0006297590
の化合物を形成する工程と、
c)式(III)の保護した3−アミノピラゾールを塩基性条件下で加水分解して、式(I)
Figure 0006297590
の化合物を形成する工程と
を含む、方法を対象とする。
本発明は特に、式(Ia)
Figure 0006297590
の化合物を調製するための方法に関する。
本発明はさらに、1−((R)2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
Figure 0006297590
を調製するための方法に関する。
工程a)
工程a)は、3−アミノピラゾールを保護して、式(II)
Figure 0006297590
の化合物を形成することに関し、特にこの反応は、カルボキシル化剤を用いて20〜100℃の反応温度で行う。
適当な溶媒系と3−アミノピラゾールを反応容器に投入する。添加の順番は、利便性によって、または当業者によく知られている他の方法の問題点によって強いられる。
反応は、多くの非アルコール性溶媒中で実施できるが、特に、反応は、テトラヒドロフラン、酢酸、水、酢酸イソプロピルまたは酢酸エチルから選択される溶媒中で行う。より特定の溶媒は、酢酸エチルである。
3−アミノピラゾールと適切な溶媒を投入した後に、カルボキシル化剤を加える。特定の態様では、工程a)のカルボキシル化剤は、無水酢酸、塩化アセチル、無水安息香酸、塩化ベンゾイルまたは塩化ピバロイルである。より特定のカルボキシル化剤は、無水酢酸である。
カルボキシル化剤の量は通常、3−アミノピラゾールのモル当量に基づいており、特に1.0〜2.0モル当量である。
特に、反応温度は、40〜80℃である。より特定の反応温度は、60℃である。
適切な時間の後、通常は1〜6時間後に、反応を特にHPLCによってモニターする。式(II)のアミドは、当業者に既知の方法によって、例えばろ過などによって、単離することができる。生成物は、真空下、特に30〜60℃の範囲の温度で、恒量まで乾燥させる。
特に、3−アミノピラゾールの保護は、非酸性条件下、より特定すると塩基性条件下で脱保護できる保護基を用いて行う。このような保護基は、当業者に既知である。
工程b)
工程b)は、式(II)の化合物をアルキル化して式(III)の化合物を形成することを含み、この反応は、塩基とリチウム塩添加剤を加えた有機溶媒中でアルキル化剤を用いて70〜150℃の温度で行う。
式(II)の化合物と適当な溶媒系を容器に投入する。添加の順番は、利便性によって、または化学分野の当業者によく知られている他の方法の問題点によって強いられる。
その上、反応は多くの有機溶媒中で実施することができる。特定の態様では、工程b)で使用する溶媒は、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジノンまたはジメチルスルホキシドである。また、より特定の溶媒はジメチルホルムアミドである。
式(II)化合物と適切な溶媒の投入に続いて、塩基を添加する。工程b)の特定の塩基は、アルコキシドの、ナトリウム、リチウム、またはカリウム塩である。より特定の塩基は、ナトリウムtert−ブトキシドである。塩基の量は、通常式(II)のモル当量に基づいており、特に1.0〜3.0モル当量である。
塩基の投入に続いて、リチウム塩を添加した。工程b)で使用する特定のリチウム塩は、塩化リチウム、臭化リチウムまたはヨウ化リチウムである。特定のリチウム塩は、塩化リチウムである。リチウム塩の量は、通常、式(II)のモル当量に基づいており、特に0.5〜3.0モル当量、より特定すると1.0〜1.5当量である。
上記の混合物に、オキサナン(oxanane)誘導体であるアルキル化剤を加えた。特定の態様では、アルキル化剤は、
Figure 0006297590
(式中、
1およびR2は、上記のように定義され、
4は、クロロ、ブロモ、ヨードまたは−O−SO2−R5であり、ここでR5は、C1〜6アルキル、フェニル、またはC1〜6アルキル、ハロゲンもしくはニトロから独立に選択される1〜3個の置換基によって置換されているフェニルである)
である。
より特定のアルキル化剤は、
Figure 0006297590
(式中、R1、R2およびR4は、上記のように定義される)
である。
さらに特定のアルキル化剤は、
Figure 0006297590
(式中、R1およびR2は、上記のように定義される)
である。
式(III)の化合物の形成は、特に70〜150℃で行われる。そして工程b)におけるより特定の反応温度は、90〜110℃である。
反応は、HPLCによってモニターすることができる。出発溶媒および温度に応じて、反応は、一般に3〜24時間で完了し、余分の塩基とオキサナン誘導体の添加が必要であってもよい。蒸留による有機反応溶媒の除去後、反応を水の添加によって停止させることができる。式(III)の生成物は、有機溶媒、例えば酢酸エチル、酢酸イソプロピル、2−メチル−テトラヒドロフラン、またはジクロロメタンを使用して抽出することができる。特定の抽出溶媒は、ジクロロメタンである。生成物は、結晶化およびろ過による単離が可能であり、あるいは抽出溶媒の除去後に、式(III)の粗製生成物は工程c)で直接使用することができる。
式(III)の化合物
Figure 0006297590
(式中、R1はメチルであり、R2はメチルであり、R3はメチルである)。
工程c)
工程c)は、式(III)の1−アルキル化3−アミノピラゾールアミドを加水分解して、式(I)の化合物を形成することを含む。工程c)は、40〜100℃の温度で塩基を含む溶媒中で行う。
式(III)の化合物と適当な溶媒系を、容器に投入する。添加の順番は、利便性によって、または当業者によく知られている他の方法の問題点によって強いられる。
反応は、多くの有機溶媒中で実施できるが、工程c)で使用する特定の溶媒は、メタノール、エタノールもしくは水またはそれらの混合物である。より特定の溶媒は、水である。
式(II)化合物と適切な溶媒を投入した後に、塩基を添加する。特定の態様では、工程c)で使用する塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムである。より特定の態様では、塩基は水酸化ナトリウムである。
塩基の量は通常、式(III)のモル当量に基づいており、特に3〜6モル当量である。式(I)の化合物の形成は、特に40〜100℃で行う。より特定の態様では、工程c)の反応温度は、60〜80℃である。
反応は、HPLCによってモニターすることができる。出発溶媒および温度に応じて、反応は、一般に8〜48時間で完了する。
本発明はまた、工程a)、b)およびc)を含み、かつ以下の工程
d)式(Ia)の化合物を式(IV)の化合物と反応させて、式(V)の化合物を得る工程
Figure 0006297590
および、
e)式(V)の化合物を脱保護して、(S)−2−[4−(2−クロロ−フェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アミド
Figure 0006297590
を得る工程
をさらに含む、前記で定義した方法を包含する。
工程d)
工程d)は、式(Ia)の化合物と式(IV)の化合物をアミドカップリングして、式(V)の化合物を形成することを含む。工程d)は、アミドカップリング試薬と触媒を含む溶媒中で−10〜25℃の温度で行う。
式(IV)の化合物、式(Ia)の化合物、および適当な溶媒系を容器に投入した。添加の順番は、利便性によって、または当業者によく知られている他の方法の問題点によって強いられる。
反応は、多くの有機溶媒中で実施することができるが;工程d)で使用する特定の溶媒は、塩化メチレンである。
上記混合物に、アミドカップリング試薬と触媒を加えた。特定の態様では、工程d)で使用するアミドカップリング試薬は、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドであり、工程d)で使用する触媒は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールである。
式(Ia)の化合物の量は、通常式(IV)のモル当量に基づいており、特に1.0〜2.0モル当量である。アミドカップリング試薬の量は、通常式(IV)のモル当量に基づいており、特に1.0〜3.0モル当量である。触媒の量は、通常式(IV)のモル当量に基づいており、特に0.05〜1.1モル当量である。
式(V)の化合物の形成は、特に−10〜25℃で行われる。より特定の態様では、工程c)の反応温度は、0〜15℃である。
反応は、HPLCによってモニターすることができる。反応温度に応じて、反応は、一般に1〜24時間で完了する。反応は、水の添加によって停止させることができる。水相を除去した後、有機反応溶媒を蒸留によって除去した。式(V)のアミドは、当業者に既知の方法によって、例えばろ過などによって、単離することができる。生成物は、真空下、特に30〜60℃の範囲の温度で、恒量まで乾燥させる。
工程e)
工程e)は、式(V)の化合物からケタール保護基を除去して、(S)−2−[4−(2−クロロ−フェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アミドを形成することを含む。工程e)は、酸を含む溶媒中で0〜40℃の温度で行われる。
式(V)の化合物と適当な溶媒系を容器に投入する。添加の順番は、利便性によって、または当業者によく知られている他の方法の問題点によって強いられる。
反応は、多くの有機溶媒中で実施することができるが;工程d)で使用する特定の溶媒は、エタノール、2−プロパノール、テトラヒドロフラン、および2−メチルテトラヒドロフランである。より特定の溶媒は、2−プロパノールである。
上記混合物に酸を加えた。特定の態様では、工程d)で使用する酸は水性HClであり、濃度は1.0〜6.0Nである。
酸の量は、通常式(V)のモル当量に基づいており、特に1〜10モル当量である。
(S)−2−[4−(2−クロロ−フェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アミドの形成は、特に0〜40℃で行われる。より特定の態様では、工程e)の反応温度は、15〜25℃である。
反応は、HPLCによってモニターすることができる。反応温度に応じて、反応は、一般に1〜24時間で完了する。反応は、水の添加によって停止させることができる。生成物は、有機溶媒、例えば酢酸エチル、酢酸イソプロピル、2−メチル−テトラヒドロフラン、またはメチルtert−ブチルエーテルなどを使用して抽出することができる。特定の抽出溶媒は、メチルtert−ブチルエーテルである。蒸留によって有機溶媒を除去した後、生成物をエタノールで希釈し、医薬品の製造のために直接使用することができる。
本発明を、それらに記載された特定の手順の範囲に本発明を限定するものとしてみなすべきではない以下の実施例によってさらに例示する。
[実施例]
例1
N−(1H−ピラゾール−3−イル)−アセトアミドの調製:
Figure 0006297590
2Lガラスフラスコに、3−アミノピラゾール200g(2.36mol)と酢酸エチル900gを投入した。混合物を45℃で30分間撹拌して、均質な溶液を形成した。混合物に無水酢酸245g(2.36mol)を1.2時間にわたって加えた。混合物を60℃で3時間かき混ぜた。反応混合物のHPLC分析から、3−アミノピラゾールの存在が示された。混合物に、約60℃で15分間にわたって追加の無水酢酸9.7g(0.09mol)を加えた。得られた懸濁液を、約60℃でさらに2時間撹拌した。混合物を20〜25℃に冷却し、その温度で15時間かき混ぜた。固体をろ過によって捕集し、酢酸エチル630gで洗浄した。固体を真空オーブン(45〜50℃/P≦−0.1MPa)中で約24時間乾燥させて、N−(1H−ピラゾール−3−イル)−アセトアミドの白色に近い(off−white)固体295.2g(94%収率)を得た。1H-NMR (400 MHz, d6-DMSO): δ 12.26(s, 1H), 10.33(s, 1H), 7.57(s, 1H), 6.47(s, 1H), 1.99(s, 3H).
例2
N−[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アセトアミドの調製:
Figure 0006297590
3Lフラスコに、N−(1H−ピラゾール−3−イル)−アセトアミド200.0g(1.60mol)と無水DMF 1Lを投入した。撹拌した懸濁液に、ナトリウムtert−ブトキシド173.8g(1.75mol)を一度に加えた。混合物に、塩化リチウム82.0g(1.91mol)を一度に加えた。混合物に、(S)−(−)−4−(クロロメチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジメチル−1,3−ジオキソラン267g(1.75mol)を一度に加えた。混合物を100℃で5時間撹拌した。得られた混合物に、さらなるナトリウムtert−ブトキシド31.6g(0.32mol)と、それに続く(S)−(−)−4−(クロロメチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジメチル−1,3−ジオキソラン48.5g(0.32mol)を加えた。混合物を100℃でさらに5時間撹拌した。得られた混合物に、さらなるナトリウムtert−ブトキシド31.6g(0.32mol)を加え、それに続いて(S)−(−)−4−(クロロメチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジメチル−1,3−ジオキソラン48.5g(0.32mol)を加えた。混合物を100℃で16時間撹拌した。次いで、混合物を60℃まで冷却し、減圧(60〜25mbar、60℃)下で濃縮して、溶媒720gを除去した。残留物に、水1.6Lを加えた。得られた溶液をジクロロメタン(DCM)3.2Lで抽出した。混合した有機相を20重量%塩化ナトリウム溶液1.6Lで洗浄し、真空蒸留(30〜40℃(バッチ)/P<−100mbar)によって濃縮し、N−[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アセトアミド585g(重量%で補正した後は316g、82.8%収率)を赤褐色油として得て、それをさらに処理することなく直接後続の工程で使用した。1H-NMR(400 MHz, d6-DMSO): δ 10.37(s, 1H), 7.57(s, 1H), 6.44(s, 1H), 4.33-4.36(m, 1H), 4.08-4.11 (m, 2H), 3.98-4.02(m, 1H), 3.71-3.75(m, 1H), 1.98(s, 3H), 1.31(s, 3H), 1.26(s, 3H).
例3
1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イルアミンの調製:
Figure 0006297590
メカニカルスターラーと温度計を備えた5Lガラスフラスコに、N−[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アセトアミド584g(重量%で補正した後は315g、1.28mol)と精製水1.2Lを投入した。混合物を60〜65℃で3時間撹拌し、均質な溶液が形成された。バッチを40〜45℃に冷却後、NaOH(固体)214g(5.14mol)を小分けして加えた。混合物を90℃で24時間撹拌した。混合物を20〜25℃に冷却し、酢酸イソプロピル2kgで抽出した。混合した有機相を真空蒸留(35〜45℃(バッチ)/P<−0.1MPa)によって濃縮して、黄色油を得た。残留物をメチルtert−ブチルエーテル414gで、続いてヘプタン750gで希釈した。得られた懸濁液を20〜25℃で15時間かき混ぜた。固体をろ過によって捕集し、メチルtert−ブチルエーテル/ヘプタン(1/2、v/v)1100gで洗浄した。固体を真空オーブン(30〜35℃/P≦−0.1MPa)内で約24時間乾燥させて、1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン215g(2工程で68%収率)を白色に近い(off−white)固体として得た。1H-NMR (400 MHz, d6-DMSO): δ 7.31(s, 1H), 5.38(s, 1H), 4.55(s, 2H), 4.26-4.32(m, 1H), 3.92-3.98 (m, 3H), 3.7-3.73(m, 1H), 1.31(s, 3H), 1.25(s, 3H).
例4
N−(1H−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミドの調製:
Figure 0006297590
3−アミノピラゾール(9g、108mmol)をDCM(250ml)中に溶解させた。N−メチルモルホリン(26.5g、262mmol)を一度に加えた。塩化ベンゾイル(34.86g、248mmol)を室温でゆっくり加えた。室温で16時間かき混ぜた後、混合物を減圧下で濃縮して、固体を得た。固体をメタノール(200ml)中に溶解させた。NaOH(2.5M、120ml、300mmol)の水溶液をゆっくり加え、THF(50ml)を加えて均質な溶液を得た。室温で20分間かき混ぜた後、混合物を減圧下で濃縮し、水(300ml)に注いだ。沈殿物をろ過し、オーブン内で乾燥させて、淡黄色固体17.55gを得たが、収率は87.7%であった。1H-NMR (400 MHz, d6-DMSO): δ 12.45(s, 1H), 10.79(s, 1H), 7.99-8.02(m, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.48-7.59(m, 3H), 6.65(s, 1H).
例5
N−[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−ベンズアミドの調製:
Figure 0006297590
N−(1H−ピラゾール−3−イル)−ベンズアミド(2.5g、20mmol)と4−クロロ−ベンゼンスルホン酸2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチルエステル(6.75g、22mmol)を、無水1,4−ジオキサン(30ml)中に溶解させた。ナトリウムtert−ブトキシド(2.28g、23.8mmol)を室温で一度に加えた。黄色懸濁液を、撹拌しながら23時間加熱還流した。混合物を10℃まで冷却し、水(80ml)を加えた。混合物を酢酸エチル(30ml*2)で抽出し、有機層を1N NaOH(20ml)、10%水性NaCl(40ml*2)で洗浄した。有機層をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮させて、粗製生成物を油として得た。シリコンカラム(ヘキサン/EA=5:1からヘキサン/EA=3:1)によって精製して、白色に近い(off−white)固体(3g)を得た、収率:50%。1H-NMR (400 MHz, d6-DMSO): δ 10.86(s, 1H), 7.99-8.01(d, 2H), 7.67(s, 1H), 7.47-7.58(m, 3H), 6.63 (s, 1H), 4.4-4.42(m, 1H), 4.16-4.38(m, 2H), 4.01-4.05(m, 1H), 3.75-3.78(m, 1H), 1.33(s, 3H), 1.25(s, 3H).
例6
1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イルアミンの調製:
Figure 0006297590
N−[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−ベンズアミド(150mg、0.5mmol)をメタノール(2ml)中に溶解させ、水(1ml)を一度に加えた。混合物を室温で30分間かき混ぜた。NaOH(120mg、3mmol)を加えた。混合物を、還流させながら18時間かき混ぜた。UPLCは、転化率が約20%であることを示したので、混合物をさらに20時間撹拌した。転化率は、依然として約40%であった。追加分のNaOH(120mg、3mmol)を混合物中に加えた。混合物を、還流させながらさらに20時間撹拌した。転化率は、約70%であった。さらなる検査は行わなかった。
例7
2,2−ジメチル−N−(1H−ピラゾール−3−イル)−プロピオンアミドの調製:
Figure 0006297590
3−アミノピラゾール(9g、108mmol)をDCM(250ml)中に溶解させた。トリエチルアミン(27g、262mmol)を一度に加えた。塩化ピバロイル(30g、248mmol)を室温でゆっくり加えた。室温で6時間かき混ぜた後、溶媒を減圧下で濃縮して、固体を得た。固体をメタノール(200ml)中で溶解させた。水性NaOH(2.5M、120ml)をゆっくり加え、混合物を室温で30分間かき混ぜた。溶媒を減圧下で蒸発除去した。スラリーを水(300ml)中に移した。固体をろ過し、乾燥させて、表題生成物(13.5g)を黄色固体として得た、収率:76%。1H-NMR(400 MHz, d6-DMSO): δ 12.3(s, 1H), 9.77(s, 1H), 7.58(s, 1H), 6.49(s, 1H), 1.2(s, 9H).
例8
N−[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2,2−ジメチル−プロピオンアミドの調製:
Figure 0006297590
2,2−ジメチル−N−(1H−ピラゾール−3−イル)−プロピオンアミド(1.67g、10mmol)をDMF(17ml)中に溶解させた。(S)−4−クロロメチル−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン(1.52g、10mmol)を混合物に加えた。最後に、ナトリウムtert−ブトキシド(0.98g、10mmol)を室温で加えた。混合物を、N2雰囲気下で撹拌しながら23時間100℃まで加熱した。UPLCは、混合物中に2,2−ジメチル−N−(1H−ピラゾール−3−イル)−プロピオンアミドが26%残留していることを示した。さらなる2,2−ジメチル−N−(1H−ピラゾール−3−イル)−プロピオンアミド(0.76g、5mmol)とナトリウムtert−ブトキシド(0.49g、5mmol)を加えた。混合物を100℃でさらに24時間かき混ぜた。HPLCは、2,2−ジメチル−N−(1H−ピラゾール−3−イル)−プロピオンアミドが9.4%残留していることを示し、N1/N2アルキル化生成物の選択性は2.8:1であった。DMFを減圧下で濃縮した。水(10ml)を加えた。混合物をDCM(2×12ml)で抽出し、有機層を10%水性NaCl(2×20ml)で洗浄した。有機層をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮させて、油を得て、それをシリコンカラム(ヘキサン/EA=5:1からヘキサン/EA=3:1)によって精製して、白色に近い(off−white)固体(0.84g)を得た、収率:30%。1H-NMR (400 MHz, d6-DMSO): δ 9.85(s, 1H), 7.59(s, 1H), 6.47(s, 1H), 4.36-4.39(m, 1H), 4.08-4.12 (m, 2H), 4.0-4.02(m, 1H), 3.73-3.75(m, 1H), 1.33(s, 3H), 1.26(s, 3H), 1.19(s, 9H).
1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イルアミンの調製:
Figure 0006297590
N−[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−2,2−ジメチル−プロピオンアミド(1.42g、5mmol)をメタノール(15ml)中に溶解させ、水(3ml)を一度に加えた。NaOH(1.67g、40mmol)を一度に加えた。混合物を70℃で40時間かき混ぜた。HPLCは、転化率が2.8%であることを示した。さらなる検査は行わなかった。
例9
(S)−2−[4−(2−クロロ−フェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アミドの調製
Figure 0006297590
200Lガラス内張反応器に、ジクロロメタン(DCM)46.3kgを投入した。反応器に、さらなるジクロロメタン112.0kg、それに続く(S)−2−[4−(2−クロロ−フェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチルペンタン酸11.9kg(36.8mol)と1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン8.0kg(40.6mol)を加えた。撹拌しながら、混合物に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール0.44kgを加えた。4℃まで冷却した後、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド14.0kgを4回に分けて(5.0kg+3.1kg+3.8kg+2.1kg)バッチ温度を4〜10℃に維持しながら3時間にわたって加えた。混合物を4〜12℃でさらに5時間撹拌した。2.5時間におけるHPLC分析は、反応の完了を示した。混合物を500Lガラス内張反応器に移した。バッチ温度を10℃未満に調整した後、水119.0kgを加えることによって反応を停止させた。水相を分離し、有機溶媒を真空蒸留によって最終体積が約30Lになるまで除去した。残留物に酢酸エチル106.0kgを加えた。混合物を30分間かき混ぜ、0〜10℃に冷却し、5重量%クエン酸溶液、10重量%炭酸ナトリウム溶液および2.5重量%塩化ナトリウム溶液で洗浄した。溶媒を真空蒸留によって18〜30℃で最終体積が約30Lになるまで除去した。残留溶液に、n−ヘプタン64.7kgを2.5時間にわたって加えた。バッチ温度を0〜5℃に調整した後、混合物を4.5時間撹拌した。固体をヌッチェフィルター中に捕集し、n−ヘプタン16.2kgですすぎ、窒素流で40〜45℃で20時間乾燥させて、((S)−2−[4−(2−クロロフェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アミド17.2kg(88.1%収率)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6, エタノールを除去) δ ppm 0.90 (d, J = 6.4 Hz, 3 H), 0.94 (d, J = 6.4 Hz, 3 H), 1.05 (br. s., 3 H), 1.06 (br. s., 3 H), 1.36 - 1.64 (m, 2 H), 1.68 - 1.84 (m, 1 H), 3.89 (s, 2 H), 4.20 (d, J = 18.4 Hz, 1 H), 4.62 (d, J = 18.4 Hz, 1 H), 4.68 (s, 1 H), 4.78 (s, 1 H), 4.90 (dd, J = 10.7, 4.7 Hz, 1 H), 6.44 (d, J = 2.1 Hz, 1 H), 7.37 (td, J = 7.8, 1.8 Hz, 1 H), 7.46 (td, J = 7.8, 1.2 Hz, 1 H), 7.50 - 7.56 (m, 2 H), 7.66 (dd, J = 7.8, 1.2 Hz, 1 H), 10.81 (s, 1 H).
例10
(S)−2−[4−(2−クロロ−フェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,3−ジヒドロキシ−プロピル−1H−ピラゾール−3−イル]−アミドの調製
Figure 0006297590
200Lガラス内張反応器に、2−プロパノール42.7kgと((S)−2−[4−(2−クロロフェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アミド13.6kg(27.0mol)を投入した。懸濁液を25〜30℃で固体が溶解するまでかき混ぜた。バッチ温度を15℃未満に調整した後、2.0N塩酸59.5kgを、バッチ温度を9〜17℃に維持しながら3.5時間にわたって加えた。混合物を18〜23℃に温め、5.5時間かき混ぜた。2時間におけるHPLC分析は、反応の完了を示した。反応混合物を500Lガラス内張反応器に移し、精製水28.6kgとメチルtert−ブチルエーテル166.1kgで希釈した。水相を分離し、有機相を1.0N水酸化ナトリウム溶液、10.7重量%塩化ナトリウム溶液、続いて1.0重量%塩化ナトリウム溶液で洗浄した。有機相を200Lガラス内張反応器に移した。溶媒を、真空蒸留によって10〜26℃で約27Lの体積まで除去した。得られた油をエタノール107.6kgで希釈し、溶媒を真空蒸留によって12〜30℃で除去して、エタノールに溶解した(S)−2−[4−(2−クロロ−フェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,3−ジヒドロキシ−プロピル−1H−ピラゾール−3−イル]−アミド19.85kg(重量%によって補正して10.04kg、80.4%収率)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 0.90 (d, J = 6.3 Hz, 3 H), 0.94 (d, J = 6.3 Hz, 3 H), 1.33 - 1.50 (m, 1 H), 1.49 - 1.67 (m, 1 H), 1.68 - 1.85 (m, 1 H), 3.16 - 3.32 (m, 2 H), 3.70 - 3.93 (m, 2 H), 4.09 (m, J = 13.6, 3.6 Hz, 1 H), 4.21 (d, J = 18.4 Hz, 1 H), 4.61 (d, J = 18.4 Hz, 1 H), 4.71 (t, J = 5.6 Hz, 1 H), 4.79 (s, 1 H), 4.88 (dd, J = 10.6, 4.8 Hz, 1 H), 4.94 (d, J = 5.1 Hz, 1 H), 6.41 (d, J = 1.5 Hz, 1 H), 7.37 (t, J = 7.5 Hz, 1 H), 7.46 (t, J = 7.5 Hz, 1 H), 7.50 - 7.56 (m, 2 H), 7.65 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 10.78 (s, 1 H).
以下に、出願当初の請求項の記載を実施の態様として付記する。
[1] 式
Figure 0006297590
(式中、
1 およびR 2 は、水素、C 1〜6 アルキル、C 3〜7 シクロアルキル、C 3〜6 アルケニル、またはフェニルから独立に選択され;ここで、C 1〜6 アルキル、シクロアルキル、C 3〜6 アルケニルまたはフェニルは、ハロゲン、ヒドロキシル、C 1〜6 アルコキシカルボニル、またはフェニルによって任意に置換されていてもよく;あるいは
1 およびR 2 は、それらが結合している炭素と一緒になって、C 3〜7 シクロアルキルを形成している)の化合物を調製するための方法であって、以下の工程a)3−アミノピラゾールを保護して、式(II)
Figure 0006297590
(式中、R 3 は、C 1〜6 アルキル、シクロアルキルまたはフェニルである)の化合物を形成する工程と、b)前記式(II)の保護した3−アミノピラゾールを1−置換して、式(III)
Figure 0006297590
の化合物を形成する工程と、c)前記式(III)の保護した3−アミノピラゾールを塩基性条件下で加水分解して、式(I)
Figure 0006297590
の化合物を形成する工程とを含む、方法。
[2] 式(Ia)
Figure 0006297590
の化合物を調製するための、[1]に記載の方法。
[3] 前記式(I)または(Ia)の化合物が、1−((R)2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
Figure 0006297590
である、[1]または[2]に記載の方法。
[4] 工程a)を、カルボキシル化剤を用いて20〜100℃の反応温度で行う、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の方法。
[5] 前記反応を、テトラヒドロフラン、酢酸、水、酢酸イソプロピルまたは酢酸エチルから選択される溶媒中で行う、[4]に記載の方法。
[6] 前記カルボキシル化剤が、無水酢酸、塩化アセチル、無水安息香酸、塩化ベンゾイルまたは塩化ピバロイルである、[4]または[5]に記載の方法。
[7] 前記反応温度が、40〜80℃であることを特徴とする、[4]〜[6]のいずれか一項に記載の方法。
[8] 工程b)を、塩基とリチウム塩添加剤を加えた有機溶媒中でアルキル化剤を用いて70〜150℃の温度で行う、[1]〜[7]のいずれか一項に記載の方法。
[9] 工程b)で使用する前記溶媒が、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジノンまたはジメチルスルホキシドである、[8]に記載の方法。
[10] 工程b)の前記塩基が、アルコキシドの、ナトリウム、リチウム、またはカリウム塩である、[8]または[9]に記載の方法。
[11] 工程b)で使用する前記リチウム塩が、塩化リチウム、臭化リチウムまたはヨウ化リチウムである、[8]〜[10]のいずれか一項に記載の方法。
[12] 工程b)の前記アルキル化剤が、
Figure 0006297590
(式中、
1 およびR 2 は、[1]または[3]のように定義され、
4 は、クロロ、ブロモ、ヨードまたは−O−SO 2 −R 5 であり、ここでR 5 は、C 1〜6 アルキル、フェニル、またはC 1〜6 アルキル、ハロゲンもしくはニトロから独立に選択される1〜3個の置換基によって置換されているフェニルである)である、[8]〜[11]のいずれか一項に記載の方法。
[13] 工程b)の前記アルキル化剤が、
Figure 0006297590
(式中、R 1 、R 2 およびR 4 は、[12]のように定義される)である、[12]に記載の方法。
[14] 工程b)の前記反応温度が90〜110℃である、[8]〜[13]のいずれか一項に記載の方法。
[15] 工程c)を、40〜100℃の温度で塩基を含む溶媒中で行う、[1]〜[12]のいずれか一項に記載の方法。
[16] 工程c)で使用する前記溶媒が、メタノール、エタノールもしくは水、またはそれらの混合物である、[15]に記載の方法。
[17] 工程c)で使用する前記塩基が、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムである、[15]または[16]に記載の方法。
[18] 工程c)の前記反応を、60〜80℃で行う、[15]〜[17]のいずれか一項に記載の方法。
[19] 以下の工程
d)式(Ia)の化合物を式(IV)の化合物と反応させて、式(V)の化合物を得る工程
Figure 0006297590
および
e)式(V)の化合物を脱保護して、(S)−2−[4−(2−クロロ−フェノキシ)−2−オキソ−2,5−ジヒドロ−ピロール−1−イル]−4−メチル−ペンタン酸[1−((R)−2,3−ジヒドロキシ−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−アミドを得る工程をさらに含む、[1]〜[18]のいずれか一項に記載の方法。
[20] 式(III)
Figure 0006297590
(式中、R 1 はメチルであり、R 2 はメチルであり、R 3 はメチルである)の化合物。
[21] 先に記載されているような発明。

Claims (19)


  1. Figure 0006297590
    (式中、
    1およびR2は、水素、C1〜6アルキル、C3〜7シクロアルキル、C3〜6アルケニル、またはフェニルから独立に選択され;ここで、C1〜6アルキル、シクロアルキル、C3〜6アルケニルまたはフェニルは、任意にハロゲン、ヒドロキシル、C1〜6アルコキシカルボニル、またはフェニルによって置換されており;あるいは
    1およびR2は、それらが結合している炭素と一緒になって、C3〜7シクロアルキルを形成している)
    の化合物を調製するための方法であって
    a)3−アミノピラゾールを保護して、式(II)
    Figure 0006297590
    (式中、R3は、C1〜6アルキル、シクロアルキルまたはフェニルである)の化合物を形成すること
    b)前記式(II)の保護した3−アミノピラゾールを1位の位置で置換して、式(III)
    Figure 0006297590
    の化合物を形成すること
    c)前記式(III)の保護した3−アミノピラゾールを塩基性条件下で加水分解して、式(I)
    Figure 0006297590
    の化合物を形成すること
    を含む、方法。
  2. 式(Ia)
    Figure 0006297590
    の化合物を調製するための、請求項1に記載の方法。
  3. 前記式(I)の化合物が、1−((R)2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1H−ピラゾール−3−イルアミン
    Figure 0006297590
    である、請求項1に記載の方法。
  4. )を、カルボキシル化剤を用いて20〜100℃の反応温度で行う、請求項1に記載の方法。
  5. 前記反応を、テトラヒドロフラン、酢酸、水、酢酸イソプロピルまたは酢酸エチルである溶媒中で行う、請求項4に記載の方法。
  6. 前記カルボキシル化剤が、無水酢酸、塩化アセチル、無水安息香酸、塩化ベンゾイルまたは塩化ピバロイルである、請求項4に記載の方法。
  7. 前記反応温度が、40〜80℃である、請求項4に記載の方法。
  8. )を、塩基とリチウム塩添加剤を加えた有機溶媒中でアルキル化剤を用いて70〜150℃の温度で行う、請求項1に記載の方法。
  9. )で使用する前記溶媒が、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジノンまたはジメチルスルホキシドである、請求項8に記載の方法。
  10. )の前記塩基が、アルコキシドの、ナトリウム、リチウム、またはカリウム塩である、請求項8に記載の方法。
  11. )で使用する前記リチウム塩が、塩化リチウム、臭化リチウムまたはヨウ化リチウムである、請求項8に記載の方法。
  12. )の前記アルキル化剤が、
    Figure 0006297590
    (式中、
    4は、クロロ、ブロモ、ヨードまたは−O−SO2−R5であり、ここでR5は、C1〜6アルキル、フェニル、または独立して1〜6アルキル、ハロゲンもしくはニトロである1〜3個の置換基によって置換されているフェニルである)
    である、請求項8に記載の方法。
  13. )の前記アルキル化剤が、
    Figure 0006297590
    ある、請求項12に記載の方法。
  14. )の前記反応温度が90〜110℃である、請求項8に記載の方法。
  15. )を、40〜100℃の温度で塩基を含む溶媒中で行う、請求項1に記載の方法。
  16. )で使用する前記溶媒が、メタノール、エタノールもしくは水、またはそれらの混合物である、請求項15に記載の方法。
  17. )で使用する前記塩基が、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムである、請求項1に記載の方法。
  18. )の前記反応を、60〜80℃で行う、請求項15に記載の方法。
  19. 式(III)
    Figure 0006297590
    (式中、R1はメチルであり、R2はメチルであり、R3はメチルである)
    の化合物。
JP2015550041A 2012-12-25 2013-12-20 1−([1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1h−ピラゾール−3−イルアミンを調製するための方法 Active JP6297590B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN2012087380 2012-12-25
CNPCT/CN2012/087380 2012-12-25
PCT/EP2013/077563 WO2014102164A1 (en) 2012-12-25 2013-12-20 Process for the preparation of 1-([1,3]dioxolan-4-ylmethyl)-1h-pyrazol-3-ylamine

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016503812A JP2016503812A (ja) 2016-02-08
JP2016503812A5 JP2016503812A5 (ja) 2016-12-22
JP6297590B2 true JP6297590B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=49876646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015550041A Active JP6297590B2 (ja) 2012-12-25 2013-12-20 1−([1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1h−ピラゾール−3−イルアミンを調製するための方法

Country Status (24)

Country Link
US (1) US9388168B2 (ja)
EP (1) EP2938609B1 (ja)
JP (1) JP6297590B2 (ja)
KR (1) KR102122569B1 (ja)
CN (1) CN105051031B (ja)
AU (1) AU2013369473B2 (ja)
BR (1) BR112015015229B1 (ja)
CA (1) CA2896155C (ja)
CY (1) CY1119040T1 (ja)
DK (1) DK2938609T3 (ja)
ES (1) ES2629313T3 (ja)
HK (1) HK1213262A1 (ja)
HR (1) HRP20170653T1 (ja)
HU (1) HUE032621T2 (ja)
IL (1) IL239558A (ja)
LT (1) LT2938609T (ja)
NZ (1) NZ709362A (ja)
PL (1) PL2938609T3 (ja)
PT (1) PT2938609T (ja)
RU (1) RU2621725C2 (ja)
SG (1) SG11201504951TA (ja)
SI (1) SI2938609T1 (ja)
WO (1) WO2014102164A1 (ja)
ZA (1) ZA201504601B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3046861A1 (en) 2016-12-15 2018-06-21 Hua Medicine (Shanghai) Ltd. Oral preparation of glucokinase activator and preparation method therefor
US11813274B2 (en) 2020-04-22 2023-11-14 Hua Medicine (Shanghai) Ltd. Treating untreated or treatment-resistant diabetes with glucokinase activator and sodium-glucose cotransporter-2 inhibitor
AU2020443475A1 (en) * 2020-04-22 2022-11-17 Hua Medicine (Shanghai) Ltd. Treating untreated or treatment-resistant diabetes with glucokinase activator and sodium-glucose cotransporter-2 inhibitor
CN111732543A (zh) * 2020-08-14 2020-10-02 浙江鼎龙科技有限公司 一种4,5-二氨基-1-(2-羟乙基)吡唑硫酸盐的制备方法
CN113750100B (zh) * 2021-08-31 2022-12-30 海南中济医药科技有限公司 一种含有多扎格列艾汀与西格列汀的药物组合物及其制备方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4160841A (en) * 1977-01-31 1979-07-10 Janssen Pharmaceutica, N.V. Heterocyclic derivatives of 1-(1,3-dioxolan-2-ylmethyl)-1H-imidazoles
FR2748274B1 (fr) * 1996-05-03 1998-06-12 Oreal Nouveaux diamino pyrazoles, leur synthese, compositions de teinture des fibres keratiniques les contenant, procede de teinture des fibres keratiniques
CN101918363B (zh) * 2008-01-18 2012-09-05 安斯泰来制药株式会社 苯乙酰胺衍生物
US7741327B2 (en) * 2008-04-16 2010-06-22 Hoffmann-La Roche Inc. Pyrrolidinone glucokinase activators
US8178689B2 (en) * 2010-06-17 2012-05-15 Hoffman-La Roche Inc. Tricyclic compounds

Also Published As

Publication number Publication date
KR20150100809A (ko) 2015-09-02
PL2938609T3 (pl) 2017-08-31
CN105051031B (zh) 2017-10-10
WO2014102164A1 (en) 2014-07-03
AU2013369473A1 (en) 2015-07-16
PT2938609T (pt) 2017-07-04
SG11201504951TA (en) 2015-07-30
CN105051031A (zh) 2015-11-11
BR112015015229B1 (pt) 2020-07-07
IL239558A0 (en) 2015-08-31
ZA201504601B (en) 2016-10-26
EP2938609B1 (en) 2017-04-12
BR112015015229A8 (pt) 2019-10-15
ES2629313T3 (es) 2017-08-08
CA2896155C (en) 2020-05-05
IL239558A (en) 2017-12-31
HUE032621T2 (en) 2017-10-30
KR102122569B1 (ko) 2020-06-15
CY1119040T1 (el) 2018-01-10
DK2938609T3 (en) 2017-05-15
BR112015015229A2 (pt) 2017-07-11
SI2938609T1 (sl) 2017-07-31
US9388168B2 (en) 2016-07-12
JP2016503812A (ja) 2016-02-08
NZ709362A (en) 2019-07-26
US20150315176A1 (en) 2015-11-05
HK1213262A1 (zh) 2016-06-30
HRP20170653T1 (hr) 2017-06-30
RU2621725C2 (ru) 2017-06-07
CA2896155A1 (en) 2014-07-03
RU2015126911A (ru) 2017-01-31
AU2013369473B2 (en) 2017-03-09
LT2938609T (lt) 2017-06-26
EP2938609A1 (en) 2015-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5852573B2 (ja) 1−トリアゾール−2−ブタノール誘導体の製造法
JP6297590B2 (ja) 1−([1,3]ジオキソラン−4−イルメチル)−1h−ピラゾール−3−イルアミンを調製するための方法
JP5161023B2 (ja) ピペラジン誘導体の製造方法
JP2004518737A (ja) 2−(4−クロロベンゾイルアミノ)−3−[2(1h)−キノールリノン−4−イル]プロピオン酸の製造方法
WO2006080555A1 (ja) (z)-1-フェニル-1-(n,n-ジエチルアミノカルボニル)-2-フタルイミドメチルシクロプロパンの製造方法
JP2016503812A5 (ja)
JP2009504572A (ja) キノリン誘導体の合成方法
RU2557236C2 (ru) Способ получения соединений 2-(1-фенилэтил)изоиндолин-1-она
CN115417816B (zh) 一种3,6-二溴-1-氯-异喹啉的制备方法
JP5139104B2 (ja) ジベンゾオキセピン化合物の製造方法
JP2010090031A (ja) 二環性プロリン化合物の製造方法
JP3274866B2 (ja) α−アリール‐γ‐ブチロラクトンの製造方法
CA3097628A1 (en) Intermediates and processes for the preparation of linagliptin and its salts
US20120259116A1 (en) Novel Process for the Preparation of Paliperidone
US9533949B2 (en) Processes for the preparation of 3-alkyl indoles
JPH0641066A (ja) ピロール誘導体の製造方法
WO2020042841A1 (zh) 一种(1r,3s)-3-氨基-1-环戊醇及其盐的制备方法
JPH0616624A (ja) 3−アミノ−4,4−ジアルキルピロリジン誘導体
JP2002080461A (ja) 5−(2−置換−4−ニトロフェニル)−オキサゾールの製造方法
JP2001011059A (ja) 5−(2−置換−4−ニトロフェニル)−オキサゾールの製造方法
WO2009002955A1 (en) Process for the preparation of (2r)-2-[4-(7-bromo-2-quinolyloxy)phenoxy]propanoic acid
JP2000344742A (ja) 3−アミノ−1−フェニルピロリジン−2−オン誘導体の製造方法
JP2003026672A (ja) 3−アミノオキセタンの新規製造法並びに中間体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161104

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6297590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250