JP6295736B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、外部から画像情報を入力することによって画像を形成する画像形成システムに関する。
MFP(Multi-Function Printer)ではユーザが、操作方法が分からないなどの理由でサポートに問い合わせた際に、ユーザが利用しているMFPと、サポート側の端末(PC等)の画面を共有し、ユーザが遠隔でサポートを受けることができる遠隔サポート技術が既に知られている。
図22は、従来の遠隔サポート技術について説明する図である。まず、ユーザ201がMFP202を利用している際に操作方法が分からず、サポート203に電話で問い合わせる。そして、サポート203は、操作方法を説明するためにサポート203側のサポートPC204の画面をMFP202に表示させる。
これにより、ユーザ201はサポート203と同じ画面を見ることができる。そして、ユーザ201は、その共有された画面と電話からの音声により、サポート203とやり取りを行うことができ、声だけの説明よりも画面も表示されるため、説明内容を理解しやすくなる。
特許文献1には、利便性の良い画像形成システムを提供する目的で、MFPと携帯端末とで画面を共有し、MFPで実行するジョブの設定を、携帯端末側でも変更できるという方法が開示されている。
特許文献2には、遠隔操作の際に、操作性を向上させる目的で、MFP操作部のハードキーなど操作部画面以外の部分も遠隔操作端末に表示させる方法が開示されている。
特許文献3には、PCとMFP間で情報共有できるようにする目的で、PC上のポインティング位置をMFPに送信し、注目位置を共有させる方法が開示されている。
また、特許文献4には、サポート端末とユーザ端末へ新しいソフトウェアをインストールすることなく遠隔操作や画面表示を行う目的で、ユーザ用画面の表示方法やサポート用の画面表示方法などが開示されている。
しかし、今までの遠隔サポート技術と特許文献1〜3に開示された技術では、MFPの操作部で画面共有をしているため、ユーザがサポートを受けている間はそのユーザがMFPを占有してしまうこととなり、他のユーザがそのMFPを利用できないという問題があった。
また、特許文献4に開示された技術では、MFPを占有してしまうという問題は解消できていない。さらに、ユーザ端末とサポート端末の表示画面が異なることから、画面共有を行って操作説明をしても、サポートとユーザとの間で、説明や理解に齟齬が発生してしまうという問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、ユーザが遠隔サポートを受けていても、MFPを占有することなく、他のユーザがMFPを利用可能な状態にすることができる画像形成システムを提供することである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有する。
本発明に係る画像形成システムは、それぞれネットワークで接続されたユーザをサポートする情報処理装置と画像形成装置と携帯端末とを有する画像形成システムであって、前記情報処理装置は、画面共有するための映像データを作成する作成手段と、前記作成手段により作成されたデータを他デバイスへ共有する画面共有手段と、前記画像形成装置からの接続先切り替え要求を受け、サポート対象を前記携帯端末に切り替える接続切替手段と、を備え、前記画像形成装置は前記画面共有手段に対し、画面共有しているデバイスの切り替え要求を行う切替要求手段と、切り替え先の端末情報を取得する端末情報取得手段と、を備え、前記携帯端末は、前記画面共有手段により作成されたデータを取得する共有画面取得手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが遠隔サポートを受けていても、MFPを占有することなく、他のユーザがMFPを利用可能な状態にすることができる。
本実施形態に係るPCとサーバと携帯端末のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るプリンタとMFPのハードウェアの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。 サポートPCとMFPとの間で画面共有するシーケンス図である。 ユーザがサポートを受ける端末を切り替える際のシーケンス図である。 UIに表示する切替ボタンの一例を示す図である。 機器情報のデータの構成を示す図である。 第2の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 第2の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。 ユーザがサポートを受ける端末を切り替える際にサーバを経由するシーケンス図である。 第3の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。 ユーザがサポートを受ける端末を切り替える際にMFPを経由するシーケンス図である。 第4の実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。 第4の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。 ユーザがサポートを受ける端末を切り替える際のシーケンス図である。 第5の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。 サーバリソース利用予約の際のシーケンス図である。 第6の実施形態に係るサポート切り替え方法の選択肢表示を示す図である。 第7の実施形態に係るサポート切り替え方法の優先度指定表示を示す図である。 優先度指定時のサポート切り替えを示すフロー図である。 従来の遠隔サポート技術について説明する図である。
以下、本実施形態について図面により詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るPCとサーバと携帯端末のハードウェアの構成を示すブロック図である。本実施形態に係るPCは、一般的な情報処理端末と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係るPCは、CPU(Central Processing Unit)1、RAM(Random Access Memory)2、ROM(Read Only Memory)3、HDD(Hard Disk Drive)4およびI/F5がバスを介して接続されている。
また、I/F5にはLCD(Liquid Crystal Display)6および操作部7が接続されている。
CPU1は演算手段であり、PC全体の動作を制御する。RAM2は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPUが情報を処理する際の作業領域として用いられる。
ROM3は読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD4は情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F5は、バスと各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD6は、ユーザがPCの状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部7は、キーボードやマウス等、ユーザがPC1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
図2は、本実施形態に係るプリンタとMFPのハードウェアの構成を示すブロック図である。MFP11は、コントローラ12とエンジン部(Engine)25とがPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続されている。
コントローラ12は、MFP11全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部25は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、例えば、白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。
なお、このエンジン部25には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ12は、CPU13と、ノースブリッジ(NB)15と、システムメモリ(MEM−P)14と、サウスブリッジ(SB)16と、ローカルメモリ(MEM−C)19と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)18と、ハードディスクドライブ(HDD)20とを有している。ノースブリッジ(NB)15とASIC18との間は、AGP(Accelerated Graphics Port)バス17で接続されている。
また、MEM−P14は、ROM(Read Only Memory)14aと、RAM(Random Access Memory)14bとを有している。CPU13は、MFP11の全体制御を行うものであり、NB15、MEM−P14およびSB16からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続されている。
NB15は、CPU13とMEM−P14、SB16、AGPバス17とを接続するためのブリッジであり、MEM−P14に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P14は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM14aとRAM14bとを有する。
ROM14aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM14bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB16は、NB15とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。SB16は、PCIバスを介してNB15と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続されている。
ASIC18は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス17、PCIバス、HDD20およびMEM−C19をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
ASIC18は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC18の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C19を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部25との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットとを有する。
ASIC18には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)22、USB(Universal Serial Bus)23、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース24が接続されている。操作表示部21はASIC18に直接接続されている。MEM−C19は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリである。
HDD20は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。また、HDD20は、MFP11で実行されるアプリケーションのライセンスファイルを保存する。
AGPバス17は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P14に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、サポートがユーザに対して遠隔サポートを行うために、まず、サポートPCとMFP間で画面共有を行う。その後、遠隔サポート対象をMFPから携帯端末へ切り替えるために、サポートPCから直接ユーザの携帯端末へ接続し、画面共有する方法について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。画像形成システムはサポートPC31とMFP32と携帯端末33とを有している。サポート社内ネットワーク34にMFP32と携帯端末33とがインターネット35を利用して接続され、MFP32はユーザ社内ネットワーク36に接続されている。操作部37はMFP32に接続され、MFP32へのジョブ実行命令やジョブ設定などを指示できる。
ユーザは社内のMFP32を利用し、サポートに説明方法などの問い合わせを行う。そして、サポートはサポートPC31からMFP32へ画面共有を行い、MFP32は操作部37へ画面表示を行う。
図4は、第1の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。ここでは、機能ブロック図の各ブロックについて、どのような機能を持っているのかということを説明する。
サポートPC31は、接続部41と機器情報取得部42と画面エミュレート部43と画面共有部44と接続切替部45とを有している。接続部41は、サポートPC31とユーザが利用しているMFP32間で画面共有するために、MFP32の接続部46に対してネットワーク接続を行う。
機器情報取得部42はサポートPC31側で、MFP32の現在の画面をエミュレートするために、MFP32の機器情報を取得する。具体的な機器情報の例としては、インストールされているアプリ、アイコンの位置、MFP32の機能(カラー・モノクロ、両面ユニット有無など)が挙げられる。
画面エミュレート部43は、機器情報取得部42で取得した情報を基に、接続先MFP32の現在の画面状況をエミュレートする。画面共有部44は、画面エミュレート部43で再現した画面をMFP32のUIに表示するよう要求を送る。
接続切替部45は、ユーザからサポート対象を切り替え(MFP32→携帯端末33や携帯端末33→MFP32など)要求が来た際に、画面共有先を切り替えるための処理を開始する。
MFP32は、接続部46と機器情報保持部47と共有画面取得部48とUI表示部49と切替要求通知部50と端末情報取得部51とを有している。接続部46はサポートPC31とMFP32間で画面共有を行うために、サポートPC31からの接続要求を受け付ける。
機器情報保持部47はMFP32の機器情報を保持する。機器情報の例は、サポートPC31の機器情報取得部42の説明と同一である。共有画面取得部48は、サポートPC31とMFP32間で共有する画像(映像)データを取得し、そのデータをUI表示部49へ表示させる。
UI表示部49は、MFP32において、インストールされているアプリを表示したり、ユーザからのジョブ設定などを受け付けたりするためのUIを表示する。また、サポートを受ける端末を切り替えるためのボタンなども表示する(図7参照)。
切替要求通知部50はユーザからサポート先切り替え要求が来た際に、サポート側へ、「ユーザがMFP32から携帯端末33へとサポートの切り替えを要求している」ことなどを通知する。
端末情報取得部51は、サポート切り替え先の端末情報(IPアドレスなど)を取得するための部分である。実際の例としては、NFC(無線通信技術)などで端末からIPアドレスを取得するということが挙げられる。端末をかざすだけでMFPが端末情報を取得することができ、ユーザ自身がMFPに端末情報を打ち込む必要がなくなる。
携帯端末33は、端末情報保持部52と接続部53と共有画面表示部54とUI表示部55とを有している。端末情報保持部52は、サポートPC31から端末へ接続する際に必要な情報(IPアドレスなど)を保持する。
接続部53は、サポートPC31から共有する画面の画像(映像)を受け取るための接続を受け付ける。
共有画面取得部54は、サポートPC31から共有される画像(映像)データを取得し、そのデータをUI表示部55へ表示させる。共有画面取得部54は、Webブラウザが用いられる。ユーザは新たにアプリをインストールせずに、ブラウザを利用して画面共有を行うことができるようになる。
UI表示部55はUIの表示や、ユーザの操作を受け付けるための機構で、サポートPC31から共有された画面もここに表示される。
図5は、サポートPC31とMFP32との間で画面共有するシーケンス図である。サポートPC31からMFP32へ接続を行い、画面共有を行うまでのシーケンスを表している。
まず、サポートPC31からMFP32へ接続するために、MFP32の機器情報保持部47が、接続に必要なMFP32の情報(IPアドレス、場所など)を、サポートPC31の機器情報取得部42へ通知する(ステップS1)。
S1で取得した情報を基に、サポートPC31の接続部41は、MFP32の接続部46への接続を行う(ステップS2)。S2でサポートPC31とMFP32の接続が完了したら、サポートPC31の機器情報取得部42は、MFP32の機器情報保持部47から、機器情報を取得する(ステップS3)。
図8に示すように、機器情報というのは、MFP32のUI画面に表示されているアイコンの種類や場所などを指す。この機器情報により、サポートPC31の画面エミュレート部で、MFP32側の画面をエミュレートして再現し、その画面を利用して操作説明などを行う。
サポートPC31の画面共有部44は、画面エミュレート部43で作成された画面を、MFP32の共有画面取得部48へ送信する(ステップS4)。そして、MFP32の共有画面取得部48は、UI表示部49へ取得した画面情報を表示する。
これにより、サポートPC31側でエミュレートした画面が、MFP32側と共有されることになる。このフローにより、サポートPCとMFPとの間で画面共有が行われる。その後、共有している画面を利用し、サポート側が、ユーザへ操作説明などを行う。
図6は、ユーザがサポートを受ける端末を切り替える際のシーケンス図である。ユーザがサポートを受ける端末を、MFP32から携帯端末33へ切り替える際のシーケンスを表している。
ユーザがサポートを受ける対象をMFP32から携帯端末33へ変更したい場合、MFP32の切替要求通知部50が、サポートPC31に対して、接続先切替要求を行う(ステップS11)。
実際の例としては、UIに接続先切替ボタンを表示し、ユーザがそのボタンを押すと自動でサポートPC31に対して接続先切替要求が通知されるといった例が挙げられる。表示するボタンの例は、図7に示す。
サポートPC31は、サポート対象を変更するために、変更先の端末情報(IPアドレスなど)が必要になる。そのため、サポートPC31の接続切替部45は、MFP32の端末情報取得部51に対して、端末情報取得の指示を出す(ステップS12)。
MFP32の端末情報取得部51は、切り替え先となる携帯端末33の端末情報保持部52から、情報(IPアドレスなど)を取得する(ステップS13)。実際の例としては、NFCを利用し、端末のIPアドレスなどを取得することが挙げられる。
MFP32の端末情報取得部51は、サポートPC31の接続切替部45に対して、S13で取得した情報を受け渡す(ステップS14)。サポートPC31の接続部41は、今まで接続していたMFP32との接続を切断する(ステップS15)。
サポートPC31の接続部41は、S14で取得した情報を基に、携帯端末33の接続部53へ接続を行う(ステップS16)。サポートPC31の画面共有部44は、画面エミュレート部43で作成された画面を、携帯端末33の共有画面取得部54へ送信する(ステップS17)。
そして、携帯端末33の共有画面取得部54は、UI表示部55へ取得した画面情報を表示する。これにより、サポートPC31側でエミュレートした画面が、携帯端末33側へと共有され、サポート対象がMFP32から携帯端末33へと切り替えることが可能となる。
図7は、UIに表示する切替ボタン56の一例を示す図である。サポートPC31とMFP32で画面共有を行っている際の、MFP32側の表示画面の一例を表している。ここでは、MFP32の画面に、サポートPC31側の画面を表示させている。
また、本実施形態では、右下に切替ボタン56が表示されており、サポートを受ける端末をMFP32から携帯端末33に変更したい場合、ユーザがこの切替ボタン56を押下することになる。切替ボタン56を押下することで、サポートPC31側に切り替え要求が通知され、サポートを受ける端末をMFP32から携帯端末33へ変更できる。したがって、ユーザが、サポート切り替えを希望する際に、ボタンを押すだけで簡単に切り替え要求をすることができるようになる。
図8は、機器情報のデータの構成を示す図である。機器情報を表すためのデータ構成の一例が表され、図の状態では、両面ユニットがON、パンチユニットがOFFになっている。また、コピー、プリンタ、スキャナ、FAXなどのアプリがインストールされていて、それぞれのアイコンがどこに表示されているということが示されている。この機器情報を基に、サポートPC31はユーザのMFP32画面をエミュレートする。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、サポートが、サポート対象をMFP32から携帯端末33へ切り替える際に、サポートPC31と携帯端末33を直接接続して画面共有するのではなく、Webサーバを介して画面共有する方法について説明する。セキュリティなどの関係で、サポートPC31と携帯端末33を直接接続できない状況でも、Webサーバを経由して間接的に画面共有を行うことができる。
図9は、第2の実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。第1の実施形態と異なるのは、サーバ61が追加されたという点のみで、サーバ61は、サポートPC31の共有画面をWeb経由で携帯端末33から見られるようにするためのものである。サポートPC31の共有する画面をサーバへストリーミング配信する、もしくは動画をアップロードし、携帯端末33がサーバ61へアクセスして画面共有を行う。
図10は、第2の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。第1の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。画像形成システムは、サポートPC31とMFP32と携帯端末33とサーバ61とを有している。
第2の実施形態で追加されたものは、サーバ61の利用可否判定部62と共有画面データ保持部63と、MFP32のサーバ情報管理部64と、携帯端末33のサーバ情報管理部65とである。役割が変更になったものは、サポートPC31の接続切替部66と携帯端末33の共有画面取得部67とである。
サーバ61は、利用可否判定部62と共有画面データ保持部63とを有している。利用可否判定部62は、サーバが現在利用可能かどうかを判定し、通知する。例えば、同時接続回線数が制限されている場合、上限を超えていれば、利用不可という通知を行う。
共有画面データ保持部63は、サポートPC31と携帯端末33との間で共有する画面データ(映像)を保持する役割がある。
サポートPC31の接続切替部66は、新たに追加された役割として、画面共有のために利用するサーバが、現在使用可能かどうかを問い合わせる役割が増えた。また、切り替えに必要な情報(サーバのアドレスやURLなど)をMFP32に渡す役割がある。
MFP32のサーバ情報管理部64は、サポートを受ける端末を切り替える場合に、利用するサーバの情報をサポートPC31から受け取り、保存する。また、保存した情報を携帯端末33へと伝える役割がある。
サーバ情報管理部64はNFCを利用することができる。端末をかざすだけで携帯端末が、サーバ情報(URLなど)を取得することができ、ユーザ自身が携帯端末にサーバ情報を打ち込む必要がなくなる。
携帯端末33のサーバ情報管理部65は、画面共有のために必要なサーバの情報をMFP32から受け取り、保存しておく。共有画面取得部67は、サポートPC31から直接共有画面を取得していた第1の実施形態とは異なり、第2の実施形態では、サーバ61にアップされた共有画面データを取得するという役割がある。
図11は、ユーザがサポートを受ける端末を切り替える際にサーバ61を経由するシーケンス図である。ユーザがサポートを受ける端末をMFP32から携帯端末33へ切り替え、サポートPC31と携帯端末33との間の画面共有をサーバ経由で行う際のフローを表している。
また、この図の前の段階となるサポートPC31とMFP32間で画面共有するシーケンスについては、図5に示す第1の実施形態と同様である。
ユーザがサポートを受ける対象をMFP32から携帯端末33へ変更したい場合、MFP32の切替要求通知部50が、サポートPC31の接続切替部66へユーザから端末切り替え要求が来ていることを通知する(ステップS21)。
S21で接続先切替要求が出されると、次にサポートPC31の接続切替部66が、所定のサーバ61の利用可否判定部62へサーバ61が利用可能かどうかを問い合わせる(ステップS22)。サーバ61は、共有画面をストリーミング配信やアップロードするために利用される。
サーバ61が利用可能な場合は次のステップへ進み、利用不可の場合はサポート先の切り替えができないため処理は終了となる。サポートPC31の接続切替部66が、サーバ情報(IPアドレスもしくはURL等)をMFP32のサーバ情報管理部64に通知する(ステップS23)。
MFP32のサーバ情報管理部64が、S23で取得したサーバ情報を、携帯端末33のサーバ情報管理部65に通知する(ステップS24)。実際の例として、NFCでMFP32から携帯端末33へURLを受け渡すということが挙げられる。
サポート対象を切り替えるため、サポートPC31とMFP32との間での接続を切断する(ステップS25)。サポートPC31の画面共有部44は、共有する画面データをサーバ61の共有画面データ保持部63へ送信する(ステップS26)。
携帯端末33の共有画面取得部67は、S24で取得したサーバ情報を基に、サーバ61へアクセスする。そして、携帯端末33の共有画面取得部67は、サーバ61の共有画面データ保持部63から、画面共有するためにサーバPC31がアップロードした映像データを取得する(ステップS27)。そのデータをUI表示部55に表示することで、サポートPC31と携帯端末33との間での画面共有をサーバ経由で行うことが可能となる。
(第3の実施形態)
第2の実施形態ではWebサーバを介して、サポートPC31と携帯端末33との間で画面共有を行った。第3の実施形態では、Webサーバではなく、MFP32をサーバ代わりとして、サポートPC31と携帯端末33との間で画面共有を行う。MFP32のサーバ機能はバックグラウンドで動作し、印刷やコピーなどの利用は通常通り可能である。
携帯端末33は、MFP32からWiFi経由などで画面共有を行うことで、インターネットへ接続できない携帯端末でも利用可能になる。
図12は、第3の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。第2の実施形態と同一の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。また、画像形成システムの構成図に関しては、図3と同様である。
第3の実施形態で追加されたものは、MFP32のサーバ機能利用可否判定部71である。役割が変更になったものは、サポートPC31の接続切替部72と、MFP32の共有画面取得部73と機器情報保持部74と、携帯端末33のサーバ情報管理部75と共有画面取得部76とである。
サポートPC31の接続切替部72は、第2の実施形態と異なる点は、画面共有のために利用するサーバ61が、MFP32に変更になったという点のみである。MFP32のサーバ機能が利用可能かどうかを問い合わせる役割に変更した。
MFP32のサーバ機能利用可否判定部71は、現在、MFP32をサーバ61として利用可能かどうかを判定し、通知する。例えば、MFP32で重い処理を行っているなどバックグラウンドでサーバ機能が利用できない場合は、利用不可という通知を行う。
共有画面取得部73は、サポートPC31からデータを受け取り、携帯端末33へ受け渡すという役割を追加した。機器情報保持部74は、MFP32と携帯端末33を接続するために、携帯端末33へMFP32の情報を受け渡すという役割を追加した。
携帯端末33のサーバ情報管理部75は、画面共有のために必要なMFP32の情報を受け取り、保存する。共有画面取得部76は、サーバ61から共有画面を取得していたのとは異なり、第3の実施形態では、MFP32へ共有画面データを取得するという役割がある。
図13は、ユーザがサポートを受ける端末を切り替える際にMFP32を経由するシーケンス図である。ユーザがサポートを受ける端末をMFP32から携帯端末33へ切り替え、サポートPC31と携帯端末33との間の画面共有をMFP32を経由して行う際のフローを表している。
また、この図の前の段階となるサポートPC31とMFP32間で画面共有するシーケンスについては、図5に示す第1の実施形態と同様である。
ユーザがサポートを受ける対象をMFP32から携帯端末33へ変更したい場合、MFP32の切替要求通知部50が、サポートPC31の接続切替部72へユーザから端末切り替え要求が来ていることを通知する(ステップS31)。このステップは第2の実施形態と同様である。
S31で接続先切替要求が出されると、次に、サポートPC31の接続切替部72が、MFP32のサーバ機能利用可否判定部71へMFP32のサーバが利用可能かどうかを問い合わせる(ステップS32)。
第2の実施形態では、サポートPC31は、サーバ61に対して利用可能か問い合わせていたが、第3の実施形態では、MFP32がサーバ61の代わりとなるため、MFP32に対し利用可能かどうかを問い合わせている。利用不可の場合は、サポート対象の切り替えは行われない。
S32で利用可能となった場合は、MFP32の機器情報保持部74が、携帯端末33のサーバ情報保持部75へMFP32と携帯端末33を接続する際に必要な情報(IPアドレスやWiFiで接続する際の情報等)を送信する(ステップS33)。
サポートPC31の画面共有部44は、共有する画面データを、MFP32の共有画面取得部73へ送信する(ステップS34)。
携帯端末33の共有画面取得部76は、S33で取得したサーバ情報を基に、MFP32の共有画面取得部73から、映像データを取得する(ステップS35)。そのデータをUI表示部49に表示することで、サポートPC31と携帯端末33との間での画面共有をMFP32経由で行うことが可能となる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、サポート切り替え先をMFP32から、携帯端末33ではなく、別のMFPに切り替える方法について説明する。図14は、第4の実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。
今までのシステム構成と異なる点として、ユーザ社内ネットワークにMFPが2台存在しているということが挙げられる。第4の実施形態では、サポート対象をMFPα81からMFPβ82へ切り替える際の方法を説明する。なお、サポート対象をMFPα81からMFPβ82に切り替えるのではなく、ユーザPCに切り替えてもよい。
サポート対象をMFPα81からMFPβ82へ切り替える必要がある場面の例として、MFPα81には後処理装置(フィニッシャー)が接続されているが、MFPβ82にはフィニッシャーが接続されていない場合が考えられる。
この状況でユーザAがMFPα81でサポートを受けている際に、別のユーザBがフィニッシャーの機能を利用する必要性が出たとすると、サポートを受けているユーザAはMFPα81を空けなくてはならない。
そこで、ユーザAがサポートを受ける対象をMFPβ82に切り替えられると、ユーザBはMFPα81を利用でき、ユーザAはMFPβ82で引き続きサポートを受けることが可能となり、利便性の向上が図れる。
図15は、第4の実施形態に係る画像形成システムの機能を示すブロック図である。第1の実施形態と同一の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。画像形成システムは、サポートPC31とMFPα81とMFPβ82とを有している。
MFPβ82は、利用可否判定部87と機器情報保持部88とUI表示部89と共有画面取得部90と接続部91とを有している。第4の実施形態で追加されたものは、MFPα81の切替先決定部85と切替先機器情報取得部86と、MFPβ82の利用可否判定部87とである。
MFPα81の切替先決定部85は、サポート対象を別のMFP(ここではMFPβ82)へ切り替える際に、MFPβ82が利用可能かどうかを問い合わせ、サポート切り替え先を決定する役割がある。切替先機器情報取得部86は、切り替え先のMFPの情報(IPアドレスや機器IDなど)を取得する。
MFPβ82の利用可否判定部87は、サポート切り替え先として、自機が現在利用可能かどうかを判定し、その結果を通知する。
図16は、ユーザがサポートを受ける端末をMFPα81からMFPβ82に切り替える際のシーケンス図である。ユーザがサポートを受ける端末を、MFPα81からMFPβ82へ切り替え、サポートPC31とMFPβ82間で画面共有を行うまでのシーケンスを表している。
また、この図の前の段階となる、サポートPC31とMFP間で画面共有するシーケンスについては、図5に示す第1の実施形態と同様である。
ユーザがサポートを受ける対象をMFPから変更したい場合、MFPの切替要求通知部50が、サポートPC31の接続切替部45へユーザから端末切り替え要求が来ていることを通知する(ステップS41)。このステップは第1の実施形態と同様である。
S41で接続先切替要求が出されると、次にサポートPC31の接続切替部45が、MFPα81の切替先決定部85へサポート切り替え先となる別のMFPを決定するよう要求する(ステップS42)。
S42で要求を受けたMFPα81は、サポート切り替え先となるMFPを決定するために、MFPβ82の利用可否判定部87へ問い合わせを行う(ステップS43)。そして、利用可能な場合には、MFPα81の切替先機器情報取得部86が、MFPβ82の機器情報保持部88から、接続切り替えに必要な情報(機器IDやIPアドレスなど)を取得する。
S43でMFPβ82が利用可能となった場合は、MFPα81の切り替え先機器情報取得部86が、サポートPC31の接続切替部45へ接続切り替えに必要なMFPβ82の機器情報(IPアドレスなど)を通知する(ステップS44)。
MFPα81はサポート切り替え先のMFP情報をUI表示部49に表示し(ステップS45)、ユーザへ切り替え先MFPについての場所などの情報を与える。S46〜S48は、第1の実施形態と同様だが、接続先が携帯端末33からMFPβ82に変更となっている。
(第5の実施形態)
図11に示すように、第2の実施形態のサーバ利用可否確認において(ステップS22)、サーバが利用できない場合は、サポート切り替えができずにそのまま終了としていた。
そこで、これを解決するために、第5の実施形態では、サーバ61が利用できなかった場合でも、後にサーバ61が利用できるようになったタイミングで、ユーザに通知を送り、そのユーザがサーバ61経由でサポートを受けられるようにするリソース予約方法について説明する。
図17は、第5の実施形態に係るシステムの機能を示すブロック図である。図17で示すのは、第5の実施形態のリソース予約シーケンスで利用する機能のみである。他の部分の機能については、図10に示す第2の実施形態と同様である。また、システム構成図については、図9に示す第2の実施形態と同様である。
サポートPC31のリソース予約管理部101は、サーバ61が空いた際に、サーバ61から通知を受け取る。その後、携帯端末33に対して、サポートが再開可能となったことを通知する。この通知の実際の例としてはメールなどが考えられる。
MFP32の端末情報取得部102は、サポート再開時にユーザに連絡するための情報(メールアドレスなど)を携帯端末33から取得する。実際の例としては、NFCを利用し、携帯端末33からメールアドレスを取得するなどが考えられる。
サーバ61のリソース予約受付部103は、サポートPC31から予約を受け、サーバ61が利用可能となった際に、その旨をサポートPC31へ通知する。
携帯端末33のサポート再開受付部104は、サポートPC31からのサポート再開の通知を受け取る。この通知を受け取ると、サーバ61から共有画面の取得を行うように、共有画面取得部54へ指示する。
したがって、サーバリソースが利用できず、サポート切り替えが行えなかった場合でも、サーバが利用可能になった時点でユーザが通知を受け、サポートを再開することができる。
図18は、サーバリソース利用予約の際のシーケンス図である。サポート切り替え要求をしたがサーバ61が利用できなかった場合、そのサーバ61が空いたとき優先的に利用できるリソース予約のシーケンスを示している。図18は、図11に示す第2の実施形態のサーバ利用可否確認において(ステップS22)、サーバ61が利用できないと判断された後のシーケンスとなる。
サポートPC31の接続切替部45が、所定のサーバ61の利用可否判定部105へ、サーバ61が利用可能かどうかを問い合わせる(ステップS51)。現在、サーバ61が利用できない状態の場合、サーバ61の利用可否判定部105が、サポートPC31の接続切替部45へ利用不可通知を送る(ステップS52)。
S52でサーバ61が利用できないことを通知されると、サポートPC31のリソース予約管理部101が、サーバ61のリソース予約受付部103へリソースの予約をすることを通知する(ステップS53)。
サポートPC31のリソース予約管理部101が、MFP32の端末情報取得部102へ、リソースが空いた際にユーザへ連絡するための情報(メールアドレスなど)を取得するよう依頼する(ステップS54)。
MFP32の端末情報取得部102が、携帯端末33の端末情報保持部52から、リソースが空いた際にユーザへ連絡するための情報(メールアドレスなど)を取得する(ステップS55)。実際の例としては、NFCでメールアドレスを取得するなどが考えられる。MFP32の端末情報取得部102が、サポートPC31のリソース予約管理部101へS55で取得した連絡先情報を通知する(ステップS56)。
サーバ61が空き、利用可能になった際に、サーバ61のリソース予約受付部103が、サポートPC31のリソース予約管理部101へ、サーバ61が利用可能になったということを通知する(ステップS57)。
サポートPC31のリソース予約管理部101は、携帯端末33のサポート再開受付部104に対し、サーバ61を利用したサポートが開始できることを通知する(ステップS58)。この際に、接続先サーバの情報(IPアドレスやURLなど)も通知する。実際の例としては、S56で取得した連絡先にメールを送り、ユーザに通知するということが考えられる。
サポートPC31の画面共有部44は、共有する画面データをサーバ61の共有画面データ保持部63へ送信する(ステップS59)。
携帯端末33の共有画面取得部54は、S58で取得したサーバ情報を基に、サーバ61へアクセスする。そして、携帯端末33の共有画面取得部54は、サーバ61の共有画面データ保持部63から、画面共有するためにサーバPC31がアップロードした映像データを取得する(ステップS60)。
これにより、サポート切替時にサーバ61が利用できなかった場合でも、後でサーバ61が空いた際にサポートが再開できるようになる。また、この方法は、第3,4の実施形態などにも適用できる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態では、ユーザがどのような方式でサポートを受けるかを選択できるようになる方法について説明する。例えば、スマホにアプリをインストールしたくないユーザは第2の実施形態のようにWebサーバ経由でのサポートを選択すればよいし、隣に空いているMFPがある場合は、第4の実施形態のようにサポートを別のMFPに切り替えるよう選択すれば良い。
図19は、第6の実施形態に係るサポート切り替え方法の選択肢表示を示す図である。サポート対象を切り替える際に、ユーザに対し表示する選択肢の例を表している。このように、サポート切り替え方法をユーザに示すことで、ユーザは簡単に希望のサポート切り替え方法を選択することが可能となる。
この選択肢を、例えば、図7に示す切替ボタン56が押下された際に表示する。シーケンスとしては今まで説明した各実施形態の切り替えシーケンス(例えば、図6等)と同様となる。
異なる点は、MFP32がサポートPC31に「S11:サポート先切り替え要求」を行う際に、図19で示す選択された切り替え方式を通知するという点のみとなる。
(第7の実施形態)
今までの実施形態では、サポート切り替え方法について1つしか実施していなかった。例えば、第2の実施形態では、サーバ61経由でサポート切り替えを行おうとしていた。しかし、このとき、サーバ61が利用できない場合は、切り替えができずに終わってしまう。
そこで、第7の実施形態では、各サポート切り替え方法に優先度を付け、その優先度順にサポート切り替え処理を行うことにより、切り替えできないという状態をなるべく避けることが可能な方法について説明する。
例えば、優先度が高い順にサーバ経由(第2の実施形態)、MFP経由(第3の実施形態)と設定されていたとする。このとき、ユーザからサポート切り替え要求が来た際には、まず、サーバが利用可能かどうかを問い合わせ、もしサーバが利用できない場合でも、代替手段としてMFP経由のサポート切り替え処理を行う。
こうすることにより、サポート切り替えできない状況を減らし、ユーザの利便性を高めることができる。
図20は、第7の実施形態に係るサポート切り替え方法の優先度指定表示を示す図である。サポート切り替えの優先度をユーザが指定するために表示するUIの例について示している。
本実施形態では、優先度はWebサーバ経由、別のMFP、MFP経由、携帯端末へ直接という順で付けられている。優先度を指定できることで、サポート切り替えをユーザが利用したい方法で実行する確率を上げることができる。
図21は、優先度指定時のサポート切り替えを示すフロー図である。優先度が設定された際の切り替え処理のフローを示している。このフローは、各実施形態の切り替えシーケンス(例えば、図6等)でMFP32がサポートPC31に「S11:サポート先切り替え要求」を行った後の、サポートPC31内での処理となる。
各実施形態で利用するリソース(Webサーバなど)を利用できるかどうか判定し(ステップS61〜S64)、利用できなければ(ステップS61〜S64、No)、次に優先度の高い方法で切り替え処理を行おうとする。優先度の設定によってS61〜S64は順番が入れ替わることになる。
どのリソースも利用できない場合には(ステップS61〜S64、No)、リソース予約(第5の実施形態)を実行するかどうかをユーザに確認する(ステップS65)。
各実施形態の切り替え処理を行う(ステップS66)。切り替え処理については各実施形態で説明したため、ここでは省略する。
本実施形態によれば、ユーザが遠隔サポートを受けていても、MFPを占有することなく、他のユーザがMFPを利用可能な状態にすることができる。
例えば、サポートがユーザへ遠隔サポートを行うために、サポートPCとMFP間で画面共有を行っている状態において、遠隔サポートの接続先を、MFPから携帯端末へと変更させることができる。
したがって、ユーザ側のMFPとサポートPC間で画面を共有し、ユーザがサポートを受けている状況において、別のユーザがMFPを利用したい場合、サポートを受けているユーザは携帯端末を利用し、MFPを占有せずに、サポートを継続して受けることができる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
31 サポートPC
32 MFP
33 携帯端末
34 サポート社内ネットワーク
35 インターネット
36 ユーザ社内ネットワーク
41 接続部
42 機器情報取得部
43 画面エミュレート部
44 画面共有部
45 接続切替部
47 機器情報保持部
48 共有画面取得部
49 UI表示部
50 切替要求通知部
51 端末情報取得部
52 端末情報保持部
53 接続部
54 共有画面取得部
56 切替ボタン
62 利用可否判定部
63 共有画面データ保持部
64 サーバ情報管理部
71 サーバ機能利用可否判定部
85 切替先決定部
86 切替先機器情報取得部
87 利用可否判定部
101 リソース予約管理部
103 リソース予約受付部
104 サポート再開受付部
105 利用可否判定部
特開2013−157848号公報 特開2013−157774号公報 特開2012−226533号公報 特許第5006823号公報

Claims (10)

  1. それぞれネットワークで接続されたユーザをサポートする情報処理装置と画像形成装置と携帯端末とを有する画像形成システムであって、
    前記情報処理装置は、画面共有するための映像データを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成されたデータを他デバイスへ共有する画面共有手段と、
    前記画像形成装置からの接続先切り替え要求を受け、サポート対象を前記携帯端末に切り替える接続切替手段と、を備え、
    前記画像形成装置は前記画面共有手段に対し、画面共有しているデバイスの切り替え要求を行う切替要求手段と、
    切り替え先の端末情報を取得する端末情報取得手段と、を備え、
    前記携帯端末は、前記画面共有手段により作成されたデータを取得する共有画面取得手段と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、前記画面共有手段により共有される画面データを保持し、バックグラウンド動作で他デバイスへそのデータを受け渡し可能な共有画面取得手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. さらに、ネットワークで接続されたサーバを有し、
    前記画像形成装置は、画面共有するために接続するサーバの情報を前記情報処理装置から受け取り、保持するサーバ情報管理手段と、を備え、
    前記携帯端末は、前記画像形成装置のサーバ情報管理手段からサーバ情報を受け取るサーバ情報管理手段と、を備え、
    前記サーバは、前記画面共有手段により共有される画面データを保持する共有画面データ保持手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記サーバが利用できなかった際に、該サーバが利用できるようになったタイミングで前記携帯端末に対し連絡を行うリソース予約管理手段と、を備え、
    前記携帯端末は、前記リソース予約管理手段から前記サーバが利用可能になった旨を通知された際に、サポート再開を受け付けるサポート再開受付手段と、を備え、
    前記サーバは、前記リソース予約管理手段から指示を受け、サーバリソースが利用可能になった際に通知するリソース予約受付手段と、を備えたことを特徴とする請求項3記載の画像形成システム。
  5. 前記端末情報取得手段は、NFCが用いられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記携帯端末の共有画面取得手段は、Webブラウザが用いられることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. それぞれネットワークで接続されたユーザをサポートする情報処理装置と第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とを有する画像形成システムであって、
    前記情報処理装置は、画面共有するための映像データを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成されたデータを他デバイスへ共有する画面共有手段と、
    前記第1の画像形成装置からの接続先切り替え要求を受け、サポート対象を前記第2の画像形成装置に切り替える接続切替手段と、を備え、
    前記第1の画像形成装置は前記画面共有手段に対し、画面共有しているデバイスの切り替え要求を行う切替要求手段と、
    切り替え先の端末情報を取得する端末情報取得手段と、を備え、
    前記第2の画像形成装置は、前記画面共有手段により作成されたデータを取得する共有画面取得手段と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  8. 前記切替要求手段は、表示画面に切り替えボタンの表示を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 前記切替要求手段は、サポート切り替え方法の選択肢を表示画面へ表示させることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  10. 前記画像形成装置は、サポート切り替え方法の優先度設定を設定する切り替え優先度設定手段と、を備え、
    前記切替要求手段は、前記切り替え優先度設定手段で設定された優先度順に、サポート切り替えの処理を行うことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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