JP6288391B1 - 復旧支援システム - Google Patents

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Abstract

復旧支援システムは、エレベーター装置(1)及び監視装置(2)を備える。監視装置(2)は、人数算出部(9)、人数情報取得部(10)、時間算出部(11)及び送信部(12)を備える。人数算出部(9)は、自動復旧が可能なエレベーター装置(1)を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する。時間算出部(11)は、建物(5)に残っている人が避難するまでに掛かる時間を算出する。送信部(12)は、時間算出部(11)によって算出された時間の情報を保守会社(7)に送信する。

Description

この発明は、エレベーター装置の復旧を支援するためのシステムに関する。
特許文献1に、エレベーター装置が記載されている。特許文献1に記載されたエレベーター装置では、地震が発生すると、かごを最寄り階に停止させる地震時管制運転が行われる。地震が発生してから一定時間が経過してもかごが最寄り階に停止しない場合に、監視センターへの通報が行われる。
日本特開2007−276924号公報
エレベーター装置の保守を行う保守会社では、地震が発生すると、保守員を派遣するための派遣計画を作成する。保守員は、作成された派遣計画に基づいてエレベーター装置が設置されている建物に派遣される。従来では、保守員の移動距離及び建物の大きさ等に基づいて、保守員をどの建物に派遣するのかを決定していた。
最近のエレベーター装置には、地震が発生した後に自動で復旧する機能を備えたものがある。このため、従来のように保守員の移動距離等に基づいて派遣計画を作成すると、復旧作業を効率的に行うことができないといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、エレベーター装置の復旧作業を効率的に行うために必要な情報を保守会社に提供できる復旧支援システムを提供することである。
この発明に係る復旧支援システムは、建物に設置された複数のエレベーター装置と、複数のエレベーター装置の保守会社と通信可能な監視装置と、を備える。複数のエレベーター装置のそれぞれは、地震が発生すると、自動復旧が可能であるか否かを判定するための点検運転を行う。監視装置は、地震が発生した後に、複数のエレベーター装置のうち点検運転において特定の異常が検出されず自動復旧が可能と判定されたエレベーター装置を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する人数算出手段と、地震が発生した後に、建物に残っている人数の情報を取得する人数情報取得手段と、人数算出手段によって算出された人数と人数情報取得手段によって取得された情報とに基づいて、建物に残っている人が避難するまでに掛かる時間を算出する第1時間算出手段と、第1時間算出手段によって算出された時間の情報を保守会社に送信する送信手段と、を備える。
この発明に係る復旧支援システムは、建物に設置されたエレベーター装置と、エレベーター装置の保守を行う保守会社と通信可能な監視装置と、を備える。エレベーター装置は、地震が発生すると、自動復旧が可能であるか否かを判定するための点検運転を行う。監視装置は、地震が発生した後に点検運転において特定の異常が検出されずエレベーター装置の自動復旧が可能と判定されれば、エレベーター装置を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する人数算出手段と、地震が発生した後に、建物に残っている人数の情報を取得する人数情報取得手段と、人数算出手段によって算出された人数と人数情報取得手段によって取得された情報とに基づいて、建物に残っている人が避難するまでに掛かる時間を算出する時間算出手段と、時間算出手段によって算出された時間の情報を保守会社に送信する送信手段と、を備える。
この発明に係る復旧支援システムでは、建物に残っている人が避難するまでに掛かる時間が算出され、算出された時間の情報が保守会社に送信される。この発明に係る復旧支援システムであれば、エレベーター装置の復旧作業を効率的に行うために必要な情報を保守会社に提供できる。
この発明の実施の形態1における復旧支援システムの構成例を示す図である。 エレベーター装置の動作を示すフローチャートである。 監視装置の動作を示すフローチャートである。 復旧システムの動作を示すフローチャートである。 監視装置のハードウェア構成を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における復旧支援システムの構成例を示す図である。復旧支援システムは、エレベーター装置1、監視装置2、入退管理システム3及び復旧システム4を備える。
図1は、4台のエレベーター装置1が同じ建物5に設置される例を示す。建物5に設置されるエレベーター装置1の台数は、3台以下でも5台以上でも良い。例えば、エレベーター装置1は、建物5に1台しか設置されていなくても良い。
エレベーター装置1は、自動復旧機能を備える。図1に示す例では、建物5に設置されている全てのエレベーター装置1が自動復旧機能を備える。建物5に設置された一部のエレベーター装置1のみが自動復旧機能を備えても良い。自動復旧機能は、地震が発生した後に、保守員の手を介さずに自動で復旧する機能である。例えば、建物5に地震検知器6が設けられる。エレベーター装置1は、地震検知器6によってあるレベル以上の地震が検知されると、地震時管制運転を開始する。地震時管制運転は、利用者をかごから降ろすための運転である。地震時管制運転では、かごが最寄り階に停止する。かごが最寄り階に停止すると、ドアが開放される。ドアが開放されてから一定時間が経過すると、ドアが閉められる。これにより地震時管制運転が終了し、エレベーター装置1は休止する。
エレベーター装置1は、地震時管制運転が終了してから一定時間が経過すると、点検運転を開始する。点検運転は、自動復旧が可能であるか否かを判定するための運転である。例えば、点検運転では、各種データが取得される。取得されたデータは、そのデータの基準値或いは基準範囲と比較される。上記比較の結果に基づいて、自動復旧が可能であるか否かが判定される。
なお、地震発生時にかごが乗場に停止しており、且つかごに乗客が乗っていなければ、エレベーター装置1は、地震時管制運転を行わずに点検運転を開始しても良い。
エレベーター装置1は、点検運転において特定の異常が検出されなければ、復旧が可能であると判定する。エレベーター装置1は、復旧が可能であれば、復旧可能信号を監視装置2に送信する。これにより、エレベーター装置1は復旧し、通常運転を再開する。通常運転は、登録された呼びにかごを応答させる運転である。
エレベーター装置1は、点検運転において特定の異常が検出されると、復旧が不可能であると判定する。エレベーター装置1は、復旧ができなければ、復旧不可信号を監視装置2に送信する。これにより、点検運転が中止され、エレベーター装置1は再び休止する。
入退管理システム3は、建物5への入退を管理する。入退管理システム3は、例えば人が所有する識別タグと識別タグの情報を読み取るリーダとを備える。リーダは、例えば建物5の出入口に隣接する壁に設けられる。入退管理システム3に、識別タグの所有者の所在を示す情報が記憶される。この情報は、リーダによって読み取られた情報に基づいて定期的に更新される。このため、入退管理システム3には、現在建物5にいる人の情報が記憶されている。
入退管理システム3は、建物5内の部屋及びフロア等への入退を管理しても良い。かかる場合、入退管理システム3には、現在建物5の各部屋にいる人或いは各フロアにいる人の情報が記憶される。
保守会社7は、建物5に設置されたエレベーター装置1の保守を担う。本実施の形態では、保守会社7が建物5に設置された全てのエレベーター装置1の保守を担う例を示す。保守会社7には、多数の保守員が所属している。保守員は、エレベーターに関する専門の技術者である。エレベーター装置1の保守は、保守会社7に所属している保守員によって行われる。保守会社7は、監視装置2と双方向の通信が可能である。
監視装置2は、建物5に設置されているエレベーター装置1を監視する。監視装置2は、例えば建物5に備えられる。監視装置2は、例えば復旧信号受信部8、人数算出部9、人数情報取得部10、時間算出部11、送信部12、派遣計画受信部13、時間算出部14及び報知部15を備える。
復旧信号受信部8は、エレベーター装置1から情報を受信する。エレベーター装置1から送信された復旧可能信号及び復旧不可信号は、復旧信号受信部8によって受信される。なお、建物5に備えられた複数のエレベーター装置1は、群管理装置によって群管理されても良い。かかる場合、復旧信号受信部8は、群管理装置から復旧可能信号及び復旧不可信号を受信しても良い。
人数算出部9は、エレベーター装置1を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する。例えば、人数算出部9は、地震が発生した後に、復旧信号受信部8が受信した信号に基づいて上記算出を行う。
人数情報取得部10は、建物5に残っている人の数の情報を取得する。例えば、人数情報取得部10は、地震が発生した後に、入退管理システム3から上記情報を取得する。
時間算出部11は、建物5に残っている人が避難するまでに掛かる時間を算出する。例えば、時間算出部11は、人数算出部9によって算出された人数と人数情報取得部10によって取得された情報とに基づいて上記時間を算出する。
送信部12は、保守会社7に対して情報を送信する。本実施の形態に示す例では、保守会社7に復旧システム4が備えられる。例えば、送信部12は、時間算出部11によって算出された時間の情報を復旧システム4に送信する。
復旧システム4は、例えば派遣計画作成部16を備える。派遣計画作成部16は、保守会社7に所属する保守員の派遣計画を作成する。例えば、派遣計画作成部16は、送信部12から送信された時間の情報に基づいて派遣計画を作成する。派遣計画には、エレベーター装置を復旧させるために行く建物の順番が保守員毎に登録される。派遣計画作成部16によって作成された派遣計画は、監視装置2に送信される。
派遣計画受信部13は、保守会社7から情報を受信する。本実施の形態に示す例では、派遣計画受信部13は復旧システム4から派遣計画を受信する。
時間算出部14は、建物5に設置されたエレベーター装置1の全てが復旧するまでに掛かる時間を算出する。時間算出部14は、派遣計画受信部13によって受信された派遣計画に基づいて上記時間を算出する。
報知部15は、エレベーターに関する情報を報知器17から報知させる。報知器17は、例えばエレベーター装置1に備えられる。例えば、報知器17は、乗場等に設けられたディスプレイ或いはアナウンス装置からなる。報知器17は、エレベーター装置1に備えられていなくても良い。例えば、報知器17は、識別タグの所有者が持つ携帯端末でも良い。報知部15は、時間算出部14によって算出された時間の情報を報知器17から報知させる。
次に、図2から図4も参照し、復旧支援システムの動作について詳細に説明する。図2は、エレベーター装置1の動作を示すフローチャートである。
エレベーター装置1では、地震が発生したか否かが判定される(S101)。地震が発生していなければ、エレベーター装置1では通常運転が行われる。通常運転が行われている時に地震検知器6によって地震が検知されると、かごが停止される(S102)。例えば、かごの移動中に地震が発生すると、地震時管制運転が開始される。地震時管制運転が行われることによってかごは最寄り階に停止する。
エレベーター装置1では、地震時管制運転が終了してから一定時間が経過すると、点検運転が開始される(S103)。点検運転では、各種データが取得される。取得されたデータは、そのデータの基準値或いは基準範囲と比較される。上記比較の結果に基づいて、自動復旧が可能であるか否かが判定される(S104)。
エレベーター装置1は、点検運転において特定の異常が検出されなければ、復旧が可能であると判定する(S104のYes)。エレベーター装置1は、復旧が可能であれば、復旧可能信号を監視装置2に送信する(S105)。また、エレベーター装置1の自動復旧が行われ、通常運転が再開される(S106)。
エレベーター装置1は、点検運転において特定の異常が検出されると、復旧が不可能であると判定する(S104のNo)。エレベーター装置1は、復旧ができなければ、復旧不可信号を監視装置2に送信する(S107)。また、エレベーター装置1が休止され、保守員による手動復旧が行われるまで待機状態となる(S108)。
図3は、監視装置2の動作を示すフローチャートである。監視装置2では、復旧可能信号或いは復旧不可信号を受信した否かが判定される(S201)。地震が発生すると、エレベーター装置1から復旧可能信号或いは復旧不可信号が送信される。監視装置2では、復旧信号受信部8が復旧可能信号及び復旧不可信号を受信する(S201のYes)。
建物5に設置されている全てのエレベーター装置1から復旧信号受信部8が復旧可能信号或いは復旧不可信号を受信すると、人数算出部9は、建物5においてエレベーター装置1を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する(S202)。例えば、人数算出部9は、建物5に設置されたエレベーター装置1のうち自動復旧が可能なエレベーター装置1を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する。人数算出部9は、自動復旧機能を備える全てのエレベーター装置1から復旧信号受信部8が復旧可能信号或いは復旧不可信号を受信した際にS202の処理及び下記S203の処理を行っても良い。
例えば、エレベーター装置1のかごの定員が8人であり、建物5の最下階と最上階との間をかごが5分で往復する例を考える。4台のエレベーター装置1のうち2台のエレベーター装置1から復旧可能信号を受信し、2台のエレベーター装置1から復旧不可信号を受信したものとする。かかる場合、人数算出部9は、次式より3.2(人/分)との算出結果を得る。
8(人)×2(台)/5(分)=3.2(人/分) ・・・(1)
なお、図2のS106で通常運転が再開される場合は、保守員による点検が行われていない。このため、保守員による点検を受けるまでは、かごの速度を落として通常運転を行っても良い。かかる場合、人数算出部9は、例えば(1)式によって得られる結果に係数を乗じた値を単位時間当たりの人数として算出しても良い。次式は、係数を0.5に設定した例である。なお、係数の値は0.5に限定されない。
8(人)×2(台)/5(分)×0.5=1.6(人/分) ・・・(2)
また、建物5に設置されている全てのエレベーター装置1から復旧信号受信部8が復旧可能信号或いは復旧不可信号を受信すると、人数情報取得部10は、建物5に残っている人数の情報を取得する(S203)。例えば、人数情報取得部10は、入退管理システム3から上記情報を取得する。例えば、人数情報取得部10は、建物5に残っている全ての人の数の情報を取得する。
また、ある階より下の階にいる人はエレベーター装置1を利用せずに階段等で避難することが考えられる。入退管理システム3が建物5内の部屋への入退を管理する場合は、人数情報取得部10は、建物5に残っている一部の人の数の情報を取得しても良い。例えば、人数情報取得部10は、建物5の5階以上に残っている人の数の情報を取得しても良い。
次に、時間算出部11は、建物5に残っている人が避難するまでに掛かる時間を算出する(S204)。時間算出部11は、S202で算出された人数とS203で取得された人数の情報とに基づいて上記時間を算出する。例えば、人数算出部9が単位時間当たりの人数を1.6(人/分)と算出し、100人の人が建物5に取り残されているとの情報を人数情報取得部10が取得した場合を考える。かかる場合、時間算出部11は、次式より62.5分との算出結果を得る。
100(人)/1.6(人/分)=62.5(分)
送信部12は、時間算出部11によって算出された時間の情報を保守会社7に送信する(S205)。送信部12は、時間算出部11によって算出された時間の情報とともに他の情報を保守会社7に送信しても良い。例えば、送信部12は、復旧が不可能であると判定されたエレベーター装置1の情報、点検運転において検出された異常の情報及び建物5に取り残されている人数の情報を保守会社7に送信しても良い。
図4は、復旧システム4の動作を示すフローチャートである。復旧システム4では、時間算出部11によって算出された時間の情報を監視装置2から受信したか否かが判定される(S301)。なお、保守会社7は、建物5に設置されたエレベーター装置1の保守だけでなく、他の建物に設置されたエレベーター装置の保守も担っている。このため、地震が発生すると、復旧システム4は、他の建物に備えられた監視装置からも避難が完了するまでに掛かる時間の情報を受信する。
派遣計画作成部16は、多数の監視装置から受信した情報に基づいて保守員の派遣計画を作成する(S302)。派遣計画作成部16によって作成された派遣計画の情報は、復旧システム4から監視装置2に送信される(S303)。
S205で情報の送信が行われた後、監視装置2では、復旧システム4から派遣計画の情報を受信したか否かが判定される(S206)。派遣計画の情報を派遣計画受信部13が受信すると、時間算出部14は、建物5に設置されたエレベーター装置1の全てが復旧するまでに掛かる時間を算出する(S207)。報知部15は、時間算出部14によって算出された時間の情報を報知器17から報知させる(S208)。
本実施の形態に示す例では、建物5に残っている人がエレベーター装置1を利用して避難するまでに掛かる時間が算出され、算出された時間の情報が保守会社7に送信される。このため、保守会社7では、建物5での避難状況も加味して派遣計画を作成することができる。保守員は、建物5に設置されたエレベーター装置1及び他の建物に設置されたエレベーター装置の復旧作業を効率的に行うことができる。
本実施の形態に示す例では、保守会社7から受信した派遣計画に基づいて復旧までの時間が算出され、算出された時間の情報が報知器17から報知される。このため、建物5にいる人は、いつになればエレベーター装置1が復旧するのかを知ることができる。また、エレベーター装置1を使用しなければ避難できない人は、いつになれば避難できるのかを知ることができる。建物5にいる人の精神的な負担を軽減できる。
本実施の形態に示す例では、建物5に複数台のエレベーター装置1が備えられている例について詳しく説明した。上述したように、建物5に1台のエレベーター装置1しか備えられていなくても良い。かかる場合、人数算出部9は、エレベーター装置1の自動復旧が可能であれば、エレベーター装置1を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する。
符号8−15に示す各部は、監視装置2が有する機能を示す。図5は、監視装置2のハードウェア構成を示す図である。監視装置2は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ18とメモリ19とを含む処理回路を備える。監視装置2は、メモリ19に記憶されたプログラムをプロセッサ18によって実行することにより、各機能を実現する。
プロセッサ18は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。メモリ19として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。
監視装置2が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。監視装置2の機能を実現するハードウェアとして、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用しても良い。
また、派遣計画作成部16は、復旧システム4が有する機能を示す。復旧システム4のハードウェア構成は図5に示す例と同様である。復旧システム4は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。復旧システム4は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上述した各機能を実現する。復旧システム4が有する機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
同様に、エレベーター装置1の制御システムのハードウェア構成は図5に示す例と同様である。エレベーター装置1の制御システムは、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。エレベーター装置1の制御システムは、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、上述した各機能を実現する。エレベーター装置1の制御システムが有する機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
この発明に係る復旧支援システムは、自動復旧機能を備えたエレベーター装置を含むシステムに適用できる。
1 エレベーター装置
2 監視装置
3 入退管理システム
4 復旧システム
5 建物
6 地震検知器
7 保守会社
8 復旧信号受信部
9 人数算出部
10 人数情報取得部
11 時間算出部(第1時間算出手段)
12 送信部
13 派遣計画受信部
14 時間算出部(第2時間算出手段)
15 報知部
16 派遣計画作成部
17 報知器
18 プロセッサ
19 メモリ

Claims (4)

  1. 建物に設置された複数のエレベーター装置と、
    前記複数のエレベーター装置の保守会社と通信可能な監視装置と、
    を備え、
    前記複数のエレベーター装置のそれぞれは、地震が発生すると、自動復旧が可能であるか否かを判定するための点検運転を行い、
    前記監視装置は、
    地震が発生した後に、前記複数のエレベーター装置のうち前記点検運転において特定の異常が検出されず自動復旧が可能と判定されたエレベーター装置を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する人数算出手段と、
    地震が発生した後に、前記建物に残っている人数の情報を取得する人数情報取得手段と、
    前記人数算出手段によって算出された人数と前記人数情報取得手段によって取得された情報とに基づいて、前記建物に残っている人が避難するまでに掛かる時間を算出する第1時間算出手段と、
    前記第1時間算出手段によって算出された時間の情報を前記保守会社に送信する送信手段と、
    を備えた復旧支援システム。
  2. 前記保守会社に備えられ、前記送信手段から送信された時間の情報に基づいて前記保守会社に所属する保守員の派遣計画を作成する派遣計画作成手段を更に備えた請求項1に記載の復旧支援システム。
  3. 前記監視装置は、
    前記保守会社から受信した派遣計画の情報に基づいて、前記複数のエレベーター装置の全てが復旧するまでに掛かる時間を算出する第2時間算出手段と、
    前記第2時間算出手段によって算出された時間の情報を報知器から報知させる報知手段と、
    を更に備えた請求項2に記載の復旧支援システム。
  4. 建物に設置されたエレベーター装置と、
    前記エレベーター装置の保守を行う保守会社と通信可能な監視装置と、
    を備え、
    前記エレベーター装置は、地震が発生すると、自動復旧が可能であるか否かを判定するための点検運転を行い、
    前記監視装置は、
    地震が発生した後に前記点検運転において特定の異常が検出されず前記エレベーター装置の自動復旧が可能と判定されれば、前記エレベーター装置を利用して避難が可能な単位時間当たりの人数を算出する人数算出手段と、
    地震が発生した後に、前記建物に残っている人数の情報を取得する人数情報取得手段と、
    前記人数算出手段によって算出された人数と前記人数情報取得手段によって取得された情報とに基づいて、前記建物に残っている人が避難するまでに掛かる時間を算出する時間算出手段と、
    前記時間算出手段によって算出された時間の情報を前記保守会社に送信する送信手段と、
    を備えた復旧支援システム。
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