JP6699683B2 - ゲートシステムを具えるエレベーターシステム及びその制御方法 - Google Patents

ゲートシステムを具えるエレベーターシステム及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベーター制御システムと連携したゲートシステムを具えるエレベーターシステム及びその制御方法に関するものであり、より詳細には、地震感知時におけるゲートシステムの制御方法に関するものである。
複数のかごを群管理制御装置によって群管理するエレベーター制御システムでは、個々のかごの運行は、それぞれ群管理制御装置の配下のエレベーター制御装置により行なわれる。エレベーター制御システムには、地震感知器を具えたものが提案されており、初期微動(P波)や大きな地震波である主要動(S波)の揺れを感知すると、感知した揺れの種類、大きさに応じて、種々の規制、たとえば、かごの運転の停止や最寄階への着床、閉じ込め防止のためのドア開放などを行なう(たとえば特許文献1参照)。
また、エレベーターシステムでは、セキュリティや利用者の利便性を向上させるため、セキュリティゲートを具えるゲートシステムをエレベーター制御システムに連携させたものも提案されている(たとえば特許文献2参照)。ゲートシステムは、エレベーターホールなどの入り口に設けられたセキュリティゲートに、IDカードなどにより利用者の識別情報を読み取るリーダーと、利用者の入退場を規制する開閉式のフラップなどのゲートを含む。ゲートシステムは、リーダーで読み取られた識別情報に基づいて、ゲートの開閉を制御し、認証された利用者のセキュリティゲートの通過を許容する。また、識別情報に紐付けられた行先階に関する情報を群管理制御装置に出力し、行先階の先登録を行なうことができる。
特開2009−46273号公報 国際公開公報第WO2012/008024号
地震が発生してかごの運転が規制された場合、エレベーターホールの混雑を緩和するために、セキュリティゲートを通って新たに入場する利用者を制限する必要がある。また、揺れが大きい場合には、利用者の緊急脱出や、外部からの救援者の緊急出動をスムーズに行なうことが求められる。
セキュリティゲートは、上記のとおり認証を必要とするため、緊急脱出時に利用者がIDカードを所持していない場合には脱出が制限され、また、IDカードを所持している場合であっても一人一人が順に認証を受けると、脱出に時間が掛かってしまう虞がある。
また、外部からの救援者は、IDカードを所持していないから、セキュリティゲートを通過することができず、救援作業の遅れや妨げになる虞がある。
本発明は、エレベーター制御システムと連携して制御されるゲートシステムの地震感知時における制御方法及びエレベーターシステムを提供することを目的とする。
本発明のエレベーターシステムは、
地震感知器と、前記地震感知器の感知結果に基づいてかごの運転を制御する複数のエレベーター制御装置と、前記複数のエレベーター制御装置を群管理する群管理制御装置と、を有するエレベーター制御システムと、
エレベーターホールに通じるゲート通路に配置され、利用者の前記ゲート通路の通過を物理的に阻止及び許容するセキュリティゲートと、前記ゲート通路の入口側と出口側に設置され前記利用者に紐付けられた識別情報を読み取る読取装置と、前記群管理制御装置、前記セキュリティゲート及び前記読取装置に接続され、前記読取装置で読み取られた前記識別情報に応じて前記セキュリティゲートを制御するセキュリティサーバーと、を有するゲートシステムと、
を具えたエレベーターシステムであって、
前記エレベーター制御装置は、前記地震感知器が、初期微動であるP波、所定閾値以下の主要動である低S波、前記所定閾値を超える主要動である高S波を感知すると、前記群管理制御装置にP波信号、低S波信号又は高S波信号を出力し、
前記群管理制御装置は、前記P波信号又は前記低S波信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに休止信号を出力し、前記高S波信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに停止信号を出力し、
前記セキュリティサーバーは、前記休止信号を受信すると、前記入口側の読取装置の読み取りを停止するが、前記出口側の読取装置による読み取りは継続し、前記停止信号を受信すると、前記入口側及び出口側の読取装置の読み取りを停止し、前記セキュリティゲートを通過可能な状態で維持する。
前記エレベーター制御装置は、前記地震感知器が前記P波を感知すると、前記かごの運転を停止し、所定時間以内に前記低S波を感知しない場合には、前記かごの運転を通常運転に戻すと共に前記群管理制御装置に通常運転信号を出力し、
前記群管理制御装置は、前記通常運転信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに運転信号を出力し、
前記セキュリティサーバーは、前記運転信号を受信すると、前記入口側の読取装置の読み取りを再開することができる。
前記エレベーター制御装置は、前記地震感知器が前記低S波を感知すると、前記かごを管制運転し、前記管制運転が正常に終了した場合は仮復旧運転信号を前記群管理制御装置に出力し、
前記群管理制御装置は、前記仮復旧運転信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに運転信号を出力し、
前記セキュリティサーバーは、前記運転信号を受信すると、前記入口側の読取装置の読み取りを再開することができる。
前記エレベーター制御装置は、前記地震感知器が前記高S波を感知すると、前記かごの運転を停止し、メンテナンス員により前記かごの運転を通常運転に戻す操作が行なわれると、前記群管理制御装置に通常運転信号を出力し、
前記群管理制御装置は、前記通常運転信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに運転信号を出力し、
前記セキュリティサーバーは、前記運転信号を受信すると、前記入口側及び前記出口側の読取装置の読み取りを再開し、前記セキュリティゲートを作動させることができる。
また、本発明のエレベーターシステムのゲートシステムの制御方法は、
地震感知器と、前記地震感知器の感知結果に基づいてかごの運転を制御する複数のエレベーター制御装置と、前記複数のエレベーター制御装置を群管理する群管理制御装置と、を有するエレベーター制御システムと、
エレベーターホールに通じるゲート通路に配置され、利用者の前記ゲート通路の通過を物理的に阻止及び許容するセキュリティゲートと、前記ゲート通路の入口側と出口側に設置され前記利用者に紐付けられた識別情報を読み取る読取装置と、前記群管理制御装置、前記セキュリティゲート及び前記読取装置に接続され、前記読取装置で読み取られた前記識別情報に応じて前記セキュリティゲートを制御するセキュリティサーバーと、を有するゲートシステムと、
を具えたエレベーターシステムのゲートシステム制御方法であって、
前記地震感知器が、初期微動であるP波、所定閾値以下の主要動である低S波、前記所定閾値を超える主要動である高S波を感知すると、前記エレベーター制御装置は、前記群管理制御装置にP波信号、低S波信号又は高S波信号を出力し、
前記群管理制御装置は、前記P波信号又は前記低S波信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに休止信号を出力し、前記高S波信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに停止信号を出力し、
前記セキュリティサーバーは、前記休止信号を受信すると、前記入口側の読取装置の読み取りを停止するが、前記出口側の読取装置による読み取りは継続し、前記停止信号を受信すると、前記入口側及び出口側の読取装置の読み取りを停止し、前記セキュリティゲートを通過可能な状態で維持する。
本発明のエレベーターシステム及びゲートシステム制御方法によれば、地震感知器がP波又は低S波を感知した場合に、ゲートシステムは、識別情報の読み取りによってセキュリティゲートを退場のみ許容するよう作動させ、入場は阻止する。これにより、利用者は、セキュリティゲートを通過してエレベーターホールから退場はできるが、運転停止などの運転が規制されている状況においてエレベーターホールへの入場を阻止することで、エレベーターホールの混雑を防止できる。
さらに、地震感知器が高S波を感知した場合には、ゲートシステムは、セキュリティゲートを通過可能な状態で維持するから、利用者は、識別情報を読み取らせるために必要なIDカード等を所持していなくても、セキュリティゲートを通過してエレベーターホールからの緊急脱出を含む脱出を行なうことができる。また、識別情報の読み取りが不要であるから、スムーズにセキュリティゲートを通過でき、混雑や遅れを抑制できる。加えて、外部からの救援者は、IDカード等を所持していなくてもセキュリティゲートを通過してエレベーターホールに入場できるから、救援作業の妨げにもならない。
図1は、セキュリティゲートが設置されたエレベーターホールの説明図である。 図2は、エレベーターシステムの概略構成を示すブロック図である。 図3は、エレベーター制御装置の制御フローチャートである。 図4は、群管理制御装置の制御フローチャートである。 図5は、セキュリティサーバーの制御フローチャートである。 図6は、セキュリティゲートの制御フローチャートである。
以下、本発明のエレベーターシステム10について、図面を参照しながら説明を行なう。
図1は、一実施形態に係るエレベーターホール60の説明図である。エレベーターホール60には、複数基のエレベーター25(図示ではA号機〜F号機の6基)が配置されており、エレベーターホール60の入り口には、セキュリティゲート40(図示では3基)が設置されている。図示の実施形態では、エレベーターホール60は、当該階床の通路にも通じており、セキュリティゲート40は、当該階床に入退場するための出入口を兼ねている。また、エレベーターホール60には、利用者が行先階を入力可能な行先階登録装置48、各エレベーター25には、号機番号の他、到着する号機の昇降方向を示すインジケーター、ホールランタン、当該号機に割り当てられた行先階などを表示する表示装置を設置することができる(何れも図示せず)。
セキュリティゲート40は、利用者が通過するゲート通路44に、たとえば、水平面内で開閉し、物理的にゲート通路44を塞ぐフラップ等のゲート41を具え、ゲート41を利用者が通過可能な開状態、通過不能な閉状態に制御する駆動機構を具える。なお、ゲート41は、フラップ開閉式のものに限らず、アーム回転式のものなどあってもよい。アーム回転式の場合、アームが回転可能な状態が開状態、アームが回転不能な状態が閉状態に相当する。
ゲート本体43には、上面に利用者が所持するIDカード等の識別情報を読み取る読取装置であるリーダー46R,47Rと、当該利用者の行先階、乗車すべき号機、或いは、種々のメッセージを表示する表示装置となるディスプレイ46D,47Dが配置されている。リーダー46R,47Rとして、IDカードを接触、非接触で読み取る方式や、IDカードに代えて、スマートフォンやPDAなどの携帯型電子機器から識別情報を読み取る方式や、指紋認証等で利用者を識別する方式など、種々の認証システムに用いられる装置を採用できる。リーダー及びディスプレイは、入口側46R,46Dと出口側47R,47Dに配置される。
図2は、本発明のエレベーターシステム10の制御ブロック図である。なお、図2は、本発明の説明に必要な機能のみを表示しており、昇降機構等は省略している。
図2では、エレベーターシステム10を構成するエレベーター制御システム20を上側に、ゲートシステム30を下側に示している。エレベーター制御システム20とゲートシステム30は、HUB50を介して通信可能に接続されている。
エレベーター制御システム20は、群管理制御装置21の配下に号機数に応じたエレベーター制御装置22と、1又は複数の地震感知器23を具える。
ゲートシステム30は、上記したリーダー46R,47Rやディスプレイ46D,47D、行先階登録装置48、セキュリティゲート40を具える。行先階登録装置48は、登録装置リーダー48Rと、ディスプレイ式のタッチパネル48Tを具える構成とすることができる。これら機器は、後述するセキュリティサーバー31と通信可能に接続されている。また、リーダー46R,47R,48R、ディスプレイ46D,47D、タッチパネル48Tは、図2に示すように、HUB50を介して群管理制御装置21と直接通信可能としている。
群管理制御装置21は、複数のエレベーター25の運行を群管理制御する。群管理制御装置21は、一般的な運用では、リーダー46Rに識別情報を読み取らせることでゲートシステム30から出力される情報やタッチパネル48Tから入力される行先階を受け付け、識別情報に紐付けられた行先階を乗場行先階呼びとして、適当な号機に割り当てる。また、群管理制御装置21は、割り当てた号機をHUB50を介して直接又はセキュリティサーバー31を経由して入口側ディスプレイ46D又はタッチパネル48Tに表示する。
エレベーター制御装置22は、機械室などに設置され、群管理制御装置21によって割り当てられた呼びに応答してかごの昇降、停止を行ない、また、ドア開閉等のかごの制御を行なう。
地震感知器23は主要動を感知するS波感知器がエレベーターのバンク毎又は機械室毎に配置され、初期微動を感知するP波感知器はエレベーター毎にピットに配置される場合と、複数のエレベーターで1台のP波感知器を供用する場合もある。図2では、P波とS波の両方を感知する地震感知器を符号23で示しており、地震感知器23は、エレベーター制御装置22と通信可能に接続されている。なお、地震感知器23は、P波感知器とS波感知器をそれぞれ設置してもよい。地震感知器23は、初期微動であるP波、主要動であるS波を感知し、エレベーター制御装置22に出力する。本発明では、たとえば、地震感知器23は、S波は、揺れの加速度(ガル)に基づき、所定閾値以下の低ガルの場合は低S波、所定閾値を超える高ガルの場合は高S波として感知する。
セキュリティサーバー31は、リーダー46Rで読み取られる識別情報に紐付けされた利用者の行先階等の種々の情報を格納しており、群管理制御装置21に行先階等の情報を出力すると共に、セキュリティゲート40を作動させて、ゲート41の開閉状態を制御する。
また、セキュリティサーバー31は、群管理制御装置21から出力される制御信号に応じて、リーダー46R,47R、ディスプレイ46D,47D、セキュリティゲート40の動作状態、表示を制御する。
エレベーターシステム10の一般的な運用として、利用者が入口側リーダー46RにIDカードを接近させると、識別情報が読み取られ、セキュリティサーバー31に出力される。セキュリティサーバー31は、当該識別情報が登録された識別情報と一致すると、識別情報に紐付けられた利用者の行先階を群管理制御装置21に出力する。群管理制御装置21は、受信した行先階を何れかの号機のエレベーター制御装置22に割り当て、割り当てた号機の情報を該当する入口側ディスプレイ46Dに表示すると共に、セキュリティサーバー31は、該当するセキュリティゲート40を作動させてゲート41を開放する。利用者は、入口側ディスプレイ46Dを参照して乗車すべき号機番号や位置を確認しつつゲート通路44を通過してエレベーターホール60に入場して、所定の号機に乗車する。
利用者が退場する場合には、入場時と同様に、出口側リーダー47RにIDカードを接近させる。識別情報が登録された識別情報と一致する場合には、セキュリティサーバー31は、セキュリティゲート40を制御してゲート41を開放する。
なお、エレベーターホール60内の利用者は、行先階登録装置48の登録装置リーダー48R又はタッチパネル48Tから識別情報又は行先階情報を入力することで、群管理制御装置21から割り当てられた号機の情報がタッチパネル48Tに表示される。
上記構成のエレベーターシステム10において、地震感知器23が地震を感知した場合、揺れの大きさに応じて、エレベーター制御装置22は、かごの運転を規制する。また、エレベーター25の運転状況に応じて、セキュリティゲート40の動作を制御し、エレベーターホール60への入退場を制御する。
具体的には、地震感知器23の感知結果が、P波、低S波又は高S波である場合、エレベーター制御装置22は、揺れに応じてP波信号、低S波信号、又は、高S波の信号を群管理制御装置21に出力する。また、エレベーター制御装置22は、かごを最寄階に一旦停止する。
P波又は低S波が感知されると、エレベーター制御装置22は、エレベーター25を最寄階に一旦停止する。P波が感知された場合には、エレベーター制御装置22は、所定時間内に地震感知器23によりさらなる揺れが感知されなければ、通常運転に復帰する。自動診断運転を行なうかごは低S波が感知された場合、エレベーター制御装置22は、かごを最寄階へ着床させ、閉じ込め防止のためのドア開放する管制運転を行なった後、診断運転によりエレベーター25に異常がないか判断し、仮復旧運転を行なう。このように、エレベーター25が停止又は診断運転している間、利用者はエレベーターホール60に入場しても、エレベーター25に乗車することはできない。このため、本発明では、群管理制御装置21は、P波信号又は低S波信号を受信すると、セキュリティサーバー31に休止信号を出力し、セキュリティサーバー31は、セキュリティゲート40に対し、利用者の入場を規制するため入口側のリーダー46Tの読み込みを停止する。これにより、セキュリティゲート40は、エレベーターホール60から出口側のリーダー46Rに識別情報を読み込ませることで退場は許容されるが、エレベーターホール60への入場を阻止することができ、エレベーターホール60が混雑してしまうことを防止できる。なお、入口側のディスプレイ46Dに「しばらくお待ち下さい」などの表示やアナウンスを行なうことで、入場が規制されている状況であることを利用者に通知することが望ましい。
エレベーター制御装置22は、通常運転に復帰又は仮復旧運転になると、群管理制御装置21に運転信号又は仮復旧運転信号を出力する。群管理制御装置21は、これら信号を受けて、セキュリティサーバー31に運転信号を出力し、セキュリティサーバー31が入口側のリーダー46Rの読み取りを再開することで、セキュリティゲート40から利用者がエレベーターホール60に入場できる状態に戻すことができる。
高S波が感知された場合には、エレベーター制御装置22は、エレベーター25の運転自体を停止する。このような場合、エレベーターホール60からセキュリティゲート40を通過して利用者の緊急脱出や、外部からの救援者の緊急出動をスムーズに行なうことが求められる。そこで、本発明では、群管理制御装置21は、高S波信号を受信すると、セキュリティサーバー31に停止信号を出力する。セキュリティサーバー31は、停止信号を受信すると、入口側及び出口側のリーダー46R,47Rの読み込みを停止し、セキュリティゲート40を開状態で維持するよう制御する。これにより、利用者は、IDカード等を所持していない場合でもセキュリティゲート40を通過でき、また、認証に要する時間を削減できるから、スムーズな脱出を図ることができる。さらに、IDカードを所持しない外部からの救援者は、エレベーターホール60に入って種々の救援活動を行なうことができる。なお、入口側及び出口側のディスプレイ46D,47Dには、「地震発生によりエレベーター停止中」などの表示やアナウンスを行なうことで、利用者に状況を通知することが望ましい。
なお、エレベーター制御装置22の停止状態から、メンテナンス員により通常運転に戻す操作が行なわれると、エレベーター制御装置22は、群管理制御装置21に通常運転信号を出力し、群管理制御装置21は、セキュリティサーバー31に運転信号を出力する。これにより、セキュリティサーバー31がセキュリティゲート40を通常の状態に復帰させると共に、入口側及び出口側のリーダー46R,47Rの読み込みを再開することで、元の状態に復帰させることができる。
上記のように、地震感知器23によって感知される揺れに応じて、エレベーター制御システム20と連携してセキュリティゲート40を制御することで、エレベーターホール60の混雑を防止し、また、利用者の緊急脱出や救援者の入退場をスムーズに行なうことができる。
本発明のエレベーターシステム10に関し、地震感知器23が地震を感知した際のエレベーター制御システム20、セキュリティゲートシステム30の制御を、フローチャート図3〜図6を参照しながら説明する。なお、以下では、1基のエレベーター制御装置22及び地震感知器23に基づく制御フローを説明するが、地震感知器23の感知結果により、各エレベーター制御装置22は独立して同様の制御フローを実行し、群管理制御装置21に信号を出力することができる。
図3は、エレベーター制御装置22のフローチャートであり、ステップA01に示すように、各エレベーター制御装置22は、通常運転(自動運転)モードで運転が開始される。運転モードには、たとえば、自動運転である通常運転モード、メンテナンス員が点検作業等の際に実行させる点検(手動)運転モード、低S波を受信した後、高S波を検知しなかった場合に、かごを最寄階に移動させて、利用者をかごから退避させる管制運転モード、管制運転モードの後、かごの診断運転を行なう診断運転モード、診断運転モードの後、メンテナンス員がリセットするまで続く仮復旧運転モードを例示できる。
メンテナンス員が点検作業等により、運転モードを通常運転モードから点検(手動)運転モードに切り替えている場合には、ステップA02に示すように、エレベーター制御装置22に点検信号が入力され、エレベーター制御装置22が点検信号を取得した場合には(ステップA02のYes)、点検が終了するまで通常運転を停止する(ステップA30)。
通常運転モード中、地震感知器23が地震波であるP波を感知するまで(ステップA02のNo、ステップA03のNo)、通常運転モードが継続される。
地震感知器23がP波を感知すると(ステップA03のYes)、エレベーター制御装置22は、かごの運転を最寄階に一旦停止し(ステップA04)、エレベーター制御装置22は、群管理制御装置21にP波信号を出力する(ステップA05)。群管理制御装置21は、後述する図4のフローチャート(ステップB02,B03)に沿ってエレベーター制御装置22から受信した波信号に基づいた制御を行なう。
地震感知器23がP波を感知した後、所定時間内(ステップA07、たとえば15秒)に低S波を感知した場合には(ステップA06のYes)、後で説明するステップA14に進む。
P波感知後、所定時間内に低S波を感知しなかった場合には(ステップA06のNo、ステップA07のYes)、かごの運転を再開する。このとき、直前の運転モードが仮復旧運転モード中でなければ(ステップA08のNo)、通常運転モードで運転を再開し(ステップA09)、群管理制御装置21に通常運転モードであることを示す通常運転信号を出力する(ステップA10)。群管理制御装置21は、後述する図4のフローチャート(ステップB06〜B08)に沿ってエレベーター制御装置22から受信した運転信号に基づいた制御を行なう。
ステップA08において、仮復旧運転モードであれば(ステップA08のYes)、仮復旧運転モードを継続し(ステップA11)、群管理制御装置21に仮復旧運転モードであることを示す仮復旧運転信号を出力する(ステップA12)。群管理制御装置21は、後述する図4のフローチャート(ステップB06〜B08)に沿ってエレベーター制御装置22から受信した仮復旧運転信号に基づいた制御を行なう。
そして、エレベーター制御装置22が、群管理制御装置21に信号を出力した後(ステップA10,A12)、地震感知器23は自動でリセットされる(ステップA13)。地震感知器23がリセットされた後は、再度ステップA02に戻り、運転モード(通常運転又は仮復旧運転)に応じた運転を続ける。
ステップA06において、地震感知器23が所定時間内に低S波を感知すると(ステップA06のYes)、エレベーター制御装置22は、群管理制御装置21に低S波信号を出力する(ステップA14)。そして、低S波感知後、所定時間内に高S波が感知されるかどうか待機して判断する(ステップA15のNo、A16のNo)。
所定時間内に地震感知器23が高S波を感知すると、後述するステップA28に移行する(ステップA15のYes)。
所定時間内に地震感知器23が高S波を感知しなかった場合には(ステップA15のNo,A16のYes)、エレベーター制御装置22は、管制運転モードに移行する(ステップA17〜A20)。管制運転モードは、まず、かごを最寄階まで移動させる(ステップA17)。このとき、非常ブレーキなどの安全装置を動作させることなくかごを最寄階に停止できれば問題ないが、最寄階にかごを停止できず(ステップA17のNo)、または、安全装置が動作した場合には(ステップA18のYes)、メンテナンス員の到着を待つ(ステップA29,A30)。
安全装置が動作することなく、かごが最寄階に停止すると(ステップA17のYes,A18のNo)、エレベーター制御装置22は、所定時間内にかごドアを開放し(ステップA19のYes、A20のNo)、乗客をかごから退避させ(ステップA19のNo)、管制運転モードが終了する。なお、所定時間内にかごドアを開くことができなかった場合には、閉じ込め有りと判断し(ステップA19のYes,A20のYes)、メンテナンス員の到着を待つ(ステップA29,A30)。
そして、管制運転モードが終了した後、かごドアを一旦閉じて、かご内が無人の状態で診断運転を開始する(ステップA21〜ステップA23)。診断運転モードでは、エレベーター制御装置22は、所定の要領で診断運転し(ステップA22のNo,ステップA23のNo)、全て異常がなければ(ステップA22のNo,ステップA23のYes)、ステップA25の仮復旧運転モードに移行する。このとき、異常が検出されると(ステップA22のYes)、診断運転を中止し(ステップA24)、メンテナンス員の到着を待つ(ステップA29,A30)。
診断運転モードが終了し(ステップA23のYes)、仮復旧運転モードに入ると、エレベーター制御装置22は、エレベーター制御装置22に仮復旧運転信号を出力する(ステップA26)。群管理制御装置21は、後述する図4のフローチャート(ステップB06〜B08)に沿ってエレベーター制御装置22から受信した仮復旧運転信号に基づいた制御を行なう。
エレベーター制御装置22は、仮復旧運転モードに移行し(ステップA25)、仮復旧運転信号を群管理制御装置21に出力した後(ステップA26)、リセット信号を地震感知器23に出力し、地震感知器23はエレベーター制御装置22からのリセット信号を受信することによってリセットされ(ステップA27)、エレベーター制御装置22は、仮復旧運転モードで運転を続ける。なお、地震感知器23は、いずれかのエレベーター制御装置22から最初に受信したリセット信号によりリセットするように設定できる。地震感知器23がリセットされた後は、再度ステップA02に戻る。そして、仮復旧運転モードにおいて、地震感知器23が再度P波を感知し(ステップA03)、所定時間内に低S波を感知しなかった場合には(ステップA06のNo,A07のYes)、仮復旧運転モード中であるため(ステップA08のYes)、仮復旧運転モード(ステップA11)で運転を続ける。このとき、地震感知器23はP波を感知しているから、再度地震感知器23は自動でリセットされる(ステップA13)。
上記したステップA15において、地震感知器23が高S波を感知した場合には(ステップA15のYes)、エレベーター制御装置22は、群管理制御装置21に高S波信号を出力する(ステップA28)。高S波を感知した場合には、管制運転モードや診断運転モード、仮復旧運転モード等に移行することなく、メンテナンス員の到着を待つ(ステップA29,A30)。そして、メンテナンス員が到着し、運転モードを手動に切り替えると、エレベーター制御装置22に点検信号が入力され(ステップA29のYes)、点検が終了すると(ステップA30のYes)、通常運転モードに復帰する(ステップA31)。このとき、エレベーター制御装置22は、エレベーター制御装置22に通常運転信号を出力する(ステップA32)。そして、群管理制御装置21は、後述する図4のフローチャート(ステップB04,B05)に沿ってエレベーター制御装置22から受信した仮復旧運転信号に基づいた制御を行なう。
エレベーター制御装置22は、上記及び図3中、太線で囲んだ処理(ステップA05,A10,A12,A14,A26,A28,A32)により、群管理制御装置21に信号を出力する。これら信号を受信した群管理制御装置21は、セキュリティサーバー31に対して、フローチャート図4に示す処理を実行する。
群管理制御装置21は、まず、セキュリティサーバー31に運転信号を出力すると共に(ステップB01)、フラグを0に設定して保存する。
何れかの号機のエレベーター制御装置22からP波信号(図3のステップA05)又は低S波信号(図3のステップA14)を受信すると(ステップB02のYes)、群管理制御装置21は、セキュリティサーバー31に休止信号を出力し、フラグを1に設定し(ステップB03)、ステップB02に戻る。
何れかの号機のエレベーター制御装置22から高S波信号(図3のステップA28)を受信すると(ステップB02のNo,B04のYes)、群管理制御装置21は、セキュリティサーバー31に停止信号を出力し、フラグを2に設定し(ステップB05)、ステップB02に戻る。
何れの号機のエレベーター制御装置22からもP波信号、低S波信号、高S波信号を受信しなかった場合は(ステップB04のNo)、群管理制御装置21はフラグの状態を参照し、フラグが0、すなわち、セキュリティサーバー31が運転中であれば、その状態を維持してステップB02に戻る(ステップB06のYes)。
一方、フラグが1又は2である場合、何れかの号機のエレベーター制御装置22が通常運転モード又は仮復旧運転モード(図3のステップA10,A12,A26,A32)にあれば(ステップB07のYes)、群管理制御装置21は、セキュリティサーバー31に運転信号を出力し、フラグを0に戻す(ステップB08)。
ステップB07において、すべての号機のエレベーター制御装置22が運転中止状態にあれば(ステップB07のNo)、フラグを維持したまま、ステップB02に戻る。
セキュリティサーバー31は、上記群管理制御装置21から休止信号(図4のステップB03)、停止信号(ステップB05)又は運転信号(ステップB08)を受信すると(図5のステップC01,C03,C05)、フローチャート図5に示すように、すべてのセキュリティゲート40に対応した休止信号(ステップC02)、停止信号(ステップC04)、運転信号(ステップC06)を出力する。
そして、セキュリティゲート40は、受信した信号に応じて、フローチャート図6に示すように、セキュリティゲート40を制御すると共に、入口側、出口側のリーダー46R,47Rの機能を使用可又は使用不可に変更する。
具体的には、図6に示すように、セキュリティゲート40は、セキュリティサーバー31から休止信号(図5のステップC02)を受信すると(ステップD01のYes)、入口側のリーダー46Rを使用不可とする(ステップD02)。これにより、セキュリティゲート40を通じてエレベーターホール60に利用者の入場は阻止されるから、エレベーターホール60の混雑を防止できる。このとき、入口側のディスプレイ46Dには「しばらくお待ち下さい」などの表示を行なう。一方、出口側リーダー47Rは、使用可の状態を維持するから、セキュリティゲート40は、出口側リーダー47Rの認証により、ゲート41を開放し、利用者はエレベーターホール60から退場することができる。
セキュリティサーバー31から停止信号(図5のステップC04)を受信すると(ステップD03のYes)、セキュリティゲート40は、ゲート41を開状態で維持し、入口側及び出口側のリーダー46R,47Rを使用不可とする(D04)。これにより、IDカードを所持していなくても、ゲート通路44を通過することができるから、エレベーターホール60からの退場、救援者の入場を許容でき、利用者の緊急脱出や、救援者の緊急出動をスムーズに行なうことができる。このとき、入口側及び出口側のディスプレイ46D,47Dには、「地震発生によりエレベーター停止中」などの表示を行なうことで、利用者に状況を通知することができる。
一方、何れかの号機が通常運転モード又は仮復旧運転モードにあれば、エレベーターホール60への入退場を規制する必要なない。このため、セキュリティサーバー31から運転信号(図5のステップC06)を受信すると(ステップD05のYes)、セキュリティゲート40を通常通り動作させると共に、入口側、出口側のリーダー46R,47Rを使用可に設定すればよい(ステップD06)。
上記P波感知器の代わりに、低S波より精密級である特低波感知器を使う場合もある。
なお、自動診断運転機能を有しないエレベーターシステムについて、低S波が感知された場合は高S波が感知された場合と同様の処理を行うことになる。逆に、自動診断運転有りかつ地震感知器[診断]設定(地震感知器が設定以上の揺れを検知していないこと)を設ける場合は、高S波が感知された場合でも、低S波と同様の処理を行うことが可能になる。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
10 エレベーターシステム
20 エレベーター制御システム
21 群管理制御装置
22 エレベーター制御装置
23 地震感知器
25 エレベーター
30 ゲートシステム
31 セキュリティサーバー
40 セキュリティゲート
46R 入口側リーダー(読取装置)
47R 出口側リーダー(読取装置)
60 エレベーターホール

Claims (5)

  1. 地震感知器と、前記地震感知器の感知結果に基づいてかごの運転を制御する複数のエレベーター制御装置と、前記複数のエレベーター制御装置を群管理する群管理制御装置と、を有するエレベーター制御システムと、
    エレベーターホールに通じるゲート通路に配置され、利用者の前記ゲート通路の通過を物理的に阻止及び許容するセキュリティゲートと、前記ゲート通路の入口側と出口側に設置され前記利用者に紐付けられた識別情報を読み取る読取装置と、前記群管理制御装置、前記セキュリティゲート及び前記読取装置に接続され、前記読取装置で読み取られた前記識別情報に応じて前記セキュリティゲートを制御するセキュリティサーバーと、を有するゲートシステムと、
    を具えたエレベーターシステムであって、
    前記エレベーター制御装置は、前記地震感知器が、初期微動であるP波、所定閾値以下の主要動である低S波、前記所定閾値を超える主要動である高S波を感知すると、前記群管理制御装置にP波信号、低S波信号又は高S波信号を出力し、
    前記群管理制御装置は、前記P波信号又は前記低S波信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに休止信号を出力し、前記高S波信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに停止信号を出力し、
    前記セキュリティサーバーは、前記休止信号を受信すると、前記入口側の読取装置の読み取りを停止するが、前記出口側の読取装置による読み取りは継続し、前記停止信号を受信すると、前記入口側及び出口側の読取装置の読み取りを停止し、前記セキュリティゲートを通過可能な状態で維持する、
    ことを特徴とするエレベーターシステム。
  2. 前記エレベーター制御装置は、前記地震感知器が前記P波を感知すると、前記かごの運転を停止し、所定時間以内に前記低S波を感知しない場合には、前記かごの運転を通常運転に戻すと共に前記群管理制御装置に通常運転信号を出力し、
    前記群管理制御装置は、前記通常運転信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに運転信号を出力し、
    前記セキュリティサーバーは、前記運転信号を受信すると、前記入口側の読取装置の読み取りを再開する、
    請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記エレベーター制御装置は、前記地震感知器が前記低S波を感知すると、前記かごを管制運転し、前記管制運転が正常に終了した場合は仮復旧運転信号を前記群管理制御装置に出力し、
    前記群管理制御装置は、前記仮復旧運転信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに運転信号を出力し、
    前記セキュリティサーバーは、前記運転信号を受信すると、前記入口側の読取装置の読み取りを再開する、
    請求項1又は請求項2に記載のエレベーターシステム。
  4. 前記エレベーター制御装置は、前記地震感知器が前記高S波を感知すると、前記かごの運転を停止し、メンテナンス員により前記かごの運転を通常運転に戻す操作が行なわれると、前記群管理制御装置に通常運転信号を出力し、
    前記群管理制御装置は、前記通常運転信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに運転信号を出力し、
    前記セキュリティサーバーは、前記運転信号を受信すると、前記入口側及び前記出口側の読取装置の読み取りを再開し、前記セキュリティゲートを作動させる、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベーターシステム。
  5. 地震感知器と、前記地震感知器の感知結果に基づいてかごの運転を制御する複数のエレベーター制御装置と、前記複数のエレベーター制御装置を群管理する群管理制御装置と、を有するエレベーター制御システムと、
    エレベーターホールに通じるゲート通路に配置され、利用者の前記ゲート通路の通過を物理的に阻止及び許容するセキュリティゲートと、前記ゲート通路の入口側と出口側に設置され前記利用者に紐付けられた識別情報を読み取る読取装置と、前記群管理制御装置、前記セキュリティゲート及び前記読取装置に接続され、前記読取装置で読み取られた前記識別情報に応じて前記セキュリティゲートを制御するセキュリティサーバーと、を有するゲートシステムと、
    を具えたエレベーターシステムのゲートシステム制御方法であって、
    前記地震感知器が、初期微動であるP波、所定閾値以下の主要動である低S波、前記所定閾値を超える主要動である高S波を感知すると、前記エレベーター制御装置は、前記群管理制御装置にP波信号、低S波信号又は高S波信号を出力し、
    前記群管理制御装置は、前記P波信号又は前記低S波信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに休止信号を出力し、前記高S波信号を受信すると、前記セキュリティサーバーに停止信号を出力し、
    前記セキュリティサーバーは、前記休止信号を受信すると、前記入口側の読取装置の読み取りを停止するが、前記出口側の読取装置による読み取りは継続し、前記停止信号を受信すると、前記入口側及び出口側の読取装置の読み取りを停止し、前記セキュリティゲートを通過可能な状態で維持する、
    エレベーターシステムのゲートシステム制御方法。
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