JP6960946B2 - ドア異常検出システムおよびエレベーターシステム - Google Patents
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Description
エレベーター制御装置110は、走行制御部121と、戸開制御部122と、戸開判定部123と、降車判定部124と、他階退避処理部125と、を備える。
本実施形態のドア異常検出システム200は、乗りかご111の走行状態と、かごドア112の開閉動作とを含む検出情報に基づいて、ドア異常を検出する。本実施形態のドア異常検出システム200は、検出装置210および検出結果処理装置220と、を備える。
検出装置210は、乗りかご111の走行状態とかごドア112の開閉動作とを検出する。本実施形態では、検出装置210として、2軸加速度センサを用いる。以下、2軸加速度センサ210として説明する。
検出結果処理装置220は、2軸加速度センサ210から送信される加速度Ax、Ayを解析し、ドア異常の有無およびドア異常がある場合、その異常状態を特定する。検出結果処理装置220は、例えば、2軸加速度センサ210から加速度を受信する毎に、解析を行う。
監視サーバ310は、エレベーター100の監視を行う。監視サーバ310は、例えば、エレベーター100が設置される建物から離れた、遠隔地に設置される遠隔監視センタ300等に配置される。
次に、異常判定部223による異常判定処理を説明する。本実施形態の異常判定処理においては、加速度Ax、Ayから算出した判定値(かごドア速度Vx,乗りかご速度Vy、かごドア距離Lx、乗りかご距離Ly)に基づいて、乗りかご111の走行状態および走行停止時のドアの開閉状態を判別する。そして、目的階に着いたにも係らず、基準階復帰処理以外でドアが開かない状態を戸開不良とする。この戸開不良について、本実施形態では、上述のように非開状態と半開状態とを区別して検出する。
なお、発報生成部224は、異常判定部223から受信した発報指示に応じた発報信号を生成し、遠隔監視センタ300の監視サーバ310に出力する。
なお、上記ステップS1107では、乗りかご111の走行終了後にドアが開かず、他階退避走行を2回行っても解消されていない状況である。このような場合は、乗りかご111に乗客が閉じ込められている、または、乗りかご111内に人がいないとしてもエレベーター100に重度の故障が発生し、利用ができない状態であると考えられる。従って、この場合、緊急度の高い発報であることを示す情報を、発報信号に含めてもよい。
200:ドア異常検出システム、210:検出装置(2軸加速度センサ)、220:検出結果処理装置、221:格納処理部、222:判定値算出部、223:異常判定部、224:発報生成部、231:検出結果格納部、232:判定値格納部、233:発報データベース、233a:発報信号コード、233b:情報、234:発報信号、234a:送信元、234b:発報信号コード、234c:階床、241:CPU、242:メモリ、243:記憶装置、244:入出力インタフェース、245:通信インタフェース、
300:遠隔監視センタ、310:監視サーバ、311:発報受信部、312:発報振分部、313:発報発信部、321:発報データベース、322:送信先データベース、
900:エレベーターシステム、Ax:加速度、Ay:加速度、Lx:かごドア距離、Ly:乗りかご距離、Vx:かごドア速度、Vy:乗りかご速度
Claims (7)
- エレベーターのかごドアおよび乗場ドアの少なくとも一方に戸開不良が発生した場合、乗りかごを予め定めた他の階に走行させる他階退避走行の機能を備えたエレベーターのドア異常を検出するドア異常検出システムであって、
前記かごドアに設けられ、前記乗りかごの走行状態と前記かごドアの開閉動作とを検出情報として検出する検出装置と、
前記検出情報に基づいて、前記ドア異常が発生しているか否かを判定し、判定結果に応じた発報指示を出力する異常判定部と、
前記異常判定部から出力された前記発報指示に従って発報信号を生成し、外部装置に出力する発報生成部と、を備え、
前記異常判定部は、前記検出情報に基づいて、前記戸開不良を検出し、当該戸開不良が発生したことにより実行される前記他階退避走行後に再度前記戸開不良が発生することが予め定めた回数繰り返される場合、前記ドア異常が発生していると判定すること
を特徴とするドア異常検出システム。 - 請求項1記載のドア異常検出システムであって、
前記異常判定部は、前記乗りかごが停止後、前記かごドアが開かず、かつ、予め定めた期間内に前記他階退避走行を開始した場合、前記かごドアが全く開かない前記戸開不良が発生したと判定すること
を特徴とするドア異常検出システム。 - 請求項2記載のドア異常検出システムであって、
前記異常判定部は、前記乗りかごが停止後、前記かごドアが開かず、かつ、予め定めた期間内に前記他階退避走行を行わない場合、正常な基準階復帰動作が行われたと判定すること
を特徴とするドア異常検出システム。 - 請求項3記載のドア異常検出システムであって、
前記異常判定部は、前記乗りかごが停止後、前記かごドアが全開しない場合、戸開時ORS動作多発による前記戸開不良が発生したと判定すること
を特徴とするドア異常検出システム。 - 請求項4記載のドア異常検出システムであって、
前記異常判定部は、前記乗りかご毎に前記戸開不良の発生回数である第一発生回数をカウントするとともに、階床毎に当該戸開不良の発生回数である第二発生回数をカウントし、前記発報指示に前記第一発生回数および前記第二発生回数の関係を特定する情報を含めること
を特徴とするドア異常検出システム。 - 請求項1から5いずれか1項記載のドア異常検出システムであって、
前記検出装置は、前記かごドアの開閉方向と前記乗りかごの走行方向との2方向の加速度を検出する2軸加速度センサであること
を特徴とするドア異常検出システム。 - かごドアおよび乗場ドアの少なくとも一方に戸開不良が発生した場合、乗りかごを予め定めた他の階に走行させる他階退避走行の機能を備えたエレベーターシステムであって、
前記かごドアおよび前記乗場ドアの少なくとも一方のドア異常を検出し、発報するドア異常検出装置を備え、
前記ドア異常検出装置は、
前記かごドアに設けられ、前記乗りかごの走行状態と前記かごドアの開閉動作とを検出情報として検出する検出装置と、
前記検出情報に基づいて、前記ドア異常が発生しているか否かを判定し、判定結果を出力する異常判定部と、
前記異常判定部から出力された前記判定結果に応じた発報を生成し、外部装置に出力する発報生成部と、を備え、
前記異常判定部は、前記検出情報に基づいて、前記戸開不良を検出し、当該戸開不良が発生したことにより実行される前記他階退避走行後に再度前記戸開不良が発生することが予め定めた回数繰り返される場合、前記ドア異常が発生していると判定すること
を特徴とするエレベーターシステム。
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