JP2017215694A - 制御システム、監視装置、監視プログラム、監視方法、及び画像センサ - Google Patents

制御システム、監視装置、監視プログラム、監視方法、及び画像センサ Download PDF

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禎敏 齋藤
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Takaaki Enohara
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Abstract

【課題】画像情報を伝送する通信路の伝送容量を確保しつつ、画像を取得する画像センサを有効に利用することができる制御システムを提供する。
【解決手段】連携制御システムは、人の在不在あるいは人数の情報である人物情報を出力する複数の画像センサ、取得部、画像センサ決定部、信号出力部、人物情報出力部及び画像情報出力部を備える。取得部は、異常が発生したことを示す異常情報を取得する。画像センサ決定部は、前記異常情報に基づいて、画像を撮像する画像センサを決定する。信号出力部は、前記画像センサ決定部が決定した画像センサに対して、画像を撮像させる信号を出力する。画像情報出力部は、前記信号出力部が出力した信号を受信する際、画像の情報である画像情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、制御システム、監視装置、監視プログラム、監視方法、及び画像
センサに関する。
現在、画像センサは、主に空調あるいは照明の連携制御に応用され、ビル設備の自動制
御システムに実用化されている。この画像センサの中には、通信処理負荷を軽減すること
でセンシング結果に基づくその後の各種制御の準リアルタイム性を確保するために、取得
画像を分析して、人の在不在、人数、照度情報、あるいは性別等の人物情報を作成し、こ
れを伝送するものがある。
一方、昨今、ビル内等でのセキュリティ確保が要求されてきており、セキュリティ監視
用のカメラが設置されつつあるが、上述の画像センサはそもそも画像を取得できるもので
あることから、別途、専用の監視カメラを設けることなく、画像センサを異常の際の画像
取得においても利用できないか検討されてきた。
特開2012―27833号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、取得画像を分析して人物情報を作成し、
これを送信する複数の画像センサの夫々より、異常発生時の画像情報の取得を可能とする
制御システムを提供することである。
上記課題を解決するために、実施形態の制御システムは、人の在不在あるいは人数の情
報である人物情報を出力する複数の画像センサを備え、取得部、画像センサ決定部、信号
出力部、及び画像情報出力部を備える。取得部は、異常が発生したことを示す異常情報を
取得する。画像センサ決定部は、前記異常情報に基づいて、画像を撮像する画像センサを
決定する。信号出力部は、前記画像センサ決定部が決定した画像センサに対して、画像の
情報である画像情報を出力させる信号を出力する。画像情報出力部は、前記信号出力部が
出力した信号を受信する際、前記画像情報を出力する。
本発明の第1の実施形態に係る連携制御のシステム構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像センサの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る監視装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御システムのシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る識別番号のデータベース例を示す表である。 本発明の第2の実施形態に係る監視装置の構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る制御システムのシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る監視装置の構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る制御システムのシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る監視装置の持つデータベースの一例を示す表である。 本発明の第4の実施形態に係る監視装置の構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る通常時の監視画面の一例である。 本発明の第4の実施形態に係る火災等の異常が発生したときの監視画面の一例である。 本発明の第4の実施形態に係る制御システムのシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態に係る異常が火災の場合の制御システムのシーケンス図である。 本発明の第5の実施形態に係る監視装置の構成図である。 本発明の第5の実施形態に係る制御システムのシーケンス図である。 本発明の第5の実施形態の効果に係る制御システムのシーケンス図である。 本発明の第6の実施形態に係る制御システムのシーケンス図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
図1に連携制御のシステム構成の一例を示す。制御システムは、例えば、監視装置1、
セキュリティ管理サーバ2、監視画面3、照明制御コントローラ41、空調制御コントロ
ーラ51、照明器具61、空調設備71、セキュリティセンサ81、及び画像センサ91
を備える。セキュリティセンサ81は、例えば火災警報センサやセキュリティゲートであ
る。
ゾーンにそれぞれ照明器具、空調設備、セキュリティセンター、画像センサの少なくと
も一つが設置されている。ゾーンとは、室内の部屋や廊下、玄関、ホールの全部または一
部や、屋外の出入口や窓付近の一部、あるいは地域や庭など屋外の一部を意味する。
監視装置1、セキュリティ管理サーバ2、監視画面3、照明制御コントローラ41・4
2、及び空調制御コントローラ51・52、セキュリティセンサ81、及び画像センサ9
1は、システム間のデータ通信網を構築され、BACnetなどの共通の通信プロトコル
で通信する。
照明器具61は、照明制御コントローラ41に接続され、空調設備71は、空調制御コ
ントローラ51に接続される。
本実施形態の制御システムは、ビル、家庭、あるいは地域に適用される。
図2に画像センサ91の構成図を示す。画像センサ91は、信号入力部911、制御部
912、カメラ部913、画像処理部914、人物情報出力部915、及び画像情報出力
部916を備える。
信号入力部911は、監視装置1からの制御信号を受ける。制御部912は、画像セン
サの画像処理モードの切換を行う。画像処理モードには2パターン設け、それは人物モー
ドと画像モードである。人物モードとは、人物情報を、画像センサ91から監視装置1に
送信するモードであり、画像モードは、撮像した静止画などの画像である画像情報をその
まま、画像センサ91から監視装置1に送信するモードである。ここで人物情報とは、人
の在不在の情報、人数の情報、照度の情報、あるいは性別等の情報である。
カメラ部913は、画像センサ91付近のゾーンを、画像で撮像する。画像処理部91
4は、カメラ部913で撮像される画像から人の在不在や人数の情報である人物情報を抽
出する。
人物情報出力部915は、画像処理部914で抽出される人の在不在や人数の情報であ
る人物情報を出力する。画像情報出力部916は、カメラ部913で撮像される画像ある
いはそれを加工した画像を出力する。
ここで、画像センサの画像処理モードが人物モードの場合も画像モードの場合も、人物
情報は常に送信し続ける。つまり、人物モードの場合は人物情報を送信し、画像モードの
場合は人物情報及び画像情報を送信する。以下の実施形態でも同様である。
図3に、監視装置1の構成図を示す。監視装置1は、取得部11、記憶部12、画像セ
ンサ決定部13、信号出力部14を備える。
取得部11は、セキュリティセンサ81から異常情報を取得し、画像センサ91から人
物情報あるいは画像情報を取得する。異常情報とは、異常が発生した位置や、異常を検知
するセンサのIDなどの識別情報である。人物情報とは、人の在不在や人数の情報である
。画像情報とは、撮像される画像の情報である。
記憶部12は、取得部11で取得する情報、あるいは監視装置1内で作成される情報を
記憶する。また、画像センサ決定部13で必要な画像センサの位置の情報を記憶する。
画像センサ決定部13は、セキュリティセンサ81から取得する異常情報から、画像モ
ードにする画像センサ91を決定する。その際、記憶部12で記憶するデータベースを使
用する。
信号出力部14は、画像センサ決定部13で決定される画像センサ91に、画像モード
切換信号を送信する。また、画像センサ91が画像モードのとき撮像される画像を監視装
置1に送信する。また、画像モードの画像センサ91を人物モードに切り換える際、画像
センサ91に人物モード切換信号を送信する。
(作用)
本実施形態の制御システムに係るシーケンス図を図4に示す。まず、セキュリティセン
サ81が異常を感知あるいは察知する(S100)。異常とは例えば、火災、地震、人の
侵入である。その異常を感知するセキュリティセンサ81とは例えば、火災警報センサや
、セキュリティゲートなどがある。侵入は、定義によるが、休日に登録されていない人の
侵入や、禁止されているエリアに人が立ち入ることなどが挙げられる。
次に、セキュリティセンサ81は、感知した異常をセキュリティ管理サーバ2に通知す
る(S105)。そして、セキュリティ管理サーバ2は、通知を受けた異常情報を監視装
置1に送信する(S110)。監視装置1の取得部が異常情報を受信する。
その後、監視装置1の画像センサ決定部13は、異常情報に基づき、異常を検出したセ
ンサの識別情報からそのセンサ付近の画像センサ91を特定する。あるいは、画像センサ
決定部13は、異常情報に基づき、異常が発生した位置を特定し、その付近の画像センサ
91を特定する(S115)。特定方法について、図5を例にして説明する。
図5のような、セキュリティセンサの識別情報と画像センサの識別情報を対応付けたデ
ータベースを、記憶部12が記憶している。そのデータベースを用いて、画像センサ決定
部13は、異常を検知するセキュリティセンサから、撮像する画像センサを決定する。セ
キュリティセンサに対応付けられる画像センサが複数ある場合は、少なくとも一つの画像
センサを決定する。
そして、監視装置1の信号出力部14は、画像センサ91に画像を撮像させるよう、画
像モード切換信号を送信する(S120)。通常、画像センサ91は、人物モードで、人
の在不在あるいは人数の情報である人物情報を監視装置1に送信しているが、異常が発生
するときは、画像モードで、画像の情報である画像情報を送信する。
画像センサ91の信号入力部911は画像モード切換信号を受信し、制御部912は、
画像モードに切り換える(S125)。そして、カメラ部913が画像を撮像する(S1
30)。画像センサの画像処理モードが画像モードのため、画像処理部914では人の在
不在や人数の情報は抽出しない。
そして、画像センサ91の画像情報出力部916が、撮像した画像を画像情報のまま監
視装置1に送信する(S135)。監視装置1の取得部11は、画像を受信し、信号出力
部14は監視画面3に画像を送信する(S140)。また、信号出力部14は、画像セン
サ91に人物モード切換信号を送信する(S145)。
監視画面3は、受信する画像を表示する(S150)。画像センサ91の信号入力部9
11は、人物モード切換信号を受信し、制御部912が人物モードに切り換える(S15
5)。そのため、これ以降は人物情報出力部915が、画像処理部914で抽出される人
数などの情報を人物情報として監視装置1に送信する。
(効果)
本実施形態の制御システムにより、通常時、画像センサは人の在不在及び人数などの人
物情報のみを制御システムに送付し、照明及び空調の制御に使用されるが、セキュリティ
制御システム上で、異常が察知される時、異常が検知されるセキュリティセンサに対応付
けられる画像センサのカメラが駆動し、画像を撮像し、人物情報の他に画像情報をサーバ
に送付することができる。
つまり、画像センサのカメラを、人感センサとしての機能以外に、セキュリティ監視に
も活用できるようになる。
また、本実施形態において、侵入等の判断材料・証拠の提供、・火災等の機材誤報確認
の作業効率化、必要な時にのみ、サーバに映像情報を送付することで、トラフィックの低
減等のメリットもある。つまり、本実施形態の制御システムは、通信負荷が大きくかかっ
てしまうため、全画像センサの画像情報を伝送するのではなく、異常を検知するセキュリ
ティセンサと連動し、必要な画像を自動で適切に厳選して伝送することで、通常使用され
る伝送容量のまま、画像情報を取得することができる。
なお、本実施形態で異常とは例えば、火災、地震、人の侵入を記載したが、他の異常も
あらゆるセンサで検知することができる。例えば、AEDやタンカが持ち出されるときや
、窓ガラスが割れるとき、温度センサあるいは湿度センサが正常でない値を示すとき、C
センサが正常でない値を示すとき、ドアの鍵が開くとき、照明がついていないところ
で懐中電灯等の明かりを検出するとき、あるいは万引きを検知するときである。
これらの異常を検出するには、あらかじめ、それぞれ、AEDやタンカに持ち出される
ことを検知するセンサを付けておく。窓ガラスが割れることを検知するセンサや、温度あ
るいは湿度センサ、COセンサ、ドアのかぎの開閉を検知するセンサ、照度センサある
いは画像センサからの照度の情報を抽出する機能、あるいは万引き防止ゲートを設置して
おく。
また、本実施形態では、画像センサからの画像を、監視装置から監視画面にのみ送信及
び表示しているが、セキュリティ管理サーバに送信及び表示させることもできる。
(第2の実施形態)
(構成)
第2の実施形態に係る画像センサ91の構成は、第1の実施形態と同様である。詳細な
説明は省略する。
第2の実施形態に係る監視装置1の構成について図6を用いて説明する。第2の実施形
態が第1の実施形態と異なる点は、モード切換判定部(判定部)15を付加した点であり
、このモード切換判定部15以外は第1の実施形態と同じであるので、同一部分には同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
モード切換判定部15は、異常が発生した際に画像モードに切り換えた画像センサ91
の画像処理モードを、人物モードに戻すか否かの判定を行う。判定方法は例えば、監視画
面3に人物モードに戻すか否かを表示し、オペレータにより人物モードに戻すように選択
されると人物モードに戻すと判定する。
(作用)
第2の実施形態に係る制御システムに係るシーケンス図について図7を用いて説明する
。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、監視装置1による人物モード切換判断
のステップ(S200)を付加した点であり、この点以外は第1の実施形態と同じである
ので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
監視装置1が、画像モードの画像センサ91から受信する画像を監視画面3に送信後、
モード切換判定部15は、画像センサ91の画像処理モードを人物モードに戻すか否かの
判定を行う。その判定は、例えば、監視画面3を操作するオペレータの判断や、取得する
画像の内容で行われる。
オペレータの判断で行われる方法は、例えば、画像センサ91の画像処理モードが画像
モードの際、監視画面3に人物モードに戻すか否かを表示させる。人物モードに戻すよう
選択されると、監視装置1が人物モード切換信号を画像センサ91に送信し、画像センサ
91は人物モードに切換わる。
(効果)
本実施形態に係る監視装置1は、画像センサ91の画像処理モードが画像モードから人
物モードに切り換わるタイミングを監視装置1が判断あるいは制御することができる。撮
りたい場所付近の画像を1度だけでなく最後まで撮ることにより、撮りたい画像を適切な
タイミングで撮れる可能性が増す。
なお、第1の実施形態では、画像モードの画像センサ91が監視装置1に画像を送信後
、監視装置1の信号出力部14が人物モードに戻すように人物モード切換信号を送信する
また、本実施形態のモード切換判定部15は、画像センサ91の画像処理モードを、人
物モードに戻すか否かの判定を行うが、その方法はオペレータの判断以外にも考えられる
。例えば、異常の種類によって判定方法を分けることもできる。
異常が火災発生の場合、撮像する画像に炎あるいはけむりが写っているときは画像モー
ドで、写っていないときは人物モードに戻すとするように、けむりの有無を判定基準にす
ることができる。
異常が侵入者の場合、撮像する画像に人が写っているときは画像モードで、写っていな
いときは人物モードに戻すとするように、人の有無を判定基準にすることもできる。
また、監視装置1は、セキュリティセンサからの異常を受信後に、画像センサ91に画
像モード切換を信号で送信するだけでなく、監視画面3から手動で画像モードに切換の信
号を送信することができる。つまり、監視装置1からすべての画像センサ91に直接画像
を撮像させることができる。その際、プライバシーのため、この手動で画像モードに切り
換えるには、利用権限の設定で、仕様制限をかけることを用意する。
また、本実施形態では、監視装置1が人物モードに切り換えるかを判断しているが、画
像センサ91が判断することもできる。
(第3の実施形態)
(構成)
第3の実施形態に係る画像センサ91の構成は、第2の実施形態と同様である。詳細な
説明は省略する。
第3の実施形態に係る監視装置1の構成について図8を用いて説明する。第3の実施形
態が第2の実施形態と異なる点は、異常検出部16及び撮像条件決定部17を付加した点
であり、これら以外は第2の実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して
詳細な説明は省略する。
異常検出部16は、異常の種類を検出する。異常の種類とは例えば、火災や人の侵入で
ある。異常検出部16は、取得部11が取得する、セキュリティ管理サーバ2からの情報
や、異常発生場所付近の画像から異常の種類を検出する。
撮像条件決定部17は、検出される異常の種類によって、撮像の条件を変更する。撮像
の条件の変更とは例えば、照明を点灯あるいは消灯させることである。
(作用)
第3の実施形態に係る制御システムに係るシーケンス図について図9を用いて説明する
。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、セキュリティ管理サーバ2から監視装
置1に送信する情報に異常の種類(S300)を付加し、また、監視装置1が異常の種類
別に対応を決定するステップ(S305)、画像センサを決定するステップ(S310)
、照明制御コントローラ41に照明制御信号を送信するステップ(S315、S330)
、照明制御コントローラ41が照明器具61を制御するステップ(S320、S335)
、及び照明器具が点灯あるいは消灯するステップ(S325、S340)を付加した点で
あり、これらの点以外は第2の実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
セキュリティセンサ81からの異常の通知を受けるセキュリティ管理サーバ2は、異常
の発生位置だけでなく、異常の種類を監視装置1に送信する(S300)。異常検出部1
6が、異常の種類を検出する。異常の種類とは、主に火災、あるいは人の侵入が挙げられ
る。以下、その2つの場合に分けて説明する。
(1)火災の場合
火災の場合、火災の起きる場所付近の画像を撮像するため、監視装置1の画像センサ決
定部13は、その場所付近の画像センサ91を画像モードに切り換えると決定する(S3
10)。監視装置1の信号出力部14が、決定する画像センサ91に画像モード切換信号
を送信する(S120)。
また、画像センサ91からの画像に、炎またはけむりが写っていない場合、モード切換
判定部15は、画像処理モードを人物モードに戻すと判定する。これは、誤報である可能
性が高いためである。
画像センサ91からの画像が、炎またはけむりしか見えず、情報量が少ない場合、画像
センサ決定部13は、決定される画像センサ91の付近に設置されるほかの画像センサを
画像モードに切り換えると決定する。
また、画像センサ91からの画像に炎またはけむりが写り、状況もわかる場合、モード
切換判定部15は、画像に写る炎またはけむりが消えるまで、画像モードのままにする。
撮像条件決定部17は、画像センサから撮像場所の明るさを検知し、画像を撮像するの
に適切な明るさになるように設備を調節する。例えば、撮像場所が画像を撮像するには暗
い場合、撮像条件決定部17は付近の照明を点灯するよう決定する。信号出力部14が照
明制御信号を照明制御コントローラ41に送信する(S315)。照明制御コントローラ
41は、照明器具61に点灯するよう制御を行う(S320)。そして、照明器具が点灯
する(S325)。
同様に、画像センサ91の画像処理モードを人物モードに戻す場合、照明器具61を消
灯するように制御を行う(S330、S335、S340)。
(2)人の侵入の場合
人の侵入の場合、人のいる付近及び出入り口付近の画像を撮像するため、監視装置1の
画像センサ決定部13は、その場所付近に設置される画像センサ91を画像モードに切り
換えるよう決定する(S310)。監視装置1の信号出力部14が、決定する画像センサ
91に画像モード切換信号を送信する(S120)。
人のいる付近だけでなく出入り口付近の画像も撮像するのは、侵入者は、出入り口を通
り外に出る可能性が高いためである。出入口とは、あるゾーンなどの部屋のドア、階をま
たぐための階段やエレベータ付近、あるいは外へ通じる玄関のドアが考えられる。
撮像条件決定部17は、画像センサ91から撮像場所の明るさを検知し、画像を撮像す
るのに適切な明るさになるように設備を調節する。例えば、撮像場所が画像を撮像するに
は暗い場合、撮像条件決定部17は付近の照明を点灯するよう決定する。信号出力部14
は照明が点灯するよう、照明制御信号を照明制御コントローラ41に送信する(S315
)。照明制御コントローラ41は、照明器具61に点灯するよう制御を行う(S320)
。そして、照明器具が点灯する(S325)。
同様に、画像センサ91の画像処理モードを人物モードに戻す場合、照明器具61を消
灯するように制御を行う(S330、S335、S340)。
以上のような制御をするに当たり、監視装置1の記憶部12はデータベースを持つとす
る。図10にそのデータベースの一例を示す。これは、建物の階数、フロア、ゾーン等で
わけられ、それぞれのゾーンに設置される設備とその設備の番号が紐づけられている。設
備とは、画像センサ91、照明器具62、及び空調設備72である。また、画像センサ9
1の画像処理モードを画像モードに切り換える際、制御対象となる設備か否かが登録され
ている。制御対象となる設備は、画像センサ91及び照明器具61である。
(効果)
本実施形態に係る制御システムによると、火災あるいは人の侵入等の異常が発生する際
に、火災発生場所付近の画像あるいは侵入者の画像を、画像センサで、遠隔からでも確認
することができる。また、火災報知器からの通知が誤報か否かも画像で確認することがで
きる。
なお、火災の場合、発火の恐れのある時などは画像を撮るためでも照明を点灯する必要
はない。また、照明を点灯する際、避難しやすいよう避難経路に設置される照明を点灯さ
せることもできる。
また、撮像条件決定部17は、照明以外の撮像条件も決定することができる。また、照
明を点灯させる条件として、明るさ以外の条件で判断されてもよい。たとえば、昼の時間
帯であれば、ブラインドを開けることで明るさを確保する。また、夕方の時間帯、西日の
強い日であれば、ブラインドは閉め、照明を点灯させることで画像を撮りやすい環境をつ
くることができる。
また、異常が人の侵入の場合、人のいる付近及び出入り口付近の画像だけでなく、侵入
されると非常に困る重要な施設の内部や出入り口付近の画像も撮像することができる。ま
た、出入り口付近の撮像する画像はすべての出入り口である必要はなく、侵入あるいは逃
亡するのに必ず通る出入口のみ撮像してもよい。
また、異常が人の侵入の場合、重要な出入口、あるいは玄関のカギを閉めることができ
る。
また、異常が人の侵入の場合、撮像する場所は学習機能で更新されていってもよい。
また、図10において、画像センサ及び照明が設置されている場所も紐づけられている
が、図5のように、設置場所の紐づけはなく、識別番号のみで紐づけられていてもよい。
(第4の実施形態)
(構成)
第4の実施形態に係る画像センサ91の構成は、第3の実施形態と同様である。詳細な
説明は省略する。
第4の実施形態に係る監視装置1の構成について図11を用いて説明する。第4の実施
形態が第3の実施形態と異なる点は、送信画像選択部18及び表示画面作成部19を付加
した点であり、これら以外は第3の実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を
付して詳細な説明は省略する。
送信画像選択部18は、取得部11で取得する、撮像する画像の中から監視画面3に送
信するのに適切な画像を選択する。表示画面作成部19は、送信画像選択部18で選択さ
れる画像を表示するための画面を作成する。あるいは、異常の種類により、表示の内容を
変更し表示画面を作成する。
表示画面作成部19が作成する画面は、例えば、複数の隣り合う場所の画像をつなげて
表示する画面である。その際、ひずみを考慮し、平面図になるよう補正される。または、
異常発生時、異常な様子が一目でわかる画像を大きく表示する画面である。
または、平常時、人物モードの際、あらかじめ記憶部12で記憶されるフロアのマップ
を画面に表示し、オペレータにより選択されると、そのゾーン付近の画像がポップアップ
で表示するような画面である。
その例を図12に示す。図12のように、あるフロアがAからIまでの9つのゾーンに
分かれているとする。監視画面3は、平常時、図12のように、ゾーンごとの人数を表示
する。オペレータによりEゾーンが選択されると、監視装置1の信号出力部14がFゾー
ンに設置される画像センサ91に画像処理モードを画像モードに切り換えるよう信号を出
力する。それにより画像センサ91が画像モードになり、Eゾーン付近の画像がポップア
ップで表示される。
(作用)
第4の実施形態に係る制御システムに係るシーケンス図について図14を用いて説明す
る。第4の実施形態が第3の実施形態と異なる点は、監視装置1から監視画面3に画像を
送信するステップ(S140)を変更し、監視装置1が表示画面を作成するステップ(S
400)、及び表示画面を送信するステップ(S405)を付加した点であり、これらの
点以外は第3の実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
監視装置1の異常検出部16が検出する異常の種類により、監視画面3の表示内容も変
わる。異常の種類を地震・火災、及び侵入者の入る場合で場合分けをして説明する。
(1)地震・火災の場合
異常が地震あるいは火災の場合、監視装置1の送信画像選択部18は、取得部11が取
得する全画像の中から、人が写っている画像、あるいは災害の被災状況がわかる画像を選
択する。災害の被災状況がわかる画像とは、地震の場合、例えばなにか破損したり、大き
な物が倒れたりする画像や、火災の場合、例えば炎やけむりが多く写っている画像や、火
災報知器が作動した場所付近の画像である。また、避難経路以外に人がいる場合、人のい
る場所付近の画像である。
送信画像選択部18で選択される画像を用いて、表示画面作成部19が、監視画面3に
表示する表示画面を作成する(S400)。そして、信号出力部14が、作成される表示
画面を監視画面3に送信する(S405)。
以下、異常が火災の場合を詳しく説明する。異常が火災に係る制御システムのシーケン
ス図について図15を用いて説明する。図15が図14と異なる点は、火災を検知するス
テップ(S410)、火災を通知するステップ(S415)、人物情報を通知するステッ
プ(S420)、避難エリア情報を送信するステップ(S425)、及び避難エリア内に
人がいるかを検出するステップ(S430)を付加した点である。これらの点以外は図1
4と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、セキュリティセンサ81が火災を検知する(S410)。そして、その火災が発
生したことをセキュリティ管理サーバ2に通知する(S415)。また、画像センサ91
の人物情報出力部915がフロアの人数等の情報である人物情報を監視装置1に送信する
(S420)。なお、これは、画像センサ91が人物モードでも画像モードでも行われる
ステップである。
その後、セキュリティ管理サーバ2が避難エリア情報を監視装置1に送信する(S42
5)。避難エリア情報とは、避難するべきあるいは避難を促すエリア(場所)として登録
される場所あるいはその付近に設置されている画像センサの識別情報を示す情報である。
そして、監視装置1の異常検出部16は、避難エリア情報と人物情報をもとに、避難エリ
アの中にまだ人が残っているかを検出する(S430)。画像センサ決定部13が、避難
エリア内で人を検出する画像センサ91を決定する(S310)。
その例を図13に示す。画像センサ91から取得する人数の情報である人物情報がゾー
ンごとに表示されている。火災等の異常が発生したことにより、フロア10の全ゾーン(
A〜Iゾーン)が避難エリアとして設定されるとする。設定される避難エリア情報は、セ
キュリティ管理サーバ2で設定され、監視装置1に送信されているとする。
各ゾーンに設置される画像センサが人物情報を取得し、監視装置1に送信することで、
図13のような各ゾーンに人が検出される人数が表示される。ここで、監視装置1の異常
検出部16は、Cゾーンが避難エリアであるにもかかわらず人が1人いることから、異常
を検出する。
そして、画像センサ決定部13がCゾーン付近の画像センサ91の画像処理モードを画
像モードに自動で切り換え、Cゾーン付近の画像を自動で送信させ、監視画面3に表示さ
せる。
(2)侵入者の場合
異常が侵入者の場合、監視装置1の送信画像選択部18は、取得部11が取得する全画
像の中から、侵入者が写っている画像を選択する。特に、侵入者の顔や体格のわかりやす
い画像を選択する。
図14のフローチャートを用いて説明する。送信画像選択部18で選択される画像を用
いて、表示画面作成部19が、監視画面3に表示する表示画面を作成する(S400)。
その際、選択される画像の中でも特に侵入者の顔や体格のわかりやすい画像を大きく表示
する。そして、信号出力部14が、作成される表示画面を監視画面3に送信する(S40
5)。
また、表示画面作成部19は、図12の左図のようなマップ上に、侵入者の動きを動線
で表示する画面を作成する。あるいは、時間的に続く画像の場合は、そのシーンを繰り返
し表示する画面を作成する。時間的に続く画像とは、短時間に複数枚画像を撮り、その画
像を続けてみることで、動画のようなシーンとなる。
(効果)
本実施形態に係る制御システムによると、監視画面に、画像センサで撮像する画像とマ
ップとの対応付けがなされて表示させることで、わかりやすく画像情報を伝えることがで
きる。また、オペレータにとって必要な画像がある場合、オペレータによりマップ上で必
要なエリアを選択されることで、画像を取得することができる。
また、撮像するすべての画像を表示させるのではなく、重要な画像のみを選択し、表示
させることにより、異常の状況をわかりやすく伝えることができる。
また、特に火災等発生時、避難するべきエリアに人が存在する場合、その画像を表示さ
せることで、逃げ遅れの人を検知することができる。
なお、送信画像選択部18が選択した画像は、表示画面作成部19が表示画面を作成す
ることなく、そのまま監視画面3に送信し、表示させることもできる。
また、避難経路や避難経路にいない人数を表示させる監視画面3は、管理室だけでなく
、各部屋、廊下、エントランスなど、監視する建物の内部に設置し、表示させることがで
きる。これにより、建物内部にいる人に避難経路や逃げ遅れの人がいるエリアを知らせる
ことができる。
また、本実施形態で避難エリア情報は、避難するべきあるいは避難を促すエリア(場所
)と記載したが、避難に関わる情報は他にも考えられる。例えば避難経路をセキュリティ
管理サーバ2あるいは監視装置1に事前に登録しておき、その避難経路のエリア以外にい
る人を検知する画像センサを決定し、監視画面にその画像センサからの画像を自動で表示
させることもできる。つまり、避難経路から外れている人を検知できる。
また、本実施形態において、表示画面の表示例で、画像センサで取得する人物情報を、
人数で表示させているが、人の在不在等で、「○」「×」あるいは「0」「1」等で表示
させることもできる。
(第5の実施形態)
(構成)
第5の実施形態に係る画像センサ91の構成について図16を用いて説明する。第5の
実施形態が第4の実施形態と異なる点は、異常感知部917を付加した点であり、これら
以外は第4の実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省
略する。
異常感知部917は、カメラ部913の画像から人数などの人物情報を抽出する前に、
異常を感知する。異常を感知する場合、自ら画像モードに切り換える。つまり、画像セン
サ91自身で異常を検出する。画像処理部914では画像の処理をせず、画像情報出力部
916で画像を出力する。異常感知部917が感知する異常は、例えば、人が倒れていて
ある時間以上動かない場合である。
(作用)
第5の実施形態に係る制御システムに係るシーケンス図について図17を用いて説明す
る。本実施形態では、画像センサ91自身で異常を感知し、監視装置1に画像情報を送る
システムを説明する。
画像センサ91の異常感知部917は、カメラ部913で撮像される画像からの情報を
もとに異常を感知する(S505)。例えば、人が倒れたまま所定の時間以上動かない場
合である。そして、画像センサ91の制御部912が画像処理モードを画像モードに切り
換える(S125)。
そして、カメラ部913が画像を撮像し(S130)、画像情報出力部916が監視装
置1に画像を出力する(S135)。あるいは、異常を感知するのに使用した画像を監視
装置1に出力する。
その後、制御部912は、人物モードに切り換えるか否かを判断する(S505)。判
断の具体例として、人が倒れている場合、その人がカメラ部913で捉えられない場所に
動いたとき、人物モードに切り換えると判断する。制御部で人物モードであると判断され
ると、画像処理モードで通常の処理が行われ、画像情報ではなく、人の在不在や人数の情
報である人物情報が出力される(S155)。
その後、監視装置1の表示画面作成部19が第4の実施形態と同様に表示画面を作成し
(S400)、信号出力部14がそれを監視画面3に送信し(S405)、監視画面3が
表示する(S150)。
(効果)
本実施形態に係る制御システムによると、異常の感知をセキュリティ管理サーバ2だけ
でなく、画像センサ91も行うことができる。それにより、感知する異常の種類の幅が広
がる。
なお、第3の実施形態のように、監視装置1が撮像条件に合わせて照明の制御をするこ
とができる。図18に、画像センサ91が異常を感知し、監視装置1が撮像条件を調節す
る場合のフローチャートを示す。図18が図14及び図17と異なる点は、画像センサ9
1から監視装置1に、画像モードに切り換えることの通知を行うステップ(S510)、
画像モードから人物モードに切り換えることの通知を行うステップ(S515)を付加し
た点である。これら以外は第4の実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付
す。
つまり、画像センサ91は、異常を感知後、画像モードに切り換えるだけでなく、監視
装置1に画像モードに切り換えることを通知する。それにより、例えば画像センサ91付
近が画像の撮像には明るさが足りない場合、監視装置1が付近の照明を点灯させる制御を
行うことができる。また、画像センサ91が人物モードに切り換える際にも監視装置1に
通知をすることで、不要な照明を消灯することができる。
なお、第1から第4の実施形態で、セキュリティセンサが異常を感知する場合について
説明し、本実施形態で画像センサが異常を感知する場合について説明したが、どちらも異
常を感知する場合、どちらかのフローで処理が進む。また、どちらかが異常を感知する場
合、感知する方のフローで処理が進む。
また、人が倒れていることを異常と判断するのは、本実施形態のように画像センサ91
が行うこともできるし、監視装置1の異常検出部16が行うこともできる。
また、画像センサ91で懐中電灯などの明かりを検出し、監視装置1が異常を検出する
ときは、画像センサ91は作動しているが、人を検出しても照明がつかない設定をしてい
る場合である。時間帯で設定を分けることもできる。
(第6の実施形態)
(構成)
第6の実施形態に係る画像センサ91の構成及び監視装置1の構成は、第5の実施形態
と同様である。詳細な説明は省略する。
ただし、異常検出部16は、セキュリティ管理サーバ2からの異常の種類の情報を検出
するほか、画像センサ91、あるいは照明制御コントローラ41からの情報をもとに異常
を検出する。このとき検出する異常とは例えば、照明器具61が消灯しているときに画像
センサ91で明かりを検出するなどである。
(作用)
第6の実施形態に係る制御システムのフローチャートを図19に示す。第6の実施形態
が第4の実施形態と異なる点は、画像センサ91及び照明制御コントローラからの通常通
知を送信するステップ(S600、S605)、及び監視装置1が異常を感知するステッ
プ(S610)を付加した点であり、これらの点以外は第4の実施形態と同じであるので
、同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
監視装置1の取得部11は、画像センサ91から明るさの情報を取得する。(S600
)また、照明制御コントローラ41から照明器具が点灯しているか消灯しているかの情報
を取得する(S605)。どちらも通常の機能である。
それらの情報をもとに、監視装置1の異常検出部16は異常を検出する(S610)。
検出する異常は例えば、照明器具61が消灯しているときに画像センサ91で、懐中電灯
などの明かりを検出するときである。
その場合、不審者がいる場合があるので、第3の実施形態の(2)人の侵入の場合と同
様に、撮像条件決定部17または画像センサ決定部13が作動する。
(効果)
本実施形態に係る制御システムによると、異常の感知をセキュリティ管理サーバ2ある
いは画像センサ91だけでなく、監視装置1も行うことができる。これにより、感知する
異常の種類の幅が広がる。
なお、人が倒れていることや、懐中電灯の明かりを検知し、異常と判断するのは、本実
施形態のように画像センサ91が行うこともできるし、監視装置1の異常検出部16が行
うこともできる。
また、第4の実施形態において、火災等の異常の際、監視装置1の異常検出部16が、
逃げ遅れの人を検知しているが、画像センサ91の異常感知部917が検知することもで
きる。つまり、セキュリティ管理サーバ2が、避難エリア付近に設置されている画像セン
サに避難エリア情報を送信する。その避難エリア情報を受信する画像センサの画像処理部
914が人を検知すると、異常感知部917が異常を感知し、画像情報出力部916が画
像情報を出力する。
なお、記載した実施形態において、画像センサ91の画像処理モードには、人物モード
と画像モードが存在するが、どちらのモードの場合にも、人物情報の通信は常時行われて
いる。画像モードでは、人物情報の他、画像情報の通信も行われる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その
他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や
要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる
1 監視装置
11 取得部
12 記憶部
13 画像センサ決定部
14 信号出力部
15 モード切換判定部
16 異常検出部
17 撮像条件決定部
18 送信画像選択部
19 表示画面作成部
2 セキュリティ管理サーバ
3 監視画面
41、42 照明制御コントローラ
51、52 空調制御コントローラ
61、62 照明器具
71、72 空調設備
81、82 セキュリティセンサ
91、92 画像センサ
911 信号入力部
912 制御部
913 カメラ部
914 画像処理部
915 人物情報出力部
916 画像情報出力部
917 異常感知部

Claims (14)

  1. 人の在不在あるいは人数の情報である人物情報を出力する複数の画像センサを備える制
    御システムにおいて、
    異常が発生したことを示す異常情報を取得する取得部と、
    前記異常情報に基づいて、画像を撮像する画像センサを決定する画像センサ決定部と、
    前記画像センサ決定部が決定した画像センサに対して、画像の情報である画像情報を出
    力させる信号を出力する信号出力部と、
    前記信号出力部が出力した信号を受信する際、前記画像情報を出力する画像情報出力部
    と、
    を備える制御システム。
  2. 前記取得部が取得する前記異常情報は、前記異常情報を出力する装置を識別するための
    識別情報、あるいは異常を検知する装置設置されている場所を示す
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記取得部は、異常の種類及び異常の発生時刻を取得し、
    前記取得部で取得する異常の種類、発生時刻、あるいは場所等の撮像状況によって、撮
    像の条件を決定する撮像条件決定部と、
    を備える請求項1または2に記載の制御システム。
  4. 前記取得部は、前記画像センサで撮像する画像を取得し、
    前記取得部で取得する画像のうち、監視画面に表示させる画像を選択する送信画像選択
    部を備え、
    前記信号出力部は、前記送信画像選択部で選択される画像を監視画面に表示させるよう
    信号を出力する
    請求項1から3のいずれか一つに記載の制御システム。
  5. 人の在不在あるいは人数の情報である人物情報を出力する複数の画像センサを備える制
    御システムにおいて、
    異常が発生したことを示す異常情報、オペレータによる信号、あるいは画像処理結果に
    基づいて、画像を撮像する画像センサを決定する画像センサ決定部と、
    前記画像センサ決定部が決定した画像センサに対して、画像の情報である画像情報を出
    力させる信号を出力する信号出力部と、
    前記信号出力部が出力した信号を受信する際、前記画像情報を出力する画像情報出力部
    と、
    オペレータによる信号あるいは画像処理結果に基づいて、前記画像情報の出力を停止す
    るか否かを判定する判定部と、
    を備える制御システム。
  6. 前記信号出力部が画像を撮像させる信号を出力し、画像を撮像するのに十分な明るさが
    ない場合、前記画像センサと対応付けられる照明器具を点灯させることを決定する撮像条
    件決定部
    を備える請求項1から5のいずれか一つに記載の制御システム。
  7. 十分な明るさのもと画像を撮像するため、照明器具を点灯させているが、前記信号出力
    部が画像を撮像させる信号を停止する場合、前記撮像条件決定部は、前記照明器具を消灯
    させることを決定する
    請求項6に記載の制御システム。
  8. 前記画像センサで撮像する画像、撮像する場所、前記人物情報、あるいは異常の種類に
    基づき、監視画面に表示する画面を作成する表示画面作成部と、
    を備える請求項1から7のいずれか一つに記載の制御システム。
  9. 照度及び照明が点灯しているか否かの情報から異常を検出する異常検出部と、
    を備える請求項1から8のいずれか一つに記載の制御システム。
  10. 異常が発生したことを示す異常情報を取得する取得部と、
    前記異常情報に基づいて、画像を撮像する画像センサを決定する画像センサ決定部と、
    前記画像センサに対して、画像の情報である画像情報を出力させる信号を出力する信号
    出力部と、
    を備える監視装置。
  11. 監視装置を、
    異常が発生したことを示す異常情報を取得する取得手段と、
    前記異常情報に基づいて、画像を撮像する画像センサを決定する画像センサ決定手段と

    前記画像センサに対して、画像の情報である画像情報を出力させる信号を出力する信号
    出力手段と、
    して機能させるための監視プログラム。
  12. 異常が発生したことを示す異常情報を取得するステップと、
    前記異常情報に基づいて、画像を撮像する画像センサを決定するステップと、
    前記画像センサに対して、画像の情報である画像情報を出力させる信号を出力するステ
    ップと、
    を実行する監視方法。
  13. 人の在不在あるいは人数の情報である人物情報を出力する画像センサにおいて、
    設置される位置付近の画像を撮像するカメラ部と、
    画像の情報である画像情報を出力する信号を受信する信号入力部と、
    前記信号入力部が信号を受信する際、画像の情報である画像情報を出力する画像情報出
    力部と、
    を備える画像センサ。
  14. 人の在不在あるいは人数の情報である人物情報を出力する画像センサにおいて、
    設置される位置付近の画像を撮像するカメラ部と、
    前記カメラ部で撮像される画像から、異常を感知する異常感知部と、
    前記異常感知部で異常を感知するとき、画像の情報である画像情報を出力する画像情報
    出力部と、
    を備える画像センサ。
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