JP2005244369A - 照明制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】親機の負担を軽減させるとともに、親機が動作不能な状態になっても、監視カメラを制御し、セキュリティ性能を確保する。
【解決手段】制御端末群(複数の制御端末)Aと、通信ネットワーク(ネットワーク)5を介して制御端末を集中して制御及び制御内容の設定の少なくとも一方を行う親機1とを備える照明制御システムであり、監視カメラ2及び照明制御装置4をそれぞれ制御端末として含み、監視カメラ2は、予め決められた場所を撮影し、照明制御装置4は、人感センサ41を備え、人感センサ41の検出情報に基づいて、通信ネットワーク5を介して親機1によらずに直接、監視カメラ2を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】制御端末群(複数の制御端末)Aと、通信ネットワーク(ネットワーク)5を介して制御端末を集中して制御及び制御内容の設定の少なくとも一方を行う親機1とを備える照明制御システムであり、監視カメラ2及び照明制御装置4をそれぞれ制御端末として含み、監視カメラ2は、予め決められた場所を撮影し、照明制御装置4は、人感センサ41を備え、人感センサ41の検出情報に基づいて、通信ネットワーク5を介して親機1によらずに直接、監視カメラ2を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、ネットワークを介して照明負荷の遠隔制御を行うようなシステムにおいて、照明制御装置が内蔵する人感センサの検出情報で、ネットワーク上に接続された監視カメラを制御する照明制御システムに関するものである。
従来、この種の照明制御システムは、種々提案されまた市販されている。図14は、制御端末を制御する親機1(図1参照)と、監視カメラ2、監視センサ7、照明制御装置4をそれぞれ制御端末として含む制御端末群Aと、照明制御装置4に接続された照明負荷6(図1参照)とからなる照明制御システムである。
親機1は制御端末群Aに制御信号(照明信号、撮影信号など)を送信し、それぞれの制御端末はその制御信号を受信して動作を行う。監視カメラ2は、親機1からの撮影信号により撮影を行う。監視センサ7は、センサ検知があった場合に検出情報を親機1に送信し、その検出情報を受信した親機1は監視カメラ2に撮影信号を送信する。照明制御装置4は、親機1から照明信号を受信した場合や人感センサ41に人の検出があった場合に照明負荷6を制御する。
また、図15には、従来の照明制御システムにおける他の一例を示す。この照明制御システムは、制御部11、通信部12及び記憶部13を含む親機1と、親機1が制御する照明制御装置4,4,4と、各照明制御装置4,4,4に接続し、それぞれの照明制御装置4,4,4が親機1からの照明信号に基づいて制御する照明負荷6,6,6とからなる。
上記照明制御システムは、1つの照明負荷6単体を制御する場合は、親機1の制御部11は、通信部12を通じて照明信号を、上記照明負荷6と接続する照明制御装置4に送信し、その照明制御装置4が上記照明信号に基づいて照明負荷6を制御する。複数の照明負荷6,6,6を一度に制御する場合は、各照明負荷6,6,6の点灯状態を組み合わせた制御内容をモードとして親機1の記憶部13が予め記憶し、モードを再生するときは、記憶部13に記憶するモードに対応する制御内容に従い、制御部11は通信部12を通じて各照明制御装置4,4,4に照明信号を送信する。各照明制御装置4,4,4は、それぞれが照明信号を受信し、その照明信号に基づいて接続している照明負荷6,6,6を制御する。
なお、特許文献1には、外部の設定器等と接続可能に構成された入力部を備え、補正値、画素領域及びアドレス情報の少なくとも1つを外部から簡単に設定でき、それらの情報と撮像素子からの画像とから照明を制御する照明制御システムが開示されている。
特開2001−223090号公報(第2−4頁、第1,3図)
しかしながら、上記従来の照明制御システムなどは、以下のような問題があった。親機がネットワーク上の全ての制御端末に対して制御及び制御内容の設定を行っていたので、親機にかかる負担が大きくなっていた。また、親機が動作不能となった場合に、監視カメラを制御することができないので、セキュリティーシステムとして満足に動作しなかった。さらに、人感センサによらずに監視センサを用いて監視カメラを制御するシステムでは、監視カメラの撮影時に被写体を照射する照明負荷の制御を別途通信ネットワークを介して行う必要があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、親機の負担を軽減し、親機が動作不能な状態になっても、監視カメラを制御し、セキュリティ性能を確保することができる照明制御システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、複数の制御端末と、ネットワークを介して前記制御端末を集中して制御及び制御内容の設定の少なくとも一方を行う親機とを備える照明制御システムであって、監視カメラ及び照明制御装置をそれぞれ前記制御端末として含み、前記監視カメラは、予め決められた場所を撮影し、前記照明制御装置は、人感センサを備え、前記人感センサの検出情報に基づいて、前記ネットワークを介して前記親機によらずに直接、前記監視カメラを制御することを特徴とする。
この構成では、人感センサの検出情報に基づいて、照明制御装置が親機によらずに直接、監視カメラを制御することができるので、親機の負担を軽減させることができるとともに、親機が動作不能になっても、監視カメラを制御し、セキュリティ性能を確保することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記照明制御装置は、前記検出情報に基づいて前記監視カメラを制御した後、予め決められた時間、前記検出情報に基づく前記監視カメラの制御を禁止することを特徴とする。この構成では、照明制御装置は、人感センサの検出情報に基づいて監視カメラを制御した後、予め決められた時間内では、新たに発生する検出情報に基づいて監視カメラを制御しないので、監視カメラによる無駄な撮影を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記照明制御装置は、1回の前記検出情報に基づいて、前記監視カメラを少なくとも2回制御することを特徴とする。この構成では、1回の人感センサの検出情報に基づいて監視カメラを複数回制御することができるので、複数回の撮影により被写体を確実に撮影することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記照明制御装置は、1回の前記検出情報に基づく前記監視カメラの制御回数を、自己の各動作の動作モードに応じて変更することを特徴とする。この構成では、人感センサの検出情報に基づいて監視カメラを制御する場合に、システム全体の動作モードに応じて監視カメラの制御回数を変更することができるので、複数のセキュリティーレベルに応じた監視カメラの制御を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記監視カメラは複数設けられ、前記照明制御装置は、前記複数の監視カメラの少なくとも1つと関連付けされることを特徴とする。この構成では、人感センサの検出情報に基づいて監視カメラを制御する場合に、ネットワーク上に監視カメラが複数接続されている状態であっても、照明制御装置は、いずれかの監視カメラと関連付けされているので、無駄な撮影を防止し、人感センサが検出した被写体を確実に撮影することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記照明制御装置は前記照明負荷の点灯を制御するモードの内容を保持し、前記親機が前記照明制御装置に前記モードの開始信号を送信すると、前記照明制御装置は、前記モードに基づいて前記照明負荷を制御することを特徴とする。この構成では、照明制御装置がモード時における照明負荷の点灯状態の内容を保持するので、親機はモードの開始信号を送信するのみで負担を軽減することができるとともに、親機がなくても照明負荷の点灯状態の内容を確認することができる。また、ネットワーク上に親機が複数接続されている状態であって、どの親機からモード開始信号が送信されたとしても、同じ制御動作を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記親機は、前記モードを設定し、前記モードの変更を行った場合に、前記変更後のモードの内容を前記照明制御装置に送信し、前記照明制御装置は前記変更後のモードの内容を保持することを特徴とする。この構成では、照明制御装置は、常に最新の照明負荷の点灯状態を保持することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、前記親機は、前記検出情報に基づく前記照明制御装置からの制御信号の送信先となる制御端末を設定するとともに、前記送信先となる制御端末の前記制御信号に基づく動作内容を設定し、前記照明制御装置は、前記検出情報に基づいて、前記制御信号を前記送信先となる制御端末に送信し、前記送信先となる制御端末は、前記動作内容に従って動作することを特徴とする。この構成では、親機は各制御端末の動作内容の設定のみを行い、照明制御装置のみが人感センサの検出情報に基づいて各制御端末を制御するので、自己の照明制御システム内に、人感センサにより制御を行う制御システムを新規に構築することができる。
本発明によれば、親機の負担を軽減させることができるとともに、親機が動作不能な状態になっても、監視カメラを制御し、セキュリティ性能を確保することができる。
(実施形態1)
先ず、実施形態1の基本的な構成について図1,2を用いて説明する。実施形態1の照明制御システムは、照明制御装置が親機を介さずに監視カメラを制御するものであり、図1に示すように、親機1及び制御端末群Aを、通信ネットワーク5を介して備える。
先ず、実施形態1の基本的な構成について図1,2を用いて説明する。実施形態1の照明制御システムは、照明制御装置が親機を介さずに監視カメラを制御するものであり、図1に示すように、親機1及び制御端末群Aを、通信ネットワーク5を介して備える。
親機1は、通信ネットワーク5に接続され、その通信ネットワーク5上において親機1のアドレスが割り当てられ、半導体メモリ(図示せず)若しくはディップスイッチ(図示せず)などに、上記親機1のアドレス、監視カメラ2、電気錠3及び照明制御装置4のそれぞれのアドレスが記憶保持されている。親機1は、通信ネットワーク5上において、これらのアドレスを用いて信号を送信している。親機1は、表示部100(図2参照)を備え、その表示部100に、例えば監視カメラ2により撮影された静止画又は動画を表示する。
また、親機1は操作部10(図2参照)を備え、その操作部10からの操作により、その通信ネットワーク5上の監視カメラ2、電気錠3、照明制御装置4を制御する。具体的には、監視カメラ2については、例えば、撮影を指示する撮影信号、監視カメラ2を停止する停止信号を、上記監視カメラ2のアドレスに送信する。電気錠3については、例えば、鍵を開けることを指示する開錠信号、鍵を閉めることを指示する閉錠信号を、上記電気錠3のアドレスに送信する。照明制御装置4については、例えば、後述する照明負荷6を点灯させる点灯信号、照明負荷6を消灯させる消灯信号、後述する人感センサ41から検出情報に基づいて照明負荷6を点灯させる自動制御信号を、上記照明制御装置4のアドレスに送信する。また、親機1は、照明制御装置4から人感センサ41の検出情報を受信した場合に、その検出情報をログとして記憶する。
操作部10は、図2に示すように、例えば、ボタン101,102、スイッチ103を備える。
ボタン101は、入ボタン101a及び切ボタン101bからなり、親機1(図1参照)から監視カメラ2(図1参照)に制御信号を送信する場合に用いる。例えば、入ボタン101aを押すと、親機1が監視カメラ2に撮影信号を送信するとともに、LED101cが点灯する。切ボタン101bを押すと、親機1が監視カメラ2に停止信号を送信するとともに、LED101dが点灯する。LED101c,101dの点灯により、監視カメラ2がどのような動作状態になっているのかを親機1の前で確認することができる。ボタン102は、親機1から電気錠3(図1参照)に制御信号を送信する場合に用いる。例えば、電気錠3が閉まっているときに、ボタン102を1回押すと、親機1が電気錠3に開錠信号を送信するとともに、LED102aが点灯する。再度、ボタン102を押すと、親機1が電気錠3に閉錠信号を送信するとともに、LED102aが消灯する。LED102aの点灯により、電気錠3がどのような動作状態になっているのかを親機1の前で確認することができる。
スイッチ103は、つまみ103aにより入/切/自動を選択することができ、親機1から照明制御装置4(図1参照)に制御信号を送信する場合に用いる。例えば、つまみ103aを入に合わせると、親機1は照明制御装置4に点灯信号を送信し、つまみ103aを切に合わせると、親機1は照明制御装置4に消灯信号を送信し、つまみ103aを自動に合わせると、親機1は照明制御装置4に自動制御信号を送信する。
なお、ボタン101,102、スイッチ103と各制御端末についてはどの組み合わせでもよい。例えば、監視カメラ2、電気錠3の動作を選択するためにスイッチを用いてもよく、また、照明負荷6の動作を選択するためにボタンを用いてもよい。さらに、1つのボタンを用いて監視カメラ2の動作を選択してもよい。このような場合では、例えば、監視カメラ2が停止している状態で、ボタンを1回押すと、親機1が監視カメラ2に撮影信号を送信し、再度、ボタンを押すと、親機1が監視カメラ2に停止信号を送信することができる。
制御端末群Aは、図1に示すように、監視カメラ2、電気錠3、照明制御装置4をそれぞれ制御端末として含み、それぞれが通信ネットワーク5を介して親機1と接続し通信を行うとともに、制御端末同士も通信ネットワーク5を介して接続し通信を行う。
監視カメラ2は、通信ネットワーク5に接続され、その通信ネットワーク5上において監視カメラ2のアドレスが割り当てられ、半導体メモリ(図示せず)若しくはディップスイッチ(図示せず)などに、少なくとも上記監視カメラ2のアドレス及び親機1のアドレスが記憶保持されている。監視カメラ2は、通信ネットワーク5上において、これらのアドレスを用いて信号を送信している。監視カメラ2は、通信ネットワーク5上の親機1又は照明制御装置4より上記監視カメラ2に送信された撮影信号を受信した場合、例えば、監視カメラ2付近など予め決められた場所を1枚撮影し、その撮影画像を含む信号を親機1に送信する。親機1による監視カメラ2の制御動作について図3を用いて説明する。図3は、横軸を時間として各時間に対する動作を示している。先ず、操作部10の入ボタン101a(図2参照)を押して、親機1から監視カメラ2に撮影信号を送信する(図3のt5)。監視カメラ2は、上記撮影信号を受信する(t6)。そして、監視カメラ2付近を1枚写真撮影する(t7)。このような動作により、親機1から監視カメラ2に、監視カメラ2付近を撮影するように制御することができる。
電気錠3は、図1に示すように、通信ネットワーク5に接続され、その通信ネットワーク5上において電気錠3のアドレスが割り当てられ、半導体メモリ(図示せず)若しくはディップスイッチ(図示せず)などに、少なくとも上記電気錠3のアドレスが記憶保持されている。電気錠3は、通信ネットワーク5上において、これらのアドレスを用いて信号を送信している。電気錠3は、例えば、親機1から上記電気錠3に送信された開錠信号を受信した場合、鍵を開ける。また、親機1から上記電気錠3に送信された閉錠信号を受信した場合、鍵を閉める。
なお、電気錠3が開錠信号若しくは閉錠信号により、実際に動作したことを知らせる確認信号を親機1に送信してもよい。この場合、電気錠3には、親機1のアドレスも記憶保持させておく。
照明制御装置4は、通信ネットワーク5に接続され、通信部40、人感センサ41、照明制御信号出力部42、制御部43を内蔵し、上記通信ネットワーク5上において照明制御装置4のアドレスが割り当てられ、半導体メモリ(図示せず)若しくはディップスイッチ(図示せず)などに、少なくとも上記照明制御装置4のアドレス、親機1のアドレス及び監視カメラ2のアドレスが記憶保持されている。照明制御装置4は、通信ネットワーク5上において、これらのアドレスを用いて信号を送信している。通信部40は、制御部43と接続し、例えば、通信ネットワーク5に接続する親機1との間で、照明制御装置4のアドレスに送信された点灯信号若しくは消灯信号などの照明信号を受信し、親機1のアドレスに人感センサ41の検出情報を送信する。また、監視カメラ2には、撮影信号を送信する。人感センサ41は、制御部43と接続し、例えば人感センサ41が有する検出範囲内において照明制御装置4付近の人の存在を検出する。照明制御装置4付近で人の存在を検出した場合は、制御部43に検出情報を伝える。照明制御信号出力部42は、制御部43及び照明負荷6と接続し、制御部43からの指示により、照明制御線60を介して、照明負荷6に照明信号を送信する。
制御部43は、通信部40、人感センサ41、照明制御信号出力部42と接続し、照明制御装置4を制御する。制御部43は、通信部40を介して親機1から照明負荷6の照明信号を受信した場合は、照明制御信号出力部42から照明負荷6に上記照明信号を送信させる。また、人感センサ41が人を検出した場合は、照明制御信号出力部42から照明負荷6に点灯信号を送信させる。同時に、通信部40を通じて、人感センサ41の検出情報を親機1に送信するとともに、撮影信号を、親機1によらずに、直接、監視カメラ2に送信する。
照明負荷6は、照明制御線60により、照明制御装置4の照明制御信号出力部42と接続し、照明制御信号出力部42から点灯信号を受信した場合に点灯し、照明制御信号出力部42から消灯信号を受信した場合に消灯する。親機1による照明負荷6の制御動作について図3を用いて説明する。先ず、親機1から照明制御装置4に照明負荷6の点灯信号を送信する(図3のt1)。照明制御装置4が上記点灯信号を受信する(t2)。照明制御装置4は照明制御信号出力部42から照明負荷6に点灯信号を送信する(t3)。照明負荷6は、照明制御信号出力部42から点灯信号を受信し、それに伴って点灯する(t4)。このような動作により、親機1は、照明負荷6を点灯させるように制御することができる。なお、親機1から消灯信号を送信する場合も同様である。
次に、実施形態1の照明制御システムにおいて、照明制御装置4の人感センサ41が人を検出した場合の照明制御装置4による制御について図3を用いて説明する。先ず、人感センサ41が人を検出する(図3のt8)。照明制御装置4は、照明制御信号出力部42から照明負荷6に点灯信号を送信し、通信部40を通じて、監視カメラ2には撮影信号を送信し、親機1には検出情報を送信する(t9)。照明負荷6は、上記点灯信号を受信し、それに伴って点灯する(t10)。監視カメラ2は上記撮影信号を受信し(t11)、親機1は上記検出情報を受信する(t12)。監視カメラ2は、撮影信号を受信した後、監視カメラ2付近を1枚写真撮影する(t13)。親機1は、検出情報をログとして記憶する(t14)。上記より、人感センサ41が人を検出した場合に、照明制御装置4により監視カメラ2、照明負荷6を制御し、親機1には検出情報を送信することができる。
以上、実施形態1によれば、人感センサ41が人を検出した場合に、照明制御装置4が親機1によらずに直接、監視カメラ2を制御することができるので、親機1の負担を軽減させることができる。また、親機1が動作不能になっても、人感センサ41の検出により監視カメラを制御し、セキュリティ性能を確保することができる。
(実施形態2)
実施形態2は、親機1、監視カメラ2を、通信ネットワーク5を介して備える点で実施形態1と同様であるが、実施形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態2では、図4に示すように、2つの照明制御装置4a,4bを備え、この照明制御装置4a,4bはRF通信440により相互に信号を送受信する。
実施形態2は、親機1、監視カメラ2を、通信ネットワーク5を介して備える点で実施形態1と同様であるが、実施形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態2では、図4に示すように、2つの照明制御装置4a,4bを備え、この照明制御装置4a,4bはRF通信440により相互に信号を送受信する。
照明制御装置4aは、通信ネットワーク5に接続され、通信部40、RF通信部44a、制御部43aを内蔵し、上記通信ネットワーク5上において照明制御装置4aのアドレスが割り当てられ、半導体メモリ(図示せず)若しくはディップスイッチ(図示せず)などに、少なくとも上記照明制御装置4aのアドレス、親機1のアドレス及び監視カメラ2のアドレスが記憶保持されている。照明制御装置4aは、通信ネットワーク5上において、これらのアドレスを用いて信号を送信している。通信部40は、制御部43aと接続し、実施形態1の通信部と同様の機能を有する。RF通信部44aは、制御部43aと接続し、後述するRF通信部44bとRF通信440を行う。制御部43aは、通信部40、RF通信部44aと接続する。制御部43aは、照明制御装置4aを制御し、親機1と照明制御装置4bとの間で照明信号の中継を行う。
照明制御装置4bは、人感センサ41、RF通信部44b、制御部43b、赤外線信号出力部42a、マスクタイマ(図示せず)を内蔵する。RF通信部44bは、制御部43bと接続し、RF通信部44aとRF通信440を行う。人感センサ41は、制御部43bと接続し、実施形態1と同様に、照明制御装置4b付近の人の存在を検出した場合は、制御部43bに検出情報を伝える。赤外線信号出力部42aは、制御部43bと接続し、制御部43bによる制御により、照明負荷6に照明信号を赤外線信号60aに変換し、その赤外線信号60aを赤外線リモコン対応照明負荷6aに送信する。
制御部43bは、RF通信部44b、人感センサ41、赤外線信号出力部42aと接続し、照明制御装置4bを制御する。制御部43bは、照明制御装置4aからRF通信部44bを介して赤外線リモコン対応照明負荷6aに対する照明信号を受信した場合は、この照明信号を赤外線信号出力部42aから赤外線リモコン対応照明負荷6aに送信することにより、照明信号に基づいて赤外線リモコン対応照明負荷6aを制御する。また、人感センサ41が人を検出した場合は、赤外線信号出力部42aから赤外線リモコン対応照明負荷6aに点灯信号を送信し、赤外線リモコン対応照明負荷6aを点灯させるとともに、RF通信部44bを通じて照明制御装置4aのRF通信部44aに撮影信号及び検出情報を送信する。この場合に、制御部43bは、マスクタイマ(図示せず)を制御してマスクタイムを設定する。制御部43bは、このマスクタイム中に人感センサ41が、再度、人を検出したとしても、撮影信号、検出情報、点灯信号を送信せず、何も動作処理を行わないようにする。ここで、マスクタイムが長いほど、監視カメラ2の無駄な動作が少なくなる反面、システムとしての監視機能が低下するので、これらを考慮しながらマスクタイムを設定する必要がある。実施形態2におけるマスクタイムは、5分間と設定した。
赤外線リモコン対応照明負荷6aは、赤外線信号出力部42aから照明信号である赤外線信号60aを受信し、それにより点灯又は消灯を行う。具体的には、赤外線信号出力部42aから赤外線リモコン対応照明負荷6aを点灯させる赤外線点灯信号を受信した場合に点灯し、赤外線信号出力部42aから赤外線リモコン対応照明負荷6aを消灯させる赤外線消灯信号を受信した場合に消灯する。
次に、実施形態2の照明制御システムにおいて、照明制御装置4bの人感センサ41が人を検出した場合の照明制御装置4a,4bによる制御について図5を用いて説明する。図5は、横軸を時間として各時間に対する動作を示している。先ず、人感センサ41が人を検出する(図5のt1)。照明制御装置4bは、赤外線リモコン対応照明負荷6aに対して赤外線点灯信号を送信するとともに、監視カメラ2に対する撮影信号、及び、親機1に対する検出情報を、照明制御装置4aに送信する(t2)。赤外線リモコン対応照明負荷6aは、上記赤外線点灯信号を受信し、それに伴って点灯する(t3)。照明制御装置4aは上記撮影信号及び検出情報を受信し(t4)、監視カメラ2に撮影信号を送信する(t5)。監視カメラ2は、上記撮影信号を受信し、監視カメラ2付近を1枚写真撮影する(t6)。また、照明制御装置4aは親機1に検出情報を送信し、親機1はこの検出情報をログとして記憶する。マスクタイム中に、人感センサ41が人を再度検出した場合(t7)、この検出を無視する。これに対して、マスクタイム終了後に、人感センサ41が人を再度検出した場合(t8)、図5のt2〜t6の動作処理を行う。
以上、実施形態2によれば、人感センサ41が人を検出し、それに基づいて監視カメラ2が1枚写真撮影した後、予め決められたマスクタイム中に、人感センサ41が人を検出しても、照明制御装置4bは検出情報を送信しないので、監視カメラ2による無駄な撮影を防止することができる。
なお、実施形態2の変形例として、照明負荷の制御と監視カメラの制御とで、異なるマスクタイムを設定してもよい。
(実施形態3)
実施形態3は、親機1、監視カメラ2、照明制御装置4aを、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4aとRF通信440を行う照明制御装置4b、その照明制御装置4bから赤外線信号60aを受信する赤外線リモコン対応照明負荷6aを備える点で実施形態2と同様であるが、実施形態2にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態3では、図4に示す照明制御装置4bは、監視カメラ2の撮影のタイミングを管理し、人感センサ41が人を検出した場合に、制御部43bが、RF通信部44bを介し照明制御装置4aに撮影信号を3秒間隔で2回連続で送信する。
実施形態3は、親機1、監視カメラ2、照明制御装置4aを、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4aとRF通信440を行う照明制御装置4b、その照明制御装置4bから赤外線信号60aを受信する赤外線リモコン対応照明負荷6aを備える点で実施形態2と同様であるが、実施形態2にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態3では、図4に示す照明制御装置4bは、監視カメラ2の撮影のタイミングを管理し、人感センサ41が人を検出した場合に、制御部43bが、RF通信部44bを介し照明制御装置4aに撮影信号を3秒間隔で2回連続で送信する。
次に、実施形態3の照明制御システムにおいて、照明制御装置4bの人感センサ41が人を検出した場合の照明制御装置4による制御について図6を用いて説明する。図6は、横軸を時間として各時間に対する動作を示している。先ず、人感センサ41が人を検出すると(図6のt1)、実施形態2(図5のt2〜t6参照)と同様に、赤外線リモコン対応照明負荷6aは点灯し、親機1は検出情報をログとして記憶し、監視カメラ2は、撮影信号を受信し、監視カメラ2付近を1枚写真撮影する(図6のt2〜t6)。次に、照明制御装置4aが監視カメラ2に撮影信号を送信してから3秒が経過すると、照明制御装置4bは撮影信号を照明制御装置4aに再送する(t7)。照明制御装置4aは上記撮影信号を受信する(t8)。照明制御装置4aは監視カメラ2に撮影信号を送信する(t9)。監視カメラ2は、上記撮影信号を受信し、監視カメラ2付近を1枚写真撮影する(t10)。実施形態2(図5のt7,t8参照)と同様に、人感センサ41が人を再度検出した場合(図6のt11,t12)に、マスクタイム中であれば、この検出を無視し、マスクタイムが終了していれば、図6のt2〜t10の動作処理を行う。上記より、照明制御装置4bで監視カメラ2の撮影のタイミングを管理し、人感センサ41による1回の人の検出に対して、2回撮影することができる。
以上、実施形態3によれば、人感センサ41が人を1回検出したときに、監視カメラ2は2回撮影するので、被写体を確実に撮影することができる。
なお、実施形態3の変形例として、照明制御装置4a又は監視カメラ2が撮影のタイミングを管理してもよい。このようにすると、照明制御装置4bから新たに撮影信号を送信する必要がない。
(実施形態4)
実施形態4は、親機1、監視カメラ2、照明制御装置4aを、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4aとRF通信440を行う照明制御装置4b、その照明制御装置4bから赤外線信号60aを受信する赤外線リモコン対応照明負荷6aを備える点で実施形態2と同様であるが、実施形態2にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態4では、親機1(図1参照)が、例えば、「通常シーン」及び「防犯シーン」の2つのシーン情報(動作モード)を管理し、図4に示す監視カメラ2及び照明制御装置4a,4bに対して、何れかのシーン情報を設定する。例えば、「通常シーン」時ではそれぞれの制御端末が通常の動作制御を行い、「防犯シーン」時ではそれぞれの制御端末が防犯を意識した動作制御を行う。
実施形態4は、親機1、監視カメラ2、照明制御装置4aを、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4aとRF通信440を行う照明制御装置4b、その照明制御装置4bから赤外線信号60aを受信する赤外線リモコン対応照明負荷6aを備える点で実施形態2と同様であるが、実施形態2にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態4では、親機1(図1参照)が、例えば、「通常シーン」及び「防犯シーン」の2つのシーン情報(動作モード)を管理し、図4に示す監視カメラ2及び照明制御装置4a,4bに対して、何れかのシーン情報を設定する。例えば、「通常シーン」時ではそれぞれの制御端末が通常の動作制御を行い、「防犯シーン」時ではそれぞれの制御端末が防犯を意識した動作制御を行う。
照明制御装置4bの制御部43bは、人感センサ41が人を検出した場合に、以下のように、シーン情報に基づく制御を行う。例えば、「通常シーン」時では、RF通信部44bを介して照明制御装置4aに検出情報及び撮影信号を1回送信する。この場合、時間T1(例えば15分間)のマスクタイムを設定し、このマスクタイム中に人感センサ41が、再度、人を検出したとしても何も動作処理を行わない。これに対して、「防犯シーン」時では、RF通信部44bを介して照明制御装置4aに検出情報及び撮影信号を3秒間隔で2回送信する。「防犯シーン」時においてもマスクタイムを設定し、このマスクタイム中に人感センサ41が、再度、人を検出したとしても何も動作処理を行わないが、「防犯シーン」時のマスクタイムは、「通常シーン」時の時間よりも短い時間(例えば3分間)に設定される。
次に、実施形態4の照明制御システムにおいて、照明制御装置4bの人感センサ41が人を検出した場合、「通常シーン」時と「防犯シーン」時のそれぞれのシーン情報における、照明制御装置4による制御について説明する。先ず、「通常シーン」時の制御について図7を用いて説明する。図7は、横軸を時間として各時間に対する動作を示している。親機1が「通常シーン」開始コマンドを通信ネットワーク5に接続する各制御端末に送信する(図7のt1)。照明制御装置4aと監視カメラ2が上記開始コマンドを受信し、照明制御装置4aは照明制御装置4bに「通常シーン」開始コマンドを送信する(t2)。照明制御装置4bは上記「通常シーン」開始コマンドを受信する(t3)。次に、人感センサ41が人を検出すると(t4)、実施形態2(図5のt2〜t8参照)と同様に、図9のt5〜t11の動作を行う。
次に、「防犯シーン」時の制御について図8を用いて説明する。図8は、横軸を時間として各時間に対する動作を示している。先ず、親機1が「防犯シーン」開始コマンドを通信ネットワーク5に接続する各制御端末に送信する(図8のt1)。照明制御装置4aと監視カメラ2が上記「防犯シーン」開始コマンドを受信し、照明制御装置4aは照明制御装置4bに「防犯シーン」開始コマンドを送信する(t2)。照明制御装置4bは上記「防犯シーン」開始コマンドを受信する(t3)。次に、人感センサ41が人を検出すると(t4)、実施形態3(図6のt2〜t12参照)と同様に、図8のt5〜t15の動作を行う。なお、「通常シーン」時のマスクタイムを15分間、「防犯シーン」時のマスクタイムを3分間と設定した。
以上、実施形態4によれば、親機1により2つのシーン情報を設定し、そのシーン情報に応じて、人感センサ41が人を検出した場合の監視カメラ2の撮影回数を変更することができるので、セキュリティーレベルに応じた監視カメラ2の制御を行うことができる。
(実施形態5)
実施形態5は、親機1、照明制御装置4を、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4と接続して照明負荷6を備える点で実施形態1と同様であるが、実施形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態5では、図9に示すように、2つの監視カメラ2a,2bを備え、親機1(図1参照)は、実施形態1の親機の機能に追加して、人感センサ41が人を検出した場合に、照明制御装置4から撮影信号を送信する監視カメラ2a,2bを予め設定し、その設定情報を照明制御装置4に送信する。なお、監視カメラ2a,2bは、実施形態1の監視カメラと同様の機能を有しているが、それぞれ別のアドレスが割り当てられている。
実施形態5は、親機1、照明制御装置4を、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4と接続して照明負荷6を備える点で実施形態1と同様であるが、実施形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態5では、図9に示すように、2つの監視カメラ2a,2bを備え、親機1(図1参照)は、実施形態1の親機の機能に追加して、人感センサ41が人を検出した場合に、照明制御装置4から撮影信号を送信する監視カメラ2a,2bを予め設定し、その設定情報を照明制御装置4に送信する。なお、監視カメラ2a,2bは、実施形態1の監視カメラと同様の機能を有しているが、それぞれ別のアドレスが割り当てられている。
照明制御装置4は、実施形態1の照明制御装置に追加して、記憶部45を内蔵し、半導体メモリ(図示せず)若しくはディップスイッチ(図示せず)などに、監視カメラ2aのアドレス及び監視カメラ2bのアドレスも記憶保持されている。通信部40は、制御部43aと接続し、実施形態1の通信部と同様の機能を有する。人感センサ41は、実施形態1と同様に、照明制御装置4付近の人の存在を検出した場合は、制御部43に検出情報を伝える。照明制御信号出力部42は、制御部43及び照明負荷6と接続し、実施形態1を同様の機能を有する。
記憶部45は、制御部43と接続し、親機1から監視カメラ2a,2bの関連付け情報の設定があった場合に、その設定情報を記憶する。
制御部43は、実施形態1の制御部に追加して、記憶部45とも接続する。人感センサ41が人を検出した場合、撮影信号を、予め記憶部45に記憶されている設定情報に基づいて関連付けられた監視カメラ2a,2bに、親機1によらずに、直接送信する。
次に、実施形態5の照明制御システムにおいて、人感センサ41が人を検出した場合の照明制御装置4による監視カメラ2bの制御について図10を用いて説明する。図10は、横軸を時間として各時間に対する動作を示している。先ず、親機1は、照明制御装置4に、人感センサ41が人を検出した場合に照明制御装置4が監視カメラ2bに撮影信号を送信するという設定情報を送信する(図10のt1)。照明制御装置4は、上記設定情報を受信し、記憶部45にその設定情報を記憶する(t2)。次に、人感センサ41が人を検出すると(t3)、実施形態1の監視カメラを監視カメラ2bとした場合(図3のt9〜t11,t13参照)と同様に、照明負荷6は点灯し、監視カメラ2bは、撮影信号を受信し、監視カメラ2b付近を1枚写真撮影する(図10のt4〜t7)。
以上、実施形態5によれば、複数の監視カメラ2a,2bが存在する場合であっても、照明制御装置4は監視カメラ2bと関連付けられるので、無駄な撮影を防止し、人感センサ41が検出した被写体を撮影することができる。
なお、実施形態5の変形例として、複数の照明制御装置を通信ネットワークに接続してもよい。このような構成にしても、親機がそれぞれの照明制御装置に対して関連付けを行えば、実施形態5と同様の効果を得ることができる。
(実施形態6)
実施形態6は、親機1、監視カメラ2a,2b、照明制御装置4を、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4と接続して照明負荷6を備える点で実施形態5と同様であるが、実施形態5にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態6では、モードによる制御を行う場合に、図9に示す照明制御装置4は、モード時の照明負荷6(図1参照)の点灯状態をモード設定情報として記憶部45に予め記憶し、親機1(図1参照)からモードの内容での再生の開始を指示するモード開始コマンドを受信すると、記憶部45の記憶内容に基づいて、照明負荷6を制御する。
実施形態6は、親機1、監視カメラ2a,2b、照明制御装置4を、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4と接続して照明負荷6を備える点で実施形態5と同様であるが、実施形態5にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態6では、モードによる制御を行う場合に、図9に示す照明制御装置4は、モード時の照明負荷6(図1参照)の点灯状態をモード設定情報として記憶部45に予め記憶し、親機1(図1参照)からモードの内容での再生の開始を指示するモード開始コマンドを受信すると、記憶部45の記憶内容に基づいて、照明負荷6を制御する。
親機1は、操作部10(図2参照)にモード開始ボタン(図示せず)を備え、モードの内容での再生を開始する場合に、上記モード開始ボタンを押すことにより、モード開始コマンドを照明制御装置4に送信する。また、親機1は、モード時における照明負荷6の点灯状態の内容(モード設定情報)、例えば、「外出モード」の場合は、照明負荷6を消灯させるといった内容を設定し、そのモード設定情報を照明制御装置4に送信する。また、親機1は、複数のモード設定情報を設定してもよく、例えば、照明負荷6に消灯信号を送信し照明負荷6を消灯させるといった、別のモード設定情報を設定してもよい。モード設定情報を変更した場合、親機1は、その変更したモード設定情報を、直ちに照明制御装置4に送信する。
記憶部45は、親機1から送信される1つ若しくは複数のモード設定情報を記憶する。制御部43は、親機1からモード開始コマンドを受信した場合、予め記憶部45に記憶しているモード設定情報の内容に従い、照明制御信号出力部42を介して照明負荷6に照明信号を送信し、照明負荷6は、その照明信号を受信し、それに伴って点灯又は消灯を行う。
次に、実施形態6の照明制御システムにおいて、モード時における親機1による照明制御装置4の制御について図11を用いて説明する。図11は、横軸を時間として各時間に対する動作を示している。先ず、親機1が照明制御装置4に、モード時に照明負荷6を点灯させるモード設定情報を送信する(図11のt1)。照明制御装置4は、上記モード設定情報を受信し、そのモード設定情報を記憶部45に記憶する(t2)。親機1は、照明制御装置4にモード開始コマンドを送信する(t3)。照明制御装置4は、上記モード開始コマンドを受信し、記憶部45に記憶されているモード設定情報を参照する(t4)。照明制御装置4は、照明制御信号出力部42から照明負荷6に点灯信号を送信する(t5)。照明負荷6は、上記点灯信号を受信し、それに伴って点灯する(t6)。
以上、実施形態6によれば、モード再生を行う場合に、予め記憶部45がモード設定情報を記憶しているので、親機1はモード開始コマンドを送信するのみで負担を軽減させることができるとともに、親機1がなくても照明制御装置4のモード設定情報を確認することができる。また、モード設定情報に変更があった場合に、親機1は照明制御装置4に変更されたモード設定情報を送信するので、照明制御装置4の記憶部45は常に最新のモード設定情報を記憶することができる。
なお、実施形態6の変形例として、照明制御装置の電源がオンされたタイミングで照明制御装置から親機にモード設定情報の問い合わせを行ってもよい。
また、実施形態6の他の変形例として、照明制御装置に、モード設定情報を設定するスイッチなどを設けてもよい。このような構成にすると、親機からだけでなく、照明制御装置でも、モード設定情報を設定することができる。
さらに、実施形態6の他の変形例として、複数の親機を通信ネットワークに接続するシステムであってもよい。このような構成にすると、照明制御装置は、どの親機からモード開始コマンドを受信しても、同じモード設定情報による制御を保証することができる。
実施形態6の他の変形例として、複数の照明制御装置を通信ネットワークに接続してもよい。このような構成にすると、親機は、1回のモード開始コマンドを送信することで、そのモード開始コマンドを受信したすべての照明制御装置を一括して制御することができる。
(実施形態7)
実施形態7は、親機1、監視カメラ2、電気錠3、照明制御装置4を、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4と接続する照明負荷6を備える点で実施形態1と同様であるが、実施形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態7では、図12に示すように、親機1(図1参照)は、人感センサ41による人の検出があった場合に照明制御装置4がどの制御端末に人感センサ41の検出情報に基づく制御信号(監視カメラ2(図1参照)の場合は撮影信号、電気錠3(図1参照)の場合は開錠信号若しくは閉錠信号)を送信するのかを予め設定し、その設定情報を照明制御装置4に送信する。また、監視カメラ2及び電気錠3に対しては、照明制御装置4から上記制御信号を受信した場合の動作内容を設定し、その設定情報を監視カメラ2及び電気錠3に送信する。
実施形態7は、親機1、監視カメラ2、電気錠3、照明制御装置4を、通信ネットワーク5を介して備え、照明制御装置4と接続する照明負荷6を備える点で実施形態1と同様であるが、実施形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態7では、図12に示すように、親機1(図1参照)は、人感センサ41による人の検出があった場合に照明制御装置4がどの制御端末に人感センサ41の検出情報に基づく制御信号(監視カメラ2(図1参照)の場合は撮影信号、電気錠3(図1参照)の場合は開錠信号若しくは閉錠信号)を送信するのかを予め設定し、その設定情報を照明制御装置4に送信する。また、監視カメラ2及び電気錠3に対しては、照明制御装置4から上記制御信号を受信した場合の動作内容を設定し、その設定情報を監視カメラ2及び電気錠3に送信する。
照明制御装置4は、実施形態1の照明制御装置に追加して、記憶部45を内蔵する。記憶部45は、制御部43と接続し、親機1から、人感センサ41による人の検出があった場合に制御信号の送信先の設定情報を記憶する。制御部43は、実施形態1の制御部に追加して、記憶部45とも接続し、人感センサ41が人を検出した場合に、記憶部45に記憶されている設定情報に従い、監視カメラ2又は電気錠3に制御信号を送信する。
監視カメラ2は、照明制御装置4から制御信号(撮影信号)を受信した場合の制御内容(例えば撮影回数、撮影の間隔など)である設定情報を親機1から受信し、その設定情報を記憶し、照明制御装置4から撮影信号を受信した場合は、記憶している設定情報に基づいて動作する。
電気錠3は、照明制御装置4から制御信号(開錠信号又は閉錠信号)を受信した場合の制御内容(例えば鍵の開閉など)である設定情報を親機1から受信し、その設定情報を記憶し、照明制御装置4から開錠信号若しくは閉錠信号を受信した場合は、記憶している設定情報に基づいて動作する。
次に、実施形態7の照明制御システムにおいて、人感センサ41が人を検出した場合の照明制御装置4による監視カメラ2の制御について図13を用いて説明する。図13は、横軸を時間として各時間に対する動作を示している。先ず、親機1は、照明制御装置4に、人感センサ41が人を検出した場合に照明制御装置4が監視カメラ2に撮影信号を送信する設定情報を送信する(図13のt1)。照明制御装置4は、上記設定情報を受信し、記憶部45にその設定情報の内容を記憶する(t2)。親機1は監視カメラ2に、照明制御装置4から撮影信号を受信した場合に、1回撮影するように設定する設定情報を送信する(t3)。監視カメラ2は上記設定情報を受信し、その設定情報の内容を記憶する(t4)。次に、人感センサ41が人を検出すると(t5)、実施形態1(図3のt9〜t11,t13参照)と同様に、照明負荷6は点灯し、監視カメラ2は、撮影信号を受信し、監視カメラ2付近を1枚写真撮影する(図12のt6〜t9)。なお、照明制御装置4が電気錠3を制御する場合も同様である。
以上、実施形態7によれば、親機1は各制御端末の制御内容の設定のみを行い、照明制御装置4のみが人感センサ41の検出情報に基づいて監視カメラ2及び電気錠3を制御するので、システム内に新たに人感センサを追加することなく、人感センサ41を用いた制御システム(簡易的なセキュリティーシステム)を構築することができる。また、親機1は各制御端末の制御内容を設定するのみであるので、負担を軽減することができる。
なお、実施形態1,5〜7のいずれかの変形例として、照明負荷を赤外線リモコン対応照明負荷にしてもよい。
また、実施形態1〜7のいずれかにおける他の変形例として、親機は、IP(Internet Protocol)接続していてもよい。このような構成にすると、照明制御装置からの検出情報を受信し、さらに携帯電話などのモバイル端末に通報することができる。
さらに、実施形態1〜7のいずれかにおいて他の変形例として、人感センサが人を検出した場合に、照明制御装置から親機に送信する検出情報と、監視カメラに送信する撮影信号を同一の信号にしてもよい。このようにすると、照明制御装置4の負担を軽減することができる。
実施形態1〜7のいずれかにおいて他の変形例として、照明制御装置はタイマを備え、照明負荷を点灯(消灯)させてから一定時間が経過したときに、照明負荷に消灯信号(点灯信号)を送信し照明負荷を消灯(点灯)させるような制御を行ってもよい。このような構成にすると、照明負荷をより必要なときに点灯させることができる。
実施形態1〜7のいずれかにおいて他の変形例として、監視カメラは、動画を一定時間撮影してもよい。
1 親機
2,2a,2b 監視カメラ
4,4a,4b 照明制御装置
41 人感センサ
5 通信ネットワーク
A 制御端末群
2,2a,2b 監視カメラ
4,4a,4b 照明制御装置
41 人感センサ
5 通信ネットワーク
A 制御端末群
Claims (8)
- 複数の制御端末と、ネットワークを介して前記制御端末を集中して制御及び制御内容の設定の少なくとも一方を行う親機とを備える照明制御システムであって、
監視カメラ及び照明制御装置をそれぞれ前記制御端末として含み、
前記監視カメラは、予め決められた場所を撮影し、
前記照明制御装置は、人感センサを備え、前記人感センサの検出情報に基づいて、前記ネットワークを介して前記親機によらずに直接、前記監視カメラを制御することを特徴とする照明制御システム。 - 前記照明制御装置は、
前記検出情報に基づいて前記監視カメラを制御した後、予め決められた時間、前記検出情報に基づく前記監視カメラの制御を禁止することを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。 - 前記照明制御装置は、
1回の前記検出情報に基づいて、前記監視カメラを少なくとも2回制御することを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御システム。 - 前記照明制御装置は、
1回の前記検出情報に基づく前記監視カメラの制御回数を、自己の各動作の動作モードに応じて変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の照明制御システム。 - 前記監視カメラは複数設けられ、
前記照明制御装置は、前記複数の監視カメラの少なくとも1つと関連付けされることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の照明制御システム。 - 前記照明制御装置は前記照明負荷の点灯を制御するモードの内容を保持し、
前記親機が前記照明制御装置に前記モードの開始信号を送信すると、
前記照明制御装置は、前記モードに基づいて前記照明負荷を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の照明制御システム。 - 前記親機は、
前記モードを設定し、
前記モードの変更を行った場合に、前記変更後のモードの内容を前記照明制御装置に送信し、
前記照明制御装置は前記変更後のモードの内容を保持することを特徴とする請求項6記載の照明制御システム。 - 前記親機は、
前記検出情報に基づく前記照明制御装置からの制御信号の送信先となる制御端末を設定するとともに、
前記送信先となる制御端末の前記制御信号に基づく動作内容を設定し、
前記照明制御装置は、
前記検出情報に基づいて、前記制御信号を前記送信先となる制御端末に送信し、
前記送信先となる制御端末は、
前記動作内容に従って動作することを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の照明制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004048630A JP2005244369A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 照明制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004048630A JP2005244369A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 照明制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=35025669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004048630A Withdrawn JP2005244369A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 照明制御システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009295518A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | 照明制御システム |
JP2013046313A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Kyocera Corp | 人体検出システム |
JP2017215694A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | 株式会社東芝 | 制御システム、監視装置、監視プログラム、監視方法、及び画像センサ |
-
2004
- 2004-02-24 JP JP2004048630A patent/JP2005244369A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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