JP2009295518A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】照明装置の点灯が不要な照明エリア内で照明装置が無駄に点灯しないようにすることを目的とする。
【解決手段】照明装置2の照明制御部20は、ランプ22が高輝度点灯している状態で、人感センサ3が人の存在を検知した場合、照明器具21に対してランプ22の点灯状態を保持させ、人感センサ3が人の不在を検知した場合、照明器具21に対してランプ22を消灯させる。一方、照明制御部20は、ランプ22が消灯している状態では、人感センサ3から受信した検知信号に関係なく、信号入力部40から指令信号を受信した場合のみ、照明器具21に対してランプ22を高輝度点灯させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明制御システムに関するものである。
一般的な照明制御システムとして、照明エリアに人が入ってくると、人感センサにより人の存在を検知して、その照明エリア内の照明装置を自動的に点灯し、照明エリアから人が出ていくと、人感センサにより人の不在を検知してから一定の保持時間の経過後に、その照明エリア内の照明装置を自動的に消灯するものがある。この照明制御システムを利用したものとして、従来、照明エリアに人が入ってくると、その照明エリア内の照明装置を、隣接する照明エリア内の照明装置の点灯状態に応じて異なる傾きでフェードイン点灯し、照明エリアから人が出ていくと、その照明エリア内の照明装置を、隣接する照明エリア内の照明装置の点灯状態に応じて異なる傾きでフェードアウト消灯するものがある(例えば、特許文献1参照)。この従来の照明制御システムでは、具体的には、照明エリアに人が入ってきたときに、隣接する照明エリア内の照明装置が点灯している場合、人が入ってきた照明エリア内の照明装置を緩やかな傾きでフェードイン点灯する。一方、隣接する照明エリア内の照明装置が消灯している場合は、人が入ってきた照明エリア内の照明装置を急な傾きでフェードイン点灯する。また、照明エリアから人が出ていったときに、隣接する照明エリア内の照明装置が点灯している場合、人が出ていった照明エリア内の照明装置を緩やかな傾きでフェードアウト消灯する。一方、隣接する照明エリア内の照明装置が消灯している場合は、人が出ていった照明エリア内の照明装置を急な傾きでフェードアウト消灯する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−162658号公報
従来の照明制御システムでは、人を検知すると照明エリア内の照明装置を点灯し、その照明エリアから人が出ていくと、人感センサにより人の不在を検知してから一定の保持時間の経過後に、その照明エリア内の照明装置を消灯する。そのため、その人が単に通過した通路や他の作業場所においても照明装置が点灯してしまい、また、照明装置がしばらく点灯し続けて無駄な電力が消費されてしまうという課題があった。
本発明は、例えば、照明装置の点灯が不要な照明エリア内で照明装置が点灯しないようにすることを目的とする。
本発明の一の態様に係る照明制御システムは、
人感センサにおける人の存否の検知状態に応じて、光源が取り付けられる照明器具に対する照明制御を行う照明制御システムであって、
光源が点灯している第1状態で人感センサにて人の存在が検知された場合、照明器具に対して第1状態を保持させ、第1状態で人感センサにて人の不在が検知された場合、照明器具に対して第1状態を光源の輝度が第1状態より低い第2状態へ変化させ、第2状態で人感センサにて人の存在が検知された場合、及び、第2状態で人感センサにて人の不在が検知された場合、照明器具に対して第2状態を保持させる照明制御部を備えることを特徴とする。
本発明の一の態様によれば、照明制御システムにおいて、照明制御部が、第1状態で人感センサにて人の存在が検知された場合、照明器具に対して第1状態を保持させ、第1状態で人感センサにて人の不在が検知された場合、照明器具に対して第1状態を第2状態へ変化させ、第2状態で人感センサにて人の存在が検知された場合、及び、第2状態で人感センサにて人の不在が検知された場合、照明器具に対して第2状態を保持させることにより、例えば、照明装置の点灯が不要な照明エリア内で照明装置が無駄に点灯しないようになり、省エネ効果が高まる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る照明制御システム1の構成を示すブロック図である。
図1において、照明制御システム1は、複数の照明装置2を備える。また、照明制御システム1は、1つの照明装置2又は2つ以上の照明装置2の組み合わせに対し、人感センサ3及び壁スイッチ4を1つずつ備え、照明装置2に対する照明制御に利用する。ここでは、1つの人感センサ3を利用した照明制御の対象となる照明装置2の範囲を、その人感センサ3の制御範囲5という。1つの人感センサ3の制御範囲5には、その人感センサ3が人の存否を検知可能なエリア、即ち、人感検知エリア6に設置された照明装置2の全て又は一部を含めることができる。照明制御システム1は、1つの人感センサ3における人の存否の検知状態に応じて、その人感センサ3の制御範囲5に含まれる照明装置2に対する照明制御を行う。また、照明制御システム1は、その人感センサ3とともに設置される壁スイッチ4にて人から受け付ける操作に従って、後述する指令信号を信号入力部40から送信し、その人感センサ3の制御範囲5に含まれる照明装置2に対する照明制御を行う。例えば、互いに壁や衝立で仕切られた部屋が複数あるとき、各部屋に人感センサ3を1つ設置して、各部屋を1つの人感検知エリア6として設定することができる。そして、各部屋に複数の照明装置2を設置して、各部屋にある人感センサ3の制御範囲5として設定することができる。さらに、各部屋に壁スイッチ4を設置して、部屋ごとに、複数の照明装置2と、人感センサ3及び壁スイッチ4を関連付けて動作させることができる。
照明装置2は、照明制御部20、照明器具21、ランプ22(光源)を具備する。照明制御部20は、ランプ22が取り付けられる照明器具21に対して、ランプ22の点灯状態を制御するための制御信号を送信する。照明器具21は、制御信号を受信し、制御信号に応じて、ランプ22の点灯状態を変化させるか、あるいは、保持する。ランプ22は、例えば蛍光灯、高圧放電灯、LEDなどである。ランプ22の点灯状態には、第1状態と第2状態があるものとする。第1状態とは、ランプ22が点灯している状態を指す。第2状態とは、ランプ22の輝度が第1状態より低い状態を指す。例えば、ランプ22が高輝度点灯又は一定の輝度で点灯している状態を第1状態とし、ランプ22が消灯している状態を第2状態とすることができる。また、例えば、ランプ22が高輝度点灯している状態を第1状態とし、ランプ22が低輝度点灯している状態を第2状態とすることができる。
人感センサ3は、該当する制御範囲5に含まれる照明装置2の照明制御部20に対して、人の存否の検知状態を通知する検知信号を送信する。照明装置2の照明制御部20は、検知信号を受信し、検知信号に基づいて、人感センサ3にて人の存在及び不在のどちらが検知されているかを判断する。照明制御部20は、第1状態で人感センサ3にて人の存在が検知された場合、照明器具21に対して第1状態を保持させ、第1状態で人感センサ3にて人の不在が検知された場合、照明器具21に対して第1状態を第2状態へ変化させる。一方、照明制御部20は、第2状態で人感センサ3にて人の存在及び不在のどちらが検知された場合にも、照明器具21に対して第2状態を保持させる。例えば、照明制御部20は、ランプ22が高輝度点灯している状態で、人感センサ3から人の存在を検知したことを通知する検知信号を受信した場合、照明器具21に対して、制御信号を送信しないか、あるいは、ランプ22の点灯状態を保持するように指令する制御信号を送信する。また、照明制御部20は、ランプ22が高輝度点灯している状態で、人感センサ3から人の不在を検知したことを通知する検知信号を受信した場合、照明器具21に対して、ランプ22を消灯させるように指令する制御信号を送信する。一方、照明制御部20は、ランプ22が消灯している状態では、人感センサ3から受信した検知信号に関係なく、照明器具21に対して、制御信号を送信しないか、あるいは、ランプ22の点灯状態を保持するように指令する制御信号を送信する。
なお、照明装置2の照明制御部20は、第1状態で人感センサ3にて人の不在が検知された場合、予め設定された保持時間の経過後に、照明器具21に対して第1状態を第2状態へ変化させることが望ましい。
壁スイッチ4は、信号入力部40に具備される。信号入力部40は、該当する制御範囲5に含まれる照明装置2のランプ22の点灯状態を、第2状態から第1状態へ変化させるように指令する指令信号を入力する。具体的には、信号入力部40は、壁スイッチ4が押下されると、その旨を通知する信号を、照明装置2のランプ22の点灯を指令する指令信号として、該当する制御範囲5に含まれる照明装置2の照明制御部20に対して送信する。照明装置2の照明制御部20は、第2状態で信号入力部40により指令信号が入力された場合のみ、照明器具21に対して第2状態を第1状態へ変化させる。例えば、照明制御部20は、ランプ22が消灯している状態では、人感センサ3から受信した検知信号に関係なく、壁スイッチ4の信号入力部40から指令信号を受信した場合のみ、照明器具21に対して、ランプ22を高輝度点灯させるように指令する制御信号を送信する。
ここで、照明制御システム1の動作のタイムチャートを図2に例示する。従来技術と対比するために、従来の照明制御システムの動作のタイムチャートを図5に示す。
図2において、照明装置2は、人感センサ3の「在」検知ではランプ22を点灯せず、壁スイッチ4の押下時のみランプ22を点灯する。一方、照明装置2は、人感センサ3の「不在」検知ではランプ22を消灯する。具体的には、照明装置2は、壁スイッチ4の押下によりランプ22を点灯した後、人感センサ3が「在」を検知しなくなってから保持時間Tの経過後に、例えばフェード時間を経てランプ22を消灯する。これに対し、図5では、照明装置は、壁スイッチの押下時だけでなく、人感センサの「在」検知でもランプを点灯する。
このように、本実施の形態では、照明装置2は、人感センサ3の「不在」検知によってランプ22の消灯又は低輝度調光制御を行うが、人感センサ3の「在」検知ではランプ22を点灯させず、必要なエリアのみで人が点灯の操作をする壁スイッチ4によって、ランプ22を点灯する。これにより、不要なエリアでランプ22を点灯することを防ぐことができ、省エネ効果が高まる。ここで、必要なエリアとは、例えば人が実際に何らかの作業を行う人感検知エリア6のことであり、不要なエリアとは、例えば人が単に通過するだけで実際には何も作業を行わない人感検知エリア6のことである。本実施の形態では、このような不要なエリアにおける余分な消費電力を抑えることが可能である。
本実施の形態では、壁スイッチ4に代えて、ワイヤレスリモコンを使用してもよい。この場合、ワイヤレスリモコンが信号入力部40に具備される。信号入力部40の動作は前述したものと同様であるが、具体的には、信号入力部40は、ワイヤレスリモコンが具備する操作ボタンなどが押下されると、その旨を通知する信号を、照明装置2のランプ22の点灯を指令する指令信号として、該当する制御範囲5に含まれる照明装置2の照明制御部20に対して送信する。ワイヤレスリモコンを使用した場合、人が容易に移動しながら操作できるという利点がある。
本実施の形態では、壁スイッチ4の操作によって、照明装置2のランプ22の点灯制御だけでなく、消灯制御も実行できるようにしてもよい。この場合、信号入力部40は、該当する制御範囲5に含まれる照明装置2のランプ22の点灯状態を、第2状態から第1状態へ変化させるように指令する指令信号のほかに、第1状態から第2状態へ変化させるように指令する指令信号を入力する。具体的には、信号入力部40は、壁スイッチ4が押下されると(壁スイッチ4の操作方向によりランプ22の点灯及び消灯を区別して制御できるようにしてもよい)、その旨を通知する信号を、照明装置2のランプ22の点灯又は消灯を指令する指令信号として、該当する制御範囲5に含まれる照明装置2の照明制御部20に対して送信する。照明装置2の照明制御部20は、前述したように、第2状態で信号入力部40により指令信号が入力された場合には、照明器具21に対して第2状態を第1状態へ変化させる。一方、照明制御部20は、第1状態で信号入力部40により指令信号が入力された場合には、照明器具21に対して第1状態を第2状態へ変化させる。
本実施の形態では、照明装置2が照明制御部20を具備する代わりに、人感センサ3が照明制御部20を具備してもよい。この場合、人感センサ3の照明制御部20は、人感センサ3における人の存否の検知状態に応じて、前述した制御信号を生成し、生成した制御信号を、該当する制御範囲5に含まれる照明装置2の照明器具21に対して送信する。
本実施の形態では、照明装置2が照明制御部20を具備する代わりに、他の装置が照明制御部20を具備してもよい。照明制御システム1は、この照明制御部20を具備する装置を照明装置2ごとに備えていてもよいし、人感センサ3ごと(即ち、制御範囲5ごと)に備えていてもよい。あるいは、照明制御システム1は、この照明制御部20を具備する装置を1つだけ備えていてもよいし、2つ以上備えていてもよい。例えば、照明制御システム1が、この照明制御部20を具備する装置を1つだけ備えている場合、当該装置は全ての人感センサ3における人の存否の検知状態を監視するとともに、それぞれの人感センサ3における人の存否の検知状態に応じて、全ての照明装置2のうち、該当する制御範囲5に含まれる照明装置2の照明器具21に対する照明制御を行うこととなる。
以下では、照明制御システム1の動作の例について説明する。
図3は、照明制御システム1の動作の例を示す図である。なお、従来技術と対比するため、従来の照明制御システム91の動作を図6に示す。
図3に示した例において、S1〜S4の4つの人感センサ3が設置されている。それぞれの人感検知エリア6には、照明制御システム1の構成要素として、人感センサ3のほかに、照明装置2が4つずつ、壁スイッチ4が1つずつ設置されている。S3の人感検知エリア6は作業者8の作業エリア9となっており、S1、S2、S4の人感検知エリア6は作業者8が作業しないエリアとなっている。作業者8は、4つの人感検知エリア6の外からS2の人感検知エリア6、S4の人感検知エリア6を順番に通過して、S3の人感検知エリア6、即ち、作業エリア9の中に移動して所定の作業を行うものとする。また、作業者8は、作業終了後に、作業エリア9からS4の人感検知エリア6、S2の人感検知エリア6を順番に通過して4つの人感検知エリア6の外へ移動するものとする。その過程で、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)の順番に状態が遷移するものとする。図6についても同様である。
図3(a)は、作業者8がS1〜S4の人感検知エリア6の中にいない状態を示したものである。この状態では、いずれの人感検知エリア6内の人感センサ3も人の不在を検知している。そのため、S1〜S4の人感検知エリア6内の照明装置2は全て消灯している(調光率が0%に設定されている)。図6(a)でも同様である。
図3(b)は、作業者8が作業エリア9でないS2、S4の人感検知エリア6に入り、S2、S4の人感検知エリア6を通過している状態を示したものである。この状態では、作業者8が通過した人感検知エリア6内の人感センサ3であるS2、S4は人の存在を検知するが、S2、S4の人感検知エリア6内の照明装置2は点灯せず、消灯したままである(調光率が0%に設定されたままである)。これに対し、図6(b)では、作業者98が通過した人感検知エリア96内の人感センサ93であるS2、S4が人の存在を検知したことを受け、S2、S4の人感検知エリア96内の照明装置92が点灯している(調光率が70%に設定されている)。
図3(c)は、作業者8が作業エリア9に入った状態を示したものである。この状態では、作業エリア9内の人感センサ3であるS3は人の存在を検知するが、作業エリア9内の照明装置2は点灯せず、消灯したままである(調光率が0%に設定されたままである)。これに対し、図6(c)では、作業エリア99内の人感センサ93であるS3が人の存在を検知したことを受け、作業エリア99内の照明装置92が点灯している(調光率が70%に設定されている)。また、作業者98が通過したS2、S4の人感検知エリア96においても、保持時間が経過するまで照明装置92が点灯し続けている(調光率が70%に設定されたままである)。
図3(d)は、作業者8が壁スイッチ4によって作業エリア9内の照明装置2を点灯させた状態を示したものである。この状態では、作業エリア9内の照明装置2のみが点灯している(調光率が70%に設定されている)。図6(d)でも、作業者98が通過した人感検知エリア96において保持時間が経過したとすれば、作業エリア99内の照明装置92のみが点灯している(調光率が70%に設定されている)。
図3(e)は、作業者8がS1〜S4の人感検知エリア6の外に出た状態を示したものである。作業エリア9では、保持時間が経過するまで照明装置2が点灯し続けている(調光率が70%に設定されたままである)。これに対し、図6(e)では、作業者98が再度通過した人感検知エリア96内の人感センサ93であるS4、S2が人の存在を検知したことを受け、S4、S2の人感検知エリア96内の照明装置92が点灯している(調光率が70%に設定されている)。また、作業エリア99では、保持時間が経過するまで照明装置92が点灯し続けている(調光率が70%に設定されたままである)。
図3(f)は、作業エリア9において保持時間が経過した状態を示したものである。作業エリア9内の照明装置2は消灯している(調光率が0%に設定されている)。図6(f)でも、作業エリア99、及び、作業者98が通過したS4、S2の人感検知エリア96において保持時間が経過したとすれば、S2〜S4の人感検知エリア96内の照明装置92は消灯している(調光率が0%に設定されている)。
以上のように、従来の照明制御システム91では、作業者98が作業エリア99に向かって移動する際、及び、作業エリア99から外に移動する際に、通過した人感検知エリア96内の人感センサ93が「在」検知することで、不要なエリア内の照明装置2が点灯する。そして、不要なエリア内の照明装置2は、保持時間が経過するまで点灯状態を持続するため、余分な電力を費やしてしまう。これに対し、本実施の形態では、照明制御システム1において、照明装置2は、人感センサ3の「在」検知では点灯せず、壁スイッチ4の押下のみで点灯する。このため、作業者8が単に通過する人感検知エリア6では照明装置2が点灯せず、実際に作業を行う作業エリア9のみで照明装置2が点灯することになり、省エネを図ることができる。また、照明装置2の点滅(ON/OFF)の回数を減らすことができるため、ランプ22の長寿命化も図ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図4は、本実施の形態に係る照明制御システム1の構成を示すブロック図である。
図1において、照明制御システム1は、ワイヤレスリモコン7を少なくとも1つ備える。その他の構成要素については、実施の形態1と同様である。
ワイヤレスリモコン7は、選択部70を具備する。選択部70は、照明装置2の照明制御部20において、第2状態で人感センサにて人の存在が検知された場合も第2状態を第1状態へ変化させるか否かを選択する。具体的には、選択部70は、ワイヤレスリモコン7が具備する操作ボタンなどにより、人感センサ3が人の存在を検知したときも照明装置2の照明器具21を制御しない第1モードと、人感センサ3が人の存在を検知したときには照明装置2の照明器具21を制御してランプ22を点灯させる第2モードとを人に任意に選択させ、どちらのモードが選択されたかを通知する信号を、照明装置2の照明制御部20に対して送信する。照明装置2の照明制御部20は、第2状態で人感センサにて人の存在が検知された場合、ワイヤレスリモコン7の選択部70による選択に基づいて照明器具21に対する照明制御を行う。例えば、照明制御部20は、ワイヤレスリモコン7の選択部70から、第1モードが選択されたことを通知する信号を受信していた場合、ランプ22が消灯している状態では、人感センサ3から受信した検知信号に関係なく、信号入力部40から指令信号を受信しない限り、照明器具21に対して、ランプ22を高輝度点灯させるように指令する制御信号を送信しない。一方、照明制御部20は、ワイヤレスリモコン7の選択部70から、第2モードが選択されたことを通知する信号を受信していた場合、ランプ22が消灯している状態で、人感センサ3から人の存在を検知したことを通知する検知信号を受信すると、信号入力部40から指令信号を受信していなくても、照明器具21に対して、ランプ22を高輝度点灯させるように指令する制御信号を送信する。
本実施の形態では、ワイヤレスリモコン7に代えて、パソコンなどとして実装される中央制御装置を使用してもよい。この場合、中央制御装置が選択部70を具備する。選択部70の動作は前述したものと同様であるが、具体的には、選択部70は、中央制御装置が具備するキーボードのキーやマウスのボタンなどにより、前述した第1モードと第2モードとを人に任意に選択させ、どちらのモードが選択されたかを通知する信号を、照明装置2の照明制御部20に対して送信する。ワイヤレスリモコン7を使用した場合にも、液晶画面などで人が選択したモードを表示することができるが、中央制御装置を使用した場合、より大きなモニタの画面で人が選択したモードを表示することができるため、人が選択したモードを容易に確認できるという利点がある。
このように、本実施の形態では、照明制御システム1は、人が通過するだけで実際には作業を行わない人感検知エリア6内の照明装置2を、人感センサ3の「在」検知では点灯させないように制御するものであるが、場合によっては、そのような人感検知エリア6内の照明装置2であっても、人感センサ3の「在」検知で点灯させたいことがあるため、2つのモードを任意に選択可能としている。2つのモードとは、照明装置2ごと、あるいは、人感検知エリア6ごと、あるいは、照明制御システム1全体で、人感センサ3の「在」検知を照明装置2に対する照明制御に利用するかどうかを決めるモードのことである。例えば、モードの設定手段として、ワイヤレスリモコン7や中央制御装置を用いることで、容易に設定が可能となり、常時設定されているモードを画面などでモニタすることができるため、利便性が向上する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
実施の形態1に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る照明制御システムの動作を示すタイムチャートである。 実施の形態1に係る照明制御システムの動作を示す図である。 実施の形態2に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。 従来の照明制御システムの動作を示すタイムチャートである。 従来の照明制御システムの動作を示す図である。
符号の説明
1 照明制御システム、2 照明装置、3 人感センサ、4 壁スイッチ、5 制御範囲、6 人感検知エリア、7 ワイヤレスリモコン、8 作業者、9 作業エリア、20 照明制御部、21 照明器具、22 ランプ、40 信号入力部、70 選択部、91 照明制御システム、92 照明装置、93 人感センサ、94 壁スイッチ、95 制御範囲、96 人感検知エリア、98 作業者、99 作業エリア。

Claims (6)

  1. 人感センサにおける人の存否の検知状態に応じて、光源が取り付けられる照明器具に対する照明制御を行う照明制御システムであって、
    光源が点灯している第1状態で人感センサにて人の存在が検知された場合、照明器具に対して第1状態を保持させ、第1状態で人感センサにて人の不在が検知された場合、照明器具に対して第1状態を光源の輝度が第1状態より低い第2状態へ変化させ、第2状態で人感センサにて人の存在が検知された場合、及び、第2状態で人感センサにて人の不在が検知された場合、照明器具に対して第2状態を保持させる照明制御部を備えることを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記照明制御部は、第1状態で人感センサにて人の不在が検知された場合、予め設定された保持時間の経過後に、照明器具に対して第1状態を第2状態へ変化させることを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記照明制御システムは、さらに、
    第2状態を第1状態へ変化させるように指令する指令信号を入力する信号入力部を備え、
    前記照明制御部は、第2状態で前記信号入力部により指令信号が入力された場合のみ、照明器具に対して第2状態を第1状態へ変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明制御システム。
  4. 前記信号入力部は、壁スイッチ又はワイヤレスリモコンにより操作されることを特徴とする請求項3に記載の照明制御システム。
  5. 前記照明制御システムは、さらに、
    第2状態で人感センサにて人の存在が検知された場合に第2状態を第1状態へ変化させるか否かを選択する選択部を備え、
    前記照明制御部は、第2状態で人感センサにて人の存在が検知された場合、前記選択部による選択に基づいて照明器具に対する照明制御を行うことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の照明制御システム。
  6. 前記選択部は、ワイヤレスリモコン又は中央制御装置に具備されることを特徴とする請求項5に記載の照明制御システム。
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