JPH01277090A - 静止画テレビ電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は静止画テレビ電話装置、特に、公衆電話回線
を介して伝送された画像またはテレビカメラで撮影され
た画像をモニタテレビに表示するテレビ電話装置に関す
るものである。

［従来の技術］ 第２図は従来のテレビ電話装置の概要を示すブロック図
であり、第２図において、（１）は装置本体、（２）は
装置本体（１）と公衆電話回線（３）との接続を制御す
る回線制御回路１．（４）は回線制御回路（２）に接続
された受信制御回路、（５）は撮影画像を電気信号に変
換して出力するテレビカメラ、（６）は画像メモリであ
り、この画像メモリ（６）の入力側には受信制御口、路
（４）とテレビカメラ（５）のそれぞれの出力側が接続
され該画像メモリの出力側にはモニタテレビ（７）と送
信制御回路（８）が接続されている。（９）はメモリ制
御回路であり、このメモリ制御回路（９）は描画制御回
路（１０）と表示制御回路（１１）を介して画像メモリ
（６）に接続されている。

次に動作について説明する。

音声による通話は不図示の電話機から回線制御回路（２
）を経て公衆電話回線（３）に送出される。また、通話
相手からの音声信号は−１−記信号経路と逆の経路を経
て電話機で聴取される。

一方、画像信号を送信する場合は通信相手が同一データ
形式のテレビ電話機であるかを確認するための照合コー
ドの送出を行い、相手からの照合コードの返送を確認す
る。この間にテレビカメラ（５）でとらえた画像は量子
化されて画像メモリ（６）に格納された後、描画制御回
路（１０）の制御信号で逐次読み出され、モニタテレビ
（７）に導出表示されるともに送信制御回路（８）、回
線制御回路（２）を介して公衆電話回線（３）に出力さ
れる。

また、通信相手から照合コードまたは画像信号の入力が
あると、回線制御回路（２）、受信制御回路（４）を介
して画像メモリ（６）へ受信画像を格納した後、この画
像メモリ（６）から逐次読み出してモニタテレビ（７）
に表示する。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の静止画テレビ電話装置は以」−のように構成され
ているので、公衆電話回線を通じて伝送された受信画像
またはテレビカメラで撮影した撮影画像しかモニタテレ
ビに表示することができず、その用途が限られていると
いう問題点があった。

この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
であり、留守中における来訪者画像を録画しその後に再
生表示することができる静止画テレビ電話装置を得るこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るテレビ電話装置は、来訪者を撮影し撮影
画像を電気信号に返送して出力するよううに建物の出入
口付近に設けたドアホンカメラと、前記ドアホンカメラ
の撮影画像を前記画像メ干りに記憶すべきことを指示す
る描画トリガを前記メモリ制御回路に供給するブザーと
、前記画像メモリに記憶された前記ドアホンカメラの撮
影画像を読み出して前記モニタテレビに表示すべきこと
を指示する表示要求信号を前記メモリ制御回路に供給す
る表示要求手段を具備したものである。

［作用］ この発明にお１する静止画テレビ電話装置は、通常のテ
レビ電話装置としての作用の他、来訪者が建物の出入口
付近に立ってブザーを押すと、その来訪者の撮影画像を
画像メモリに書き込み、事後、その画像メモリから来訪
者の撮影画像を読み出してモニタテレビに表示すること
ができるようにしたことにより、静止画テレビ電話装置
の利用範囲を他の用途にも拡大することを可能とする。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を前記第２図と同一部分に同一
符号を付した第１図について説明する。

第１図において、（１２）は建造物の出入口付近に設け
たドアホンカメラであり、このドアホンカメラ（１２）
の出力側は画像メモリ（６）に接続されている。（１３
）は出入口に設けたブザーであり、このブザー（１３）
はメモリ制御回路（９）に接続されている。（１４）は
メモリ制御回路（９）に接続された表示要求手段で、（
１５）、（１６）、（１７）は受信制御回路（４）、テ
レビカメラ（５）、ドアホンカメラ（１２）の出力路に
それぞれ設けられた信号規制回路で、例えば回路（１５
）、（１７）、（１６）の順に優先順位が決められてい
る。

（１８）はランプであり、描画トリガの人力が、あった
場合に点灯し、表示要求手段（１４）が操作されたこと
又は消灯の指示があるまで点灯し続ける。

次に動作について説明する。静止画テレビ電話装置とし
ての音声信号及び画像信号の送受信動作は前記第２図に
示す従来装置と全く同じであるからその説明を省略する
。

一方、留守中に来訪者があって、その来訪者が出入口に
立ってブザー（１３）を押したとき、ドアホンカメラ（
１２）で撮影された来訪者の撮影画像が、ブザー信号を
受けたメモリ制御回路（９）の働きによって画像メモリ
（６）に書き込まれる。

すなわち、メモリ制御回路（９）は描画制御回路（１０
）によって信号規制回路（１７）を介してドアホンカメ
ラ（１２）によって得られた画像を画像メモリに書込む
。また、ブザー（１３）からの描画トリガによってラン
プ（１８）が点灯する。

従って、帰宅後、ランプ（１８）の点灯によって果報者
の撮影が行なわれたことを知り、表示要求手段（１４）
を操作すると、この表示要求手段からの操作指令は、メ
モリ制御回路（９）を介し表示制御回路（１１）に伝達
される。そして、この表示制御回路は、画像メモリ（６
）に書込まれた果報者の撮影画像を読み出し、これをモ
ニタテレビ（７）に表示する。従って、果報者が誰であ
るかを知ることができる。

なお、信号規制手段（１５）、（１６）、（１７）はそ
の優先順位が予め定められているので、これらの信号が
競合した場合にも問題がない。また、画像メモリ（６）
に果報者用の領域を複数設けておき、表示要求手段（１
４）の要求によって順次この表示を行えるようにすれば
、複数の果報者の撮影画像を再生することもできる。

さらに、撮影画像を複数画像メモリ（６）に記憶できる
ようにした場合には、ブザー（１３）からの描画トリガ
が所定時間内に続けて人力されたときに、２回目以降の
入力を無視するように構成すると良い。この構成によっ
て、同一人の画像が続けて記憶されるのを防止すること
ができる。

［発明の効果］ ゛以上のようにこの発明によれば、ドアホンカメラで撮
影した来訪者の撮影画像を、テレビ電話装置の画像メモ
リに記憶し、任意に読み出してモニタテレビに表示する
ように構成したので、静止画テレビ電話装置の構成部材
を有効に適用して、その利用範囲を簡単かつ容易に拡大
することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるテレビ電話装置の概
要を示すブロック図、第２図は従来のテレビ電話装置の
概要を示すブロック図である。 図において、（３）は公衆電話回線、（４）は受信制御
回路、（５）はテレビカメラ、（６）は画像メモリ、（
７）はモニタテレビ、（８）は送受信制御回路、（９）
はメモリ制御回路、（１２）はドアホンカメラ、（１３
）はブザー、（１４）は表示要求手段である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （他　２名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 撮影画像を電気信号に変換して出力するテレビカメラと
   、 前記撮影画像および公衆電話回線を介して受信した受信
   画像を記憶する画像メモリと、 前記画像メモリに記憶された画像を読み出してモニタテ
   レビに表示するとともに前記公衆電話回線に送出するメ
   モリ制御回路を有する静止画テレビ電話装置において、 来訪者を撮影し該撮影画像を電気信号に変換して出力す
   るように建物の出入口付近に設けたドアホンカメラと、 前記ドアホンカメラの撮影画像を前記画像メモリに記憶
   すべきことを指示する描画トリガを前記メモリ制御回路
   に供給するブザーと、 前記画像メモリに記憶された前記ドアホンカメラの撮影
   画像を読み出して前記モニタテレビに表示すべきことを
   指示する表示要求信号を前記メモリ制御回路に供給する
   表示要求手段を有し、留守中における来訪者の撮影画像
   を記憶し、任意に読み出して表示することを特徴とする
   静止画テレビ電話装置。