JP2006114957A - 撮影機能付き携帯装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影機能付き携帯装置の撮影機能を有効に利用して、アラームの効果が確実となるまではアラームが停止しないようにする。
【解決手段】タイマ部15に設定された時刻の到来によりアラーム発生部16からアラームが発生する。このとき、アラーム停止撮影条件メッセージ出力部17からアラーム停止撮影条件がユーザにメッセージ出力される。ユーザは撮像部11で当該撮影条件に従った撮影を行うと、評価値生成部12からその撮影により得られた画像データに基づいて評価値が生成される。この評価値は比較部13で閾値と比較され、評価値が閾値以上となったとき、アラーム発生部16に停止の指示が出力される。
【選択図】図2

Description

本発明は、アラーム機能および撮影機能を備えた携帯装置およびその上で動作するコンピュータプログラムに関する。
携帯電話機のような携帯装置には、一般に、目覚まし等のために、設定した時刻にアラーム音などのアラームを発生するアラーム機能が標準的に付属している。ユーザがアラームを発生させたい時刻を設定して、アラーム機能をオンにすると、その時刻の到来時にアラーム音が所定の時間継続して発生する。通常、このアラーム音を当該所定の時間の経過前に停止させるには、携帯装置のいずれかのボタンを押下する。
特許文献1には、アラームの時刻設定および事前設定解除をアラーム設定者本人のみが行えるように、指紋センサを用いて、予め登録された本人の指紋と必要時に読み取られた指紋とを比較し、両者が一致したとき当該設定および解除を可能とする目覚まし時計が開示されている。
特開2002−250785号
ところで、例えば、目覚ましとしてアラームを設定している場合、ボタン押下で簡単にアラーム解除できると、ユーザは十分に覚醒する前に無意識にアラームを解除し、その後再度寝入ってしまうような場合がある。このような場合、折角のアラーム設定が無意味となってしまう。
上記特許文献1に記載の技術は、予め登録した本人以外のユーザがアラームの設定や解除を行えないようにすることを主眼とするものであり、アラームの効果が確実となるまではアラームが停止しないようにするものではない。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、撮影機能付き携帯装置の撮影機能を有効に利用して、アラームの効果が確実となるまではアラームが停止しないようにすることができる撮影機能付き携帯装置およびその上で動作するコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明による撮影機能付き携帯装置は、予めアラームを発生させる時刻を設定するタイマ手段と、前記タイマ手段からの指示に応じてアラームを発生するアラーム発生手段と、デジタル撮像手段と、前記デジタル撮像手段で得られた画像データに基づいて評価値を生成する評価値生成手段と、アラームの発生後に、前記評価値生成手段により生成された評価値を所定の閾値と比較し、前記評価値が閾値以上となったとき前記アラーム発生手段のアラームを停止させる比較手段とを備えたことを特徴とする。
この構成では、タイマ手段に設定された時刻にアラーム発生手段からアラームが発生する。このアラームの発生時に携帯装置のユーザは、デジタル撮像手段で所定の被写体を撮影する。この撮影により得られた画像データに基づいて評価値生成手段により評価値が生成される。比較手段によりこの評価値が所定の閾値と比較され、評価値が閾値以上となったとき、アラームを停止させる。すなわち、撮影された被写体等の条件が所定の撮影条件を満たしたとき、アラームが停止する。その結果、ユーザはアラームを停止させるために、当該所定の撮影条件を満足するための撮影操作を行う必要があり、その過程で十分なアラームの効果(例えば目覚ましを目的とするアラーム時の十分な覚醒)が発揮される。
アラームを停止させるための前記デジタル撮像手段による撮影の条件をユーザに知らしめるメッセージ出力手段を備えてもよい。ユーザはアラーム発生時にアラームを停止させるためにそのメッセージを確認する必要がある。例えば、メッセージ出力が表示により行われる場合、ユーザは目を開けてそのメッセージを確認する必要がある。これはユーザが撮影条件を知らないときに、あるいは、後述するようにアラームの発生の度に使用すべき撮影の条件が切り替えられる場合に特に有効である。
発生したアラームを停止させるためのキーの操作を無効化するキーロック手段を備えてもよい。これにより、撮影によらずにアラームが容易に停止されることが防止される。
前記キーロック手段は、アラームの発生後、所定の時間の経過後に前記キーの操作の無効化を解除するようにしてもよい。これにより、撮影による停止ができない場合に手動によるアラーム停止が可能となる。
前記撮影の条件が複数用意され、ユーザの選択に供せられるようにしてもよい。これにより、個々のユーザにあった撮影の条件を設定できる。
あるいは複数の条件の中から、アラームの発生の度に使用すべき撮影の条件が切り替えられるようにしてもよい。これにより、ユーザが毎回同じ撮影条件に慣れてしまうことが防止される。
本発明によるコンピュータプログラムとしても把握される。すなわち、このコンピュータプログラムは、撮影機能付き携帯装置において実行されるコンピュータプログラムであって、アラームの発生時に撮影機能を起動するステップと、得られた画像データに基づいて評価値を生成するステップと、生成された評価値を所定の閾値と比較するステップと、前記評価値が閾値以上となったときアラームを停止させるとともに撮影機能を停止させるステップとを実行する。
本発明によれば、アラーム停止の条件として、ユーザが所定の撮影条件での撮影操作を行うことを要求することにより、アラームの効果が確実となるまではアラームが停止しないようにすることができる。例えば、目覚ましを目的とするアラームの場合、アラーム停止のための撮影の過程で十分に覚醒することが期待される。また、現在、撮影機能付き携帯装置は広く普及しており、その撮影機能を有効に利用して、本発明を容易に実現することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1に本発明が適用される撮影機能付き携帯装置100(ここでは携帯電話機)のハードウェア構成例を示す。撮影機能付き携帯装置100は、制御部102、通信回路103、表示部104、操作部105、メモリ106、画像処理部107および時計部108を有し、これらの各部は制御ライン150で相互に接続されている。制御ライン150は、制御部102からの制御信号など、制御データを転送する伝送ラインである。また、スピーカ111、マイク112および撮像制御部113はデータライン160を介して相互に接続されている。データライン160には、通信回路103、表示部104も接続されている。データライン160は、音声データなどデータを転送する伝送ラインである。
制御部102は、CPU等を含み、プログラム制御により装置各部を制御する。通信回路103は、アンテナ101に接続され、このアンテナ101を介して基地局(図示せず)に接続され、通話およびデータ通信のための電波による無線通信を行う。表示部104は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスにより構成され、テキストや画像等、視覚的な情報をユーザに提供する。操作部105は、テンキーを始め、通話キー、電源キー、クリアキー等、各種の操作キー、ジョグダイヤル等を含み、装置に対するユーザの操作を受け付ける。メモリ106は、制御部102で実行される制御プログラムの記憶領域、後述する画像データ、評価値、閾値等を含む各種データの記憶領域、作業領域等を提供する記憶部である。メモリ106の少なくとも一部は電源オフ時にも記憶内容を保持する不揮発性メモリを含む。この不揮発性メモリの少なくとも一部はユーザデータ等(撮影画像データ、メールデータ等を含む)を不揮発的に保持する再書き込み可能な不揮発性メモリを含む。画像処理部107は、カメラ114で撮影された画像を処理する機能部であり、本発明における評価値の生成も行う。時計部108は、装置内の基準クロック(図示せず)を基に日時情報を生成する機能部であり、本実施の形態におけるアラームのためのタイマ機能も提供する。
スピーカ111はユーザに対して通話時の音声出力、着信音や着信メロディおよび音声メッセージの放音を行う機能部であり、通常、通話時音声出力と着信音等の出力とには別々の音声出力デバイスが設けられる。マイク112は音声通話等のためのユーザの発声した音声を電気信号に変換する機能部である。撮像制御部113は、制御部102の制御下で、CCD等の撮像素子を有するカメラ114を制御する。カメラ114は、撮像制御部113の制御下で、入力された光学像をデジタル画像信号に変換して撮像制御部113へ出力する。
図2は、本実施の形態における図1の携帯装置100の機能ブロック図である。
本実施の形態において、撮像部(デジタル撮像手段)11は図1のカメラ114および撮像制御部113に相当し、撮影画像データを生成する。評価値生成部12は図1の画像処理部107に相当し、撮影条件に応じた評価値を生成する。撮影条件および評価値については後述する。閾値記憶部14は、図1のメモリ106に相当し、その評価値の撮影条件に対応して予め記憶された閾値を記憶する。比較部13は、図1の制御部102に相当し、評価値生成部12で生成された評価値と閾値記憶部14の閾値とを比較し、評価値が閾値以上となったとき後述するアラーム発生部16に対して停止信号を出力する。タイマ部15は、図1の時計部108に相当し、アラームの設定時刻(または日時)に対して計時を行い、設定時刻の到来時に起動信号を出力する。アラーム発生部16は、例えば図1の制御部102およびスピーカ111に相当し、設定された時間の間、タイマ部15からの起動信号に応じてアラーム(この例ではアラーム音)を発生する。タイマ部15の起動信号はCPUへの割込み信号として利用し、CPUからアラーム発生部16を起動するようにしてもよい。アラーム停止撮影条件メッセージ出力部17は、制御部102および表示部104に相当し、アラームを停止するための撮影条件をユーザに知らしめるためのメッセージを表示する。表示に代えて、または表示に加えて、アラーム音として当該メッセージを音声出力することも可能である。なお、アラーム停止撮影条件が固定的に定まっている場合には、メッセージの出力は必ずしも必要ではない。
ここで、本実施の形態における撮影条件および評価値について説明する。アラームの停止のためにユーザに要求される撮影条件としては、次のようなものが挙げられる。
(1)特定の形状を含む被写体を撮影すること
特定の形状とは、例えば、テレビ画面のような四角の形状、時計の輪郭の丸い形状、等である。撮影画像データの画像処理により、目的の形状との類似度を求め、これを評価値とすることができる。このような画像処理は既存の技術を用いて実現可能である。
(2)特定の色を主体とする被写体を撮影すること
特定の色を主体とする被写体とは、撮影領域の大部分が予め定めた特定の色(例えば、赤、青等)となるような被写体(例えば衣服やカーテン等)である。例えば、全撮影領域に対する特定の色の存在する領域の比率を評価値とすることができる。この撮影条件を用いる場合、ユーザは予めそのような被写体が身近にあることを確認しておく必要がある。
(3)所定の明るさ以上の被写体を撮影すること
所定の明るさとは、例えば室内の電灯などの照明器具を点灯させることにより被写体の明るさ(照度)を所定レベル以上に上げた状態を示す。評価値は撮影された被写体の撮影画像の平均的な明るさに基づいて生成することができる。すなわち、ストロボ発光を行わない場合に撮影画像の平均的な輝度値に基づいて判断することができる。カメラが自動ストロボ発光モードに設定されている場合、ストロボ発光を行うか否かの判断結果を用いて被写体の明るさを判断することもできる。
(4)予め登録された基準となる被写体を撮影すること
ユーザ本人の目を開いた顔を撮影してその撮影画像を登録しておき、アラーム停止時に、同じくユーザ本人の目を開いた顔を撮影することを条件とするものである。評価値としては登録画像と撮影画像の類似度を画像処理により求める。このような画像処理は既存の技術を用いて実現可能である。
上記撮影条件に応じて、適切な閾値を設定し、閾値記憶部14に記憶しておく。採用する撮影条件は、いずれか単一であってもよいし、複数の撮影条件の中からユーザに選択させるようにしてもよい。あるいは、後述するように、携帯装置が複数の撮影条件の中からのその都度ランダムに選択するようにしてもよい。
図3は、本実施の形態におけるアラーム時処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理の全部または主要部は制御部102の制御プログラムとして、携帯装置内に、装置出荷時に予めインストールされるか、または、事後的にユーザの指示に応じてアプリケーションプログラムとして追加インストールされる。
このアラーム時処理は、ユーザによりタイマ部15(図2)に設定された時刻の到来時に起動される。まず、アラーム発生部16によりアラーム音等のアラームの起動が行われる(S11)。次いで、アラーム停止のためにユーザが操作するキーの操作を無効化するキーロックを行う(S12)。これにより、ユーザが当該キーを操作してもアラームは停止しなくなる。そこで、アラーム停止撮影条件をメッセージ出力する(S13)。表示によるメッセージ出力の場合、例えば、図4に例示するようなメッセージの表示を行う。それぞれ、図4(a)の例は「目を開いた顔を撮影して下さい。」、図4(b)の例は「点灯した照明を撮影して下さい。」、図4(c)の例は「青色の物を撮影して下さい。」というメッセージを表示している。
その後、カメラを起動し(S14)、カメラ撮影を可能とする。カメラ起動後に所定の時間(タイムアウト時間)が経過した場合(S15,Yes)、後述するステップS22へ移行し、直ちにアラームを停止し(S22)、カメラも停止する(S23)。この「タイムアウト」はユーザが不在のときなどにアラームの発生を自動的に停止させるためのものである。具体的には、タイムアウト時間は、その経過時点でユーザが十分に覚醒していると考えられる比較的長い時間(例えば10分)であり、予め定められた固定値であってもよいし、ユーザが可変設定できるようにしてもよい。
ステップS15でタイムアウトでなければ、カメラから入力画像をキャプチャーする(S16)。すなわち、被写体のデジタル画像データをメモリに取り込む。この処理は、ユーザによるシャッタボタンの押下に応じて行う。あるいは、連続的に取り込まれる画像の1フレームを抽出するようにしてもよい。キャプチャーされた入力画像は評価値生成部12により処理され、画像評価値が生成される(S17)。比較部13はこの評価値を閾値と比較して、評価値が閾値以上であると判断されたとき(S18、Yes)、ステップS19へ進む。そうでなければ、ステップS13へ戻り、タイムアウトとなるまで、または、評価値が閾値以上となるまで、メッセージ出力とカメラ撮影および評価値生成、比較の処理を繰り返す。なお、カメラ撮影のモニタ表示とステップS13のメッセージ出力に同一の表示部104を共用するために両表示を交互に行うものとしたが、メッセージ出力をモニタ表示に重ね合わせるいわゆるスーパーインポーズ処理を行ったり、メッセージ出力を音声で行うような場合には、カメラのモニタ表示を連続的に行うことができる。メッセージ出力を音声で行う場合は、その音声メッセージ自体をアラーム音の代わりに用いることができる。
評価値が閾値以上となった後、キーロックを解除し(S19)、アラームを停止する(S20)。さらに、カメラも停止させる(S21)。
図3の処理により、アラーム発生からタイムアウト時間が経過するまでの間にアラームを停止させるためにはユーザは、メッセージ出力で指定されたアラーム停止撮影条件でのカメラ撮影を行う必要がある。すなわち、その操作を首尾よく行うためにはユーザは目を開けてある程度の集中力を持って撮影操作を行わなければならない。したがって、その操作によりアラームが停止した時点では十分な覚醒が行われていることが期待される。
図5に、図3の処理の変形例を表すフローチャートを示す。図5において、図3の処理と同様のステップには同じ参照符号を付し、重複した説明は省略する。図4の処理では、比較的長いタイムアウト時間が経過するまでは所定のカメラ撮影を行わなければアラームの停止が行えなかった。図5の例では、タイムアウト時間が経過したら(S15,Yes)、キーロックを解除し(S22)、アラーム停止のためのキー入力があったとき(S23、Yes)、直ちにアラームを停止し(S20)、カメラも停止する(S21)。これによりタイムアウト時間の経過後はユーザが手動でアラームを停止させることができるようになる。
なお、特に図示しないが、図5のステップS15におけるタイムアウト時間(第1のタイムアウト時間)よりさらに長い第2のタイムアウト時間を並行して設定し、第1のタイムアウト時間の経過後にアラームが停止しないまま第2のタイムアウト時間が経過したとき、アラームを自動停止するようにすることも可能である。
次に図6に、本発明の他の実施の形態の機能ブロック図を示す。携帯装置100のハードウェア構成は第1の実施の形態と同じく図1に示したとおりである。図2に示したと同様の構成要素には同じ参照符号を付し、重複した説明は省略する。第1の実施の形態では常に同じアラーム停止撮影条件を用いた場合、ユーザはアラーム停止のために毎回同じ撮影を行うことになり、慣れが生じ、覚醒の効果が薄れてくる可能性がある。
そこで、図6の構成では、アラーム停止撮影条件ランダム決定部18を設けている。このアラーム停止撮影条件ランダム決定部18は、予め用意された複数のアラーム停止撮影条件のうちから一つの撮影条件を、携帯装置100がその都度ランダムに選択する。閾値記憶部14aは、複数のアラーム停止撮影条件のそれぞれに対応する閾値を記憶しており、アラーム停止撮影条件ランダム決定部18から指示された撮影条件に応じた閾値を選択して比較部13へ出力する。アラーム停止撮影条件メッセージ出力部17は、当該選択された撮影条件での撮影を指示するメッセージを出力する。
図7に、図6の実施の形態のアラーム時処理のフローチャートを示す。この処理は図5の処理に類似しており、図5と同じ処理ステップには同じ参照符号を付してある。
図7の処理は、図5のステップS12とステップS13の間にステップS31〜S33を挿入したものである。すなわち、ステップS31において、ランダムモードか否かをチェックする。ランダムモードか否かはユーザによる初期設定により決まる。ランダムモードでなければ、予め定められた(またはユーザが選択した)アラーム停止撮影条件を選択する(S33)。ランダムモードの場合には、アラーム静止撮影条件をランダムに決定する(S32)。このようにして選択または決定されたアラーム停止撮影条件に基づいて、後続のステップS13以降の処理へ移行する。この処理は上述したとおりなので、説明を省略する。ステップS13以降の処理は図5の処理ではなく図3の処理であってもよい。
図6の実施の形態によれば、アラーム発生の度にその停止に必要とされるアラーム停止撮影条件がランダムに変わるので、ユーザはアラーム停止のためにその都度、アラーム停止撮影条件メッセージの内容を確認して、それに応じた撮影を行う必要が生じる。その結果、ユーザを十分に覚醒させる効果が長期間にわたって持続すると考えられる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。例えば、図3の実施の形態では単一のアラーム停止撮影条件を用いることを想定したが、装置内に複数用意し、ユーザが任意の撮影条件を選択できるようにしてもよい。また、図6の実施の形態では複数用意されたアラーム停止撮影条件をランダムに切り替えることとしたが、予め定めた順番に切り替える構成でも相応の効果が期待される。
本発明が適用される撮影機能付き携帯装置(ここでは携帯電話機)のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における図1の携帯装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるアラーム時処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における停止撮影条件のメッセージの表示例を示す図である。 図3の処理の変形例を表すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態の機能ブロック図である。 図6の実施の形態のアラーム時処理のフローチャートである。
符号の説明
11…撮像部、12…評価値生成部、13…比較部、14…閾値記憶部、14a…閾値記憶部、15…タイマ部、16…アラーム発生部、17…アラーム停止撮影条件メッセージ出力部、18…アラーム停止撮影条件ランダム決定部、100…携帯装置、101…アンテナ、102…制御部、103…通信回路、104…表示部、105…操作部、106…メモリ、107…画像処理部、108…時計部、111…スピーカ、112…マイク、113…撮像制御部、114…カメラ、150…制御ライン、160…データライン

Claims (12)

  1. 予めアラームを発生させる時刻を設定するタイマ手段と、
    前記タイマ手段からの指示に応じてアラームを発生するアラーム発生手段と、
    デジタル撮像手段と、
    前記デジタル撮像手段で得られた画像データに基づいて評価値を生成する評価値生成手段と、
    アラームの発生後に、前記評価値生成手段により生成された評価値を所定の閾値と比較し、前記評価値が閾値以上となったとき前記アラーム発生手段のアラームを停止させる比較手段と
    を備えたことを特徴とする撮影機能付き携帯装置。
  2. アラームを停止させるための前記デジタル撮像手段による撮影の条件をユーザに知らしめるメッセージ出力手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮影機能付き携帯装置。
  3. 発生したアラームを停止させるためのキーの操作を無効化するキーロック手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮影機能付き携帯装置。
  4. 前記キーロック手段は、アラームの発生後、所定の時間の経過後に前記キーの操作の無効化を解除することを特徴とする請求項3記載の撮影機能付き携帯装置。
  5. 前記撮影の条件が複数用意され、ユーザの選択に供せられることを特徴とする請求項2記載の撮影機能付き携帯装置。
  6. 前記撮影の条件が複数用意され、アラームの発生の度に、使用すべき撮影の条件が切り替えられることを特徴とする請求項2記載の撮影機能付き携帯装置。
  7. 撮影機能付き携帯装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
    アラームの発生時に撮影機能を起動するステップと、
    得られた画像データに基づいて評価値を生成するステップと、
    生成された評価値を所定の閾値と比較するステップと、
    前記評価値が閾値以上となったときアラームを停止させるとともに撮影機能を停止させるステップと
    を実行するコンピュータプログラム。
  8. アラームを停止させるための撮影の条件をユーザに知らしめるメッセージを出力するステップを備えたことを特徴とする請求項7記載のコンピュータプログラム。
  9. 発生したアラームを停止させるためのキーの操作を無効化するステップを備えたことを特徴とする請求項7記載のコンピュータプログラム。
  10. アラームの発生後、所定の時間の経過後に前記キーの操作の無効化を解除するステップを備えたことを特徴とする請求項9記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記撮影の条件を複数用意し、ユーザの選択に供するステップを備えたことを特徴とする請求項8記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記撮影の条件を複数用意し、アラームの発生の度に、使用すべき撮影の条件を切り替えるステップを備えたことを特徴とする請求項8記載のコンピュータプログラム。
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