JP2005057416A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents
撮像装置及び撮像方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005057416A JP2005057416A JP2003284816A JP2003284816A JP2005057416A JP 2005057416 A JP2005057416 A JP 2005057416A JP 2003284816 A JP2003284816 A JP 2003284816A JP 2003284816 A JP2003284816 A JP 2003284816A JP 2005057416 A JP2005057416 A JP 2005057416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subject
- photographing
- video
- unit
- permission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】被写体又は被写体周辺の許可無しに撮影できない撮像装置及び方法を提供する。
【解決手段】被写体又は被写体周辺からの情報を撮像部1、又は、音声入力部2より入力し、その入力した情報が、例えば、Vサインをした映像とか、OKのしぐさをした映像、その他予め登録された人物の顔、文字、絵、標識などの所定の映像、或いは、撮影者において、例えば、「はい、チーズ。」と音声を発した状態で、被写体が、例えば「チーズ。」というような所定の音声入力であったときに、撮影許可を与え、シャッター操作を有効にし、撮影された映像を記憶部5に記憶できるようにする。これにより、被写体又は被写体周辺からの情報に基づいて撮影許可を得ない限り、被写体の映像を記憶部5に記憶できないことになり、被写体に無断で被写体の映像を記憶することができなくなる。
【選択図】図1
【解決手段】被写体又は被写体周辺からの情報を撮像部1、又は、音声入力部2より入力し、その入力した情報が、例えば、Vサインをした映像とか、OKのしぐさをした映像、その他予め登録された人物の顔、文字、絵、標識などの所定の映像、或いは、撮影者において、例えば、「はい、チーズ。」と音声を発した状態で、被写体が、例えば「チーズ。」というような所定の音声入力であったときに、撮影許可を与え、シャッター操作を有効にし、撮影された映像を記憶部5に記憶できるようにする。これにより、被写体又は被写体周辺からの情報に基づいて撮影許可を得ない限り、被写体の映像を記憶部5に記憶できないことになり、被写体に無断で被写体の映像を記憶することができなくなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルカメラやビデオカメラ、カメラ付きの携帯電話機などの撮像装置及び撮像方法に関する。
近年、デジタルカメラやデジタルカメラ付きの携帯電話機などの撮像装置が非常に普及している。これらの装置では、被写体を撮影する場合、カメラを被写体の方向に向け、被写体をカメラの裏側に設けた液晶表示器などで表示し、その状態でシャッターを切るという操作が可能なように構成されており、したがって、被写体側から見てもその被写体が撮影されているのかどうか非常に見分け難いという問題がある。
そのため、従来、これらの装置では、被写体を撮影するときに、被写体側から見ても被写体が撮影される状態にあるのかどうか見分けられるように、これらの機器の被写体側から見える位置に、これらの機器が撮影モードになったことを表示する表示器を取り付けたものも多く存在している。しかしながら、このように表示器を取り付けても、表示器を見ていない限り、盗撮を防止することができず、依然として、プライバシーを侵害される可能性が非常に高いという問題を有している。
一方、このようなことから、カメラ自体に傾きを検出する傾き検出手段を設け、カメラが不自然な傾きをした場合には、シャッターを切れないようにする、或いは、警報を発して不自然な傾きで撮影が行われようとしていることを周囲に知らせ、実質的に盗撮できないようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、盗撮されては困るものに別に盗撮防止情報発生装置を付属させておき、盗撮防止情報発生装置より発生される盗撮防止情報を検出した場合には、シャッターを切れないようにする、或いは、シャッターを切ってもそれを無効にするなどして盗撮できないようにしたもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開2002―290818号公報(第3―4頁、第4図)
特開2001―169175号公報(第6―7頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載されたものは、カメラ自体が不自然な方向を向いていたときにのみ撮影を禁止するというものであり、自然な方向で極く普通に撮影される場合には、それを禁止することができないという問題があり、また、特許文献2に記載されたものでは、特別に盗撮防止情報発生装置を保持していなければならないという問題があり、いずれも、電車内などで、知らないうちに撮影されているのを完全に防止することができないものである。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、被写体側の了解を得て初めて撮影が可能な撮像装置及び方法を提供するものである。
本発明の撮像装置は、被写体又は被写体周辺からの情報を基に撮影許可を与える撮影許可手段と、撮影許可手段が撮影を許可した場合に撮影された映像を記憶する映像記憶手段とを備えた構成を有している。この構成により、被写体又は被写体周辺からの情報に基づいて撮影許可を取得しない限り、撮影された映像といえども、それを記憶することができないため、被写体に無断で被写体の映像を記憶に留めるということができず、結局盗撮で
きないという作用を有する。
きないという作用を有する。
また、本発明の撮像装置は、撮影許可手段が被写体又は被写体周辺からの所定の音声入力によって撮影許可を与える手段である構成を有している。この構成により、被写体又は被写体周辺から予め定めた所定の音声、例えば、被写体の「チーズ。」といった声や、美術館の展示部屋で、「この部屋の展示物は撮影可能です」といった、入力がない限り、撮影された映像を記憶することができないという作用を有する。
また、本発明の撮像装置は、撮影許可手段が撮影者及び被写体からの所定の音声入力によって撮影許可を与える手段である構成を有している。この構成により、撮影者が予め定めた所定の撮影予告のための音声を発し、被写体がそれに応えて予め定めた所定の音声を発したときなど、撮影者、被写体が共に、それぞれ予め定めた所定の音声を発したときのみ撮影許可を与えるようにすることができ、周囲に居る他人がたまたま所定の音声を発しても、それに影響されず正確に撮影許可を得ることができるという作用を有する。
また、本発明の撮像装置は、撮影許可手段が被写体又は被写体周辺の所定の映像によって撮影許可を与える手段である構成を有している。この構成により、被写体の予め定めた所定の映像、例えば、Vサインをした映像とか、OKのしぐさをした映像、その他予め登録された人物の顔、文字、絵、美術館の展示部屋で、「この部屋の展示物は撮影可能です」といった標識などの映像を検出したときのみ、撮影許可を与えることができ、このような映像を検出しない場合は、一切撮影できないという作用を有する。
また、本発明の撮像装置は、撮影許可手段が、被写体又は被写体周辺からの所定の音声入力によって撮影許可を与える手段と、被写体又は被写体周辺の所定の映像によって撮影許可を与える手段とを共に備えた構成を有している。この構成により、被写体又は被写体周辺からの所定の音声入力、被写体又は被写体周辺の所定の映像を検出しない限り、撮影許可されないようになり、より厳格に盗撮を防止することができる。
また、本発明の撮像装置は、映像記憶手段が撮影許可手段によって撮影許可された状態から予め定めた所定時間内に撮影された映像を記憶する手段である構成を有している。この構成により、予め定めた所定時間内に撮影しなければ、撮影された映像を記憶することができなくなり、所定時間を適当に定めることにより、撮影許可を得て、その上で装置の向きを変更し、異なる被写体を無断で撮影し、映像を記憶するなどの不正を未然に防止することができる。
また、本発明の撮像装置は、映像記憶手段が撮影された映像に加えて被写体又は被写体周辺からの撮影許可を得るための情報をも記憶する構成を有している。この構成により、被写体又は被写体周辺からの情報をパスワードとして、このパスワードの入力がなければ、記憶された映像を閲覧できないようにすることも可能であり、他人に勝手に映像を閲覧されることもなくすことができるという作用を有する。
また、本発明の撮像装置は、映像記憶手段に記憶される映像が静止画、又は、動画であるという構成を有する。この構成により、静止画として撮影するデジタルカメラ、動画として撮影するビデオカメラにそれぞれ適用することが可能である。
さらに、本発明の撮像装置は、撮影許可手段が撮影を許可するのに先だって、被写体の状態と被写体を撮影する状態の少なくとも一方を報知する報知手段を備える構成を有する。この構成により、撮影前に、被写体の状態や撮影状態を音声などで周辺に対し知らせ、注意を喚起することが可能である。
本発明は、被写体又は被写体周辺からの情報を基に撮影許可を与える撮影許可手段と、撮影許可手段が撮影を許可した場合に撮影された映像を記憶する映像記憶手段とを備えたものであり、被写体又は被写体周辺からの情報に基づいて撮影許可を取得しない限り、撮影された映像といえども、それを記憶することができないことになり、被写体に無断で被写体の映像を記憶するということができないものである。したがって、本発明によれば、結局、盗撮を有効に防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態における撮像装置について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における撮像装置の概略ブロック図である。
本発明の一実施の形態における撮像装置は、図1に示すように、被写体を撮影するレンズ、撮像素子などを備えた撮像部1と、音声を入力するマイクなどの音声入力部2と、シャッターボタン、その他の操作ボタンを備えた操作部3と、撮像部1で撮影された映像をモニターとして表示する液晶表示器などの映像表示部4と、撮像部1で撮影された映像を操作部3の操作に基づいて適宜記憶する記憶部5と、操作部3の操作によって装置が撮影モードになったとき、それを表示する撮影モード表示部6と、被写体や撮影状態を音声で報知する音声出力部7と、これらをそれぞれ制御する制御部8とを備えている。
なお、記憶部5は、記憶メディアが着脱自在に装着されるように構成されており、記憶メディアを装着した状態で、その記憶メディアに撮影部1で撮影された映像が記憶されるように構成されている。そして、記憶された映像は、操作部3の操作によって適宜読み出すことが可能であり、読み出された映像は適宜映像表示部4に表示可能なように構成されている。
次に、本発明の一実施の形態における撮像装置の動作を図2を用いて詳細に説明する。
操作部3を用いて装置を撮影モードにすると(S201のY)、制御部8の制御の基で、先ず、撮影モード表示部6が撮像モードであることを表示する。表示部6は、発光ダイオード、ランプ、その他の光源、或いは、ブザーなどで構成され、これらが点灯、或いは、動作することで、装置が撮影モードにあることを周囲に知らせる役目を果たす。したがって、この状態でも、被写体を無断で撮影することを未然に防止することができる。
操作部3の操作によって装置が撮影モードになると(S201のY)、撮像部1で撮影された映像が、制御部8の制御のもとで、映像表示部4にモニターとして表示されるため、映像表示部4に表示された映像をモニターしながら、シャッターを切るタイミングを計ることができるようになる。そして、この状態で制御部8が音声入力部2より所定の音声入力があったかどうかを判断する状態になる(S203)。
なお、ここで、所定の音声入力があったかどうかを判断するとは、撮影者において、撮影予告、例えば、「はい、チーズ。」というような音声を発した状態で、被写体が、それに応えて予め想定した音声、例えば「チーズ。」というような予め定めた所定の音声を発し、それが音声入力部2より入力されたかどうかを判断するということである。
所定の音声入力があった場合(S203のY)には、撮影を許可される状態に先だって、向きを検知する向き検知部(図示せず)で撮影の向きを検知して、「撮影方向が、上向きです」とか、撮像部1で撮影対象の内容を検知して、「撮影対象が、文字です」とか、撮像部1で撮影対象の輝度を検知して、「撮影対象が、暗いところです」とかを撮影装置
が繰り返し音声出力部7によりアナウンスして、盗撮による不自然な方向の撮影ではないか、情報雑誌のデジタル万引ではないか、盗撮による不自然な撮影対象ではないかと周囲に報知する(S204)。
が繰り返し音声出力部7によりアナウンスして、盗撮による不自然な方向の撮影ではないか、情報雑誌のデジタル万引ではないか、盗撮による不自然な撮影対象ではないかと周囲に報知する(S204)。
撮影許可された状態になり(S205)、その時点から撮影可能な状態、すなわち、操作部2のシャッター操作を有効にし、シャッター操作が行われた場合には、その際撮影された映像が記憶部5に記憶される状態になる。
所定の音声入力がなかった場合(S203のN)には、所定の映像動きがあったかどうかの判断が行われる(S206)。所定の映像動きとは、被写体において、例えば、Vサインをしたとか、OKの合図をしたとかの動きであり、これは、撮像部1で撮影された映像を基に制御部8が自動的に判断する。
所定の映像動きがあった場合には(S206のY)、所定の音声入力があった場合と同様に、周囲への報知(S204)の後、撮影許可された状態(S205)になり、その時点から撮影可能な状態になる。
所定の音声入力がなく、所定の映像動きもなかった場合(S206のN)には、撮影不許可の状態(S207)になり、撮影は一切不可能な状態になる。すなわち、この場合には、シャッターボタンを操作できない、或いは、操作できても、それを有効としないで撮像部1で撮影された映像を記憶部5に記憶できないようにする。そして、そのまま一連の動作を終了する。
撮影が許可され(S205)、撮影可能な状態になると、その時点から予め定めた所定時間が計時される(S208)。所定時間が経過しないまでに(S208のN)、操作部3を用いてシャッター操作を行う(S209のY)と、そのシャッター操作に伴って、その時点の映像が制御部8の制御の基で記憶部5に記憶され(S210)、カメラとしての1枚の撮影が完了する。
シャッター操作を行わなかった場合(S209のN)には、所定時間が経過するまで、撮影許可された状態(S205)を維持しており、所定時間が経過すると(S208のY)、シャッター操作を行ったかどうかに関係なく一連の動作を終了する。
このように、本実施の形態によれば、被写体からの音声、映像などを基にして撮影許可を得るようにしており、撮影許可を得た場合に、初めて撮影可能な状態になるため、被写体に無断で被写体を盗撮することは、実質的にほとんど不可能であるという利点を有する。
なお、本実施の形態では、操作部3を用いて装置を撮影モードにした段階(S201のY、S202)で、撮像部1で撮影された映像が映像表示部4でモニターとして表示されるように構成しているが、撮影許可された段階(S205)で、初めて、撮像部1で撮影された映像がモニターとして映像表示部4で表示されるように構成しても良い。
また、本実施の形態では、音声入力部2に所定の音声入力があったかどうかを判断し、所定の音声入力がなかった場合に、所定の映像動きがあったかどうかを判断するようにしているが、所定の映像動きがあったかどうかを先に判断し、所定の映像動きがなかった場合に、所定の音声入力があったかどうかを判断するようにしても良い。そして、これらの判断は、必ずしも両方共に必要ということではなく、片方だけであっても良い。すなわち、被写体や被写体周辺からの音声、映像などの情報から撮影許可を得られたことが判断できれば、音声、映像、その他の方法であっても良い。
また、本実施の形態では、被写体が人物であることを前提に、必ず、所定の音声入力、所定の映像動きがあったかどうかを判断するようにしているが、被写体が風景であることも考えられるので、撮像部1で撮影された映像が人物であるかどうかを判断する判断手段を別に設け、この判断手段で被写体が風景であると判断された場合には、被写体からの音声入力、映像動きなどに関係なく、常に撮影許可するように構成してもよい。
このように構成すれば、人物の場合は、所定の音声入力、所定の映像動きで撮影許可され、風景の場合には、これらに関係なく常に撮影許可されることになり、ユーザにとって非常に使い勝手の良いものになる。
また、本実施の形態では、所定の音声の一例として、「はい、チーズ。」「チーズ。」といった例を1つ挙げているだけであるが、所定の音声としては、これに限定されるものではなく、任意に1つ、又は、それ以上を設定し、登録しておけばよい。そして、この場合、撮影許可を与えるための音声(所定の音声)のほかに、撮影許可を与えないための音声、例えば、「ダメ。」「止めて下さい。」「ノー。」といった音声をも予め設定しておき、これらを検出したとき、即撮影を不許可にするように構成しても良い。
撮影を許可するための音声や、許可しないための音声は、それぞれユーザにおいて任意に設定し、制御部8に登録できるようにしても良い。但し、この場合、「ダメ。」「止めて下さい。」「ノー。」といった一般に撮影許可しないことを表すような言語の音声は、これを許可する側の音声として予め登録できないようにすることが望ましい。
また、本実施の形態では、撮影者の音声に応えて被写体が所定の音声を発し、それが音声入力部2を通して入力されたとき、所定の音声入力があったと判断しているが、撮影者の音声、被写体の音声が、共に予め登録した音声に合致したときのみ、所定の音声入力があったと判断するようにしてもよい。この場合、撮影者の音声と、被写体の音声とを完全に識別できれば、より好ましいが、少なくとも、異なる人物の音声であることを識別して撮影者の音声、被写体の音声をそれぞれ検出できるようにすることが望ましい。
また、音声入力部2に入力され、所定の音声入力があったと判断される音声は、音声入力部2に対し、予め定めたレベル以上で入力されることを条件にすることが望ましい。このようにすれば、撮影者が周囲に分からない程度の大きさで被写体が発すべき所定の音声を発してもそれに応答しないようにすることができ、また、関係のない人が、撮影者の音声に関係なく、所定の音声を発し、それによって撮影許可されるのを防止したりすることができる。
また、本実施の形態では、撮影を許可され、その上で撮影された映像は、単純に記憶部5に記憶しているだけであるが、ここで、その映像に所定の音声入力をパスワードとして一緒に記憶部5に記憶するようにしても良い。このようにすれば、記憶部5に記憶された映像を閲覧する場合、所定の音声入力によって構成された上記パスワードの入力がなければ、その映像を閲覧することができないようにすることができる。
例えば、撮影を許可するための所定の音声として、被写体となる人物毎にそれぞれ異なる所定の音声を予め登録しておき、その音声によって撮影の許可を得、その上で撮影し記憶した映像を閲覧する場合、その撮影された人物の所定の音声入力で構成されるパスワードを、操作部3を用いて入力しなければ、その映像を閲覧することができないように構成すれば、その映像を閲覧できる人物をそのパスワードを知っている、例えば、撮影者と被撮影者のみに限定することができる。
また、本実施の形態では、撮像部1で撮影した被写体の映像が予め定めた所定の動き(例えば、Vサインをしたとか、OKのしぐさをしたとかというような動き)をしたことを検出して撮影許可を与えるように構成しているが、動きがなくても、例えば、人物の顔、文字、絵、標識などをそれぞれ撮像部1で撮影された被写体の映像から認識して、それが予め登録された人物の顔、文字、絵、標識などに合致した場合、それによって撮影許可を与えるようにしても良い。このように構成すれば、予め登録した人物、文字、絵、標識などの映像が撮影されたときのみ、撮影許可を与え、それを含む被写体を撮影可能にすることができる。
なお、撮影された被写体の周辺に撮影禁止を示す文字、絵又は標識が含まれる場合は、撮影不許可とすることができる。
また、本実施の形態では、被写体を静止画として記憶するように構成しているが、動画として記憶してもよく、この場合も同様に適用することができる。
また、本実施の形態では、報知手段が音声出力部である場合で説明したが、本発明はこれに限定されることなく、光やブザーと表示機の組合わせによる報知や、無線や赤外線などによる周辺の機器への報知でもよく、これらの場合も同様に適用することができる。
以上のように、本発明の撮像装置及び撮像方法によれば、被写体又は被写体周辺からの情報に基づいて撮影許可を取得しない限り、撮影された映像といえども、それを記憶することができず、したがって、盗撮に利用されやすい超小型のデジタルカメラやカメラ付き携帯端末装置などに用いて有用なものである。
1 撮像部
2 音声入力部
3 操作部
4 映像表示部
5 記憶部
6 撮影モード表示部
7 音声出力部
8 制御部
2 音声入力部
3 操作部
4 映像表示部
5 記憶部
6 撮影モード表示部
7 音声出力部
8 制御部
Claims (11)
- 被写体又は被写体周辺からの情報を基に撮影許可を与える撮影許可手段と、前記撮影許可手段が撮影を許可した場合に撮影された映像を記憶する映像記憶手段と、を備えた撮像装置。
- 前記撮影許可手段が、前記被写体又は被写体周辺からの所定の音声入力によって撮影許可を与える手段であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記撮影許可手段が、撮影者及び被写体からの所定の音声入力によって撮影許可を与える手段であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記撮影許可手段が、前記被写体又は被写体周辺の所定の映像によって撮影許可を与える手段であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記撮影許可手段が、前記被写体又は被写体周辺からの所定の音声入力によって撮影許可を与える手段と、前記被写体又は被写体周辺の所定の映像によって撮影許可を与える手段とを共に備えていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記映像記憶手段が、前記撮影許可手段によって撮影許可された状態から予め定めた所定時間内に撮影された映像を記憶する手段であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記映像記憶手段が、前記撮影された映像に加えて前記被写体又は被写体周辺からの撮影許可を得るための情報をも記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記映像記憶手段に記憶される映像が静止画であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記映像記憶手段に記憶される映像が動画であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記撮影許可手段が撮影を許可するのに先だって、前記被写体の状態と前記被写体を撮影する状態の少なくとも一方を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の撮像装置。
- 被写体又は被写体周辺からの情報を基に撮影許可を与える撮影許可ステップと、撮影許可された状態で撮影された映像を記憶する映像記憶ステップと、を備えた撮像方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003284816A JP2005057416A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | 撮像装置及び撮像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003284816A JP2005057416A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | 撮像装置及び撮像方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005057416A true JP2005057416A (ja) | 2005-03-03 |
Family
ID=34364639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003284816A Pending JP2005057416A (ja) | 2003-08-01 | 2003-08-01 | 撮像装置及び撮像方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005057416A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006186685A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Kyocera Corp | 撮像装置 |
JP2006352257A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Fujitsu Ltd | 電子機器、撮影制御方法及び撮影制御プログラム |
JP2007013287A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2007184733A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Fujifilm Corp | 撮像装置及び撮影モード表示方法 |
JP2008289067A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置、画像提供システム、及び画像提供方法 |
JPWO2018020611A1 (ja) * | 2016-07-27 | 2018-12-20 | 株式会社オプティム | 画像取得システム、画像取得方法及びプログラム |
-
2003
- 2003-08-01 JP JP2003284816A patent/JP2005057416A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006186685A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Kyocera Corp | 撮像装置 |
JP2006352257A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Fujitsu Ltd | 電子機器、撮影制御方法及び撮影制御プログラム |
JP4732018B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2011-07-27 | 富士通株式会社 | 電子機器 |
JP2007013287A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Canon Inc | 撮像装置 |
US8269846B2 (en) | 2005-06-28 | 2012-09-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and control method configured to authenticate a user |
JP2007184733A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-07-19 | Fujifilm Corp | 撮像装置及び撮影モード表示方法 |
JP2008289067A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置、画像提供システム、及び画像提供方法 |
JPWO2018020611A1 (ja) * | 2016-07-27 | 2018-12-20 | 株式会社オプティム | 画像取得システム、画像取得方法及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9462181B2 (en) | Imaging device for capturing self-portrait images | |
JP2011019051A (ja) | 撮影装置および撮影制御方法 | |
JP5413958B2 (ja) | 撮像装置及びプログラム | |
JP2011082966A (ja) | 撮像装置 | |
JP4000175B1 (ja) | 撮像装置及び撮像装置のための撮影制御プログラム | |
JP2004080790A (ja) | カメラを備えた移動通信端末機のカメラ撮影制御装置及びその方法 | |
JP2010178259A (ja) | デジタルカメラ | |
JP2005057416A (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP6324079B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム | |
JP2011041133A (ja) | 撮影装置及び撮影方法 | |
JP4973427B2 (ja) | プロジェクタ付きカメラ | |
JP2008160701A (ja) | カメラ及びカメラ用撮影制御プログラム | |
JP2005136921A (ja) | 盗撮防止機能付携帯電話 | |
JP4345424B2 (ja) | カメラシステム | |
JP5156565B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP2010026459A (ja) | 撮影装置 | |
JP2014068281A (ja) | 撮像装置 | |
JP2005333482A (ja) | 撮影制限システム、撮影装置及び撮影制限方法 | |
JP2004343434A (ja) | 盗撮防止装置 | |
JP5535854B2 (ja) | カメラ装置、撮影者判定方法、撮影者登録方法及び制御プログラム | |
JP2009147497A (ja) | カメラシステムおよびカメラ | |
JP2004126008A (ja) | サンプル写真によるガイダンス付き撮影装置 | |
JP2005303719A (ja) | 盗撮防止装置、盗撮防止装置を備えた携帯端末、盗撮防止方法、および盗撮防止プログラム | |
JP2006186685A (ja) | 撮像装置 | |
JP2009188865A (ja) | 画像処理装置、及び、プログラム |