JP4345424B2 - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4345424B2
JP4345424B2 JP2003342929A JP2003342929A JP4345424B2 JP 4345424 B2 JP4345424 B2 JP 4345424B2 JP 2003342929 A JP2003342929 A JP 2003342929A JP 2003342929 A JP2003342929 A JP 2003342929A JP 4345424 B2 JP4345424 B2 JP 4345424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
camera
information
photographing
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003342929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005107358A (ja
JP2005107358A5 (ja
Inventor
高橋  功
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2003342929A priority Critical patent/JP4345424B2/ja
Publication of JP2005107358A publication Critical patent/JP2005107358A/ja
Publication of JP2005107358A5 publication Critical patent/JP2005107358A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4345424B2 publication Critical patent/JP4345424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

本発明はカメラシステムに関する。
ライブ撮影などに用いるための権利保護機能付き撮影装置が知られている(特許文献1参照)。特許文献1には、撮影されるステージなどから客席に向けて権利情報をのせた信号を送信し、客席側の撮影装置でステージ上を撮影するとともに権利情報の信号を受信し、撮影した画像のデータに電子透かし技術を用いて権利情報を埋め込む技術が開示されている。
特開2000−341634号公報
上述した技術では、ステージ上の被写体人物が撮影されることを望む、望まないにかかわらず撮影され、画像のデータが記録されてしまう。したがって、撮影された画像データに権利情報を残すことはできても、被写体の肖像権を保護することは困難である。
本発明によるカメラシステムは、撮影レンズを通して被写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段で撮像した被写体像を記録媒体に記録する記録手段と、主要被写体側から送信される被写体情報を受信する受信手段と、受信した被写体情報に応じて撮影処理の実施/不実施を決定する制御手段と、受信した被写体情報を記録媒体に記録するように記録手段に指示する被写体情報記録指示手段と、カメラ特定情報を送信する特定情報送信手段と、を備えるカメラおよび、少なくとも主要被写体に対する撮影可否を示す情報と、特定情報送信手段から送信されたカメラ特定情報に応じて主要被写体を特定するために必要な情報とを含む被写体情報を送信する被写体情報送信手段、を備えることを特徴とする。
本発明によるカメラシステムでは、撮影範囲に含まれる主要被写体からの撮影可否情報を受けて撮影動作を制御するので、たとえば、撮影禁止などの動作制御を行うことにより、被写体の肖像権を保護することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態によるカメラシステムを示す図である。図1においてカメラシステムは、カメラ1と、主要被写体2が携帯するタグ3とで構成される。
図2は、カメラ1の要部構成を説明するブロック図である。撮影ズームレンズ11を通過した被写体光は、撮像素子12の撮像面上に結像される。撮像素子12は、画素に対応する撮像信号を信号処理回路13へ送出する。信号処理回路13は、アナログ信号をディジタルデータに変換した上で、ホワイトバランス調整や画像圧縮処理など所定の画像処理を行う。メモリ14は、画像データの一時的格納、画像処理時の作業領域、および後述するCPU18の作業領域として使用される。
駆動機構15は、撮影倍率を変更するために撮影ズームレンズ11内のズームレンズ(不図示)を駆動する機構と、撮影時に主要被写体2に対してピントを合わせを行うために撮影ズームレンズ11内のフォーカスレンズ(不図示)を駆動する機構とを含む。撮影ズームレンズ11に設定されている焦点距離の情報、絞り値の情報は、CPU18に伝えられるように構成されている。
カメラ1は、不図示の絞り調節機構、シャッタ秒時調節機構、および被写体輝度検出機構を備える。CPU18は、検出した被写体輝度を用いて周知の露出演算を行うことにより、適正露出が得られるように絞りおよびシャッタ秒時の少なくとも一方の調節を指示する。また、主要被写体2を照明する閃光装置16が発光可能に設定されている場合には、CPU18が撮影時に閃光装置16を発光させる。カメラ1はさらに、不図示の焦点検出装置を備える。CPU18は、焦点検出装置により検出されたデフォーカス量に基づいて、駆動機構15にフォーカスレンズの駆動を指示する。
送受信回路17は、カメラ1の情報をタグ3へ送信するとともに、タグ3から送信される情報を受信する。CPU18は、カメラ1の動作を制御するとともに、当該カメラに固有のIDを示す情報および契約条件を示す情報などを記録する不揮発性メモリ(不図示)を備える。契約条件は、カメラ1で被写体2を撮影することに対して被写体2から撮影許諾を得るために、カメラ1から被写体2へ提示する条件である。たとえば、金銭授受を行う場合の金額や、撮影した画像(データ)の利用範囲等である。カメラ1およびタグ3間の通信は、Bluetooth(登録商標)、IrDA(赤外線通信)、および無線LANなどの無線通信のいずれかによって行う。
表示装置19は、液晶表示パネルによって構成され、レリーズ前のスルー画像、レリーズ後のフリーズ画像、および記録媒体22に記録されている画像データによる画像を表示可能に構成されている。
位置検出装置20は、周知のGPS衛星からの電波を受信して位置情報を生成する。操作部材21は、レリーズスイッチやズームスイッチなど、撮影指示、カメラ1の設定変更、およびカメラ1に対する各種操作を行うための操作スイッチを含む。
記録媒体22は、カメラ1に着脱可能に構成される不揮発性メモリである。記録媒体22には、撮影された画像データなどが記録される。
図3は、タグ3の要部構成を説明するブロック図である。送受信回路53は、タグ3の情報をカメラ1へ送信するとともに、カメラ1から送信される情報を受信する。位置検出装置54は、周知のGPS衛星からの電波を受信して位置情報を生成するとともに、自己の方位を示す情報を生成する。不揮発性メモリ52には、被写体2に固有のID情報、および被写体2を撮影することに対する許諾可否を示す情報などがあらかじめ記憶されている。条件つきで撮影許諾を与える場合には、必要条件を示す情報がメモリ52に記憶される。CPU51は、タグ3内の各ブロックの動作を制御する。
本発明は、タグ3に記憶されている情報に応じて、カメラ1が被写体2を撮影する場合の撮影処理を制御する点に特徴を有する。第一の実施の形態では、カメラ1がタグ3から撮影許諾を得たときは通常の撮影処理を行い、カメラ1がタグ3から撮影許諾を得ないときは通常撮影と異なる処理を行う。
図4は、カメラ1で行われる処理の流れを説明するフローチャートである。図4による処理を行うプログラムは、カメラ1のメインスイッチ(不図示)がオンされると、CPU18によって繰り返し行われる。図4のステップS11において、CPU18は、位置検出装置20によって生成された位置情報を取得してステップS12へ進む。この位置情報は、カメラ1の経度、緯度(または、方位を含む)を示す。
ステップS12において、CPU18は、レリーズスイッチが半押し操作されたか否かを判定する。CPU18は、操作部材21からの操作信号が半押し操作を示す場合にステップS12を肯定判定してステップS13へ進み、半押し操作されない場合はステップS12を否定判定し、ステップS12の判定処理を繰り返す。
ステップS13において、CPU18は内部メモリからカメラIDを読み出し、このID情報を送受信回路17を介して送信する。送受信回路17の指向性は、少なくとも撮影ズームレンズ11の画角内に位置し、カメラ1からの距離がたとえば10m以内に位置するタグ3と通信可能に構成されている。ステップS14において、CPU18は、タグ3からのアンサがあるか否かを判定する。CPU18は、送受信回路17でタグ3から送信された被写体情報を受信した場合にステップS14を肯定判定してステップS15へ進み、タグ3からの被写体情報を受信しない場合はステップS14を否定判定し、ステップS20へ進む。ステップS20へ進む場合は、タグ3を携帯する被写体2が存在しない場合である。
ステップS15において、CPU18は、被写体情報に含まれる被写体2のIDおよび位置情報を取得してステップS16へ進む。複数のタグ3から被写体情報を受信した場合は、それぞれのIDおよび位置情報を取得する。ステップS16において、CPU18は、被写体2が撮影範囲内に位置するか否かを判定する。撮影範囲か否かの判定は、以下に説明する画角判定および被写界深度判定によって行う。
1.画角判定
一般に、カメラ1の感光部材(この場合は撮像素子12)上で被写体像が結像される有効領域の幅wと被写界の幅Wとの比、上記有効領域の高さhと被写界の高さHとの比、および撮影レンズ11の焦点距離fと被写体距離Lとの比は、それぞれ次式(1)の関係を有する。
w/W=h/H=f/L (1)
CPU18は、撮影ズームレンズ11に設定されている焦点距離fの情報を取得するとともに、ステップS11で取得した自己の位置情報とステップS15で取得した被写体2の位置情報とを用いて両者間の距離、すなわち、被写体距離Lを算出する。感光部材の有効領域の幅wおよび高さhは既知なので、上式(1)に焦点距離fおよび被写体距離Lを代入すると、被写体距離Lにおける被写界の幅Wおよび高さHが得られる。CPU18は、算出した幅Wおよび高さHで示される範囲内に被写体2が位置する場合に、当該被写体2が被写界内に存在すると判定する。
2.被写界深度判定
無限遠まで被写界深度内に入る最短被写体距離で、被写体距離の1/2から無限遠までピントが合う距離を過焦点距離とすると、前方被写界深度は次式(2)で、後方被写界深度は次式(3)で、それぞれ表される。
前方被写界深度=(過焦点距離×L)/(過焦点距離+L) (2)
後方被写界深度=(過焦点距離×L)/(過焦点距離−L) (3)
ただし、過焦点距離は、次式(4)で表される。
過焦点距離=f/(絞り値×許容錯乱円) (4)
許容錯乱円は、感光部材が35mmフィルム相当の場合に0.033である。
CPU18は、設定されている絞り値を示す情報を撮影ズームレンズ11から取得し、焦点距離fとともに上式(4)に代入して過焦点距離を算出し、この過焦点距離をさらに上式(2)および(3)に代入することにより、被写界深度を得る。
CPU18は、画角判定によって被写界内に位置すると判定した被写体2のうち、被写界深度判定によって被写体距離Lに対して前後の被写界深度内に位置すると判定した被写体2を撮影範囲内に位置すると判定する。CPU18は、複数の被写体情報を受信した場合には各タグ3(被写体2)ごとに撮影範囲か否かの判定を行う。
CPU18は、撮影範囲内に位置することを判定した被写体2が少なくとも1つ存在する場合にステップS16を肯定判定してステップS17へ進み、撮影範囲内に被写体2が存在しない場合はステップS16を否定判定し、ステップS20へ進む。
ステップS17において、CPU18は、条件の要求の有無を判定する。CPU18は、被写体情報に条件提示の要求が含まれている場合にステップS17を肯定判定してステップS18へ進み、条件の要求が含まれていない場合にステップS17を否定判定してステップS19へ進む。
ステップS18において、CPU18は、内部メモリから契約条件を読み出し、この条件を送受信回路17を介して送信する。契約条件は、カメラ1の使用者によってあらかじめ記憶されている。なお、条件を提示してまで撮影許諾を得るつもりがない場合は、送信処理をスキップする。この場合には、タグ3から撮影拒否情報が送信される。契約条件およびスキップするか否かの設定は、あらかじめCPU18内のメモリに被写体IDごとに登録するように構成されている。ステップS19において、CPU18は、撮影許可されたか否かを判定する。CPU18は、送受信回路17で撮影許可を示す情報が受信された場合にステップS19を肯定判定してステップS20へ進み、撮影拒否を示す情報が受信された場合にステップS19を否定判定してステップS24へ進む。
ステップS20において、CPU18は、レリーズスイッチが全押し操作されたか否かを判定する。CPU18は、操作部材21からの操作信号が全押し操作を示す場合にステップS20を肯定判定してステップS21へ進み、全押し操作されていない場合にステップS20を否定判定し、図4による処理を終了する。
ステップS21において、CPU18は、撮影禁止か否かを判定する。CPU18は、後述するカメラ制御処理(ステップS24)によって撮影処理の実行が禁じられているとき、ステップS21を肯定判定して図4による処理を終了する。この場合のカメラ1は、撮影処理を行わない。一方、撮影処理が禁止されていないとき、CPU18は、ステップS21を否定判定してステップS22へ進む。
ステップS22において、CPU18は、撮影処理を行ってステップS23へ進む。ステップS23において、CPU18は、記録媒体22に撮影した画像のデータを記録する処理を行い、図4による処理を終了する。
上述したステップS19を否定判定して進むステップS24において、CPU18は、カメラ制御処理を行う。カメラ制御処理は、次の各処理のうち少なくとも1つを行う。
1.撮影禁止にする。
2.撮影拒否の情報を受信したことを表示装置19に表示する。
3.閃光装置16が発光するように設定されている場合、閃光装置16へ発光指示を送らない。
4.駆動機構15に指令を出力してズーム倍率(焦点距離)を変更し、主要被写体2を撮影画角外にする。
5.絞り調節機構(不図示)に指令を出力して絞り値を変更し、主要被写体2を被写界深度外にする。
6.シャッタ秒時調節機構(不図示)に指令を出力してシャッタ秒時を変更し、主要被写体2がブレるようにする。
上記1の場合は、ステップS22以降の撮影処理に進まないので、撮影許諾をしない被写体2がカメラ1で撮影されることがない。上記2の場合は、被写体2が撮影許諾をしていないことをカメラ1の使用者に報知できる。上記3の場合は、閃光装置16が発光しないので、撮影許諾をしない被写体2が露出アンダーになり、撮影画像において被写体2を特定できなくなる。上記4の場合は、撮影許諾をしない被写体2は撮影画像に含まれない。
上記5の場合は、撮影許諾をしない被写体2にピントが合わないので、撮影画像において被写体2を特定できなくなる。上記6の場合は、撮影許諾をしない被写体2がブレるので、撮影画像において被写体2を特定できなくなる。
図5は、タグ3で行われる処理の流れを説明するフローチャートである。図5による処理を行うプログラムは、タグ3のメインスイッチ(不図示)がオンされると、CPU51によって繰り返し行われる。図5のステップS51において、CPU51は、位置検出装置54によって生成された位置情報を取得してステップS52へ進む。この位置情報は、タグ3(被写体2)の経度、緯度(または、方位を含む)を示す。
ステップS52において、CPU51は、カメラ1からカメラIDを受信したか否かを判定する。CPU51は、送受信回路53でカメラ1から送信されたカメラIDを受信した場合にステップS52を肯定判定してステップS53へ進み、カメラ1からのカメラIDを受信しない場合はステップS52を否定判定し、ステップS51へ戻る。ステップS51へ戻る場合は、タグ3を携帯する被写体2を撮影しようとするカメラ1が存在しない場合である。なお、複数のカメラ1からカメラIDを受信した場合は、タグ3はそれぞれのIDに対して以降の処理を行う。
ステップS53において、CPU51は、IDに対応するカメラ1に対して撮影を拒否するか否かを判定する。CPU51は、メモリ52に無条件拒否を示す情報が記憶されている場合にステップS53を肯定判定し、ステップS60へ進む。CPU51は、メモリ52に無条件拒否を示す情報が記憶されていない場合にステップS53を否定判定し、ステップS54へ進む。無条件拒否の情報は、あらかじめタグ3を携帯する被写体人物によってタグ3内のメモリ52に記憶されている。なお、無条件拒否の情報は、特定のカメラIDに対応させて記憶したり、全てのカメラIDに対応するように記憶することができる。
ステップS54において、CPU51は、IDに対応するカメラ1に対して条件次第で撮影を許可するか否かを判定する。CPU51は、メモリ52に無条件許可を示す情報が記憶されている場合にステップS54を否定判定し、ステップS59へ進む。CPU51は、メモリ52に許諾条件を示す情報が記憶されている(条件次第で許可する)場合にステップS54を肯定判定し、ステップS55へ進む。なお、無条件許可の情報は、特定のカメラIDに対応させて記憶したり、全てのカメラIDに対応させて記憶することができる。
ステップS55において、CPU51は、メモリ52に記憶されている被写体IDと、ステップS51で取得した位置情報と、条件提示の要求とを被写体情報として送受信回路53から送信させ、ステップS56へ進む。ステップS56において、CPU51は、カメラ1からのアンサがあるか否かを判定する。CPU51は、送受信回路53でカメラ1から送信された契約条件を示す情報を受信した場合にステップS56を肯定判定してステップS57へ進み、カメラ1からの契約条件の情報を受信しない場合はステップS56を否定判定し、ステップS60へ進む。ステップS60へ進む場合は、カメラ1による撮影を拒否する場合である。
ステップS57において、CPU51は、カメラ1に撮影を許可するか否かを判定する。CPU51は、ステップS56で取得した契約情報がメモリ52に記憶されている許諾条件を満足する場合にステップS57を肯定判定してステップS58へ進む。許諾条件は、あらかじめ被写体人物によってタグ3内のメモリ52に記憶されている。なお、許諾条件は、特定のカメラIDに対応させて記憶したり、全てのカメラIDに対応させて記憶することができる。CPU51は、ステップS56で取得した契約情報がメモリ52に記憶されている許諾条件を満足しない場合にステップS57を否定判定し、ステップS60へ進む。
ステップS58において、CPU51は、被写体IDと、撮影許可情報とを送受信回路53から送信させ、図5による処理を終了する。ステップS59において、CPU51は、被写体IDと、位置情報と、撮影許可情報とを被写体情報として送受信回路53から送信させ、図5による処理を終了する。ステップS60において、CPU51は、被写体IDと、位置情報と、撮影拒否情報とを被写体情報として送受信回路53から送信させ、図5による処理を終了する。
以上説明した第一の実施の形態についてまとめる。
(1)被写体2が携帯するタグ3は、被写体IDなどを記憶するメモリ52と、被写体2の位置を検出する位置検出装置54と、カメラ1との間で無線通信する送受信回路53とを有する。
(2)タグ3内には、a.無条件で被写体2を撮影許可、b.無条件で被写体2を撮影拒否、c.条件次第で被写体2を撮影許可、のいずれかを示す情報があらかじめ記憶される。条件次第で許可する場合には許諾条件も記憶される。タグ3は、カメラ1から送信されるカメラIDに応じて被写体情報(被写体ID、位置情報、撮影可否を示す情報)をカメラ1へ送信する。
(3)カメラ1は、カメラIDなどを記憶するメモリ(CPU18内)と、カメラ1の位置を検出する位置検出装置20と、タグ3との間で無線通信する送受信回路17とを含み、カメラ1の位置、被写体2の位置、カメラ1に設定されている画角および被写界深度に基づいて、被写体2が撮影範囲内に位置するか否かを判定する。
(4)カメラ1は、被写体2を撮影許可する情報をタグ3から受信したとき、被写体2を通常どおり撮影・記録する。カメラ1は、被写体2の撮影を拒否する情報をタグ3から受信したとき、被写体2の撮影を禁止する、被写体2が撮影許諾をしていないことをカメラ1の使用者に報知する、被写体2が写らないようにする、および撮影画像において被写体2を特定できないようにすることの少なくとも1つを行う。これにより、被写体2が撮影されることを望まない場合に、カメラ1で被写体2を無断で撮影することを防止できる。また、カメラ1を被写体2に向けて撮影した場合でも、記録画像から被写体2を特定できないようにしたので、撮影画像が公開されたとしても、被写体2の肖像権を保護することができる。
(5)カメラ1の半押し操作をトリガ(ステップS12を肯定判定)として自動的にタグ3から被写体情報を受信し、撮影可否を判定する(ステップS19)ようにしたので、撮影者は撮影時に被写体2に撮影許諾を求める必要がなく、撮影操作に専念できる。さらに、撮影実施(ステップS20を肯定判定)前に肖像権を示す情報がカメラ1へ送信されるので、被写体2の肖像権を確実に保護できる。カメラ1とタグ3との間で撮影可否をリアルタイムに伝えられる。
(6)カメラ1を特定するカメラIDに対応させて撮影許可情報、撮影拒否情報、および許諾条件を記憶するようにしたので、カメラ1が複数あっても被写体2の肖像権を保護できる。また、1台のカメラ1に対して被写体2が複数存在しても、各被写体2の肖像権を保護できる。なお、複数の被写体2が隣り合い、少なくとも一人の被写体が撮影を拒否する場合は、撮影拒否を優先する。すなわち、撮影を拒否する人は、記録画像から特定できないようにする。
被写体2が撮影範囲内に位置するか否かを判定する処理(ステップS16)において、カメラ1の位置する方位と被写体2が位置する方位とを照合してもよい。この照合処理によって判定精度を高めることができる。
撮影許可情報は、カメラIDに対応させるだけでなく、日時、時刻、撮影場所にも対応させてもよい。これにより、いつでも撮影を許可したり、曜日によって許可したり、特定の場所でのみ撮影を許可することができる。
以上の説明では、カメラ1がレリーズ半押し操作をトリガに被写体情報を得るようにしたが、メインスイッチオン後ただちに被写体情報を得るようにしてもよい。
また、カメラ1が被写体情報を得るタイミングをカメラ1のメニュー操作の中で指定するようにしてもよい。
カメラ1が電子カメラの場合を例にあげて説明したが、銀塩カメラもしくはビデオカメラであってもよい。
カメラ制御(ステップS24)として上述した1〜6の他に、撮影処理(ステップS22)を行った後で画像記録処理(ステップS23)をスキップするようにしてもよい。これにより、被写体2を含む撮影画像が残らない。
また、シャッタ秒時調節機構(不図示)に指令を出力してシャッタ秒時を変更し、主要被写体2が露出アンダーもしくは露出オーバーになるようにしてもよい。これにより、撮影画像において被写体2を特定できなくなる。
さらにまた、絞り調節機構(不図示)に指令を出力して絞り値を変更し、主要被写体2が露出アンダーもしくは露出オーバーになるようにしてもよい。この場合にも、撮影画像において被写体2を特定できなくなる。
画像記録処理(ステップS23)の前に、被写体2を特定できないようにトリミング処理するためのステップを挿入してもよい。トリミング処理のための操作は撮影者が行う。
上記4のカメラ制御処理では光学的にズーム倍率を変更することによって主要被写体2を写さないようにしたが、電子ズーム倍率を変更することによって主要被写体2を写さないようにしてもよい。
電子ズーム倍率を変更する場合は、ズーム倍率の変更にともなう解像度の変化により、撮影画像において被写体2が特定できなくなるようにしてもよい。
被写体2が人物である場合のタグ3を例に説明したが、被写体2は物であってもよい。この場合、タグ3を物の中に入れたり、物の下に置いたり、物の上に置くようにしてもよい。
タグ3は、たとえば、ICタグや位置情報検出機能付き携帯電話機によって構成される。
カメラ1およびタグ3が直接通信する例を説明したが、ネットワークを介して通信を行うようにしてもよい。この場合には、カメラ1およびタグ3がそれぞれ最寄りの無線アクセスポイントにアクセスし、無線アクセスポイント相互の間の通信はネットワークを介して行う。
カメラ1およびタグ3がネットワークを介して通信する場合には、タグ3のメモリ52に格納する許諾情報などをネットワーク上のサーバーに格納しておいてもよい。タグ3の構成を簡単にすることで、タグ3をより小型に構成することができる。
(第二の実施形態)
第二の実施形態では、カメラ1がタグ3から受信した被写体情報を記録する。図6は、第二の実施の形態によるカメラ1で行われる処理の流れを説明するフローチャートである。図6による処理は、図4による処理に代えて行われる。図6において、図4による処理と同一の処理については、図4のステップ番号と同一番号を記して説明を省略する。
図6において、位置情報を取得する処理(図4のステップS11)、および被写体2が撮影範囲内に位置するか否かの判定処理(図4のステップS16)が省略される。ステップS14の次に進むステップS15Aにおいて、CPU18は、被写体情報に含まれる被写体2のIDを取得してステップS17へ進む。複数のタグ3から被写体情報を受信した場合は、それぞれのIDを取得する。
レリーズスイッチの全押し操作判定(ステップS20)後に進むステップS19において、CPU18は、撮影許可されたか否かを判定する。CPU18は、送受信回路17で撮影許可を示す情報が受信されている場合にステップS19を肯定判定してステップS22へ進み、撮影拒否を示す情報が受信された場合にステップS19を否定判定してステップS24へ進む。被写体2から撮影拒否されている場合は、撮影処理(ステップS22)および画像記録処理(ステップS23)をスキップする。
ステップS24において、CPU18は、ステップS14で受信した被写体情報を記録媒体22に記録する処理を行い、図6による処理を終了する。なお、被写体情報とともに撮影可否情報も記録する。撮影処理(ステップS22)および画像記録処理(ステップS23)を行った場合は、画像データに関連づけて記録する。
図7は、第二の実施の形態によるタグ3で行われる処理の流れを説明するフローチャートである。図7による処理は、図5による処理に代えて行われる。図7において、図5による処理と同一の処理については、図5のステップ番号と同一番号を記して説明を省略する。
図7において、位置情報を取得する処理(図5のステップS51)が省略される。ステップS54の次に進むステップS55Aにおいて、CPU51は、メモリ52に記憶されている被写体IDと、条件提示の要求とを被写体情報として送受信回路53から送信させ、ステップS56へ進む。
ステップS60Aにおいて、CPU51は、被写体IDと、撮影拒否情報とを送受信回路53から送信させ、図7による処理を終了する。
以上説明した第二の実施形態によれば、カメラ1が被写体2を撮影許可する情報をタグ3から受信したとき、被写体2を撮影・記録し、カメラ1が被写体2の撮影を拒否する情報をタグ3から受信したとき、撮影・記録処理をスキップする。これにより、被写体2が撮影されることを望まない場合に、カメラ1で被写体2を撮影することを防止できるから、被写体2の肖像権を保護できる。
また、記録媒体22に被写体情報を記録するようにしたので、撮影許可および撮影拒否の履歴を残すことができる。したがって、撮影・記録した画像を利用する際の肖像権の管理が容易になる。撮影・記録処理を行わなかった場合には、記録されている被写体情報および撮影可否情報を解析することによって撮影拒否した被写体IDを特定できる。
表示装置19に表示するレリーズ操作前の画像(スルー画像)において、撮影可否を示す表示を行うようにしてもよい。図8は、表示装置19に表示されるスルー画像の例である。図8において、被写体A、被写体Bおよび被写体Cが表示されている。「A」、「B」および「C」は便宜上記した符号である。
CPU18は、被写体A、被写体Bおよび被写体Cが携帯する各タグから送信される被写体情報によって各被写体が撮影を許可しているか、拒否しているかをそれぞれ判定し、判定結果をスルー画像に重ねて表示(オンスクリーン表示)する。図8において、「OK」表示は撮影許可を、「NG」表示は撮影拒否を、それぞれ表す。「Conditional」表示は、条件次第であることを表す。判定結果表示は、当該被写体を通る鉛直線上に表示すると被写体との関係をわかりやすく表示できる。なお、被写体A、被写体Bおよび被写体Cの位置関係は、各タグからの位置情報と、カメラ1自身の位置情報とを用いた演算によって得る。
表示装置19を備えていないカメラの場合は、ファインダー内に判定結果を表示してもよい。この場合には、ファインダー内に観察される被写体像に重ねて、図8の場合と同様に判定結果をオンスクリーン表示する。
本発明の第一の実施形態によるカメラシステムを示す図である。 カメラの要部構成を説明するブロック図である。 タグの要部構成を説明するブロック図である。 カメラで行われる処理の流れを説明するフローチャートである。 タグで行われる処理の流れを説明するフローチャートである。 第二の実施の携帯によるカメラで行われる処理の流れを説明するフローチャートである。 第二の実施の携帯によるタグで行われる処理の流れを説明するフローチャートである。 表示装置に表示されるスルー画像の例を示す図である。
符号の説明
1…カメラ
2…被写体
3…タグ
11…撮影ズームレンズ
12…撮像素子
15…駆動機構
16…閃光装置
17,53…送受信回路
18,51…CPU
19…表示装置
20,54…位置検出装置

Claims (8)

  1. 撮影レンズを通して被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した被写体像を記録媒体に記録する記録手段と、
    主要被写体側から送信される被写体情報を受信する受信手段と、
    前記受信した被写体情報に応じて撮影処理の実施/不実施を決定する制御手段と、
    前記受信した前記被写体情報を前記記録媒体に記録するように前記記録手段に指示する被写体情報記録指示手段と
    カメラ特定情報を送信する特定情報送信手段と、
    を備えるカメラおよび、
    少なくとも前記主要被写体に対する撮影可否を示す情報と、前記特定情報送信手段から送信されたカメラ特定情報に応じて前記主要被写体を特定するために必要な情報とを含む被写体情報を送信する被写体情報送信手段、
    を備えることを特徴とするカメラシステム。
  2. 請求項に記載のカメラシステムにおいて、
    前記撮影可否を示す情報は、時刻、場所、および前記カメラ特定情報ごとに設定されることを特徴とするカメラシステム。
  3. 請求項に記載のカメラシステムにおいて、
    前記カメラが送信する情報には、前記カメラの識別番号と撮影許可を得るための条件が含まれることを特徴とするカメラシステム。
  4. 請求項に記載のカメラシステムにおいて、
    前記主要被写体から送信される情報には、前記被写体の識別番号と撮影許可に関する条件が含まれることを特徴とするカメラシステム。
  5. 請求項に記載のカメラシステムにおいて、
    前記撮影許可に関する条件は、無条件で撮影を許可、撮影拒否、条件により撮影許可のいずれかの条件であることを特徴とするカメラシステム。
  6. 請求項に記載のカメラシステムにおいて、
    前記条件は、前記カメラの識別番号に応じて送信されることを特徴とするカメラシステム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のカメラシステムにおいて、
    前記カメラはインターネットに接続するための通信部を有し、
    前記主要被写体から送信される情報は、インターネットに接続された外部装置に記憶され、前記外部装置から前記カメラへ送信されることを特徴とするカメラシステム。
  8. 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
    前記被写体情報送信手段が送信する被写体情報はさらに前記被写体の位置情報を含み、
    前記カメラは、
    該カメラの位置を検出して位置情報を生成する位置情報生成手段と、
    前記位置情報生成手段によるカメラの位置および前記被写体情報が示す前記被写体の位置を用いて、前記被写体を撮影範囲に含むか否かを判定する判定手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記被写体情報が示す撮影可否、および前記判定手段による判定結果に応じて撮影動作を制御することを特徴とするカメラシステム。
JP2003342929A 2003-10-01 2003-10-01 カメラシステム Expired - Fee Related JP4345424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003342929A JP4345424B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 カメラシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003342929A JP4345424B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 カメラシステム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005107358A JP2005107358A (ja) 2005-04-21
JP2005107358A5 JP2005107358A5 (ja) 2008-02-14
JP4345424B2 true JP4345424B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=34537039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003342929A Expired - Fee Related JP4345424B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 カメラシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4345424B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105282416A (zh) * 2014-06-20 2016-01-27 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 一种终端设备及其拍摄处理方法和系统

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7797740B2 (en) * 2006-01-06 2010-09-14 Nokia Corporation System and method for managing captured content
JP4816140B2 (ja) 2006-02-28 2011-11-16 ソニー株式会社 画像処理システムおよび方法、画像処理装置および方法、撮像装置および方法、プログラム記録媒体、並びにプログラム
JP4733076B2 (ja) * 2007-06-18 2011-07-27 東芝テック株式会社 情報端末及びコンピュータプログラム
KR20230020701A (ko) * 2021-08-04 2023-02-13 삼성전자주식회사 촬영된 영상에 시각 효과를 적용하고 태그를 설정하는 방법 및 장치

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2778320B2 (ja) * 1991-11-30 1998-07-23 日本電気株式会社 遠隔制御監視テレビカメラシステム
JP3764761B2 (ja) * 1995-06-20 2006-04-12 京セラ株式会社 電子スチルカメラシステム
JP2000152217A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Toshiba Corp 映像取得制限システム、映像取得許否信号送信装置および映像取得制限装置
JP4063463B2 (ja) * 1999-12-09 2008-03-19 シャープ株式会社 撮像装置、画像受信装置及び回線交換機
JP3678404B2 (ja) * 2000-05-12 2005-08-03 株式会社東芝 映像情報処理装置
JP2002112074A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Casio Comput Co Ltd 撮影画像管理システムおよび記録媒体
JP4126717B2 (ja) * 2000-10-04 2008-07-30 富士フイルム株式会社 記録機器、通信機器、記録システム及びその方法
JP4003034B2 (ja) * 2001-03-09 2007-11-07 富士フイルム株式会社 撮像システム
JP4256655B2 (ja) * 2001-09-28 2009-04-22 富士フイルム株式会社 画像識別装置、注文処理装置及び画像識別方法
JP4158376B2 (ja) * 2001-12-07 2008-10-01 株式会社ニコン 電子カメラおよび画像表示装置および画像表示方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105282416A (zh) * 2014-06-20 2016-01-27 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 一种终端设备及其拍摄处理方法和系统
CN105282416B (zh) * 2014-06-20 2018-12-25 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 一种终端设备及其拍摄处理方法和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005107358A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4419759B2 (ja) 電子カメラシステム
JP2013236129A (ja) 撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP5228354B2 (ja) ディジタルカメラ
JP2007166420A (ja) カメラシステム及びデジタルカメラ
JP5432664B2 (ja) 撮像装置
JP4345424B2 (ja) カメラシステム
JP2003107338A (ja) オートフォーカス装置
JP6460310B2 (ja) 撮像装置、画像表示方法及びプログラム
JP5861420B2 (ja) 電子カメラ
JP2009111827A (ja) 撮影装置及び画像ファイル提供システム
JP2007166352A (ja) カメラシステム
JP2008283258A (ja) 電子カメラおよび情報処理システム
JP2009147497A (ja) カメラシステムおよびカメラ
JP5141222B2 (ja) 撮影装置、撮影制御方法及びプログラム
JP4908321B2 (ja) 撮像装置
JP6602093B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、撮影システムおよびプログラム
JP2007060010A (ja) カメラシステム
JP2012015609A (ja) 撮像装置
JP5535012B2 (ja) 撮像装置、制御方法及びプログラム
JP2005318084A (ja) 撮影装置
JP2010028274A (ja) 撮影装置および無線通信設定方法
JP2007208827A (ja) 撮像装置
JP6176305B2 (ja) 電子カメラおよびプログラム
JP2005150939A (ja) カメラシステム
JP6176306B2 (ja) 電子カメラおよびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090415

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4345424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150724

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150724

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150724

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees