JP6602093B2 - 撮像装置、撮像方法、撮影システムおよびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、撮影システムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像方法、撮影システムおよびプログラムに関する。
一度の撮影指示で撮影条件(撮影パラメータ)や画像処理条件(画像処理または現像パラメータ)を変更して複数の画像を生成する機能を有する撮像装置は知られており、この機能には、所定の画質を維持しつつ意外性のある画像を提供することが求められている。なお、一度の撮影指示で撮影条件を変化させながら複数の画像を生成することは、「ブラケット撮影」としても知られている。
特許文献1は、撮影シーンに応じてブラケット撮影を行い、複数の撮影画像に対して画像処理パラメータを変更した画像処理を施して複数の画像を生成する撮像装置を提案している。特許文献2は、一度の撮影指示でランダムに現像パラメータを変更した複数の画像を生成する際に、現像パラメータの履歴やカメラの状態により現像パラメータの適正を判断し、適さない場合は再度ランダムに現像パラメータを変更する撮像装置を提案している。
特開2014−123809号公報 特開2014−143459号公報
特許文献1は、撮影レンズの種類を考慮していないため、レンズ交換式カメラシステムに適用された場合に、所定の画質を維持しつつ意外性のある画像を提供できないおそれがある。同様に、特許文献2は、現像パラメータをランダムに設定しているため、所定の画質を維持した状態で意外性のある画像を提供できないおそれがある。
本発明は、一度の撮影指示で所定の画質を維持しつつ意外性のある複数の画像を提供することが可能な撮像装置、撮像方法、撮影システムおよびプログラムを提供することを例示的な目的とする。
本発明の撮像装置は、レンズ装置が着脱可能であり、一度の撮影指示で撮影条件を変化させながら複数の画像を生成する撮像装置であって、前記撮像装置は、一度の撮影指示で画像処理条件を変化させて複数の画像を生成し、前記レンズ装置の特性を示す情報を取得する取得手段と、該取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記撮影条件の変化量を設定する変化量設定手段と、前記情報に基づいて、前記画像処理条件を設定する画像処理条件設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、一度の撮影指示で所定の画質を維持しつつ意外性のある複数の画像を提供することが可能な撮像装置、撮像方法、撮影システムおよびプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態の係るカメラシステムの外観斜視図である。 図1に示すカメラシステムのブロック図である。 図2に示すデジタルカメラのシステム制御部が実行する撮影方法を説明するためのフローチャートである。 図3に示すS301の詳細を説明するためのフローチャートである。 図4に示すS403の詳細を説明するためのフローチャートである。 図3に示すS303の詳細を説明するためのフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラシステム(撮影システム)の外観斜視図である。カメラシステムは、デジタルカメラ(撮像装置)100と、レンズ装置(交換レンズ)400から構成される。デジタルカメラ100に対してレンズ装置400は着脱可能に構成されている。本実施形態におけるデジタルカメラ100は、一眼レフカメラやノンレフレックスカメラ(ミラーレスカメラ)であり、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラを含む。但し、本発明の撮像装置は、テレビカメラや携帯電話などであってもよい。
図1に示すデジタルカメラ100は、表示部28、各種の操作部70、記録媒体保持手段、ストロボユニット300、各種の接続手段を有する。
表示部28は、画像や各種情報を表示し、LCD等から構成される。操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作手段であって、モードダイヤル60、シャッターボタン61、電源スイッチ72、コントローラホイール73を含む。
モードダイヤル60は、各種モードを切り替える。シャッターボタン(レリーズスイッチ)61は、ユーザによる半押しに応じてSW1信号を後述するシステム制御部50に送信し、ユーザによる全押しに応じてSW2信号をシステム制御部50に送信する。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のオン、オフを切り替える。コントローラホイール73は、回転操作可能な操作部材である。
記憶媒体保持手段は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200を着脱可能に保持し、記録媒体200が挿入されるスロット201と、スロット201の蓋202を有する。スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。図1は、蓋202を開けてスロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。記録媒体200は、画像や各種の情報を記録できる他、後述する本発明の撮影方法のプログラムを記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体としても機能する。
各種の制御手段は、コネクタ112を含む。コネクタ112にはケーブル111が接続され、外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ)と通信することができる。
図2は、カメラシステムの構成例を示すブロック図である。
シャッター101は、撮像部22の露出を行う。撮像部22は、レンズ装置400の撮影光学系402が形成した光学像を電気信号に変換し、CCDやCMOSセンサー等で構成される撮像素子を含む。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部(画像処理手段)24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、焦点検出制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。画像処理部24は、撮影シーンの解析処理、各種のフィルタ処理、合成処理等の機能も有し、画像処理条件を変更することによって複数の種類の画像処理(「ブラケット画像処理」と呼ぶ場合もある)を行うことができる。システム制御部50は、画像処理部24が行うブラケット画像処理において変化させる画像処理条件を設定する画像処理条件設定手段としても機能する。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られ、A/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示する。これによって、電子ビューファインダ(EVF)として機能し、スルー画像(ライブビュー画像)表示を行える。記録媒体I/F18は、記録媒体200とのインターフェースである。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばフラッシュROMやEEPROM等から構成される。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、後述する各種フローチャートを実行するためのプログラム等が記憶される。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御するカメラ制御手段として機能し、マイクロコンピュータから構成される。システム制御部50は、デジタルカメラ100の各部を制御するとともにレンズ装置400を制御する。システム制御部50は、レンズ用システム制御部401と通信を行い、後述するレンズ装置400の特性を示す情報を含む各種のデータを送受信する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。
システム制御部50は、SW1信号に応じて、絞りの駆動量を算出し、絞りを駆動させると共に、位相差AFやコントラストAFなどの自動焦点調節(AF)を行わせる。位相差AFでは、一対の被写体像の像信号の位相差を検出することによって焦点検出を行う。コントラストAFでは、撮影光学系によって形成される焦点位置と撮像素子の相対位置を変化させるスキャンを行いながら撮像素子が形成した被写体像のコントラストのピーク位置を検出することによって焦点検出行う。
また、システム制御部50は、SW1信号に応じて、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。システム制御部50は、SW2信号に応じて、不図示のシャッター駆動回路を駆動し、撮影光束を撮像部22に導き、露光(撮影)を行う。また、システム制御部50は、SW2信号に応じて、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を行う。
システムメモリ52には、RAMが用いられ、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モードダイヤル60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モードダイヤル60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モードダイヤル60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。モードダイヤル60は、静止画撮影モードにおいて、一度の撮影指示で撮像条件(撮影パラメータ)や画像処理条件(画像処理パラメータ)を変更して複数の画像を自動的に生成するモードを設定する設定手段としても機能する。
一度の撮影指示で撮影条件を変化させながら複数回の撮影を行うことはブラケット撮影と呼ばれ、デジタルカメラ100はブラケット撮影が可能に構成されている。変更すべき撮影条件としては、シャッター速度(秒時)、フォーカス位置、露出、絞り値などがある。本実施形態のシステム制御部50は、レンズ装置400の特性情報に基づいて、撮影条件の変化量を設定する変化量設定手段として機能する。
また、デジタルカメラ100は、一度の撮影指示で画像処理条件を変化させながら複数の画像を生成するように構成されている。変更すべき画像処理条件としては、画像の全体あるいは一部に対して色相や彩度、明度等を変換したり、画像の全体あるいは一部をぼかしたり、画像の全体あるいは一部を歪ませたりすること等がある。画像処理条件の変更は、これらの効果を有する効果フィルタを使用したり、切り出しを行ったりすることによって実現することができる。例えば、モノクロ効果、シャープネスを強めにする効果、魚眼効果、ジオラマ効果、セピア効果、トイカメラ効果、ソフトフォーカス効果、ホワイトバランスを変更する効果などを与えるフィルタを使用する等である。
通信部54は、無線または有線ケーブル(例えば、ケーブル111)を介して、映像信号や音声信号等の送受信を行う。通信部54は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は、撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
ストロボユニット300は、デジタルカメラ100に着脱可能に構成され、ストロボ用システム制御部301と発光部304を有する。システム制御部301は、例えば、CPUであり、システム制御部50からI/F33を介して入力される指示によって、ストロボユニット300の各ブロックの動作を制御する。具体的には、システム制御部301は、発光量の制御や発光時間、発光照射角の制御等を行う。発光部304は、システム制御部301が指示した電圧でストロボを発光する。ストロボユニット300を利用して、撮影条件に調光量を設定してもよい。
レンズ装置400は、被写体像を形成する撮影光学系402を有する。撮影光学系402は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞り、あおりレンズ等を含む。ズームレンズ(変倍レンズ)は、光軸方向に移動されて焦点距離を変更する。フォーカスレンズは、光軸方向に移動されて焦点調節を行う。絞りは、撮像部22に入射する光量を調節する。あおりレンズは、光軸をずらしたり、傾けたりする。
システム制御部401は、マイクロコンピュータから構成されるレンズ制御手段であり、システム制御部50からI/F34を介して入力される指示によって、レンズ装置400の各ブロックを制御する。具体的には、システム制御部401は、ズームレンズ、フォーカスレンズ、絞りの駆動制御を行う。
システム制御部50は、システム制御部401から、レンズ装置400の特性を示す情報(特性情報)を、I/F34を介して取得する取得手段として機能する。レンズ装置400の特性情報は、例えば、レンズ装置400の識別情報(ID情報)、撮影光学系402の機能に関する情報、レンズ装置400の種類に関する情報を含む。撮影光学系402の機能に関する情報は、フォーカスレンズや絞りの駆動速度や駆動分解能等の情報を含む。レンズ装置400の種類としては、標準レンズ、標準レンズよりも画角が狭く焦点距離が長い望遠レンズ、標準レンズよりも画角が広く焦点距離が短い広角レンズ、被写体を1/2から等倍で撮影可能なマクロレンズ、魚眼レンズなどがある。
デジタルカメラ100では、中央1点AFや顔AFを用いた撮影が可能である。中央1点AFとは、撮影画面内の中央位置1点に対してAFを行うことである。顔AFとは顔検出機能によって検出された撮影画面内の顔に対してAFを行うことである。
顔検出では、システム制御部50は、顔検出対象の画像データを画像処理部24に送り、画像処理部24は、画像データに水平方向バンドパスフィルタを作用させ、次に、垂直方向バンドパスフィルタを作用させる。これら水平及び垂直方向のバンドパスフィルタにより、画像データよりエッジ成分が検出される。その後、システム制御部50は、検出されたエッジ成分に関してパターンマッチングを行い、目及び鼻、口、耳の候補群を抽出する。そして、システム制御部50は、抽出された目の候補群の中から、予め設定された条件(例えば、2つの目の距離、傾き等)を満たすものを、目の対と判断し、目の対があるもののみ目の候補群として絞り込む。そして、システム制御部50は、絞り込まれた目の候補群とそれに対応する顔を形成する他のパーツ(鼻、口、耳)を対応付け、また、予め設定した非顔条件フィルタを通すことで、顔を検出する。システム制御部50は、顔の検出結果に応じて顔情報を出力する。このとき、顔の数などの特徴量をシステムメモリ52に記憶する。
以上のようにライブビュー表示あるいは再生表示される画像データを画像解析して、画像データの特徴量を抽出して被写体情報を検出することが可能である。本実施例では被写体情報として顔情報を例に挙げたが、被写体情報には他にも赤目判定や目の検出、目つむり検出、笑顔検出、人物検出等の様々な情報がある。
顔AFと同時に顔AE,顔FE、顔WBを行うことができる。顔AEとは検出された顔の明るさに合わせて、画面全体の露出を最適化することである。顔FEとは検出された顔を中心にフラッシュの調光をすることである。顔WBとは、検出された顔の色に合わせて画面全体のWBを最適化することである。
以下、図3〜図6を参照して、本発明の実施形態のブラケット撮影及びブラケット画像処理について説明する。
図3は、システム制御部50が実行する撮影方法を示すフローチャートであり、「S」はステップ(工程)を表す。図3に示すフローチャートは、コンピュータに各ステップの動作を実行させるためのプログラムとして具現化が可能であり、プログラムは非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に格納可能である。これは、他のフローチャートについても当てはまる。本撮影方法は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。
本撮影方法は、ユーザによるシャッターボタン61の操作による撮影指示により実施され、一度の撮影指示で複数枚の画像を生成する。
なお、システム制御部50は、電源スイッチ72がONにされたときや、レンズ装置400がデジタルカメラ100に装着されたときに、システム制御部401と通信を行い、レンズ装置400の特性情報を取得する。この情報は、本撮影方法を実行する前に、予めメモリ32に格納されているものとする。
まず、S300において、システム制御部50は、画像処理部24を用いて現在の撮影シーンを解析する。撮影シーンは、例えば、EVFへの動画の表示中(撮影待機中)に解析される。具体的には、動画から、顔検出による人物検出や主要被写体検出などにより被写体を検出し、次いで、被写体の動きを検出する。また、ライブビュー画像のヒストグラム解析を行い、フォーカススキャンを行う。システム制御部50は、この結果に基づいて撮影シーンを判定する。なお、本発明はこの撮影シーンの解析方法に限定されるものではない。
次に、S301において、システム制御部50は、S300で得られた撮影シーン解析結果とレンズ装置400の特性情報から、撮影条件やブラケット量(撮影条件の変化量または変化の振れ幅)を設定する、ブラケット設定を行う。ブラケット設定の詳細については後述する。
次に、S302において、システム制御部50は、S301で設定したブラケット設定に基づいてブラケット撮影を行う。ブラケット撮影によって得られた複数枚の画像データはメモリ32に格納される。
次に、S303において、システム制御部50は、ブラケット撮影によって得られた画像データに対して、レンズ装置400の特性情報に基づいて設定された画像処理条件を変更しながら複数の種類の画像処理を行うブラケット画像処理を行う。ブラケット画像処理の詳細については後述する。
次に、S304において、システム制御部50は、S303で生成した各画像データを符号化して記録媒体200に記録したり、表示部28に表示したりする。
図4は、S301の詳細を説明するフローチャートである。
まず、S400において、システム制御部50は、メモリ32に格納されている撮影シーンの解析結果(被写体の動き検出結果)に基づいて動体が検出されたか否かを判定する。システム制御部50は、動体が検出された場合は、シャッター速度ブラケット撮影を設定し(S401)、動体が検出されなかった場合はS404に進む。シャッター速度ブラケット撮影では、シャッター速度を変更して複数回撮影し、動体である被写体の動きの表現を変えた複数枚の撮影画像を得ることができ、また、像ブレを回避することもできる。
S404では、システム制御部50は、撮影シーンの解析結果(AF処理結果)に基づいて被写体までの距離や被写体から背景までの距離を算出し、算出した距離に差があるか否かを判定する。システム制御部50は、距離差が閾値よりも大きい場合はフォーカスブラケット撮影を設定し(S405)、距離差が閾値以下の場合はS406に進む。フォーカスブラケット撮影では、複数の被写体が存在し、かつ、それらの距離が異なる場合に、フォーカス位置を変更して各被写体や背景にピントを合わせた画像を取得する。
S406では、システム制御部50は、撮影シーンの解析結果(ヒストグラム解析結果)に基づいて輝度のヒストグラム分布から撮影シーンのコントラスト差(明暗差)を算出し、そのコントラスト差が大きいか否かを判定する。システム制御部50は、コントラスト差が閾値よりも大きい場合は露出ブラケット撮影を設定し(S407)、コントラスト差が閾値以下の場合は絞りブラケット撮影を設定する(S408)。露出ブラケット撮影では、コントラスト差が大きく露出設定が困難な撮影シーンである場合等に、露出(EV値)を変更して複数回撮影し、被写体の明部や暗部に露出を合わせた複数枚の撮影画像を得る。絞りブラケット撮影では、絞り値を変更して複数回撮影し、背景のぼけ具合を変えた複数枚の撮影画像を得る。
次に、S402では、システム制御部50は、メモリ32に格納されているレンズ装置400の特性情報を読み出す。次に、S403では、システム制御部50は、S402で読み出した特性情報に応じて、撮影時のブラケット量を設定する。
図5は、S403の詳細を説明するためのフローチャートである。具体的には、図5(a)は、S401でシャッター速度ブラケットが設定された場合のフローを示している。図5(b)は、S405でフォーカスブラケットが設定された場合のフローを示している。図5(c)は、S407で露出ブラケットが設定された場合のフローを示している。図5(d)は、S408で絞りブラケットが設定された場合のフローを示している。
図5(a)では、まず、S501において、システム制御部50は、S402で取得したレンズ装置400の特性情報から、レンズ装置400が望遠レンズであるかどうかを判定する。レンズ装置400が望遠レンズである場合、システム制御部50は、所定の画質を維持するために(像ブレ画像が撮影されることを防止するために)、シャッター速度の変化量を標準の変化量よりも小さく設定し(S502)、望遠レンズでなければS503に進む。
S503では、システム制御部50は、レンズ装置400が広角レンズであるかどうかを判定する。レンズ装置400が広角レンズである場合は、システム制御部50は、意外性のある画像を得るために(被写体のぶれ量の変化が分かりやすいように)、シャッター速度の変化量を標準の変化量よりも大きく設定する(S504)。これにより、被写体のぶれ具合を明確に変化させた画像を撮影できる。レンズ装置400が他のレンズである場合は、シャッター速度の変化量を標準の変化量に設定する(S505)。
従来は、レンズ装置400の種類に拘らず、シャッター速度の変化量を標準の変化量に固定していた。しかしながら、これでは、望遠レンズや広角レンズが撮像装置に装着された場合に所定の画質が維持されなかったり、意外性のある画像が得られなかったりするおそれがある。そこで、本実施形態は、レンズ装置400の種類に応じてシャッター速度の変化量を変更し、かかる問題を解決している。具体的には、本実施形態では、撮影条件がシャッター速度である場合、システム制御部50は、レンズ装置が望遠レンズである場合の撮影条件の変化量を、レンズ装置400が広角レンズである場合の撮影条件の変化量よりも小さく設定する。
図5(b)では、まず、S511において、システム制御部50は、レンズ装置400がマクロレンズであるかどうかを判定する。レンズ装置400がマクロレンズである場合は、システム制御部50は、所定の画質を維持するために(被写体を判別できる範囲でぼけるように)、フォーカス位置の変化量を標準の変化量よりも小さく設定し(S512)、マクロレンズでなければS513に進む。
S513では、システム制御部50は、レンズ装置400が広角レンズであるかどうかを判定する。レンズ装置400が広角レンズである場合は、システム制御部50は、意外性のある画像を得るために(フォーカス位置を大きく変化させるために)、フォーカス位置の変化量を標準の変化量よりも大きく設定する(S514)。一方、レンズ装置400が他のレンズである場合は、フォーカス位置の変化量を標準の変化量に設定する(S515)。
従来は、レンズ装置400の種類に拘らず、焦点距離、被写体距離及び絞り値に応じた変化量が設定されていた。しかしながら、これでは、マクロレンズや広角レンズが装着された場合に所定の画質が維持されなかったり、意外性のある画像が得られなかったりするおそれがある。そこで、本実施形態は、レンズ装置400の種類に応じてフォーカス位置の変化量を変更することによって、かかる問題を解決している。具体的には、撮影条件がフォーカス位置である場合、システム制御部50は、レンズ装置400がマクロレンズである場合の撮影条件の変化量を、レンズ装置400が広角レンズである場合の撮影条件の変化量よりも小さく設定する。
図5(c)では、まず、S521において、システム制御部50は、レンズ装置400がマクロレンズであるかどうかを判定する。レンズ装置400がマクロレンズである場合は、システム制御部50は、意外性のある画像を得るために(よりローキー/ハイキーな画像を得るために)、露出の変化量を標準の変化量よりも大きく設定する(S522)。一方、レンズ装置400がマクロレンズでない場合は、システム制御部50は、露出の変化量を標準の変化量に設定する(S523)。
従来は、レンズ装置400の種類に拘らず、露出の変化量を標準の変化量に固定していた。しかしながら、これでは、マクロレンズが装着された場合に、意外性のある画像が得られないおそれがある。そこで、本実施形態は、レンズ装置400の種類に応じて露出の変化量を変更することによって、かかる問題を解決している。具体的には、撮影条件が露出である場合、システム制御部50は、レンズ装置400がマクロレンズである場合の撮影条件の変化量を、レンズ装置400がマクロレンズでない場合の撮影条件の変化量よりも大きく設定する。
図5(d)では、まず、S531において、システム制御部50は、レンズ装置400がマクロレンズであるかどうかを判定する。レンズ装置400がマクロレンズである場合は、システム制御部50は、所定の画質を維持するために(被写体周辺のボケ具合が変化する程度に)、絞り値の変化量を標準の変化量よりも小さく設定し(S532)、マクロレンズでなければS533に進む。
S533では、システム制御部50は、レンズ装置400が広角レンズであるかどうかを判定する。レンズ装置400が広角レンズである場合は、システム制御部50は、意外性のある画像を得るために(被写界深度を大きく変化させるために)、絞り値の変化量を標準の変化量よりも大きく設定する(S534)。これにより、背景のぼけ具合を明確に変化させた画像を撮影することができる。一方、レンズ装置400が他のレンズである場合は、絞り値の変化量を標準の変化量に設定する(S535)。
従来は、レンズ装置400の種類に拘らず、S535にあるように、絞り値の変化量を標準の変化量に固定していた。しかしながら、これでは、マクロレンズや広角レンズが装着された場合に所定の画質が維持されなかったり、意外性のある画像が得られなかったりするおそれがある。そこで、本実施形態は、レンズ装置400の種類に応じて絞り値の変化量を変更することによって、かかる問題を解決している。具体的には、撮影条件が絞り値である場合、システム制御部50は、レンズ装置400がマクロレンズである場合の撮影条件の変化量を、レンズ装置400が広角レンズである場合の撮影条件の変化量よりも小さく設定する。
本実施形態は、1種類のブラケット撮影を設定することによって、画像を記憶する容量を確保すると共にブラケット撮影が完了するまでの時間を短くしている。
図6は、図3に示すS303の詳細を説明するためのフローチャートである。
まず、S600において、システム制御部50は、メモリ32に格納されているレンズ装置400の特性情報を読み出す。
次に、S601において、システム制御部50は、S600で読み出したレンズ装置400の特性情報に応じて、撮影した画像に付加する効果フィルタを設定する。例えば、装着されているレンズがティルト・シフトレンズ(あおりレンズ)である場合は、歪効果以外の効果を与えるフィルタを設定する。これにより、ティルト・シフトレンズを使用して歪を除去した被写体をフィルタにより歪ませてしまうことを防止できる。また、広角レンズが装着された場合はジオラマ効果フィルタを設定してもよい。
次に、S602において、システム制御部50は、読み出したレンズ装置400の特性情報に応じて、画像の切り出しを行って画像のアスペクトやサイズを変更する画像切り出し設定を行う。例えば、レンズ装置400が魚眼レンズである場合、撮影画像の周辺が大きく歪んでいるため、中心を含む所定の範囲が含まれるように画像切り出し設定を行う。
最後に、S603において、システム制御部50は、効果フィルタ設定を有効にして画像処理を行った画像データと、効果フィルタ設定を無効にして画像処理を行った画像データとを生成する。そして、システム制御部50は、生成したそれぞれの画像データに対して、画像切り出し設定を有効にして画像処理を行った画像データと、画像切り出し設定を無効にして画像処理を行った画像データとを生成し、メモリ32に格納する。これにより、S302で得られた各画像に対して、効果フィルタ処理のみが行われた画像、画像切り出し処理のみが行われた画像、効果フィルタ処理と画像切り出し処理の両方が行われた画像、オリジナル画像の計4種類の画像を得ることができる。
本実施形態によれば、レンズ装置400の特性情報に応じて撮影条件の変化量と画像処理条件のそれぞれを変化させて、一度の撮影指示で複数の画像を生成する。なお、システム制御部50は、レンズ装置400の特性情報に応じて撮影条件を設定してもよい。これにより、ユーザのレンズ選択意図に応じたブラケット撮影を行うことができる。
本発明は、レンズ装置400の特性情報に基づいて撮影条件(の種類)を設定してもよい。この場合、システム制御部50は、レンズ装置400の特性情報に基づいて、撮影条件を設定する撮影条件設定手段として機能する。例えば、レンズ装置400が電動ズームレンズである場合、システム制御部50は、撮影条件としてズーム位置の変化量を変更するズームブラケットを設定してもよい。ズーム位置の変化量は、現在の焦点距離や被写体距離等に応じて決定される設定値であってもよい。
本実施形態によれば、レンズ装置の特性情報に基づいて撮影条件及び画像処理条件を変更することによって、一度の撮影指示で所定の画質を維持しつつ意外性のある複数の画像を提供することができる。
また、本発明は、レンズ装置が着脱可能な撮像装置において実行され、一度の撮影指示で撮影条件を変化させながら複数の画像を生成する撮像方法にも適用可能である。かかる撮影方法は、レンズ装置の特性を示す情報を取得するステップと、該ステップにより取得された情報に基づいて、撮影条件の変化量を設定するステップと、を有する。あるいは、レンズ装置の特性を示す情報を取得するステップと、該ステップにより取得された情報に基づいて、撮影条件を設定するステップと、を有してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はその要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
本発明は、レンズ装置が装着可能な撮像装置、撮像方法、レンズ装置と撮像装置からなる撮像システムの用途に適用することができる。
50…システム制御部(取得手段、変化量設定手段、撮影条件設定手段、画像処理条件設定手段)、100…デジタルカメラ(撮像装置)、400…レンズ装置

Claims (23)

  1. レンズ装置が着脱可能であり、一度の撮影指示で撮影条件を変化させながら複数の画像を生成する撮像装置であって、
    前記撮像装置は、一度の撮影指示で画像処理条件を変化させて複数の画像を生成し、
    前記レンズ装置の特性を示す情報を取得する取得手段と、
    該取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記撮影条件の変化量を設定する変化量設定手段と、
    前記情報に基づいて、前記画像処理条件を設定する画像処理条件設定手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影条件はシャッター速度であり、
    前記変化量設定手段は、前記レンズ装置が望遠レンズである場合の前記変化量を、前記レンズ装置が広角レンズである場合の前記変化量よりも小さく設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮影条件はフォーカス位置であり、
    前記変化量設定手段は、前記レンズ装置がマクロレンズである場合の前記変化量を、前
    記レンズ装置が広角レンズである場合の前記変化量よりも小さく設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記撮影条件は露出であり、
    前記変化量設定手段は、前記レンズ装置がマクロレンズである場合の前記変化量を、前記レンズ装置が前記マクロレンズでない場合の前記変化量よりも大きく設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記撮影条件は絞り値であり、
    前記変化量設定手段は、前記レンズ装置がマクロレンズである場合の前記変化量を、前記レンズ装置が広角レンズである場合の前記変化量よりも小さく設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記画像処理条件設定手段は、前記レンズ装置があおりレンズである場合、歪効果以外の効果を与えるフィルタを設定することを特徴とする請求項乃至のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記画像処理条件設定手段は、前記レンズ装置が魚眼レンズである場合、画像の中心を含む範囲を切り出す設定を行うことを特徴とする請求項乃至のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記画像処理条件設定手段は、前記レンズ装置が広角レンズである場合、ジオラマ効果を与えるフィルタを設定することを特徴とする請求項乃至のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 撮影シーンを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づいて、前記撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. レンズ装置が着脱可能であり、一度の撮影指示で撮影条件を変化させながら複数の画像を生成する撮像装置であって、
    前記撮像装置は、一度の撮影指示で画像処理条件を変化させて複数の画像を生成し、
    前記レンズ装置の特性を示す情報を取得する取得手段と、
    該取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、
    前記情報に基づいて、前記画像処理条件を設定する画像処理条件設定手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  11. 前記撮影条件設定手段は、前記レンズ装置がズームレンズである場合、前記撮影条件にズーム位置を設定することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記情報は、前記レンズ装置の識別情報であることを特徴とする請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記情報は、前記レンズ装置の機能に関する情報であることを特徴とする請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記情報は、前記レンズ装置の種類に関する情報であることを特徴とする請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 前記画像処理条件は、画像の全体あるいは一部に対する色相や彩度、明度の少なくともいずれかの効果であることを特徴とする請求項1または10に記載の撮像装置。
  16. 前記画像処理条件は、画像の全体あるいは一部に対するぼかし効果であることを特徴とする請求項1または10に記載の撮像装置。
  17. 前記画像処理条件は、画像の全体あるいは一部に対する歪効果であることを特徴とする請求項1または10に記載の撮像装置。
  18. 前記画像処理条件は、画像の切り出しであることを特徴とする請求項1または10に記載の撮像装置。
  19. 前記撮像装置は、一度の撮影指示で前記画像処理条件を変化させて生成された複数の画像と、該複数の画像に対応する、前記画像処理条件を変化させない複数の画像と、を記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1乃至18のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  20. 請求項1乃至19のうちいずれか1項に記載の撮像装置と、
    該撮像装置に着脱可能なレンズ装置と、を有することを特徴とする撮影システム。
  21. レンズ装置が着脱可能な撮像装置において実行され、一度の撮影指示で撮影条件を変化させながら複数の画像を生成する撮像方法であって、
    前記撮像装置は、一度の撮影指示で画像処理条件を変化させて複数の画像を生成し、
    前記レンズ装置の特性を示す情報を取得するステップと、
    該ステップにより取得された前記情報に基づいて、前記撮影条件の変化量を設定するステップと、
    前記情報に基づいて、前記画像処理条件を設定するステップと、を有することを特徴とする撮像方法。
  22. レンズ装置が着脱可能な撮像装置において実行され、一度の撮影指示で撮影条件を変化させながら複数の画像を生成する撮像方法であって、
    前記撮像装置は、一度の撮影指示で画像処理条件を変化させて複数の画像を生成し、
    前記レンズ装置の特性を示す情報を取得するステップと、
    該ステップにより取得された前記情報に基づいて、前記撮影条件を設定するステップと、
    前記情報に基づいて、前記画像処理条件を設定するステップと、を有することを特徴とする撮像方法。
  23. 請求項21または22に記載の撮像方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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