JP2020182190A - センサシステム、画像センサ、およびセンシング方法 - Google Patents

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【課題】 センサシステムの可用性を高めること。【解決手段】センサシステムは、複数の画像センサを具備する。画像センサは、撮像部と、画像処理部と、設定部と、切替部とを具備する。撮像部は、割り当てられたセンシング領域を撮像して画像データを取得する。画像処理部は、画像データを画像処理してセンシング領域における特徴量を算出する。設定部は、特徴量を出力する第1モード、または、画像データを出力する第2モードのいずれかに画像センサの動作モードを設定する。切替部は、既定の条件が満たされた場合に、動作モードを切り替える。【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、センサシステム、画像センサ、およびセンシング方法に関する。
近年の画像センサは、CPU(Central Processing Unit)やメモリを備え、いわばレンズ付きの組み込みコンピュータといえる。高度な画像処理機能も有しており、撮影した画像データを分析して、例えば対象空間における物体の輪郭を示すエッジデータや、人間の在・不在、あるいは人数などを計算することができる。これらの情報に加えて、歩行・滞留、活動量、あるいは照度などの項目(特徴量)を算出したり、得られた情報をビル管理サーバなどに出力することの可能な機種も知られている。
「ビルの安全・安心,省エネに貢献する画像認識応用ソリューション」、東芝レビューVol.65 No.5(2010)、p15 - p18
画像センサを用いたソリューションへのニーズが年々高まってきている。例えば、画像センサにより取得された画像の特徴量を利用して、建物内のファシリティ(照明機器、空調機器など)を制御する技術が知られている。もちろん、画像データそのものを利用して、人物認証などのアプリケーションを実現することもできる。このように高度化する画像センサの機能を効果的に活かし、システムの可用性を高めることが検討されている。
そこで、目的は、可用性を高めたセンサシステム、画像センサ、およびセンシング方法を提供することにある。
実施形態によれば、センサシステムは、複数の画像センサを具備する。画像センサは、撮像部と、画像処理部と、設定部と、切替部とを具備する。撮像部は、割り当てられたセンシング領域を撮像して画像データを取得する。画像処理部は、画像データを画像処理してセンシング領域における特徴量を算出する。設定部は、特徴量を出力する第1モード、または、画像データを出力する第2モードのいずれかに画像センサの動作モードを設定する。切替部は、既定の条件が満たされた場合に、動作モードを切り替える。
図1は、実施形態に係る画像センサを備える画像センサシステムの一例を示す模式図である。 図2は、ビルのフロア内の一例を示す図である。 図3は、画像センサシステムの一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る画像センサの一例を示すブロック図である。 図5は、管理サーバ200の一例を示すブロック図である。 図6は、画像センサ3の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、画像センサ3から出力されるエッジデータの一例を示す図である。 図8は、画像センサ3から出力される画像データの一例を示す図である。
画像センサは、人感センサ、明かりセンサあるいは赤外線センサ等に比べて多様な情報を取得することができる。魚眼レンズや超広角レンズなどを用いれば1台の画像センサで撮影可能な領域を拡大できるし、画像の歪みは計算処理で補正することができる。視野内のセンシングしたくない領域をマスク設定する機能や、学習機能を備えた画像センサも知られている。
図1は、実施形態に係る画像センサを備える画像センサシステムの一例を示す模式図である。図1において、照明機器1、空調機器2、および画像センサ3は、ビル10の例えばフロアごとに設けられ、コントローラ4と通信可能に接続される。各階のコントローラ4は、ビル内ネットワーク500を介して、例えばビル管理センタのBEMS(Building Energy Management System)サーバ5と通信可能に接続される。ビル内ネットワーク500の通信プロトコルとしてはBuilding Automation and Control Networking protocol(BACnet(登録商標))が代表的である。このほかDALI、ZigBee(登録商標)、ECHONET Lite(登録商標)等のプロトコルも知られている。
BEMSサーバ5は、ファイヤウォール6を介して、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)ベースの通信ネットワーク300経由でクラウドコンピューティングシステム(クラウド)600に接続されることができる。クラウド600は、データベース70およびサーバ80を備え、ビル管理等に関するサービスを提供する。
図2に示されるように、照明機器1、空調機器2の吹き出し口、および画像センサ3は各フロアの例えば天井に配設される。画像センサ3には、それぞれのセンシング対象とするセンシング領域が割り当てられる。図2において、センシング領域A1,A2がそれぞれフロアのおよそ半分をカバーしていることが示される。すべてのセンシング領域を合わせれば、対象空間のフロアをカバーすることができる。図中ハッチングで示すように、異なる画像センサ3の割り当て領域(センシング領域)の一部が重なっていてもよい。
画像センサ3は、視野内に捕えた映像を撮影して画像データを取得する。この画像データは画像センサ3において処理され、人物情報、あるいは環境情報などが計算される。すなわち画像センサ3は、対象空間における対象を検知(センシング)して、この対象に係わる特徴量を算出する。
環境情報は、対象とする空間の環境に関する情報であり、例えば、フロアの照度や温度等である。人物情報は、対象空間における人間に関する情報である。例えば対象空間における人数、人の行動、人の活動量、人の存在または不在を示す在不在、あるいは、人が歩いているか、または1つの場所に留まっているかを示す歩行滞留などが人物情報の例である。
近年では、人の居住環境においてこれらの情報に基づき照明機器1や空調機器2を制御することで、人の快適性や安全性等を確保することが検討されている。環境情報および人物情報を、対象空間を複数に分割した小領域(エリア)ごとに算出することも可能である。この小領域を、画像センサ3ごとのセンシング領域に対応付けてもよい。
図3は、図1に示される画像センサシステムの一例を示すブロック図である。図3において、BEMSサーバ5の配下に、空調機器2を制御する空調コントローラ41、エレベータを制御するエレベーターコントローラ42、防犯システムを制御する防犯コントローラ43、防災システムを制御する防災コントローラ44、および、照明機器1(1−1、1−2)を制御する照明コントローラ45が、ビル内ネットワーク500経由で接続される。
また、ビル内ネットワーク500に、管理サーバ200、およびゲートウェイ71,72がBEMSサーバ5と通信可能に接続される。ゲートウェイ71は、複数の画像センサ3(3−1〜3−n)を配下として収容する。画像センサ3−1〜3−nは、センサネットワーク101により、一筆書き状に接続される(渡り配線)。同様に、画像センサ3−1〜3−mが、センサネットワーク102を介してゲートウェイ72の配下に収容される。
センサネットワーク101,102のプロトコルとしては、例えばEtherCAT(登録商標)が知られている。センサネットワーク101は、画像センサ3−1〜3−nとゲートウェイ71とを通信可能に接続する。センサネットワーク102は、画像センサ3−1〜3−mとゲートウェイ72とを通信可能に接続する。各ゲートウェイ71,72は、それぞれセンサネットワーク101,102とビル内ネットワーク500との間でのプロトコル変換機能を有する。これにより、BEMSサーバ5および管理サーバ200も、ゲートウェイ71,72経由で画像センサ3−1〜3−n、3−1〜3−mと相互通信することが可能である。
図4は、実施形態に係る画像センサ3の一例を示すブロック図である。画像センサ3は、撮像部としてのカメラ部31と、メモリ32、プロセッサ33、および通信部34を備える。これらは内部バス35を介して互いに接続される。ハードウェア資源としてのメモリ32およびプロセッサ33の協調的な動作により、画像センサ3はコンピュータとして機能する。
カメラ部31は、魚眼レンズ31a、絞り機構31b、イメージセンサ31cおよびレジスタ30を備える。魚眼レンズ31aは、センシング領域を天井から見下ろす形で視野に捕え、イメージセンサ31cに結像する。魚眼レンズ31aからの光量は絞り機構31bにより調節される。イメージセンサ31cは例えばCMOS(相補型金属酸化膜半導体)センサであり、例えば毎秒30フレームのフレームレートの映像信号を生成する。この映像信号はディジタル符号化され、画像データとして出力される。
レジスタ30は、カメラ情報30aを記憶する。カメラ情報30aは、例えばオートゲインコントロール機能の状態、ゲインの値、露光時間などの、カメラ部31に関する情報、あるいは画像センサ3それ自体に関する設定情報等である。
例えば、上記フレームレート、イメージセンサ31cのゲインの値、露光時間など、センシングの感度や精度に影響を及ぼすパラメータは、プロセッサ33により制御される。
メモリ32は、SDRAM(Synchronous Dynamic RAM)などの揮発性メモリ、またはNANDフラッシュメモリなどの不揮発性メモリであり、実施形態に係わる各種の機能をプロセッサ33に実行させるためのプログラム32aと、カメラ部31により取得された画像データ32bを記憶する。さらにメモリ32は、辞書データ32c、および特徴量データ32dを記憶する。
辞書データ32cは、センシング項目と特徴量とを対応づけたテーブル形式のデータであり、例えば機械学習(Machine-Learning)等の手法により生成することが可能である。辞書データ32cを用いた例えばパターンマッチング処理により、センシング領域における検出対象(人など)を識別することが可能である。
特徴量データ32dは、プロセッサ33の画像処理部33aにより生成された、センシング領域における特徴量を示すデータである。特徴量データ32dは、例えば予め定められた期間(一日、一週間、あるいは一ヶ月など)にわたってメモリ32に蓄積される。
このほか、メモリ32には、マスク設定データなどが記憶されてもよい。マスク設定データは、カメラ部31に捕えられた視野のうち、画像処理する領域(画像処理の対象領域)と、画像処理しない領域(画像処理の非対象領域)とを区別するために用いられる。
プロセッサ33は、メモリ32に記憶されたプログラムをロードし、実行することで、実施形態において説明する各種の機能を実現する。プロセッサ33は、例えばマルチコアCPU(Central Processing Unit)を備え、画像処理を高速で実行することについてチューニングされたLSI(Large Scale Integration)である。FPGA(Field Programmable Gate Array)等でプロセッサ15を構成することもできる。MPU(Micro Processing Unit)もプロセッサの一つである。
通信部34は、センサネットワーク101(102)に接続可能で、通信相手先(BEMSサーバ5、管理サーバ200、または他の画像センサ3等)とのデータの授受を仲介する。通信のインタフェースは有線でも無線でもよい。通信ネットワークのトポロジはスター型、リング型など任意のトポロジを適用できる。通信プロトコルは汎用プロトコルでも、産業用プロトコルでもよい。単独の通信方法でもよいし、複数の通信方法を組み合わせてもよい。
特に、通信部34は、画像センサ3によるセンシングデータや、プロセッサ33の処理結果、処理データ、パラメータ、画像データ、特徴量データ、蓄積された過去の特徴量データ、加工された特徴量データ、統計解析データ、出力データ、パラメータ、辞書データ、ファームウェアなどを、通信ネットワークとしてのセンサネットワーク101(102)経由で送受信する。これにより、上記データや情報は、他の画像センサ3、BEMSサーバ5、および管理サーバ200等と、ビル内ネットワーク500等を経由して共有されることが可能である。
ところで、プロセッサ33は、実施形態に係る処理機能として、画像処理部33a、設定部33b、および切替部33cを備える。画像処理部33a、設定部33b、および切替部33cは、メモリ32に記憶されたプログラム32aがプロセッサ33のレジスタにロードされ、当該プログラムの進行に伴ってプロセッサ33が演算処理を実行することで生成されるプロセスとして、理解され得る。つまりプログラム32aは、画像処理プログラム、設定プログラム、および切替プログラムを含む。
画像処理部33aは、画像データ32bを画像処理して、対象センシング領域における特徴量データを算出する。算出された特徴量データは、メモリ32に蓄積される(特徴量データ32d)。
特徴量データとしては、輝度勾配方向ヒストグラム(Histograms of Oriented Gradients:HOG)、コントラスト、解像度、S/N比、および色調などがある。輝度勾配方向共起ヒストグラム(Co-occurrence HOG:Co−HOG)特徴量、Haar-Like特徴量なども特徴量として知られている。
また、画像処理部33aは、在不在、人数、活動量、照度、歩行滞留、あるいは動きベクトル等を含むセンシング項目のうち、いずれかまたは複数のセンシング項目をセンシングする。センシング領域ごとに、これらの複数のセンシング項目を設定することもできる。画像処理部33aは、センシング領域をさらに複数に分割したブロック(エリア)ごとに各センシング項目をセンシングし、ブロックごとのセンシング結果を統合して、センシング領域ごとのセンシング結果を得ることも可能である。
設定部33bは、自ら(画像センサ3)の動作モードを少なくとも2通りに設定する。一つ目の動作モードは、画像処理部33aにより算出された特徴量データ32dを出力するモードである(第1モード)。二つ目の動作モードは、カメラ部31により取得された画像データ32bを出力するモードである(第2モード)。
切替部33cは、予め定められた条件が満たされた場合に、画像センサ3の動作モードを切り替える。例えば、以下に示されるような条件が考えられる。
(1)既定の時刻が到来した場合。
(2)センシング領域を含む対象空間に人が不在になった場合。
(3)センシング領域を含む対象空間から最終退出者が退出した場合。
(4)対象空間から最終退出者が退出してから、当該対象空間に動き情報が検知された場合。
(5)センシング領域に異常が検知された場合。
実施形態において、切替部33cは、トリガ信号が与えられることで画像センサ3の動作モードを切り替える。既定の条件が満たされた場合に画像センサ3(切替部33c)にトリガ信号を与える機能は、例えば管理サーバ200が担う。
図4は、図2に示される管理サーバ200の一例を示すブロック図である。管理サーバ200は、CPUやMPU等のプロセッサ250と、ROM(Read Only Memory)220およびRAM(Random Access Memory)230を備えるコンピュータである。管理サーバ200は、さらに、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)などの記憶部240、光学メディアドライブ260、通信部270、およびディスプレイ280を備える。
ROM220は、BIOS(Basic Input Output System)やUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)などの基本プログラム、および各種の設定データ等を記憶する。RAM230は、記憶部240からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶する。
光学メディアドライブ260は、CD−ROM280などの記録媒体に記録されたディジタルデータを読み取る。管理サーバ200で実行される各種プログラムは、例えばCD−ROM280に記録されて頒布される。このCD−ROM280に格納されたプログラムは光学メディアドライブ260により読み取られ、記憶部240にインストールされる。
通信部270は、通信機能を備え、BEMSサーバ5や画像センサ3等との通信を制御する。管理サーバ200で実行される各種プログラムを、例えば通信部270を介してサーバからダウンロードし、記憶部240にインストールすることもできる。通信部270を介してクラウドサーバから最新のプログラムをダウンロードし、インストール済みのプログラムをアップデートすることもできる。
特に、通信部270は、受信部270aを備える。受信部270aは、例えば画像センサ3から出力された画像データや特徴量データを受信する。
記憶部240は、プロセッサ250により実行されるプログラム240aを記憶する。プロセッサ250は、OS(Operating System)および各種のプログラムを実行する。
ところで、プロセッサ250は、実施形態に係る処理機能としてモード制御部250a、および条件設定部250bを備える。モード制御部250a、および条件設定部250bは、記憶部240に記憶されたプログラム240aがRAM230にロードされ、当該プログラムの進行に伴ってプロセッサ250が演算処理を実行することで生成されるプロセスとして、理解され得る。
モード制御部250aは、既定の条件が満たされた場合に画像センサ3(切替部33c)にトリガ信号を与え、画像センサ3の動作モードを切り替える。
条件設定部250bは、トリガ信号の発生に係わる条件を選択設定する。次に、上記構成における作用を説明する。
図6は、画像センサ3の処理手順の一例を示すフローチャートである。セットアップなどが完了し運用が開始されると、画像センサ3は、先ずデフォルトのモード(例えば第1モード)にセットされる(ステップS1)。運用開始ののち、例えば日々の最終退社時刻などのモード切替時刻が到来すると(ステップS2でYes)、管理サーバ200からトリガ信号が切替部33cに与えられ、画像センサ3が第2モードに切り替えられる(ステップS3)。モード切替時刻が到来するまでは、(ステップS2でNo)動作モードは第1モードのままである。
画像センサ3は、画像データを取得し(ステップS4)、画像データから特徴量データを算出する(ステップS5)。次の判定ブロック(ステップS6)において、動作モードが第1モードであれば、画像センサは例えば図7に示されるように、特徴量としての物体の輪郭を示すエッジデータを出力する(ステップS7)。この特徴量データはBEMSサーバ5や管理サーバ200により受信される。
一方、動作モードが第2モードであれば、画像センサは例えば図8に示されるように、画像データを出力する(ステップS8)。この画像データはBEMSサーバ5や管理サーバ200により受信される。
第2モードは、動作モードの切戻し時刻(例えばビル開門時刻など)が到来するまで継続される。そして、切戻し時刻が到来すると、画像センサ3は自らの動作モードを第1モードに切戻したのち、ステップS2からの手順を繰り返す。
以上述べたように実施形態によれば、画像センサ3を、特徴量を出力する第1モードと、画像データを出力する第2モードとのいずれかのモードで動作させる。そして、ビル開門時刻から最終退社時刻までの通常勤務時間帯は、画像センサ3を第1モードで運用し、特徴量データを出力させる。特徴量データは、例えばエッジ処理により得られたエッジ(輪郭)データであり、これを利用して、ビル設備(照明機器・空調機器などのファシリティ)の制御に供することができる。
一方、最終退社時刻の到来後から次の日の開門時刻までは、画像センサ3を第2モードにセットし、撮影されたそのままの画像データを出力させる。これにより、執務室内において不審な動きがあれば、ただちに防犯情報の分析に供することができる。
つまり実施形態によれば、第1モードにおいては画像データからエッジ抽出して生成した特徴量(動きヒストグラム情報)などを収集/伝送し、空調制御などのビルファシリティ制御に役立てる。第1モードではそのままの画像データが出力されないので、機密情報が漏洩したり、訪問者が特定されたりすることを防止することができ、個人情報保護の観点からも好ましい。
一方、従業員およびビジターが退出後の夜間においては、第2モードに切り替え、防犯に役立てる。特に、ヒストグラム情報により、転倒などの異常が検知された際には、画像データを出力することで、より詳細に対象物を目視確認することができる。動作モードの切り替えのトリガは、例えば、スケジュールされた時刻、動き検知時、および異常検知時などである。
これらのことから実施形態によれば、ビルファシリティ制御機能と、防犯/異常検知とを兼用でき、ファシリティの制御機能と防犯機能との両立を図ることができる。従って実施形態によれば、可用性を高めたセンサシステム、画像センサ、およびセンシング方法を提供することが可能になる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示するものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…照明機器、2…空調機器、3…画像センサ、4…コントローラ、5…BEMSサーバ、6…ファイヤウォール、10…ビル、15…プロセッサ、30…レジスタ、30a…カメラ情報、31…カメラ部、31a…魚眼レンズ、31b…絞り機構、31c…イメージセンサ、32…メモリ、32a…プログラム、32b…画像データ、32c…辞書データ、32d…特徴量データ、33…プロセッサ、33a…画像処理部、33b…設定部、33c…切替部、34…通信部、35…内部バス、41…空調コントローラ、42…エレベーターコントローラ、43…防犯コントローラ、44…防災コントローラ、45…照明コントローラ、70…データベース、71…ゲートウェイ、72…ゲートウェイ、80…サーバ、101…センサネットワーク、102…センサネットワーク、200…管理サーバ、220…ROM、230…RAM、240…記憶部、240a…プログラム、250…プロセッサ、250a…モード制御部、250b…条件設定部、260…光学メディアドライブ、270…通信部、270a…受信部、280…ディスプレイ、300…通信ネットワーク、500…ビル内ネットワーク、600…クラウドコンピューティングシステム。

Claims (10)

  1. 複数の画像センサを具備するセンサシステムにおいて、
    前記画像センサは、
    割り当てられたセンシング領域を撮像して画像データを取得する撮像部と、
    前記画像データを画像処理して前記センシング領域における特徴量を算出する画像処理部と、
    前記特徴量を出力する第1モード、または、前記画像データを出力する第2モードのいずれかに前記画像センサの動作モードを設定する設定部と、
    既定の条件が満たされた場合に、前記動作モードを切り替える切替部とを備える、センサシステム。
  2. 前記切替部は、既定の時刻が到来した場合に、前記動作モードを切り替える、請求項1に記載のセンサシステム。
  3. 前記切替部は、前記センシング領域を含む対象空間に人が不在になった場合に、前記動作モードを切り替える、請求項1に記載のセンサシステム。
  4. 前記切替部は、前記センシング領域を含む対象空間から最終退出者が退出した場合に、前記動作モードを切り替える、請求項1に記載のセンサシステム。
  5. 前記切替部は、前記最終退出者が退出してから当該対象空間に動き情報が検知された場合に、前記動作モードを切り替える、請求項4に記載のセンサシステム。
  6. 前記切替部は、前記センシング領域に異常が検知された場合に、前記動作モードを切り替える、請求項1に記載のセンサシステム。
  7. 前記切替部は、与えられるトリガ信号に応じて前記動作モードを切り替え、
    さらに、前記条件が満たされた場合に、前記画像センサに前記トリガ信号を与えるモード制御部を備える、請求項1に記載のセンサシステム。
  8. さらに、前記既定の条件を選択設定するための条件設定部を具備する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のセンサシステム。
  9. 複数の画像センサを具備するセンサシステムに適用される前記画像センサにおいて、
    割り当てられたセンシング領域を撮像して画像データを取得する撮像部と、
    前記画像データを画像処理して前記センシング領域における特徴量を算出する画像処理部と、
    前記特徴量を出力する第1モード、または、前記画像データを出力する第2モードのいずれかに自センサの動作モードを設定する設定部と、
    既定の条件が満たされた場合に前記動作モードを切り替える切替部とを具備する、画像センサ。
  10. 複数の画像センサを具備するセンサシステムに適用されるセンシング方法であって、
    前記画像センサが、割り当てられたセンシング領域を撮像して画像データを取得する過程と、
    前記画像センサが、前記画像データを画像処理して前記センシング領域における特徴量を算出する過程と、
    前記画像センサが、前記特徴量を出力する第1モード、または、前記画像データを出力する第2モードのいずれかに自センサの動作モードを設定する過程と、
    既定の条件が満たされた場合に、前記画像センサが前記動作モードを切り替える過程とを具備する、センシング方法。
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