JP6288322B2 - 画像形成装置とその制御方法及びプログラム - Google Patents

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溜め置きされた印刷データを表示する画像形成装置とその制御方法及びプログラムに関する。
近年、市場のセキュリティ意識の高まりや誤印刷の抑止により、従来クライアント端末から印刷指示した際にそのまま出力されていた印刷データを一旦複合機内のHDDやサーバに溜め置き、ユーザの最終的な印刷指示により印刷を実行するプリントシステムが求められている。
この様な要望にこたえるため、クライアント端末でユーザが印刷指示した際にサーバに溜め置き、複合機に認証機能を備え、認証を行った後に当該ユーザの印刷データの情報を複合機のUI上に表示したうえで、最終的なユーザの出力指示を受けて印刷する仕組みが開示されている。
また、特許文献1のような技術に加え、複合機のHDDに印刷データを保存しておき、複合機に保存されている印刷データの情報を複合機のUI上に表示する仕組みも存在する。
さらに、特許文献2のように、ログインしたユーザのカラー権限に従って、印刷データを強制的にモノクロ印刷する仕組みが開示されている。
特開2010−152726号公報 特開2010−108470号公報
従来の仕組みを用いると、ユーザが複合機で印刷データを指定し、その印刷データがカラーデータであった場合には、権限によって強制的にモノクロ印刷することができるため、プリントコストの削減につながる。
しかしながら、一般的には、社員であればカラー印刷可能な権限が付与されており、プリントコストを削減するためには運用で、プリンタドライバのカラー設定をモノクロにさせるようにし、カラー印刷が必要な場合に設定を変更して印刷させる運用をしていることが多い。
この場合、プリンタドライバの通常の設定をカラーにして利用すればカラー印刷ができてしまうため、プリントコストの削減効果が少なくなってしまう。
そのため、複合機側で強制的にモノクロ印刷させることも考えられるが、ユーザが強制モノクロ印刷される複合機を認識せずに印刷を実行してしまった場合、ユーザは出力結果(出力物)を見て、プリンタドライバの設定でカラー印刷指示したにも関わらず、モノクロ印刷されてしまったことに気付くことになる。すなわち、ユーザは出力結果(出力物)を見て、出力先が誤ったことに気付く。よって、強制的にモノクロ出力されない複合機で再印刷をすることになり、プリントコストの削減につながらない場合も存在した。
また、印刷データを確認するために、複合機でサムネイル画像をプレビュー表示する場合、複合機の本体の機能が、受信した印刷データをもとにサムネイル画像を生成する。そのため、クライアントPCから複合機へカラーの印刷データが送信されると、複合機にインストールされたアプリケーションが、複合機の本体の機能が生成したサムネイル画像を取得してプレビュー表示することになり、アプリケーションで強制的にモノクロ印刷させる場合であってもカラーのままプレビューされてしまうことがあった。すなわち、ユーザはプレビューを見てカラー印刷ができると誤認識し、印刷を実行してしまうため、プリントコストの削減につながらない。
よって、ユーザが、印刷データのカラーを印刷前に確認することが必要となる。
そこで、本発明の目的は、印刷データでカラーページの部分を特定してプレビュー表示させ、利用者に確認させることが可能な仕組みを提供することである。
受け付けた印刷データをプレビューすることが可能な画像形成装置であって、当該画像形成装置の印刷設定を、カラー印刷抑止設定する設定手段と、前記印刷データにおけるカラーページを特定する特定手段と、前記印刷データのプレビューを受け付けるプレビュー受付手段と、前記設定手段によりカラー印刷抑止設定されている場合に、カラー印刷が抑止されるページを認識させるべく、前記特定手段により特定されたカラーページのプレビュー画像を表示する第1のプレビュー表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷データでカラーページの部分を特定してプレビュー表示させ、利用者に確認させることができる。
プリントシステム(印刷システム)の一例を示すシステム構成図である。 クライアントPC100と認証サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 複合機300のハードウエア構成の一例を示す図である。 複合機300機能ブロック図である。 印刷データを複合機300に保存する処理の一例を示すフローチャートである。 複合機300に印刷データ一覧を表示する処理の一例を示すフローチャートである。 複合機300でのプレビュー表示する処理の一例を示すフローチャートである。 複合機300でのカラーページプレビュー表示する処理の一例を示すフローチャートである。 省コストモード時の書誌情報一覧の一例を示すイメージ図である。 印刷データの書誌情報の一例を示す図である。 プリントアプリケーションが参照する設定ファイルの一例を示す図である。 通常モード時の書誌情報一覧の一例を示すイメージ図である。 省コストモード時の書誌情報一覧の一例を示すイメージ図である。 省コストモード時のプレビュー画面の一例を示すイメージ図である。 カラープレビュー画面の一例を示すイメージ図である。 通常モード時のプレビュー画面の一例を示すイメージ図である。 他の実施形態におけるプリントシステムのシステム構成図である。 本実施形態における、処理概要を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のクライアントPC100(クライアント端末)、複合機300(画像形成装置)、認証サーバ200がネットワーク(LAN)を介して通信可能なプリントシステム(印刷システム)の一例を示すシステム構成図である。
クライアントPC100には、プリンタドライバがインストールされており、このプリンタドライバは、アプリケーションプログラムで生成された文書や画像のデータをOSから受け取り、この受け取ったデータに基づいて印刷データを作成し、該印刷データを複合機300へ送信する。なお、プリンタドライバでは、複合機300の格納領域であるプリントボックスの番号が指定されており、この指定されたボックスに対応する格納領域(論理領域)に保存するように印刷データが複合機300に送信される。
印刷データを受け取った複合機300は、自身の描画エンジンにて、印刷データを画像データ化し、所定のボックスに記憶させる。この時、印刷データのヘッダーに記憶されている印刷データの管理情報としての書誌情報を取得する。この取得した書誌情報を用いて、複合機300にインストールされているプリントアプリケーションが複合機300の表示部に印刷データの一覧を表示する。なお、書誌情報に含まれるカラー属性1001は、複合機300が画像データ化する際にデータを解析し、カラーを含む印刷データであれば、カラーを設定し、カラーを含まない印刷データであれば、モノクロを設定するものとする。
印刷データの一覧を表示する際に、複合機300自体が、省コストモード(カラー印刷抑止モード)であった場合には、カラー属性1001がカラーであっても、モノクロの印刷データであるように、表示を変えて表示する。カラー属性1001がモノクロの場合には、通常通り表示する。
また、複合機300は、カラー属性1001がカラーであり、複合機300自体が、省コストモード(カラー印刷抑止モード)であった場合には、カラーページの印刷プレビューをする。
認証サーバ200は、複合機300でかざされたカードや複合機300で入力されたユーザIDとパスワードを認証するサーバである。認証サーバ200には、カードIDやユーザID・パスワードと検索するための認証テーブル(不図示)が記憶されている。認証テーブルに一致するデータがあった場合には、認証成功として、複合機に認証結果を返すものとする。この認証結果が認証成功であった場合に、複合機300にログインでき、機能が利用可能な状態となる。
認証結果には、ユーザID、権限、などユーザ情報が含まれる。ユーザ情報のユーザIDと印刷データのユーザ名が一致した場合に、ログインしたユーザの印刷データとして判定され、印刷データ一覧として書誌情報が複合機300の表示部に表示される。
なお、本実施形態では、クライアントPC100と複合機300が1台となっているが、複数台あってもよい。また、クライアントPC100と複合機300の間に、印刷データを蓄積する印刷管理サーバ、或いは印刷管理サーバとしての複合機300を備え、印刷データ一覧を表示する際に、印刷管理サーバから書誌情報を取得して表示する構成であってもよい。
以下、図2を用いて、図1に示したクライアントPC100と認証サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。
図2は、図1に示したクライアントPC100と認証サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。なお、クライアントPC100として、以下説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各PCの実行する機能を実現するために必要は後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示機への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示機はCRTだけではなく、液晶ディスプレイ等の他の表示機であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメインコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HDD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォント展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、図1に示した複合機300のハードウエア構成について説明する。
図3は、図1に示した複合機300のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、316はコントローラユニットで、画像入力デバイスとして機能するスキャナ部314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部312と接続する一方、LANや公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行なう。
コントローラユニット316において、301はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。302はRAMで、CPU301が動作するためのシステムネットワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
303はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。304はハードディスクドライブ(HDD)で、システムを制御するための各種プログラム、画像データ等を格納する。
307は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(UI)308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部I/F307は、操作部308から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部308はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
305はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。306はモデム(MODEM)で、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
318は外部インタフェース(外部I/F)で、USB、IEEE1394,プリンタポート,RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ319が外部I/F部318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードからの情報読み取りを制御し、該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
320はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
310はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。311はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ部312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、313はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ部314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
317は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ部314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部308は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、ICカード(例えば、ソニー社のフェリカ(FeliCa)(登録商標))内に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、複合機300は、スキャナ部314から読み込んだ画像データをLAN上に送信したり、LANから受信した印刷データをプリンタ部312により印刷出力することができる。
また、スキャナ部314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上にFAX送信したり、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ部312により出力することできる。
複合機300は、本体が予め備える本体機能(複合機300のオペレーティングシステム含む)のほか、アプリケーションをインストールすることが可能である。複合機300は、アプリケーションを追加することで、拡張機能(本体機能を利用した機能であってもよい)を利用することが可能な構成となっている。本実施形態では、プリントアプリケーションと、認証アプリケーションがインストールされ、印刷拡張機能と認証拡張機能が実現される。
次に、図4を用いて、本実施形態における複合機300(画像形成装置)の機能ブロック図について説明する。なお、図4では、基本的な機能について説明するものとし、各機能部が処理する詳細な制御については、後述するフローチャートにて説明する。また、各機能部はCPU301が実行するものとする。
蓄積されている印刷データの書誌情報を用いて、印刷データの一覧を表示する画像形成装置としての複合機300は、以下の機能部を備えている。
モード判定部401は、当該画像形成装置での印刷がカラー印刷を抑止する抑止モードであるか否かを判定する機能部である。
表示部402は、モード判定部401で抑止モードであると判定された場合に、カラー属性がカラーである印刷データの表示をモノクロの表示画像で表示し、モード判定部401で抑止モードでないと判定された場合に、カラー属性がカラーである印刷データの表示をカラーの表示画像で表示する機能部である。前記カラー属性は印刷データの書誌情報に含まれる。
また、表示部402は、後述のカラー属性判定部403によりカラー属性の判定に従って、前記モノクロの表示画像、又は、前記カラーの表示画像を表示する機能部である。
また、モノクロの表示画像は、プレビュー画像であり、表示部402は、後述の指示部404でプレビュー指示があった場合に、前記カラーである印刷データのプレビューを、モノクロのプレビュー画像を用いてプレビュー部405にて実行されたプレビュー画像をプレビューする。さらに、後述のモノクロ変換部412でモノクロ変換されたプレビュー画像を用いてプレビューする。
また、表示部402は、後述のログイン部407によるログインに応じて、印刷データの一覧を表示し、当該印刷データの一覧で抑止モードにより印刷データがカラーからモノクロに変換されることを識別可能に表示する機能部である。
カラー属性判定部403は、前記書誌情報に含まれるカラー属性を判定する機能部である。
指示部404は、指定された印刷データのプレビューを指示する機能部である。
上記画像形成装置と異なる、抑止モードとなっていない画像形成装置では、当該画像形成装置にユーザがログインした場合には、カラーの印刷データをモノクロデータの表示画像を用いて表示することなく、それぞれの印刷データのカラー属性に対応してカラー又はモノクロの表示画像を表示する。
印刷データ選択部408は、プレビューする印刷データを選択する機能部である。
プレビュー部405は、指示部404で前記カラーである印刷データのプレビューを、モノクロとして識別可能なプレビュー画像を用いてプレビューする機能部である。
また、プレビュー部405は、後述のカラーページ特定部409で特定されたカラーページをプレビューする機能部である。
また、プレビュー部405は、モード判定部401で抑止モードであると判定された場合に、前記印刷データの書誌情報に含まれるカラー属性がカラーである印刷データのカラーであるページを、モノクロの画像でプレビューする機能部である。さらに、モード判定手段で抑止モードでないと判定された場合に、予め生成されている前記印刷データの各ページの画像を用いてプレビューする機能部である。
また、プレビュー部405は、前記書誌情報に含まれるカラー属性がカラーである印刷データをモノクロデータとしてプレビューし、後述のプレビュー受付部410でカラーページのプレビューが指定された場合に、前記書誌情報に含まれるカラー属性がカラーである印刷データのカラーページをプレビューする機能部である。言い換えると、カラーページ特定部409で特定されたページに対応する画像をプレビューする機能部である。
また、プレビュー部405は、カラーページのプレビュー指示を受け付けた場合に、前記カラーページ特定部409で特定されたページに対応する画像をプレビューする機能部である。
また、プレビュー部405は、後述の切替部411での切替えに従って、カラーページ特定部409で特定されたページに対応する画像をカラー表示又はモノクロ表示する機能部である。
印刷部406は、モード判定部401で抑止モードであると判定された場合に、カラー属性がカラーである印刷データをモノクロ印刷する機能部。
ログイン部407は、ユーザ認証によって、当該画像形成装置にログインする機能部である。
カラーページ特定部409は、選択された印刷データのカラーページを特定する機能部であり、印刷データのうち、カラーであるページをプレビューするカラーページプレビューモードである場合に、プレビューの指示を受け付けた印刷データの各ページのカラー情報に従って、カラーであるページを特定する機能部である。
プレビュー受付部410は、カラーページのプレビュー指示を受け付ける機能部である。
切替部411は、プレビュー部405でプレビューするカラーページの表示を、カラー表示又はモノクロ表示切替する機能部である。言い換えると、カラーページ特定部409で特定されたページに対応する画像のカラー表示又はモノクロ表示を切替える機能部である。
モノクロ変換部412は、モード判定部401で抑止モードであると判定された場合に、カラーである印刷データのプレビュー画像をモノクロ変換する機能部である。
次に、図18を用いて、本実施形態の処理概要について説明する。
(1)クライアントPC100のプリンタドライバで生成された印刷データを複合機300に出力する。なお、プリンタドライバで生成された印刷データは、ヘッダー情報と、描画するデータで構成されている。ヘッダー情報には、図10の書誌情報に対応する情報が格納されている。ヘッダー情報は、プリンタドライバで生成され、例えば、ヘッダー情報のユーザ名には、クライアントPC100にログインしているログインユーザ名が記憶される。また、ドキュメント名は、印刷元のファイルのファイル名が記憶される。その他部数、ページ数などは、プリンタドライバで設定あるいは解析した情報が記憶される。
(2)印刷データをポートで受信すると、(3)複合機300の本体機能が、印刷データの蓄積領域であるボックスに印刷データを格納する。印刷データを格納すると、画像処理部317が描画するデータを取得して、プリンタ部312で描画するための画像データを生成する。また、複合機300本体機能がヘッダー情報をもとに書誌情報を生成する。また、複合機300の本体機能が画像データをもとにサムネイル画像を生成する。なお、画像データと、書誌情報と、サムネイル画像は、複合機300の本体機能が生成する文書識別情報で対応づいて記憶されている。そのため、プリントアプリケーションから文書識別情報が指定されると、画像データ、サムネイル画像、書誌情報を取得することが可能である。書誌情報が生成されると、プリントアプリケーションが書誌情報を取得して、プリントアプリケーションが管理するメモリで記憶する。
(4)認証により複合機300にログインしたユーザ名に従って、プリントアプリケーションは、メモリに記憶されている書誌情報を検索し、印刷データの一覧を表示する。プリントアプリケーションの設定(図11)で省コストモードである場合には、ユーザによりプレビュー表示の指定があると、プリントアプリケーションは、複合機300の本体機能に対して、文書識別情報を含むサムネイル取得要求を送信し、サムネイル画像を取得する。プリントアプリケーションは、取得したサムネイル画像をモノクロのサムネイル画像に変換し、操作部308の表示部に対して表示を実行する。また、プレビュー表示においては、ユーザの指定に応じてカラーのページを抽出し、カラーページのサムネイル画像を表示する。
これにより、本体機能とは別に動作するプリントアプリケーションで省コストモードを設定した場合に、プレビューでカラーのサムネイル画像が表示されないように制御することができる。また、ユーザがカラー印刷できると誤った認識がされることを軽減することができる。さらに、ユーザがカラーページを認識することができるので、強制的にモノクロ印刷したことによる印刷ミスを軽減することができる。
次に図5〜図8を用いて、本実施形態の詳細な処理について説明する。
図5は、本実施形態における、印刷データを複合機300に保存する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS501では、CPU201が、出力対象の複合機300で印刷可能な印刷データを生成する。具体的には、ユーザによりクライアントPC100上の各種アプリケーションを用いて文書等を生成し、ユーザの印刷指示に従って、クライアントPC100にインストールされているプリンタドライバが印刷データ(PDLデータ等)を生成する。
ステップS502では、CPU201が、指定された複合機300に対してRAW印刷を実行する。具体的には、具体的には生成した印刷データを複合機のRAWポート(9100番)に送信する。この時、複合機300の保存領域のボックス番号が指定されているものとする。
ステップS503では、CPU301が、RAWポート(9100番)を監視し、クライアントPC100から送信されてくる印刷データ受信する。
ステップS504では、複合機300の本体機能で受信した印刷データ(例えば、PDL)を用いて、当該複合機300での印刷に用いる画像データを生成する。生成した画像データをクライアントPC100のプリンタドライバで指定されたボックス番号の領域(蓄積領域)に保存するものとする。画像データはCMYKで表現された画像データであり、プリント用の画像データである。なお、保存される画像データは、例えば、JPEG形式の画像データである。複合機300のプリント用の独自のファイル形式であってもよい。
画像データを生成する際に、複合機300の本体機能で、印刷データのヘッダー情報を解析して、印刷データの管理情報としての書誌情報を生成し、蓄積領域に記憶する。また、複合機300の本体機能が、画像データを用いてプレビュー表示するためのサムネイル画像(各ページのサムネイル画像)を生成し、蓄積領域に記憶する。サムネイル画像は、蓄積領域に保存した画像データ(CMYK)を元に、ページ毎にサイズを小さくした画像で、RGBで表現された表示用の画像データである。なお、サムネイル画像は、例えば、TIFF形式の画像データである。複合機300の表示用の独自のファイル形式であってもよい。
サムネイル画像を生成する際に、複合機300の本体機能により、各ページがカラーを含むデータかを解析し、ページ毎のカラー情報(カラー/モノクロ)も書誌情報として記憶する。書誌情報として記憶せずに、サムネイル画像のプロパティ情報としてカラーかモノクロかを識別するカラー情報を保持する構成であってもよい。また、複合機300の本体機能が、各ページがカラーを含むデータかを解析できない機種であった場合には、プリントアプリケーションでサムネイル画像の画素を解析して、カラーを含むデータかを解析する。
カラーを含むデータか否かの解析は、サムネイル画像を解析しても、サムネイル画像の元の画像データ(プリント用のデータ)を解析してもよい。サムネイル画像を解析する場合、RGBの値がグレーを表す値(例えば、RGBの値が同じ値)であれば、カラーを含まないデータ(モノクロデータ)と判定される。サムネイル画像の元の画像データ(プリント用のデータ)を解析する場合、CMYKの値がグレーを表す値(例えば、Kの値で色表現されている)であればカラーを含まないデータ(モノクロデータ)と判定される。言い換えると、サムネイル画像を解析する場合、RGBの値がカラーを表す値であれば、カラーを含むデータとして判定され、CMYKの値がカラーを表す値(例えば、CMYの値で色表現されている)であればカラーを含むデータとして判定される。
このサムネイル画像と書誌情報と画像データは、文書識別番号で対応付いて記憶されているものとし、書誌情報が選ばれると、書誌情報の文書識別番号に対応する画像データやサムネイル画像が決定され、取得できる。なお、画像データと印刷データを分けて説明したが、画像データも印刷のデータであるため、印刷データとすることも可能である。
ステップS505では、複合機300にインストールされているプリントアプリケーションにより、本体機能が記憶管理する書誌情報を取得する。
ステップS506では、プリントアプリケーションが管理する記憶領域に書誌情報を記憶する。この書誌情報の一例を示す図は、図10である。
ここで、図10に示す書誌情報について説明する。図10は、複合機300で管理する書誌情報の一例を示すデータ図である。
書誌情報のユーザ名属性は、印刷データを印刷したユーザ名(ユーザID)が記憶される。ドキュメント名属性は、印刷データの元となるファイルのファイル名(文書名)が記憶される。部数属性は、プリンタドライバで指定された部数が記憶される。ページ数属性は、印刷データの合計ページ数が記憶される。印刷方法属性には、両面設定等の設定情報が記憶される。用紙サイズ属性は、印刷する用紙のサイズが記憶される。
カラー属性1001は、印刷データがカラー情報を含む場合はカラーが記憶され、印刷データにカラーが含まれない場合、モノクロが記憶される。このカラー属性1001は、複合機300の本体機能で画像データを生成する際に、カラーデータがあるかを判定して、値として記憶されるものである。なお、カラー属性1001は、ページごとに記憶されていてもよい。本実施形態の特徴的構成の一例は、このカラー属性を用いて、実現される。
ページレイアウト属性は、印刷時のページレイアウト(2in1等)を示す値が記憶される。保存日時は、印刷データが複合機300に保存された日時(タイムスタンプ)が記憶される。文書識別番号は、画像データや書誌情報やサムネイル画像を特定するための識別番号が記憶される。なお、保存日時、文書識別番号は複合機300の本体機能が生成し記憶する。その他の情報は、印刷データのヘッダー情報から取得して記憶される。
次に、図6を用いて、複合機300に記憶されている印刷データ一覧を表示する処理について説明する。図6は、複合機300に印刷データ一覧を表示する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS601では、CPU301が、ユーザの操作によって入力されたユーザIDとパスワードを含む認証情報を取得する。なお、カードリーダ319で読み取られたカードのカードID(カードの製造番号等)を認証情報として取得してもよい。
ステップS602では、CPU301が、認証情報を認証サーバ200に送信する。
ステップS603では、CPU201が、認証情報を受信する。
ステップS604では、CPU201が、認証サーバに備える認証テーブルを参照し、受信した認証情報と一致するユーザ情報を検索する。一致するユーザ情報があった場合には、ユーザ情報を取得する。なおユーザ情報の検索には、認証情報に含まれるユーザIDとパスワードで検索する、或いは、カードIDで検索する。また、検索の結果得られるユーザ情報には、ユーザ名、カードID、印刷権限、部門IDなど様々な情報が含まれる。
ステップS605では、CPU201が、検索の結果得られたユーザ情報を複合機300に送信する。なお、検索の結果、一致するユーザ情報がない場合には、認証エラー情報を送信するものとする。
ステップS606では、CPU301が、認証サーバ200から返答されたユーザ情報を受信する。
ステップS607では、CPU301が、受信したユーザ情報を複合機300の本体機能が管理するログイン情報領域(ログインコンテキスト)に記憶する。本体機能は、各種アプリケーションに対して、認証が得られ、複合機300がログイン状態になったことを通知する。これにより、複合機300の機能及び各種アプリケーションが利用可能な状態となる。
ステップS608では、CPU301が、ステップS607でログインしたユーザ情報のユーザ名を取得してメモリ上に保持する。このユーザ名と一致する書誌情報を検索して書誌情報一覧を生成し、メモリ上に保持する。
ステップS609〜ステップS614で、CPU301が、ステップS608で保持した書誌情報数分、繰り返し処理を実行する。
ステップS610では、CPU301が、書誌情報に含まれるカラー属性を参照し、印刷データにカラーデータ(カラーページともいう)が含まれるか否かを判定する。カラー属性にカラーの値が記憶されている場合には、カラーデータが含まれる印刷データとして、ステップS611へ処理を移す。カラー属性にモノクロの値が記憶されている場合には、カラーデータが含まれていない印刷データとして、ステップS612へ処理を移す。
なお、カラー属性に値が記憶されていない場合には、ここで複合機300に保存されている画像データを解析してカラーデータがあるか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS611では、CPU301が、プリントアプリケーションの図11の設定ファイルを参照し、複合機300が省コストモード(抑止モードともいう)であるか否かを判定する。なお、設定ファイルの設定が読み込まれメモリに記憶されている構成であってもよいことは言うまでもない。省コストモードであると判定した場合に、ステップS613へ処理を移す。省コストモードでないと判定した場合に、ステップS612へ処理を移す。なお、省コストモードの設定は、管理者によって設定可能となっており、複合機300個々に設定される。そのため、複合機300が複数台ある場合には、省コストモードの複合機や通常モードの複合機で構成される。なお、通常モードとは、デバイスで強制的にモノクロ印刷することなく、カラー属性の値に従って、印刷するモードである。
ステップS612では、CPU301が、書誌情報のカラー属性の値(カラー/モノクロ)に従って、データのカラー情報を示すアイコンを取得する。より詳細には、プリントアプリケーションは、アイコンとして、「カラーデータを示すアイコン」「モノクロデータを示すアイコン」「カラーデータであるが、モノクロとして印刷されることを示すアイコン」の3種類を記憶している。
ここで、カラー属性がカラーであった場合には、「カラーデータを示すアイコン」を取得し、カラー属性がモノクロであった場合には、「モノクロデータを示すアイコン」を取得する。そして、書誌情報とアイコンを用いて、図12のように書誌情報一覧を複合機300の表示部に表示する。「カラーデータを示すアイコン」は1201として、「モノクロデータを示すアイコン」は1202として表示される。
ステップS613では、CPU301が、印刷データにカラーデータ(カラーページともいう)が含まれ、省コストモードである場合に、書誌情報に含まれるカラー属性を用いることなく、強制的に「カラーデータであるが、モノクロとして印刷されることを示すアイコン」を取得する。そして、書誌情報と取得した「カラーデータであるが、モノクロとして印刷されることを示すアイコン」を用いて、図13のように書誌情報一覧を複合機300の表示部に表示する。「カラーデータであるが、モノクロとして印刷されることを示すアイコン」は1301として表示される。言い換えると、印刷データの一覧を表示し、当該印刷データの一覧で、省コストモード(抑止モード)により印刷データがカラーからモノクロに変換されることを識別可能に表示する。なお、省コストモードであっても、カラー属性がモノクロである書誌情報については、1302のように、「モノクロデータを示すアイコン」が表示されてもよい。これはプリントアプリケーションの設定によって1301又は1302が表示される。
1302の場合をより具体的に説明すると、図9の省コストモードの書誌情報一覧において、901のように、実際の印刷データはカラーであるが、モノクロデータの印刷データであるかように表示する。図9のように表示することで、全ての印刷データがカラーを識別できないようにモノクロ表示されるため、印刷における省コストの意識をユーザに認識させることができる。
なお、本実施形態では、ステップS610の後に、ステップS611を判定する手順としてが、ステップS611の後にステップS610の判定をする手順であってもよい。すなわち、手順が限定されるものではない。
ステップS615では、CPU301が、ユーザの操作に応じて、書誌情報が選択され、プリント開始ボタンが押下されたか否かを判定する。プリント開始ボタンが押下されたと判定した場合には、選択された書誌情報に対応する印刷データを印刷するものとして、ステップS616へ処理を移す。プリント開始ボタンが押下されていないと判定した場合には、ユーザの操作に応じた各種処理、機能が実行される。
ステップS616では、選択された書誌情報に対応する印刷データを強制モノクロ印刷するか否かを判定する。強制モノクロ印刷をする印刷データとは、1301のアイコン表示している書誌情報に対応する印刷データである。言い換えると、複合機300が省コストモードで、カラー属性でカラーである書誌情報が選択された場合に強制モノクロ印刷と判定される。なお、強制モノクロ印刷をしない印刷データとは、1302のアイコン表示している書誌情報に対応する印刷データである。言い換えると、複合機300がカラー属性でモノクロである書誌情報が選択された場合に強制モノクロ印刷をしないと判定される。
強制モノクロ印刷すると判定された場合には、ステップS617へ処理を移し、強制モノクロ印刷しないと判定された場合には、ステップS618へ処理を移す。
ステップS617では、複合機300の本体機能に対して、プリントアプリケーションが書誌情報に対応する印刷データをモノクロ印刷するように印刷命令を発行する。印刷命令は、例えば、書誌情報に含まれる画像データを特定する文書識別情報(ハンドルであってもよい)と、モノクロ印刷指定情報を含む印刷命令である。この印刷命令を発行することで、複合機300の本体機能が所定の画像データを取得し、画像データをモノクロ画像となるように描画する。複合機300の本体機能がモノクロで描画する際には、例えば、CMYKのCMYの値をKに置き換えることでモノクロ画像を描画することが可能となる。
ステップS618では、複合機300の本体機能に対して、プリントアプリケーションが書誌情報に対応する印刷データをモノクロ印刷しないように、通常の印刷命令を発行する。印刷命令に従って、複合機300の本体機能が所定の画像データを取得し、画像データをように描画する。
ステップS619では、ステップS617やステップS618で描画されたデータを紙媒体に印刷し、出力する。
本実施形態では、省コストモードとして表現したが、フルカラー印刷を用いる印刷でなければ良いため、モノクロ印刷モード、エコ印刷モードなどモードの名称であってもよい。すなわちモード名称によって実施の形態が限定されるものではない。例えば、カラー印刷を抑止する抑止モードなど。
ステップS611により、モノクロで印刷されることが識別可能になり、誤印刷を防ぐことができる。また、強制的にカラーがモノクロに変換される印刷データかどうかを識別可能になり、更に誤印刷を防ぐとともに、強制的にモノクロ印刷をさせるケースにおいてユーザにとって識別力が高まり、使い勝手が向上する。
次に、図7を用いて、プレビュー表示する処理について説明する。図7は、複合機300でのプレビュー表示する処理の一例を示すフローチャートである。
図7の処理は、図12の1203、図13の1303のプレビューボタンが押下された場合の処理である。なお、図9のプレビューボタンについては説明を省略する。すなわち、ステップS612やS613で印刷データの一覧が表示された後の処理である。
図12又は図13の書誌情報一覧で、印刷したい印刷データの書誌情報がユーザに選択され、プレビューボタン1203又は1303が押下されたことをCPU301が検知すると、選択された書誌情報のページ数分処理するまで、ステップS701〜ステップS707の処理を繰り返す。なお、プレビュー表示は、書誌情報が1つ選択された場合に実行できるものとする。
ステップS701では、CPU301が、ユーザにより選択された書誌情報に対応するサムネイル画像をページごとに取得する。より詳細には、プリントアプリケーションにより、選択された書誌情報の文書識別番号を含むサムネイル画像取得要求を複合機300の本体機能に発行することで、複合機300の本体機能が文書識別番号に対応するサムネイル画像を取得して、プリントアプリケーションに受け渡す。この時、サムネイル画像のカラー情報も合わせて受け渡す。
ステップS702では、CPU301により、プリントアプリケーションが、取得したサムネイル画像のカラー情報、もしくは、サムネイル画像の画素情報を解析してカラーデータを含むページか否かを判定する。カラーの解析については、既知の技術を用いることで実現可能であることは言うまでもない。カラーデータを含むページであると判定された場合には、ステップS703へ処理を移す。カラーデータを含まないページであると判定された場合には、ステップS704へ処理を移す。
なお、カラーデータを含むページか否かの判定は、サムネイル画像を生成する際でなく、複合機300の本体機能で画像データを生成する際に解析し、カラーデータを含むページを特定する。そして、特定されたページを書誌情報に記憶しておき、このページとの一致を確認して、カラーデータを含むページか否かを判定してもよい。
ステップS703では、CPU301により、プリントアプリケーションが図11の設定ファイルを参照し、複合機300(プリントアプリケーション)が省コストモードであるか否かを判定する。なお、設定ファイルの設定が読み込まれメモリに記憶されている構成であってもよいことは言うまでもない。省コストモードであると判定した場合に、ステップS705へ処理を移す。省コストモードでないと判定した場合(通常モードである場合)に、ステップS704へ処理を移す。
なお、本実施形態では、ステップS702の後に、ステップS703を判定する手順としてが、ステップS703の後にステップS702の判定をする手順であってもよい。すなわち、手順が限定されるものではない。
ステップS704では、CPU301により、プリントアプリケーションが、ステップS701で取得したサムネイル画像を用いて、プリントアプリケーションでプレビューするサイズとなるように、プリントアプリケーションが予め記憶しているサイズで変更したサムネイル画像を作成する。サイズの変更は、サムネイル画像を拡大又は縮小どちらであってもよい。ここで作成されるサムネイル画像は、カラーの画像データである場合には、カラー画像であるサムネイルが作成され、モノクロの画像データである場合には、モノクロ画像であるサムネイルが作成される。サムネイルの作成は既知の技術を用いるため説明を省略する。
ステップS705では、CPU301により、プリントアプリケーションが、ステップS701で取得したカラーのサムネイル画像を用いて、グレースケール等のモノクロ変換処理を行い、モノクロのサムネイル画像を作成する。この時、ステップS704で説明した通り、プリントアプリケーションでプレビューするサイズとなるように、プリントアプリケーションが予め記憶しているサイズでモノクロのサムネイル画像を作成する。モノクロのサムネイル画像の作成方法は、既知の技術を用いて行うが、例えば、プリントアプリケーションが、サムネイル画像の画素を解析し、白以外の色情報を持つか所を黒またはグレーの画素情報に変換する。
なお、モノクロのサムネイル画像を作成する機能を有する複合機であった場合には、プリントアプリケーションから、文書識別情報を含むモノクロ変換要求を本体機能に発行することで、本体機能でモノクロのサムネイル画像を生成する。そして、本体機能からモノクロのサムネイル画像をプリントアプリケーションが取得してもよい。
ステップS706では、CPU301が、ステップS704又はステップS705で作成されたサムネイル画像を表示する。複合機300(プリントアプリケーション)が省コストモードで、ユーザにより選択された書誌情報がカラーデータを含む場合には(例えば、図13のマニュアル)、図14のプレビュー画面1400が表示される。この場合、モノクロのサムネイル画像が表示される。すなわち、カラーデータを含むページであっても、モノクロのサムネイル画像で表示される。
また、省コストモードの場合であっても、強制的にモノクロ印刷されない印刷データ、すなわち、もともとカラーデータを含まない印刷データの書誌情報(例えば、図13の見積もり)が選択された場合には、図14のプレビュー画面1410が表示される。
さらに、省コストモードでなく、カラーデータを含む印刷データが選択された場合には(図12でマニュアルが選択された場合)、図16の1600のように、それぞれのページのカラー・モノクロに応じたサムネイルが表示される。
ステップS708では、CPU301が、図13の画面で選択された書誌情報がカラー属性にカラーを含むか否かを判定する。カラー属性にカラーをもつ書誌情報であった場合には、ステップS709へ処理を移す。カラー属性にモノクロをもつ書誌情報であった場合には、処理を終了する。
ステップS709では、CPU301が、複合機300(プリントアプリケーション)が省コストモードであるか否かを判定する。省コストモードであると判定された場合にはステップS710へ処理を移す。省コストモードでない場合には、処理を終了する。
なお、ステップS709とステップS710の処理手順は限定されるものではない。
ステップS710では、CPU301が、図14のカラーページプレビューボタン1401をプレビュー画面1400に表示する。
すなわち、省コストモードの場合で、強制的にモノクロ印刷される印刷データの書誌情報が選択された場合に、プリントアプリケーションが、図14の1400ようにカラーページプレビューボタン1401を備えるプレビュー画面を複合機300の表示部に表示する。
また、省コストモードの場合であっても、強制的にモノクロ印刷されない印刷データ、すなわち、もともとカラーデータを含まない印刷データの書誌情報(例えば、図13の見積もり)が選択された場合には、図14のプレビュー画面1410が表示される。この時カラーページはないので、プレビュー画面1400に備えているカラーページプレビューボタン1401は表示されないように制御する。
図14〜図16に表示されている詳細表示ボタンは、選択されたサムネイルの拡大画像を表示するボタンである。
次に、図8を用いて、カラーページプレビュー表示する処理について説明する。図8は、複合機300でのカラーページプレビュー表示する処理の一例を示すフローチャートである。
図8の処理は、図14の1401のカラーページプレビューボタンが押下された場合の処理である。なお、図7に引き続くフローチャートである。
図14の1401のカラーページプレビューボタンが押下されたことをCPU301が検知すると、図12又は図13の書誌情報一覧で選択された書誌情報のページ数分処理するまで、ステップS801〜ステップS807の処理を繰り返す。
ステップS801では、CPU301が、ユーザにより選択され、カラーページプレビューボタンが押下された書誌情報に対応するサムネイル画像をページごとに取得する。より詳細には、プリントアプリケーションにより、選択された書誌情報の文書識別番号を含むサムネイル画像取得要求を複合機300の本体機能に発行することで、複合機300の本体機能が文書識別番号に対応するサムネイル画像を取得して、プリントアプリケーションに受け渡す。この時、サムネイル画像のカラー情報も合わせて受け渡す。
ステップS802では、CPU301により、プリントアプリケーションが、取得したサムネイル画像のカラー情報、もしくはサムネイル画像の画素の色(RGB)を解析してカラーデータを含むページか否かを判定する。カラーの解析については、RGBがグレーを表す値であればカラーデータを含まないページと判断され、RGBがカラーである値である(グレーでない)場合には、カラーデータを含むページと判断される。なお、カラーデータの判定は、他の既知の技術を用いて判定してもよい。カラーデータを含むページであると判定された場合には、ステップS803へ処理を移す。カラーデータを含まないページであると判定された場合には、ステップS807へ処理を移す。
なお、カラーデータを含むページか否かの判定は、サムネイル画像を生成する際でなく、複合機300の本体機能でボックスに画像データを生成する際に解析し、カラーデータを含むページを特定する。そして、特定されたページを書誌情報に記憶しておき、このページとの一致を確認して、カラーデータを含むページか否かを判定してもよい。
ステップS803では、CPU301が、表示方法がカラー表示かモノクロ表示かを判定する。なお、デフォルトはモノクロ表示でカラーデータを含むページのサムネイル画像を表示するものとする。表示方法がモノクロ表示である場合には、ステップS805へ処理を移し、表示方法がカラー表示である場合には、ステップS804へ処理を移す。
ステップS804では、CPU301により、プリントアプリケーションが、ステップS801で取得したサムネイル画像を用いて、プリントアプリケーションでプレビューするサイズとなるように、プリントアプリケーションが予め記憶しているサイズで変更したサムネイル画像を作成する。すなわちカラーのサムネイル画像が作成される。サムネイルの作成は既知の技術を用いるため説明を省略する。
なお、ステップS804でカラーのサムネイル画像を作成する場合は、後述のカラー表示切替ボタン1501が押下された場合である。これにより、モノクロのサムネイル画像が、カラーのサムネイル画像に置き換わり表示される。
ステップS805では、CPU301により、プリントアプリケーションが、ステップS801で取得したカラーのサムネイル画像を用いて、グレースケール等のモノクロ変換処理を行い、モノクロのサムネイル画像を作成する。
モノクロ変換処理は、プリントアプリケーションが、サムネイル画像の画素の色(RGB)を取得し、グレー諧調に変換する。例えば、画素の「(R値 + G値 + B値) / 3」から得られる値をRGB値に設定する。これにより、グレー諧調のサムネイル画像となり、ユーザからは、モノクロとして見えるサムネイル画像となる。
なお、本実施形態では、再度モノクロのサムネイル画像を作成する構成としたが、ステップS705で作成されたサムネイル画像がある場合には、メモリからサムネイル画像を取得して表示することも可能である。
ステップS806では、CPU301が、ステップS804又はステップS805で作成されたサムネイル画像を表示する。より具体的には、カラー表示切替がモノクロ設定の場合には、図15のカラープレビュー画面1500にモノクロのサムネイル画像が表示される。カラー表示切替がカラー設定の場合には、図15のカラープレビュー画面1510にカラーのサムネイル画像が表示される。
これにより、カラーデータを含むページのサムネイルが表示されカラーデータのページを容易に確認することが可能となる。また、カラーデータを含むページを、モノクロとカラー表示を切り替えることができ、カラーによるページを確認することができるので、誤った印刷を減らすことが可能となる。
ステップS808では、CPU301が、図15のカラープレビュー画面1500又は図15のカラープレビュー画面1510に全ページプレビューボタン1502を表示する。全ページプレビューボタン1502が押下された場合に、図14のプレビュー画面1400へ戻る。なお、図14のプレビュー画面1400へ戻る場合には、既に生成されているサムネイル画像をメモリから取得して、再表示する。
ステップS809では、CPU301が、図15のカラープレビュー画面1500又は図15のカラープレビュー画面1510に、カラー表示切替ボタン1501を表示する。なお、図14のプレビュー画面1400でカラーページプレビューボタン1401が押下された場合には、カラー表示切替の設定のデフォルト値がモノクロであるため、モノクロでカラーページを表示していることを示す文字列を表示する。その後、ユーザによりカラー表示切替ボタン1501が押下されると、カラー表示切替の設定がカラーとなるため、カラーでカラーページを表示していることを示す文字列を表示する。
なお、ユーザによりカラー表示切替ボタン1501が押下された場合には、ステップS804でカラーのサムネイル画像を生成して、図15のカラープレビュー画面1510に表示する。
複合機300が省コストモードで、選択された書誌情報がカラーデータを含む場合には(例えば、図13のマニュアル)、図14のプレビュー画面1400が表示される。この場合、モノクロのサムネイルが表示される。すなわち、カラーデータを含むページであっても、モノクロのサムネイルで表示される。
次に、他の実施形態について説明する。図17は、図1のシステム構成に加え、省コストモードの複合機300と通常モードの複合機300と印刷管理サーバ400を備えたシステムである。印刷管理サーバ400のハードウェア構成は、図2と同様であるため、説明を省略する。
クライアントPC100は、印刷データを印刷管理サーバ400に送信する。受信した印刷管理サーバのプリント管理アプリケーションは、印刷データを蓄積するとともに、書誌情報を生成し管理する。
複合機300は、ユーザのログインがあると、印刷管理サーバに書誌情報一覧を要求し、ログインユーザに対応する書誌情報一覧を受信して、書誌情報一覧を複合機300の表示部に表示する。
この時、上述したフローチャートを用いると、同じユーザであっても、ログインした複合機300によって(省コストモードの複合機か否かで)表示が変わる。
具体的には、省コストモードの複合機300(プリントアプリケーション)にユーザがログインすると、複合機300の表示部に、図13の書誌情報一覧画面を表示される。すなわち、カラーの画像データであっても、モノクロとして表示される。
また、通常モードの複合機300にユーザがログインすると、複合機300の表示部に、図12の書誌情報一覧画面を表示される。すなわち、ログインした複合機300のモードによって、表示が切り替わる。
さらに、プレビューさせる際には、複合機300で選択された印刷データを印刷管理サーバから、この複合機300のボックスに出力し、画像データとサムネイル画像と書誌情報を作成する。この作成されたサムネイル画像を用いて、プレビュー表示する。
以上で説明した、モノクロ変換は、グレーの諧調表現するものとしたが、白と黒で表現する単純な2値化も含まれるものとする。2値化の際には、誤差拡散法などを用いた2値化であってもよい。
従来の印刷システムでは、例えば、同じ機種の複合機にユーザがログインした場合には、印刷データがカラーデータであればカラーで表示され、印刷データがモノクロデータであればモノクロで表示されるため、ログインした複合機によって同じ印刷データが異なる表示形態になることがなかった。そのため、ユーザが印刷物を出力して初めて、誤った複合機で印刷してしまったことを認識することになり誤印刷が多く発生してしまう。上述した実施形態によれば、同じ機種や同じグループの複合機であっても、ユーザがクライアントPCで印刷した印刷データが強制モノクロになるのか、通常通り印刷されるのかを複合機300上で識別できるので、誤った印刷を減らすことが可能となる。
特に、企業などのオフィスでは、同じ機種の複合機を多数導入しているケースがあるが、その場合、複合機がカラー出力機であっても、コスト削減のためにモノクロ印刷をさせたい場合がある。ユーザとしては同じ機種の複合機であるので、カラー印刷ができるものと思いこみ、クライアントPCから印刷をしてしまうので、上述のように書誌情報一覧あるいはプレビュー表示で、本来カラーで出力可能な印刷データを、モノクロデータとして識別表示させることは、誤印刷を防ぐ上で効果がある。
また、万一、省コストモードの複合機にユーザがログインした場合であっても、モノクロデータとして書誌情報一覧あるいはプレビュー表示で識別表示されれば、ユーザは誤った複合機にログインしたことに気付くことになる。そこで、ユーザは、改めて通常モードの複合機にログインすることで、カラーでの印刷を実行できるため、利便性も高まる。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本実施形態によれば、カラー印刷データであっても、モノクロ印刷データであるように表示することで、不要な出力を抑止することができる。
その他、印刷データをプレビューする際に、カラーページをプレビューさせることで、印刷データの確認ができ、不要な出力を抑止することができる。強制モノクロ印刷する印刷データをプレビューする際に、カラーページをプレビューさせることで、不要な出力を抑止する効果がある。
また、簡単にカラーページだけをプレビューすることができるので、印刷データの確認が容易になる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図5〜図8に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図5〜図8の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図5〜図8の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 クライアントPC
200 認証サーバ
300 複合機
401 モード判定部
402 表示部
403 カラー属性判定部
404 指示部
405 プレビュー部
406 印刷部
407 ログイン部
408 印刷データ選択部
409 カラーページ特定部
410 プレビュー受付部
411 切替部
412 モノクロ変換部

Claims (7)

  1. 受け付けた印刷データをプレビューすることが可能な画像形成装置であって、
    当該画像形成装置の印刷設定を、カラー印刷抑止設定する設定手段と、
    前記印刷データにおけるカラーページを特定する特定手段と、
    前記印刷データのプレビューを受け付けるプレビュー受付手段と、
    前記設定手段によりカラー印刷抑止設定されている場合に、カラー印刷が抑止されるページを認識させるべく、前記特定手段により特定されたカラーページのプレビュー画像を表示する第1のプレビュー表示手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷データの全ページのプレビュー画像を表示可能な第2のプレビュー表示手段と、
    前記設定手段によりカラー印刷抑止設定されている場合に、前記第1のプレビュー表示手段によるプレビュー表示と前記第2のプレビュー表示手段によるプレビュー表示とを切り替える切替手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷データがカラーを示す属性を含み、前記設定手段によりカラー印刷抑止設定されている場合に、前記第1のプレビュー表示手段でカラーページのプレビュー画像を表示させるべく、カラーページのプレビュー指示部を受け付け可能に制御する受付制御手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷データの一覧を表示する一覧表示手段を更に備え、
    前記一覧表示手段は、当該画像形成装置においてカラー印刷が抑止される印刷データであるか、モノクロ印刷された印刷データであるかを識別表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記カラーページのプレビュー画像は、前記印刷データの各ページの表示データをもとに生成されたカラー印刷抑止の画像であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 受け付けた印刷データをプレビューすることが可能な画像形成装置の制御方法であって、
    当該画像形成装置の印刷設定を、カラー印刷抑止設定する設定ステップと、
    前記印刷データにおけるカラーページを特定する特定ステップと、
    前記印刷データのプレビューを受け付けるプレビュー受付ステップと、
    前記設定ステップによりカラー印刷抑止設定されている場合に、カラー印刷が抑止されるページを認識させるべく、前記特定ステップにより特定されたカラーページのプレビュー画像を表示する第1のプレビュー表示ステップと
    含むことを特徴とする制御方法。
  7. 受け付けた印刷データをプレビューすることが可能な画像形成装置で実行可能なプログラムであって、
    前記画像形成装置を、
    当該画像形成装置の印刷設定を、カラー印刷抑止設定する設定手段と、
    前記印刷データにおけるカラーページを特定する特定手段と、
    前記印刷データのプレビューを受け付けるプレビュー受付手段と、
    前記設定手段によりカラー印刷抑止設定されている場合に、カラー印刷が抑止されるページを認識させるべく、前記特定手段により特定されたカラーページのプレビュー画像を表示する第1のプレビュー表示手段
    として機能させるためのプログラム。
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