JP2014102543A - 印刷システム、画像形成装置と、それらの処理方法及びプログラム - Google Patents

印刷システム、画像形成装置と、それらの処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔から割り込み印刷をさせる際に、不要な割り込み印刷を抑制するとともに、セキュリティを考慮した割り込み印刷ができる仕組みを提供する。
【解決手段】情報処理装置が、画像形成装置にログインしているユーザに対する第1のユーザ識別情報を入力する入力手段と、入力された第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを、画像形成装置に送信する送受信手段と、を備え、画像形成装置が、情報処理装置から、第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを受信する送受信手段と、受信した第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段と、判定手段で一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしているユーザの印刷データに対して、受信した印刷データ識別情報に対応する印刷データの割込を制御する印刷制御手段と、を備える、印刷システムとして構成した。
【選択図】図8

Description

プリンタ等の機能を備える複合機において、クライアント端末から割り込み印刷を行う技術に関する。
オフィス等では、PC等のクライアント端末にネットワークを介して接続された複合機によって、情報の入出力が行われている。複合機とは、プリンタ、コピー、イメージスキャナ、ファクシミリ等の機能が一つにまとめられているコンピュータを含む機器のことをいう。
従来より、複合機による印刷では、印刷中に他のユーザからジョブの割り込み印刷の要求を受け付けると、要求のあったジョブを待機ジョブに割り込ませて印刷をさせることが行われている(例えば、特許文献1)。
また、近年の印刷環境は、セキュリティを考慮するために、ユーザが複合機でユーザ認証をしたうえで、ユーザがジョブを指定して印刷する仕組みがある(例えば、特許文献2)。
特開2003−162387号公報 特開2010−152726号公報
上述したように、近年の印刷環境においては、複合機にジョブを蓄積し、印刷する際にユーザが複合機でジョブを指定することで印刷を実行する。そのため、複合機に他のユーザがログインし印刷を実行している場合には、そのユーザの印刷が終わり、そのユーザが立ち去るまで待たなければ、ジョブを指定することができず印刷をすることができなかった。
つまり、近年の印刷環境においては、一度複合機にジョブを蓄積してしまうため、優先して印刷をしたい場合には、現在複合機を利用しているユーザに現在印刷しているジョブを中断してもらい、優先して印刷をしたいユーザが複合機にログインし、印刷したいジョブを指定して印刷を実行するしかなかった。
また、蓄積されたジョブを遠隔から指定して割り込み印刷要求することができる場合には、蓄積されたジョブを遠隔から割り込み印刷要求をすると、名前も知らないユーザが複合機にログインしていた場合、関係ないユーザに割り込みも要求をすることにつながる。そのため、遠隔から割り込み印刷要求がされると、関係のないユーザが複合機の前にいる状態で機密情報が含まれる印刷物が印刷されてしまい、セキュリティの低下を招くことになるという問題があった。
そこで、本願発明の目的は、遠隔から割り込み印刷をさせる際に、不要な割り込み印刷を抑制するとともに、セキュリティを考慮した割り込み印刷ができる仕組みを提供することである。
前述した課題を解決するための第1の発明は、情報処理装置とユーザがログインして少なくとも印刷を行う画像形成装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、前記情報処理装置は、前記画像形成装置にログインしている割込印刷の許可を得る対象のユーザに対する第1のユーザ識別情報を入力する入力手段と、入力された前記第1のユーザ識別情報と割込印刷をさせる印刷データの印刷データ識別情報とを、前記画像形成装置に送信する送受信手段と、を備え、前記画像形成装置は、前記情報処理装置から、前記第1のユーザ識別情報と前記印刷データ識別情報とを受信する送受信手段と、受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段と、前記判定手段で一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する前記印刷データの割込を制御する印刷制御手段と、を備えることを特徴とする印刷システムである。
第1の発明によって、不要な割り込み印刷を抑止することができるとともに、セキュリティを考慮した割り込み印刷を実現することができる。
第1の発明の印刷制御手段は、前記前記判定手段で一致したと判定された場合に、割込許可画面を表示し、前記ユーザからの割込許可があれば、前記割込を制御し、前記割込許可がなければ、前記送受信手段によって、割込不許可情報を前記情報処理装置へ送信することが望ましい。
これによって、画像形成装置のユーザによって、割込印刷の可否を決定させられるとともに、許可しない場合には、情報処理装置のユーザへ通知することができる。
第1の発明の画像形成装置は、さらに、当該画像形成装置にログインしているユーザがいるか否かを判定する第2の判定手段を、備え、前記送受信手段は、
前記第2の判定手段で前記ユーザがいると判定された場合に、前記第1のユーザ識別情報の入力を促す割込確認情報を、前記情報処理装置へ送信することが望ましい。
これによって、画像形成装置にログインしているユーザがいる場合には、情報処理装置のユーザへ割込印刷すること促すことができる。
第1の発明の印刷制御手段は、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザが印刷指示した前記印刷データの一覧を表示し、受信した前記印刷データ識別情報に対応する前記印刷データの割り込む位置を決定することが望ましい。
これによって、画像形成装置のユーザは、印刷データの割込ませるタイミングを決定することができる。
第1の発明の画像形成装置は、さらに、ログインするユーザのユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報に対応する印刷データを記憶する記憶手段と、ログインしたユーザのユーザ識別情報に対応する印刷データの一覧を表示する表示手段と、を備えることが望ましい。
これによって、画像形成装置は、ユーザに印刷データの一覧を表示することができる。
第2の発明は、ネットワークを介して接続された情報処理装置から、第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを受信する送受信手段と、受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段と、前記判定手段で一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する印刷データの割込を制御する印刷制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
第2の発明によって、画像形成装置において、不要な割り込み印刷を抑止することができるとともに、セキュリティを考慮した割り込み印刷を実現することができる。
第3の発明は、情報処理装置とユーザがログインして少なくとも印刷を行う画像形成装置とがネットワークを介して接続された印刷システムの処理方法であって、前記情報処理装置は、前記画像形成装置にログインしている割込印刷の許可を得る対象のユーザに対する第1のユーザ識別情報を入力する入力ステップと、入力された前記第1のユーザ識別情報と割込印刷をさせる印刷データの印刷データ識別情報とを、前記画像形成装置に送信する送受信ステップと、を含み、前記画像形成装置は、前記情報処理装置から、前記第1のユーザ識別情報と前記印刷データ識別情報とを受信する送受信ステップと、受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定ステップと、前記判定ステップで一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する前記印刷データの割込を制御する印刷制御ステップと、を含むことを特徴とする印刷システムの処理方法である。
第3の発明によって、不要な割り込み印刷を抑止することができるとともに、セキュリティを考慮した割り込み印刷の方法を実現することができる。
第4の発明は、情報処理装置とユーザがログインして少なくとも印刷を行う画像形成装置とがネットワークを介して接続された印刷システムのプログラムであって、前記情報処理装置であるコンピュータを、前記画像形成装置にログインしている割込印刷の許可を得る対象のユーザに対する第1のユーザ識別情報を入力する入力手段、入力された前記第1のユーザ識別情報と割込印刷をさせる印刷データの印刷データ識別情報とを、前記画像形成装置に送信する送受信手段、として機能させ、前記画像形成装置であるコンピュータを、前記情報処理装置から、前記第1のユーザ識別情報と前記印刷データ識別情報とを受信する送受信手段、受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段、前記判定手段で一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する前記印刷データの割込を制御する印刷制御手段、として機能させるための印刷システムのプログラムである。
第4の発明を汎用のコンピュータにインストールすることによって、第1の発明の印刷システムを得て、第3発明の印刷システムの方法を実行することができる。
第5の発明は、ネットワークを介して接続された情報処理装置から、第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを受信する送受信ステップと、受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成方法を実行するコンピュータにログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定ステップと、前記判定ステップで一致したと判定された場合に、ログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する印刷データの割込を制御する印刷制御ステップと、を含むことを特徴とする画像形成装置の処理方法である。
第5の発明によって、画像形成方法を実行するコンピュータにおいて、不要な割り込み印刷を抑止することができるとともに、セキュリティを考慮した割り込み印刷の方法を実現することができる。
第6の発明は、コンピュータを、ネットワークを介して接続された情報処理装置から、第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを受信する送受信手段、受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成プログラムを実行する前記コンピュータにログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段、前記判定手段で一致したと判定された場合に、ログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する印刷データの割込を制御する印刷制御手段、として機能させるための画像形成装置のプログラムである。
第6の発明を汎用のコンピュータにインストールすることによって、第2の発明の画像形成装置を得て、第5の発明の画像形成方法を実行することができる。
本発明によれば、遠隔から割り込み印刷をさせる際に、複合機を利用しているユーザのユーザ識別子と、割り込み印刷をしようとするユーザの送信するユーザ識別子との一致を判定して、割り込み印刷を許可するので、信頼のおける、或いは面識のあるユーザに対してのみ割り込み印刷を要求することとなり、不要な割り込み印刷を抑止することができるとともに、セキュリティを考慮した割り込み印刷を実現できる。
プリントシステムの構成例を示すシステム構成図 クライアント端末及び認証サーバ(情報処理装置)のハードウェア構成例を示すブロック図 複合機のハードウェア構成例を示すブロック図 (a)クライアント端末の機能ブロック図、(b)複合機の機能ブロック図 印刷データの送信処理のフローチャート 通常時の印刷処理のフローチャート 割り込み印刷処理のフローチャート(1) 割り込み印刷処理のフローチャート(2) 割り込み印刷処理のフローチャート(3) 書誌情報データテーブルの例を示す図 認証データリストの例を示す図 印刷リストの例を示す図 (a)印刷データ一覧画面の例を示す図、(b)割り込み確認ダイアログ画面の例を示す図 印刷許可ダイアログ画面の例を示す図 (a)印刷データ一覧画面の例を示す図、(b)割り込み許可ダイアログ画面の例を示す図 (a)割り込み印刷指定画面の例を示す図、(b)割り込み印刷画面の例を示す図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるクライアント端末100、認証サーバ200、複合機300を含むプリントシステム1の構成の一例を示すシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態のプリントシステム1は、1又は複数のクライアント端末100(例えば、ユーザ毎)、1又は複数の複合機300、及び認証サーバ200がローカルエリアネットワーク(LAN)600を介して接続され、情報の送受信を行う構成となっている。
クライアント端末100には、プリンタドライバがインストールされており、プリンタドライバは指定された文書から印刷データを生成し、複合機300に印刷データを送信する。この時、プリンタドライバでは、複合機300に格納する先が設定されており、その格納先を指定した送信がされる。
また、クライアント端末100にはブラウザがインストールされており、当該ブラウザを用いて複合機300にアクセスし、複合機300に格納した印刷データの一覧をブラウザで表示する。さらに、ブラウザで印刷データを指定し、指定された印刷データの削除指示が可能となっている。
指定された印刷データについては、割り込み印刷を指示することが可能である。割り込み印刷を指示する際には、割り込み印刷時のセキュリティ低下を防ぐため、複合機300にログインしているユーザの情報を入力させて、そのユーザがいる場合にのみ割り込み印刷ができるように構成する。
また、認証サーバ200は、認証テーブルを記憶しており、複合機300のカードリーダへICカードをかざすことによってなされる認証依頼(ICカードから読み取られたカード情報を含む認証依頼)に応じて、当該認証用テーブルを用いて認証処理を行う。また、ICカード以外に、複合機300へ入力されたユーザ名とパスワードの認証をすることも可能である。
なお、ICカードは、ICカードとしての機能を備える携帯端末等でもよい。
複合機300は、クライアント端末100から印刷データを受信すると、クライアント端末100で指定された格納先に印刷データを格納する。印刷データを格納すると、当該印刷データに対応する印刷データ情報(印刷データの印刷者名(ユーザ名)等の書誌情報)を生成して、管理する。
複合機300は、複合機300へユーザがログインすると、ログインしたユーザの印刷データの一覧を表示し、ユーザから印刷指示を受け付ける。また、クライアント端末100からアクセスがあった場合には、印刷データの一覧をクライアント端末100に送信する。
そして、複合機300は、クライアント端末100から印刷データの割り込み印刷要求を受け付けると、割り込み印刷要求に含まれているユーザ情報と複合機300にログインしているユーザのユーザ情報とを比較して、割り込み印刷を実行するかを判定する。複合機300は、ユーザ情報が一致する場合に、割り込み印刷を実行する。
なお、クライアント端末100によって、本発明にかかる「情報処理装置」の一例が構成されており、複合機300によって、本発明に係る「画像形成装置」の一例が構成されている。
以下、図2を用いて、図1に示したクライアント端末100、認証サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、図1に示したクライアント端末100、認証サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202及び外部メモリ211は、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステム(以下、OSという。)、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等を記憶する。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、当該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や図示しないマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する、ハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN600)を介して外部機器と接続され、通信を行うものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上でアウトラインフォントの表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上で図示しないマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、必要に応じてRAM203にロードされる。これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3を用いて、図1に示した複合機300のハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示した複合機300のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、コントローラユニット316は、画像入力デバイスとして機能するスキャナ部314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部312と接続する一方、LAN(例えば、図1に示したLAN600)や公衆回線(WAN)(例えば、PSTNまたはISDN等)と接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
コントローラユニット316において、CPU301は、システム全体を制御するプロセッサである。
RAM302は、CPU301が動作するためのシステムのワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。
ROM303は、システムのブートプログラムや各種制御プログラムを格納している。
ハードディスクドライブ(HDD)304は、システムを制御するための各種プログラム、画像データ等を格納する。
操作部インタフェース(操作部I/F)307は、操作部(キーボード等)308とのインタフェース部である。また、操作部I/F307は、操作部308から入力したキー情報(例えば、スタートボタンの押下)をCPU301に伝える役割をする。
ネットワークインタフェース(Network I/F)305は、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN600)に接続し、データの入出力を行う。
モデム(MODEM)306は、公衆回線網に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
外部インタフェース(外部I/F)318は、USB、IEEE1394、プリンタポート、RS−232C等の外部入力を受け付けるI/F部である。本実施形態においては、認証で必要となるICカード(記憶媒体)の読み取り用のカードリーダ319が、外部I/F部318に接続されている。そして、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ319によるICカードからの情報読み取りを制御し、当該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。
イメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)320は、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
画像バス315は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)310は、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。
プリンタインタフェース(プリンタI/F)311は、プリンタ部312とコントローラユニット316とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
また、スキャナインタフェース(スキャナI/F)313は、スキャナ部314とコントローラユニット316とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部317は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、画像をラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は、図示しない原稿フィーダのトレイにセットされ、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ部314に指示を与え、スキャナ部314は、原稿フィーダによって原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある(図示しない)。
操作部308は、図示しないLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部を有し、表示部上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
尚、表示部は複合機300によって表示性能が異なり、タッチパネルを介して操作をできる複合機300や、単に液晶画面を備え文字列を表示(印刷状態や印刷している文書名の表示)させるだけの複合機300がある。これらによって本発明は構成されている。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。操作部308のリセットキーは、操作部308からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ319は、CPU301からの制御により、ICカードに記憶されている情報を読み取り、読み取った情報を外部I/F318を介してCPU301へ通知する。
以上のような構成によって、複合機300は、スキャナ部314から読み込んだ画像データをLAN600上に送信したり、LAN600から受信した印刷データをプリンタ部312により印刷出力することができる。
また、スキャナ部314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線網へFAX送信したり、公衆回線網からFAX受信した画像データをプリンタ部312により出力することできる。
以下、図4を用いて本実施形態における、クライアント端末100及び複合機300に備える各機能について説明する。図4(a)は、本実施形態における、クライアント端末100の機能ブロック図であり、図4(b)は、本実施形態における、複合機300の機能ブロック図である。なお、それぞれの機能における詳細な処理は後述するため、ここでは各種端末内に記載されている機能ブロック図の説明を記載する。
図4(a)に示すように、クライアント端末100は、印刷データ生成部401、印刷データ送信部402、ユーザ入力部403、割込印刷要求部404の各機能部を少なくとも備えている。
印刷データ生成部401は、複合機300で印刷する印刷データを生成する機能部である。印刷データには、印刷可能なユーザ名を含む。
印刷データ送信部402は、複合機300に印刷データの送信を制御する機能部である。
ユーザ入力部403は、複合機300のログインユーザとの一致を判定するためのユーザ識別情報を入力させる機能部である。
割込印刷要求部404は、ユーザ入力部403で入力されたユーザ識別情報に対応するユーザに、割込印刷を要求する機能部である。
図4(b)に示すように、複合機300は、印刷データ受信部405、印刷データ格納部406、ユーザ判定部407、割込印刷部408の各機能部を少なくとも備えている。
印刷データ受信部405は、クライアント端末100から印刷データを受信する機能部である。
印刷データ格納部406は、受信した印刷データを複合機300のボックス(複合機300が予め有している複数の保存領域)に格納する機能部である。なお、格納先は、複合機300内部でなく、複合機300に通信可能に接続されている他の装置(外部サーバ、外部データベース、USBメモリ等の外部メモリ)であってもよい。
ユーザ判定部407は、割込印刷が可能かを判定するために、クライアント端末100で入力されたユーザ名と、複合機300にログインしているユーザ情報のユーザ名の一致を判定する機能部である。
割込印刷部408は、複合機300にログインしているユーザによる印刷中に、クライアント端末100で要求したユーザの印刷データの印刷を割り込ませる機能部である。
次に、図5〜図9のフローチャートを用いて、本実施形態における割り込み印刷の詳細な処理について説明する。なお、フローチャートの各ステップは、各装置のCPUが処理を実行するものとする。以下では、適宜、各装置のCPUを制御部と記載する。
また、各フローチャートで用いる画面やデータについては、フローチャートの各ステップ内で説明する。
なお、図7、図8、及び図9において、丸A、丸Bの記号は、処理が継続することを示す。
図5は、クライアント端末100から複合機300へ印刷データを送信する際の処理を示したフローチャートである。
ステップS500において、クライアント端末100の制御部(CPU)201は、プリンタドライバで印刷データを生成し、プリンタドライバで設定されている出力先の複合機300に対して、印刷データを送信する。なお、この印刷データのヘッダ情報には、当該印刷データを生成したユーザのユーザ名が少なくとも含まれる。この時プリンタドライバでは、印刷データを保存する複合機300のボックス(複合機300が予め有している複数の保存領域)の番号が指定されており、クライアント端末100の制御部201は、このボックス番号が含まれる印刷データを送信する。
ステップS501において、複合機300の制御部(CPU)301は、クライアント端末100から印刷データを受信する。
ステップS502において、複合機300の制御部301は、受信した印刷データを複合機300のボックスに保存する。ボックスへの保存は、ボックス番号が印刷データのヘッダー情報に含まれ、複合機300の制御部301は、印刷データを受信すると、このヘッダーを解析して所定のボックスに保存する。
なお、このステップS502によって、本発明に係る「ログインするユーザのユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報に対応する印刷データを記憶する」ことの一例が構成されている。ここで、印刷データのヘッダ情報に含まれるユーザ名が「ユーザ識別情報」に相当する。
ステップS503において、複合機300の制御部301は、保存した印刷データの書誌情報を取得し、複合機300が保持している図10に示す書誌情報データテーブル3001に情報を格納する。なお、書誌情報は、印刷データのヘッダー情報(ユーザ名等を含む)に含まれるものとするが、書誌情報に含まれるジョブIDは、複合機300で発行するIDであってもよい。また、書誌情報は、図10に示した項目に限定されるものではない。
なお、本実施形態では、複合機300に印刷データを保存する形態としたが、図示しないプリントサーバに印刷データを保存し、また、プリントサーバや図示しない他の管理サーバに書誌情報を記憶する形態であってもよい。この場合、複合機300とプリントサーバ/管理サーバとが通信可能な構成となっている。
ここで、図10について、説明する。
図10は、複合機300で記憶管理するボックスに保存された印刷データの書誌情報一覧を示す書誌情報データテーブル3001である。
書誌情報データテーブル3001は、印刷データから取得された印刷データの管理情報である書誌情報を記憶している。図10では、印刷データごとに、文書名、ジョブID、ユーザ名、属性(ページ数と部数)が記憶されている例を示している。
次に、図6は、通常時の印刷処理のフローチャートである。
ステップS600において、複合機300の制御部301は、操作部308の表示部に、図示しない認証画面を表示する。
ステップS601において、複合機300の制御部301は、ユーザによって認証画面に入力されたユーザ情報(例えば、ユーザ名、パスワード)を取得し、認証サーバ200にユーザ情報を送信する。なお、カードリーダで読み取られたカード番号を送信してもよい。
ステップS602において、認証サーバ200の制御部(CPU)201は、複合機300からユーザ情報を受信する。
ステップS603において、認証サーバ200の制御部201は、受信したユーザ情報を、図11に示す認証データリスト2001と比較をし(例えば、ユーザ名及びパスワードで比較、カード番号で比較)、受信したユーザ情報が登録されているか確認をする。
ここで、図11について説明する。
図11は、認証するためのテーブルであり、認証サーバ200のHDDやデータベースで管理するデータの例である。各ユーザのユーザ情報を管理している。ユーザ情報としては、ユーザ名、パスワード、カード番号等を保持している。また、図示しないが、ユーザが複合機300を利用するための権限情報を含む構成であってもよい。
なお、認証サーバ200は、ユーザ認証やユーザ検索可能なサーバであればよく、例えばディレクトリサーバなどであってもよい。
図6に戻る。受信したユーザ情報が登録されていない場合(S603でNo)は、認証サーバ200の制御部201は、ステップS604において、認証エラー結果を複合機300へ送信する。
ステップS605において、複合機300の制御部301は、認証サーバ200から、認証エラー結果を受信した場合には、操作部308の表示部に、図示しないエラー画面を表示する。そして、ステップS600へ戻る。
一方、受信したユーザ情報が登録されていた場合(S603でYes)は、ステップS606において、認証サーバ200の制御部201は、図11に示す認証データリスト2001から一致したユーザ情報(ユーザ名などのユーザ識別情報)を取得する。
ステップS607において、認証サーバ200の制御部201は、取得したユーザ情報と認証成功結果を複合機300へ送信する。
ステップS608において、複合機300の制御部301は、認証サーバ200から認証成功結果を受信すると、受信したユーザ情報を記憶管理し、ユーザ情報に係るユーザに対して、複合機300の利用を許可する(ログイン)。複合機300の制御部301は、記憶したユーザ情報のユーザ名に従って、図10に示す書誌情報データテーブル3001から、ログインをしたユーザの印刷データの書誌情報一覧を取得し、図15の印刷データ一覧画面1500のように複合機300の表示部に印刷データ一覧を表示する。
なお、このステップS608、図15によって、本発明に係る「ログインしたユーザのユーザ識別情報に対応する印刷データの一覧を表示する」ことの一例が構成されている。
ステップS609において、複合機300の制御部301は、ユーザの操作に応じて、印刷データ一覧1500(図15)から印刷する印刷データを選択する。
ステップS610において、複合機300の制御部301は、選択された印刷データの書誌情報を、図12に示す印刷リスト3002に追加する。
ここで、図12の印刷リスト3002について説明する。
図12の印刷リスト3002は、印刷を実行する印刷データを管理するリストであり、RAM302で管理している。なお、図10の書誌情報データテーブル3001と同様に、文書名、ジョブID、ユーザ名、属性を保持している。
図6に戻る。ステップS611において、複合機300の制御部301は、ユーザからの操作に応じて、印刷ボタンの押下による印刷指示を受け付ける。
ステップS612において、複合機300の制御部301は、印刷リスト3002(図12)からジョブIDを取得する。
ステップS613において、複合機300の制御部301は、取得したジョブIDに従ってボックス内にある印刷データを取得し、印刷をする。
ステップS614において、複合機300の制御部301は、印刷完了した印刷データに対応するレコードの情報を印刷リスト3002(図12)から削除する。
ステップS615において、複合機300の制御部301は、印刷リスト3002に情報が残っているか確認をする。印刷リスト3002に情報が残っている場合は、ステップS612に戻り、印刷リストに情報が残っていない場合は終了をする。
以上で、通常時の印刷処理のフローチャートの説明は終了である。
続いて、割り込み印刷処理を説明する。
図7は、割り込み印刷処理のフローチャート(1)である。
上述したように、まずユーザは、複合機300におもむき、複合機300から印刷データを選択し、印刷する。しかしながら、図5のようにクライアント端末100から印刷を実行したのち、複合機300に赴こうとした場合に他のユーザが複合機300を占有しているとき、ユーザは自身のクライアント端末100を用いて割り込み印刷を実行する。
この割り込み印刷の際の処理について、図7、図8、図9を用いて説明する。
ステップS700において、クライアント端末100の制御部201は、ブラウザを起動し、複合機300にアクセスする。複合機300へのアクセスは、例えばブラウザのアドレスに複合機のIPアドレスを指定することでアクセスする。クライアント端末100の制御部201は、複合機300から認証画面データを取得し、ブラウザで図示しない認証画面を表示する。
ステップS701において、クライアント端末100の制御部201は、ユーザによって認証画面に入力されたユーザ名とパスワード(又はカード番号でもよい)を取得する。
ステップS702において、クライアント端末100の制御部201は、取得したユーザ名とパスワードを複合機300に送信する。そして、複合機300の制御部301は、受信したユーザ名とパスワードを、認証サーバ200へ送信する。
ステップS703において、認証サーバ200の制御部201は、複合機300から送信された、ユーザ名とパスワードを受信する。
ステップS704において、認証サーバ200の制御部201は、受信したユーザ名とパスワード(又はカード番号)を認証データリスト2001(図11)と比較をし、受信したユーザ名とパスワード(又はカード番号)が一致するユーザ情報が登録されているか確認をする。
認証サーバ200にユーザ名とパスワードが一致するユーザ情報が登録されていない場合(S704でNo)、ステップS705において、認証サーバ200の制御部201は、認証エラー結果を、複合機300へ送信する。複合機300の制御部301は、認証エラー結果を、認証要求のあったクライアント端末100へ送信する。
一方、認証サーバ200にユーザ情報が登録されていた場合(S704でYes)、ステップS706において、認証サーバ200の制御部201は、認証データリスト2001(図11)からユーザ名とパスワードが一致したユーザ情報を取得する。なお、取得するユーザ情報は、少なくともユーザを識別するユーザ名が含まれているものとする。ユーザ情報として、図示しない権限情報が含まれていてもよい。
ステップS707において、認証サーバ200の制御部201は、取得したユーザ情報と認証成功結果とを、複合機300へ送信する。複合機300の制御部301は、認証要求のあったクライアント端末100へ送信する。
ステップS708において、クライアント端末100の制御部201は、複合機300から、認証エラー結果または、認証成功結果とユーザ情報を受信する。
ステップS709において、クライアント端末100の制御部201は、認証結果が成功しているか、確認をする。
認証結果がエラーだった場合(S709でNo)は、ステップS710において、クライアント端末100の制御部201は、図示しない認証エラー画面を表示する。そして、ステップS700へ戻る。
一方、認証成功であった場合(S709でYes)は、ステップS711において、クライアント端末100の制御部201は、ユーザ情報のユーザ名を含む印刷データ一覧の取得要求を複合機300に送信する。
ステップS712において、複合機300の制御部301は、クライアント端末100から印刷データ一覧の取得要求を受信する。複合機300の制御部301は、クライアント端末100から受信した取得要求に含まれるユーザ名に従って、書誌情報データテーブル3001(図10)から、ログインをしたユーザの印刷データの書誌情報一覧を取得する。そして、複合機300の制御部301は、書誌情報一覧をクライアント端末100に送信する。
ステップS713において、クライアント端末100の制御部201は、複合機300から、書誌情報一覧を受信し、図13のようにブラウザに印刷データ一覧1300を表示する。印刷データ一覧1300にはジョブIDが表示されていないが、印刷データを一意に識別するためにジョブIDも書誌情報に含まれている。その後、図8(ステップS800)へ処理を移す。
以上で、割り込み印刷処理のフローチャート(1)の説明は終了である。
なお、割り込み印刷処理のフローチャート(1)で示した処理は、これに限られるものではない。
例えば、ステップS708からステップS711において、クライアント端末100で認証結果を受け取り、クライアント端末100から複合機300へ印刷データ一覧の取得要求を送信する構成としたが、複合機300が認証サーバ200から認証成功結果を受け取ると、クライアント端末100に結果を返すことなく、ユーザ名に従って、書誌情報データテーブル3001(図10)から、書誌情報一覧を取得してもよい。
また、例えば、ステップS713において、クライアント端末100は、ユーザに印刷データを指定させるため、印刷データ一覧を表示するように構成したが、ユーザが印刷データのジョブIDや文書名を直接入力できる場合には、印刷データ一覧から指定しないことも可能である。
すなわち、ステップS713において、クライアント端末100は、印刷データ一覧を表示せず、直接ジョブIDや文書名を入力可能な画面を表示する構成であってもよい。
次に、図8は、図7に続く、割り込み印刷処理のフローチャートで(2)ある。
ステップS800において、クライアント端末100の制御部201は、ユーザの操作により、印刷データ一覧(図13)で印刷データの選択を受け付ける。図13においては、文書名「プレゼン資料.doc」の左にチェックマークが付されていることにより、当該文書の選択が受け付けられたことを示している。
ステップS801において、クライアント端末100の制御部201は、ユーザの操作により、図13に示した印刷ボタン1301の押下を受け付ける。
ステップS802において、クライアント端末100の制御部201は、印刷ボタン1301の押下の受け付けに従って、印刷要求を複合機300に送信する。
ステップS803において、複合機300の制御部301は、クライアント端末100から印刷要求を受信すると、複合機300にログインをしているユーザがいるか確認を行う。
本実施形態では、クライアント端末100からは割り込み印刷しか許可しないため、複合機300の制御部301は、複合機300にログインしているユーザがいない場合(S803においてNo)は、エラーダイアログ画面(画面情報)をクライアント端末100に送信する。
一方、複合機300の制御部301は、ログインしているユーザがいる場合(S803においてYes)は、割り込み確認ダイアログ画面(画面情報)をクライアント端末100に送信する。
なお、このステップS803によって、本発明に係る「当該画像形成装置にログインしているユーザがいるか否かを判定する第2の判定手段」こと、及び、「第2の判定手段でユーザがいると判定された場合に、第1のユーザ識別情報の入力を促す割込確認情報を、情報処理装置へ送信する」ことの一例が構成されている。ここで、割込確認情報は「割り込み確認ダイアログ画面(画面情報)」に相当する。
これによって、画像形成装置にログインしているユーザがいる場合には、情報処理装置のユーザへ割込印刷すること促すことができる。
ステップS804において、クライアント端末100の制御部201は、複合機300にログインユーザがいないため、受信したエラーダイアログ画面(図示しない)をブラウザに表示し、ユーザが確認を終えると終了をする。
一方、ステップS805において、クライアント端末100の制御部201は、
現在複合機300にログインをしているユーザのユーザ名をユーザに入力させるために、図13に示す割り込み確認ダイアログ1310をブラウザに表示する。
ステップS806において、クライアント端末100の制御部201は、現在複合機300にログインをしているユーザのユーザ名の入力を受け付ける。このユーザは、割り込み印刷の許可を得る対象となるユーザである。
なお、このステップS806によって、本発明に係る「画像形成装置にログインしている割込印刷の許可を得る対象のユーザに対する第1のユーザ識別情報を入力する」ことの一例が構成されている。
ステップS807において、クライアント端末100の制御部201は、割り込み確認ダイアログ1310の「送信」ボタン1311が押下を受け付けると、ステップS800で選択をした印刷データのジョブIDとステップS806で入力したユーザ名とを、複合機300に送信する。なお、ステップS802で複合機300に選択した印刷データのジョブIDを送信しておいてもよい。
なお、このステップS807によって、本発明に係る「入力された第1のユーザ識別情報と割込印刷をさせる印刷データの印刷データ識別情報とを、画像形成装置に送信する」ことの一例が構成されている。ここで、ユーザ名が「第1のユーザ識別情報」に相当し、ジョブIDが「印刷データ識別情報」に相当する。
ステップS808において、複合機300の制御部301は、クライアント端末100においてステップS800で選択した印刷データのジョブIDとステップS806で入力したユーザ名とを受信する。
なお、このステップS808によって、本発明に係る「情報処理装置から、第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを受信する」ことの一例が構成されている。
ステップS809において、複合機300の制御部301は、複合機300にログインをしているユーザのユーザ名と受信したユーザ名を比較する。
なお、このステップS809によって、本発明に係る「受信した第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する」ことの一例が構成されている。複合機300にログインしているユーザのユーザ名が「当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報」に相当する。
ユーザ名が一致しない場合(S809でNo)は、複合機300の制御部301は、割り込みするユーザが、複合機300にログインしているユーザと異なるため割り込み許可をさせないように、ステップS805へ戻る。このとき、複合機300の制御部301は、割り込み確認ダイアログ画面(画面情報)をクライアント端末100に送信してもよい。
これにより、割り込み印刷をするユーザが、信頼のおける、或いは面識のあるユーザに対してのみ割り込み印刷を要求することになり、割り込み印刷に対する抑止の効果が得られる。また、複合機300に蓄積されている印刷データを、遠隔から割り込み印刷をさせる際に、セキュリティを高めることができる。
一方、ユーザ名が一致した場合(S809でYes)は、ステップS810において、複合機300の制御部301は、複合機300にログインしているユーザに割り込み許可を得るために、複合機300の画面で、図15に示す割込み許可ダイアログ1510を表示する。この時、割り込みを要求したユーザのユーザ名(「UserA」)と、印刷データの文書名(「プレゼン資料.doc」)を表示させる。なお、これらの情報は、ステップS802又はステップS807において、クライアント端末100から送信されているものとする。
なお、図15の割り込み許可ダイアログ1510は、ユーザが複合機300にログインし、図6のステップS608で、印刷データ一覧画面1500(図15)を表示している際に、クライアント端末100から割り込み印刷の要求があった場合の例である。
ステップS811において、複合機300の制御部301は、図15に示す割込み許可ダイアログ1510で「許可する」1511又は「許可しない」1512を押下されたか判断をする。
「許可しない」1512が押下された場合(ステップS811でNo)は、複合機300の制御部301は、図示しない割り込み印刷が不許可であった旨の画面(画面情報)をクライアント端末100へ送信する。
ステップS812において、クライアント端末100の制御部201は、複合機300から、割り込み印刷が不許可であった旨の画面(画面情報)を受信して、ブラウザで表示する。その後、処理を終了する。
一方、「許可する」1511が押下された場合(ステップS811でYes)は、複合機300の制御部301は、図示しない印刷許可する旨の画面(画面情報)をクライアント端末100に送信する。その後、図9(ステップS900及びステップS903)へ処理を移す。
なお、このステップS811、S812によって、本発明に係る「判定手段で一致したと判定された場合に、割込許可画面を表示し、ユーザからの割込許可があれば、前記割込を制御し、割込許可がなければ、送受信手段によって、割込不許可情報を前記情報処理装置へ送信する」ことの一例が構成されている。割り込み印刷が不許可であった旨の画面(画面情報)が「割込不許可情報」に相当する。
これによって、画像形成装置のユーザによって、割込印刷の可否を決定させられるとともに、許可しない場合には、情報処理装置のユーザへ通知することができる。
以上で、割り込み印刷処理のフローチャート(2)の説明は終了である。
なお、割り込み印刷処理のフローチャート(2)で示した処理は、これに限られるものではない。
例えば、ステップS800において、クライアント端末100の印刷データ一覧画面1300で、図示しない文書名を表示しない旨の指定があった場合には、ステップS807において、クライアント端末100は、ジョブIDと共に、文書名の非表示フラグを複合機300に送信し、複合機300では、非表示フラグがあるかを判定して、非表示フラグがあった場合には、ステップS810において、図15の割り込み許可ダイアログ1510の画面で印刷データの文書名を表示しないように構成してもよい。
この場合、例えば、「XXXX.doc」など仮の文書名を表示する。これにより、割り込み印刷でのセキュリティを高めることができる。
また、例えば、ステップS803において、複合機300の制御部301は、複合機300にログインしているユーザがいない場合は、エラーダイアログ画面(情報)をクライアント端末100に送信せず、実際に、クライアント端末100からの印刷要求に従って、印刷を行ってもよい。
次に、図9は、図8に続く、割り込み印刷処理のフローチャート(3)である。
ステップS900において、クライアント端末100の制御部201は、クライアント端末100で、図14に示す印刷許可する旨の印刷許可ダイアログ1400を表示する。
ステップS901において、クライアント端末100の制御部201は、印刷許可ダイアログ1400の「OK」ボタン1401の押下を受け付ける。
ステップS902において、クライアント端末100の制御部201は、印刷データ一覧画面1300(図13)から、印刷許可された印刷データの書誌情報を削除する(図示しない)。
一方、ステップS903において、複合機300の制御部301は、割り込み印刷するタイミング(順番)を指定するための割り込み印刷指定画面1600(図16)を表示する。図16の割り込み印刷指定画面1600は、割り込み印刷する印刷データの選択を受け付ける。
なお、図16の割り込み印刷指定画面1600は、図15の印刷データ一覧画面1500でユーザによって印刷指示があり、印刷する順番で印刷データが一覧で表示されている。割り込み印刷指定画面1600で印刷データを指定することで、その指定された印刷データの前(「最初に印刷」ボタン1601が指定された場合)又は後(「次に印刷」ボタン1602が指定された場合)に割り込み印刷をすることが可能となる。
例えば、割り込み印刷指定画面1600において、カーソル1603が「企画書」にある状態で、「次に印刷」ボタン1602を押下すると、「割り込み印刷物:プレゼン資料.doc」が「企画書」の後に挿入され、1610の割り込み印刷画面となる。
なお、このステップS903、図15、図16によって、本発明に係る「当該画像形成装置にログインしているユーザが印刷指示した印刷データの一覧を表示し、受信した印刷データ識別情報に対応する印刷データの割り込む位置を決定する」ことの一例が構成されている。
これによって、画像形成装置のユーザは、印刷データの割込ませるタイミングを決定することができる。
ステップS904において、複合機300の制御部301は、ステップS903で選択された印刷データの前又は後に、クライアント端末100でユーザに指定された割り込み印刷となる印刷データを追加して、表示する。この時、複合機300の制御部301は、ステップS610で生成された印刷リスト3002(図12)に、割り込み印刷対象の印刷データの書誌情報(例えば、ジョブID)を追加する。これにより、割り込み印刷が可能な状態となる。
ステップS905において、複合機300の制御部301は、割り込み印刷を開始する。本実施形態では、印刷リスト3002(図12)に追加されるため、図6のステップS612に処理が移行するものとする。
複合機300の制御部301は、印刷が完了したら、処理を終了する。
なお、これらのステップS809、S810、S811(図8)、ステップS903、S904、S905(図9)によって、本発明に係る「判定手段で一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしているユーザの印刷データに対して、受信した印刷データ識別情報に対応する印刷データの割込を制御する」ことの一例が構成されている。
以上で、割り込み印刷処理のフローチャート(3)の説明は終了である。
なお、割り込み印刷処理のフローチャート(3)で示した処理は、これに限られるものではない。
例えば、複合機300の制御部301は、割り込み印刷を、印刷リスト3002(図12)に書誌情報を追加しないように制御することも可能である。例えば、図16の割り込み印刷画面1610で企画書(1611)の印刷が完了した際に、印刷リスト3002(図12)の印刷を一時停止して、割り込み印刷対象の印刷データをボックスから取得して印刷を実行するようにしてもよい。言い換えると、次の印刷対象である見積り(1612)の印刷データを取得せずに、割り込み印刷対象の印刷データを取得し、印刷を実行する。そして、割り込み印刷対象の印刷データの印刷が完了した場合には、次の印刷対象である見積り(1612)の印刷を実行する。
なお、本実施形態では、クライアント端末100でブラウザを用いて、各種画面を表示するようにしたが、複合機300と通信する専用のアプリケーションで表示するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、遠隔から割り込み印刷をさせる際に、不要な割り込み印刷を抑制するとともに、セキュリティを考慮した割り込み印刷が実現できる。
また、ユーザ名(ユーザ識別情報)を入力させることで不要な割り込み印刷を抑止することができる。
以上説明した実施形態は、言い換えると、本実施形態のシステムは、クライアント端末100としての情報処理装置と複合機300としての画像形成装置を含むプリントシステム1である。情報処理装置は、画像形成装置にログインしているユーザ識別情報を入力し、割込印刷の許可を得るべく、入力されたユーザ識別情報を、画像形成装置に送信する(ユーザ識別情報送信)装置である。画像形成装置は、情報処理装置からユーザ識別情報を受信し(ユーザ識別情報受信)、受信したユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザのユーザ識別情報の一致を判定し、ユーザ識別情報が一致した場合に、当該画像形成装置にログインしているユーザの印刷に対して、情報処理装置から受信したユーザ識別情報に対応する印刷の割込を制御する(印刷制御)装置である。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図5〜図9に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図5〜図9の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図5〜図9の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を当該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るプリントシステムの好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 ・・・・・・・ プリントシステム
100 ・・・・・ クライアント端末
200 ・・・・・ 認証サーバ
300 ・・・・・ 複合機
600 ・・・・・ LAN
2001 ・・・・ 認証データリスト
3001 ・・・・ 書誌情報データテーブル
3002 ・・・・ 印刷リスト
1300 ・・・・ 印刷データ一覧
1310 ・・・・ 割り込み確認ダイアログ
1400 ・・・・ 印刷許可ダイアログ
1500 ・・・・ 印刷データ一覧画面
1510 ・・・・ 割り込み許可ダイアログ
1600 ・・・・ 割り込み印刷指定画面
1610 ・・・・ 割り込み印刷画面

Claims (10)

  1. 情報処理装置とユーザがログインして少なくとも印刷を行う画像形成装置とがネットワークを介して接続された印刷システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置にログインしている割込印刷の許可を得る対象のユーザに対する第1のユーザ識別情報を入力する入力手段と、
    入力された前記第1のユーザ識別情報と割込印刷をさせる印刷データの印刷データ識別情報とを、前記画像形成装置に送信する送受信手段と
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記情報処理装置から、前記第1のユーザ識別情報と前記印刷データ識別情報とを受信する送受信手段と、
    受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段と、
    前記判定手段で一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する前記印刷データの割込を制御する印刷制御手段と、
    を備える
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記印刷制御手段は、
    前記判定手段で一致したと判定された場合に、割込許可画面を表示し、前記ユーザからの割込許可があれば、前記割込を制御し、前記割込許可がなければ、前記送受信手段によって、割込不許可情報を前記情報処理装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記画像形成装置は、さらに、
    当該画像形成装置にログインしているユーザがいるか否かを判定する第2の判定手段を、備え、
    前記送受信手段は、
    前記第2の判定手段で前記ユーザがいると判定された場合に、前記第1のユーザ識別情報の入力を促す割込確認情報を、前記情報処理装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記印刷制御手段は、
    当該画像形成装置にログインしている前記ユーザが印刷指示した前記印刷データの一覧を表示し、受信した前記印刷データ識別情報に対応する前記印刷データの割り込む位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷システム。
  5. 前記画像形成装置は、さらに、
    ログインするユーザのユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報に対応する印刷データを記憶する記憶手段と、
    ログインしたユーザのユーザ識別情報に対応する印刷データの一覧を表示する表示手段と、を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の印刷システム。
  6. ネットワークを介して接続された情報処理装置から、第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを受信する送受信手段と、
    受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段と、
    前記判定手段で一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する印刷データの割込を制御する印刷制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 情報処理装置とユーザがログインして少なくとも印刷を行う画像形成装置とがネットワークを介して接続された印刷システムの処理方法であって、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置にログインしている割込印刷の許可を得る対象のユーザに対する第1のユーザ識別情報を入力する入力ステップと、
    入力された前記第1のユーザ識別情報と割込印刷をさせる印刷データの印刷データ識別情報とを、前記画像形成装置に送信する送受信ステップと、
    を含み、
    前記画像形成装置は、
    前記情報処理装置から、前記第1のユーザ識別情報と前記印刷データ識別情報とを受信する送受信ステップと、
    受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する前記印刷データの割込を制御する印刷制御ステップと、
    を含む
    ことを特徴とする印刷システムの処理方法。
  8. 情報処理装置とユーザがログインして少なくとも印刷を行う画像形成装置とがネットワークを介して接続された印刷システムのプログラムであって、
    前記情報処理装置であるコンピュータを、
    前記画像形成装置にログインしている割込印刷の許可を得る対象のユーザに対する第1のユーザ識別情報を入力する入力手段、
    入力された前記第1のユーザ識別情報と割込印刷をさせる印刷データの印刷データ識別情報とを、前記画像形成装置に送信する送受信手段、
    として機能させ、
    前記画像形成装置であるコンピュータを、
    前記情報処理装置から、前記第1のユーザ識別情報と前記印刷データ識別情報とを受信する送受信手段、
    受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成装置にログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段、
    前記判定手段で一致したと判定された場合に、当該画像形成装置にログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する前記印刷データの割込を制御する印刷制御手段、
    として機能させる
    ための印刷システムのプログラム。
  9. ネットワークを介して接続された情報処理装置から、第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを受信する送受信ステップと、
    受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成方法を実行するコンピュータにログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで一致したと判定された場合に、ログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する印刷データの割込を制御する印刷制御ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成装置の処理方法。
  10. コンピュータを、
    ネットワークを介して接続された情報処理装置から、第1のユーザ識別情報と印刷データ識別情報とを受信する送受信手段、
    受信した前記第1のユーザ識別情報と、当該画像形成プログラムを実行する前記コンピュータにログインしているユーザの第2のユーザ識別情報との一致を判定する判定手段、
    前記判定手段で一致したと判定された場合に、ログインしている前記ユーザの印刷データに対して、受信した前記印刷データ識別情報に対応する印刷データの割込を制御する印刷制御手段、
    として機能させるための画像形成装置のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018037912A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム
JP2019061339A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、情報処理装置、およびプログラム

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