JP6287508B2 - 電極製造装置及び電極製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電極製造装置及び電極製造方法に関する。
従来、蓄電装置に用いられる電極製造方法では、例えば長尺の金属箔の表面に電極ペーストを塗布し、これを乾燥させて金属箔の表面に活物質層を形成する工程が実施される。また、この工程の後、活物質層が形成された金属箔の原反をレーザ照射などによって所望の電極形状となるように切断した後、原反から電極(ワーク)を分離する工程が実施される。
ワークを原反から分離する技術としては、例えば特許文献1に記載の切断片分離装置がある。この切断片分離装置では、ワークシュータの上方に昇降体を配置し、昇降体に設けた押圧ピンによって原反におけるワークの外側部分を押さえるようになっている。
特開平4−367391号公報
しかしながら、特許文献1のような押圧ピンによる切断片分離装置を電極の分離工程に適用しようとすると、押圧ピンが金属箔の原反に触れたときに粉体などの異物が電極の活物質層などに付着してしまうおそれがある。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、ワークを非接触で原反から分離することにより、電極への異物の付着を抑制できる電極製造装置及び電極製造方法を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る電極製造装置は、金属箔の表面に活物質層が形成された電極の原反を搬送する第1の搬送部と、第1の搬送部によって搬送される原反の一部をワークの形状に切断する切断部と、切断部によって切断されたワークを原反から分離する分離部と、分離部によって原反から分離したワークを第1の搬送部から受け取る第2の搬送部と、を備え、分離部は、切断部でのワークの切断の際の第1の搬送部による原反の搬送方向と交差する方向に原反の搬送方向を折り返す折返部を有している。
この電極製造装置では、電極の原反の一部をワークの形状に切断した後、ワークを原反から分離する際、ワークを切断する際の搬送方向と交差する方向に原反の搬送方向が折り返される。このような原反の折り返しにより、押圧ピンなどを原反に押し当てることなく非接触で原反からワークを分離することが可能となる。したがって、ワークである電極への異物の付着を抑制できる。
また、折返部は、原反を搬送する搬送ローラであってもよい。これにより、分離部において原反に十分な曲率を与えることができるので、原反からのワークの分離をより確実に実施できる。また、搬送ローラを第1の搬送部として利用できるので、装置構成の複雑化も回避できる。
また、切断部は、ワークの形状の少なくとも一部に非切断部分を形成し、残余の部分を切断する第1の切断部と、分離部に対応して配置され、非切断部分を切断する第2の切断部と、を有していてもよい。この場合、切断時のワークの落下を抑制しつつ、好適に原反からのワークの分離を実施できる。
また、切断部は、ワークの形状の全体にわたって原反の一部を切断してもよい。この場合、ワークに力をかけずに原反からのワークの分離を実施できる。
また、切断部は、ワークの形状のうち、第1の搬送部の搬送方向下流側に非切断部分を形成してもよい。この場合、切断時のワークの落下を抑制しつつ、小さな力で原反からのワークの分離を実施できる。
また、切断部から分離部にわたってワークの落下を防止する落下防止部が配置されていてもよい。これにより、切断時のワークの落下を防止できる。
また、第2の搬送部は、分離部によって原反から分離したワークを吸着する吸着ローラを有していてもよい。この場合、吸着ローラの吸着力によって原反から分離したワークをより確実に第2の搬送部に受け渡すことが可能となる。
また、折返部は、分離部によって原反から分離したワークに向けてエアを噴出するエア噴出部を有していてもよい。これにより、原反からのワークの分離をより確実に実施できる。
また、分離部は、原反のうち、ワークの外側の領域を押さえる押さえ部材を有していてもよい。これにより、原反に巻き癖が付いている場合でも原反からのワークの分離を好適に実施できる。
また、本発明に係る電極製造方法は、金属箔の表面に活物質層が形成された電極の原反を第1の搬送部によって搬送する第1の搬送工程と、第1の搬送工程において搬送される原反の一部をワークの形状に切断する切断工程と、切断工程において切断されたワークを原反から分離する分離工程と、分離工程によって原反から分離したワークを第1の搬送部から受け取る第2の搬送工程と、を備え、分離工程において、切断工程でのワークの切断の際の第1の搬送工程による原反の搬送方向と交差する方向に原反の搬送方向を折り返す。
この電極製造方法では、電極の原反の一部をワークの形状に切断した後、ワークを原反から分離する際、ワークを切断する際の搬送方向と交差する方向に原反の搬送方向を折り返す。このような原反の折り返しにより、押圧ピンなどを原反に押し当てることなく非接触で原反からワークを分離することが可能となる。したがって、ワークである電極への異物の付着を抑制できる。
本発明によれば、ワークを非接触で原反から分離することにより、電極への異物の付着を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る電極製造装置を示す平面図である。 図1に係る電極製造装置を側方から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る電極製造装置を示す平面図である。 図3に係る電極製造装置を側方から見た図である。 本発明の第3実施形態に係る電極製造装置を示す平面図である。 図5に係る電極製造装置の要部拡大斜視図である。 変形例に係る電極製造装置の要部拡大斜視図である。 別の変形例に係る電極製造装置の要部を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る電極製造装置及び電極製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る電極製造装置を示す平面図である。また、図2は、図1に係る電極製造装置を側方から見た図である。図1及び図2に示す電極製造装置1は、例えばリチウムイオン二次電池といった非水電解質二次電池などの蓄電装置に用いられる電極の製造システムに組み込まれ、金属箔2の表面に活物質層3が形成された電極の原反4をワーク5の形状に切断し、原反4からワーク5を分離して取り出す一連の工程を実施する装置として構成されている。
電極製造装置1で扱われる電極の原反4は、例えばアルミニウムなどからなる長尺の金属箔2の表面に電極ペーストを塗布し、これを乾燥させて金属箔2の表面に活物質層3を形成したものである。活物質層3は、例えば金属箔2の中央側において長手方向に所定幅で帯状に形成され、金属箔2の両端部には、活物質層3が塗工されない未塗工部分が形成されている。
電極ペーストは、例えば活物質、バインダ、及び溶剤を含むペーストである。電極ペーストには、例えばアセチレンブラック等の導電助剤が更に含まれていてもよい。活物質は、正極活物質及び負極活物質のいずれであってもよい。正極活物質としては、例えば複合酸化物、金属リチウム、硫黄等が挙げられる。複合酸化物は、マンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとを含む。
負極活物質としては、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等が挙げられる。
バインダは、例えばポリアミドイミド、ポリイミド等の熱可塑性樹脂であってもよく、主鎖にイミド結合を有するポリマー樹脂であってもよい。溶剤は、例えばNMP(N−メチルピロリドン)、メタノール、メチルイソブチルケトン等の有機溶剤であってもよく、水であってもよい。
電極製造装置1は、図1に示すように、電極の原反4を搬送する第1の搬送部11と、原反4の一部をワーク5の形状に切断する切断部12と、ワークを原反4から分離する分離部13と、分離したワーク5を受け取って搬送する第2の搬送部14とを備えている。第1の搬送部11は、第1の搬送部11は、ローラ等により不図示の繰出部と巻取部との間で原反4を一定の速度で搬送する(第1の搬送工程)。
切断部12は、図2に示すように、例えば第1の搬送部11による原反4の搬送方向の上流側に配置されたレーザ照射装置(第1の切断部)12Aと、レーザ照射装置12Aよりも下流側で分離部13に対応して配置されたレーザ照射装置(第2の切断部)12Bとを有している。
レーザ照射装置12Aは、例えばYAGレーザなどによって構成されている。レーザ照射装置12Aは、レーザビームの照射により、例えば活物質層3の幅で原反4を略長方形状に切断して電極部分5aを画成すると共に、電極部分の一方側の未塗工電極を矩形状に切断してタブ部分5bを画成する。このレーザ照射装置12Aは、電極部分5aにおいて、対角となる2つの角部に非切断部分P(図1参照)をそれぞれ形成し、残余の部分を切断する。
また、レーザ照射装置12Bは、例えばレーザ照射装置12Aよりも出力の小さいYAGレーザなどによって構成されている。レーザ照射装置12Bは、レーザビームの照射により、ワーク5が分離部13に到達するタイミングで非切断部分Pを切断し、ワーク5を原反4から完全に切断する(切断工程)。
分離部13は、図2に示すように、原反4の搬送方向を折り返す折返部Kを有している。本実施形態では、折返部Kは、第1の搬送部11の一部をなす搬送ローラ15によって構成されている。切断部12を通過した原反4は、搬送ローラ15に沿って、例えば切断部12でのワーク5の切断の際の第1の搬送部11による原反4の搬送方向と交差する方向に鋭角に折り返される。これにより、原反4が搬送ローラ15の周面に沿う曲率で折り曲げられる一方で、切断部12で切断されたワーク5は折り曲げられず、原反4から分離して第2の搬送部14に受け渡される(分離工程)。
第2の搬送部14は、引込ローラ16を含むローラ等で搬送されるベルト17を有している。引込ローラ16は、第1の搬送部11側の搬送ローラ15と所定の間隔をもって対向配置され、この位置で第1の搬送部11から第2の搬送部14へのワーク5の受け渡しがなされる。第2の搬送部14に受け渡されたワーク5は、ベルト17によって所定の搬送先に搬送される(第2の搬送工程)。
以上説明したように、電極製造装置1では、電極の原反4の一部をワーク5の形状に切断した後、ワーク5を原反4から分離する際、折返部Kによってワーク5を切断する際の搬送方向と交差する方向に原反4の搬送方向が折り返される。このような原反4の折り返しにより、押圧ピンなどを原反に押し当てることなく非接触で原反4からワーク5を分離することが可能となる。したがって、押圧ピンなどをワーク5である電極へ当接させることに起因して電極表面に傷が付くことを防止でき、また、押圧ピンなどを介するワーク5である電極への異物の付着を抑制できる。
また、電極製造装置1では、折返部Kが原反4を搬送する搬送ローラ15によって構成されている。小径の搬送ローラ15を用いることで、分離部13において原反4に十分な曲率を与えることができるので、原反4からのワーク5の分離をより確実に実施できる。また、搬送ローラ15を第1の搬送部11として利用しているので、装置構成の複雑化も回避できる。
また、電極製造装置1では、ワーク5の形状の少なくとも一部に非切断部分Pを形成し、残余の部分を切断するレーザ照射装置12Aと、分離部13に対応して配置され、非切断部分Pを切断するレーザ照射装置12Bとによって切断部12が構成されている。このような構成により、切断時のワーク5の落下を抑制しつつ、好適に原反4からのワーク5の分離を実施できる。
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態に係る電極製造装置を示す平面図である。また、図4は、図3に係る電極製造装置を側方から見た図である。図3及び図4に示すように、第2実施形態に係る電極製造装置21は、切断部12が上流側のレーザ照射装置12Aのみで構成されている点で第1実施形態と異なっている。
この電極製造装置21では、図3に示すように、レーザ照射装置12Aは、非切断部分Pを形成せず、ワーク5の形状の全体にわたって切断を行う。また、電極製造装置21では、図4に示すように、第1の搬送部11によって搬送される原反4の裏側に、切断部12から分離部13にわたってワーク5の落下を防止する落下防止部22が配置されている。
落下防止部22は、例えばテフロン(登録商標)などで表面処理がされた板状部材であってもよく、ワーク5に向けてエアを噴出するエア噴出部材であってもよい。また、落下防止部22は、第1の搬送部11による原反4の搬送速度と略同速度でベルトを搬送する補助ベルトコンベアであってもよく、静電気の付与によって原反4からワーク5の分離を防ぐ部材であってもよい。
以上のような電極製造装置21においても、電極の原反4の一部をワーク5の形状に切断した後、ワーク5を原反4から分離する際、折返部Kによってワーク5を切断する際の搬送方向と交差する方向に原反4の搬送方向が折り返される。このような原反4の折り返しにより、押圧ピンなどを原反に押し当てることなく非接触で原反4からワーク5を分離することが可能となる。したがって、ワーク5である電極への異物の付着を抑制できる。
また、電極製造装置21では、切断部12がワーク5の形状の全体にわたって切断するので、ワーク5に力をかけずに容易に原反4からのワーク5の分離を実施できる。切断部12から分離部13にわたってワーク5の落下を防止する落下防止部22が配置されているので、ワーク5の形状の全体を切断していても、ワーク5が第2の搬送部14に受け渡される前に原反4から分離して落下してしまうことを防止できる。
[第3実施形態]
図5は、本発明の第3実施形態に係る電極製造装置を示す平面図である。また、図6は、図5に係る電極製造装置の要部拡大斜視図である。図5及び図6に示すように、第3実施形態に係る電極製造装置31は、第2の搬送部14における引込ローラ16が、分離部13によって原反4から分離したワーク5を吸着する吸着ローラ32となっている点で第1実施形態と異なっている。また、切断部12が上流側のレーザ照射装置12Aのみで構成されている。
この電極製造装置31では、図5に示すように、レーザ照射装置12Aは、ワーク5の形状のうち、例えば第1の搬送部11の搬送方向流側の辺の中央部分に1点で非切断部分Pを形成し、残余の部分を切断する。また、第2の搬送部14の引込ローラ16は、図6に示すように、エアを吸引する複数の吸着孔33が周面に配列されており、分離部13によって原反4から分離したワーク5をエアの吸引によって吸着する吸着ローラ32となっている。この吸着ローラ32の吸着力により、レーザ照射装置12Aで形成された非切断部分Pが切断され、原反4から完全に切断されたワーク5が第2の搬送部14に受け渡される。
なお、第2の搬送部14では、吸着ローラ32による吸着力をワーク5に作用させるため、例えば吸着孔33の配列部分の両脇を通る一対の帯状のベルト34,34が用いられている。また、吸着ローラ32では、周面の全体にわたって吸着孔33が配列されているが、全ての吸着孔33でエアの吸引を行う必要はなく、吸着ローラ32の周面のうち、搬送ローラ15に対向する部分の上半分部分のみでエアの吸引を行えばよい。
以上のような電極製造装置31においても、電極の原反4の一部をワーク5の形状に切断した後、ワーク5を原反4から分離する際、折返部Kによってワーク5を切断する際の搬送方向と交差する方向に原反4の搬送方向が折り返される。このような原反4の折り返しにより、押圧ピンなどを原反に押し当てることなく非接触で原反4からワーク5を分離することが可能となる。したがって、ワーク5である電極への異物の付着を抑制できる。
また、電極製造装置31では、切断部12が、ワーク5の形状のうち、第1の搬送部11の搬送方向流側のみに非切断部分Pを形成すると共に、第2の搬送部14側の吸着ローラ32が分離部13によって原反4から分離したワーク5を吸着し、非切断部分Pを切断するようになっている。このような構成により、吸着ローラ32の吸着力を利用して、原反4から分離したワーク5をより確実に第2の搬送部14に受け渡すことが可能となる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。
例えば上記実施形態では、折返部Kが搬送ローラ15によって構成されているが、折返部Kは、原反4を折り返す形状を有するものであればローラでなくてもよい。また、例えば上記実施形態では、第2実施形態のみで落下防止部22を用いているが、第1実施形態及び第3実施形態において落下防止部22を用いるようにしてもよい。
また、例えば図7に示すように、第1の搬送部11における搬送ローラ15の周面にエアを噴出する噴出孔(エア噴出部)41を配列し、エアの噴出によって原反4からのワーク5の分離を補助するようにしてもよい。なお、図7に示す例では、周面の全体にわたって噴出孔41が配列されているが、全ての噴出孔41でエアの噴出を行う必要はなく、搬送ローラ15の周面のうち、引込ローラ16に対向する部分の上半分部分のみでエアの噴出を行えばよい。
また、原反4に巻き癖が付いている場合には、例えば図8に示すように、原反4におけるワーク5の外側の領域を押さえる押さえローラ(押さえ部材)42を搬送ローラ15と上下に対向するように分離部13に配置してもよい。この場合、押さえローラ42と搬送ローラ15とで原反4が押さえられるので、原反4に巻き癖が付いている場合でも原反4からのワーク5の分離を好適に実施できる。また、図8に示すように、原反4の繰出ローラ43の回転方向と第1の搬送部11の搬送ローラ15の回転方向とを互いに反対となるようにしてもよい。これにより、第1の搬送部11で搬送される原反4の巻き癖を緩和できる。
1,21,31…電極製造装置、2…金属箔、3…活物質層、4…原反、5…ワーク、11…第1の搬送部、12…切断部、12A…レーザ照射装置(第1の切断部)、12B…レーザ照射装置(第2の切断部)、13…分離部、14…第2の搬送部、15…搬送ローラ、22…落下防止部、32…吸着ローラ、41…噴出孔(エア噴出部)、42…押さえローラ(押さえ部材)、K…折返部、P…非切断部分。

Claims (10)

  1. 金属箔の表面に活物質層が形成された電極の原反を搬送する第1の搬送部と、
    前記第1の搬送部によって搬送される前記原反の一部をワークの形状に切断する切断部と、
    前記切断部によって切断された前記ワークを前記原反から分離する分離部と、
    前記分離部によって前記原反から分離した前記ワークを前記第1の搬送部から受け取る第2の搬送部と、を備え、
    前記分離部は、前記切断部での前記ワークの切断の際の前記第1の搬送部による前記原反の搬送方向と交差する方向に前記原反の搬送方向を折り返す折返部を有し
    前記切断部は、前記ワークの形状の少なくとも一部に非切断部分を形成し、残余の部分を切断する第1の切断部と、前記分離部に対応して配置され、前記非切断部分を切断する第2の切断部と、を有している電極製造装置。
  2. 金属箔の表面に活物質層が形成された電極の原反を搬送する第1の搬送部と、
    前記第1の搬送部によって搬送される前記原反の一部をワークの形状に切断する切断部と、
    前記切断部によって切断された前記ワークを前記原反から分離する分離部と、
    前記分離部によって前記原反から分離した前記ワークを前記第1の搬送部から受け取る第2の搬送部と、を備え、
    前記分離部は、前記切断部での前記ワークの切断の際の前記第1の搬送部による前記原反の搬送方向と交差する方向に前記原反の搬送方向を折り返す折返部を有し、
    前記第2の搬送部は、前記分離部によって前記原反から分離した前記ワークを吸着する吸着ローラを有している、電極製造装置。
  3. 前記折返部は、前記原反を搬送する搬送ローラである請求項1又は2に記載の電極製造装置。
  4. 前記切断部は、前記ワークの形状の全体にわたって前記原反の一部を切断する請求項2記載の電極製造装置。
  5. 前記切断部は、前記ワークの形状のうち、前記第1の搬送部の搬送方向上流側に非切断部分を形成する請求項2記載の電極製造装置。
  6. 前記切断部から前記分離部にわたって前記ワークの落下を防止する落下防止部が配置されている請求項1〜5のいずれか一項記載の電極製造装置。
  7. 前記折返部は、前記分離部によって前記原反から分離した前記ワークに向けてエアを噴出するエア噴出部を有している請求項1〜のいずれか一項記載の電極製造装置。
  8. 前記分離部は、前記原反のうち、前記ワークの外側の領域を押さえる押さえ部材を有している請求項1〜のいずれか一項記載の電極製造装置。
  9. 金属箔の表面に活物質層が形成された電極の原反を第1の搬送部によって搬送する第1の搬送工程と、
    前記第1の搬送工程において搬送される前記原反の一部をワークの形状に切断する切断工程と、
    前記切断工程において切断された前記ワークを前記原反から分離する分離工程と、
    前記分離工程によって前記原反から分離した前記ワークを前記第1の搬送部から受け取る第2の搬送工程と、を備え、
    前記切断工程は、第1の切断部によって前記ワークの形状の少なくとも一部に非切断部を形成し、残余の部分を切断する工程と、第2の切断部によって前記非切断部を切断する工程と、を含み、
    前記分離工程において、前記切断工程での前記ワークの切断の際の前記第1の搬送工程による前記原反の搬送方向と交差する方向に前記原反の搬送方向を折り返す電極製造方法。
  10. 金属箔の表面に活物質層が形成された電極の原反を第1の搬送部によって搬送する第1の搬送工程と、
    前記第1の搬送工程において搬送される前記原反の一部をワークの形状に切断する切断工程と、
    前記切断工程において切断された前記ワークを前記原反から分離する分離工程と、
    前記分離工程によって前記原反から分離した前記ワークを前記第1の搬送部から第2の搬送部へ受け渡す第2の搬送工程と、を備え、
    前記第2の搬送部は、前記原反から分離した前記ワークを吸着する吸着ローラを有し、
    前記分離工程において、前記切断工程での前記ワークの切断の際の前記第1の搬送工程による前記原反の搬送方向と交差する方向に前記原反の搬送方向を折り返す電極製造方法。
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