JP2002346992A - フイルム打ち抜き装置 - Google Patents

フイルム打ち抜き装置

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JP2002346992A
JP2002346992A JP2001155866A JP2001155866A JP2002346992A JP 2002346992 A JP2002346992 A JP 2002346992A JP 2001155866 A JP2001155866 A JP 2001155866A JP 2001155866 A JP2001155866 A JP 2001155866A JP 2002346992 A JP2002346992 A JP 2002346992A
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heat
punching
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sensitive film
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JP2001155866A
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English (en)
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Hiroyuki Iwase
浩之 岩瀬
Shinji Takano
新治 高野
Norihiro Takashima
範博 高嶋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手に頼る事無く自動的に、少ない工程と短
い加工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマッチ
ング品質欠陥の発生を防止して、高品質の規格寸法のシ
ート状の感熱フイルムを形成するフイルム打ち抜き装置
を提供する。 【解決手段】 ロール状の感熱記録材料からなる感熱フ
イルム(F)を順次に送り込む感熱フイルム送り込み手
段1と、感熱フイルム送り込み手段から送り込まれるロ
ール状の感熱記録材料からなる感熱フイルム(F)の感
熱記録面(S)側からプレスするプレス位置(P)で圧
接してシート状の感熱フイルム(f)とスクラップ
(s)に裁断して打ち抜く打ち抜き手段2と、打ち抜き
手段で打ち抜かれたシート状の感熱フイルム(f)を打
ち抜き手段のプレス位置(P)よりも感熱フイルム
(F)送り込み方向の下流側でスクラップ(s)の送り
方向を変更してスクラップ(s)から分離する分離手段
3とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルム打ち抜き
装置に関し、詳しくは、順次に送り込まれるロール状の
感熱記録材料からなる感熱フイルムを裁断して打ち抜い
て高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成す
るフイルム打ち抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フイルムをプレスで所定形状の小
片に連続的に高精度で打ち抜くことは、いろいろと提案
されて公知である(特開平8−11093号、特開平1
1−333800号等の公報を参照)。医療分野や印刷
分野等で用いられる高透明性、高感度、高階調性といっ
た高性能の品質をもつ感熱フイルムを規格寸法に仕上げ
るのに、フィルム製品を小巻ロール状に加工するスリッ
ト装置や、シ−ト状に加工する刃先が片刃のギロチン装
置で行なわれるが、サーマルヘッドによる印字時の白筋
等のマッチング品質の欠陥もあった。図6に示した従来
例において、プラスチック支持体上に感熱記録材料を塗
布し、ロール状に加工された感熱フィルム(F)を、シ
ート状の感熱フイルムに加工する場合には、人手により
刃先が肉厚で片刃101のギロチン装置100にて規格
寸法に押し切るように裁断処理を行っているが、その最
初の過程としてロール状態で加工されたシート状の感熱
フイルムを、規格寸法の4倍から5倍の大きさに1次裁
断する必要があった。次に、該1次裁断シート状の感熱
フイルムを半裁し2次裁断シート状の感熱フイルムから
最終的な規格寸法に、更に、裁断し仕上げており、この
過程の中で片刃101のギロチン装置100による裁断
処理は、実に12回となる。更に、上記片刃101のギ
ロチン装置100による裁断処理の過程において、シー
ト状の感熱フイルムは、裁断回数が増す毎に切り屑等も
増加し、品質上致命的な欠陥となってしまっていた。更
に、ギロチン装置100の片刃101の特性により、シ
ート状の感熱フイルムの裁断面が左右対称とならずに、
片刃101の研磨面側に置かれたシート状の感熱フイル
ムの切断した端面は塗膜の欠落や、切り屑等が発生し、
均一な製品端面が得られなくなるばかりか、切り屑等が
シート状の感熱フイルム内に混入した場合、サーマルヘ
ッド印字時に、ごみを引きずった跡の白筋等のマッチン
グ品質欠陥を引き起こしてしまい製品とは成り得なかっ
た。又、シート状の感熱フイルムの4辺に裁断処理を施
さねばならず大変な労力と工数を必要としてしまう。更
に、ロール状態で加工されたフィルム製品を90枚から
200枚を束ねて、上記過程を得て、シート状の感熱フ
イルムに加工するために、大変な労力を要する上に、規
格寸法に成形されたシート状の感熱フイルムの取り出し
までにかなりの工数と時間を必要としている。更には、
プレス装置内を通ってその他側に順次送り出される帯状
に連なるフイルム材を、プレス装置内に上下動可能に設
けたスライドの下面に取り付けられたビク刃(又は、ト
ムソン刃と言われる)によって人手に頼ることなく、自
動的にスクラップと分離し、且つ、分離された製品を自
動的に製品受け箱に収納できるようにしたプレス装置も
公知である(実開平6−36800号の公報を参照)。
【0003】然し、このようなプレス装置の打ち抜き装
置においても、シート状の感熱フイルムを加工した場合
に、切断部の端面のばりや切り屑等が発生し、ギロチン
装置と同様な品質欠陥を引き起こして、シート状の感熱
フイルムの切断面は塗膜の欠落や、ばりや切り屑等が発
生し、均一な製品の端面が得られなくなるばかりか、切
り屑等がシート状の感熱フイルム内に混入し、サーマル
ヘッド印字時に、ごみを引きずった跡の白筋等のマッチ
ング品質欠陥を引き起こしてしまい製品とは成り得ない
場合が多かった。従って、従来のフイルム打ち抜き装置
は、医療分野や印刷分野等で用いられる高品質の高透明
性、高感度、高階調性のシート状の感熱フイルムを加工
する場合には、大変な労力を要する上に、規格寸法に成
形するには多大な工数と時間を必要とするだけでなく、
シート状の感熱フイルムの切断部の端面のばりや切り屑
等が発生し、ギロチン装置のように、シート状の感熱フ
イルムの切断面は塗膜の欠落や、切り屑等が発生し、均
一な端面が得られなくなるばかりか、切り屑等がシート
状の感熱フイルム内に混入し、サーマルヘッド印字時
に、ごみを引きずった跡の白筋等のマッチング品質欠陥
を引き起こすと言う不具合が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、このような問題点を解決するものである。即ち、人
手に頼る事無く自動的に、少ない工程と短い加工時間
で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマッチング品質欠
陥の発生を防止して、高品質の規格寸法のシート状の感
熱フイルムを形成するフイルム打ち抜き装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、順次に送り込まれるロール状
の感熱記録材料からなる感熱フイルムを裁断して打ち抜
いて高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成
するフイルム打ち抜き装置において、ロール状の感熱記
録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フイ
ルム送り込み手段と、上記感熱フイルム送り込み手段か
ら送り込まれるロール状の感熱記録材料からなる感熱フ
イルムの感熱記録面側からプレスするプレス位置で圧接
してシート状の感熱フイルムとスクラップに裁断して打
ち抜く打ち抜き手段と、上記打ち抜き手段で打ち抜かれ
たシート状の感熱フイルムを上記打ち抜き手段のプレス
位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側でスクラ
ップの送り方向を変更してスクラップから分離する分離
手段とからなるフイルム打ち抜き装置であることを最も
主要な特徴とする。請求項2の本発明は、請求項1に記
載のフイルム打ち抜き装置において、感熱フイルム送り
込み手段は、ロール状の感熱記録材料からなる感熱記録
面を上面にした感熱フイルムを順次に打ち抜き手段に送
り込むフイルム打ち抜き装置であることを主要な特徴と
する。請求項3の本発明は、請求項1又は2に記載のフ
イルム打ち抜き装置において、感熱フイルム送り込み手
段は、ロール状の感熱記録材料からなる感熱記録面を上
面にした感熱フイルムを巻きつけて取り付けたアンワイ
ンダーからなるフイルム打ち抜き装置であることを主要
な特徴とする。請求項4の本発明は、請求項1、2又は
3に記載のフイルム打ち抜き装置において、感熱フイル
ム送り込み手段は、打ち抜き手段の作動と連動して、ロ
ール状の感熱記録材料からなる感熱記録面を上面にした
感熱フイルムをアンワインダ−から引き出し、上記打ち
抜き手段のプレス位置に送り込むフィ−ドロ−ルからな
るフイルム打ち抜き装置であることを主要な特徴とす
る。請求項5の本発明は、請求項1、2、3又は4に記
載のフイルム打ち抜き装置において、打ち抜き手段は、
トムソン刃からなるフイルム打ち抜き装置であることを
主要な特徴とする。請求項6の本発明は、請求項5に記
載のフイルム打ち抜き装置において、トムソン刃は、刃
先形状が両刃形状の両刃形状トムソン刃であるフイルム
打ち抜き装置であることを主要な特徴とする。
【0006】請求項7の本発明は、請求項6に記載のフ
イルム打ち抜き装置において、両刃形状トムソン刃は、
刃先部の角度が25度以上50度以下であるフイルム打
ち抜き装置であることを主要な特徴とする。請求項8の
本発明は、請求項5、6又は7に記載のフイルム打ち抜
き装置において、トムソン刃は、シート状の感熱フイル
ムの4隅を形成する4隅形状の3隅が隅アール形状で1
隅が隅直線の面取り形状となるように取り付けたフイル
ム打ち抜き装置であることを主要な特徴とする。請求項
9の本発明は、請求項5、6、7又は8に記載のフイル
ム打ち抜き装置において、トムソン刃は、プレス位置で
圧接してシート状の感熱フイルムとスクラップに裁断し
て打ち抜く打ち抜き速度は30spm以上200spm
以下であるフイルム打ち抜き装置であることを主要な特
徴とする。請求項10の本発明は、請求項5、6、7、
8又は9に記載のフイルム打ち抜き装置において、トム
ソン刃は、刃先部を鏡面処理したフイルム打ち抜き装置
であることを主要な特徴とする。請求項11の本発明
は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は1
0に記載のフイルム打ち抜き装置において、打ち抜き手
段が、裁断して打ち抜くシート状の感熱フイルムの厚み
を50μm以上400μm以下であるフイルム打ち抜き
装置であることを主要な特徴とする。請求項12の本発
明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0又は11に記載のフイルム打ち抜き装置において、打
ち抜き手段の裁断して打ち抜くシート状の感熱フイルム
の材料は、ロイコ染料を加熱発色する顕色剤と結着剤と
してのバインダー樹脂を主成分とするフイルム打ち抜き
装置であることを主要な特徴とする。請求項13の本発
明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0、11又は12に記載のフイルム打ち抜き装置におい
て、打ち抜き手段は、プレス位置よりもロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムの送り込み方向の下流側
の上記打ち抜き手段の近傍の位置に配置されて、打ち抜
き時に発生するばりや切り屑等を吸引するエアークリー
ナからなるフイルム打ち抜き装置であることを主要な特
徴とする。請求項14の本発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13に
記載のフイルム打ち抜き装置において、分離手段は、打
ち抜き手段のシート状の感熱フイルムを裁断して打ち抜
いたスクラップを巻き取る巻き取りユニットからなるフ
イルム打ち抜き装置であることを主要な特徴とする。請
求項15の本発明は、請求項1乃至14のいずれか一項
に記載のフイルム打ち抜き装置において、分離手段は、
打ち抜き手段で裁断して打ち抜かれたシート状の感熱フ
イルムをスクラップから離間する離間爪からなるフイル
ム打ち抜き装置であることを主要な特徴とする。
【0007】請求項16の本発明は、請求項1乃至15
のいずれか一項に記載のフイルム打ち抜き装置におい
て、分離手段は、打ち抜き手段の裁断して打ち抜いたシ
ート状の感熱フイルムを集積する集積部からなるフイル
ム打ち抜き装置であることを主要な特徴とする。請求項
17の本発明は、請求項16に記載のフイルム打ち抜き
装置において、集積部は、シート状の感熱フイルムが所
定量を集積すると排出部へ送り出すフイルム打ち抜き装
置であることを主要な特徴とする。請求項18の本発明
は、請求項16又は17に記載のフイルム打ち抜き装置
において、集積部は、巻き取りユニットの上方向に配置
したフイルム打ち抜き装置であることを主要な特徴とす
る。請求項19の本発明は、請求項1乃至18のいずれ
か一項に記載のフイルム打ち抜き装置において、ロール
状の感熱記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込
む感熱フイルム送り込み手段と、ロール状の感熱記録材
料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレスする
プレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムとスクラ
ップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段と、シート状の感
熱フイルムとスクラップとを分離する分離手段は、上記
感熱フイルム送り込み手段、上記打ち抜き手段、上記分
離手段の順に配列して、周辺と隔離されて、クリーン度
がクラス100,000以下に保つ除塵室内に配置した
フイルム打ち抜き装置であることを主要な特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
に係るフィルム打ち抜き装置の全体概要説明図であり、
図2及び図3はその要部構成図である。図1乃至図3に
おいて、順次に送り込まれるロール状の感熱記録材料か
らなるフイルムを裁断して打ち抜いて高品質の規格寸法
のシート状の感熱フイルムを形成するフイルム打ち抜き
装置0は、ロール状の感熱記録材料からなる感熱フイル
ム(F)を順次に送り込む感熱フイルム送り込み手段1
と、上記感熱フイルム送り込み手段1から送り込まれる
ロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルム(F)の
感熱記録面(S)側からプレスするプレス位置(P)で
圧接してシート状の感熱フイルム(f)とスクラップ
(s)に裁断して打ち抜く打ち抜き手段2と、上記打ち
抜き手段2で打ち抜かれたシート状の感熱フイルム
(f)を、上記打ち抜き手段2のプレス位置(P)より
も、ロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルム
(F)の送り込み方向の下流側で、スクラップ(s)の
送り方向を変更してスクラップ(s)から分離する分離
手段3とからなり、人手に頼る事無く、自動的に、少な
い工程と短い加工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋
等のマッチング品質欠陥の発生を防止して、高品質の規
格画寸法のシート状の感熱フイルム(f)を形成するよ
うになっている。
【0009】上記感熱フイルム送り込み手段1は、上記
打ち抜き手段2のスライド部2cの一側に設置されて、
ロール状の感熱記録材料からなる感熱記録面(S)を上
面にした感熱たフイルム(F)を巻きつけて多量に取り
付けたアンワインダー1aから図示の矢印A方向へ、テ
ンションローラ1bでテンションが付与されたロール状
の感熱記録材料からなる感熱記録面(S)を上面にした
感熱フイルム(F)をフィ−ドロ−ル1cを通過して順
次に上記打ち抜き手段2の上記スライド部2cのプレス
位置(P)に、自動的に連続して送り込みが可能になっ
ている。上記フィ−ドロ−ル1cは、図示の矢印B方向
の上下方向に移動可能に装備された上記打ち抜き手段2
の上記スライド部2cの作動と連動して、図示しない駆
動源により回転駆動が制御されて、ロール状の感熱記録
材料からなる感熱記録面(S)を上面にした感熱フイル
ム(F)を、上記アンワインダ−1から引き出し、上記
打ち抜き手段2の上記スライド部2cのプレス位置
(P)に、自動的に所定長さだけ、正確に送り込むよう
になっている。上記打ち抜き手段2の上記スライド部2
c内に送りこまれたロール状の感熱記録材料からなる感
熱フイルム(F)の感熱記録面(S)を上面にしてある
から、感熱記録面(S)が傷付くことも無く加工時の位
置決めが容易で、平坦なテ−ブル2d上の正確な所定位
置で停止して、図示しない駆動源で図示の矢印B方向の
下降方向に移動する上記打ち抜き手段2の上記スライド
部2cの下部に取り付けられた刃先が薄肉のトムソン刃
2aに圧接され(図2の要部正面図を参照)、高品質の
規格寸法に裁断され打ち抜かれた製品の、シート状の感
熱フイルム(f)とスクラップ(s)を得るために加工
される(図3のX−X要部平面図を参照)。上記打ち抜
き手段2の上記スライド部2c内に送りこまれたロール
状の感熱記録材料からなる感熱フイルム(F)は、感熱
記録面(S)を上面にして、感熱記録面(S)側から圧
接して裁断して打ち抜くようになっているから、シート
状の感熱フイルム(f)の切断部の端面の塗膜の欠落
や、ばりや切り屑等の製品の、シート状の感熱フイルム
(f)への混入を防止することが出来る。上記打ち抜き
手段2の上記スライド部2cの下部に取り付けられた刃
先が薄肉の上記トムソン刃2aの刃先形状は、図示する
両刃形状の両刃形状トムソン刃2a1と図示しない片刃
形状の片刃形状トムソン刃2a2との2種類ある。然
し、図示する両刃形状の上記両刃形状トムソン刃2a1
は、シート状の感熱フイルム(f)の切断部の端面に塗
膜の欠落や、ばりや切り屑等の発生がより防止できるの
で好ましく、更に、刃先部2a5に鏡面処理を施せば、
更に、均一性に優れた切断面を得ることが出来る。
【0010】上記トムソン刃2aの上記両刃形状トムソ
ン刃2a1は、特に、上記刃先部2a5の好ましい角度は
25度以上50度以下である。更に、好ましくは、25
度以上30度以下である。上記刃先部2a5の角度を5
0度より大きくした場合は、シート状の感熱フイルム
(f)の切断部の端面に塗膜の欠落が著しく発生し、切
り屑等も増大してしまう。又、上記刃先部2a5の角度
を25度以下にした場合には、上記刃先部2a5の耐久
性に欠け、上記感熱フイルム送り込み手段1から順次に
送り出されるロール状の感熱記録材料からなる感熱フイ
ルム(F)からシート状の感熱フイルム(f)に裁断し
て打ち抜く事ができなくなる可能性がある。上記打ち抜
き手段2のプレス位置(P)で図示の矢印B方向の上下
方向に移動可能な上記スライド部2cの下部に取り付け
られた刃先が薄肉の上記トムソン刃2aの上記両刃形状
トムソン刃2a1が、プレス位置(P)で圧接してシー
ト状の感熱フイルム(f)とスクラップ(s)に裁断し
て打ち抜く打ち抜き速度は30spm以上で、破損等を
考慮すると200spm以下が好ましく、特に、50s
pm以上70spm以下が、更に、好ましい。打ち抜き
速度を30spm以下にすると、シート状の感熱フイル
ム(f)を打ち抜くに必要な切断力が不足して、シート
状の感熱フイルム(f)を打ち抜く事ができなくなる可
能性がある。上記打ち抜き手段2のプレス位置(P)で
図示の矢印B方向の上下方向に移動可能な上記スライド
部2cの下部に取り付けられた刃先が薄肉の上記トムソ
ン刃2aの上記両刃形状トムソン刃2a1が、ロール状
の感熱記録材料からなる感熱フイルム(F)を、プレス
位置(P)で圧接して裁断して打ち抜かれるシート状の
感熱フイルム(f)の厚みは50μm以上400μm以
下であることが好ましい。更に、好ましくは、プレス位
置(P)で圧接して裁断して打ち抜かれるシート状の感
熱フイルム(f)の厚みは、100μm以上300μm
以下である。プレス位置(P)で圧接して裁断して打ち
抜かれるシート状の感熱フイルム(f)の厚みが50μ
m以下であると、ロール状の感熱記録材料からなる感熱
フイルム(F)のシート状の感熱フイルム(f)の裁断
部に、上記トムソン刃2aの上記両刃形状トムソン刃2
1が、シート状の感熱フイルム(f)を圧接した瞬間
に、シート状の感熱フイルム(f)に折れが発生する可
能性がある。プレス位置(P)で圧接して裁断して打ち
抜かれるシート状の感熱フイルム(f)の厚みが400
μm以上の場合は、上記トムソン刃2aの上記両刃形状
トムソン刃2a1の耐久性能が下がって、交換周期が早
まりランニングコストが上がってしまう。
【0011】上記打ち抜き手段2のプレス位置(P)で
図示の矢印B方向の上下方向に移動可能な上記スライド
部2cの下部に取り付けられた刃先が薄肉の上記トムソ
ン刃2aの上記両刃形状トムソン刃2a1が、ロール状
の感熱記録材料からなる感熱フイルム(F)を、プレス
位置(P)で圧接して裁断して打ち抜かれるシート状の
感熱フイルム(f)の材料は、フイルム材に、ロイコ染
料を加熱発色する顕色剤と結着剤としてのバインダー樹
脂を主成分とする感熱記録材料と保護膜を塗膜して形成
されている。従って、医療用のシート状の感熱フイルム
(f)のように、特に、高品質の規格寸法が要求される
場合であっても、サーマルヘッド印字時の白筋等のマッ
チング品質欠陥の発生を防止して、高品質の規格寸法の
シート状の感熱フイルム(f)を形成するフイルム打ち
抜き装置0を提供することことが出来るようになった。
【0012】上記分離手段3は、上記打ち抜き手段2の
プレス位置(P)で図示の矢印B方向の上下方向に移動
可能な上記スライド部2cの下部に取り付けられた刃先
が薄肉の上記トムソン刃2aの上記両刃形状トムソン刃
2a1によって、ロール状の感熱記録材料からなる感熱
フイルム(F)をプレス位置(P)で圧接して裁断して
打ち抜かれたシート状の感熱フイルム(f)を、プレス
位置(P)よりもロール状の感熱記録材料からなる感熱
フイルム(F)の送り込み方向の図示の矢印A方向の下
流側の位置で、送り込み方向を変更する送り込み方向変
更ローラ3a1でスクラップ(s)の送り方向を、図示
の矢印C方向に変更することによって、スクラップ
(s)から分離して、上記感熱フイルム送り込み手段1
の上記アンワインダー1aから図示の矢印A方向へ、上
記テンションローラ1bでテンションが付与されたロー
ル状の感熱記録材料からなる感熱記録面(S)を上面に
した感熱フイルム(F)を上記フィ−ドロ−ル1cを通
過して順次に上記打ち抜き手段2の上記スライド部2c
のプレス位置(P)への送り込みに連動して、スクラッ
プ(s)を図示しない駆動源によって図示の矢印D方向
に回転駆動される巻き取りユニット3aの巻き取りロー
ラ3a2に巻き取られるようになっている。他方、上記
送り込み方向変更ローラ3a1でスクラップ(s)の送
り方向を、図示の矢印C方向に変更することによって、
スクラップ(s)から分離されたシート状の感熱フイル
ム(f)は、上記送り込み方向変更ローラ3a1の直後
に配置された離間爪3bによって、更に、確実に、スク
ラップ(s)から上方向に分離されて、搬送ベルト3e
によって搬送されて、集積部3cの搬送ベルト3c1
自動的に集積されようになっている。
【0013】上記集積部3cは、シート状の感熱フイル
ム(f)を上記搬送ベルト3c1上に所定量を集積する
と、図示しない駆動源によって回動駆動される上記搬送
ベルト3c1に積載されたシート状の感熱フイルム
(f)を自動的に排出部3dへ送り出すようになってい
る。従って、上記打ち抜き手段2のプレス位置(P)で
図示の矢印B方向の上下方向に移動可能な上記スライド
部2cの下部に取り付けられた刃先が薄肉の上記トムソ
ン刃2aの上記両刃形状トムソン刃2a1によって、ロ
ール状の感熱記録材料からなる感熱フイルム(F)をプ
レス位置(P)で圧接して裁断して打ち抜かれたシート
状の感熱フイルム(f)とスクラップ(s)の分離が容
易となり、スクラップ(s)を巻き取ることで、スクラ
ップ(s)の回収が容易に出来るようになった。同時
に、更に、シート状の感熱フイルム(f)はスクラップ
(s)から上方向に分離されて搬送される配置になって
いるから、シート状の感熱フイルム(f)の切断面に塗
膜の欠落や、ばりや切り屑等が多少発生しても、シート
状の感熱フイルム(f)内に降下して混入することが防
止されるので、サーマルヘッド印字時に、ごみを引きず
った跡の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を更に防止
して、高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルム
(f)を形成する上記フイルム打ち抜き装置0を提供す
ることが出来るようになった。そこで、上記フイルム打
ち抜き装置0によって、上記打ち抜き手段2のプレス位
置(P)で図示の矢印B方向の上下方向に移動可能な上
記スライド部2cの下部に取り付けられた刃先が薄肉の
上記トムソン刃2aの上記両刃形状トムソン刃2a1
プレス位置(P)で圧接してシート状の感熱フイルム
(f)とスクラップ(s)に裁断して打ち抜く打ち抜き
速度は50spm、上記トムソン刃2aの上記両刃形状
トムソン刃2a1はの上記刃先部2a5の角度は28度、
シート状の感熱フイルム(f)の塗膜はオクタデシルホ
スホン酸を10部と3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオランを2部とポリビニルアセトアセ
タ−ルを9部とメチルエチルケトンを60部とトルエン
を15部と保護膜、フイルム材の厚みを200μmの各
条件で、300回の規格寸法に打ち抜く裁断を行って、
シート状の感熱フイルム(f)を形成した。その結果の
規格寸法に打ち抜かれたシート状の感熱フイルム(f)
の全てに、ばりや切り屑、更には、塗膜の欠落等の欠陥
は発生せず、サーマルヘッド印字時に、ごみを引きずっ
た跡の白筋等のマッチング品質欠陥のない良好なシート
状の感熱フイルム(f)を形成することが出来た。
【0014】図4において、上記トムソン刃2aの上記
両刃形状トムソン刃2a1、又は、上記片刃形状トムソ
ン刃2a2は、シート状の感熱フイルム(f)の4隅を
形成する4隅形状の3隅が隅アール形状2a3で、1隅
が隅直線の面取り形状2a4となるように、上記打ち抜
き手段2の上記スライド部2cの下部に取り付けられて
いるから、シート状の感熱フイルム(f)の4隅は少な
い工程と短い加工時間で形成されて、サーマルヘッド印
字時における高品質の規格寸法でのシート状の感熱フイ
ルム(f)の位置決めが容易に行なわれるようになっ
た。
【0015】図5において、上記打ち抜き手段2は、プ
レス位置(P)よりもロール状の感熱記録材料からなる
感熱フイルム(F)の送り込み方向の図示の矢印A方向
の下流側の近傍の位置に、エアークリーナ2bが配置さ
れて、打ち抜き時に発生するばりや切り屑等を吸引する
ようになっている。そこで、上記フイルム打ち抜き装置
0によって、上記打ち抜き手段2のプレス位置(P)で
図示の矢印B方向の上下方向に移動可能な上記スライド
部2cの下部に取り付けられた刃先が薄肉の上記トムソ
ン刃2aの上記両刃形状トムソン刃2a1がプレス位置
(P)で圧接してシート状の感熱フイルム(f)とスク
ラップ(s)に裁断して打ち抜く打ち抜き速度は50s
pm、上記トムソン刃2aの上記両刃形状トムソン刃2
1の上記刃先部2a5の角度は28度、シート状の感熱
フイルム(f)の塗膜はオクタデシルホスホン酸を10
部と3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオランを2部とポリビニルアセトアセタ−ルを9部と
メチルエチルケトンを60部とトルエンを15部と保護
膜、フイルム材の厚みを200μmの各条件で、500
回の規格寸法に打ち抜く裁断を行って、シート状の感熱
フイルム(f)を形成した。その結果の規格寸法に打ち
抜かれたシート状の感熱フイルム(f)の全てに、ばり
や切り屑、更には、塗膜の欠落等の欠陥は発生せず、サ
ーマルヘッド印字時に、ごみを引きずった跡の白筋等の
マッチング品質欠陥のない良好なシート状の感熱フイル
ム(f)を形成することが出来た。従って、シート状の
感熱フイルム(f)内に、ばりや切り屑等が混入するこ
とが防止されるので、サーマルヘッド印字時に、ごみを
引きずった跡の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を更
に防止して、高品質の規格寸法のシート状の感熱フイル
ム(f)を形成する上記フイルム打ち抜き装置0を提供
することが出来るようになった。更に、ロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルム(F)を順次に送り込む
上記感熱フイルム送り込み手段1と、ロール状の感熱記
録材料からなる感熱フイルム(F)の感熱記録面(S)
側からプレスするプレス位置(P)で圧接してシート状
の感熱フイルム(f)とスクラップ(s)に裁断して打
ち抜く上記打ち抜き手段2と、シート状の感熱フイルム
(f)とスクラップ(s)とを分離する分離手段3は、
上記感熱フイルム送り込み手段1、上記打ち抜き手段
2、上記分離手段3の順に配列して、一般環境場所の周
辺と隔離されて除塵室4内に配置されている。
【0016】上記除塵室4内は、フイルター4aやフア
ン4b等により、クリーン度がクラス100,000以
下に保つようになっている。従って、人手に頼る事無く
自動的に、少ない工程と短い加工時間で、サーマルヘッ
ド印字時の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を確実に
防止して、医療や印刷分野等で用いられる高透明性、高
感度、高階調性といった高品質の規格寸法のシート状の
感熱フイルム(f)を形成する上記フイルム打ち抜き装
置0を提供することが出来るようになった。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、請求項1の発明によれば、ロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フ
イルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱記
録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレス
するプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムとス
クラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段で打ち抜かれ
たシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプレス位
置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分離手段
でスクラップの送り方向を変更してスクラップから分離
するようにしたので、人手に頼る事無く自動的に、少な
い工程と短い加工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋
等のマッチング品質欠陥の発生を防止して、高品質の規
格寸法のシート状の感熱フイルムを形成するフイルム打
ち抜き装置を提供することが出来るようになった。請求
項2の発明によれば、ロール状の感熱記録材料からなる
感熱記録面を上面にした感熱フイルムを順次に送り込む
感熱フイルム送り込み手段から送り込まれるロール状の
感熱記録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側から
プレスするプレス位置で圧接してシート状の感熱フイル
ムとスクラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段で打ち
抜かれたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプ
レス位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分
離手段でスクラップの送り方向を変更してスクラップか
ら分離するようにしたので、感熱記録面が傷付くことも
無く加工時の位置決めが容易で、人手に頼る事無く自動
的に、少ない工程と短い加工時間で、サーマルヘッド印
字時の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を防止して、
高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成する
フイルム打ち抜き装置を提供することが出来るようにな
った。
【0018】請求項3の発明によれば、ロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フ
イルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱記
録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレス
するプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムとス
クラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段で打ち抜かれ
たシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプレス位
置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分離手段
でスクラップの送り方向を変更してスクラップから分離
すると共に感熱フイルム送り込み手段はロール状の感熱
記録材料からなる感熱記録面を上面にした感熱フイルム
をアンワインダーに巻きつけて取り付けるようにしたの
で、感熱フイルムを自動的に連続して送り込みが可能に
なり、人手に頼る事無く自動的に、少ない工程と短い加
工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマッチング
品質欠陥の発生を防止して、高品質の規格寸法のシート
状の感熱フイルムを形成するフイルム打ち抜き装置を提
供することが出来るようになった。請求項4の発明によ
れば、ロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムを
順次に送り込む感熱フイルム送り込み手段から送り込ま
れるロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムの感
熱記録面側からプレスするプレス位置で圧接してシート
状の感熱フイルムとスクラップに裁断して打ち抜く打ち
抜き手段で打ち抜かれたシート状の感熱フイルムを、打
ち抜き手段のプレス位置よりも感熱フイルム送り込み方
向の下流側の分離手段でスクラップの送り方向を変更し
てスクラップから分離すると共に感熱フイルム送り込み
手段は打ち抜き手段の作動と連動してロール状の感熱記
録材料からなる感熱記録面を上面にした感熱フイルムを
アンワインダ−から引き出して打ち抜き手段のプレス位
置にフィ−ドロ−ルにより送り込むようにしたので、感
熱フイルムをプレス位置に自動的に所定長さだけ正確に
送り込むようになり、人手に頼る事無く自動的に、少な
い工程と短い加工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋
等のマッチング品質欠陥の発生を防止して、高品質の規
格寸法のシート状の感熱フイルムを形成するフイルム打
ち抜き装置を提供することが出来るようになった。
【0019】請求項5の発明によれば、ロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フ
イルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱記
録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレス
するプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムとス
クラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段のトムソン刃
で打ち抜かれたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手
段のプレス位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流
側の分離手段でスクラップの送り方向を変更してスクラ
ップから分離するようにしたので、シート状の感熱フイ
ルムの切断部の端面に塗膜の欠落やばりや切り屑等の発
生が防止できて、人手に頼る事無く自動的に、少ない工
程と短い加工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋等の
マッチング品質欠陥の発生を確実に防止して、高品質の
規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成するフイルム
打ち抜き装置を提供することが出来るようになった。請
求項6の発明によれば、ロール状の感熱記録材料からな
る感熱フイルムを順次に送り込む感熱フイルム送り込み
手段から送り込まれるロール状の感熱記録材料からなる
感熱フイルムの感熱記録面側からプレスするプレス位置
で圧接してシート状の感熱フイルムとスクラップに裁断
して打ち抜く打ち抜き手段の両刃形状トムソン刃で打ち
抜かれたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプ
レス位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分
離手段でスクラップの送り方向を変更してスクラップか
ら分離するようにしたので、シート状の感熱フイルムの
切断部の端面に塗膜の欠落やばりや切り屑等の発生がよ
り防止できて、人手に頼る事無く自動的に、少ない工程
と短い加工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマ
ッチング品質欠陥の発生を更に確実に防止して、高品質
の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成するフイル
ム打ち抜き装置を提供することが出来るようになった。
請求項7の発明によれば、ロール状の感熱記録材料から
なる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フイルム送り込
み手段から送り込まれるロール状の感熱記録材料からな
る感熱フイルムの感熱記録面側からプレスするプレス位
置で圧接してシート状の感熱フイルムとスクラップに裁
断して打ち抜く打ち抜き手段の刃先部の角度が25度以
上50度以下である両刃形状トムソン刃で打ち抜かれた
シート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプレス位置
よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分離手段で
スクラップの送り方向を変更してスクラップから分離す
るようにしたので、シート状の感熱フイルムの切断部の
端面に塗膜の欠落やばりや切り屑等の発生がより防止で
きて、人手に頼る事無く自動的に、少ない工程と短い加
工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマッチング
品質欠陥の発生を更に確実に防止して、高品質の規格寸
法のシート状の感熱フイルムを形成するフイルム打ち抜
き装置を提供することが出来るようになった。
【0020】請求項8の発明によれば、ロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フ
イルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱記
録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレス
するプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムとス
クラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段のトムソン刃
で打ち抜かれたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手
段のプレス位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流
側の分離手段でスクラップの送り方向を変更してスクラ
ップから分離すると共にトムソン刃はシート状の感熱フ
イルムの4隅を形成する4隅形状の3隅が隅アール形状
で1隅が隅直線の面取り形状となるように取り付けるよ
うにしたので、シート状の感熱フイルムの4隅は少ない
工程と短い加工時間で形成されてサーマルヘッド印字時
における高品質の規格寸法でのシート状の感熱フイルム
の位置決めが容易に行なわれるようになり、シート状の
感熱フイルムの切断部の端面に塗膜の欠落やばりや切り
屑等の発生が防止できて、人手に頼る事無く自動的に、
少ない工程と短い加工時間で、サーマルヘッド印字時の
白筋等のマッチング品質欠陥の発生を確実に防止して、
高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成する
フイルム打ち抜き装置を提供することが出来るようにな
った。請求項9の発明によれば、ロール状の感熱記録材
料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フイルム
送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱記録材料
からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレスするプ
レス位置で圧接してシート状の感熱フイルムとスクラッ
プに裁断して打ち抜く打ち抜き手段のトムソン刃で打ち
抜かれたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプ
レス位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分
離手段でスクラップの送り方向を変更してスクラップか
ら分離すると共にトムソン刃はプレス位置で圧接してシ
ート状の感熱フイルムとスクラップに裁断して打ち抜く
打ち抜き速度は30spm以上200spm以下にする
ようにしたので、シート状の感熱フイルムを打ち抜くに
必要な切断力が不足してシート状の感熱フイルムを打ち
抜く事ができなくなる可能性と破損等を防止して、シー
ト状の感熱フイルムの切断部の端面に塗膜の欠落やばり
や切り屑等の発生が防止できて、人手に頼る事無く自動
的に、少ない工程と短い加工時間で、サーマルヘッド印
字時の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を確実に防止
して、高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形
成するフイルム打ち抜き装置を提供することが出来るよ
うになった。
【0021】請求項10の発明によれば、ロール状の感
熱記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱
フイルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレ
スするプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムと
スクラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段の刃先部を
鏡面処理したトムソン刃で打ち抜かれたシート状の感熱
フイルムを、打ち抜き手段のプレス位置よりも感熱フイ
ルム送り込み方向の下流側の分離手段でスクラップの送
り方向を変更してスクラップから分離するようにしたの
で、シート状の感熱フイルムの切断部の端面に塗膜の欠
落やばりや切り屑等の発生が防止できて更に均一性に優
れた切断面を得ることが出来るようになり、人手に頼る
事無く自動的に、少ない工程と短い加工時間で、サーマ
ルヘッド印字時の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を
確実に防止して、高品質の規格寸法のシート状の感熱フ
イルムを形成するフイルム打ち抜き装置を提供すること
が出来るようになった。請求項11の発明によれば、ロ
ール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムを順次に送
り込む感熱フイルム送り込み手段から送り込まれるロー
ル状の感熱記録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面
側からプレスするプレス位置で圧接してシート状の感熱
フイルムとスクラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段
で打ち抜かれたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手
段のプレス位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流
側の分離手段でスクラップの送り方向を変更してスクラ
ップから分離すると共に打ち抜き手段が裁断して打ち抜
くシート状の感熱フイルムの厚みを50μm以上400
μm以下にするようにしたので、シート状の感熱フイル
ムの折や打ち抜き手段の耐久性能が下がって交換周期が
早まるランニングコストの上昇を防止して、人手に頼る
事無く自動的に、少ない工程と短い加工時間で、サーマ
ルヘッド印字時の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を
防止して、高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルム
を形成するフイルム打ち抜き装置を提供することが出来
るようになった。
【0022】請求項12の発明によれば、ロール状の感
熱記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱
フイルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレ
スするプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムと
スクラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段で打ち抜か
れたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプレス
位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分離手
段でスクラップの送り方向を変更してスクラップから分
離すると共に打ち抜き手段の裁断して打ち抜くシート状
の感熱フイルムの材料はロイコ染料を加熱発色する顕色
剤と結着剤としてのバインダー樹脂を主成分とするよう
にしたので、医療用のシート状の感熱フイルムのように
特に高品質の規格寸法が要求される場合であっても、人
手に頼る事無く自動的に、少ない工程と短い加工時間
で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマッチング品質欠
陥の発生を防止して、高品質の規格寸法のシート状の感
熱フイルムを形成するフイルム打ち抜き装置を提供する
ことが出来るようになった。請求項13の発明によれ
ば、ロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムを順
次に送り込む感熱フイルム送り込み手段から送り込まれ
るロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムの感熱
記録面側からプレスするプレス位置で圧接してシート状
の感熱フイルムとスクラップに裁断して打ち抜く打ち抜
き手段で打ち抜かれたシート状の感熱フイルムを、打ち
抜き手段のプレス位置よりも感熱フイルム送り込み方向
の下流側の分離手段でスクラップの送り方向を変更して
スクラップから分離すると共に打ち抜き手段はプレス位
置よりもロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルム
の送り込み方向の下流側の打ち抜き手段の近傍の位置に
エアークリーナを配置して打ち抜き時に発生するばりや
切り屑等を吸引するようにしたので、人手に頼る事無く
自動的に、少ない工程と短い加工時間で、サーマルヘッ
ド印字時の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を確実に
防止して、高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルム
を形成するフイルム打ち抜き装置を提供することが出来
るようになった。
【0023】請求項14の発明によれば、ロール状の感
熱記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱
フイルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレ
スするプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムと
スクラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段で打ち抜か
れたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプレス
位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分離手
段でスクラップの送り方向を変更してスクラップから分
離すると共に分離手段は打ち抜き手段のシート状の感熱
フイルムを裁断して打ち抜いたスクラップを巻き取りユ
ニットで巻き取るようにしたので、スクラップの回収が
容易に出来るようになり、人手に頼る事無く更に自動的
に、少ない工程と短い加工時間で、サーマルヘッド印字
時の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を防止して、高
品質の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成するフ
イルム打ち抜き装置を提供することが出来るようになっ
た。請求項15の発明によれば、ロール状の感熱記録材
料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フイルム
送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱記録材料
からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレスするプ
レス位置で圧接してシート状の感熱フイルムとスクラッ
プに裁断して打ち抜く打ち抜き手段で打ち抜かれたシー
ト状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプレス位置より
も感熱フイルム送り込み方向の下流側の分離手段でスク
ラップの送り方向を変更してスクラップから分離すると
共に分離手段は打ち抜き手段で裁断して打ち抜かれたシ
ート状の感熱フイルムを離間爪でスクラップから離間す
るようにしたので、シート状の感熱フイルムのスクラッ
プからの分離が更に確実に行なわれて、人手に頼る事無
く自動的に、少ない工程と短い加工時間で、サーマルヘ
ッド印字時の白筋等のマッチング品質欠陥の発生を防止
して、高品質の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形
成するフイルム打ち抜き装置を提供することが出来るよ
うになった。
【0024】請求項16の発明によれば、ロール状の感
熱記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱
フイルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレ
スするプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムと
スクラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段で打ち抜か
れたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプレス
位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分離手
段でスクラップの送り方向を変更してスクラップから分
離すると共に分離手段は打ち抜き手段の裁断して打ち抜
いたシート状の感熱フイルムを集積部に集積するように
したので、人手に頼る事無く更に自動的に、少ない工程
と短い加工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマ
ッチング品質欠陥の発生を防止して、高品質の規格寸法
のシート状の感熱フイルムを形成するフイルム打ち抜き
装置を提供することが出来るようになった。請求項17
の発明によれば、ロール状の感熱記録材料からなる感熱
フイルムを順次に送り込む感熱フイルム送り込み手段か
ら送り込まれるロール状の感熱記録材料からなる感熱フ
イルムの感熱記録面側からプレスするプレス位置で圧接
してシート状の感熱フイルムとスクラップに裁断して打
ち抜く打ち抜き手段で打ち抜かれたシート状の感熱フイ
ルムを、打ち抜き手段のプレス位置よりも感熱フイルム
送り込み方向の下流側の分離手段でスクラップの送り方
向を変更してスクラップから分離すると共に分離手段は
打ち抜き手段の裁断して打ち抜いたシート状の感熱フイ
ルムを集積部に集積して、シート状の感熱フイルムが所
定量を集積すると排出部へ送り出すようにしたので、人
手に頼る事無く更に自動的に、少ない工程と短い加工時
間で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマッチング品質
欠陥の発生を防止して、高品質の規格寸法のシート状の
感熱フイルムを形成するフイルム打ち抜き装置を提供す
ることが出来るようになった。請求項18の発明によれ
ば、ロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムを順
次に送り込む感熱フイルム送り込み手段から送り込まれ
るロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムの感熱
記録面側からプレスするプレス位置で圧接してシート状
の感熱フイルムとスクラップに裁断して打ち抜く打ち抜
き手段で打ち抜かれたシート状の感熱フイルムを、打ち
抜き手段のプレス位置よりも感熱フイルム送り込み方向
の下流側の分離手段でスクラップの送り方向を変更して
スクラップから分離すると共に分離手段は打ち抜き手段
の裁断して打ち抜いたシート状の感熱フイルムを、巻き
取りユニットの上方向に配置した集積部に集積するよう
にしたので、シート状の感熱フイルムの切断面に塗膜の
欠落やばりや切り屑等が多少発生してもシート状の感熱
フイルム内に降下して混入することが防止されて、人手
に頼る事無く更に自動的に、少ない工程と短い加工時間
で、サーマルヘッド印字時の白筋等のマッチング品質欠
陥の発生を更に防止して、高品質の規格寸法のシート状
の感熱フイルムを形成するフイルム打ち抜き装置を提供
することが出来るようになった。
【0025】請求項19の発明によれば、ロール状の感
熱記録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱
フイルム送り込み手段から送り込まれるロール状の感熱
記録材料からなる感熱フイルムの感熱記録面側からプレ
スするプレス位置で圧接してシート状の感熱フイルムと
スクラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手段で打ち抜か
れたシート状の感熱フイルムを、打ち抜き手段のプレス
位置よりも感熱フイルム送り込み方向の下流側の分離手
段でスクラップの送り方向を変更してスクラップから分
離すると共にロール状の感熱記録材料からなる感熱フイ
ルムを順次に送り込む感熱フイルム送り込み手段と、ロ
ール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムの感熱記録
面側からプレスするプレス位置で圧接してシート状の感
熱フイルムとスクラップに裁断して打ち抜く打ち抜き手
段と、シート状の感熱フイルムとスクラップとを分離す
る分離手段は感熱フイルム送り込み手段、打ち抜き手
段、分離手段の順に配列して周辺と隔離してクリーン度
がクラス100,000以下に保つ除塵室内に配置する
ようにしたので、人手に頼る事無く自動的に、少ない工
程と短い加工時間で、サーマルヘッド印字時の白筋等の
マッチング品質欠陥の発生を確実に防止して、高品質の
規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成するフイルム
打ち抜き装置を提供することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示すフイルム打ち抜き
装置を説明する説明図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示すフイルム打ち抜き
装置の主要部を説明する拡大説明図である。
【図3】図1におけるX−X線断面図である。
【図4】本発明の実施の形態例を示すフイルム打ち抜き
装置の他の主要部を説明する拡大説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示すフイルム打ち抜き
装置の他の主要部をを説明する説明図である。
【図6】従来のフイルム打ち抜き装置の主要部をを説明
する拡大説明図である。
【符号の説明】
0 フイルム打ち抜き装置1 感熱フイルム送り込み手
段、1a アンワインダー、1b テンションローラ、
1c フィ−ドロ−ル 2 打ち抜き手段、2a トムソン刃、2a1 両刃形
状トムソン刃、2a2 片刃形状トムソン刃、2a3
アール形状、2a4 隅直線の面取り形状、2a5 刃先
部、2b エアークリーナ、2c スライド部、2d
テーブル 3 分離手段、3a 巻き取りユニット、3a1 送り
込み方向変更ローラ、3a2 巻き取りローラ、3b
離間爪、3c 集積部、 3c1 搬送ベル
ト、3d 排出部、3e 搬送ベルト 4 除塵室 4a フイルター、4b フアン 100 ギロチン装置 101 片刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B26D 7/18 B26D 7/18 G B26F 1/40 B26F 1/40 B Fターム(参考) 3C021 FD05 FD06 3C060 AA04 AB01 BA03 BB19 BC11 BG15

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次に送り込まれるロール状の感熱記録
    材料からなる感熱フイルムを裁断して打ち抜いて高品質
    の規格寸法のシート状の感熱フイルムを形成するフイル
    ム打ち抜き装置において、ロール状の感熱記録材料から
    なる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フイルム送り込
    み手段と、上記感熱フイルム送り込み手段から送り込ま
    れるロール状の感熱記録材料からなる感熱フイルムの感
    熱記録面側からプレスするプレス位置で圧接してシート
    状の感熱フイルムとスクラップに裁断して打ち抜く打ち
    抜き手段と、上記打ち抜き手段で打ち抜かれたシート状
    の感熱フイルムを上記打ち抜き手段のプレス位置よりも
    感熱フイルム送り込み方向の下流側でスクラップの送り
    方向を変更してスクラップから分離する分離手段とから
    なることを特徴とするフイルム打ち抜き装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフイルム打ち抜き装置
    において、感熱フイルム送り込み手段は、ロール状の感
    熱記録材料からなる感熱記録面を上面にした感熱フイル
    ムを順次に打ち抜き手段に送り込むことを特徴とするフ
    イルム打ち抜き装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のフイルム打ち抜
    き装置において、感熱フイルム送り込み手段は、ロール
    状の感熱記録材料からなる感熱記録面を上面にした感熱
    フイルムを巻きつけて取り付けたアンワインダーを備え
    ることを特徴とするフイルム打ち抜き装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載のフイルム打
    ち抜き装置において、感熱フイルム送り込み手段は、打
    ち抜き手段の作動と連動して、ロール状の感熱記録材料
    からなる感熱記録面を上面にした感熱フイルムをアンワ
    インダ−から引き出し、上記打ち抜き手段のプレス位置
    に送り込むフィ−ドロ−ルを備えることを特徴とするフ
    イルム打ち抜き装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4に記載のフイル
    ム打ち抜き装置において、打ち抜き手段は、トムソン刃
    からなることを特徴とするフイルム打ち抜き装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のフイルム打ち抜き装置
    において、トムソン刃は、刃先形状が両刃形状の両刃形
    状トムソン刃であることを特徴とするフイルム打ち抜き
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のフイルム打ち抜き装置
    において、両刃形状トムソン刃は、刃先部の角度が25
    度以上50度以下であることを特徴とするフイルム打ち
    抜き装置。
  8. 【請求項8】 請求項5、6又は7に記載のフイルム打
    ち抜き装置において、トムソン刃は、シート状の感熱フ
    イルムの4隅を形成する4隅形状の3隅が隅アール形状
    で1隅が隅直線の面取り形状となるように取り付けたこ
    とを特徴とするフイルム打ち抜き装置。
  9. 【請求項9】 請求項5、6、7又は8に記載のフイル
    ム打ち抜き装置において、トムソン刃は、プレス位置で
    圧接してシート状の感熱フイルムとスクラップに裁断し
    て打ち抜く打ち抜き速度は30spm以上200spm
    以下であることを特徴とするフイルム打ち抜き装置。
  10. 【請求項10】 請求項5、6、7、8又は9に記載の
    フイルム打ち抜き装置において、トムソン刃は、刃先部
    を鏡面処理したことを特徴とするフイルム打ち抜き装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9又は10に記載のフイルム打ち抜き装置におい
    て、打ち抜き手段が、裁断して打ち抜くシート状の感熱
    フイルムの厚みを50μm以上400μm以下としたこ
    とを特徴とするフイルム打ち抜き装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10又は11に記載のフイルム打ち抜き装置に
    おいて、打ち抜き手段の裁断して打ち抜くシート状の感
    熱フイルムの材料は、ロイコ染料を加熱発色する顕色剤
    と結着剤としてのバインダー樹脂を主成分とすることを
    特徴とするフイルム打ち抜き装置。
  13. 【請求項13】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11又は12に記載のフイルム打ち抜き
    装置において、打ち抜き手段は、プレス位置よりもロー
    ル状の感熱記録材料からなる感熱フイルムの送り込み方
    向の下流側の上記打ち抜き手段の近傍の位置に配置され
    て、打ち抜き時に発生するばりや切り屑等を吸引するエ
    アークリーナからなることを特徴とするフイルム打ち抜
    き装置。
  14. 【請求項14】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12又は13に記載のフイルム打
    ち抜き装置において、分離手段は、打ち抜き手段のシー
    ト状の感熱フイルムを裁断して打ち抜いたスクラップを
    巻き取る巻き取りユニットからなることを特徴とするフ
    イルム打ち抜き装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか一項に記
    載のフイルム打ち抜き装置において、分離手段は、打ち
    抜き手段で裁断して打ち抜かれたシート状の感熱フイル
    ムをスクラップから離間する離間爪からなることを特徴
    とするフイルム打ち抜き装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか一項に記
    載のフイルム打ち抜き装置において、分離手段は、打ち
    抜き手段の裁断して打ち抜いたシート状の感熱フイルム
    を集積する集積部からなることを特徴とするフイルム打
    ち抜き装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のフイルム打ち抜き
    装置において、集積部は、シート状の感熱フイルムが所
    定量を集積すると排出部へ送り出すことを特徴とするフ
    イルム打ち抜き装置。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17に記載のフイルム
    打ち抜き装置において、集積部は、巻き取りユニットの
    上方向に配置したことを特徴とするフイルム打ち抜き装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至18のいずれか一項に記
    載のフイルム打ち抜き装置において、ロール状の感熱記
    録材料からなる感熱フイルムを順次に送り込む感熱フイ
    ルム送り込み手段と、ロール状の感熱記録材料からなる
    感熱フイルムの感熱記録面側からプレスするプレス位置
    で圧接してシート状の感熱フイルムとスクラップに裁断
    して打ち抜く打ち抜き手段と、シート状の感熱フイルム
    とスクラップとを分離する分離手段は、上記感熱フイル
    ム送り込み手段、上記打ち抜き手段、上記分離手段の順
    に配列して、周辺と隔離されて、クリーン度をクラス1
    00,000以下に保つ除塵室内に配置したことを特徴
    とするフイルム打ち抜き装置。
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