JPH065116Y2 - フイルム用パンチ装置 - Google Patents

フイルム用パンチ装置

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JPH065116Y2
JPH065116Y2 JP1986162176U JP16217686U JPH065116Y2 JP H065116 Y2 JPH065116 Y2 JP H065116Y2 JP 1986162176 U JP1986162176 U JP 1986162176U JP 16217686 U JP16217686 U JP 16217686U JP H065116 Y2 JPH065116 Y2 JP H065116Y2
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JP
Japan
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film
punch
punch unit
die
puncher
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Expired - Lifetime
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JP1986162176U
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English (en)
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JPS6370900U (ja
Inventor
径一 大塚
正隆 渥美
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,製版で使用される台紙フイルム,リスフイル
ム等に位置決め用の複数の孔を開けるフイルム用パンチ
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来,フイルムロールからフイルムを引き出し,このフ
イルムにパンチダイとパンチャーによって孔を開け,次
いで所定位置で切断して所定寸法のフイルムとする装置
が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし,この種の従来の装置は,パンチダイとパンチャ
ーとが装置の所定位置に固定されており,パンチ孔間隔
の変更等の仕様変更が極めて困難であるという問題があ
った。また,従来の装置ではフイルムをパンチダイとパ
ンチャーとによる孔開け位置を通って搬送する際に,フ
イルムが蛇行したり,引っ掛かったりして走行が不安定
になることがあるという問題もあった。
本考案はかかる問題点に鑑みて為されたもので,簡単に
パンチ仕様を変更可能な,且つフイルムを安定して搬送
することの可能なフイルム用パンチ装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本考案は,フイルムを搬送
する駆動ローラと,その駆動ローラにフイルムを押し付
けるよう,前記駆動ローラ上に上下動可能に設けられた
従動ローラと,フイルムの走行路に設けられたパンチユ
ニットと,該パンチユニットを取り外し可能に保持した
装置フレームと,前記パンチユニットの駆動装置と,前
記パンチユニットの下流のフイルムの走行路に設けられ
た静電除去シートとを具備し,前記パンチユニットが,
フイルムの走行路の下側に配置され,複数のパンチダイ
を保持し前記装置フレームに取り外し可能に固定された
ダイホルダーと,フイルムの走行路の上側に位置するよ
うに前記ダイホルダーに固定され,各パンチダイに対向
する位置にガイド孔を備えたパンチホルダーと,前記ガ
イド孔の各々に摺動可能に挿入されたパンチャーと,該
パンチャーに固定されたヘッドプレートを有し,このヘ
ッドプレートに前記駆動装置を連結してパンチャーを駆
動するように構成しており,更に,前記パンチダイ及び
ダイホルダーのフイルムに面する上面を鏡面加工してい
ることを特徴とするフイルム用パンチ装置を要旨とす
る。
〔作用〕
上記構成のフイルム用パンチ装置は,複数のパンチダイ
を保持したダイホルダーと,各パンチダイに組み合うパ
ンシャーを摺動可能に案内するガイド孔を備えたパンチ
ホルダーとを一体化してパンチユニットを構成し,装置
フレームに対して取り外し可能としているので,各種パ
ンチ仕様のパンチユニットを用意しておき,所望のもの
を交換して使用することにより,極めて容易にパンチ仕
様を変更することができる。
また,フイルムを駆動ローラに押し付ける従動ローラが
上下動可能であるので,フイルムを全幅に渡って均等に
押圧することができ,ニップの片ぎきによるジャムを防
止できる。更に,パンチダイ及びダイホルダーの上面が
鏡面であるので,走行中のフイルムがその鏡面で滑らか
に案内され,引っ掛かることがない。しかも,静電除去
シートがフイルムに接触して静電気を除去することによ
り,静電気によるフイルムひっかかりも生じることがな
い。かくして,フイルムを安定して搬送することができ
る。
〔実施例〕
以下,図面に示す実施例によって本考案を詳細に説明す
る。
第2図は本考案の一実施例によるパンチ装置を示す概略
断面図である。同図において,1はフイルムのロール,
2はロール1から引き出されたフイルム,3はフイルム
2を所定量ずつ搬送するための駆動ローラ,4はフイル
ム2を駆動ローラ3に押付けるための従動ローラであ
る。従動ローラ4は図示しない機構により上下動可能に
保持されており,自重によりフイルム2を駆動ローラ3
に押付ける構成となっている。なお,必要に応じてバネ
圧を作用させるようにしてもよい。従動ローラを上下動
可能とすることにより,フイルム全幅を均一に押圧する
ことが可能となり,ニップの片ぎきによるフイルムジャ
ミングの防止を図ることができる。
5は,フイルム2の走行路に配置され,フイルム2の所
定位置に複数個のパンチ孔を開けるためのパンチユニッ
トである。第1図はこのパンチユニット5及びそれを保
持した装置フレームを第2図の矢印I−I方向に見た断面
図である。第1図において,6は装置フレームであり,
この装置フレーム6の上面にパンチユニット5がボルト
7によって取り外し可能に保持されている。パンチユニ
ット5は,フイルムの走行路の下側に配置され,複数の
パンチダイ9を保持し装置フレーム6に取り外し可能に
固定されたダイホルダー10と,フイルムの走行路の上
側に位置するようにダイホルダーに固定されたパンチホ
ルダー11と,このパンチホルダー11の,各パンチダ
イ9に対向する位置にガイド孔12Aを形成するように
取付けられたガイドブッシュ12と,ガイド孔12Aの
各々に摺動可能に挿入されたパンチヤー13と,このパ
ンチヤー13に固定されたヘッドプレート14を有して
いる。更に,パンチユニット5はフイルム押え15を有
し,このフイルム押え15は,ヘッドプレート14に対
して上下動可能な保持ピン16に取付けられ,且つバネ
17によって下方に付勢されている。ダイホルダー10
及びパンチダイ9のフイルム2に面する上面は,走行す
るフイルム2の案内面を兼ねており,フイルムが通過す
る際の摩擦抵抗を抑制し且つフイルムのひっかかりを防
止するため,鏡面加工されている。20はパンチユニッ
ト5の駆動装置であり,モータ21,回転運動を往復動
に変換するクランク22及びアーム23,支軸24を中
心に揺動するリンク25等を有し,リンク25の先端が
ロッド26によってヘッドプレート14に連結されてい
る。かくして,モータ21の回転によってヘッドプレー
ト14が上下動する。
第2図において,30はダイホルダー10に取付けられ
た固定刃,31は固定刃30と協同してフイルム2を横
方向に切断する回転刃である。この回転刃31は,ガイ
ドロッド32に移動可能に保持された回転刃支持体33
に保持されており,回転刃支持体33がフイルム2に対
して横方向に移動することにより,フイルム2を切断す
る。ここで回転刃31の走行位置とパンチャー13との
距離は,最終製品に要求されるパンチ孔とフイルム端縁
との距離に等しく設定されている。34はフイルム受
け,35は静電除去シートである。
次に,上記構成の装置によるパンチ及び切断動作を説明
する。フイルム2が駆動ローラ3,従動ローラ4によっ
てフイルムロール1から引き出され,パンチユニット5
のダイホルダー10とフイルム押え15との間に挿入さ
れて搬送される。なお,この際,ヘッドプレート14は
上昇位置にあり,パンチヤー13及びフイルム押え15
はダイホルダー10上面から離れている。フイルム搬送
の際,前記したように従動ローラ4が上下動可能である
ので,フイルムを全幅に渡って均等に押圧することがで
き,ニップの片ぎきによるジャムが防止され,また,フ
イルム2が滑るダイホルダー10上面が鏡面のため,滑
らかに移動してひっかかることがなく,更に,静電除去
シート35がフイルム2に接触して静電気を除去するこ
とにより,静電気によるフイルムひっかかりも生じるこ
とがなく,フイルム2を安定して搬送することが可能で
ある。駆動ローラ3及び従動ローラ4によってフイルム
2が所定量送られ,パンチ孔を開けるべき位置がパンチ
ャー13の直下に位置した時,駆動ローラ3が停止して
フイルム2を停止させる。次に,駆動装置20によって
ヘッドプレート14が下降し,まずフイルム押え15が
フイルム2をダイホルダー10上面に押付け,次いでパ
ンチャー13がパンチダイ9内に挿入され,フイルム2
にパンチ孔を開ける。その後,回転刃保持体33が走行
して回転刃31と固定刃30によりフイルム2を横方向
に切断する。切り離されたフイルム2はフイルム受け3
4内に収容される。その後,ヘッドプレート14が上昇
して元の状態に戻る。以下,同様の動作を繰り返すこと
により,フイルムローラ1に巻かれていた長いフイルム
が,パンチ孔を開けられ,且つ所定寸法に切断され,フ
イルム受け34内に積み重ねられる。なお,フイルム受
け34内に積み重ねられたフイルム2は,静電除去シー
ト35によって静電気を除去されているので,残留静電
気が少なく,作業者に静電気によるトラブルを与えるこ
とがほとんどない。
パンチ仕様(パンチャー13の形状,間隔等)を変更す
る場合には,第1図においてロッド26とリンク25と
の結合を外し,パンチユニット5を装置フレーム6から
取り外し,予め用意した別のパンチ仕様のパンチユニッ
トを取付ければよい。この場合,予め用意した別のパン
チユニットも,第1図に示すパンチユニット5と同様
に,装置フレーム6に対してボルト7で取付けることが
可能な,且つそのヘッドプレートに連結されたロッド
を,駆動装置20のリンク25に連結可能な構造として
おくことは言うまでもない。このような異なるパンチ仕
様のパンチユニットを,予め複数組用意しておくことに
より,極めて簡単にパンチ仕様の変更が可能であり,多
種類のパンチ孔を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように,本考案のパンチ装置は,複数の
パンチダイを保持したダイホルダーと,各パンチダイに
組み合うパンチャーを摺動可能に案内するガイド孔を備
えたパンチホルダーとを一体化してパンチユニットを構
成し,このパンチユニットを装置フレームに対して取り
外し可能としたものであるので,各種パンチ仕様のパン
チユニットを用意しておくことにより,極めて容易にパ
ンチユニットを交換してパンチ仕様を変更することがで
き,作業性を大幅に向上することができるという効果を
有している。
また,フイルムを駆動ローラに押し付ける従動ローラを
上下動可能としたことにより,フイルムを全幅に渡って
均等に押圧し,ニップの片ぎきによるジャムを防止で
き,パンチダイ及びダイホルダーの上面を鏡面としたこ
とにより,走行中のフイルムを滑らかに案内して引っ掛
かりの発生を防止でき,静電除去シートを設けたことに
より,フイルムの静電気を除去して,静電気によるフイ
ルムひっかかりを防止でき,結局,フイルムを安定して
搬送することができ,更に,排出したフイルムの残留静
電気が少なく,作業者に静電気によるトラブルを与える
ことがほとんどないという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示す実施例のパンチユニットを矢印I
−I方向に見た断面図,第2図は本考案の一実施例を示
す概略断面図である。 1……フイルムロール、2……フイルム 3……駆動ローラ、4……従動ローラ 5……パンチユニット、6……装置フレーム 9……パンチダイ、10……ダイホルダー 11……パンチホルダー、12……ガイドブッシュ 12A……ガイド孔、13……パンチャー 14……ヘッドプレート、20……駆動装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルムを搬送する駆動ローラと,その駆
    動ローラにフイルムを押し付けるよう,前記駆動ローラ
    上に上下動可能に設けられた従動ローラと,フイルムの
    走行路に設けられたパンチユニットと,該パンチユニッ
    トを取り外し可能に保持した装置フレームと,前記パン
    チユニットの駆動装置と,前記パンチユニットの下流の
    フイルムの走行路に設けられた静電除去シートとを具備
    し,前記パンチユニットが,フイルムの走行路の下側に
    配置され,複数のパンチダイを保持し前記装置フレーム
    に取り外し可能に固定されたダイホルダーと,フイルム
    の走行路の上側に位置するように前記ダイホルダーに固
    定され,各パンチダイに対向する位置にガイド孔を備え
    たパンチホルダーと,前記ガイド孔の各々に摺動可能に
    挿入されたパンチャーと,該パンチャーに固定されたヘ
    ッドプレートを有し,このヘッドプレートに前記駆動装
    置を連結してパンチャーを駆動するように構成してお
    り,更に,前記パンチダイ及びダイホルダーのフイルム
    に面する上面を鏡面加工していることを特徴とするフイ
    ルム用パンチ装置。
JP1986162176U 1986-10-24 1986-10-24 フイルム用パンチ装置 Expired - Lifetime JPH065116Y2 (ja)

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JPS5310675B2 (ja) * 1972-05-31 1978-04-15

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