JP6285595B1 - 身飾品 - Google Patents

身飾品 Download PDF

Info

Publication number
JP6285595B1
JP6285595B1 JP2017099839A JP2017099839A JP6285595B1 JP 6285595 B1 JP6285595 B1 JP 6285595B1 JP 2017099839 A JP2017099839 A JP 2017099839A JP 2017099839 A JP2017099839 A JP 2017099839A JP 6285595 B1 JP6285595 B1 JP 6285595B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
pedestal
engagement ring
side engagement
ring portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017099839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018192098A (ja
Inventor
秀位 土橋
秀位 土橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Crossfor Co Ltd
Original Assignee
Crossfor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Crossfor Co Ltd filed Critical Crossfor Co Ltd
Priority to JP2017099839A priority Critical patent/JP6285595B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6285595B1 publication Critical patent/JP6285595B1/ja
Priority to TW107114665A priority patent/TWI655917B/zh
Priority to TW107146019A priority patent/TW201919507A/zh
Priority to KR1020197007787A priority patent/KR102421993B1/ko
Priority to SG11201808499PA priority patent/SG11201808499PA/en
Priority to EP18769579.6A priority patent/EP3446589A4/en
Priority to KR1020187025816A priority patent/KR101961361B1/ko
Priority to US16/086,424 priority patent/US11284688B2/en
Priority to PCT/JP2018/018782 priority patent/WO2018212191A1/ja
Priority to CN201820743174.0U priority patent/CN208658082U/zh
Priority to CN201810478818.2A priority patent/CN108937000A/zh
Priority to CN201910099976.1A priority patent/CN109805526A/zh
Priority to CN201820743025.4U priority patent/CN208658084U/zh
Publication of JP2018192098A publication Critical patent/JP2018192098A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C17/00Gems or the like
    • A44C17/02Settings for holding gems or the like, e.g. for ornaments or decorations
    • A44C17/0258Settings for holding gems or the like, e.g. for ornaments or decorations rotatably or pivotably arranged
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C17/00Gems or the like
    • A44C17/02Settings for holding gems or the like, e.g. for ornaments or decorations
    • A44C17/0275Settings for holding gems or the like, e.g. for ornaments or decorations in an oscillating way
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C1/00Brooches or clips in their decorative or ornamental aspect
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C17/00Gems or the like
    • A44C17/02Settings for holding gems or the like, e.g. for ornaments or decorations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C25/00Miscellaneous fancy ware for personal wear, e.g. pendants, crosses, crucifixes, charms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C25/00Miscellaneous fancy ware for personal wear, e.g. pendants, crosses, crucifixes, charms
    • A44C25/001Pendants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C7/00Ear-rings; Devices for piercing the ear-lobes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C9/00Finger-rings

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Abstract

【課題】台座部に保持される宝石が細かく揺動可能な状態を長期に亘って安定して維持することが可能な身飾品を提供する。【解決手段】この身飾品は、左右一対の台座側係合リング部24を備えるとともに宝石10を固定保持する台座部20と、台座側係合リング部24に連結される左右一対のフレーム側係合リング部32を備えるとともに台座部20を支持するフレーム部30とを備え、台座部20及び宝石10がフレーム部30に対して揺動可能に支持される身飾品において、少なくともフレーム側係合リング部32と、台座側係合リング部24のフレーム側係合リング部32に対する連結部分とを外側から保護する保護部材31を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、宝石を用いたペンダントやピアスなどの身飾品に関し、特に、宝石とその宝石を固定保持する台座部とがフレーム部に対して揺動可能に配されることによって宝石をより輝いて見せることが可能な身飾品に関する。
ペンダント(ネックレス)やピアスなどの身飾品においては、ダイヤモンドなどの宝石が台座部に保持されるとともに、その宝石及び台座部が小さく揺動するように配されるものが知られている。このように台座部に保持された宝石が小さく揺動することにより、宝石が止まっているときよりもキラキラと輝いて見えるため、宝石の美しさが更に強調される。
このように宝石が揺動可能に配される身飾品が、例えば特開2015−54162号公報(特許文献1)に記載されており、実施形態の1つとして、ペンダントのチェーンに取り付けられるペンダントトップが開示されている。ここで、特許文献1のペンダントトップについて、図19及び図20を参照しながら簡単に説明する。
図19及び図20に示したペンダントトップ70は、宝石であるダイヤモンド71を固定して保持する台座部72と、その台座部72を支持するフレーム部81とを有する。台座部72は、ダイヤモンド(宝石)71が保持される台座本体部73と、台座本体部73の左右両側から幅方向の外側に向けて延出する左右のアーム部74と、アーム部74の先端部に配される左右の環状の台座側係合リング部75とを有する。また、台座本体部73には、ダイヤモンド71を固定するための複数の爪部76が設けられている。
左右のアーム部74及び台座側係合リング部75は、ペンダントトップ70の側面視において、そのリング部75の正面及び背面の向きが、台座部72に保持されるダイヤモンド71のテーブル表面に対して傾斜するようにして配されている。特に特許文献1では、台座側係合リング部75の正面及び背面が重力方向と平行になるときに(台座側係合リング部75の中央開口部が水平方向に向くときに)、台座部72に保持されるダイヤモンド71のテーブル表面が斜め上方を向くように配されている。
また、特許文献1の台座部72は、台座側係合リング部75がフレーム部81の後述するフレーム側係合リング部82に連結されてフレーム部81に支持されたときに、ペンダントトップ70の側面視において、台座側係合リング部75がフレーム側係合リング部82と接触する接点の位置が、宝石71及び台座部72の全体における重心の位置に対し、重力方向の上方に配されるように形成されている。
特許文献1のフレーム部81は、正面視にて逆V字状を呈するフレーム本体部83と、フレーム本体部83の左右下端部の裏面に設けられる左右のフレーム側係合リング部82とを有する。また、フレーム本体部83の上端部には、ペンダントのチェーンを連結するためのチェーン連結孔部84が、左右方向(ペンダントトップ70の幅方向)に貫通するように設けられている。
左右のフレーム側係合リング部82は、ペンダントトップ70がチェーンにぶら下げられたときに、フレーム側係合リング部82の中央開口部が左右方向に向くようにフレーム本体部83に一体的に形成されている。このような左右のフレーム側係合リング部82には、台座部72における左右の台座側係合リング部75がそれぞれ連結されて係合する。この場合、フレーム側係合リング部82と台座側係合リング部75とは、相手方の中央開口部を互いに貫通するとともに内周縁部同士を接触させるようにして相互に係合する。
このような特許文献1のペンダントトップ70では、台座部72が、フレーム部81における左右のフレーム側係合リング部82の内周縁部に、左右の台座側係合リング部75が内周縁部を接触させて引っ掛かるようにしてフレーム部81に保持される。これにより、例えばペンダントトップ70を動かしたときや揺らしたとき等に、台座部72と台座部72に保持されたダイヤモンド71とを、フレーム部81に吊り下げられた状態で前後方向に小さく揺動させることが可能となる。このようにダイヤモンド71が小さく揺動することによって、ダイヤモンド71をより美しく輝かせることができる。
特に特許文献1のペンダントトップ70では、ペンダントを形成したときに、ダイヤモンド71のテーブル表面が斜め上方を向くように台座部72がフレーム部81に支持される。それにより、そのペンダントを着用した使用者の胸元で、ダイヤモンド71のテーブル表面が他人の目線に入り易いようにしてダイヤモンド71をより効果的に輝かせることができる。
更に特許文献1には、台座側係合リング部75及びフレーム側係合リング部82の一方又は両方を、その周方向に直交する断面の形状が内周端縁に向けて細くなる形状を有するように形成することが記載されている。これにより、台座側係合リング部75とフレーム側係合リング部82とを係合したときに両部材の接触面積を小さくして、台座部72の揺動時の摩擦抵抗を小さくできるため、宝石71が揺動する時間をより長く延ばすことができる。
特開2015−54162号公報
特許文献1に記載されているペンダントトップ70では、上述したように、台座部72が、台座側係合リング部75及びフレーム側係合リング部82を介してフレーム部81に支持されていることにより、台座部72に保持されている宝石71を細かく揺動させることが可能である。
しかし、特許文献1のペンダントトップ70の場合、台座部72の台座側係合リング部75が、前方(正面側)、後方(背面側)、上方、下方、及びペンダントトップ70の幅方向(左右方向)における外側方のそれぞれの方向に露出した剥き出しの状態で配されている。また、フレーム部81のフレーム側係合リング部82は、その前面(正面)側がフレーム本体部83によって覆い隠されているものの、フレーム側係合リング部82の後方(背面側)、上方、下方、及び幅方向の外側方とが露出した状態で配されている。
このため、そのペンダントトップ70にチェーンを取り付けてペンダントとして使用したときに、台座側係合リング部75やフレーム側係合リング部82が、外部に露出していることにより、別の物体(物品)にぶつかったり、衝突したりすることがあり、それよって、思いがけない荷重(外力)を局部的に受ける可能性や、偶発的に強く押圧されて大きな荷重を受ける可能性がある。
一方、このペンダントトップ70において、台座側係合リング部75及びフレーム側係合リング部82により宝石71を揺動させる構造は、小さく且つ繊細に形成されているため、変形に対して弱いという性質を備える。従って、上述のように台座側係合リング部75やフレーム側係合リング部82が、外部から力(外力)を局部的に又は強く受けると、台座側係合リング部75やフレーム側係合リング部82に歪みなどの変形が生じ易く、その結果、上述のような宝石71の細かな揺動運動が円滑に行えなくなる又は不能になるといった不具合や、台座部72がフレーム部81から外れるといった不具合が引き起こされる虞がある。
また、ペンダントトップ70の台座側係合リング部75やフレーム側係合リング部82が外部に露出していると、これらの台座側係合リング部75やフレーム側係合リング部82に、使用者の髪の毛や、衣類やマフラーなどの糸が絡み付くことが考えられる。このように台座側係合リング部75やフレーム側係合リング部82に糸などが絡み付いたまま放置されてしまうと、宝石71の細かな揺動運動が阻害される場合もある。
更に、台座側係合リング部75やフレーム側係合リング部82が外側に露出して配されることにより、ペンダントトップ70のデザインが制約され、デザインのバリエーションを増やし難いという欠点もあった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その具体的な目的は、台座部とフレーム部を連結する台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部が外力を直接受けることを防ぎ、台座部に保持される宝石が細かく揺動可能な状態を長期に亘って安定して維持することが可能な身飾品を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明により提供される身飾品は、宝石を固定保持する台座部と、前記台座部を支持するフレーム部とを有し、前記台座部は、前記宝石を挟んで相対する位置に配される左右一対の台座側係合リング部を備え、前記フレーム部、左右の前記台座側係合リング部がそれぞれ連結されて係合する左右一対のフレーム側係合リング部が固定され、左右の前記フレーム側係合リング部に左右の前記台座側係合リング部がそれぞれ連結されることにより前記台座部及び前記宝石が前記フレーム部に対して吊り下げられた状態で揺動可能に支持される身飾品において、前記台座側係合リング部及び前記フレーム側係合リング部が相互に連結された状態で、少なくとも左右の前記フレーム側係合リング部と、左右の前記台座側係合リング部の前記フレーム側係合リング部に対する連結部分とを外側から保護する保護部材を有し、前記保護部材は、左右の前記フレーム側係合リング部と左右の前記台座側係合リング部の前記連結部分との正面側を露出しないように覆って保護するフロントパーツと、左右の前記フレーム側係合リング部と左右の前記台座側係合リング部の前記連結部分との背面側を露出しないように覆って保護するとともに前記フロントパーツに固定されるリアパーツとを有してなることを最も主要な特徴とするものである。
このような本発明の身飾品において、前記保護部材により、前記フレーム側係合リング部及び前記台座側係合リング部の全体が保護されることが好ましい。
また、前記台座側係合リング部における前記連結部分以外の少なくとも一部が露出していても良い。
また本発明の身飾品において前記フロントパーツと前記リアパーツとは表裏対称的な形状を有すること好ましい。
また本発明の身飾品において、前記保護部材は、連結された一方の前記台座側係合リング部及び前記フレーム側係合リング部と、連結された他方の前記台座側係合リング部及び前記フレーム側係合リング部とを同時に保護する単一の一体的な形状を有することが好ましい。
更に、前記保護部材は、前記フレーム部の少なくとも一部を構成し、前記保護部材の内面に、前記フレーム側係合リング部が固定されることが好ましい。
更にまた、前記保護部材は、中空形状を有することが好ましい。
本発明により更に提供される身飾品は、宝石を固定保持する台座部と、前記台座部を支持するフレーム部とを有し、前記台座部は、前記宝石を挟んで相対する位置に配される左右一対の台座側係合リング部を備え、前記フレーム部、左右の前記台座側係合リング部がそれぞれ連結されて係合する左右一対のフレーム側係合リング部が固定され、左右の前記フレーム側係合リング部に左右の前記台座側係合リング部がそれぞれ連結されることにより前記台座部及び前記宝石が前記フレーム部に対して吊り下げられた状態で揺動可能に支持される身飾品において、前記フレーム部は、前記台座側係合リング部及び前記フレーム側係合リング部が相互に連結された状態で、少なくとも左右の前記フレーム側係合リング部と左右の前記台座側係合リング部の前記フレーム側係合リング部に対する連結部分との正面側を露出しないように覆って保護するフロントパーツと、左右の前記フレーム側係合リング部と左右の前記台座側係合リング部の前記連結部分との背面側を露出しないように覆って保護するとともに前記フロントパーツに固定されるリアパーツとを有し、前記フロントパーツと前記リアパーツの間に、少なくとも前記フレーム側係合リング部と、前記台座側係合リング部の前記連結部分とを内部に収容して外側から保護する収容室が配されてなることを最も主要な特徴とするものである。
このような別の形態に係る身飾品において、前記収容室に、前記フレーム側係合リング部及び前記台座側係合リング部の全体が収容されることが好ましい。
また、前記台座側係合リング部における前記連結部分以外の少なくとも一部が露出していても良い。
また別の形態に係る身飾品において、前記フロントパーツと前記リアパーツとは表裏対称的な形状を有し、前記フレーム部のフレーム本体部は、前記収容室を形成する中空の形状を有することが好ましい。
更に、前記フレーム部は、前記台座部の一部を挿通させる挿通開口部を有し、前記挿通開口部は、前記台座部及び前記宝石の揺動を許容すると同時に、前記台座部及び前記宝石の揺動範囲を規制する大きさを有することが好ましい。
また本発明の身飾品において、前記フレーム部は、前記身飾品を正面側から見たとき、前記台座部に保持された前記宝石の外周を取り囲み、且つ、前記宝石との間に隙間のある形状を有することが好ましい。
更に、前記身飾品の側面視において、前記身飾品の表裏方向に関し、前記フレーム部の裏側端面は、揺動可能な前記宝石の裏面側先端部の位置よりも更に裏側の位置に配されて
いることが好ましい。
本発明に係る身飾品は、宝石を固定保持する台座部と、その台座部を揺動可能に支持するフレーム部とを有する。台座部は、宝石を挟むようにして相対する反対側の位置に配されるとともに少なくとも一部が円弧状(好ましく環状)に形成される左右一対の台座側係合リング部を備える。フレーム部は、少なくとも一部が円弧状(好ましく環状)に形成されるとともに台座側係合リング部がそれぞれ連結される左右一対のフレーム側係合リング部を備える。なお、本発明において、身飾品に用いられる宝石には、ダイヤモンドやサファイアなどの天然宝石(天然鉱物)が含まれるだけでなく、合成した鉱物を使用する合成宝石(人工宝石)や、ガラスなどを使用する模倣宝石なども含まれる。
また、本発明の身飾品は、台座部の台座側係合リング部とフレーム部のフレーム側係合リング部とがそれぞれの内周端縁部同士を接触させるように連結された状態で、これらの台座側係合リング部とフレーム側係合リング部とを外側から囲んで保護する保護部材を有する。
この場合、保護部材は、少なくとも、フレーム側係合リング部と、台座側係合リング部におけるフレーム側係合リング部に対する連結部分とを外側から保護するように形成される。ここで、台座側係合リング部における上述の連結部分とは、台座側係合リング部のフレーム側係合リング部が連結されて接触するリング部分であり、この連結部分(リング部分)は、宝石を後述するように微小に揺動させたときにフレーム側係合リング部の内周縁部が摺接する範囲(領域)を含む。
また本発明の保護部材は、揺動する台座部と干渉しないように、台座部の揺動可能範囲を除いて、連結状態にある台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部との外側に、これらを保護するように配される。具体的には、保護部材は、フレーム側係合リング部と台座側係合リング部の上述した連結部分とにおける少なくとも正面側、背面側、上面側、下面側、及び幅方向の外側面側を保護するように配される。この場合、保護部材は、保護部材のみで台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部を保護しても良いし、また、保護部材と、その保護部材とは別に形成されるフレーム部の一部とによって、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部を保護しても良い。
このような保護部材を有する本発明の身飾品であれば、台座部が、フレーム部に対し、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部を介して揺動可能に安定して支持される。また、少なくとも台座側係合リング部の上述した連結部分と、フレーム側係合リング部とが、保護部材によって覆われて外部に露出しないように保護される。このため、台座側係合リング部とフレーム側係合リング部とが相互に連結して宝石の微小な揺動を可能にする連結構造部分が、別の物体に直接衝突すること等によって意図しない外力を受けることを、シンプルな構造で防止できる。
このため、身飾品の通常の使用では、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部における上述の連結構造部分がダメージを受けて変形することを効果的に防止して、これらの形状を安定して維持できる。その結果、台座側係合リング部やフレーム側係合リング部の変形に起因して宝石の細かな揺動運動が不能になるという不具合や、台座部がフレーム部から外れるという不具合が生じることを防いで、台座部及び宝石が細かく円滑に揺動可能な状態を長期に亘って安定して維持することができる。
また、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部が保護部材によって保護されることにより、髪の毛や糸などを台座側係合リング部やフレーム側係合リング部に絡み付き難くすることができる。それにより、身飾品の取り扱い性を向上させることができるとともに、糸などの絡み付きによって台座部及び宝石の揺動運度が阻害されることも防止できる。
更に、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部を保護部材で被覆して外部から見えないように又は見え難いように隠せることにより、身飾品のデザインに対する制約が軽減されるため、デザインの自由度が拡大し、デザインのバリエーションを容易に増大させることが可能となる。
このような本発明の身飾品において、上述した保護部材により、フレーム側係合リング部の全体と台座側係合リング部の全体とが保護される。これにより、連結状態にある台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部の全体における少なくとも正面側、背面側、上面側、下面側、及び幅方向の外側面側を、外部に露出しないように保護部材で覆って、安定して保護することができる。このため、連結状態の台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部が、別の物体に直接衝突すること等によって意図しない外力を受けることを確実に防止し、台座部及び宝石の微小な揺動可能状態を長期に亘ってより安定して維持することができる。
また本発明の身飾品においては、台座側係合リング部における連結部分以外の少なくとも一部が露出するようにして、保護部材でフレーム側係合リング部及び台座側係合リング部を保護することも可能である。これによっても、台座部及び宝石の微小な揺動可能状態を長期に亘って安定して維持することができる。
このような本発明の身飾品において、保護部材は、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部の正面側に配されてこれらを保護するフロントパーツ(第1パーツ)と、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部の背面側に配されてこれらを保護するとともにフロントパーツに固定されるリアパーツ(第2パーツ)とを有する。
このようなフロントパーツとリアパーツとを有する保護部材を用いることにより、保護部材を簡単な構造で形成できる。また、台座部に配される左右の台座側係合リング部を、フレーム部に配される左右のフレーム側係合リング部にそれぞれ連結してから、これらのリング部を保護するようにしてフロントパーツとリアパーツとを相互に固定して保護部材を形成することができる。これにより、台座部及び宝石が揺動可能に配され、且つ、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部が保護部材で保護される身飾品を容易に且つ安定して製造することができる。
この場合、フロントパーツとリアパーツとは表裏対称的な形状を有することにより、フロントパーツ及びリアパーツとして、同じ形状及び同じ材質を有するパーツ(部品)を用いることができる。それにより、保護部材のフロントパーツ及びリアパーツを安価に作製することができる。また、保護部材を身飾品に取り付ける(組み付ける)際に、フロントパーツとリアパーツとを取り間違えることが生じないため、保護部材の取り付け作業が煩雑化することを防いで、取り付け作業を効率的に行うことが可能となる。なお本発明では、フロントパーツとリアパーツとに、互いに形状が全く異なるパーツや、互いに材質が全く異なるパーツを使用することも可能である。
また本発明の身飾品において、保護部材は、左右に配される一対の台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部に対し、連結された一方の台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部を保護するとともに、連結された他方の台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部を同時に保護する単一の一体的な形状を有して形成される。これにより、保護部材を簡単な構造で形成できる。また、保護部材を、左右の台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部の外側に容易に且つ安定して取り付けることができ、それによって、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部が安定して保護される。
更に、本発明の保護部材は、フレーム部の少なくとも一部を構成するように、具体的には、フレーム部のフレーム本体部を構成するように形成される。この場合、保護部材の内面に、フレーム側係合リング部が固定される。これにより、フレーム部を簡単な構造で形成できるとともに、フレーム部を構成する保護部材によって、連結状態にある台座側係合リング部とフレーム側係合リング部とを確実に保護できる。なお本発明において、保護部材はフレーム部の一部として形成されず、フレーム部が、フレーム本体部とフレーム側係合リング部とを有する部材として保護部材とは別に形成されていても良い。
また、本発明の保護部材は、中空形状を有する。これにより、保護部材の内側に、連結状態の台座側係合リング部とフレーム側係合リング部とを安定して収容して保護できる。また、中空形状の保護部材は、例えば金属製の薄板材にプレス加工等を行うことによって安定して形成可能であるとともに、例えば内部が埋められている中実の保護部材に比べて原料コストを低く抑えることができる。
次に、本発明の別の形態に係る身飾品は、宝石を固定保持する台座部と、その台座部を揺動可能に支持するフレーム部とを有する。台座部は、宝石を挟むようにして相対する反対側の位置に配されるとともに少なくとも一部が円弧状(好ましく環状)に形成される左右一対の台座側係合リング部を備える。フレーム部は、少なくとも一部が円弧状(好ましく環状)に形成されるとともに台座側係合リング部がそれぞれ連結される左右一対のフレーム側係合リング部を備える。
本発明のフレーム部は、台座部の台座側係合リング部とフレーム部のフレーム側係合リング部とがそれぞれの内周端縁部同士を接触させるように連結された状態で、少なくともフレーム側係合リング部と、台座側係合リング部のフレーム側係合リング部に対する連結部分とを内部に収容して外側から保護する収容室を有する。この場合、収容室を有するフレーム部は、揺動する台座部と干渉しないように、台座部の揺動可能範囲を除いて、連結状態にある台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部との外側に、これらを保護するように配される。
このようにフレーム部が収容室を有する本発明の身飾品であれば、台座部が、フレーム部に対し、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部を介して揺動可能に安定して支持される。また、少なくとも台座側係合リング部の上述した連結部分と、フレーム側係合リング部とがフレーム部の収容室内に収容されて、外部に露出しないように保護される。このため、台座側係合リング部とフレーム側係合リング部とが相互に連結して宝石の微小な揺動を可能にする連結構造部分が、別の物体に直接衝突すること等によって意図しない外力を受けることを、シンプルな構造で防止できる。
このため、身飾品の通常の使用では、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部における上述の連結構造部分がダメージを受けて変形することを効果的に防止して、これらの形状を安定して維持できる。その結果、台座側係合リング部やフレーム側係合リング部の変形に起因して宝石の細かな揺動運動が不能になるという不具合や、台座部がフレーム部から外れるという不具合が生じることを防いで、台座部及び宝石が細かく円滑に揺動可能な状態を長期に亘って安定して維持することができる。
また、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部がフレーム部の収容室内に収容されて保護されることにより、髪の毛や糸などを台座側係合リング部やフレーム側係合リング部に絡み付き難くすることができる。それにより、身飾品の取り扱い性を向上させることができるとともに、糸などの絡み付きによって台座部及び宝石の揺動運度が阻害されることも防止できる。
更に、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部をフレーム部の収容室内に保持して外部から見えないように又は見え難いように隠せることにより、身飾品のデザインに対する制約が軽減されるため、デザインの自由度が拡大し、デザインのバリエーションを容易に増大させることが可能となる。
このような本発明の身飾品において、フレーム部の収容室内にフレーム側係合リング部及び台座側係合リング部の全体が収容されることにより、フレーム側係合リング部の全体と台座側係合リング部の全体とがフレーム部により保護される。これによって、連結状態にある台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部の全体における少なくとも正面側、背面側、上面側、下面側、及び幅方向の外側面側を、外部に露出しないように隠して安定して保護することができる。このため、連結状態の台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部が、別の物体に直接衝突すること等によって意図しない外力を受けることを確実に防止し、台座部及び宝石の微小な揺動可能状態を長期に亘ってより安定して維持することができる。
また本発明の身飾品においては、台座側係合リング部における連結部分以外の少なくとも一部が露出するようにして、フレーム部の収容室内にフレーム側係合リング部及び台座側係合リング部を収容することも可能である。これによっても、台座部及び宝石の微小な揺動可能状態を長期に亘って安定して維持することができる。
更に本発明の身飾品において、フレーム部のフレーム本体部は、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部の正面を保護するフロントパーツと、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部の背面を保護するとともにフロントパーツに固定されるリアパーツとを有する。また、これらのフロントパーツとリアパーツとは表裏対称的な形状を有する。更に、フレーム本体部は、収容室を形成する中空の形状を有する。
このようにフレーム部のフレーム本体部がフロントパーツとリアパーツとを有することにより、左右の台座側係合リング部を左右のフレーム側係合リング部にそれぞれ連結してから、これらのリング部を保護するようにしてフロントパーツとリアパーツとを相互に固定してフレーム本体部を形成できる。このため、台座側係合リング部及びフレーム側係合リング部を簡単な構造で安定して保護できる。また、中空形状のフレーム本体部は、例えば金属製の薄板材にプレス加工等を行うことによって安定して形成可能であるとともに、例えば内部が埋められている中実のフレーム本体部に比べて原料コストを低く抑えることができる。
更に本発明のフレーム部は、台座部の一部を挿通させる挿通開口部を有する。また、フレーム部の挿通開口部は、台座部及び宝石の揺動を許容すると同時に、台座部及び宝石の揺動範囲を規制する大きさを有する。これにより、台座部及び宝石が細かく円滑に揺動可能な状態を安定して維持できる。また、フレーム部で台座部及び宝石の揺動可能範囲が規制されることにより、正面から見たときに綺麗に光って見える範囲で宝石を適切に揺動させることができるため、揺動による装飾効果をより有効に得ることが可能となる。
更に、本発明の身飾品において、フレーム部は、身飾品を正面側から見たとき、台座部に保持された宝石の外周を取り囲み、且つ、その宝石との間に隙間を設ける形状を有する。これにより、フレーム部(保護部材)で台座部及び宝石の周りを全体的に保護できる。また、台座部及び宝石の外周近傍に配されたフレーム部に対して、宝石が宙に浮いた状態に見えるとともに、台座部及び宝石が細かく揺動することにより、宝石の揺れが強調され易くなる。その結果、台座部に保持された宝石の輝きがより美しく見え、身飾品の装飾効果や高級感をより効果的に高めることができ、また、身飾品が、今までにない斬新なイメージ(美感)を備えることも可能となる。更に、台座部及び宝石の周りにフレーム部が配されることにより、台座部及び宝石が揺動するときに、台座部及び宝石を使用者の衣類等に接触させ難くして、衣類等の接触によって台座部及び宝石の揺動が停止することを抑制できる。
また本発明では、身飾品が重力に従ってぶら下げられた状態において、又は、身飾品の通常の使用において、その身飾品を側面側から見たときに、身飾品の表裏方向に関し、フレーム部の裏側端面は、揺動可能な宝石の裏面側先端部の位置よりも更に裏側の位置に配されている。これにより、身飾品を身に着けたときに宝石(特に宝石の裏面側先端部)が衣服等に直接接触することを防いで、衣類等の接触によって台座部及び宝石の揺動が停止することをより効果的に抑制できる。このため、台座部及び宝石の揺動を長い時間で自然に持続させることができる。
本発明の実施例1に係るペンダントトップを示す正面図である。 ペンダントトップの背面図である。 ペンダントトップの側面図である。 ペンダントトップに配される台座部を、宝石が保持されていない状態で、宝石を保持する背面(裏面)側から見たときの模式図である。 ペンダントトップに配されるフレーム部(保護部材)を示す断面図である。 フレーム部のフレーム側係合リング部に対して台座部の台座側係合リング部が係合している状態を模式的に説明する説明図である。 実施例1のペンダントトップが胸元に吊り下げられている状態を模式的に示す模式図である。 実施例1の変形例に係るペンダントトップのフレーム部(保護部材)を示す断面図である。 実施例1の別の変形例に係るペンダントトップを示す正面図である。 実施例1の更に別の変形例に係るペンダントトップを示す正面図である。 本発明の実施例2に係るペンダントトップを示す正面図である。 ペンダントトップの側面図である。 本発明の実施例3に係るペンダントトップを示す正面図である。 ペンダントトップの側面図である。 ペンダントトップのフレーム部に保護部材が固定されている部分を幅方向の内側から見たときの拡大模式図である。 本発明の実施例4に係る指輪を示す正面図である。 指輪に用いられる台座部を示す模式斜視図である。 指輪の要部を模式的に示す模式図である。 従来のペンダントトップの正面図である。 従来のペンダントトップの側面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、実施例を挙げて図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下で説明する各実施例に限定されるものではなく、本発明と実質的に同一な構成を有し、かつ、同様な作用効果を奏しさえすれば、多様な変更が可能である。
図1は、本実施例1に係るペンダントトップを示す正面図である。図2及び図3は、そのペンダントトップの背面図及び側面図である。
なお、以下のペンダントトップに関する説明において、上下方向及び左右方向とは、ペンダントトップをペンダントのチェーンに取り付けて持ち上げた状態のときの上下方向及び左右方向を言う。また、前方及び後方とは、ペンダントが着用されたときのペンダントトップの正面側の方向及び背面側の方向を言う。
本実施例1に係るペンダントトップ1は、チェーン5等の紐状部材に取り付けられることにより、身飾品としてのペンダント(又はネックレス)が形成される。本実施例1のペンダントトップ1は、宝石10としてダイヤモンドが固定保持される台座部20と、その台座部20及び宝石(ダイヤモンド)10を支持するフレーム部30とを有する。また、本実施例1のフレーム部30の一部(後述するフレーム本体部31)は、以下に説明するように保護部材としても形成されている。
本実施例1の台座部20は、宝石10が載置される台座本体部21と、台座本体部21に突設され、宝石10を固定する複数の爪部22と、台座本体部21の左右の側縁部(側端部)から台座部20の幅方向の外側に向けて延出する左右のアーム部23と、左右のアーム部23の先端部に配される左右の台座側係合リング部24とを有する。
本実施例1の台座部20は、金、プラチナ、シルバー等の貴金属製の板材にプレス加工(プレス打ち抜き加工)等を行うことによって、単一の部材としてその全体が一体的に形成されている。この場合、台座部20の材質や作製方法は特に限定されない。また、台座本体部21及び爪部22の形状や、爪部22の配設個数なども限定されるものではなく、任意に変更することが可能である。
台座本体部21の中央部には円形の開口部21aが形成されており、宝石10は、そのキューレット部を台座本体部21の開口部21aから後方に突き出して台座部20に固定保持される。台座部20における左右のアーム部23は、台座本体部21と左右の台座側係合リング部24とを連結する連結部分である。左右のアーム部23は、互いに左右対称的な形状を有し、台座本体部21から左右方向の外側に延出するとともに前方に傾斜して配されている。このような左右のアーム部23は、ペンダントトップ1のデザイン等に応じて連結長さを変更することが可能であり、また必要に応じて、左右のアーム部23を設けずに台座部20を形成することも可能である。
台座部20における左右の台座側係合リング部24は環状に形成されており、その中央部には、円形状の中央開口部24aが設けられている。左右の台座側係合リング部24は、ペンダントトップ1の正面視において両者の間に宝石10が配されるようにして、台座本体部21の左右側方の互いに対応する位置に設けられている。本実施例1において、左右の台座側係合リング部24は、左右のアーム部23を介して台座本体部21と一体に形成されている。なお本発明において、左右の台座側係合リング部24は、台座本体部21と別部材として形成されて、左右のアーム部23を介して接続されていても良い。
このような左右の環状の台座側係合リング部24と、フレーム部30の後述するフレーム側係合リング部32とは、互いに相手方の中央開口部を貫通するとともに内周縁部同士を接触させるようにして相互に係合する。また、台座側係合リング部24は、台座側係合リング部24の周方向に直交する断面の形状が、円形ではない異形断面形状を呈するように形成されている。具体的には、本実施例1の台座側係合リング部24は、例えば図6に示すように、台座側係合リング部24の内周側の先端部が尖るように、周方向に直交する断面の形状が内周端縁に向けて次第に細くなる先細の形状を有して形成されている。
これにより、台座側係合リング部24を、フレーム部30のフレーム側係合リング部32に連結したときに、台座側係合リング部24とフレーム側係合リング部32が互いに交差して接触する接触部Oにおける台座側係合リング部24の接触面積を小さくすることができる。その結果、フレーム部30に対して台座部20が前後方向に揺動する際に、フレーム側係合リング部32に対する台座側係合リング部24の摩擦抵抗を小さく抑えることができるため、台座部20及び宝石10をフレーム部30に対して細かく円滑に揺動させることができる。更に、その台座部20及び宝石10の揺動運動を停止させずに比較的長く続けさせて、それらの揺動時間をより長く延ばすことが可能となる。なお本発明において、台座側係合リング部24の断面形状は限定されるものではなく、台座側係合リング部24の断面を円形に形成することや、その他の形状に形成することも可能である。
本実施例1の台座部20は、宝石10及び台座部20が台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32を介してフレーム部30に支持されるときに、ダイヤモンド10のテーブル表面が斜め上方を向くとともに、ペンダントトップ1の側面視において、台座側係合リング部24とフレーム側係合リング部32との接触部Oの位置が、台座部20及び宝石10の全体の重心位置よりも上方に配されるように、台座部20に対する台座側係合リング部24の位置及び向きが設定されている。このとき、台座部20は、台座側係合リング部24の中央開口部24aが前後方向に向いた姿勢でフレーム部30に支持される。
またこの場合、ペンダントトップ1の側面視において、台座部20は、例えばダイヤモンド10をそのテーブル表面が上下方向に平行となるように正面に向かせたときに、台座部20及び宝石10の全体の重心位置が、台座側係合リング部24とフレーム側係合リング部32との接触部Oの位置よりも背面側(後方)に配されるように形成される。また、左右の台座側係合リング部24は、ダイヤモンド10をそのテーブル表面が上下方向に平行となるように正面に向かせたときに、その中央開口部24aが斜め下方を向くように保持される。なお本実施例1では、図3に示すように重力に方向に沿って保持されるフレーム部30に対して宝石10及び台座部20が吊り下げられた状態において、ダイヤモンド10のテーブル表面が斜め上方を向いて傾斜するように台座部20が形成されることが好ましい。この場合、重力方向に対するダイヤモンド10のテーブル表面の傾斜角度αが、5°以上45°以下の角度、好ましくは10°以上20°以下の角度となるように台座部20が形成される。
本実施例1のフレーム部30は、ペンダントトップ1の正面視において、台座部20及び宝石10の周りを囲むように配されるとともに保護部材として設けられるフレーム本体部31と、フレーム本体部31の内面に固定される左右のフレーム側係合リング部32と、フレーム本体部31の上端部に上方に突出するように設けられ、ペンダントのチェーン5に連結されるチェーン連結部33(バチカンとも言う)とを有する。この場合、チェーン連結部33は、レーザー等によるロウ付け(溶着)によってフレーム本体部31に固定されている。
本実施例1のフレーム本体部31は、ペンダントトップ1の正面視において、台座部20及び宝石10の全体を外側から取り囲むとともに、台座部20及び宝石10が揺動しても接触しないように、台座部20に保持された宝石10から外側に離間して宝石10とフレーム本体部31との間に隙間が形成されるドーナツ状の形状を有する。この場合、フレーム本体部31は、正面側から見ても、背面側から見ても、同じドーナツ状の形状を呈する表裏対称的な形状を有する。
更に、フレーム本体部31は、ペンダントトップ1の側面視において、宝石10の最も背面側に配される裏面側先端部(すなわち、キューレット部)11が、フレーム本体部31の裏面位置よりも表面側に位置するような前後方向の厚さを有する。言い換えると、フレーム本体部31の裏面は、図3に示した状態において、ペンダントトップ1の表裏方向に関して、宝石10のキューレット部11の位置よりも更に裏側の位置に配されている。これにより、本実施例1のペンダントトップ1が後述するように身に着けられときに(図7を参照)、宝石10を、衣服等からペンダントトップ1の表面側に離れた位置に安定して保持することができる。このため、宝石10の細かな揺動が衣服等への接触によって阻害されることを効果的に防止することができる。
また、本実施例1のフレーム本体部31は、例えば図5にフレーム本体部31の左右方向における中央部を、左右方向に直交する面で切断したときの断面図を示すように、所定の厚さを有して形成されている。これによって、フレーム本体部31は、適切な強度を確保している。また、本実施例1のフレーム本体部31は、フレーム本体部31内に内部空間(収容室)34が形成される中空の形状を有する。
このフレーム本体部31は、フレーム部30の一部を構成する部分であるとともに、フレーム側係合リング部32と台座側係合リング部24とを外側から囲んで保護する保護部材31でもある。言い換えると、フレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24を保護する保護部材31が、台座部20及び宝石10を支持するフレーム本体部31として形成されている。
特にこの場合、フレーム本体部(保護部材)31は、左側で相互に連結される一方のフレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24と、右側で相互に連結される他方のフレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24とを同時に保護することができる単一の部材として形成されている。
従って、本実施例1にフレーム本体部(保護部材)31の内部空間34は、フレーム本体部31内に、左右のそれぞれのフレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24を相互に係合させた状態で収容可能で、且つ、台座部20及び宝石10が揺動してもフレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24が干渉しない(ぶつからない)大きさを有する。言い換えると、本実施例1にフレーム本体部(保護部材)31の内部空間34が、左右一対のフレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24を相互に係合させた状態で内部に収容する収容室34として形成されている。
また、フレーム本体部31は、その周方向に直交する断面が全周において、前後方向に長い略C字状を呈する一定の形状を有しており、フレーム本体部31の内周縁部には、台座部20及び宝石10に向くように開口する内周側間隙35が形成されている。この場合、内周側間隙35は、リング状のフレーム本体部31の内周縁部に、フレーム本体部31の周方向全体に亘って(全周に亘って)形成されている。フレーム本体部31の内周側間隙35の一部は、台座部20の左右のアーム部23を挿通させる挿通開口部となる。また、フレーム側係合リング部32は、フレーム本体部31の湾曲状の内面の一部に接した状態で固定される。なお本発明では、例えば図8にフレーム本体部31の変形例を示すように、フレーム本体部31bの内周側間隙35bは、台座部20及び宝石10の揺動が確保される所定の範囲のみに、台座部20及び宝石10に向くように開口して形成されていても良い。
また本実施例1において、フレーム本体部31の内周側間隙35は、内周側間隙35の前後方向における中心位置が、フレーム本体部31の前後方向における中心位置と一致するように設けられているが、本発明において、内周側間隙35は、内周側間隙35の前後方向における中心位置が、フレーム本体部31の前後方向における中心位置に対して、前方又は後方にずれて設けられていても良い。
このような本実施例1のフレーム本体部(保護部材)31では、フレーム本体部31の内面に固定される環状のフレーム側係合リング部32と、そのフレーム側係合リング部32に連結して係合する台座側係合リング部24とを連結した状態でフレーム本体部31の上記収容室34内に配置して、これらの係合リング部32,24をフレーム本体部(保護部材)31の内側に収容することにより、連結状態にあるフレーム側係合リング部32と台座側係合リング部24の少なくとも正面(前面)、背面(後面)、上面、下面、及び幅方向の外側面を外側から覆って隠すようにして、フレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24を全体的に保護することができる。
また、フレーム本体部31の内周側間隙35には、台座部20の左右のアーム部23が挿通され、内周側間隙35の一部がアーム部23の挿通開口部として形成される。この場合、フレーム本体部31の内周側間隙35は、ペンダントの通常の使用において、フレーム部30に対して台座部20及び宝石10が例えば前後方向に20°程度の角度範囲で揺動しても(すなわち、台座部20及び宝石10が、図3の状態から前方と後方とに向けてそれぞれ10°程度の角度範囲で揺動しても)、左右のアーム部23が干渉し難い(又は干渉しない)大きさ(間隔)で形成されている。
更に、フレーム本体部31の内周側間隙35は、フレーム部30に対して台座部20及び宝石10が所定の角度で適切に揺動するように台座部20及び宝石10の揺動範囲を規制する大きさで形成されている。すなわち、台座部20及び宝石10の揺動がある程度よりも大きくなると、台座部20及び宝石10がフレーム本体部31(後述するフロントパーツ36又はリアパーツ37)に当接し、それによって、台座部20及び宝石10の揺動範囲が規制される。これにより、台座部20及び宝石10の揺動範囲を、ペンダントトップ1を正面から見たときに綺麗に光って見える範囲に収めることができるため、宝石10の揺動による装飾効果をより有効に得ることが可能となる。
更に、本実施例1のドーナツ状のフレーム本体部31は、フレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24の正面を保護するフロントパーツ36と、フレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24の背面を保護するリアパーツ37とを有する。この場合、フレーム本体部31のフロントパーツ36とリアパーツ37は表裏対称的な形状を有する。このようなフロントパーツ36とリアパーツ37とは、レーザー等によるロウ付けによって相互に固定されている。なお本発明において、フロントパーツ36とリアパーツ37を相互に固定する手段は特に限定されない。
また本実施例1において、フレーム本体部31のフロントパーツ36とリアパーツ37は、金、プラチナ、シルバー等の貴金属製の板材にプレス加工(プレス打ち抜き加工)等を行うことによって、例えば0.5mm以下(好ましくは0.1mm以下)の厚さを有するように作製されている。
このようにフロントパーツ36とリアパーツ37の2つの部品を用いて中空形状のフレーム本体部31を形成することにより、左右のフレーム側係合リング部32に左右の台座側係合リング部24をそれぞれ繋ぎ合わせて係合し、その後、連結された左右のフレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24を包むようにしてフロントパーツ36とリアパーツ37を組み合わせて固定することが可能となる。それによって、フレーム本体部31の組み立てを簡単に行うことができるとともに、連結された左右のフレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24を、フレーム本体部(保護部材)31内に、特にフレーム本体部31の上述した収容室34内に、安定して収容することができる。
また本実施例1では、フロントパーツ36とリアパーツ37とが表裏対称的な形状を有することにより、フロントパーツ36及びリアパーツ37として、ドーナツ状の一定の形状を有する同じ部品を用いることができる。それにより、フロントパーツ36及びリアパーツ37を安価に作製することができる。また、フロントパーツ36とリアパーツ37とを取り間違えることもないため、フロントパーツ36とリアパーツ37を組み合わせて固定する作業の煩雑化を防いで、作業の効率化を図ることができる。
なお本発明において、保護部材となるフレーム本体部31のフロントパーツ36及びリアパーツ37の形状及び材質は、本実施例1の形状及び材質に限定されるものではなく、例えば後述する実施例2でも説明するように、任意に変更することが可能である。
本実施例1における左右のフレーム側係合リング部32は、断面が円形を呈する金属製の線状部材を所定の長さに切断し、更に切断した線状部材をリング状に曲げることにより形成されている。また、台座側係合リング部24が連結される前のフレーム側係合リング部32は、台座側係合リング部24を挿入可能な間隙を有する丸カンの形状を有する。
このため、フレーム側係合リング部32に台座側係合リング部24を連結する場合には、フレーム本体部31のフロントパーツ36とリアパーツ37とが相互に固定される前に、先ず、丸カン状のフレーム側係合リング部32の間隙に台座側係合リング部24を挿入し、フレーム側係合リング部32を台座側係合リング部24の中央開口部24aに挿通させて交差させる。次に、フレーム側係合リング部32が台座側係合リング部24の中央開口部24aに挿通している状態で、フレーム側係合リング部32をその両端部同士を突き合わせて前記間隙がなくなるように押圧して環状に塑性変形させる(加締める)。
これによって、左右の環状の台座側係合リング部24を、左右のフレーム側係合リング部32に、それぞれ容易に連結して係合させることができる。このとき、台座側係合リング部24とフレーム側係合リング部32とは内周縁部同士を接触させるようにして繋ぎ合わせられる。更に、本実施例1では、フレーム側係合リング部32を上述のように塑性変形させた後に、必要に応じて、フレーム側係合リング部32の突き合わされた端部同士をロウ付けによって固定することも可能である。
また、本実施例1のフレーム側係合リング部32は、周方向に直交する断面の形状が円形を呈するように形成されている。しかし本発明において、フレーム側係合リング部32の断面形状は特に限定されるものではなく、フレーム側係合リング部32の断面形状として、例えば本実施例1の台座側係合リング部24のような先細の形状等のその他の形状を採用することが可能である。
このような本実施例1の左右のフレーム側係合リング部32は、フレーム本体部31のフロントパーツ36の内面(内壁面)における所定の位置に、フレーム側係合リング部32の中央開口部が左右方向を向くように、ペンダントトップ1の正面視(図1)において上下方向に平行な姿勢でレーザー等によるロウ付けによって固定されている。左右のフレーム側係合リング部32がフレーム本体部31のフロントパーツ36に固定されることにより、台座部20と宝石10とを、ペンダントトップ1のより正面側の位置に安定して保持できるため、宝石10をより目立たせることができる。
なお本発明において、フレーム側係合リング部32をフレーム本体部31に固定する手段は限定されず、ロウ付け以外の固定手段を採用することが可能である。また、本実施例1のフレーム側係合リング部32は、上述のように上下方向に平行な姿勢でフレーム本体部31に固定されているが、本発明において、フレーム本体部31に固定するフレーム側係合リング部32の向きや姿勢は特に限定されるものではない。本発明では、例えば図10に後述する変形例のペンダントトップ1cの正面図を示すように、フレーム側係合リング部32cを、上下方向に対して傾いた姿勢でフレーム本体部31に固定することも可能である。更に、本実施例1のフレーム側係合リング部32は、フレーム本体部31と別部材で形成されるとともに、フレーム本体部31に固定手段を用いて固定されるが、本発明では、フレーム側係合リング部32をフレーム本体部31と単一の部材として一体に形成することも可能である。
更に本発明において、左右のフレーム側係合リング部32は、フレーム本体部31のフロントパーツ36ではなく、リアパーツ37の内面に固定されていても良い。また、例えばフレーム側係合リング部32のサイズを大きくして、フレーム側係合リング部32をフロントパーツ36及びリアパーツ37の両方の内面に固定することや、例えばフレーム側係合リング部32に固定位置調整用の突片部等を設けてフロントパーツ36に対する固定位置を調整することも可能である。更に、上述したようなフレーム側係合リング部32に台座側係合リング部24を連結させる作業は、フレーム側係合リング部32をフレーム本体部31に固定した後(フロントパーツ36とリアパーツ37とを固定する前)に行っても良いし、フレーム側係合リング部32がフレーム本体部31に固定される前に行っても良い。
以上のようなフレーム本体部(保護部材)31を備えるフレーム部30と、宝石10を保持した台座部20とを有する本実施例1のペンダントトップ1では、台座部20が、フレーム部30に対し、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32を介して支持されている。
このため、このペンダントトップ1を備えるペンダントを、例えば図7に示すように首からぶら下げて使用者6が身に着けた場合、ペンダントトップ1を動かしたときや揺らしたとき等に、台座部20及び宝石10を、フレーム部30に吊り下げられた状態で前後方向に小さく連続的に揺れ動かすことができる。これにより、ダイヤモンドをより美しく輝かせることができる。この場合、台座部20及び宝石10は、ペンダントトップ1の側面視において、台座側係合リング部24とフレーム側係合リング部32の接触部Oの位置を中心に前後方向に小さく揺動する。また、台座部20及び宝石10が揺動する際に、上記接触部Oの位置も、フレーム側係合リング部32の内周縁に沿って前後に動くこともある。
特に本実施例1では、ペンダントトップ1の正面視において、台座部20及び宝石10を、フレーム部30に形成される円形の中央開口部の略中心部において揺動させる。このため、シンプルなドーナツ状の形状を有するフレーム部30がすっきりと綺麗に見える。更に、フレーム部30に対して宝石10が宙に浮いた状態に見えるとともに、台座部20及び宝石10の揺動を、その周りを囲むフレーム部30に対して引き立つように効果的に見せることができる。これにより、台座部20に固定された宝石10の輝きをより美しく見せることができるとともに、ペンダントトップ1に今までにない斬新なイメージ(美感)を与えることができる。
また、ドーナツ状のフレーム部30によって、ペンダントの使用時に台座部20及び宝石10が使用者6の着衣する衣服やマフラーなどに直接接することを防止するため、台座部20及び宝石10の揺動可能な状態が安定して確保される。特に本実施例1のフレーム本体部31は、上述したように、フレーム本体部31の最も背面側に配される裏面が、宝石10のキューレット部11よりも更に後方(背面側)に位置するように、表裏方向に厚く形成されている。これにより、宝石10のキューレット部11は、図3に示した状態だけでなく、また図7に示した状態においても、フレーム本体部31の裏面よりも更に後方に突出することはなく、宝石10は、使用者6が着衣した衣服やマフラーなどから、ペンダントトップ1の表面側に離れた位置に保持される。このため、台座部20及び宝石10がフレーム本体部31の内周側間隙35の揺動範囲内で揺動するときに、台座部20及び宝石10の微小な揺動が、衣服やマフラーなどへの接触によって阻害されることを効果的に防止し、台座部20及び宝石10の揺動を安定して持続させることができる。
また本実施例1では、例えば図3にしたようにフレーム本体部31が鉛直方向に沿って保持される場合だけでなく、例えば図7に示したようにフレーム本体部31が使用者6の胸元で鉛直方向に対して少し傾いて保持される場合等においても、ダイヤモンドのテーブル表面が斜め上方を向くようにしてダイヤモンド10と台座部20がフレーム部30に支持される。このため、本実施例1のペンダントトップ1は、ペンダントを着用した使用者6の胸元で、ダイヤモンド30のテーブル表面が他人の目線に入り易いようにしてダイヤモンド10をより効果的に光輝かせることができる。
更に、本実施例1のペンダントトップ1では、左右のフレーム側係合リング部32及び台座側係合リング部24が、小さくて繊細に形成されているために変形に対して弱い性質を備えているものの、保護部材となるフレーム本体部31によって、左右のフレーム側係合リング部32の全部と左右の台座側係合リング部24の全部とが覆い隠されて保護されている(言い換えると、フレーム本体部31の収容室34内に左右のフレーム側係合リング部32の全部と左右の台座側係合リング部24の全部とが収容されて保護されている)。これにより、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32が外部に露出しなくなるため、ペンダントとしての通常の使用において、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32が、別の物体に直接衝突することや偶発的に直接強く押圧されることを防止できる。
従って、本実施例1のペンダントトップ1では、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32が、外部から意図しない外力(荷重)を直接受けることがないため、そのような外力に起因して台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32に変形や破損が生じることを効果的に防止できる。従って、ダイヤモンド10が細かく円滑に揺動できる状態を長期に亘って安定して維持できる。
更に、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32がフレーム本体部(保護部材)31によって保護されることにより、髪の毛や糸などが、台座側係合リング部24やフレーム側係合リング部32に絡み付くことも防止できる。それにより、ペンダントの取り扱い性を向上させることができるとともに、糸などの絡み付きによってダイヤモンド10の微小な揺動が阻害されることも防止できる。
特に本実施例1では、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32がフレーム本体部31によって覆い隠されて外部から見えないため、例えばペンダントトップ1の外観品質を損なうことなくフレーム側係合リング部32を更に太くすることも可能となる。それによって、フレーム本体部31に対するフレーム側係合リング部32の固着強度を高めることや、ペンダントトップ1の耐久性を高めること等が可能となる。
しかも、本実施例1では、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32が保護部材31によって覆い隠されて見えなくされているとともに、それらを覆って保護する保護部材31がフレーム部30の貴金属製フレーム本体部31として形成されている。これにより、従来のペンダントトップには存在しなかったリング部保護用の部材が本実施例1では新たに設けられているにも関わらず、ペンダントトップ1の全体の質感を向上させて、外観品質を高めることができる。また、保護部材となるフレーム本体部31が、上述のように厚さを薄くして且つ中空の形状に形成されていることにより、フレーム本体部31に用いられる原材料の量を少なくして、フレーム部30の製造コストを大幅に低減させることができる。特に本実施例1の場合、例えばフレーム本体部が中実に形成される場合に比べて、フレーム本体部31の製造コストを半分以下に削減することが可能である。
更に、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32がフレーム本体部(保護部材)31によって覆い隠されているため、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部32の存在がペンダントトップ1のデザインに与える影響を小さくし、デザインの自由度を高めることが可能となる。また、フレーム本体部(保護部材)31に様々なデザインを採用することが可能となる。
このため、例えばフレーム本体部(保護部材)の形状を変えた変形例に係るペンダントトップ1aを図9に例示するように、フレーム本体部(保護部材)31aの形状を例えばハート形のような枠状の形状に形成することや、又は、ひし形のようなその他の枠状の形状、若しくは、花や動物を模したような形状等のように実施例1とは異なる任意の形状に形成することができる。この場合、フレーム本体部(保護部材)の大きさや厚さ、フレーム側係合リング部の大きさなども任意に変更することが可能である。
その結果、ペンダントトップに、例えば可愛らしい印象や洗練された印象などを付与して、ペンダントとしての付加価値を更に高めることも可能となる。なお、図9のペンダントトップ1aにおいて、フレーム本体部(保護部材)31aの形状以外については、上述の実施例1のペンダントトップ1と同様に形成されている。このため、図9や後述する別の変形例に係る図10において、上述の実施例1と同じ構成を有する部分又は部材は同じ符号を用いて表されている。
なお、上述の実施例1では、上述したように、フレーム部30の左右のフレーム側係合リング部32の全体と、台座部20の左右の台座側係合リング部24の全体とが、保護部材となるフレーム本体部31によって覆い隠されて保護されている。しかし、本発明では、少なくとも、フレーム部30の左右のフレーム側係合リング部32の全体と、左右の台座側係合リング部24におけるフレーム側係合リング部32との連結部分とがフレーム本体部31によって保護されていれば良い。
例えば図10に実施例1の変形例を示すように、図10のペンダントトップ1cでは、左右の台座側係合リング部24cが上述の実施例1よりも大きく形成されて、左右の台座側係合リング部24cにおけるフレーム側係合リング部32cとの連結部分以外のリング部分が一部露出している。また同時に、フレーム側係合リング部32cの全体と、台座側係合リング部24cの少なくとも上記連結部分とが、フレーム本体部31によって覆い隠されて保護されている。
このような変形例に係るペンダントトップ1cであっても、意図しない外力(荷重)に起因して台座側係合リング部24c及びフレーム側係合リング部32cに変形や破損が生じることを防止して、ダイヤモンド10の微小な揺動可能な状態を長期に亘って安定して維持できる。また、髪の毛や糸などが、台座側係合リング部24cやフレーム側係合リング部32cに絡み付き難くすることができる。
図11は、本実施例2に係るペンダントトップを示す正面図である。図12は、そのペンダントトップの側面図である。
本実施例2に係るペンダントトップ2は、宝石(ダイヤモンド)10が固定保持される台座部20と、その台座部20及び宝石(ダイヤモンド)10を支持するとともに保護部材として形成されるフレーム部40とを有する。
なお、本実施例2のペンダントトップ2は、例えば前述の実施例1のペンダントトップ1に対して、フレーム部40の形態が異なるものの、台座部20及び宝石10は、前述の実施例1のペンダントトップ1の場合と同様に形成されている。従って、本実施例2に関する説明及び図面において、更には後述する実施例3及び実施例4に関する説明及び図面において、前述の実施例1のペンダントトップ1と実質的に同じ構成を有する部分又は部材については同じ符号を用いて表すことによって、その詳しい説明を省略することとする。
本実施例2のフレーム部40は、ペンダントトップ2の正面視において、台座部20及び宝石10の周りを囲むように配されるとともに保護部材として設けられるフレーム本体部41と、フレーム本体部41の内面に固定される左右のフレーム側係合リング部42と、フレーム本体部41の上端部に上方に突出するように設けられるチェーン連結部43とを有する。
この場合、チェーン連結部43は、フレーム本体部41(特にフレーム本体部41のリアパーツ47)に図示しない小さな取付穴を形成するとともに、その取付穴にチェーン連結部43の図示しない留め具を挿入して固定することによって、フレーム本体部41に取り付けられている。なお本発明において、チェーン連結部43をフレーム本体部41に取り付ける方法や手段は特に限定されない。
本実施例2のフレーム本体部41は、ペンダントトップ2の正面視において、台座部20及び宝石10の全体を外側から取り囲むとともに、台座部20及び宝石10が揺動しても接触しないように、台座部20及び宝石10から外側に離間して、宝石10とフレーム本体部41との間に隙間が形成されるようなドーナツ状の形状を有する。
このフレーム本体部41は、フレーム側係合リング部42及び台座側係合リング部24の正面を保護するフロントパーツ46と、フレーム側係合リング部42及び台座側係合リング部24の背面を保護するリアパーツ47とを有する。この場合、フレーム本体部41のフロントパーツ46は、前述の実施例1に用いられるフレーム本体部31のフロントパーツ36と略同様の形状を有するとともに、当該フロントパーツ36よりも大きさを全体的に小さくして形成されている。また、左右のフレーム側係合リング部42は、前述の実施例1に用いられるフレーム側係合リング部32よりもサイズが小さなリング状に形成されている。
本実施例2のリアパーツ47は、フロントパーツ46に対して前述の実施例1のような表裏対称的な形状を有してなく、ドーナツ状の形状を有するセラミックス製の部材により形成されている。このため、本実施例2のリアパーツ47の正面視における中央部分には、表裏方向に貫通する円形の中央開口部が設けられている。
この場合、フレーム本体部41の正面視において、リアパーツ47の内径の大きさ(リアパーツ47の中央開口部の直径の大きさ)は、フロントパーツ46の外径の大きさよりも小さく設定され、且つ、台座側係合リング部24及びフレーム側係合リング部42の背面側を保護できる大きさに設定される。このようなリアパーツ47は、レーザー等によるロウ付け又はその他の固着手段によって、フロントパーツ46に固定される。
なお本発明において、フロントパーツ46及びリアパーツ47の形状は任意に変更することが可能である。例えば本実施例2では、リアパーツ47の変形例として、円形の中央開口部が設けられていないセラミックス製の部材を用いることも可能である。この場合、変形例に係るリアパーツには、リアパーツの背面側端部の位置で、且つ、前後に揺動する台座部20及び宝石10と干渉しない位置に、中央開口部を閉じるように配される後壁部が一体的に形成されている。
本実施例2のフレーム本体部41は、フロントパーツ46とリアパーツ47との間に、左右のそれぞれのフレーム側係合リング部42及び台座側係合リング部24を相互に係合させた状態で収容可能な内部空間が形成される中空の形状を有する。従って、このフレーム本体部41は、フレーム部40の一部を構成する部分であるとともに、フレーム側係合リング部42と台座側係合リング部24とを外側から囲んで保護する保護部材でもある。言い換えると、本実施例2では、前述の実施例1の場合と同様に、フレーム本体部(保護部材)41の内部空間が、フレーム側係合リング部42及び台座側係合リング部24を相互に係合させた状態で内部に収容する収容室として形成されている。
このような本実施例2のフレーム本体部(保護部材)41では、フレーム本体部41の内面に固定される環状のフレーム側係合リング部42と、そのフレーム側係合リング部42に連結して係合する台座側係合リング部24とを連結した状態でフレーム本体部41の上記収容室内に配置して、これらの係合リング部42,24をフレーム本体部(保護部材)41の内側に収容することにより、連結状態にあるフレーム側係合リング部42と台座側係合リング部24の少なくとも正面(前面)、背面(後面)、上面、下面、及び幅方向の外側面を外側から覆って隠すようにして、フレーム側係合リング部42及び台座側係合リング部24を全体的に保護することができる。
すなわち、本実施例2のフレーム本体部(保護部材)41では、連結状態にあるフレーム側係合リング部42と台座側係合リング部24とを、連結した状態でフレーム本体部41の上記収容室内に収容するため、フレーム本体部41によって、これらの係合リング部42,24を、少なくとも正面(前面)側、背面(後面)側、上面側、下面側、及び幅方向の外側面側から覆うようにして保護することができる。更に、フレーム本体部41の内周縁部には、台座部20の左右のアーム部23を挿通させる内周側間隙(挿通開口部)が、フロントパーツ46とリアパーツ47との間に形成されている。
本実施例2の左右のフレーム側係合リング部42は、前述の実施例1の場合と同様に形成されており、且つ、フレーム本体部41のフロントパーツ46の内面における所定の位置に、レーザー等によるロウ付けによって固定されている。
以上のような本実施例2のペンダントトップ2では、保護部材となるフレーム本体部41の形状及び材質が前述の実施例1のペンダントトップ1と異なるものの、ダイヤモンド10が細かく円滑に揺動できる状態を長期に亘って安定して維持できるとともに、糸などの絡み付きによってダイヤモンドの細かな揺動が阻害されることを防止できるといった前述の実施例1の場合と同様の効果が得られる。
図13は、本実施例3に係るペンダントトップを示す正面図である。図14は、そのペンダントトップの側面図である。図15は、そのペンダントトップのフレーム部に保護部材が固定された状態を拡大して示す拡大図である。
本実施例3に係るペンダントトップ3は、宝石(ダイヤモンド)10が固定保持される台座部20と、その台座部20及び宝石(ダイヤモンド)10を支持するフレーム部50とを有する。本実施例3のフレーム部50は、ペンダントトップ3の正面視において、正面視にて逆V字状を呈するフレーム本体部51と、フレーム本体部51の左右下端部の裏面に設けられる左右のフレーム側係合リング部52と、フレーム本体部51の左右の下端部の背面側にそれぞれ固定される左右一対の保護部材60とを有する。
すなわち、本実施例3では、フレーム本体部51と保護部材60とが別々に形成されており、保護部材60自体が、台座部20及び宝石10を支持する部材として直接形成されていない(機能していない)。一方、台座部20及び宝石10は、前述の実施例1のペンダントトップ1の場合と同様に形成されている。
本実施例3のフレーム部50において、フレーム本体部51の上端部には、ペンダントのチェーン5を連結させるためのチェーン連結孔部53が、左右方向に沿って貫通するように設けられている。また、フレーム本体部51の左右の下端部は、ペンダントトップ3の正面視において、台座部20及び宝石10の下端位置よりも更に下方に延びて形成されている。このようにフレーム本体部51の左右の下端部を形成することによって、本実施例3のペンダントトップ3が身に着けられときに、使用者が着衣している衣服等を、ペンダントトップ3の下方側から宝石10及び台座部20に接触させ難くすることができる。
本実施例3のフレーム本体部51において、左右の下端部の背面(裏面)には、フレーム側係合リング部52を収容する左右のリング収容部54が設けられている。このリング収容部54は、フレーム本体部51の表裏方向の厚さを部分的に薄くして形成されている。左右のリング収容部54の背面には、それぞれフレーム側係合リング部52が一体的に形成されている。なお本実施例3において、フレーム側係合リング部52は、フレーム本体部51とは別に形成してから、フレーム本体部51の所定の位置にロウ付け等により固定されていても良い。
本実施例3の左右の保護部材60は、互いに別体として形成されている。また、左右の保護部材60は、フレーム本体部51の左右の下端部に、連結状態にあるフレーム側係合リング部52及び台座側係合リング部24を外側から覆うようにして、ロウ付け等により固定されている。この場合、各保護部材60は、フレーム側係合リング部52及び台座側係合リング部24の背面側を覆う後壁部61と、フレーム側係合リング部52及び台座側係合リング部24の左右方向における外側側方を覆う外側側壁部62と、フレーム側係合リング部52及び台座側係合リング部24の下方を覆う底壁部63とを有する。更に、フレーム部50の左右の下端部の内側面部には、台座部20の左右のアーム部23を挿通させる内周側間隙(挿通開口部)が、フレーム本体部51の左右の下端部と保護部材60との間に設けられている。
このような本実施例3のペンダントトップ3によれば、連結状態にあるフレーム側係合リング部52及び台座側係合リング部24の正面側と上面側とが、フレーム本体部51によって覆い隠されて保護されるとともに、連結状態にあるフレーム側係合リング部52及び台座側係合リング部24の背面側、外側面側、及び下面側が、保護部材60によって覆い隠されて保護される。言い換えると、本実施例3では、フレーム部50において、フレーム本体部51の左右の下端部と保護部材60とに挟まれるようにして形成される内部空間が、フレーム側係合リング部52及び台座側係合リング部24を相互に係合させた状態で内部に収容して保護する収容室として形成されている。
これにより、本実施例3のペンダントトップ3では、ペンダントとしての通常の使用において、ダイヤモンド10が細かく円滑に揺動できる状態を長期に亘って安定して維持できるとともに、糸などの絡み付きによってダイヤモンド10の細かな揺動が阻害されることを防止できるといった前述の実施例1の場合と同様の効果が得られる。
また本実施例3のフレーム本体部51及び左右の保護部材60は、ペンダントトップ3の側面視において、宝石10のキューレット部11が、フレーム本体部51の裏面位置及び保護部材60の裏面位置よりも表面側に位置するように形成されている。言い換えると、フレーム本体部51の裏面及び左右の保護部材60の裏面は、図14に示した状態において、ペンダントトップ3の表裏方向に関して、宝石10のキューレット部11の位置よりも更に裏側の位置に配されている。これにより、本実施例3のペンダントトップ3が身に着けられときに、宝石10を、使用者が着衣した衣服やマフラーなどに接触させ難くすることができるため、台座部20及び宝石10の微小な揺動が、衣服やマフラーなどによって阻害されることを防止できる。
図16は、本実施例4に係る指輪を示す正面図である。図17は、指輪に用いられる台座部を示す模式斜視図である。図18は、指輪の要部を模式的に示す模式図である。
なお、以下の指輪に関する説明において、上下方向とは、指輪に指を挿入する方向を言い、上下方向は、図16における紙面の上下方向である。左右方向とは、指輪に指を挿入する方向に対して直交するとともに、宝石を中央にして指輪を見たときに後述するフレーム部から指輪の指輪本体部が延出する方向を言う。左右方向は、図16における紙面の左右方向である。前後方向とは、上述の上下方向と左右方向とに直交する方向を言う。前後方向は、図16における紙面の表裏方向であり、特に、宝石が見える側の方向を前方とし、その反対側を後方とする。
本実施例4に係る指輪4は、環状の指輪本体部4aと、宝石10としてダイヤモンドが固定保持される台座部90と、指輪本体部4aに一体的に形成されるとともに台座部90及び宝石10を支持するフレーム部100とを有する。この場合、フレーム部100の一部は、後述するように保護部材103となる。
本実施例4の台座部90は、図17に示すように、宝石10が載置される台座本体部91と、台座本体部91に突設され、宝石10を固定する複数の爪部92と、台座本体部91の左右の側縁部から台座部90の幅方向の外側に向けて延出する左右のアーム部93と、左右のアーム部93の先端部に配される左右の台座側係合リング部94とを有する。左右のアーム部93は、台座本体部91から左右方向の外側に延出するとともに、台座側係合リング部94が台座本体部91に対して直交する姿勢で配されるようにねじれた形状を有する。左右の台座側係合リング部94の中央部には、円形状の中央開口部94aが形成されている。
この台座部90は、台座側係合リング部94及び後述するフレーム側係合リング部102を介してフレーム部100に支持されるときに、固定保持する宝石(ダイヤモンド)10のテーブル表面が前方を向く(図16で紙面手前側を向く)とともに、台座側係合リング部94の中央開口部94aが上下方向に向くように形成されている。
本実施例4のフレーム部100は、フレーム本体部101と、フレーム本体部101の内周壁面に固定される左右のフレーム側係合リング部102と、フレーム本体部101と一体に形成されるとともにフレーム本体部101の上端部から内側に向けて延出する環状の保護部材103とを有する。
フレーム本体部101は、台座部90及び宝石10を収容する収容領域(空間)を内側に備えるお椀状の形態に形成されており、宝石10のキューレットに対向するように配される底面部101aと、底面部101aの外周縁部から立ち上がるように配される内周壁面部101bとを有する、このフレーム本体部101の内周壁面部101bと底面部101aとは、宝石10との間に隙間を形成するように台座部90及び宝石10から離れて配されている。
左右のフレーム側係合リング部102は、円形状の中央開口部を有する。各フレーム側係合リング部102は、前後方向に対して略45°の傾斜角度で傾斜して、中央開口部が斜めに傾いた方向に向くような姿勢で、フレーム本体部101と保護部材103との境界部分又はその近傍に固定されている。この場合、フレーム側係合リング部102は、フレーム本体部101及び保護部材103の少なくとも一方に固定されていれば良いが、フレーム本体部101と保護部材103の両方に固定されることにより、フレーム側係合リング部102の固定強度を高めることができる。
なお本発明において、フレーム側係合リング部102の向きや姿勢、フレーム側係合リング部102のフレーム本体部101に対する固定手段は特に限定されず、例えばフレーム側係合リング部102を、前後方向と平行な姿勢でフレーム本体部101又は保護部材103に固定することも可能である。
保護部材103は、フレーム本体部101の上端部から、中心部に向けて内側に延びるとともに、フレーム本体部101の点面部に向けて下り傾斜して延びるように配されている。この保護部材103と、フレーム本体部101の内周壁面部101b及び底面部101aとの間には、左右のフレーム側係合リング部102及び台座側係合リング部94を相互に係合させた状態で収容する収容室(内部空間)104が設けられている。
このような本実施例4の指輪4によれば、相互に連結状態にあるフレーム側係合リング部102と台座側係合リング部94の正面側、背面側、上面側、下面側、及び幅方向の外側面側が、保護部材103とお椀状のフレーム本体部101とにより覆い隠されて、フレーム側係合リング部102の全体と台座側係合リング部94の全体が保護される。すなわち、本実施例4のフレーム側係合リング部102と台座側係合リング部94とは、図16に示したような指輪4の正面視において、保護部材103の裏側に隠れて見えなくなるとともに、外部から意図しない外力(荷重)を直接受けることも防止できる。
従って、本実施例4の指輪4では、指輪4としての通常の使用において、ダイヤモンド10が細かく円滑に揺動できる状態を長期に亘って安定して維持でき、また、糸などの絡み付きによってダイヤモンド10の細かな揺動が阻害されることも防止できる。その結果、宝石の輝きがより美しく見え、指輪4の装飾効果や高級感をより効果的に高めることができる。
なお、本発明では、少なくともフレーム部100の左右のフレーム側係合リング部102の全体と、左右の台座側係合リング部94におけるフレーム側係合リング部102との連結部分とが、保護部材103とフレーム本体部101とにより保護されていれば良く、例えば台座側係合リング部94におけるフレーム側係合リング部102との連結部分以外のリング部分を一部露出させて指輪を製造することも可能である。
また、前述の実施例1〜実施例3では、身飾品が、ペンダントトップ1,2,3を有するペンダントである場合について説明し、前述の実施例4では、身飾品が指輪である場合について説明した。しかし、本発明は、台座部に固定保持された宝石をフレーム部に対して揺動可能に支持するものであれば、ペンダントや指輪だけでなく、ピアス、イヤリング、ブローチ、ネクタイ止め等のその他の身飾品にも同様に適用することができる。
また、前述の実施例1〜実施例4では、フレーム側係合リング部と台座側係合リング部とが全体的にリング形状を有する場合ついて説明している。しかし本発明において、フレーム側係合リング部及び台座側係合リング部は、これらが連結されたときに互いに接触する一部の部分が円弧状(リング状)の形状を有し、且つ、それ以外の部分が非円弧状の形状に有するように形成されていても良い。
更に、前述の実施例1〜実施例4では、1つのフレーム部に対して1つの宝石及び台座部が対応して配される場合について説明している。しかし本発明は、1つのフレーム部に対して、複数の宝石及び台座部が配される身飾品にも同様に適用することができる。
1,1a,1c ペンダントトップ
2,3 ペンダントトップ
4 指輪
4a 指輪本体部
5 チェーン
6 使用者
10 宝石(ダイヤモンド)
11 裏面側先端部(キューレット部)
20 台座部
21 台座本体部
21a 開口部
22 爪部
23 アーム部
24,24c 台座側係合リング部
24a 中央開口部
30 フレーム部
31,31a フレーム本体部(保護部材)
31b フレーム本体部
32,32c フレーム側係合リング部
33 チェーン連結部
34 内部空間(収容室)
35,35b 内周側間隙
36 フロントパーツ
37 リアパーツ
40 フレーム部
41 フレーム本体部(保護部材)
42 フレーム側係合リング部
43 チェーン連結部
46 フロントパーツ
47 リアパーツ
50 フレーム部
51 フレーム本体部
52 フレーム側係合リング部
53 チェーン連結孔部
54 リング収容部
60 保護部材
61 後壁部
62 外側側壁部
63 底壁部
90 台座部
91 台座本体部
92 爪部
93 アーム部
94 台座側係合リング部
94a 中央開口部
100 フレーム部
101 フレーム本体部
101a 底面部
101b 内周壁面部
102 フレーム側係合リング部
103 保護部材
104 収容室(内部空間)
O 接触部
α 傾斜角度

Claims (14)

  1. 宝石(10)を固定保持する台座部(20)と、前記台座部(20)を支持するフレーム部(30,40,50)とを有し、前記台座部(20)は、前記宝石(10)を挟んで相対する位置に配される左右一対の台座側係合リング部(24,24c)を備え、前記フレーム部(30,40,50)、左右の前記台座側係合リング部(24,24c)がそれぞれ連結されて係合する左右一対のフレーム側係合リング部(32,32c,42,52)が固定され、左右の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)に左右の前記台座側係合リング部(24,24c)がそれぞれ連結されることにより前記台座部(20)及び前記宝石(10)が前記フレーム部(30,40,50)に対して吊り下げられた状態で揺動可能に支持される身飾品において、
    前記台座側係合リング部(24,24c)及び前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)が相互に連結された状態で、少なくとも左右の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)と、左右の前記台座側係合リング部(24,24c)の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)に対する連結部分とを外側から保護する保護部材(31,31a,31b,41,51,60) を有し
    前記保護部材(31,31a,31b,41,51,60) は、左右の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)と左右の前記台座側係合リング部(24,24c)の前記連結部分との正面側を露出しないように覆って保護するフロントパーツ(36,46,51)と、左右の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)と左右の前記台座側係合リング部(24,24c)の前記連結部分との背面側を露出しないように覆って保護するとともに前記フロントパーツ(36,46,51)に固定されるリアパーツ(37,47,60)とを有してなる、
    ことを特徴とする身飾品。
  2. 前記保護部材(31,31a,31b,41,51,60)により、前記フレーム側係合リング部(32,42,52)及び前記台座側係合リング部(24)の全体が保護されてなる請求項1記載の身飾品。
  3. 前記台座側係合リング部(24c) における前記連結部分以外の少なくとも一部が露出してなる請求項1記載の身飾品。
  4. 前記フロントパーツ(36)と前記リアパーツ(37)とは表裏対称的な形状を有してなる請求項1〜3のいずれかに記載の身飾品。
  5. 前記保護部材(31,31a,31b,41) は、連結された一方の前記台座側係合リング部(24,24c)及び前記フレーム側係合リング部(32,32c,42)と、連結された他方の前記台座側係合リング部(24,24c)及び前記フレーム側係合リング部(32,32c,42) とを同時に保護する単一の一体的な形状を有してなる請求項1〜のいずれかに記載の身飾品。
  6. 前記保護部材(31,31a,31b,41,51)は、前記フレーム部(30,40,50)の少なくとも一部を構成し、
    前記保護部材(31,31a,31b,41,51)の内面に、前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)が固定されてなる、
    請求項1〜のいずれかに記載の身飾品。
  7. 前記保護部材(31,31a,31b,41) は、中空形状を有してなる請求項1〜のいずれかに記載の身飾品。
  8. 宝石(10)を固定保持する台座部(20)と、前記台座部(20)を支持するフレーム部(30,40,50)とを有し、前記台座部(20)は、前記宝石(10)を挟んで相対する位置に配される左右一対の台座側係合リング部(24,24c)を備え、前記フレーム部(30,40,50)、左右の前記台座側係合リング部(24,24c)がそれぞれ連結されて係合する左右一対のフレーム側係合リング部(32,32c,42,52)が固定され、左右の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)に左右の前記台座側係合リング部(24,24c)がそれぞれ連結されることにより前記台座部(20)及び前記宝石(10)が前記フレーム部(30,40,50)に対して吊り下げられた状態で揺動可能に支持される身飾品において、
    前記フレーム部(30,40,50)は、前記台座側係合リング部(24,24c)及び前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)が相互に連結された状態で、少なくとも左右の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)と左右の前記台座側係合リング部(24,24c)の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)に対する連結部分との正面側を露出しないように覆って保護するフロントパーツ(36,46,51)と、左右の前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)と左右の前記台座側係合リング部(24,24c)の前記連結部分との背面側を露出しないように覆って保護するとともに前記フロントパーツ(36,46,51)に固定されるリアパーツ(37,47,60)とを有し、
    前記フロントパーツ(36,46,51)と前記リアパーツ(37,47,60)の間に、少なくとも前記フレーム側係合リング部(32,32c,42,52)と、前記台座側係合リング部(24,24c)の前記連結部分とを内部に収容して外側から保護する収容室(34)が配されてなる
    ことを特徴とする身飾品。
  9. 前記収容室(34)に、前記フレーム側係合リング部(32,42,52)及び前記台座側係合リング部(24)の全体が収容されてなる請求項記載の身飾品。
  10. 前記台座側係合リング部(24c) における前記連結部分以外の少なくとも一部が露出してなる請求項記載の身飾品。
  11. 前記フロントパーツ(36,46) と前記リアパーツ(37,47) とは表裏対称的な形状を有し、
    前記フレーム部(30,40)のフレーム本体部(31,31a,31b,41) は、前記収容室(34)を形成する中空の形状を有してなる、
    請求項10のいずれかに記載の身飾品。
  12. 前記フレーム部(30,40,50)は、前記台座部(20)の一部を挿通させる挿通開口部(35,35b)を有し、
    前記挿通開口部(35,35b)は、前記台座部(20)及び前記宝石(10)の揺動を許容すると同時に、前記台座部(20)及び前記宝石(10)の揺動範囲を規制する大きさを有してなる、
    請求項1〜11のいずれかに記載の身飾品。
  13. 前記フレーム部(30,40) は、前記身飾品を正面側から見たとき、前記台座部(20)に保持された前記宝石(10)の外周を取り囲み、且つ、前記宝石(10)との間に隙間のある形状を有してなる請求項1〜12のいずれかに記載の身飾品。
  14. 前記身飾品の側面視において、前記身飾品の表裏方向に関し、前記フレーム部(30,40,50)の裏側端面は、揺動可能な前記宝石(10)の裏面側先端部の位置よりも更に裏側の位置に配されてなる請求項1〜13のいずれかに記載の身飾品。
JP2017099839A 2017-05-19 2017-05-19 身飾品 Active JP6285595B1 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017099839A JP6285595B1 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 身飾品
TW107114665A TWI655917B (zh) 2017-05-19 2018-04-30 人身飾品
TW107146019A TW201919507A (zh) 2017-05-19 2018-04-30 人身飾品
PCT/JP2018/018782 WO2018212191A1 (ja) 2017-05-19 2018-05-15 身飾品
EP18769579.6A EP3446589A4 (en) 2017-05-19 2018-05-15 PERSONAL ORNAMENT
SG11201808499PA SG11201808499PA (en) 2017-05-19 2018-05-15 Personal ornament
KR1020197007787A KR102421993B1 (ko) 2017-05-19 2018-05-15 장신구
KR1020187025816A KR101961361B1 (ko) 2017-05-19 2018-05-15 장신구
US16/086,424 US11284688B2 (en) 2017-05-19 2018-05-15 Ornaments
CN201820743174.0U CN208658082U (zh) 2017-05-19 2018-05-18 一种首饰装置
CN201810478818.2A CN108937000A (zh) 2017-05-19 2018-05-18 一种首饰装置
CN201910099976.1A CN109805526A (zh) 2017-05-19 2018-05-18 一种首饰装置
CN201820743025.4U CN208658084U (zh) 2017-05-19 2018-05-18 一种首饰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017099839A JP6285595B1 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 身飾品

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017252051A Division JP6335382B1 (ja) 2017-12-27 2017-12-27 身飾品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6285595B1 true JP6285595B1 (ja) 2018-02-28
JP2018192098A JP2018192098A (ja) 2018-12-06

Family

ID=61282651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017099839A Active JP6285595B1 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 身飾品

Country Status (8)

Country Link
US (1) US11284688B2 (ja)
EP (1) EP3446589A4 (ja)
JP (1) JP6285595B1 (ja)
KR (2) KR101961361B1 (ja)
CN (4) CN109805526A (ja)
SG (1) SG11201808499PA (ja)
TW (2) TW201919507A (ja)
WO (1) WO2018212191A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7503306B2 (ja) 2020-10-26 2024-06-20 株式会社クロスフォー 身飾品およびその製造方法
JP7527635B2 (ja) 2020-10-26 2024-08-05 株式会社クロスフォー 身飾品の製造方法および身飾品フレーム部材の製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6285595B1 (ja) * 2017-05-19 2018-02-28 株式会社クロスフォー 身飾品
JP6431170B1 (ja) 2017-12-19 2018-11-28 株式会社クロスフォー 装飾用部品及びこれを備えた物品
CN110477540B (zh) * 2019-07-19 2020-12-22 湖州浪佩智能科技有限公司 一种儿童颈部防自然摆动撞击的智能穿戴设备
CN110477539B (zh) * 2019-09-05 2024-08-09 深圳市缘与美实业有限公司 一种部件式首饰装置单元
JP2023052715A (ja) * 2020-03-12 2023-04-12 株式会社クロスフォー 装身具用被連結留め部材、並びに、それを用いた装身具用留め具及び装身具
KR102210833B1 (ko) * 2020-06-29 2021-02-01 최정호 장신구용 장식구의 카멜레온 세팅방법
JP2023047817A (ja) * 2021-09-27 2023-04-06 株式会社クロスフォー 装身具
US12053063B2 (en) * 2022-02-09 2024-08-06 Complitime Sa Mobile support mechanism for an object

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006192054A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Alpha 21:Kk 宝石類付き装身具
JP3175111U (ja) * 2012-02-09 2012-04-19 株式会社ラ・ベル エキップ 揺動装身具
JP2016041381A (ja) * 2015-12-28 2016-03-31 株式会社クロスフォー 身飾品

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3175111B2 (ja) * 1991-10-29 2001-06-11 エヌケーケー条鋼株式会社 強靭直接パテンティング線材の製造方法
US6532766B1 (en) * 1999-08-26 2003-03-18 Meang K. Chia Decorative jewelry item
KR20050004811A (ko) * 2002-03-15 2005-01-12 도시히코 기무라 장신구
US6857289B1 (en) * 2003-07-31 2005-02-22 Yuan-I Cheng Precious stone setting
JP2009268573A (ja) * 2008-05-01 2009-11-19 Sosakukan:Kk 装飾具
US20120151963A1 (en) * 2010-12-20 2012-06-21 Hidetaka Dobashi Personal ornament
SG187905A1 (en) * 2010-12-20 2013-04-30 Crossfor Co Ltd Personal ornament
JP5867915B2 (ja) * 2011-07-21 2016-02-24 株式会社クロスフォー 身飾品
US20130239613A1 (en) * 2012-03-15 2013-09-19 The Jewlery Co. Jewelry article with a brilliance enhancing diamond setting
CN102742985B (zh) * 2012-07-11 2015-04-01 深圳市缘与美实业有限公司 一种自摆首饰装置
CN202959084U (zh) 2012-11-09 2013-06-05 广东钻石世家国际珠宝有限公司 一种宝石镶嵌首饰
JP5424435B1 (ja) * 2013-09-13 2014-02-26 株式会社クロスフォー 身飾品
CN204763786U (zh) * 2015-06-16 2015-11-18 夏仁达 灵动闪耀吊坠
TWM512323U (zh) * 2015-08-11 2015-11-21 Glory Diamond Co Ltd 擺盪式首飾
CN205250575U (zh) * 2015-12-08 2016-05-25 吴建兵 一种吊坠
CN205512800U (zh) * 2016-03-17 2016-08-31 温州卡诗蒂雅名钻坊有限公司 珠宝首饰
CN205728455U (zh) 2016-05-27 2016-11-30 深圳市华乐珠宝首饰有限公司 一种车花镶口晃动的首饰
CN205963155U (zh) 2016-08-25 2017-02-22 深圳市爱迪尔珠宝股份有限公司 一种可晃动的双镶口吊坠
CN206079328U (zh) 2016-10-12 2017-04-12 深圳市爱迪尔珠宝股份有限公司 一种可晃动首饰
US9888749B1 (en) * 2017-03-08 2018-02-13 Top Jewelry Co., Ltd. Accessory
CN206675125U (zh) * 2017-04-07 2017-11-28 深圳市星光达珠宝首饰实业有限公司 一种镶口可摇晃的宝石饰品
KR101745303B1 (ko) * 2017-05-18 2017-06-09 송문섭 장신구
JP6285595B1 (ja) * 2017-05-19 2018-02-28 株式会社クロスフォー 身飾品
CN106983249A (zh) * 2017-05-24 2017-07-28 深圳市缘与美实业有限公司 一种部件式自摆首饰装置、配件及其实现方法
JP3212476U (ja) * 2017-06-26 2017-09-14 株式会社 オサダ工房 装身具
JP6431170B1 (ja) * 2017-12-19 2018-11-28 株式会社クロスフォー 装飾用部品及びこれを備えた物品

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006192054A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Alpha 21:Kk 宝石類付き装身具
JP3175111U (ja) * 2012-02-09 2012-04-19 株式会社ラ・ベル エキップ 揺動装身具
JP2016041381A (ja) * 2015-12-28 2016-03-31 株式会社クロスフォー 身飾品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7503306B2 (ja) 2020-10-26 2024-06-20 株式会社クロスフォー 身飾品およびその製造方法
JP7527635B2 (ja) 2020-10-26 2024-08-05 株式会社クロスフォー 身飾品の製造方法および身飾品フレーム部材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI655917B (zh) 2019-04-11
TW201919507A (zh) 2019-06-01
CN109805526A (zh) 2019-05-28
TW201900063A (zh) 2019-01-01
KR101961361B1 (ko) 2019-03-22
US20210120921A1 (en) 2021-04-29
US11284688B2 (en) 2022-03-29
JP2018192098A (ja) 2018-12-06
CN208658084U (zh) 2019-03-29
EP3446589A1 (en) 2019-02-27
CN208658082U (zh) 2019-03-29
KR20190143447A (ko) 2019-12-30
CN108937000A (zh) 2018-12-07
WO2018212191A1 (ja) 2018-11-22
SG11201808499PA (en) 2018-12-28
KR102421993B1 (ko) 2022-07-15
EP3446589A4 (en) 2019-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6285595B1 (ja) 身飾品
JP6431170B1 (ja) 装飾用部品及びこれを備えた物品
JP6124429B1 (ja) 身飾品
JP5536482B2 (ja) 揺動装身具
JP2007061336A (ja) 装飾具
JP2010046218A (ja) 揺動装身具
JP6335382B1 (ja) 身飾品
JP2012161564A (ja) 装身具
JP2007195637A (ja) 装身具用ペンダント
JP2005058371A (ja) 揺動式装身具
JP3774815B2 (ja) 装身具用ペンダント
JP2007202721A (ja) 装身具用ペンダント
JP3242390U (ja) リング状装身具
JP3130574U (ja) 耳飾り及び耳飾り用補助リング
JP3101066U (ja) 装身具
JP3218259U (ja) 装飾品
JP3116086U (ja) ネクタイ表示装飾品ホルダー
JP3206019U (ja) 装飾具
JP3114545U (ja) 芳香ネックレス
JP2005319324A (ja) 装身具用ペンダント
JP2001046122A (ja) ピアス

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6285595

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250