JP3130574U - 耳飾り及び耳飾り用補助リング - Google Patents

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Abstract

【課題】 耳飾り用金具に対して吊り下げられる吊下げ装飾部が正面から指向できるように角度補正し得る耳飾り及び耳飾り用補助リングを提供する。
【解決手段】 本考案の耳飾り1は耳朶5に対して直交する方向に指向・配置される耳飾り用金具7と、上記耳飾り用金具7に対して着脱可能に取り付けられる耳飾り用補助リング3と、上記耳飾り用補助リング3に対して取り付けられる吊下げ装飾部9と、を具備し、上記耳飾り用補助リング3は上記吊下げ装飾部9を正面に指向させるように所定の角度だけ捩れた形状になっている。
【選択図】 図2

Description

本考案は、耳飾り用金具に対して吊り下げられる吊下げ装飾部が正面に指向するように角度補正された耳飾り及び耳飾り用補助リングに関するものである。
耳朶103に対して取り付けられるイヤリングやピアス等の耳飾り101は、下記の特許文献1並びに図12及び図13に示すように、耳朶103に対して直接取り付けられる耳飾り用金具105と、上記耳飾り用金具105に設けられた吊下部105aに対して吊り下げられる吊下げ装飾部107とを具備することによって構成されている。又、上記吊下げ装飾部107の中には装飾を施した表面109と、装飾を有しない裏面111とを有する板状の吊下げ装飾部107がある。
上記構成において、人間Aの耳Bは、図13に骨格的に示すように、外に開いた状態、即ち、正面方向Xから幾分後方寄りに傾斜した姿勢で設けられている。そして、上記耳飾り用金具105は構造上、耳朶103に対して直交する方向に指向させて取り付けられるから、上記耳飾り用金具105の吊下部105aに取り付けられる吊下げ装飾部107は表面109が完全に正面方向Xを向かないで図示のように傾いた姿勢で装着されることになる。
したがって、耳飾り101を装着した時に最も装着効果を発揮したい正面側から見た時の耳飾り101の装飾効果が減じられた状態になっていた。
特に、図14に示すように、耳Bが隠れる程度に髪の毛を下ろしている場合には、斜め外側に指向した上記吊下げ装飾部107の表面は髪の毛に隠れてしまうことになるので、正面から顔を見た場合上記吊下げ装飾部107の表面は殆ど見えなくなってしまうものである。
特開2004−329442号公報
上記背景技術及び背景技術が抱えていた問題点を踏まえて本考案が解決しようとする課題を整理すると、指向性のある吊下げ装飾部を有する耳飾りにおいて上記吊下げ装飾部の装飾効果を充分に発揮できるようにすることである。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、耳飾り用金具に対して吊り下げられる吊下げ装飾部が正面方向に指向するように角度補正された耳飾り及び耳飾り用補助リングを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願考案の請求項1による耳飾りは、耳朶に対して直交する方向に指向・配置される耳飾り用金具と、上記耳飾り用金具に対して着脱可能であって直接的又は間接的に取り付けられる耳飾り用補助リングと、上記耳飾り用補助リングに対して取り付けられる吊下げ装飾部と、を具備し、上記耳飾り用補助リングは上記吊下げ装飾部を正面に指向させるように所定の角度だけ捩れた形状になっていることを特徴とするものである。
又、請求項2による耳飾りは、請求項1記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用補助リングは縦長形状であって長手方向の両端の内の一端を所定の角度だけ捩じった形状になっていることを特徴とするものである。
又、請求項3による耳飾りは、請求項1に記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用補助リングは縦長形状であって長手方向の両端を夫々反対方向に所定の角度だけ捩った形状になっていることを特徴とするものである。
又、請求項4による耳飾りは、請求項2又は請求項3記載の耳飾りにおいて、上記縦長形状の飾り用補助リングの少なくとも一端は尖った形状をなしていることを特徴とするものである。
又、請求項5による耳飾りは、請求項2又は請求項3記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用補助リングの縦長形状とは紡錘形の縦断面形状のような形状でありその両端が尖っていることを特徴とするものである。
又、請求項6による耳飾りは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の耳飾りにおいて、上記吊下げ装飾部は透明又は白色であって任意の形にカットできる厚さ及び材質の板体を材料としそれを任意の形状にカットしたものであることを特徴とするものである。
又、請求項7による耳飾りは、請求項1〜請求項6の何れかに記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用金具はイヤリング用のものであることを特徴とするものである。
又、請求項8による耳飾りは、請求項1〜請求項6の何れかに記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用金具はピアス用のものであることを特徴とするものである。
又、請求項9による耳飾り用補助リング
は、耳朶に対して直交する方向に指向・配置される耳飾り用金具に対して着脱可能に取り付けられ、
自身に取り付けられる吊下げ装飾部を正面に指向させるように所定の角度だけ捩れた形状になっていることを特徴とするものである。
又、請求項10による耳飾り用補助リング
は、請求項9記載の耳飾り用補助リングにおいて、縦長形状の何れか一端を所定の角度だけ捩じった形状になっていることを特徴とするものである。
又、請求項11による耳飾り用補助リング
は、請求項8に記載の耳飾り用補助リングにおいて、縦長形状の両端を夫々反対方向に所定の角度だけ捩った形状になっていることを特徴とするものである。
又、請求項12による耳飾り用補助リング
は、請求項10又は請求項11記載の耳飾り用補助リングにおいて、少なくとも一端は尖った形状をなしていることを特徴とするものである。
又、請求項13による耳飾り用補助リング
は、請求項10又は請求項11記載の耳飾り用補助リングにおいて、上記縦長形状とは紡錘形の縦断面形状のような形状でありその両端が尖っていることを特徴とするものである。
したがって、本考案による耳飾りによると、耳朶に対して直交する方向に指向・配置される耳飾り用金具と、上記耳飾り用金具に対して着脱可能であって直接的又は間接的に取り付けられる耳飾り用補助リングと、上記耳飾り用補助リングに対して取り付けられる吊下げ装飾部と、を具備し、上記耳飾り用補助リングが上記吊下げ装飾部を正面方向に指向させるように所定の角度だけ捩れた形状になっているので、吊下げ装飾部の表面が正面に現れ、吊下げ装飾部の装飾効果が向上する。又、耳飾り用補助リングを介在させることによって吊下げ装飾部の角度補正を行っているから既存の耳飾り用金具の構成や製造プロセスをそのまま踏襲し、何ら変更を加えることなく耳飾りを製造することができる。
又、請求項2による耳飾りは、請求項1記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用補助リングは縦長形状であって長手方向の両端の内の一端を所定の角度だけ捩じった形状になっているので、上記効果を確実に得ることができる。
又、請求項3による耳飾りは、請求項1に記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用補助リングは縦長形状であって長手方向の両端を夫々反対方向に所定の角度だけ捩った形状になっているので、この場合にも上記効果を確実に得ることができる
又、請求項4による耳飾りは、請求項2又は請求項3記載の耳飾りにおいて、上記縦長形状の飾り用補助リングの少なくとも一端は尖った形状をなしている。又、上記耳飾り用補助リングの縦長の菱形形状の端を尖った形状にしているので、耳飾り用補助リングの捩れた形状との相乗効果により耳飾り用金具と耳飾り用補助リングとの間、及び又は耳飾り用補助リングと吊下げ装飾部との間の回転が防止され、使用中の吊下げ装飾部の傾きが防止される。
又、請求項5による耳飾りは、請求項2又は請求項3記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用補助リングの縦長形状とは紡錘形の縦断面形状のような形状でありその両端が尖っているので、この場合にも上記効果を確実に得ることができる。
又、請求項6による耳飾りは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の耳飾りにおいて、上記吊下げ装飾部は透明又は白色であって任意の形にカットできる厚さ及び材質の板体を材料としそれを任意の形状にカットしたものであるので、吊下げ装飾部を好みの色に塗ったり、好みの形状にカットすることによってオリジナルの吊下げ装飾部を制作することが可能になる。
又、請求項7による耳飾りは、請求項1〜請求項6の何れかに記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用金具はイヤリング用のものであり、又、請求項8による耳飾りは、請求項1〜請求項6の何れかに記載の耳飾りにおいて、上記耳飾り用金具はピアス用のものであり、何れの場合においても、上記した効果を得ることができる。
又、請求項9乃至請求項13は耳飾り用補助リングとしてクレームしたものであり、既に述べた効果と同様の効果を奏することができる。
以下、図1乃至図11を参照して本考案の耳飾り1及び耳飾り用補助リング3の複数の実施の形態とそれらの作用効果について説明する。
尚、以下の説明では本考案の耳飾り1をイヤリング100に適用した実施の形態を第1の実施の形態として最初に説明し、次いで本考案の耳飾り1をピアス300に適用した実施の形態を第2の実施の形態として説明する。
又、これらの説明の後、耳飾り用補助リング3の部分的構成を異ならせた他の種々の実施の形態について説明する。又、耳飾り用補助リング3の基本的構成については上記第1の実施の形態の説明の中で伴わせて説明する。
(1)第1の実施の形態(図1乃至図4参照)
本考案の耳飾り1は耳朶5に対して直交する方向に指向・配置される耳飾り用金具7と、上記耳飾り用金具7に対して着脱可能に取り付けられる耳飾り用補助リング3と、上記耳飾り用補助リング3に対して取り付けられる吊下げ装飾部9とを具備している。
そして本実施の形態では本考案の耳飾り1をイヤリング100に適用した実施の形態を示している。
耳飾り用金具7は耳朶5を下方から挟むように取り付けられる側面視U字形のフレーム11と、フレーム11の前面側に設けられる装飾部13と、上記装飾部13と対向するフレーム11の後面側に設けられる取付け具15とを具備している。
フレーム11は金、銀、プラチナ等の貴金属や真鍮その他の金属や合成樹脂等によって一例として形成されており、図示の実施の形態では半球体形状の装飾部13と、上記取付け具15の構成部材である雌ネジ部17とを一体に備えている。
尚、装飾部13はフレーム11と別体に構成することも可能であり、その場合には装飾部13を宝石やフレーム11とは別の貴金属等で形成することも勿論可能である。又、取付け具15としては図示のような雄ネジ部19の両端に円板状のつまみ21を備えたネジ軸と、ナット様の上記雌ネジ部17とによって構成されるネジ式の構造の他、バネの付勢力を利用して取り付けるバネ式の構造を採用することも可能である。
耳飾り用補助リング3はフレーム11と同様、金、銀、プラチナ等の貴金属や真鍮その他の金属や合成樹脂等によって一例として形成される環状の部材である。又、耳飾り用補助リング3の元々の形状は、図2(a)に示すように、縦長であってその外形は紡錘形の縦断面形状のような形をなしている。そして、当該縦長の形状の上下の両端は尖った形状をしている。又、図2(b)に示すように、上記尖った形状をなす両端の内下端を所定の角度だけ捩った形状になっている。又、縦長の形状にしているのは、耳飾り用補助リング3をそれ程大きくしなくても、吊下げ装飾部9が下方に向かって綺麗に吊り下げられるようにするためである。仮に、耳飾り用補助リング3が円形であると仮定すると、ある程度その径を大きくしないと耳飾り用補助リング3の下部が耳朶5の下方に出ることはない。そのため、吊下げ装飾部9が下方に向かって綺麗に吊り下げようとすると、耳飾り用補助リング3が大きなものになってしまう。
尚、本実施の形態では、金具部分の大きい「ネジ+バネ式」イヤリングにも取り付けられるように、耳飾り用補助リング3の捩る前の内径が、例えば、幅方向で約5.5mm、高さ方向で約8.5mmに設定してある。
又、本明細書において使用する紡錘形の縦断面形状のような形とは厳密な意味での紡錘形の縦断面形状の他、四辺が弧を描くように湾曲したものやコーナー部が幾分丸みを帯びたもの、四辺の長さが違う歪な菱形等を含む広い意味で使用するものである。
又、本実施の形態において使用する尖った形状とは錐の先端のような鋭角な形状を意味するのではなく、耳飾り用金具7や吊下げ装飾部9との間隔を狭め、これらの部材の移動の自由度を幾分でも拘束し得る形状を意味する。
又、耳飾り用補助リング3を捩る上記所定の角度とは、耳飾り用補助リング3に対して吊り下げられる吊下げ装飾部9の装飾が施された表面23が正面方向Xを向くように指向させる角度である。
又、上記耳飾り用補助リング3を捩る位置は耳飾り用補助リング3の上下両端部の一部、例えば下端部のみでもよい。そしてその場合の耳飾り用補助リング3の捩り方向は、図2、3に示すように右側の耳朶5に耳飾り1を取り付けるのであれば図2中、矢印で示すように吊下げ装飾部9の左側の部分を後方に捩り、吊下げ装飾部9の右側の部分を手前側に捩るようにする。逆に左側の耳朶5に耳飾り1を取り付けるのであれば吊下げ装飾部9の右側の部分を後方に捩り、吊下げ装飾部9の左側の部分を手前側に捩るようにする。
又、吊下げ装飾部9は一例として軟質の合成樹脂材料によって形成されている透明な板体であって、任意の形状に簡単にカットできるようになっている。したがって使用者は自分の好きな色を塗ったり、絵や図柄等を描くことができ、はさみやカッターナイフ等を使用して好きな形に自由に裁断できるようになっている。すなわち、マニキュアを使ったネイルアートの手技を吊下げ装飾部9に適用したものであり、好みの吊下げ装飾部9を簡単に得ることができる。吊り下げられるタイプの板状の耳飾り装飾部9は、マニキュアでネイルアートを施すネイルチップとその大きさや形状も似ており、よって、ネイルアートの技術をそのまま耳飾り装飾部9に適用することができる。又、携帯電話に対してジュエルシール等を貼り付ける所謂「デコレーション電話」の手法も適用可能である。
このように第1の実施の形態にあっては耳飾り用補助リング3を設け、所定の角度、耳飾り用補助リング3を捩るだけの極めて簡単な構成によって吊下げ装飾部9の表面23を正面方向Xに指向させることができる。
したがって吊下げ装飾部9の有する装飾効果を充分に発揮させることができる。又、既存のイヤリング100に対して耳飾り用補助リング3を適用することも可能であり、このようにすれば既存のイヤリング100の装飾効果を一層引き出し、
又、着脱可能であるので耳飾りに様々な装飾部9を組み合わせることが可能となり、耳飾り自体の形態を変えることなく耳飾りのイメージチェンジを簡単に行うことができる。
(2)第2の実施の形態(図5及び図6参照)
本実施の形態では本考案の耳飾り1をピアス300に適用した実施の形態を示している。本実施の形態でも上記第1の実施の形態と同様、耳飾り1は耳飾り用金具7と、耳飾り用補助リング3と、吊下げ装飾部9とを備えており、このうち、耳飾り用金具7はフレーム31と装飾部33と取付け具35とを具備している。
尚、耳飾り用補助リング3と吊下げ装飾部9の構成は上記第1の実施の形態と同様であるので、ここでは相違する耳飾り用金具7の構成に絞って説明する。
フレーム31は金、銀、プラチナ等の貴金属や真鍮その他の金属や合成樹脂等によって一例として形成されている軸状の部材である。そしてフレーム31の前端側には、一例として真珠や宝石等によって形成されている球形をした装飾部33が取り付けられている。
又、フレーム31の後端側には、軸部39が刻設されており、該軸部39を利用してピアスキャッチャー35が取り付けられている。このピアスキャッチャー35は中心に穴が形成された円板の両端に長方形の板が一体につながって取り付けられていて、それら板を内側に丸めた構成になっている。そして、上記穴を貫通する上記軸部39をそれら丸めた板によって締め付けて固定するようになっている。又、上記軸部39の所定箇所には窪み39aが形成されていて、該窪み39aに上記ピアスキャッチャー35が係合することによりピアスキャッチャー35のそれ以上の後退を規制するようにしていて、それによって不用意な落下を防止するようにしている。
尚、ピアスキャッチャー35の材料としてはフレーム31と同様の材料が適用できる。
又、合成樹脂製の場合には上記ピアスキャッチャー35の形状も図示したものとは異なる形状となり、又、軸部39も窪みがない円柱形状のものとなる。
そしてこのような第2の実施の形態にあっても、耳飾り用補助リング3を設け、所定の角度、耳飾り用補助リング3を捩るだけの極めて簡単な構成によって吊下げ装飾部9の表面23を正面方向Xに指向させることができる。
したがって吊下げ装飾部9の有する装飾効果を充分に発揮させることができる。又、既存のピアス300に対して耳飾り用補助リング3を適用することも可能であり、このようにすれば既存のピアス300の装飾効果を一層引き出し、又、着脱可能であるのでピアス300に様々な装飾部9を組み合わせることが可能となり、ピアス300自体の形態を変えることなくピアス300のイメージチェンジを簡単に行うことができる。
又、耳飾り用補助リング3が縦長形状になっているので、ピアス300に耳飾り用補助リング3を装着した場合に、耳飾り用補助リング3をそれ程大きくしなくても、吊下げ装飾部9が下方に向かって綺麗に吊り下げられるものである。仮に、耳飾り用補助リング3が円形であると仮定すると、ピアス300に装着した場合には、耳朶5のピアス孔から耳朶5下縁までの距離があるために、ある程度その径を大きくしないと耳飾り用補助リング3の下部が耳朶5の下方に出ることはない。そのため、吊下げ装飾部9が下方に向かって綺麗に吊り下げようとすると、耳飾り用補助リング3が大きなものになってしまう。
(3)第3の実施の形態(図7及び図8参照)
耳飾り用補助リング3の捩り方は、前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態のように、耳飾り用補助リング3の下端部のみを捩る他、図7及び図8に示すように耳飾り用補助リング3の上下両端部の双方を所定角度ずつ捩るようにしてもよい。この場合は耳飾り用補助リングの上下両端部を逆向きに所定角度ずつ捩じるものである。その角度は何れか一方を捩じる場合の半分の角度である。
その他の構成は前記第1及び第2の実施の形態の場合と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
(4)第4の実施の形態(図9参照)
この場合には、図9に示すように、耳飾り用補助リング3の上端部のみを捩るように構成されている。
その他の構成は前記第1〜第3の実施の形態の場合と同様であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
本発明は前記第1〜第4の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、耳飾り用補助リング3の捩る前の正面形状は、図10(a)に示すような略完全な菱形形状の他、図10(b)に示すような形状、図10(c)に示すようなハート形、図10(d)に示すような十字架の形状及び図10(e)に示すような幅狭の長方形状等、種々の形状が採用可能である。
特に、上記図10(b)に示す形状は、紡錘形の縦断面形状のような形をなしているとともにその長手方向の両端がより鋭角的に尖った形状をなしていて、宝飾の分野で言われている「マーキースカット」を正面からみたような形状をなしているものである。そして、この「マーキースカット」を正面からみたような形状の場合には、上端によってフレーム11をより強く挟み込み、下端によって吊下げ装飾部9をより強く挟み込むことになるので、吊下げ装飾部9の表面23を正面に指向させた状態をある程度固定させることが可能となり、吊り下げ装飾部9の装飾機能を効果的に発揮させることができる。
又、図11に示すような構成も考えられる。これは図5及び図6に示したピアスの場合の別の実施例を示すものであり、補助リング3と軸部39との間にリング51とチェーン53を介在させたものである。又、装飾部9にはさらに装飾性を増すために真珠55を取り付けたものである。
尚、真珠55以外にもダイヤモンド等様々なものが想定される。
このような構成を採用したのは次のような理由による。ピアスの場合には装飾部が小さい場合があり、そのような場合には補助リング3が外れてしまう場合がある。そこで、小径の上記リング51を取り付けることによりそのような事態が発生することを防止するものである。
尚、チェーン53については必ずしもチェーンの形態である必要はなく、例えば、1個のリングであってもよく、少なくとも、90°だけ方向を変えることができるものが介在していればよい。
本考案は、イヤリング、ピアス等の耳飾りの製造、使用分野等で利用でき、特に耳飾り用金具に対して吊り下げられる吊下げ装飾部が正面から指向できるように角度補正したい場合に利用可能性を有する。
本考案の第1の実施の形態を示す図で、耳飾りの使用状態を示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、図2(a)は耳飾り用補助リングを捩る前の耳飾りを示す正面図、図2(b)は耳飾り用補助リングを捩った後の耳飾りを示す正面図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、耳飾りを示す側面図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、耳飾りの使用状態を示す平面図である。 本考案の第2の実施の形態を示す図で、耳飾りを示す正面図である。 本考案の第2の実施の形態を示す図で、耳飾りを示す側面図である。 本考案の第3の実施の形態を示す図で、耳飾り用補助リングの捩り方を異ならせた態様を示す斜視図である。 本考案の第3の実施の形態を示す図で、耳飾り用補助リングの捩り方を異ならせた態様を示す正面図である。 本考案の第4の実施の形態を示す図で、耳飾り用補助リングの捩り方を異ならせた態様を示す正面図である。 本考案のその他の実施の形態を示す図で、捩る前の耳飾り用補助リングの種々の形状を示す正面図である。 本考案のその他の実施の形態を示す図で、ピアスの場合の別の実施例を示す正面図である。 従来例を示す図で、耳飾りを示す側面図である。 従来例を示す図で、耳飾りの使用状態を示す平面図である。 従来例を示す図で、耳飾りの使用状態を示す正面図である。
符号の説明
1 耳飾り
3 耳飾り用補助リング
5 耳朶
7 耳飾り用金具
9 吊下げ装飾部
11 フレーム
13 装飾部
15 取付け具
17 雌ネジ部
19 雄ネジ部
21 つまみ
23 表面
31 フレーム
33 装飾部
35 ピアスキャッチャー
39 軸部
100 イヤリング
300 ピアス
A 人間
B 耳
X 正面方向

Claims (13)

  1. 耳朶に対して直交する方向に指向・配置される耳飾り用金具と、上記耳飾り用金具に対して着脱可能であって直接的又は間接的に取り付けられる耳飾り用補助リングと、上記耳飾り用補助リングに対して取り付けられる吊下げ装飾部と、を具備し、
    上記耳飾り用補助リングは上記吊下げ装飾部を正面に指向させるように所定の角度だけ捩れた形状になっていることを特徴とする耳飾り。
  2. 請求項1記載の耳飾りにおいて、
    上記耳飾り用補助リングは縦長形状であって長手方向の両端の内の一端を所定の角度だけ捩じった形状になっていることを特徴とする耳飾り。
  3. 請求項1に記載の耳飾りにおいて、
    上記耳飾り用補助リングは縦長形状であって長手方向の両端を夫々反対方向に所定の角度だけ捩った形状になっていることを特徴とする耳飾り。
  4. 請求項2又は請求項3記載の耳飾りにおいて、
    上記縦長形状の耳飾り用補助リングの少なくとも一端は尖った形状をなしていることを特徴とする耳飾り。
  5. 請求項2又は請求項3記載の耳飾りにおいて、
    上記耳飾り用補助リングの縦長形状とは紡錘形の縦断面形状のような形状でありその両端が尖っていることを特徴とする耳飾り。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の耳飾りにおいて、
    上記吊下げ装飾部は透明又は白色であって任意の形にカットできる厚さ及び材質の板体を材料としそれを任意の形状にカットしたものであることを特徴とする耳飾り。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載の耳飾りにおいて、
    上記耳飾り用金具はイヤリング用のものであることを特徴とする耳飾り。
  8. 請求項1〜請求項6の何れかに記載の耳飾りにおいて、
    上記耳飾り用金具はピアス用のものであることを特徴とする耳飾り。
  9. 耳朶に対して直交する方向に指向・配置される耳飾り用金具に対して着脱可能に取り付けられ、
    自身に取り付けられる吊下げ装飾部を正面に指向させるように所定の角度だけ捩れた形状になっていることを特徴とする耳飾り用補助リング。
  10. 請求項9記載の耳飾り用補助リングにおいて、
    縦長形状の何れか一端を所定の角度だけ捩じった形状になっていることを特徴とする耳飾り用補助リング。
  11. 請求項8に記載の耳飾り用補助リングにおいて、
    縦長形状の両端を夫々反対方向に所定の角度だけ捩った形状になっていることを特徴とする耳飾り用補助リング。
  12. 請求項10又は請求項11記載の耳飾り用補助リングにおいて、
    少なくとも一端は尖った形状をなしていることを特徴とする耳飾り。
  13. 請求項10又は請求項11記載の耳飾り用補助リングにおいて、
    上記縦長形状とは紡錘形の縦断面形状のような形状でありその両端が尖っていることを特徴とする耳飾り用補助リング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018038475A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 ロズウェイ株式会社 イヤリング

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