JP3321563B2 - ピアス - Google Patents

ピアス

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JP3321563B2
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康彦 名取
孝徳 小岩
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株式会社山勝
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な形状によっ
て高い装飾性を発揮し、また、好適な装着感を得ること
のできるピアスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピアスには、耳たぶに穿孔した孔
に取付ピンを貫通し、耳たぶの裏側より、キャッチと呼
ばれる止着具を取付ピンに挿入係止して装着するピアス
(以下、キャッチピアス)があるが、その他にも、別の
装着手段によって耳たぶに装着するようにしたピアスが
ある。
【0003】その一つは、図8に示すように、取付ピン
12を逆略U字形に形成し、装着時に耳たぶ15の表側
に露出する端部12aに装飾部材13を取り付けたジプ
シータイプと呼ばれるピアス11(以下、ジプシーピア
ス11)がある。このジプシーピアス11は、装飾部材
13側でない端部12cを、耳たぶ15に穿孔した孔1
5aに挿入して、略逆U字形の状態にして耳たぶ15に
装着するようにしている。
【0004】その他のピアスとしては、図9に示すよう
に紐状に形成したチェーンなどの紐状部材22の一端に
装飾部材23を取り付け、また、他端には挿入ピン24
を設けるようにしたアメリカンタイプと呼ばれるピアス
21(以下、アメリカンピアス21)がある。
【0005】このアメリカンピアスを装着する際には、
挿入ピン24から耳たぶ25の孔25aに挿入するよう
にして紐状部材22を孔25aに挿通し、装飾部材23
を耳たぶ25の表側にして吊り下げるようにし、一方、
耳たぶ25の裏側においては、下端の挿入ピン24を有
する紐状部材22を吊り下げるようにして装着する。装
着中には、装飾部材23と挿入ピン24の重量のバラン
スが孔25aを介して略均衡を保っており、かつ、紐状
部材22と孔25aの間に摩擦抵抗が生じることによっ
てアメリカンピアス21を耳たぶ25の孔25aに保持
させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のジプシーピアス
11やアメリカンピアス21は、止着具を用いるキャッ
チピアスと比べて、ともに装着が容易であるのに反し、
ジプシーピアス11は、耳たぶ15の表側に取付ピン1
2の一部が露出するため、装飾性が良いとは言えなかっ
た。
【0007】また、耳たぶ15の裏側では、剛性部材に
よって形成した取付ピン12の端部12cが剥き出しの
状態で装着されているため、この端部12cが何らかの
拍子に髪に引っ掛ったり、或は皮膚に接触したりして表
皮を傷つけてしまったりするおそれがあった。加えて装
飾性に関しても、改善の余地があった。
【0008】一方、アメリカンピアス21に関しては、
耳たぶ25の表側、裏側ともに装飾性を呈しているが、
孔25aに挿入可能になるように細い装飾性紐状部材2
2を用いる必要があった。このため、装着時においては
孔25aに取り付けることが難しくなり、また、孔25
aを介して装飾部材23と挿入ピン24の重量のバラン
スを保つようにして装着するのが難しいという欠陥を有
していた。更には、装着中には、例えば身体を前後に動
かしたりすると紐状部材22が孔25aよりずれたりす
ることがあり、特に、孔25aの径が大きい場合には孔
25aに対しての取付が更に難しくなり、ピアスの装着
が不充分になる場合が多かった。
【0009】一方で、ジプシーピアス11とアメリカン
ピアス21の装飾部材13、23はともに取付ピン1
2、紐状部材22から吊り下げるようにしているため、
各ピアス11、21を装着すると各装飾体13、23が
揺動して向きが不安定になるおそれがある。従って、デ
ザインによっては装着中に各装飾体13、23の向きが
変わったり回転したりして装飾体として装飾性を失って
しまうことがあるため、装飾体を形成する上でデザイン
が限定される場合があった。
【0010】また、装飾部材13、23は、取付ピン1
2や紐状部材22にロー付けや溶着などの手段によって
固着されているが、この固着部分が装着時に外部に露出
しているために見栄えが悪かった。
【0011】本発明は、上記の従来の課題点に鑑みて鋭
意研究の結果、発明に至ったものでその目的とするとこ
ろは、簡単に装着することができ、また、装着時におい
ては安全で清潔に使用することができるピアスであり、
安定した装着感と優れた装飾性を保つことができるピア
スを提供することにある。
【0012】上記目的を達成するため、本願発明は、
部の背面に耳たぶの挿入孔よりもやや長く形成したスト
レートピンの一端をロー付けして固着し、このストレー
トピンの他端に貴金属製で、かつ可撓性を有する所定長
さの鎖を設け、この鎖の他端に挿入用のピンを設けると
共に、鎖の径は、前記ストレートピンや挿入用のピンの
径よりもやや小さく形成したピアスである
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明におけ
るピアスの実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明
におけるピアスの一例を示す斜視図である。本発明にお
けるピアス本体1は、18金などの貴金属で形成される
紐状可撓部2の剛体線状部2aに18金やプラチナ等の
貴金属、各種金属、プラスチック、象牙、獣角、セラミ
ック、ガラス、木材、宝石、貴石、石材、真珠、珊瑚、
琥珀などを用いて形成した飾部4を取り付けて形成し、
適宜の装飾性を有する構造に形成するようにしている。
【0015】剛体線状部2aは、本実施例では飾部4に
ロー付けによって固着しているが、溶着や接着等の他の
手段によって固着するようにしてもよく、また、剛体線
状部2aは、ピン形状にして設け、飾部4の背面に直接
固着するようにしている。紐状可撓部2は、剛体線状部
2a、挿入部2cよりやや径を小さくして可撓性を有す
る鎖状或いはその他の形状に形成し、その一端には飾部
4を設け、他端にストレートピン、弧状ピン等の挿入部
2cを設けている。
【0016】飾部4は、図に示す形態以外にも宝石など
の飾体を複数連結して形成したり、ボールチェーンと、
宝石などの飾体とを連結して形成するなど、適宜、飾体
部位や紐状部位を単品若しくは各種組み合わせて形成す
るようにして適宜の装飾性を有する構造にすればよい。
更に、飾部4は、適度の重量のある飾体を使用して形成
することができる。
【0017】図4は、本発明における第二実施例を示す
側面図である。本実施例においては、飾部4と挿入部2
cの間の紐状可撓部2において剛体線状部2aを任意の
位置に設けるようにしたものである。本実施例によると
紐状可撓部2の適宜の位置に剛体線状部2aを設けるこ
とによって、ピアス本体1の装着時に飾部4を耳たぶ5
の下方の適宜の位置に設けるようにすることができる。
【0018】更に、剛体線状部2aはストレートピン形
状だけでなく、図5に示すように略逆U字形状の弧状ピ
ンの形状に形成して飾部4の背面に直接固着したり、或
は、図6に示すように弧状ピンの形状に形成した剛体線
状部2aを紐状可撓2の一部にして設けるようにして
もよい。なお、剛体線状部2aは、耳たぶ5に設けた挿
入孔5aの長さよりやや長くして形成するのが望まし
い。
【0019】また、挿入部2cは、ストレートのピン形
状だけでなく、弧状のピン形状にしたり、或はその他の
形状にしたりして所望の装飾性を有する形状にすればよ
い。
【0020】図7においては、飾部4の頂部付近に紐状
可撓2を固着し、ストレートピン形状の剛体線状部2
aを紐状可撓2の一部に設けたものである。このよう
に形成して装着した際に飾部4が耳たぶ5から離れるよ
うにして設けてもよく、仮に本実施例のピアスを装着し
た場合には、挿入孔5aから紐状可撓2と共に飾部4
が下方に吊り下がるようにして装飾するようにしてい
る。
【0021】なお、本発明のピアスは、いずれも簡易構
造によって製作することができるため、安価に提供する
ことができる。
【0022】次に、本発明のピアスの作用を説明する。
耳たぶ5に穿孔した挿入孔5aに、ストレートピン或い
は弧状ピン等の形状にに形成した挿入部2cを耳たぶ5
の表側から挿入し、挿入孔5a内に剛体線状部2aを挿
入させてピアス1を装着させると、剛体線状部2aは剛
性を有しており、また、挿入孔5aに対して径が大きく
なるようにして形成すると、挿入孔5aにフィットした
状態で密着して取り付けることができるので、ピアス本
体1の装着を安定させることができ、また、このように
挿入孔5aに対して剛体線状部2aを挿入するようにし
ているので装着時の重量のバランスを調節する必要がな
く、装着する際に簡単に装着することができる。
【0023】更に、飾部4の背面に剛性線状部2aを直
接固着すると、装着時においては飾部4の背面が耳たぶ
5に密着し、仮に装着中に身体を動かした場合において
も飾部4が不用意に回転したりして向きが変わったりす
ることがないので、飾体4は取付時の装飾状態を維持す
ることができる。また、飾部4と剛性線状部2aにおけ
るロー付けされた部位が耳たぶ5の表側に露出しないと
共に、あたかもアメリカンピアスのように飾部4が耳た
ぶ5の挿入孔5aから突出しているように見えるので優
れた装飾性を呈することができる。
【0024】また、図示しないが、ツインピアスとして
使用することもでき、この場合、飾部4を耳たぶに固定
することができるため、すっきりした状態に見せること
ができる。
【0025】図6に示すように、剛性線状部2aを弧状
ピンの形状にした場合には、挿入孔5aを変形させて挿
入するので、挿入孔5aに対して更に強い装着力を発揮
させることができる。
【0026】また、挿入部2cをストレートピンや弧状
ピンの形状にして設けているので、耳たぶ5の後方から
において優れた装飾性を得ることができるばかりでな
く、適度の弧状に設けた挿入部2cにした場合には、挿
入孔5aに挿入する際には適当な角度を有しつつ挿入す
ることができるので挿入を簡単に行うことができる。
【0027】更に、挿入部2c、或いは紐状可撓2は
耳たぶ5の裏側から下方に吊り下がっているので、髪に
引っ掛かったり皮膚を傷つけたりすることがない。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明
は、鎖にストレートピンを設けているから、装着を簡単
に行なうことができ、また、安定した装着感と優れた装
飾性を保つことができる安全性に優れたピアスである。
【0029】また、飾部の背面にストレートピンを直接
固着するようにすれば、飾部を耳たぶに密着させること
ができるので、飾部をより安定させた状態で装着させる
ことができる。
【0030】更に、様々な耳たぶの厚さに対応して装着
することができ、また、耳たぶの厚さにかかわらず簡単
に装着することができ、耳たぶの後方からも優れた装飾
性を呈することができるピアスである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるピアスの一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明におけるピアスの使用状態を示す概略側
面図である。
【図3】本発明におけるピアスの一例を示す側面図であ
る。
【図4】本発明におけるピアスの第二実施例を示す側面
図である。
【図5】本発明におけるピアスの第三実施例を示す側面
図である。
【図6】本発明におけるピアスの第四実施例を示す側面
図である。
【図7】本発明におけるピアスの第五実施例を示す側面
図である。
【図8】従来のピアスの一例を示す側面図である。
【図9】従来のピアスの他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
2 紐状可撓部 2a 剛体線状部 2c 挿入部 4 飾部 5 耳たぶ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飾部の背面に耳たぶの挿入孔よりもやや
    長く形成したストレートピンの一端をロー付けして固着
    し、このストレートピンの他端に貴金属製で、かつ可撓
    性を有する所定長さの鎖を設け、この鎖の他端に挿入用
    のピンを設けると共に、鎖の径は、前記ストレートピン
    や挿入用のピンの径よりもやや小さく形成したことを特
    徴とするピアス。
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