JP6275523B2 - グロープラグ - Google Patents
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Description
本発明の一形態は、グロープラグであって、絶縁性セラミック材料から成り軸線方向に先端側から後端側へと延びた基体と、導電性を有し前記基体に埋め込まれた抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体から突出し前記基体の側面に露出した端子部とを有するセラミックヒータと;前記先端側および前記後端側に前記セラミックヒータを突出させた状態で前記セラミックヒータが嵌め込まれた金属製の外筒と;前記外筒に接合され、自身の後端部が前記セラミックヒータの前記後端側へと延びた金属製のスリーブと;前記先端側に前記セラミックヒータを突出させた状態で、前記セラミックヒータの一部、前記外筒の少なくとも一部、および前記スリーブの少なくとも一部を、収容する金属製のハウジングと;前記スリーブよりも前記先端側で前記外筒に接合されるとともに前記外筒と前記ハウジングとを接続し、前記セラミックヒータが前記軸線方向に変位可能に弾性変形する金属製の弾性部材と;前記ハウジングにおける前記弾性部材よりも前記後端側に配置され、前記スリーブによって伝達される前記セラミックヒータの変位を電気信号に変換する圧力センサと;を備える。この形態のグロープラグにおいて、前記スリーブは、前記外筒の外径より大きな内径を有し、前記外筒を包囲する筒状部と;前記筒状部よりも前記先端側に形成され、前記外筒に接合された接合部とを有し、前記接合部は、前記端子部よりも前記先端側に位置し、前記筒状部は、前記接合部から離間した位置において、前記外筒と部分的に接続されている。この形態によれば、セラミックヒータの端子部よりも先端側に位置する接合部を介して、外筒からスリーブへの放熱経路を構成できるため、セラミックヒータの先端側から端子部に伝達される熱量を軽減できる。したがって、セラミックヒータにおける端子部の酸化を抑制できる。その結果、セラミックヒータに対する電気的導通の信頼性を向上できる。また、筒状部において外筒からスリーブへの放熱経路を部分的に構成できるため、セラミックヒータの先端側から端子部に伝達される熱量をいっそう軽減できる。
その他、本発明は、以下のような形態として実現することも可能である。
図1は、グロープラグ10を示す断面図である。図2は、グロープラグ10を部分的に拡大して示す断面図である。図3は、図2における領域F3を拡大して示す断面図である。本実施形態の説明では、グロープラグ10における図1の紙面下側を「先端側」といい、図1の紙面上側を「後端側」という。
図4は、第2実施形態におけるグロープラグ10Bを示す断面図である。図4の断面図は、図2における領域F3に対応するグロープラグ10Bの領域F4を拡大して示す。第2実施形態のグロープラグ10Bは、外筒210とは形状が異なる外筒210Bを外筒210に代えて備える点を除き、第1実施形態のグロープラグ10と同様である。
図6は、第3実施形態におけるグロープラグ10Cを示す断面図である。図6の断面図は、図2における領域F3に対応するグロープラグ10Cの領域F6を拡大して示す。第3実施形態のグロープラグ10Cは、スリーブ320の筒状部324がロウ材218Cによって外筒210と部分的に接続されている点を除き、第1実施形態のグロープラグ10と同様である。本実施形態では、ロウ材218Cは、Z軸上において第1の端子部146と重なる位置に形成されている。他の実施形態では、ロウ材218Cは、第1の端子部146より先端側に形成されていてもよいし、第1の端子部146より後端側に形成されていてもよい。
図7は、第4実施形態におけるグロープラグ10Dを示す断面図である。図7の断面図は、図2における領域F3に対応するグロープラグ10Dの領域F7を拡大して示す。第4実施形態のグロープラグ10Dは、外筒210とは形状が異なる外筒210Dを外筒210に代えて備える点、並びに、セラミックヒータ100の第1の端子部146がロウ材218Dによってスリーブ320と電気的に接続されている点を除き、第1実施形態のグロープラグ10と同様である。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
100…セラミックヒータ
120…基体
140…抵抗発熱体
141…折返部
142…第1の線状部
144…第2の線状部
146…第1の端子部
148…第2の端子部
210,210B,210D…外筒
212B…突出部
218C,218D…ロウ材
260…リング
280…中軸
310…弾性部材
320…スリーブ
322…接合部
324…筒状部
340…ダイアフラム
360…圧力センサ
380…支持部材
382…先端部
500…ハウジング
510…軸孔
520…工具係合部
540…ネジ部
600…フロントキャップ
610…保護筒
620…コネクタ部材
630…端子バネ
640…端子部材
Claims (9)
- 絶縁性セラミック材料から成り軸線方向に先端側から後端側へと延びた基体と、導電性を有し前記基体に埋め込まれた抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体から突出し前記基体の側面に露出した端子部とを有するセラミックヒータと、
前記先端側および前記後端側に前記セラミックヒータを突出させた状態で前記セラミックヒータが嵌め込まれた金属製の外筒と、
前記外筒に接合され、自身の後端部が前記セラミックヒータの前記後端側へと延びた金属製のスリーブと、
前記先端側に前記セラミックヒータを突出させた状態で、前記セラミックヒータの一部、前記外筒の少なくとも一部、および前記スリーブの少なくとも一部を、収容する金属製のハウジングと、
前記スリーブよりも前記先端側で前記外筒に接合されるとともに前記外筒と前記ハウジングとを接続し、前記セラミックヒータが前記軸線方向に変位可能に弾性変形する金属製の弾性部材と、
前記ハウジングにおける前記弾性部材よりも前記後端側に配置され、前記スリーブによって伝達される前記セラミックヒータの変位を電気信号に変換する圧力センサと、を備えるグロープラグであって、
前記スリーブは、
前記外筒の外径より大きな内径を有し、前記外筒を包囲する筒状部と、
前記筒状部よりも前記先端側に形成され、前記外筒に接合された接合部と
を有し、
前記接合部は、前記端子部よりも前記先端側に位置し、
前記筒状部は、前記接合部から離間した位置において、前記外筒と部分的に接続されていることを特徴とするグロープラグ。 - 前記筒状部は、前記外筒との接触によって前記外筒と部分的に接続されている、請求項1に記載のグロープラグ。
- 請求項2に記載のグロープラグであって、
前記外筒は、径方向に突出した突出部を有し、
前記筒状部は、前記突出部との接触によって前記外筒と部分的に接続されている、グロープラグ。 - 前記筒状部は、ロウ材によって前記外筒と部分的に接続されている、請求項1に記載のグロープラグ。
- 前記外筒は、前記端子部よりも前記先端側の位置から、前記端子部よりも前記後端側の位置にわたって配置され、前記端子部との接触によって前記端子部と電気的に接続されている、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のグロープラグ。
- 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のグロープラグであって、
前記外筒は、前記端子部よりも前記先端側に配置され、
前記端子部は、ロウ材によって前記スリーブと電気的に接続されている、グロープラグ。 - 前記接合部は、溶接によって前記外筒に接合されている、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のグロープラグ。
- 前記接合部は、圧入によって前記外筒に接合されている、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のグロープラグ。
- 前記外筒は、前記ハウジングよりも前記先端側から、前記端子部よりも前記後端側にわたって、前記軸線方向に延びた筒状を成す、請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のグロープラグ。
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