JP6269418B2 - 機器用コネクタ - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、機器用コネクタに関する。
従来、車両に搭載される機器のケースに設けられた取付孔に装着される機器用コネクタとして、特開2014−107043号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。この機器用コネクタは、ケースの取付孔に嵌合可能な嵌合部が前面に設けられたハウジングと、ハウジングの外面を覆った状態で機器のケースに固定されるシールド体とを備えて構成されており、ハウジングには、嵌合部を嵌合させる嵌合方向と交差する下方向に電線を引き出す導出部が設けられている。シールド体は、ハウジングの前面を露出させた状態でハウジングに固定されるようになっており、シールド体の側面に設けられた固定部にボルトを挿通させてケースに締め込むことで、機器用コネクタがケースに固定されるようになっている。
特開2014−107043号公報
ところで、シールド性能を向上させるために、ハウジングの前面をシールド体によって可能な限り覆う必要がある場合、シールド体の下端部を筒状に形成し、この筒状の部分によって導出部の外面全体を全周に亘って覆う方法が考えられる。
しかしながら、導出部の外面全体を筒状の部分で全周亘って覆うと、筒状の部分と導出部との間に水などが浸入した場合、シールド体の内側に水が溜まってしまい、機器用コネクタをケースの取付孔から外す際に、シールド体の内側に溜まった水が、機器用コネクタを伝うなどして取付孔からケース内に浸入してしまう虞がある。
本明細書では、シールド体などのシールド部材内に水が溜まることを抑制する技術を開示する。
本明細書によって開示される技術は、車両に搭載される機器のケースに設けられた取付孔に装着される機器用コネクタであって、電線の端末に接続された端子と、前記端子と共に前記電線が導入される電線導入部を有し、前記取付孔に嵌合可能に設けられた合成樹脂製のハウジングと、前記電線導入部を内部に収容し、同電線導入部の外周面を全周に亘って覆う筒状の筒状部を有する金属製のシールドシェルと、前記電線導入部の外面に嵌着され、前記筒状部と前記電線導入部との間をシールするシール部材とを備え、前記筒状部には、前記シール部材よりも前記電線導入部が収容される側の位置に同筒状部の壁部を貫通する水抜き孔が設けられているところに特徴を有する。
このような機器用コネクタによると、電線導入部が収容される側の開口などから筒状部内に水が浸入したとしても、筒状部内の水を水抜き孔から排出することができるから、ケースの取付孔から機器用コネクタを取り外す際に、水がケース内に浸入することを防ぐことができる。
本明細書によって開示される技術の態様として、以下の構成が好ましい。
前記電線導入部と共に前記筒状部を貫通させて、前記ケースに締め込むことにより、前記ハウジングを前記取付孔に嵌合させる嵌合ボルトと、前記筒状部の外面に装着され、同記筒状部の前記電線導入部が収容される一側開口とは反対側の他側開口の縁部に接続されるシールド導体を覆う防水カバーとを備え、前記シール部材は、前記嵌合ボルトの位置よりも前記他側開口側に配されている構成としてもよい。
このような構成によると、シールド導体を防水しつつ、筒状部に嵌合ボルトを貫通させることで、筒状部内に浸入した水が筒状部内に溜まり易くなるから、水抜き孔を設けることは、非常に有効である。
前記水抜き孔は、前記電線導入部の外周に間隔を空けて複数形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、電線導入部と筒状部との何れの場所に水が浸入した場合でも、それぞれの水抜き孔から筒状部内の水を排出することができる。
前記水抜き孔は、前記筒状部において前記シール部材が接触する部分よりも拡幅された部分に設けられることにより、前記筒状部内における前記シール部材の進入経路の外側に配されている構成としてもよい。
このような構成によると、筒状部内に電線導入部を収容する際に、水抜き孔の開口縁にシール部材が接触してシール部材が損傷することを防ぐことができる。
前記筒状部は、前記電線導入部が収容される一側開口を上方に開口させた状態で前記電線導入部に装着されるようになっており、前記水抜き孔は、前記筒状部における前記シール部材が接触する部分の直上に拡径して設けられた拡径部の底部を上下方向に貫通して設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、シール部材によって拡径部の底部上に堰き止められる水を水抜き孔から下方に速やかに排出できる。また、筒状部が水抜き孔を通して露出した状態になっていないから、筒状部におけるシールド性能の低下を抑制することができる。
前記筒状部は、前記電線導入部が収容される一側開口を上方に開口させた状態で前記電線導入部に装着されるようになっており、前記水抜き孔は、前記筒状部における前記シール部材が接触する部分の直上に拡径して設けられた拡径部の底部に沿って側方に開口して設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、シール部材によって拡径部の底部上に堰き止められた水を水抜き孔から速やかに側方に排出することができる。

本明細書によって開示される技術によれば、シールド部材内に水が溜まることを抑制することができる。
実施形態1の機器用コネクタの断面図 図1の要部拡大断面図 実施形態2に係る機器用コネクタの図1の断面に相当する要部拡大断面図
<実施形態1>
実施形態1について図1および図2を参照して説明する。
本実施形態は、車両に搭載される機器のケースCに設けられた取付孔C1に装着される機器用コネクタ10を例示している。なお、以下の説明において、上下方向とは、図1における上下方向を基準とする。また、前後方向とは、図1における図示左方を前方とし、図示右方を後方として説明する。
機器用コネクタ10は、機器のケースC内に設けられた機器側コネクタの図示しない雌端子と接続可能な雄端子20と、雄端子20を幅方向に一対並べた状態で収容する合成樹脂製のハウジング30と、電線Wの端末に接続された状態でハウジング30内において雄端子20に接続される中継端子(「端子」の一例)50と、ハウジング30を覆う金属製のシールドシェル60とを備えて構成されている。
雄端子20は、導電性に優れた金属からなり、図1に示すように、前後に長い略円柱状をなしている。雄端子20の前後方向略中央部よりも前側部分は、機器側コネクタの雌端子と接続される円柱接続部21とされており、円柱接続部21の前端には、略円柱状をなす合成樹脂製の保護キャップ21Aが装着されている。
雄端子20の後端部は、外周面にねじ山が形成された雄ねじ部22とされており、この雄ねじ部22を後述するハウジング30に埋設されたナットNに締め込むことにより、雄端子20がハウジング30内に固定されるようになっている。
円柱接続部21と雄ねじ部22との間には、径方向に円形状に張り出すフランジ部23が設けられている。フランジ部23の前面には、雄ねじ部22をハウジング30のナットNに締め込む際に、工具を組み付けるための角形状の工具組付部24が設けられている。
ハウジング30は、略L字状をなしており、ケースCの取付孔C1に嵌合される嵌合部31と、中継端子50と共に電線Wを下方から導入する電線導入部32と、嵌合部31と電線導入部32とを略L字状に連結する連結部33とを備えて構成されている。
嵌合部31は、横方向にやや幅広な略円筒状に形成されており、前方に開口した形態をなしている。嵌合部31の外周面には嵌合部用シールリング37が嵌着されている。この嵌合部用シールリング37は、嵌合部31をケースCの取付孔C1に嵌合させた際に、取付孔C1の内周面と嵌合部31の外周面とに全周に亘って密着し、取付孔C1からケースC内への水などの浸入を防いでいる。
連結部33は、嵌合部31よりも上下方向に小さな箱形状をなしており、嵌合部31の上下両端部は連結部33よりも上下方向に突出した形態となっている。
電線導入部32は、横方向にやや幅広で上下に長い形態をなしており、下方に開口した形態をなしている。電線導入部32の下端部内には、ゴム栓押さえ35によって抜け止めされたゴム栓36が装着されている。このゴム栓36は、電線導入部32の内周面と電線導入部32内に導入された電線Wの外周面とに密着することで電線導入部32の下端開口から電線導入部32内への水などの浸入を防いでいる。
また、電線導入部32の上端部には、前後に貫通する嵌合ボルト挿通孔32Aが設けられており、この嵌合ボルト挿通孔32Aには、ケースCに締め込むことで嵌合部31を取付孔C1に嵌合させる嵌合ボルトBが挿通可能とされている。
また、ハウジング30の内部には、嵌合部31の前端開口から連結部33を通って電線導入部32の下端開口まで延びる略L字状のキャビティ34が幅方向に一対並んで設けられている。
キャビティ34のうち、嵌合部31から連結部33に亘って設けられたキャビティ34は、前後に真っ直ぐ延びた空間とされており、連結部33におけるキャビティ34の後壁33Aには、金属製のナットNが埋設されている。ナットNは、前後に開口した状態で連結部33に固定されており、ナットNの前端開口から雄端子20の雄ねじ部22が締め込まれることで、嵌合部31から連結部33に亘って形成されたキャビティ34内に雄端子20が保持されるようになっている。
キャビティ34のうち、電線導入部32から連結部33に亘って設けられたキャビティ34は、上下に真っ直ぐ延びた空間とされており、このキャビティ34内には、中継端子50と共に電線Wがキャビティ34に沿った形態で下方から導入されている。
中継端子50は、導電性に優れた金属板材をプレス加工などによって形成されており、上下に長い形態とされている。また、中継端子50は、平板状の端子締結部51の下方に電線接続部52が連設された形態をなしており、電線Wの端末において露出された芯線W1に電線接続部52が圧着されることで、電線Wの端末である電線Wの上端部に中継端子50が接続されている。
端子締結部51には、板厚方向に貫通する貫通孔53が前後に開口して設けられている。この貫通孔53を連結部33のナットNと同軸となるようにして端子締結部51をナットNの前面に配し、貫通孔53に雄端子20の雄ねじ部22を挿通させてナットNに締め込むことで雄端子20と電線Wとが中継端子50を介して電気的に接続されている。
シールドシェル60は、導電性に優れた金属板材をプレス加工や絞り加工するなどして形成されており、連結部33の外面を覆うアッパシェル61と、電線導入部32の外面を覆うロアシェル(「筒状部」の一例)62とを互いに組み付けることでシールドシェル60が構成されている。
アッパシェル61は、前方および下方に開口した箱形状に形成されており、連結部33における上面、後面、幅方向の両側面の4面を完全に覆う形態をなしている。アッパシェル61の前端開口縁における上端部61Aは、アッパシェル61をハウジング30に組み付けた際に、嵌合部31の上端後面31Aに接触するようになっている。また、アッパシェル61の上端部61Aには、上方に延出された後、前方に延出された固定片64が設けられており、アッパシェル61の後面65における下端部には、板厚方向に貫通する挿通孔65Aが前後に開口して設けられている。
ロアシェル62は、上方に向かって2段階に拡径された略円筒状をなしており、ロアシェル62の内部には、電線導入部32がロアシェル62の上端開口から収容可能とされている。ロアシェル62は、電線導入部32を上方から収容しつつハウジング30に組み付けられるようになっており、ロアシェル62の上端部は、ロアシェル62の組付過程において、ハウジング30に組み付けられたアッパシェル61の下端部内に嵌合されるアッパシェル嵌合部(「拡径部」の一例)66とされている。また、ロアシェル62は、ハウジング30に組み付けられると、アッパシェル嵌合部66の上端部における前面66Aが嵌合部31の下端後面31Bに接触し、ロアシェル62の下端開口から一対の電線Wが下方に引き出された状態となる。
ロアシェル62の下端部は、ロアシェル62において最も小径に形成されたシールド接続部67とされている。シールド接続部67の外周面には、ロアシェル62から下方に引き出された一対の電線Wを一括して覆う編組線(「シールド導体」の一例)HがかしめリングRによって接続されている。
ロアシェル62の上下方向略中央部は、アッパシェル嵌合部66よりも小径で、かつシールド接続部67よりも僅かに拡径されたカバー装着部68とされている。アッパシェル嵌合部66の側壁66Cとカバー装着部68との間には、カバー装着部68の上端部から径方向に張り出してアッパシェル嵌合部66の下端部に連結される段差部(「壁部」の一例)69が全周に亘って設けられており、この段差部69がアッパシェル嵌合部66の底部を構成している。また、段差部69とカバー装着部68の境界部分における内面は、丸みを帯びた滑らかな曲面70とされている。
カバー装着部68の外周面には、編組線HおよびかしめリングRの外面を覆うゴムブーツ(「防水カバー」の一例)Gが固定バンドG1によって固定されており、ゴムブーツGによって編組線Hとロアシェル62との接点部および編組線Hが防水されている。
また、ロアシェル62におけるアッパシェル嵌合部66の前面66Aおよび後面66Bには、ボルト挿通孔71がそれぞれ設けられている。これらのボルト挿通孔71には、アッパシェル61の挿通孔65Aおよび電線導入部32の嵌合ボルト挿通孔32Aと共に嵌合ボルトBが挿通されるようになっており、これらの挿通孔32A,65A,71に挿通された嵌合ボルトBをケースCに締め込むことでアッパシェル61とロアシェル62とを一体に固定しつつ、嵌合部31をケースCの取付孔C1に嵌合させることができるようになっている。
詳細には、各挿通孔32A,65A,71に嵌合ボルトBを挿通させてケースCに締め込むと、嵌合ボルトBの頭部B1によってアッパシェル61が前方に向けて押圧され、前方に向けて押圧されたアッパシェル61の前端開口縁における上端部61Aによって嵌合部31の上端後面31Aが前方に向けて押圧される。また、アッパシェル61の後面65によってロアシェル62のアッパシェル嵌合部66が前方に向けて押圧され、アッパシェル嵌合部66の上端部における前面66Aが嵌合部31の下端後面31Bを前方に向けて押圧する。これにより、嵌合ボルトBによって嵌合部31がシールドシェル60を介して前方に向けて押圧され、ケースCの取付孔C1に嵌合部31を容易に嵌合させることができるようになっている。
さて、電線導入部32の上下方向略中央部における外周面には、ロアシェル62のカバー装着部68と電線導入部32との間を止水する環状のシールリング(「シール部材」の一例)72が装着されており、アッパシェル嵌合部66とカバー装着部68との間に設けられた段差部69には、複数の水抜き孔77が設けられている。
シールリング72は、断面形状が電線導入部32の外周面に沿った扁平な形態をなしており、電線導入部32の外周面に設けられた装着凹部74内に装着されている。
装着凹部74は、電線導入部32の外周面から径方向に全周に亘って張り出した2本のリブ74Aと2本のリブ74A間における電線導入部32の外周面とによって構成されており、装着凹部74内にシールリング72が装着されると、シールリング72の内周面に周設された複数条(本実施形態では2条)の内周リップ75が電線導入部32の外周面に密着するようになっている。
シールリング72の外周面には、径方向に張り出す複数条(本実施形態では2条)の外周リップ76が周設されている。この外周リップ76は、カバー装着部68の内径寸法よりもやや大きい外径寸法に設定されており、ロアシェル62内に電線導入部32が収容されると、カバー装着部68の上端内周面に密着する。つまり、ロアシェル62がハウジング30に組み付けられると、シールリング72の外周リップ76がカバー装着部68の上端内周面に密着すると共にシールリング72の内周リップ75が電線導入部32の外周面に密着することで、カバー装着部68と電線導入部32との間から下方に水が浸入することが防がれるようになっている。
水抜き孔77は、段差部69を板厚方向である上下方向に貫通して形成されており、電線導入部32を囲むように周方向に間隔を空けて複数形成されている。言い換えると、水抜き孔77は、カバー装着部68の直上に拡径して設けられたアッパシェル嵌合部66の底部に電線導入部32を囲むような配置で複数形成されている。また、水抜き孔77が段差部69を上下方向に貫通して形成されることにより、ロアシェル62内に収容された電線導入部32が水抜き孔77を通して露出しないようになっている。
本実施形態は、以上のような構成であって、続いて、機器用コネクタ10を機器のケースCに着脱する手順を説明すると共に、その作用および効果について説明する。
機器のケースCに機器用コネクタ10を装着する際には、ケースCの取付孔C1に嵌合部31の前端部を浅く嵌合させる。そして、アッパシェル61の後方から、アッパシェル61の挿通孔65A、ロアシェル62の後側のボルト挿通孔71、電線導入部32の嵌合ボルト挿通孔32A、ロアシェル62の前側のボルト挿通孔71の順に挿通させた嵌合ボルトBをケースCに対して締め込む。
この嵌合ボルトBの締め込み過程では、嵌合ボルトBの頭部B1によってアッパシェル61の後面65が前方に向けて押圧され、前方に向けて押圧されたアッパシェル61の前端開口縁における上端部61Aによって嵌合部31の上端後面31Aが前方に向けて押圧される。また、アッパシェル61の後面65によってロアシェル62のアッパシェル嵌合部66が前方に向けて押圧され、アッパシェル嵌合部66の前面66Aが嵌合部31の下端後面31Bを前方に向けて押圧する。つまり、嵌合ボルトBをケースCに締め込むことにより、嵌合ボルトBによって嵌合部31がシールドシェル60を介して前方に向けて押圧され、嵌合部31がケースCの取付孔C1に嵌合される。これにより、機器のケースCに機器用コネクタ10が装着される。
また、機器のケースCから機器用コネクタ10を取り外す際には、ケースCに締め込まれた嵌合ボルトBを緩め、取付孔C1から嵌合部31を離脱させ、機器用コネクタ10を機器のケースCから離脱させる。これにより、機器のケースCから機器用コネクタ10が取り外される。
ところで、機器用コネクタ10が機器のケースCに装着された状態で、機器用コネクタ10に水などが降りかかると、アッパシェル61とロアシェル62との間の隙間やロアシェル62のアッパシェル嵌合部66に設けられたボルト挿通孔71からアッパシェル嵌合部66内に水が浸入してしまう。仮に、アッパシェル嵌合部66内に水が溜まった状態のまま、機器のケースCから機器用コネクタ10を取り外すと、アッパシェル嵌合部66内に溜まった水が機器用コネクタ10の表面などを伝って取付孔C1からケースC内に浸入してしまう虞がある。
ところが、本実施形態によると、アッパシェル61とロアシェル62との間の隙間やアッパシェル嵌合部66のボルト挿通孔71からアッパシェル嵌合部66内に水が浸入したとしても、アッパシェル嵌合部66内の水を、段差部69に設けられた水抜き孔77から下方に速やかに排出できる。これにより、ケースCの取付孔C1から機器用コネクタ10を取り外す際に、水がケースC内に浸入することを防ぐことができる。
つまり、本実施形態のように、ロアシェル62のアッパシェル嵌合部66に嵌合ボルトBを貫通させるボルト挿通孔71を設ける必要がある場合、アッパシェル嵌合部66内に水が溜まり易くなる嫌いがあるところ、段差部69に設けられた複数の水抜き孔77からアッパシェル嵌合部66内の水を速やかに排出することができるから、非常に有効である。
また、本実施形態によると、水抜き孔77が、ロアシェル62内に収容された電線導入部32を露出させないように電線導入部32の周りに複数設けられているから、ロアシェル62におけるシールド性能の低下を抑制しつつ、アッパシェル嵌合部66内の水を水抜き孔77から速やかに排出することができる。
さらに、ロアシェル62を貫通して設けられた水抜き孔77が、カバー装着部68においてシールリング72が密着する位置よりも拡幅されたアッパシェル嵌合部66の底部となる段差部69に設けられており、段差部69とカバー装着部68の境界部分における内面が丸みを帯びた滑らかな曲面70となっているから、ロアシェル62内に電線導入部32を収容して、シールリング72の外周リップ76をカバー装着部68の内周面に密着させる過程において、シールリング72の外周リップ76が水抜き孔77の開口縁等に接触して損傷することを防ぐことができるようになっている。
<実施形態2>
次に、実施形態2について図3を参照して説明する。
実施形態2の機器用コネクタ110は、実施形態1におけるロアシェル62の水抜き孔77の位置を変更したものであって、実施形態1と共通する構成、作用、および効果については重複するため、その説明を省略する。また、実施形態1と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。
実施形態2の水抜き孔177は、アッパシェル嵌合部66の側壁(「壁部」の一例)66Cを側方に貫通して形成されており、水抜き孔177の下端開口縁が段差部69の上面と面一となるように側方に開口している。つまり、水抜き孔177は、実施形態1と同様に、アッパシェル嵌合部66の下端部に設けられている。また、本実施形態の水抜き孔177も、実施形態1と同様に、電線導入部32を囲むように周方向に間隔を空けて複数形成されている。
すなわち、本実施形態によると、シールリング72によって段差部69上に堰き止められた水を、水抜き孔177から側方に速やかに排出することができる。これにより、ケースCの取付孔C1から機器用コネクタ110を取り外す際に、水がケースC内に浸入することを防ぐことができる。また、本実施形態によると、機器用コネクタ110が僅かに傾いた際に、アッパシェル嵌合部66内の水を、傾いた側の水抜き孔177を通してアッパシェル嵌合部66の下端部から速やかに排出することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、ロアシェル62のアッパシェル嵌合部66に嵌合ボルトBが挿通されるボルト挿通孔71を設け、ボルト挿通孔71の下方にシールリングを配した構成とした。しかしながら、これに限らず、ロアシェルの上端開口縁部にシールリングを配することができず、ロアシェル内に水が浸入する機器用コネクタにも、本明細書で開示した技術を適用することができる。
(2)上記実施形態では、段差部69が径方向に張り出した構成とした。しかしながら、これに限らず、段差部が径方向外側に張り出すほど上方に傾斜する構成にしてもよい。
(3)上記実施形態1では、水抜き孔77を下方向に開口する構成とし、上記実施形態2では、水抜き孔177を側方に開口する構成とした。しかしながら、これに限らず、水抜き孔をアッパシェル嵌合部の側壁と段差部との境界部分において斜め方向に開口して構成してもよい。
10:機器用コネクタ
30:ハウジング
32:電線導入部
50:中継端子(端子)
60:シールドシェル
62:ロアシェル(筒状部)
66:アッパシェル嵌合部(拡径部)
66C:側壁(壁部)
69:段差部(壁部)
72:シールリング(シール部材)
B:嵌合ボルト
C:ケース
C1:取付孔
G:ゴムブーツ(防水カバー)
H:編組線(シールド導体)
W:電線

Claims (6)

  1. 車両に搭載される機器のケースに設けられた取付孔に装着される機器用コネクタであって、
    電線の端末に接続された端子と、
    前記端子と共に前記電線が導入される電線導入部を有し、前記取付孔に嵌合可能に設けられた合成樹脂製のハウジングと、
    前記電線導入部を内部に収容し、同電線導入部の外周面を全周に亘って覆う筒状の筒状部を有する金属製のシールドシェルと、
    前記電線導入部の外面に嵌着され、前記筒状部と前記電線導入部との間をシールするシール部材とを備え、
    前記シール部材は、前記電線導入部に設けられた装着凹部に装着されており、
    前記筒状部において、前記電線導入部が収容される側を一側、前記一側と反対側を他側とした場合、前記筒状部には、前記装着凹部の前記一側の端部の側方に同筒状部の壁部を貫通する水抜き孔が設けられている機器用コネクタ。
  2. 前記電線導入部と共に前記筒状部を貫通させて、前記ケースに締め込むことにより、前記ハウジングを前記取付孔に嵌合させる嵌合ボルトと、
    前記筒状部の外面に装着され、同記筒状部の前記電線導入部が収容される一側開口とは反対側の他側開口の縁部に接続されるシールド導体を覆う防水カバーとを備え、
    前記シール部材は、前記嵌合ボルトの位置よりも前記他側開口側に配されている請求項1に記載の機器用コネクタ。
  3. 前記水抜き孔は、前記電線導入部の外周に間隔を空けて複数形成されている請求項1または請求項2に記載の機器用コネクタ。
  4. 前記水抜き孔は、前記筒状部において前記シール部材が接触する部分よりも拡幅された部分に設けられることにより、前記筒状部内における前記シール部材の進入経路の外側に配されている請求項1から請求項3の何れか一項に記載の機器用コネクタ。
  5. 前記筒状部は、前記電線導入部が収容される一側開口を上方に開口させた状態で前記電線導入部に装着されるようになっており、
    前記水抜き孔は、前記筒状部における前記シール部材が接触する部分の直上に拡径して設けられた拡径部の底部を上下方向に貫通して設けられている請求項1から請求項4の何れか一項に記載の機器用コネクタ。
  6. 前記筒状部は、前記電線導入部が収容される一側開口を上方に開口させた状態で前記電線導入部に装着されるようになっており、
    前記水抜き孔は、前記筒状部における前記シール部材が接触する部分の直上に拡径して設けられた拡径部の底部に沿って側方に開口して設けられている請求項1から請求項4の何れか一項に記載の機器用コネクタ。
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