JP6604516B2 - 防水コネクタ - Google Patents
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また、電線側ハウジングにおいて、ボルトを嵌合方向と直交する方向に収容する必要があるため、電線側ハウジングが嵌合方向と直交する方向に大型化してしまう。
つまり、締結部材を嵌合方向と交差する方向に締結して端子をハウジングに固定する必要が無いから、例えば、締結部材を嵌合方向と交差する方向に締結して端子をハウジングに固定する場合に比べて、ハウジングをシールドシェルの軸方向や軸方向と交差する方向に小型化できると共に、部品点数を削減することができる。
前記シールドシェルには、機器に設けられた取付孔の内周面とシールドシェルとの間を止水するシール部材が装着されており、前記ハウジングには、前記シールドシェル内に設けられた被締結部と前記被締結部に対して前記シールドシェルの軸方向に締結される締結部材とによって挟持される取付部が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、ハウジングから後方に引き出された電線が引き出し方向と交差する方向に屈曲された場合に、電線がシールドシェルの後端開口縁に接触して損傷することを係止部材によって防ぐことができる。
本明細書に開示された技術における一実施形態について図1から図6を参照して説明する。
本実施形態は、車両に搭載される機器のケースCに取り付けられる防水コネクタ10を例示している。なお、以下の説明において、上下方向とは図2における上下方向を基準とする。また、前後方向とは、図3における左右方向を基準とし、図示左側を前側、図示右側を後側として説明する。
また、ハウジング40は、一対の端子20を幅方向に並んだ状態で保持する埋設部41と、埋設部41の前方に設けられた一対の筒部42と備えて構成されている。
一対の係止突部66は、ゴム栓押さえ65がゴム栓収容部88の正規の位置まで嵌合されると、図4に示すように、係止孔89に内側から嵌まり込み、係止突部66と係止孔89の後側内面89Aとが前後方向に係止することで、ゴム栓押さえ65がゴム栓収容部88内に抜け止めされる。これにより、個別ゴム栓60も後方に抜け止めされ、シェル本体81と電線Wとの間がシールされた状態に保持される。
そして、取付部43の金属カラー44に挿通された取付ボルトBがねじ孔91に締め込まれ、ハウジング40がシェル本体81に固定されると、取付ボルトBの頭部B2も取付部収容凹部90内に収容されるようになっている。
防水コネクタ10の組み立てにあたり、まず、ゴム栓押さえ65、個別ゴム栓60およびシールドシェル80に電線Wを先通し、電線Wの端末において露出させた芯線W1に端子20の電線接続部23を圧着する。これにより、電線Wの端末に端子20が電気的に接続される。
次に、インサート成形によって、電線Wの端末に接続された一対の端子20が埋設部41に埋設されたハウジング40を形成し、一対の端子20をハウジング40に固定する。
しかしながら、いずれの場合においても、シェル本体に装着されるシールリングよりも前方の止水領域となる位置に係止孔やボルト締結部を設ける必要があるため、シールドシェルが前後方向に大型化してしまう。
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(2)上記実施形態では、シェル本体81の前端部を、ケースCの取付孔C1に嵌合される嵌合部83として構成した。しかしながら、これに限らず、シェル本体の前端面に面シールを装着し、シェル本体の前端面をケースCの取付孔の外周面に固定する構成にしてもよい。
20:端子
40:ハウジング
43:取付部
60:個別ゴム栓(「止水部材」の一例)
65:ゴム栓押さえ(「係止部材」の一例)
80:シールドシェル
84:シールリング(「シール部材」の一例)
91:ねじ孔(「被締結部」の一例)
B:取付ボルト(「締結部材」の一例)
C:ケース(「機器」の一例)
C1:取付孔
W:電線
Claims (2)
- 機器に取り付けられる防水コネクタであって、
電線の端末に接続された端子と、
前記端子と前記電線とが接続された部分を埋設したハウジングと、
前記ハウジングを覆うように筒状に設けられた金属製のシールドシェルと、
前記シールドシェル内に収容され、前記ハウジングから後方に引き出された前記電線の外周面に密着すると共に、前記シールドシェルの内周面に密着する止水部材とを備え、
前記シールドシェルには、機器に設けられた取付孔の内周面と前記シールドシェルとの間を止水するシール部材が装着されており、
前記ハウジングには、取付部が設けられており、
前記取付部は、前記シールドシェル内に設けられた被締結部と、前記シールドシェル内に配置された状態で前記被締結部に対して前記シールドシェルの軸方向に締結される締結部材と、によって挟持される防水コネクタ。 - 前記シールドシェルには、前記止水部材を後方から抜け止めする合成樹脂製の係止部材が装着されるようになっており、
前記係止部材は、前記電線と前記シールドシェルとの間に配されている請求項1に記載の防水コネクタ。
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