JP2003217697A - シールド・コネクタ - Google Patents

シールド・コネクタ

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JP2003217697A
JP2003217697A JP2002010248A JP2002010248A JP2003217697A JP 2003217697 A JP2003217697 A JP 2003217697A JP 2002010248 A JP2002010248 A JP 2002010248A JP 2002010248 A JP2002010248 A JP 2002010248A JP 2003217697 A JP2003217697 A JP 2003217697A
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wire
shield
tubular main
shielded
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JP2002010248A
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English (en)
Inventor
Masanori Kuwabara
正紀 桑原
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない部品点数で構成され、高いシール性能
を有する簡易構成のシールド・コネクタを提供するこ
と。 【解決手段】 シールド・コネクタ1Aは金属製の筒状
本体部(ブラケット)2を有している。この筒状本体部
2にはシールド電線20が挿通されている。この筒状本
体部2は、シールド電線20の外装21上に展開する編
組線22を径方向内方へ圧着する断面多角形状の圧着部
3と、軸方向途中部から径方向外方へ膨出してハウジン
グ50の側壁50aに固定される固定片4とを備えてい
る。シールド電線20の芯線24を圧着する接続端子3
0と、ハウジング内部HIの導電部材53とは、締結ボ
ルト54により固定台52に固定され導通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的接続に利用
され、オイルや水分などに対するシール性能を有するシ
ールド・コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】モーターなどの電動装置に外部電源から
電力を供給するとき、その外部電源と電動装置との電気
的接続を行うためにシールド・コネクタが使用される。
一般にその種のシールド・コネクタは電動装置のハウジ
ングに設けた貫通孔に取り付けられるが、そのシールド
・コネクタから、電動装置内のオイルが外部に漏れた
り、電動装置の外部の水分が内部へ侵入したりすること
を防ぐために、シールド・コネクタにはオイルや水分な
どに対するシール性能が要求される。その種の従来のコ
ネクタとしては、日本国特開平11−26093号公報
に記載の「シールド・コネクタ」などが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シールド・コネクタでは、高いシール性能を得るために
構成部品点数が多くなるため製品コストが高く、また各
構成部品の加工コストも高く、シールド電線の取り付け
工程が煩雑になり易いという問題点がある。例えば、上
記公報記載のシールド・コネクタでは、十数点にも及ぶ
構成部品を同軸状に組み立てなければならない。また、
シールド電線が静電遮蔽や電磁遮蔽などを行う編組線を
有する場合に、従来のシールド・コネクタでは、その編
組線を接地させる構造も複雑で、シールド電線の取り付
け工程の煩雑さの一因となっていた。
【0004】また、一般に、シールド・コネクタの外形
寸法が小さいことは、そのシールド・コネクタを装着す
るハウジングの貫通孔の寸法が小さくなるため好ましい
が、従来は、上記公報記載のシールド・コネクタのよう
に数多くの構成部品を加工した後にシールド・コネクタ
に組み立てるため、その外形寸法が大きくなり易いとい
う問題点がある。
【0005】以上の問題点などに鑑みて本発明が目的と
するところは、少ない部品点数で構成され、シールド電
線を確実に接地させ得て且つ高いシール性能を有する簡
易構成のシールド・コネクタを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、導電性のハウジングの貫通
孔に装着され、該ハウジングの内部に配された導電部材
と該ハウジングの外部から導入されるシールド電線とを
導通させるシールド・コネクタであって、導電性の芯線
と、この芯線の外側に形成される絶縁内皮と、この絶縁
内皮を被覆する導電性の編組線と、この編組線を被覆す
る外装とからなる前記シールド電線を軸方向に嵌通させ
る構造をもつ金属製の筒状本体部を有し、この筒状本体
部は、挿通された前記シールド電線の前記外装上に展開
される前記編組線を径方向内方へ圧着する断面多角形状
の圧着部と、当該筒状本体部の軸方向途中部から径方向
外方へ膨出して前記ハウジングに固定される固定片と、
を備えることを特徴とするものである。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載のシ
ールド・コネクタであって、前記筒状本体部の前方へ開
口する内壁面と当該筒状本体部に嵌通された前記シール
ド電線との間を全周に亘って密封する弾性のシール部材
を更に備え、前記内壁面は、前記シール部材の後方への
移動を制限する係止部を有するものである。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載のシールド・コネクタであって、前記筒状本体部の
外周面に、該筒状本体部の外周面と前記ハウジングの前
記貫通孔の内壁面との間を密封する密封部材が嵌着され
る環状溝部を備えたものである。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項2または3
記載のシールド・コネクタであって、前記筒状本体部に
嵌通される前記シールド電線の先端部には、当該シール
ド電線の前記芯線と導通して前記導電部材に連結される
接続部材が取り付けられており、前記シール部材は、前
記接続部材と前記筒状本体部の前方に開口する内壁面と
の間を全周に亘って密封するものである。
【0010】請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何
れか1項に記載のシールド・コネクタであって、前記シ
ールド電線が嵌通された前記筒状本体部の前端開口部を
樹脂成形体で密封してなるものである。
【0011】請求項6に係る発明は、請求項5記載のシ
ールド・コネクタであって、前記樹脂成形体は、前記シ
ールド電線が挿通された前記筒状本体部の前端開口部を
金型内に配置した後、当該金型に成形材料を充填し硬化
して成形したものである。
【0012】請求項7に係る発明は、請求項5または6
記載のシールド・コネクタであって、前記樹脂成形体
は、ホットメルト樹脂を主体とした成形材料で成形され
ているものである。
【0013】請求項8に係る発明は、請求項1〜7の何
れか1項に記載のシールド・コネクタであって、前記筒
状本体部をアルミニウム合金で鋳造してなるものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の種々の実施の形態
について説明する。
【0015】実施の形態1.図1〜図3は、本発明の実
施の形態1に係るシールド・コネクタ1Aを示す概略図
である。図1は、右側方から見たシールド・コネクタ1
Aの断面図、図2は、右側方から見たシールド・コネク
タ1Aの外観図、図3は、底面側から見たシールド・コ
ネクタ1Aの外観図を示している。
【0016】このシールド・コネクタ1Aは、シールド
電線20を中心軸に沿って嵌通させる内腔をもつ導電性
の筒状本体部(ブラケット)2を有している。このシー
ルド電線20は、複数の銅線などを束ねてなる導電性の
芯線24と、この芯線24の外周上に形成される絶縁内
皮23と、この絶縁内皮23を被覆する編組線22と、
この編組線22を被覆してシールド電線20に機械的強
度を与える外装(シース)21とから構成されている。
編組線22は、外部の電圧ケーブルなどに対して静電遮
蔽や電磁遮蔽を付与するものである。図1に示すよう
に、シールド電線20をシールド・コネクタ1Aに取り
付けた状態では、編組線22は露出し、後方へ折り返さ
れてシース21の外周面上に展開されている。尚、後方
へ折り返された編組線22とシース21との間には、金
属製の下敷きリング(図示せず)が取り付けられてい
る。
【0017】前記筒状本体部2は、導電性を有するアル
ミニウム合金などの金属材料で鋳造されたものであり、
その軸方向途中部から、軸方向に対する直角方向に膨出
する固定片4を備えている。この固定片4は、筒状本体
部2の金属材料と同じ材料を用いて筒状本体部2と共に
同時成形されている。また、この固定片4には軸方向に
貫通する締結孔5が形成されている。この締結孔5に
は、後述するハウジングにシールド・コネクタ1Aを取
り付ける際にボルト(図示せず)が挿通される。
【0018】また、このシールド・コネクタ1Aの前部
外周面には、断面円形で環状のOリング41が嵌着され
る環状溝部7が周設されている。そのOリング41は、
耐油性や耐熱性をもつ弾性材料からなり、筒状本体部2
の前端部6を乗り越えて環状溝部7に嵌着される。
【0019】また、シールド・コネクタ1Aは、固定片
4の後方に、シールド電線20と折り返された編組線2
2とを圧着する圧着部3を備えている。この圧着部3の
A1−A2線端面図を図4に示す。この圧着部3は、圧
着時に変形し易いように他の部位と比べると薄い肉厚を
有している。また、図示するように、圧着部3は正六角
形状を有し、その内部に配設されているシールド電線2
0と下敷きリング25と編組線22とを圧着している。
この圧着部3の圧着前の状態を図5に示す。図5におい
てプライム記号「’」を付された符号3’,22’,2
5’は、それぞれ、圧着変形前の圧着部3,編組線22
および下敷きリング25を示している。同図に示すよう
に、シールド電線20の外周上に下敷きリング25’を
装着し、この下敷きリング25’の外周面上を後方へ折
り返された編組線22’が被覆し、更に、その編組線2
2’を圧着部3’が取り囲んでいる。編組線22’と圧
着部3’との間には隙間が生じており、編組線22’と
圧着部3’間の導通は十分では無い。このような圧着部
3’は、圧着器(図示せず)による応力の作用を受け
て、図4に示したように断面が正六角形状に塑性変形さ
せられる。よって、圧着部3の下の下敷きリング25お
よび編組線22の各断面も正六角形状に変形し、編組線
22は導電性の圧着部3に強固に接触させられる。この
ため、編組線22は筒状本体部2に確実に導通すること
になる。尚、本実施の形態では、圧着部3の断面形状は
正六角形状であるが、本発明ではこれに限らず、三角形
状や四角形状、三十六角形状などの多角形状であっても
よい。
【0020】また、筒状本体部2の後部9においては、
後端開口部10に挿通されているシールド電線20のシ
ース21の外周面上には、弾性で環状の栓部材42が取
り付けられており、この栓部材42が、シース21と後
部9の内壁面との間を密封し、後端開口部10の中に水
分や粉塵などの異物が侵入することを確実に防止する。
【0021】他方、図1に示すように、筒状本体部2の
前部に形成される前部内壁面11と、剥き出された絶縁
内皮23との間には、環状のシール部材40が嵌入され
ている。このシール部材40は、当該前部内壁面11の
内周面形状と略同じ外周面形状を有するため、前部内壁
面11から径方向内方の面応力(反発力)を均一に受
け、シール部材40と前部内壁面11とは互いに隙間無
く密接することになる。また、その嵌入状態のシール部
材40は、シールド電線20の先端部に取り付けられた
接続端子30の後部34の外周面形状と略同じ内周面形
状を有するため、接続端子30とも密接する。これによ
り、接続端子30を伝って筒状本体部2の内部にオイル
などが侵入することが防止される。
【0022】更に、そのシール部材40は、S字形また
は逆S字形の断面形状を有している。そのシール部材4
0の一方の前端屈曲部(係止部)40aは径方向に対し
て斜め後方へ屈曲し、筒状本体部2の前端部6の端面と
係止する部位である。また、その後端部40bは、筒状
本体部2の内壁面から全周に亘って環状に膨出する突起
部8と当接し、後方への移動を制限されている。従っ
て、筒状本体部2に装着されている時のシール部材40
の姿勢は、オイルなどによる圧力や振動などを受けても
安定するため、シール性能の低下が防止される。
【0023】また、そのシール部材40の後端部40b
は、接続端子30の後端部と当接し且つ密接して、この
接続端子30の後方への移動を制限している。また、前
述した通り、シール部材40の中間部の内周面は、接続
端子30の後部外周面と密着するため、その接続端子3
0とシール部材40との間から水分やオイル、粉塵など
が内部へ侵入することを確実に防止できる。
【0024】ところで、接続端子30は、シールド電線
20の先端部を保持する芯線保持部33と、この芯線保
持部33から前方へ膨出する平型の継手35とを備えて
構成される。図3に示す通り、この継手35には、ボル
ト(図示せず)を挿通する締結孔31が形成されてい
る。また、芯線保持部33の内壁面32は、前方に対し
て閉じ、且つ後方に対してはシールド電線20の挿入の
ために開口している。
【0025】以上の構成を有するシールド・コネクタ1
Aにシールド電線20を取り付ける組立工程は次の通り
である。先ず、シールド電線20のシース21に栓部材
42を外嵌する。次いで、このシールド電線20の先端
部において、シース21を所定長さに亘って皮剥し編組
線22を露出させる。また、図5に示したようにシース
21に下敷きリング25を外嵌し、この下敷きリング2
5の上に編組線22を後方へ折り返して展開させる。こ
れにより、露出した絶縁内皮23の先端部分を皮剥して
芯線24を露出させる。この結果、図1に示すようにシ
ース21の先端から、所定の長さの絶縁内皮23が露出
し、更にその絶縁内皮23の先端から、所定の長さの芯
線24が露出する。
【0026】次に、前記シールド電線20を後端開口部
10から筒状本体部2に挿通させ、シールド電線20の
先端部を筒状本体部2の前端開口部から突出させる。こ
のとき、編組線22の折り返し部分が、筒状本体部2の
内壁面に形成された突起部8に当接するため、それ以上
にシールド電線20を前方へ押し進めることができな
い。
【0027】次に、筒状本体部2の前端開口部から突出
する絶縁内皮23にシール部材40を外嵌し、この絶縁
内皮23と前部内壁面11との間にシール部材40を圧
力を加えて内挿する。このとき、シール部材40の後端
部40bは突起部8に当接し、それ以上にシール部材4
0を後方へ内挿できない。
【0028】次に、芯線24と絶縁内皮23とに接続端
子30の電線保持部33を被せ、この電線保持部33を
シール部材40と絶縁内皮23との間に内挿する。この
とき、電線保持部33の周縁端が、シール部材40の後
端部40bに当接して密着する。また、電線保持部33
の後部34の外周面は全周に亘ってシール部材40の内
周面と密着する。このため、芯線24と絶縁内皮23が
納まる空間は密封されることになる。次に、この電線保
持部33を加締めて内部の芯線24を接続端子30に圧
着する。これにより芯線24は接続端子30と確実に接
触し、導通することになる。尚、本実施の形態1では、
筒状本体部2の前部内壁面11にシール部材40を装着
した後に、このシール部材40に接続端子30を装着し
ているが、本発明では、この手順に限らず、接続端子3
0の後部34にシール部材40を外嵌した後に、このシ
ール部材40を筒状本体部2の前部内壁面11に内挿し
装着してもよい。
【0029】次に、シース21の外側に嵌めていた栓部
材42を前方にずらし、後端開口部10から筒状本体部
2に圧力を加えて内挿する。また、上記した圧着器(図
示せず)を用いて、図4に示した断面多角形状の圧着部
3が形成される。以上で、図1に示したようにシールド
電線20がシールド・コネクタ1Aに装着される。尚、
筒状本体部2の環状溝部7にはOリング41が嵌着され
る。
【0030】図6は、シールド・コネクタ1Aの使用例
を示す概略図である。図1に示すようにシールド電線2
0を装着されたシールド・コネクタ1Aは、ハウジング
外部HOからハウジング50の貫通孔50cに挿入され
る。このとき、筒状本体部2の前部外周面43はハウジ
ング50の貫通孔50cに当接し、且つ、固定片4の前
方側面4a,4bはハウジング50の側壁50aに当接
する。この状態で、固定片4の締結孔5に締結ボルト5
1を挿通し、この締結ボルト51をハウジング50に螺
入して固定片4をハウジング50に締結する。また、環
状溝部7のOリング41は、弾性変形した状態で貫通孔
50cと筒状本体部2の前部外周面43との間を密封す
る。
【0031】また、ハウジング内部HIの固定台52の
上の導電部材53と接続端子30の継手35とを重ね合
わせた後、両者53,30は締結ボルト54で固定台5
2に固定される。これにより、芯線24は接続端子30
を介して導電部材53に導通する。
【0032】以上に述べた本実施の形態1に係るシール
ド・コネクタ1Aは、簡易構成で非常に高いシール性能
を有するものである。Oリング41を嵌着する環状溝部
7と貫通孔50cに接触する前部外周面43との各寸法
精度は、ハウジング50の貫通孔50cと筒状本体部2
との間の密封性能に影響を与えるが、本実施の形態1で
は、筒状本体部2はアルミニウム合金の鋳造品であるた
め、高い寸法精度を確保することができる。
【0033】また、シールド電線20が挿通される筒状
本体部2の内部の密封性能については、上述の通り、前
部内壁面11と接続端子30との間に弾性のシール部材
40を装着しているため、ハウジング内部HIからハウ
ジング外部HOへのオイルなどの漏れに対して高い密封
性能が得られる。また、シース21と筒状本体部2の後
部9との間は栓部材42で密封されているため、ハウジ
ング外部HOからその内部HIへの異物侵入を効果的に
防止できる。
【0034】更に、編組線22は断面多角形状の圧着部
3で圧着されるため、編組線22を、筒状本体部2と導
電性のハウジング50とを介して確実に接地することが
可能である。
【0035】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2について説明する。図7〜図9に、本実施の形態2に
係るシールド・コネクタ1Bの概略図を示す。図7は、
右側方から見たシールド・コネクタ1Bの断面図、図8
は、同右側方から見たシールド・コネクタ1Bの外観
図、そして図9は、底面側から見たシールド・コネクタ
1Bの外観図である。尚、図7〜図9において、図1〜
図3に示した符号と同一符号を付された部品や部位につ
いては、上記した部品や部位と同一の機能および構成を
有するものとして詳細な説明を省略する。
【0036】このシールド・コネクタ1Bは、以下に説
明する点を除いて、上記実施の形態1に係る筒状本体部
2と略同一の構成と材質を有する筒状本体部2’を備え
る。図7に示す筒状本体部2’の前部外周面16と、後
方に隣接する外周面17との間には段差15が設けられ
ており、その筒状本体部2’の前部には図1に示したよ
うな環状溝部7は成形されていない。また、筒状本体部
2’の圧着部3のB1−B2線端面は図4に示したよう
なものであり、圧着部3の断面形状は多角形状に塑性変
形させられている。
【0037】このような筒状本体部2’には、上記実施
の形態1で説明した組立工程と同様の工程でシールド電
線20が装着される。図7では、仮想線CLを境にして
上方に編組線22の断面図が示され、その下方で編組線
22の外観が示されている。また、このシールド電線2
0の芯線24は接続部材70と導通する。接続部材70
は、芯線24を挟持して圧着する圧着部72と、この圧
着部72から前方へ膨出する平型の継手71とで構成さ
れるものである。
【0038】この筒状本体部2’の前端開口部を密封す
るように、ホットメルト樹脂を主体とした樹脂成形体6
0が形成されている。具体的には、シールド電線20が
嵌通された筒状本体部2’の前端開口部を金型内に配置
し、この金型を閉じた後に、この金型内にホットメルト
樹脂を主体とした成形材料を溶融し均熱して充填する。
次いで、この金型内に充填した成形材料を冷却して硬化
させることにより、筒状本体部2’の前端開口部を密封
する樹脂成形体60が成形される。成形材料としては、
耐熱性と耐油性の双方に優れたポリエステル系のホット
メルト樹脂、若しくは、耐熱性に優れたポリアミド系の
ホットメルト樹脂を用いるのが望ましい。また、上記樹
脂成形体60のデュロメータ硬さ(JIS K 721
5規格;タイプA)は60〜100の範囲内に調整され
る。
【0039】上記ホットメルト樹脂は異種材料とも容易
に接着できる特性をもつため、樹脂成形体60と、金属
製の接続端子70や筒状本体部2’との間の密着性は高
く、高いシール性能を得ることができる。また、ホット
メルト樹脂を主体とした成形材料を金型へ充填するのに
要する圧力は比較的低圧で済むため、型締め構造を簡略
化でき、樹脂成形体60を低コストで充填成形できると
いう利点がある。
【0040】以上の樹脂成形体60の前部外周面61
は、前端から後方にかけて漸次ゆるやかに拡径するテー
パー面を有している。また、このテーパー面61は、略
一定の外径を有する後部外周面62と連続している。
【0041】図10は、上記シールド・コネクタ1Bの
使用例を示す概略図である。図7に示すようにシールド
電線20を装着されたシールド・コネクタ1Bは、ハウ
ジング外部HOからハウジング50の貫通孔50cに挿
入される。このとき、筒状本体部2’の前部外周面16
の上に形成された樹脂成形体60の後部外周面62と、
筒状本体部2’の外周面17とが貫通孔50cに当接
し、且つ、固定片4の前方側面4a,4bはハウジング
50の側壁50aに当接する。この状態で、固定片4の
締結孔5に締結ボルト51が挿通され、この締結ボルト
51がハウジング50に螺入して固定片4をハウジング
50に締結する。また、樹脂成形体60と筒状本体部
2’の前部外周面17との間に形成される環状凹部には
Oリング41が嵌着されており、このOリング41が弾
性変形した状態で貫通孔50cと筒状本体部2’との間
を密封する。これにより、筒状本体部2’と貫通孔50
cとの間のシール性能を得ることができる。
【0042】また、ハウジング内部HIの固定台52の
上の導電部材53と接続端子70の継手71とを重ね合
わせた後、両者53,71は締結ボルト54で固定台5
2に固定される。これにより、芯線24は接続端子70
を介して導電部材53に導通させられる。
【0043】尚、ハウジング内部HIからハウジング外
部HOへのオイルなどの漏れに対するシール性能が必要
とされない場合は、上記樹脂成形体60を形成する必要
は無い。
【0044】上記の通り、本実施の形態2では、筒状本
体部2’の前端開口部を、ホットメルト樹脂からなる樹
脂成形体60で密封しているため、簡易構成で且つ高い
シール性能をもつシールド・コネクタ1Bを実現でき
る。
【0045】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係るシ
ールド・コネクタによれば、圧着部は断面多角形状を有
するため編組線を筒状本体部に確実に接触させ導通させ
ることができる。よって、この編組線は固定片とハウジ
ングとを介して確実に接地できる。また、筒状本体部は
金属製であるから、圧着部を断面多角形状に容易に塑性
変形できると共に、筒状本体部はハウジングの貫通孔に
対して高い寸法精度を有し、高いシール性能を得ること
が可能である。
【0046】請求項2によれば、シール部材により、ハ
ウジング内部のオイルなどが、筒状本体部の内壁面とシ
ールド電線との間を伝ってハウジングの外部へ漏れるの
を確実に防止できる。また、その内壁面は、シール部材
の後方への移動を制限する係止部を有するため、ハウジ
ング内部のオイルなどによる圧力や振動などを受けて
も、シール部材を安定して固定でき、シール性能の低下
を防止できる。
【0047】請求項3によれば、筒状本体部とハウジン
グの貫通孔との間のシール性能を確保できる。特に、金
属製の筒状本体部を採用していることから、環状溝部を
高い寸法精度で形成できるため、高いシール性能を得ら
れる。
【0048】請求項4によれば、シール部材は接続部材
と筒状本体部との間を密封するから、接続部材と筒状本
体部の当該内壁面との間のシール性能を向上できる。
【0049】請求項5によれば、筒状本体部の内部を通
して水分やオイルなどがハウジング外部へ漏れたりハウ
ジング内部に侵入したりする事態を簡易且つ確実に防止
できる。
【0050】請求項6によれば、後工程で樹脂成形体を
その前端開口部に取り付ける場合と比べると、当該前端
開口部を確実に密封できる。
【0051】請求項7によれば、ホットメルト樹脂を主
体とした成形材料は、低圧力で金型内に充填できるた
め、金型の型締め機構などの構造を簡素化でき、比較的
安価に樹脂成形体を形成できる。また、ホットメルト樹
脂は粘着性を有するため、成形時に、成形材料が筒状本
体部の表面やシールド電線の表面などに密着し易いこと
から、筒状本体部の前端開口部における密封性能を向上
できる。
【0052】そして、請求項8によれば、筒状本体部の
寸法精度を高めて、シール性能の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るシールド・コネク
タを示す概略図である。
【図2】実施の形態1に係るシールド・コネクタを示す
概略図である。
【図3】実施の形態1に係るシールド・コネクタを示す
概略図である。
【図4】図1に示した圧着部のA1−A2線端面図であ
る。
【図5】図4に示す圧着部の圧着前の状態を示す図であ
る。
【図6】実施の形態1に係るシールド・コネクタの使用
例を示す概略図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係るシールド・コネク
タを示す概略図である。
【図8】実施の形態2に係るシールド・コネクタを示す
概略図である。
【図9】実施の形態2に係るシールド・コネクタを示す
概略図である。
【図10】実施の形態2に係るシールド・コネクタの使
用例を示す概略図である。
【符号の説明】
1A,1B シールド・コネクタ 2,2’ 筒状本体部 3 圧着部 4 固定片 5 締結孔 7 環状溝部 8 突起部 10 後端開口部 20 シールド電線 21 シース 22 編組線 23 絶縁内皮 24 芯線 25 下敷きリング 30,70 接続端子 33 電線保持部 35,71 継手 40 シール部材 41 Oリング 42 栓部材 50 ハウジング 52 固定台 53 導電部材 60 樹脂成形体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA02 FB07 FC21 LA10 LA16 5E085 BB12 BB24 CC03 EE05 EE16 EE23 FF13 GG05 GG16 HH16 JJ02 JJ13 5E087 EE09 FF02 FF18 FF23 LL03 LL12 LL14 MM05 PP08 QQ03 RR03 RR12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性のハウジングの貫通孔に装着さ
    れ、該ハウジングの内部に配された導電部材と該ハウジ
    ングの外部から導入されるシールド電線とを導通させる
    シールド・コネクタであって、 導電性の芯線と、この芯線の外側に形成される絶縁内皮
    と、この絶縁内皮を被覆する導電性の編組線と、この編
    組線を被覆する外装とからなる前記シールド電線を軸方
    向に嵌通させる構造をもつ金属製の筒状本体部を有し、 この筒状本体部は、 挿通された前記シールド電線の前記外装上に展開される
    前記編組線を径方向内方へ圧着する断面多角形状の圧着
    部と、 当該筒状本体部の軸方向途中部から径方向外方へ膨出し
    て前記ハウジングに固定される固定片と、を備えること
    を特徴とするシールド・コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールド・コネクタであ
    って、 前記筒状本体部の前方へ開口する内壁面と当該筒状本体
    部に嵌通された前記シールド電線との間を全周に亘って
    密封する弾性のシール部材を更に備え、 前記内壁面は、前記シール部材の後方への移動を制限す
    る係止部を有する、シールド・コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のシールド・コネ
    クタであって、前記筒状本体部の外周面に、該筒状本体
    部の外周面と前記ハウジングの前記貫通孔の内壁面との
    間を密封する密封部材が嵌着される環状溝部を備える、
    シールド・コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のシールド・コネ
    クタであって、 前記筒状本体部に嵌通される前記シールド電線の先端部
    には、当該シールド電線の前記芯線と導通して前記導電
    部材に連結される接続部材が取り付けられており、 前記シール部材は、前記接続部材と前記筒状本体部の前
    方に開口する内壁面との間を全周に亘って密封するもの
    である、シールド・コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載のシー
    ルド・コネクタであって、前記シールド電線が嵌通され
    た前記筒状本体部の前端開口部を樹脂成形体で密封して
    なるシールド・コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシールド・コネクタであ
    って、前記樹脂成形体は、前記シールド電線が挿通され
    た前記筒状本体部の前端開口部を金型内に配置した後、
    当該金型に成形材料を充填し硬化して成形したものであ
    る、シールド・コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載のシールド・コネ
    クタであって、前記樹脂成形体は、ホットメルト樹脂を
    主体とした成形材料で成形されている、シールド・コネ
    クタ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れか1項に記載のシー
    ルド・コネクタであって、前記筒状本体部をアルミニウ
    ム合金で鋳造してなるシールド・コネクタ。
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