JP6262925B1 - 運搬装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 走行体の走行中における収容物の安定した収容状態を確保する。【解決手段】 走行体に設置するための外筐と、外筐の内部に位置すると共に上方からの収容物の出し入れが可能な収容ケースと、走行体の進行方向において外筐の前後両端部間に架け渡された架渡部を有し左右に離隔して位置された伸縮可能な複数の弾性体と、上端部が弾性体に摺動可能に支持された被支持部として設けられ下端部が収容ケースを支持する支持部として設けられると共に少なくとも前後に離隔して位置された複数の吊下具とを備え、吊下具が被支持部を支点として弾性体に揺動可能に支持され、収容ケースが支持部を支点として吊下具に揺動可能に支持され、収容ケースが複数の吊下具によって外筐との間に隙間を有した状態で複数の弾性体に吊り下げられる。【選択図】図2

Description

本発明は収容物を走行体によって運搬するための運搬装置についての技術分野に関する。
内部に、例えば、食品等の収容物が収容された状態で自転車やスクーターや自動車等の走行体に設置され、収容された収容物を走行体によって運搬するための運搬装置がある(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
このような運搬装置は、例えば、注文を受けた店舗や配送センター等からの注文者への宅配等において使用され、自転車やスクーター等の荷台に設置されて用いられる。
特開2014−184748号公報 特開2012−116326号公報 特開2008−230292号公報
上記のような宅配等において用いられる運搬装置にあっては、収容物が走行体によって運搬されるため、走行体の走行中に振動や加減速等によって収容物に外力が付与されてしまう。特に、急加速や急減速の他、坂道での走行中等には収容物に対して付与される外力が大きくなり易い。
走行中に収容物に外力が付与されると、収容物が運搬装置の内部において動いてしまったり揺れてしまったりする。このような収容物の動きや揺れが大きいと、特に、収容物が食品の場合には、食品が容器からこぼれ出たり、盛り付け状態が変わってしまうと言う不具合を生じるおそれがある。
そこで、本発明運搬装置は、上記した問題点を克服し、走行体の走行中における収容物の安定した収容状態を確保することを目的とする。
第1に、本発明に係る運搬装置は、走行体に設置するための外筐と、前記外筐の内部に位置すると共に上方からの収容物の出し入れが可能な収容ケースと、前記走行体の進行方向において前記外筐の前後両端部間に架け渡された架渡部を有し左右に離隔して位置された伸縮可能な複数の弾性体と、上端部が前記弾性体に摺動可能に支持された被支持部として設けられ下端部が前記収容ケースを支持する支持部として設けられると共に少なくとも前後に離隔して位置された複数の吊下具とを備え、前記吊下具が前記被支持部を支点として前記弾性体に揺動可能に支持され、前記収容ケースが前記支持部を支点として前記吊下具に揺動可能に支持され、前記収容ケースが前記複数の吊下具によって前記外筐との間に隙間を有した状態で前記複数の弾性体に吊り下げられるものである。
これにより、走行体の走行中に収容ケースが外筐に対して前後方向へ移動可能にされると共に被支持部を支点として揺動可能にされる。
第2に、上記した運搬装置においては、前記複数の弾性体が平行な状態で位置されることが望ましい。
これにより、弾性体間の距離が前後方向における何れの位置でも一定になり、収容ケースが鉛直方向に対して傾斜し難い。
第3に、上記した運搬装置においては、前記弾性体が二つ設けられ、前記二つの弾性体の前記架渡部がそれぞれ前記収容ケースの左右両端部における真上に位置されることが望ましい。
これにより、弾性体間の距離が大きくなり、左右方向において収容ケースが安定した状態で保持される。
第4に、上記した運搬装置においては、前記吊下具には前記被支持部と前記支持部を連結する連結部が設けられ、前記連結部が前記収容ケースと前記外筐の間に位置されることが望ましい。
これにより、収容ケースの内部における吊下具の存在部分が少なくなる。
第5に、上記した運搬装置においては、前記弾性体の張力を調整する張力調整構造が設けられることが望ましい。
これにより、弾性体の張力の調整により収容ケースの外筐に対する吊下位置や走行体の走行時における弾性体の伸縮状態を変更することが可能になる。
第6に、上記した運搬装置においては、前記弾性体の伸縮方向における両端部がそれぞれ前記走行体に取り付けられる被取付部として設けられることが望ましい。
これにより、弾性体の両端部を走行体に取り付けて外筐の前後両端部間に架渡部を架け渡すことが可能になる。
本発明によれば、走行体の走行中に収容ケースが外筐に対して前後方向へ移動可能にされると共に被支持部を支点として揺動可能にされるため、収容ケースが外筐の姿勢に拘わらず鉛直方向へ変位する向きに動作され、走行体の走行中における収容物の安定した収容状態を確保することができる。
図2乃至図21と共に本発明運搬装置の実施の形態を示すものであり、本図は、走行体に運搬装置が設置された状態を示す側面図である。 運搬装置の斜視図である。 運搬装置の一部を示す拡大斜視図である。 運搬装置を左右方向から見た状態で示す断面図である。 運搬装置を前後方向から見た状態で示す断面図である。 走行体が加速されたときの運搬装置の状態を示す断面図である。 走行体が減速されたときの運搬装置の状態を示す断面図である。 走行体が上り坂を走行されているときの運搬装置の状態を示す断面図である。 走行体が上り坂を走行されているときに吊下具が弾性体に対して摺動されなかった場合の運搬装置の状態を示す断面図である。 走行体が下り坂を走行されているときの運搬装置の状態を示す断面図である。 走行体が左右方向に傾いたときの運搬装置を後方から見た状態で示す断面図である。 図13乃至図16と共に張力調整構造を示すものであり、本図は、張力調整構造の一例を示す斜視図である。 張力調整構造の別の例を示す斜視図である。 張力調整構造のまた別の例を示す斜視図である。 図16と共に張力調整構造のさらに別の例を示すものであり、本図は、斜視図である。 弾性体が張力調整構造に押さえられた状態を一部を断面にして示す平面図である。 外筐の他の構成例を示す斜視図である。 収容ケースが吊り下げられた状態において弾性体の架渡部が収容ケースの左右両端部における真上に位置されている状態を示す平面図である。 収容ケースが吊り下げられた状態において弾性体の架渡部が収容ケースの左右両端部より外側に位置されている状態を示す断面図である。 収容ケースの開口を開閉する蓋体が設けられた例を示す斜視図である。 収容ケースが紐状の部材によって吊り下げられた例を示す斜視図である。
以下に、本発明運搬装置を実施するための形態を添付図面に従って説明する。
尚、以下には、運搬装置が走行体として自転車の荷台に設置されて用いられる例について説明する。但し、運搬装置は、バイクや自動車等の二輪車乃至四輪車である他の走行体の荷台等に設置されて用いられてもよい。
<走行体の構成>
先ず、走行体(自転車)の概略構成について説明する(図1参照)。
走行体100はハンドルやサドル等を含む車体101と車体101にそれぞれ支持された前輪102及び後輪103とを有している。後輪103の上方には車体101に連結された荷台104が設けられている。
荷台104は水平な状態で位置された載置台部105と載置台部105の下面からそれぞれ下方に突出された取付突部106、106、・・・とを有している。取付突部106、106、・・・は前後左右に離隔して、例えば、四つが設けられ、前側と後側にそれぞれ左右に離隔して二つずつが設けられている。
<運搬装置の構成>
次に、運搬装置の構成について説明する(図2乃至図5参照)。
運搬装置1は外筐2と収容ケース3を有している。
外筐2は、例えば、上方に開口された箱状のケース部4とケース部4の開口4aを開閉するカバー部5とを有している。外筐2は運搬装置1を荷台104に設置するための構造物である。
ケース部4は走行体100の載置台部105に載置される底面板部6と底面板部6の外周部から上方に突出された外周板部7とを有している。外周板部7は前後に離隔して位置された前面板部8及び後面板部9と左右に離隔して位置された一対の側面板部10、10とから成る。
前面板部8の上端部と後面板部9の上端部とにはそれぞれ上方に開口された止め凹部8a、8a、9a、9aが形成されている。止め凹部8a、8aと止め凹部9a、9aはそれぞれ左右に離隔して位置され、左右両端に寄った位置に形成されている。
カバー部5は、例えば、ヒンジ11、11によって一方の側面板部10の上端部に回動可能(開閉可能)に連結されている。カバー部5がヒンジ11、11を支点として回動されることにより、ケース部4の開口4aが開閉される。
尚、カバー部5はケース部4に連結されていなくてもよく、例えば、ケース部4の開口4aを閉塞しない状態においてケース部4から取り外される構成にされていてもよい。
収容ケース3は、例えば、上方に開口された箱状に形成され、外形状が外筐2より小さくされている。収容ケース3は外筐2の内部に吊り下げられた状態で位置される。
収容ケース3は上下方向を向く板状の底面部12と底面部12の外周部から上方に突出された外周面部13とを有している。外周面部13は前後に離隔して位置された前面部14及び後面部15と左右に離隔して位置された一対の側面部16、16とから成る。
前面部14における上端寄りの位置と後面部15における上端寄りの位置とにはそれぞれ被支持孔14a、14a、15a、15aが形成されている。被支持孔14a、14aと被支持孔15a、15aはそれぞれ左右に離隔して位置され、左右両端に寄った位置に形成されている。
収容ケース3の内部空間は、例えば、食品等の収容物50が収容される収容空間3aとして形成されている。
収容ケース3は弾性体17、17に前側吊下具18、18と後側吊下具19、19によって吊り下げられる。
弾性体17は、例えば、紐状のゴム部材であり、伸縮方向(長手方向)における両端部に環状の被取付部20、20が設けられている。弾性体17は、被取付部20、20間の部分のうち被取付部20、20にそれぞれ連続する部分が延設部21、21として設けられ、延設部21、21間の部分が架渡部22として設けられている。
弾性体17は被取付部20、20を除いて外周面が曲面状、例えば、円形状に形成されている。
前側吊下具18は、例えば、直線状の連結部18aと連結部18aの上端に連続する円弧状(フック状)の被支持部18bと連結部18aの下端に連続する円弧状(フック状)の支持部18cとから成り、被支持部18bと支持部18cの軸方向が直交する方向にされている。
後側吊下具19は、例えば、直線状の連結部19aと連結部19aの上端に連続する円弧状(フック状)の被支持部19bと連結部19aの下端に連続する円弧状(フック状)の支持部19cとから成り、被支持部19bと支持部19cの軸方向が直交する方向にされている。
弾性体17、17は、外筐2の底面板部6が荷台104の載置台部105に載置された状態において、被取付部20、20、・・・がそれぞれ取付突部106、106、・・・に取り付けられる。このとき外筐2はカバー部5が開放された状態にあり、弾性体17は一部が前面板部8と後面板部9を架け渡す状態で外筐2に取り付けられる。弾性体17は、前面板部8と後面板部9の間で架け渡された部分が架渡部22として機能し、架渡部22と被取付部20、20の間の部分がそれぞれ延設部21、21として機能する。
弾性体17は架渡部22の両端部がそれぞれ前面板部8と後面板部9の止め凹部8a、9aに挿入される。このように架渡部22の両端部がそれぞれ止め凹部8a、9aに挿入されることにより、外筐2に対する弾性体17の左右方向における位置決めが行われ、弾性体17の左右方向への変位が規制される。
弾性体17、17は外筐2に取り付けられた状態において、平行な状態にされる。このとき弾性体17、17は伸張されて弾性変形された状態で外筐2に取り付けられることが望ましい。弾性体17、17が伸張された状態で外筐2に取り付けられることにより、外筐2のケース部4に弾性体17、17によって外側からの力が付与され、底面板部6が載置台部105に上方から押し付けられ、運搬装置1の荷台104に対する安定した設置状態が確保される。
従って、弾性体17、17によって運搬装置1が荷台104に設置され、弾性体17、17が収容ケース3を吊り下げる役割の他に運搬装置1を荷台104に設置する役割をも果たし、弾性体17、17の機能性の向上を図ることができる。また、弾性体17、17が収容ケース3を吊り下げる役割と運搬装置1を荷台104に設置する役割とを果たすため、別に運搬装置1を荷台104に設置する部材や作業を必要とせず部品点数の増大を来すことなく運搬装置1の設置を簡単な作業により容易に行うことができる。
弾性体17には前側吊下具18の被支持部18bと後側吊下具19の被支持部19bとが組み付けられる。
前側吊下具18、18と後側吊下具19、19はそれぞれ支持部18c、18c、19c、19cが外筐2の内部に位置されている収容ケース3の被支持孔14a、14a、15a、15aに挿入される。従って、収容ケース3は外筐2に取り付けられた弾性体17、17に前側吊下具18、18と後側吊下具19、19によって吊り下げられる。
このとき前側吊下具18と後側吊下具19の支持部18c、19cはそれぞれ被支持孔14a、15aに前面部14の前面側と後面部15の後面側から挿入されることが望ましい。
支持部18c、19cが被支持孔14a、15aに前面部14の前面側と後面部15の後面側から挿入されることにより、連結部18a、19aがそれぞれ収容ケース3の外周面部13と外筐2の外周板部7との間に位置され、支持部18c、19cが被支持孔14a、15aに前面部14の後面側と後面部15の前面側から挿入される場合に比し、収容ケース3の収容空間3aにおける前側吊下具18と後側吊下具19の存在部分が少なくなる。
従って、連結部18a、19aが収容ケース3と外筐2の間に位置されることにより、前側吊下具18と後側吊下具19が収容ケース3に対する収容物50の出し入れの妨げにならず、収容ケース3に対する収容物50の収容空間3aに対する出し入れを容易に行うことができる。
また、支持部18c、19cが被支持孔14a、15aに前面部14の前面側と後面部15の後面側から挿入されることにより、支持部18c、19cが被支持孔14a、15aに前面部14の後面側と後面部15の前面側から挿入される場合に比し、前側吊下具18と後側吊下具19の距離が大きくなる。従って、収容ケース3を弾性体17、17に前側吊下具18、18と後側吊下具19、19によって安定した状態で吊り下げることができる。
収容ケース3は外周面部13の外面と外筐2における外周板部7の内面との間に隙間を有し底面部12の下面と外筐2における底面板部6の上面との間に隙間を有した状態で吊り下げられる。このとき弾性体17は、架渡部22が外筐2の前面板部8と後面板部9の間に架け渡され、延設部21、21がそれぞれ前面板部8の前面と後面板部9の後面とに密着される。
収容ケース3が吊り下げられた状態においては、前側吊下具18、18の被支持部18b、18bと後側吊下具19、19の被支持部19b、19bとがそれぞれ弾性体17、17に摺動可能にされている。従って、被支持部18b、18bと被支持部19b、19bが弾性体17、17に摺動されることにより、収容ケース3が外筐2に対して前後方向へ移動可能にされている。
収容ケース3が弾性体17、17に前側吊下具18、18と後側吊下具19、19によって吊り下げられた状態においては、前側吊下具18、18と後側吊下具19、19と収容ケース3の重量によって弾性体17、17が伸張され、前側吊下具18、18と後側吊下具19、19の被支持部18b、18b、19b、19bが外筐2の上端より下方に位置される。このとき弾性体17、17における被支持部18b、18bと前面板部8の間の部分と、弾性体17、17における被支持部19b、19bと後面板部9の間の部分は、何れも収容ケース3側の端部が下方に変位するように傾斜される。弾性体17、17の傾斜された各部分は、前側に位置する部分が前側傾斜部17a、17aとされ、後側に位置する部分が後側傾斜部17b、17bとされる。
前側傾斜部17aと後側傾斜部17bは収容ケース3等の重量によって弾性変形可能領域の範囲で伸張される。前側傾斜部17aと後側傾斜部17bの伸張量は、収容ケース3の前後方向における中央が外筐2の前面板部8と後面板部9の中央に一致されている基準状態において同じであり、前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して収容ケース3が摺動され基準状態に対して前後方向へ移動されたときには、移動位置に応じて異なる量にされる。
例えば、収容ケース3が基準状態から後方に移動されると、前側傾斜部17aの長さが後側傾斜部17bの長さより長くなり、前側傾斜部17aの伸張量が増加されると共に後側傾斜部17bの伸張量が低減され、前側傾斜部17aの伸張量が後側傾斜部17bの伸張量より大きくなる。逆に、収容ケース3が基準状態から前方に移動されると、後側傾斜部17bの長さが前側傾斜部17aの長さより長くなり、後側傾斜部17bの伸張量が増加されると共に前側傾斜部17aの伸張量が低減され、後側傾斜部17bの伸張量が前側傾斜部17aの伸張量より大きくなる。
上記のように収容ケース3が吊り下げられた状態において弾性体17、17が前面板部8と後面板部9に固定されていない場合には、前側吊下具18、18と後側吊下具19、19と収容ケース3の重量によって弾性体17、17が伸張され、外筐2のケース部4に弾性体17、17によって外側からの力が一層付与され、底面板部6が載置台部105に上方からさらに押し付けられ、運搬装置1の荷台104に対する一層安定した設置状態が確保される。
前側吊下具18、18と後側吊下具19、19は弾性体17、17にそれぞれ被支持部18b、18b、19b、19bを支点として揺動可能にされている。
上記のように収容ケース3が吊り下げられた状態において、カバー部5が開放されることにより収容ケース3の収容空間3aに対する収容物50の出し入れを行うことができる。
尚、収容ケース3が吊り下げられた状態においては、弾性体17、17が止め凹部8a、8a、9a、9aに挿入されているため、カバー部5がケース部4に対して閉塞されるときにカバー部5が弾性体17、17と干渉されることがなく、カバー部5をケース部4に密着させて外筐2の良好な閉塞状態を確保することができる。
また、弾性体17、17は止め凹部8a、8a、9a、9aに挿入された部分が前面板部8と後面板部9に適宜の固定手段によって固定されていてもよい。尚、運搬装置1にあっては、前面板部8と後面板部9に止め凹部8a、8a、9a、9aが形成されない構成にすることも可能であり、この場合にはカバー部5がケース部4に対して閉塞された状態においてカバー部5によって弾性体17、17が前面板部8と後面板部9に押し付けられて収容ケース3に固定される。
収容ケース3の収容空間3aに収容物50が収容された状態において弾性体17、17が前面板部8と後面板部9に固定されていない場合には、収容物50の重量によって弾性体17、17がさらに伸張され、外筐2のケース部4に弾性体17、17によって外側からの力が付与され、底面板部6が載置台部105に上方からさらに押し付けられ、運搬装置1の荷台104に対するより一層安定した設置状態が確保される。
尚、弾性体17、17は少なくとも外筐2の前面板部8と後面板部9の間で架け渡される架渡部22を有していればよく、被取付部20、20と延設部21、21が存在しない構成であってもよい。この場合には弾性体17、17の両端部を前面板部8の上面と後面板部9の上面とに適宜の固定手段によって固定する必要があり、また、運搬装置1の荷台104への設置は弾性体17、17以外の別の手段、例えば、ネジ止めや設置用の固定具を用いる手段等によって行われる。
但し、上記のように、弾性体17の両端部が被取付部20、20として設けられることにより、弾性体17の両端部を走行体100の取付突部106、106に取り付けて外筐2の前後両端部間に架渡部22を架け渡すことが可能になり、弾性体17の外筐2への取付作業における作業性の向上を図ることができる。
また、弾性体17の他に運搬装置1の荷台104への設置を行うための別の手段を用いる必要がなく、運搬装置1の走行体100への設置と弾性体17の外筐2への取付作業を一度に行うことができ、部品点数の削減を図った上で作業性の向上を図ることができる。
<運搬装置の動作>
次に、走行体100によって収容物50が運搬されるときの運搬装置1の動作について説明する(図4乃至図11参照)。尚、図4乃至図11には、外筐2や収容ケース3の傾斜状態の理解を容易にするために、仮想的な水平面Hを示す。
先ず、走行体100が傾斜されていない水平な路面を走行される状況における運搬装置1の動作について説明する。
走行体100が走行される前の状態において外筐2の底面板部6が水平であるときには、吊り下げられた収容ケース3は基準状態にされており底面部12の下面が鉛直方向(重力方向)を向き底面部12と底面板部6が平行な状態にされている(図4及び図5参照)。尚、以下には、底面部12の下面が鉛直方向を向くときの収容ケース3の状態を「平衡状態」として説明する。
走行体100が発進されると、走行体100が加速され荷台104に設置されている運搬装置1は走行体100とともに前進するが、弾性体17に摺動可能に支持されている前側吊下具18と後側吊下具19には慣性によって弾性体17に対して相対的に後方へ移動される力が付与され、吊り下げられている収容ケース3にも慣性によって外筐2に対して相対的に後方へ移動される力が付与される。
このように前側吊下具18と後側吊下具19には相対的に後方へ移動される力が付与されるが、弾性体17には前下がりに傾斜されている後側傾斜部17bが存在するため、後側吊下具19の後方への移動が後側傾斜部17bによって規制される。また、前側吊下具18及び後側吊下具19と弾性体17の間には摩擦力が生じる。
従って、後側吊下具19の後方への移動は摩擦力や後側傾斜部17bの規制力によって制限され、走行体100が加速されたときには、前側吊下具18と後側吊下具19の後方への移動量は小さいか、前側吊下具18と後側吊下具19が後方へ移動されない場合もある。
上記したように、後側吊下具19の後方への移動量は摩擦力や後側傾斜部17bの規制力によって制限されるが、前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して後方へ移動されない場合でも、前側吊下具18と後側吊下具19は弾性体17に揺動可能に支持されているため、前側吊下具18と後側吊下具19は被支持部18b、19bを支点として支持部18c、19cが後方へ移動される方向へ揺動される(図6参照)。
このとき収容ケース3にも慣性によって外筐2に対して相対的に後方へ移動される力が付与されているが、収容ケース3は前側吊下具18と後側吊下具19の支持部18c、19cを支点として揺動可能にされている。従って、収容ケース3は外筐2に対して後方へ移動されるが、支持部18c、19cを支点として揺動され、前側吊下具18と後側吊下具19に伴っては傾斜されず、平衡状態が保持される。
このように走行体100が加速された状況においても、収容ケース3は平衡状態が保持されるため、収容ケース3に収容されている収容物50は収容ケース3の内部において傾かず、収容物50の良好な収容状態が確保される。
尚、走行体100が加速されたときに前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して後方へ移動された場合には、前側傾斜部17aの長さが後側傾斜部17bの長さより長くされ収容ケース3が前下がりに傾斜されるが、上記したように、前側吊下具18と後側吊下具19の後方への移動量は小さい。従って、前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して後方へ移動されたときの収容ケース3の傾斜角度は小さく収容物50の傾斜角度も小さいため、この場合にも収容物50の良好な収容状態が確保される。
一方、走行体100が走行された状態において減速されると、弾性体17に摺動可能に支持されている前側吊下具18と後側吊下具19には慣性によって弾性体17に対して相対的に前方へ移動される力が付与され、吊り下げられている収容ケース3にも慣性によって外筐2に対して相対的に前方へ移動される力が付与される。
このように前側吊下具18と後側吊下具19には相対的に前方へ移動される力が付与されるが、弾性体17には後下がりに傾斜されている前側傾斜部17aが存在するため、前側吊下具18の前方への移動が前側傾斜部17aによって規制される。また、前側吊下具18及び前側吊下具18と弾性体17の間には摩擦力が生じる。
従って、前側吊下具18の前方への移動は摩擦力や前側傾斜部17aの規制力によって制限され、走行体100が減速されたときには、前側吊下具18と後側吊下具19の前方への移動量は小さいか、前側吊下具18と後側吊下具19が前方へ移動されない場合もある。
上記したように、前側吊下具18の前方への移動量は摩擦力や前側傾斜部17aの規制力によって制限されるが、前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して前方へ移動されない場合でも、前側吊下具18と後側吊下具19は弾性体17に揺動可能に支持されているため、前側吊下具18と後側吊下具19は被支持部18b、19bを支点として支持部18c、19cが前方へ移動される方向へ揺動される(図7参照)。
このとき収容ケース3にも慣性によって外筐2に対して相対的に前方へ移動される力が付与されているが、収容ケース3は前側吊下具18と後側吊下具19の支持部18c、19cを支点として揺動可能にされている。従って、収容ケース3は外筐2に対して前方へ移動されるが、支持部18c、19cを支点として揺動され、前側吊下具18と後側吊下具19に伴っては傾斜されず、平衡状態が保持される。
このように走行体100が減速された状況においても、収容ケース3は平衡状態が保持されるため、収容ケース3に収容されている収容物50は収容ケース3の内部において傾かず、収容物50の良好な収容状態が確保される。
尚、走行体100が減速されたときに前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して前方へ移動された場合には、後側傾斜部17bの長さが前側傾斜部17aの長さより長くされ収容ケース3が後下がりに傾斜されるが、上記したように、前側吊下具18と後側吊下具19の前方への移動量は小さい。従って、前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して前方へ移動されたときの収容ケース3の傾斜角度は小さく収容物50の傾斜角度も小さいため、この場合にも収容物50の良好な収容状態が確保される。
次に、走行体100が傾斜された路面を走行される状況における運搬装置1の動作について説明する。
走行体100が上り坂を走行されている状態においては、外筐2と弾性体17、17が後下がりに傾斜した状態にされる(図8参照)。
従って、弾性体17に摺動可能に支持されている前側吊下具18と後側吊下具19には自重と収容ケース3及び収容物50の重量とによって弾性体17に対して相対的に後方へ移動される力が付与され、吊り下げられている収容ケース3にも自重と収容物50の重量とによって外筐2に対して相対的に後方へ移動される力が付与される。このとき前側吊下具18と後側吊下具19と収容ケース3に重力により鉛直方向への力が付与されている。
このように前側吊下具18と後側吊下具19と収容ケース3には相対的に後方へ移動される力が付与されるため、前側吊下具18と後側吊下具19は弾性体17に摺動されて後方へ移動され、収容ケース3も前側吊下具18と後側吊下具19の移動に伴って後方へ移動される。但し、弾性体17には前下がりに傾斜されている後側傾斜部17bが存在し、前側吊下具18及び後側吊下具19と弾性体17の間には摩擦力も生じるため、前側吊下具18と後側吊下具19と収容ケース3は路面の傾斜角度に応じて一定の範囲で弾性体17と外筐2に対して後方へ移動される。
このとき前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して後方へ移動されるため、前側傾斜部17aの長さが長くなり後側傾斜部17bの長さが短くなる。また、収容ケース3には重力により鉛直方向への力が付与されているため、収容ケース3には外筐2に対して相対的に前下がりに傾く方向への力が付与されている。従って、収容ケース3と収容物50の重量によって前側傾斜部17aの伸張量が大きくなると共に後側傾斜部17bの伸張量が小さくなり、収容ケース3は傾斜されず平衡状態が保持される。
このように走行体100が上り坂を走行されている状況においても、収容ケース3は平衡状態が保持されるため、収容ケース3に収容されている収容物50は収容ケース3の内部において傾かず、収容物50の良好な収容状態が確保される。
尚、走行体100が上り坂を走行されている状態において、前側吊下具18及び後側吊下具19と弾性体17の間の摩擦力や後側傾斜部17bの規制力によって前側吊下具18と後側吊下具19の後方への移動が規制され、前側吊下具18と後側吊下具19が後方へ移動されない場合もある(図9参照)。
この場合においても収容ケース3には重力により鉛直方向Vへの力が付与されている。このとき前側吊下具18の伸長方向は後ろ斜め下方向であり、前側吊下具18の伸長方向は後斜め下方向Pであり、後側吊下具19の伸長方向は前斜め下方向Qである。
このとき収容ケース3に生じる鉛直方向Vへの力については、前側吊下具18の伸長方向における分力Vpが後側吊下具19の伸長方向における分力Vqより大きくされており、前側吊下具18は分力Vpによって後側吊下具19より伸長量が大きくなり、収容ケース3は平衡状態に近い位置まで前下がりに傾動される。
従って、収容ケース3は平衡状態に対して大きく傾斜されることはなく、平衡状態に近い状態が保持される。
このように走行体100が上り坂を走行されたときに前側吊下具18と後側吊下具19が後方へ移動されない場合においても、収容ケース3は平衡状態に近い状態が保持されるため、収容ケース3に収容されている収容物50は収容ケース3の内部において大きく傾かず、収容物50の良好な収容状態が確保される。
一方、走行体100が下り坂を走行されている状態においては、外筐2と弾性体17、17が前下がりに傾斜した状態にされる(図10参照)。
従って、弾性体17に摺動可能に支持されている前側吊下具18と後側吊下具19には自重と収容ケース3及び収容物50の重量とによって弾性体17に対して相対的に前方へ移動される力が付与され、吊り下げられている収容ケース3にも自重と収容物50の重量とによって外筐2に対して相対的に前方へ移動される力が付与される。このとき前側吊下具18と後側吊下具19と収容ケース3に重力により鉛直方向への力が付与されている。
このように前側吊下具18と後側吊下具19と収容ケース3には相対的に前方へ移動される力が付与されるため、前側吊下具18と後側吊下具19は弾性体17に摺動されて前方へ移動され、収容ケース3も前側吊下具18と後側吊下具19の移動に伴って前方へ移動される。但し、弾性体17には後下がりに傾斜されている前側傾斜部17aが存在し、前側吊下具18及び後側吊下具19と弾性体17の間には摩擦力も生じるため、前側吊下具18と後側吊下具19と収容ケース3は路面の傾斜角度に応じて一定の範囲で弾性体17と外筐2に対して行われる。
このとき前側吊下具18と後側吊下具19が弾性体17に対して前方へ移動されるため、後側傾斜部17bの長さが長くなり前側傾斜部17aの長さが短くなる。また、収容ケース3には重力により鉛直方向への力が付与されているため、収容ケース3には外筐2に対して相対的に後下がりに傾く方向への力が付与されている。従って、収容ケース3と収容物50の重量によって後側傾斜部17bの伸張量が大きくなると共に前側傾斜部17aの伸張量が小さくなり、収容ケース3は傾斜されず平衡状態が保持される。
このように走行体100が下り坂を走行されている状況においても、収容ケース3は平衡状態が保持されるため、収容ケース3に収容されている収容物50は収容ケース3の内部において傾かず、収容物50の良好な収容状態が確保される。
尚、走行体100が下り坂を走行されている状態において、前側吊下具18及び後側吊下具19と弾性体17の間の摩擦力や前側傾斜部17aの規制力によって前側吊下具18と後側吊下具19の前方への移動が規制され、前側吊下具18と後側吊下具19が前方へ移動されない場合もある。
この場合においても収容ケース3には重力により鉛直方向への力が付与されており、上記した走行体100が上り坂を走行されたときに前側吊下具18と後側吊下具19が後方へ移動されない場合とは逆に、後側吊下具19の伸長方向における分力が前側吊下具18の伸長方向における分力より大きくされている。このように後側吊下具19は収容ケース3に付与される鉛直方向への分力によって前側吊下具18より伸長量が大きくなり、収容ケース3は平衡状態に近い位置まで後下がりに傾動される。
従って、収容ケース3は平衡状態に対して大きく傾斜されることはなく、平衡状態に近い状態が保持される。
このように走行体100が下り坂を走行されたときに前側吊下具18と後側吊下具19が前方へ移動されない場合においても、収容ケース3は平衡状態に近い状態が保持されるため、収容ケース3に収容されている収容物50は収容ケース3の内部において大きく傾かず、収容物50の良好な収容状態が確保される。
尚、上記した走行体100が上り坂又は下り坂を走行されている状態においては、走行体100が減速又は加速される場合があるが、この場合には上り坂又は下り坂で収容ケース3の平衡状態が保持された状態において、上記した減速時の動作又は加速時の動作が行われ、収容ケース3が平衡状態又は平衡状態に近い状態が保持される。従って、走行体100が上り坂又は下り坂を走行されている状態において減速又は加速される場合の運搬装置1の動作については説明を省略する。
次いで、走行体100が右左折等により左右方向に傾いた状況における運搬装置1の動作について説明する。尚、左方と右方に傾いた状況における運搬装置1の動作は逆の動作であるため、以下には、進行方向に向かって右方に傾いた状態における動作を例として説明する(図11参照)。
走行体100が右方に傾くと、外筐2と弾性体17、17が右方に傾斜した状態にされる。
従って、弾性体17に揺動可能に支持されている前側吊下具18と後側吊下具19には自重と収容ケース3及び収容物50の重量とによって鉛直方向(重力方向)へ揺動される力が付与され、吊り下げられている収容ケース3にも自重と収容物50の重量とによって鉛直方向へ揺動される力が付与される。
このように前側吊下具18と後側吊下具19と収容ケース3には鉛直方向へ揺動される力が付与されるため、前側吊下具18と後側吊下具19と収容ケース3は被支持部18b、19bを支点として外筐2及び弾性体17に対して鉛直方向へ揺動される。
このとき左側の弾性体17が右側の弾性体17より上方に位置されるため、鉛直方向へ揺動された収容ケース3は左上がりに傾斜した状態になるが、収容ケース3には鉛直方向へ揺動される力が付与されており、上側に位置され左側の弾性体17に対して収容ケース3から前側吊下具18と後側吊下具19を介して付与される力が下側に位置された右側の弾性体17に対して収容ケース3から前側吊下具18と後側吊下具19を介して付与される力より大きい。従って、左側の弾性体17が右側の弾性体17より大きく伸張され、収容ケース3は平衡状態に近い位置まで左下がりに傾動される。
従って、収容ケース3は鉛直方向に対して大きく傾斜されることはなく、平衡状態に近い状態が保持される。
このように走行体100が左右方向に傾いた状況においては、収容ケース3は平衡状態に近い状態が保持されるため、収容ケース3に収容されている収容物50は収容ケース3の内部において大きく傾かず、収容物50の良好な収容状態が確保される。
尚、上記した走行体100が左右方向に傾いた状態においては、走行体100が減速又は加速される場合があるが、この場合には左右方向に傾いて収容ケース3の平衡状態が保持された状態において、上記した減速時の動作又は加速時の動作が行われ、収容ケース3が平衡状態又は平衡状態に近い状態が保持される。従って、走行体100が左右方向に傾いた状態において減速又は加速される場合の運搬装置1の動作については説明を省略する。
また、上記した走行体100が左右方向に傾いた状態においては、走行体100が上り坂又は下り坂を走行される場合があるが、この場合には左右方向に傾いて収容ケース3の平衡状態が保持された状態において、上記した上り坂又は下り坂を走行されるときの動作が行われ、収容ケース3が平衡状態又は平衡状態に近い状態が保持される。従って、走行体100が左右方向に傾いた状態において上り坂又は下り坂を走行される場合の運搬装置1の動作については説明を省略する。
<張力調整構造>
以下に、張力調整構造について説明する(図12乃至図16参照)。
運搬装置1には弾性体17、17の張力を所望の張力に調整する張力調整構造を設けることが可能である。
張力調整構造が設けられることにより、弾性体17の張力の調整により収容ケース3の外筐2に対する吊下位置や走行体100の走行時における弾性体17の伸縮状態を変更することが可能になる。
従って、収容物50の重量、収容ケース3の重量、弾性体17、17の外筐2や収容ケース3に対する位置、外筐2に対する収容ケース3の大きさ等の各条件の相違に拘わらず鉛直方向に対する収容ケース3の傾きを抑制することができる。
以下に、それぞれ異なる形態に構成された張力調整構造30、30A、30B、30Cについて説明する。
張力調整構造30は弾性体17に複数の被取付部20、20、・・・が長手方向に離隔又は連続して設けられることにより構成されている(図12参照)。
張力調整構造30においては、所望の被取付部20が走行体100の荷台104に設けられた取付突部106に取り付けられることにより、弾性体17の伸長量が変化され弾性体17の張力を調整することができる。
張力調整構造30Aは外筐2の前面板部8と後面板部9の少なくとも一方に外方に突出された複数の突状部31、31、・・・と複数の突状部32、32、・・・が上下に離隔して設けられることにより構成されている(図13参照)。
突状部31、31、・・・と突状部32、32、・・・は左右に離隔して位置されている。突状部31、31、・・・は左右方向における位置が異なる状態で設けられている。突状部32、32、・・・も突状部31、31、・・・と同様に左右方向における位置が異なる状態で設けられている。
張力調整構造30Aにおいては、一方の弾性体17の被取付部20が所望の突状部31に取り付けられ、他方の弾性体17の被取付部20が所望の突状部32に取り付けられることにより、弾性体17、17の伸長量が変化され弾性体17の張力を調整することができる。
尚、張力調整構造30Aは突状部31、31、・・・と突状部32、32、・・・の左右方向における位置がそれぞれ異なるため、最も上方の突状部31、32以外の突状部31、32に被取付部20、20が取り付けられるときに、被取付部20、20が取り付けられる突状部31、32より上方に位置された突状部31、32と弾性体17が干渉しない。従って、弾性体17の突状部31、32への取付を容易に行うことができると共に弾性体17の突状部31、32に対する安定した取付状態を確保することができる。
また、張力調整構造30Aが用いられた場合に、被取付部20が取付突部106に取り付けられない側の運搬装置1の荷台104への設置は、弾性体17以外の別の手段によって行われる。
張力調整構造30Bは外筐2の前面板部8と後面板部9の少なくとも一方に複数の取付孔33、33、・・・と複数の取付孔34、34、・・・がそれぞれ上下に離隔して形成され、弾性体17、17の少なくとも各一端部に先端部が屈曲された取付具35、35が結合されて構成されている(図14参照)。
取付孔33、33、・・・と取付孔34、34、・・・は左右に離隔して位置されている。
張力調整構造30Bにおいては、一方の弾性体17の取付具35が所望の取付孔33に挿入されて取り付けられ、他方の弾性体17の取付具35が所望の取付孔34に挿入されて取り付けられることにより、弾性体17、17の伸長量が変化され弾性体17、17の張力を調整することができる。
尚、張力調整構造30Bが用いられた場合に、被取付部20が取付突部106に取り付けられない側の運搬装置1の荷台104への設置は、弾性体17以外の別の手段によって行われる。
張力調整構造30Cは外筐2の前面板部8と後面板部9の少なくとも一方に取付部材36、36が左右に離隔して設けられ取付部材36、36の近傍にそれぞれ係止部37、37が設けられることにより構成されている(図15及び図16参照)。
取付部材36は前面板部8又は後面板部9に左端部又は右端部を支点として回動自在に支持されている。取付部材36の中央部には、例えば、外方に凸の曲面状に形成された押さえ部36aが設けられている。
係止部37は前面板部8又は後面板部9に対して弾性変形可能にされ、先端部が係止爪38として設けられている。係止爪38は前面板部8又は後面板部9に対向する係止面38aと係止面38aに連続された傾斜面38bとを有している。
張力調整構造30Cにおいては、取付部材36が前面板部8又は後面板部9に対して開かれた状態から閉じられる方向へ回動され、弾性体17の延設部21が押さえ部36aによって外方から押さえられ、取付部材36の先端部36bが係止部37に係止されることにより弾性体17が取付部材36によって押さえられて外筐2に取り付けられる。
取付部材36の係止部37への係止は、回動された取付部材36の先端部36bが傾斜面38bに摺動されることにより係止部37が弾性変形され、さらに取付部材36が回動されることにより先端部36bが傾斜面38bを乗り越えたところで係止部37が弾性復帰されて先端部36bの外面に係止面38aが係止されることにより行われる。
取付部材36が係止部37に係止されて弾性体17が取付部材36によって押さえられて外筐2に取り付けられた状態においては、延設部21が前面板部8又は後面板部9と取付部材36の押さえ部36aとによって挟持されて押し潰されている。
弾性体17における延設部21の押さえ部36aによって押さえられる位置に応じて弾性体17の伸長量が変化され弾性体17の張力を調整することができる。
尚、張力調整構造30Cが用いられた場合には、被取付部20が取付突部106に取り付けられることにより運搬装置1の荷台104への設置を行うこともできる。
<その他>
以下に、各部の他の構成例について説明する。
上記には、上方に開口された箱状の外筐2を例として示したが、外筐2に代えて骨組み構造の外筐2Aが用いられていてもよい(図17参照)。外筐2Aは複数の柱状部材39、39、・・・によって構成され、上方に開口された骨組み構造に形成されている。
このような骨組み構造の外筐2Aが用いられることにより、運搬装置1の軽量化を図ることができる。また、外筐2Aが用いられることにより、柱状部材39、39、・・・の隙間から走行風や自然風が内部に位置されている収容ケース3に吹き付けられるため、例えば、収容ケース3に収容される収容物50が冷却の必要な場合等に好適である。
尚、収容ケース3についても軽量化等を図るために、骨組み構造を用いることも可能である。
また、収容ケース3が吊り下げられた状態においては、弾性体17、17の架渡部22、22がそれぞれ収容ケース3の左右両端部における真上に位置されていることが望ましい(図18参照)。
このように収容ケース3が吊り下げられた状態において架渡部22、22がそれぞれ収容ケース3の左右両端部における真上に位置されることにより、弾性体17、17間の距離が大きくなる。従って、左右方向において収容ケース3が安定した状態で保持され収容ケース3が傾斜し難く、収容ケース3に対する傾きを抑制して収容ケース3の安定した吊下状態を確保することができる。
また、弾性体17、17が収容空間3aに出し入れされる収容物50に干渉し難いため、収容空間3aに対する収容物50の挿入及び取出を円滑に行うことができる。
尚、この場合に収容ケース3は、前面部14と後面部15がそれぞれ前側吊下具18、18と後側吊下具19、19に支持されてもよく、また、側面部16、16にそれぞれ被支持孔が形成され側面部16、16がそれぞれ前側吊下具18、18と後側吊下具19、19に支持されてもよい。
さらに、収容ケース3が吊り下げられた状態において、弾性体17、17の架渡部22、22がそれぞれ収容ケース3の左右両端部より外側に位置されていてもよい(図19参照)。
収容ケース3が吊り下げられた状態において架渡部22、22がそれぞれ収容ケース3の左右両端部より外側に位置されることにより、収容ケース3に対して弾性体17、17の張力が左右方向において付与され、収容ケース3の外筐2に対する左右方向への変位が抑制され、収容ケース3を安定した状態で保持することが可能になる。
さらにまた、収容ケース3の開口を開閉する蓋体40が設けられていてもよい(図20参照)。蓋体40は収容ケース3から取り外し可能であってもよく、収容ケース3に支持されていてもよい。
収容ケース3の開口を開閉する蓋体40が設けられることにより、収容空間3aに収容される収容物50が食品等の場合に保温性の向上を図ることができると共に収容ケース3の収容空間3aへの塵埃や雨水等の侵入を抑制することができる。
また、上記には、連結部18a、19a等を有する前側吊下具18と後側吊下具19の例を示したが、前側吊下具と後側吊下具としては、例えば、円弧状の部分が連続して設けられたS字フックが用いられていてもよい。
さらに、紐状の前側吊下具18Aと後側吊下具19Aが用いられていてもよい(図21参照)。紐状の前側吊下具18Aと後側吊下具19Aが用いられることにより、結び目の位置によって連結部18a、19aと被支持部18b、19bと支持部18c、19cの長さや大きさを調整することが可能になり、例えば、収容物50の重量等に応じて外筐2、2Aに対する収容ケース3の吊下位置を用意にに変更することができる。
<まとめ>
以上に記載した通り、運搬装置1にあっては、外筐2の前後両端部間に架け渡された架渡部22、22を有し左右に離隔して位置された伸縮可能な弾性体17、17と、被支持部18b、18b、19b、19bを支点として弾性体17、17に揺動可能に支持された前側吊下具18、18及び後側吊下具19、19とを備え、収容ケース3が前側吊下具18、18と後側吊下具19、19によって外筐2との間に隙間を有した状態で弾性体17、17に吊り下げられている。
従って、走行体100の走行中に収容ケース3が外筐2に対して前後方向へ移動可能にされると共に被支持部18b、18b、19b、19bを支点として揺動可能にされるため、収容ケース3が外筐4の姿勢に拘わらず鉛直方向へ変位する向きに動作され、走行体100の走行中における収容物50の安定した収容状態を確保することができる。
また、弾性体17、17が平行な状態で位置されているため、弾性体17、17間の距離が前後方向における何れの位置でも一定になり、収容ケース3が鉛直方向に対して傾斜し難く、走行体100の走行中における収容物50の一層安定した収容状態を確保することができる。
1…運搬装置
2…外筐
3…収容ケース
17…弾性体
18…前側吊下具
18a…連結部
18b…被支持部
18c…支持部
19…後側吊下具
19a…連結部
19b…被支持部
19c…支持部
20…被取付部
22…架渡部
30…張力調整構造
30A…張力調整構造
30B…張力調整構造
30C…張力調整構造
2A…外筐
50…収容物
100…走行体
18A…前側吊下具
19A…後側吊下具

Claims (6)

  1. 走行体に設置するための外筐と、
    前記外筐の内部に位置すると共に上方からの収容物の出し入れが可能な収容ケースと、
    前記走行体の進行方向において前記外筐の前後両端部間に架け渡された架渡部を有し左右に離隔して位置された伸縮可能な複数の弾性体と、
    上端部が前記弾性体に摺動可能に支持された被支持部として設けられ下端部が前記収容ケースを支持する支持部として設けられると共に少なくとも前後に離隔して位置された複数の吊下具とを備え、
    前記吊下具が前記被支持部を支点として前記弾性体に揺動可能に支持され、
    前記収容ケースが前記支持部を支点として前記吊下具に揺動可能に支持され、
    前記収容ケースが前記複数の吊下具によって前記外筐との間に隙間を有した状態で前記複数の弾性体に吊り下げられる
    運搬装置。
  2. 前記複数の弾性体が平行な状態で位置された
    請求項1に記載の運搬装置。
  3. 前記弾性体が二つ設けられ、
    前記二つの弾性体の前記架渡部がそれぞれ前記収容ケースの左右両端部における真上に位置された
    請求項1又は請求項2に記載の運搬装置。
  4. 前記吊下具には前記被支持部と前記支持部を連結する連結部が設けられ、
    前記連結部が前記収容ケースと前記外筐の間に位置された
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の運搬装置。
  5. 前記弾性体の張力を調整する張力調整構造が設けられた
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の運搬装置。
  6. 前記弾性体の伸縮方向における両端部がそれぞれ前記走行体に取り付けられる被取付部として設けられた
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の運搬装置。
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