JP2012116326A - キャリーボックス - Google Patents

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茂樹 西澤
Kazuhiro Hattori
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Abstract

【課題】上面蓋を開放する際に、上面蓋の付着物の落下によって、収納物を汚さないようにするためのキャリーボックスを提供する。
【解決手段】キャリーボックス10は、底面部11、前面扉12、横側面部13a,13b、背面部14、上面蓋15から構成されている。長方形状の底面部11には、横側面部13a,13b及び背面部14が起立して固定されている。上面蓋15は、背面部14に回動可能に取り付けられており、この下方の背面部14の内面には、樋31が取り付けられている。樋31の両端部に接続され、上面蓋15と横側面部13a,13bとの接合部の下方には、樋が設けられている。この樋は、傾斜しており、低いほうの端部は縦樋に接続されている。この縦樋の下端部は、キャリーボックス10の外部の露出している。
【選択図】図1

Description

本発明は、二輪車等の荷台に取り付けられて、収納された収納物を運搬するためのキャリーボックスに関する。
荷物や郵便物等を運搬する場合、自動二輪車(バイク)を用いて配達を行なう場合がある。この場合、バイクの荷台に取り付けたキャリーボックスを利用することもある(例えば、特許文献1を参照。)。この文献記載の技術では、キャリーボックスは、蓋体がボックス本体に対して起立可能とさせるヒンジ機構と、無段階的にスライド可能となるアダプターとを備える。これにより、垂直に起立させた開蓋状態を走行中も維持することができるとともに、緩やかに閉蓋可能にすることができる。
特開平8−244813号公報(第1頁、図1)
このように、キャリーボックスの内部から収納物を取り出す場合には、上面を覆う蓋を開放する構造になっている。このような構造においては、上面蓋に雨水が付着し、上面蓋の開放時に雨水が内部に入ってしまう可能性がある。この場合、キャリーボックスの収納物が濡れる可能性がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、上面蓋を開放する際に、上面蓋の付着物(例えば水滴や粉体)の落下によって、収納物を汚さないようにするためのキャリーボックスを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、二輪車の荷台に搭載して、収納物を収容するために、二輪車の荷台に取り付ける底面部と、この底面部に対して起立した側面部と、前記側面部によって囲まれる上面を覆う上面蓋とを備えたキャリーボックスであって、前記上面蓋の一つの縁部は、前記側面部に接続されており、他の縁部は、前記側面部の縁部と離間可能にして、上面を開放可能にして配置されており、前記側面部の内面に、前記上面蓋の縁部の下方に樋を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のキャリーボックスにおいて、前記側面部又は前記底面部には、前記樋に接続される排出口が形成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のキャリーボックスにおいて、前記樋は、前記排出口に向かって傾斜するように、前記側面部に取り付けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャリーボックスにおいて、前記上面蓋は、前記側面部に対して回動可能に取り付けられており、前記樋を、前記上面蓋の取付部の下方に取り付けたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャリーボックスにおいて、前記上面蓋は、前記上面を開放するために、折り畳むことができる分割板から構成
されており、前記上面蓋には、開放時に、分割部分の下方に第2の樋が取り付けられていることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、二輪車の荷台に搭載して、収納物を収容するために、二輪車の荷台に取り付ける底面部と、この底面部に対して起立した側面部と、前記側面部によって囲まれる上面を覆う上面蓋とを備えたキャリーボックスであって、前記上面蓋の一つの縁部は、前記側面部に接続されており、他の縁部は、前記側面部の縁部と離間可能にして、上面を開放可能にして配置されており、前記側面部の内面に、前記上面蓋の縁部の下方に樋を設けた。このため、上面蓋を開けた場合、上面蓋に付着していた付着物は、樋によって受け止められる。従って、付着物が内部に侵入することを阻止できるので、収納物が汚れるのを抑制することができる。
本発明によれば、前記側面部又は前記底面部には、前記樋に接続される排出口が形成されている。このため、樋に流れ込んだ付着物を、排出口から速やかに排出することができる。
本発明によれば、前記樋は、前記排出口に向かって傾斜するように、前記側面部に取り付けられている。このため、樋に流れ込んだ付着物は、傾斜に従って円滑に排出口に誘導することができる。
本発明によれば、前記上面蓋は、前記側面部に対して回動可能に取り付けられており、前記樋を、前記上面蓋の取付部の下方に取り付けた。このため、上面蓋の取付部側から流れ落ちた付着物も樋によって受け止められる。従って、付着物が樋よりも内部に侵入することを抑制することができる。
本発明によれば、前記上面蓋は、前記上面を開放するために、折り畳むことができる分割板から構成されており、前記上面蓋には、開放時に、分割部分の下方に第2の樋が取り付けられている。このため、上面蓋の分割部分からキャリーボックス内に進入する付着物は、この第2の樋によって受け止められるので、収納物が汚れることを抑制することができる。
本発明によれば、上面蓋を開放する際に、上面蓋の付着物によって収納物を汚さないようにすることができる。
本実施形態のキャリーボックスの構成を説明する斜視図であり、(a)は上面蓋及び前面扉を閉めた状態、(b)は上面蓋及び前面扉を開けた状態を示す。 本実施形態のキャリーボックスを荷台に取り付けた状態を示す側面図。 本実施形態のキャリーボックスから配達する郵便物を取り出すときの上面を開放した状態を示す斜視図。 本実施形態のキャリーボックスに溜まった雨水の排出経路を説明するための説明図であり、(a)は一部破断右側面図、(b)は上面扉を取り除いた斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。本実施形態では、図1に示すように、郵便物の配達において、郵便物を収納したコンテナケースを運搬するためのキャリーボックス10について説明する。
(キャリーボックス10の全体形状)
このキャリーボックス10は、図1(a)に示すように、略六面体形状をしており、配達する郵便物を収容するコンテナケース60(図3参照)が内部に収納可能な大きさで構成されている。
キャリーボックス10においては、コンテナケース60を側面(この側面を前面と呼ぶ)から収納する。このため、キャリーボックス10は、底面部11、前面扉12、横側面部13a,13b、背面部14、上面蓋15から構成されている。底面部11は、略長方形状をしている。底面部11の両短辺には、横側面部13a,13bが起立状態で固定されている。底面部11の一方の長辺には、背面部14が起立状態で固定されている。底面部11の前面側には、コンテナケース60の側面を開放するための側面扉(前面扉12)が回動可能に取り付けられている。本実施形態のキャリーボックス10は、前面扉12の高さよりも背面部14の高さが高くなっており、横側面部13a,13bは、この高さをそれぞれ上底、下底とする台形形状で構成されている。
更に、図1(b)で示すように、上面蓋15は、背面部14の上端辺に、回動可能に取り付けられている。この上面蓋15は、起立状態の前面扉12、横側面部13a,13b及び背面部14によって囲まれた上面を覆うことができるように取り付けられている。更に、上面蓋15の先端部15aは、折れ曲がっており、上面蓋15がキャリーボックス10の上面を覆った場合に、起立状態の前面扉12と面一になる。また、前面扉12が起立し、かつ上面蓋15が上面を覆った状態においては、前面扉12と上面蓋15とは、横側面部13a,13bとも接合するように構成されている。
なお、後述する樋31,35a,35bは、キャリーボックス10に収容されるコンテナケース60の高さよりも高い位置に配置される。
(キャリーボックス10の詳細構成)
以下、キャリーボックス10の各構成部材(底面部11、前面扉12、横側面部13a,13b、背面部14,上面蓋15)について、詳述する。
キャリーボックス10の底面部11には、図示しない複数の固定部材が設けられている。これら固定材部は、キャリーボックス10を、自動二輪の荷台に固定するために用いられる。更に、底面部11には、図1(b)に示すように、前面扉12側の内部の上面に、ローリングバー20が、回動可能に取り付けられている。このローリングバー20は、キャリーボックス10に収納されるコンテナケース60の長辺の長さよりも長い円柱部材によって構成されている。
前面扉12は、底面部11に、ヒンジ構造の扉取付部材22を介して、回動可能に取り付けられている。本実施形態では、この前面扉12は、キャリーボックス10の前面にぶら下がり可能となるように、約180度の回動が可能になっている。
前面扉12の上部には、ロック機構部25が設けられている。このロック機構部25には、公知のオートロック機構が内蔵されている。このロック機構部25の上面には、係合孔(図示せず)が開口している。この係合孔には、後述する上面蓋15の係合突部41が挿入される。ロック機構部25は、係合孔に係合突部41が挿入されて接合されることにより、前面扉12と上面蓋15とが係合されて、両者の位置関係を固定する。更に、前面扉12の外側には、ロック機構部25の鍵穴が設けられている。鍵がこの鍵穴から抜かれた場合には、ロック機構部25は、係合突部41を固定する。また、鍵がこの鍵穴に挿入された場合には、係合突部41の係合孔からの離脱を許容する。更に、前面扉12の上部の側部には、保持部材としての留め具部材27a,27bが設けられている。この留め具部材27a,27bは、横側面部13a,13bの後述する留め具部材37a,37bに
対応する位置に設けられており、これら留め具部材37a,37bと係合可能な構成をしている。
一方、背面部14の内面には、収納ネット30が取り付けられている。この収納ネット30は、コンテナケース60とは別に収納する収納物(例えば、書留等の特殊郵便物)を収容する場合に用いられる。
更に、この背面部14の内面の上部には、樋31が取り付けられている。この樋31は、中央部において最も高くなっており、横側面部13a,13bに向かうに従って低くなるように、傾斜して配置されている。この樋31の断面は、上面が開放されたU字形状をしている。
横側面部13a,13bは、左右対称に同じ構成を有している。横側面部13a,13bの内面の上部には、樋35a,35bが設けられている。この樋35a,35bは、背面側が高く、前面側が低くなるように、傾斜して取り付けられている。更に、この樋35a,35bの背面側の端部には、背面部14の樋31の端部が接続されている。また、この樋35a,35bの断面も、上面が開放されたU字形状をしている。
更に、図1(b)に示すように、横側面部13a,13bの内面には、前面側に筒状の縦樋36a,36bが設けられている。この縦樋36a,36bの上部には、樋35a,35bの前面側の端部が接続されている。更に、縦樋36a,36bの下端部は、キャリーボックス10の底面部11に設けられた開孔部(排出口)に接続されている。
更に、横側面部13a,13bの内面には、保持部材としての留め具部材37a,37bが設けられている。この留め具部材37a,37bと、前面扉12の留め具部材27a,27bとは、公知のプッシュオープンのラッチ機構を構成する。本実施形態では、このラッチ機構が保持機構として用いられる。具体的には、留め具部材37a,37bが、留め具部材27a,27bにそれぞれ係合することにより、前面扉12を起立させた状態を維持する。更に、留め具部材37a,37bは、前面扉12が回動するように押圧された場合には、留め具部材27a,27bとの係合を解除して、前面扉12の回動を許容する。
一方、上面蓋15は、図示しないヒンジを介して、背面部14に回動可能に取り付けられている。上面蓋15が閉じた状態においては、上面蓋15の縁部の下方に、横側面部13a,13bの樋35a,35bが位置するように配置されている。また、上面蓋15を開ける場合は、上面蓋15の縁部は、樋35a,35bの上を移動する。
上面蓋15の前側の上面には、上面蓋15を開閉するための取手部材42が設けられている。
上面蓋15は、上面を開放する際には、前面側に対して平行に折り畳めるように(本実施形態では、2つ折りとなるように)、分割板(先端部側部材15A、基端部側部材15B)及びこれらを連結するヒンジから構成されている。上面蓋15は、先端部15aが前面扉12と面一となる位置(図1(a)参照)から、背面部14に対して起立する位置(図3参照)まで回動するように、背面部14に取り付けられている。
更に、上面蓋15の基端部側部材15Bには、上面が開放された樋15bが設けられている。この樋15bは、第2の樋として機能する。この樋15bは、横側面部13aから横側面部13bまで延在されており、上面蓋15の先端部側部材15Aと基端部側部材15Bとの折り曲げ部分の下方に配置されている。すなわち、樋15bの両端は樋35a,35bの上にそれぞれ位置する。なお、上面蓋15が折り曲げられた場合に、先端部側部材15Aと基端部側部材15Bとの折り曲げ部は山折になる。
以上のように構成されたキャリーボックス10は、図2に示すように、自動二輪車(バイク)50の荷台51に取り付けられて、バイク50に搭載される。具体的には、前面扉12が、バイク50の進行方向に対して平行となる位置で、キャリーボックス10の底面部11の固定材部を用いて荷台51に固定される。
そして、キャリーボックス10には、図3に示すように、コンテナケース60が収納される。このコンテナケース60には、バイク50で配達を行なう郵便物が収納される。
具体的には、配達員は、キャリーボックス10のロック機構部25の鍵穴に鍵を挿入して、開錠する。そして、キャリーボックス10の取手部材42を把持して、上面蓋15の先端部15aを持ち上げ、背面側に押し込む。これにより、上面が開放された状態になる。次に、前面扉12の上端部を把持して手前に引っ張る。この場合、前面扉12の留め具部材27a,27bと、横側面部13a,13bの留め具部材37a,37bとの係合が解除されて、前面扉12を外側に回動することができる。そして、配達員が前面扉12の上面部を回動させることにより、前面が開放される。
次に、配達員は、郵便物が収納されたコンテナケース60を持ち上げて、キャリーボックス10内に押し込む。この場合、ローリングバー20が回転して、コンテナケース60は滑るようにキャリーボックス10内に押し込まれる。そして、コンテナケース60がキャリーボックス10に収容される。
そして、前面扉12及び上面蓋15を閉じる。具体的には、配達員は、前面扉12を持ち上げて閉じた後、前面扉12の各留め具部材27a,27bを、横側面部13a,13bの留め具部材37a,37bに係合させる。これにより、前面扉12は、起立状態で固定される。そして、上面蓋15の先端部15aを前面側に引き戻して、上面蓋15の係合突部41をロック機構部25に挿入する。そして、ロック機構部25から鍵を抜く。これにより、前面扉12と上面蓋15とが固定されて、キャリーボックス10は施錠される。
次に、降雨時におけるキャリーボックス10の機能について、図4を用いて説明する。
図1に示すように、キャリーボックス10の上面蓋15が閉じられている場合には、上面蓋15が傾斜しているため、キャリーボックス10の上面に降った殆どの雨水は前面に流れ落ちる。
郵便物を取り出す場合には、キャリーボックス10を開錠し、取手部材42を把持して、上面蓋15の先端部15aを持ち上げる。ここで、先端部15aの位置が背面部14よりも高くなった場合には、キャリーボックス10の上面蓋15に付着した雨水は、背面部14の方向に流れ落ちる。
そして、上面蓋15を背面側に押し込むことにより、2つに折り畳む。この場合、図4(a)に示すように、上面蓋15の先端部側部材15Aに付着した雨水は、樋15bに流れ込む。更に、樋15bに流れ込んだ雨水は、その端部から樋35a,35bへと流れ込む。
一方、上面蓋15の基端部側部材15Bに付着した雨水は、背面部14の方向に流れて、樋31に流れ込む。また、上面蓋15と背面部14との接続部分から入り込む雨水も樋31に流れ込む。そして、樋31に流れ込んだ雨水は、傾斜によって、背面部14の端部へと流されて、樋35a,35bに誘導される。
図4(a)及び図4(b)に示すように、樋35a,35bに流れ込んだ雨水は、傾斜によって、横側面部13a,13bの端部へと流されて、縦樋36a,36bを介して、
排出口から、キャリーボックス10の外部へと排出される。
そして、図3に示すように、キャリーボックス10の前面扉12は閉じたまま、上面が開放された状態になり、コンテナケース60から郵便物を取り出すことができる。取り出しを終了した場合には、上面蓋15を引っ張って上面を閉じて、鍵をロック機構部25から抜くことにより施錠する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 本実施形態では、キャリーボックス10は、底面部11に対して起立した横側面部13a,13b、背面部14及び前面扉12と、これらによって囲まれる上面を覆う上面蓋15とを備えている。上面蓋15は、背面部14に回動可能に取り付けられている。横側面部13a,13bの内面には、この上面蓋15と横側面部13a,13bとの接合部の下方に、樋35a,35bが取り付けられている。このため、上面蓋15を開けた場合、上面蓋15に付着していた雨水等は、樋35a,35bによって受け止められるので、内部への侵入が阻止されて、郵便物が汚れることを抑制することができる。
(2) 本実施形態では、キャリーボックス10の上面蓋15は、回動可能に背面部14に取り付けられている。そして、背面部14の内側には、上面蓋15の取付部の下方に位置するように、樋31が取り付けられている。このため、上面蓋15から背面部14に流れ落ちる雨水は、樋31によって受け止められるので、内部への侵入を抑制することができる。
(3) 本実施形態では、キャリーボックス10の上面蓋15は、先端部側部材15Aと基端部側部材15Bとが連結して構成されており、上面を開放する場合には、これらが2つに折り畳まれる。先端部側部材15Aと基端部側部材15Bとの接合部には、樋15bが設けられている。このため、上面蓋15が開放された際に、先端部側部材15Aと基端部側部材15Bとの接合部から樋15bに雨水が流れ落ちるので、より確実に内部に侵入することを阻止することができる。
(4) 本実施形態では、上面蓋15の樋15bの両端部の下方及び樋31の両端部の下方には、樋35a,35bが配置されている。樋35a,35bは、縦樋36a,36bに接続されている。縦樋36a,36bの下端部は、キャリーボックス10の底面部11に設けられた開孔部(排出口)に接続されている。このため、樋15b,31,35a,35bに流れ込んだ雨水を、排出口から速やかに排出して、郵便物が汚れることを、より確実に抑制することができる。
(5) 本実施形態では、樋15b,31,35a,35bに溜まった雨水をキャリーボックス10の外部に排出する排水口は、キャリーボックス10の底面部11に設ける。このため、キャリーボックス10の底面部11から雨水を、飛び散らせることなく排出することができる。
(6) 本実施形態では、樋31は樋35a,35bに向かって傾斜している。樋35a,35bは、縦樋36a,36bに向かって傾斜している。このため、樋31に流れ込んだ雨水を、傾斜に従って樋35a,35bに円滑に流すことができる。また、樋35a,35bに流れ込んだ雨水は、傾斜に従って縦樋36a,36bに円滑に流すことができる。従って、樋31,35a,35bの雨水を、速やかに外部に誘導することができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態においては、上面蓋15には、上面を開放する際に、山折となる部分の下方に、第2の樋となる樋15bを設けた。上面蓋15に設ける樋は、これに限られる
ものではなく、例えば、上面部の先端部15aにも設けてもよい。この場合には、上面蓋15から前面側に流れ落ちた雨水を、この樋によって受け止めることができる。
・ 上記実施形態においては、縦樋36a,36bの下端部に排水口を設けた。排水口の位置は、ここに限られない。例えば、横側面部13a,13bに排水口(開孔部)を設け、樋35a,35bの端部に、この開孔部を接続するようにしてもよい。
・ 上記実施形態においては、上面を開放する上面蓋15を、先端部側部材15A、基端部側部材15Bを用いて、2つ折りに折り畳めるように構成した。上面を開放するための上面蓋15の構成は、2つ折りに限定されるものではない。例えば、上面蓋15を蛇腹構造にして、伸縮により上面を開放できるようによい。この場合も、上面蓋15の縁部からの雨水の落下を、樋35a,35bにより、受け止めることができる。
10…キャリーボックス、11…底面部、12…前面扉、13a,13b…横側面部、14…背面部、15…上面蓋、15b,31,35a,35b…樋、20…ローリングバー、25…ロック機構部、27a,27b,37a,37b…留め具部材、30…収納ネット、36a,36b…縦樋、42…取手部材、50…バイク、51…荷台。

Claims (5)

  1. 二輪車の荷台に搭載して、収納物を収容するために、二輪車の荷台に取り付ける底面部と、この底面部に対して起立した側面部と、前記側面部によって囲まれる上面を覆う上面蓋とを備えたキャリーボックスであって、
    前記上面蓋の一つの縁部は、前記側面部に接続されており、
    他の縁部は、前記側面部の縁部と離間可能にして、上面を開放可能にして配置されており、
    前記側面部の内面に、前記上面蓋の縁部の下方に樋を設けたことを特徴とするキャリーボックス。
  2. 前記側面部又は前記底面部には、前記樋に接続される排出口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャリーボックス。
  3. 前記樋は、前記排出口に向かって傾斜するように、前記側面部に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のキャリーボックス。
  4. 前記上面蓋は、前記側面部に対して回動可能に取り付けられており、
    前記樋を、前記上面蓋の取付部の下方に取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャリーボックス。
  5. 前記上面蓋は、前記上面を開放するために、折り畳むことができる分割板から構成されており、
    前記上面蓋には、開放時に、分割部分の下方に第2の樋が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャリーボックス。
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