JP6261638B2 - エレベータ仮設支持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、目板に取り付けられて、例えば、足場、かご、つり合いおもりなどの支持対象装置を支持するエレベータ仮設支持装置に関する。
従来、昇降路に沿って並べられた一対のガイドレールに渡って固定された目板の上面に当接してガイドレールに固定される吊りプレートと、吊りプレートとかごまたはつり合いおもりを連結する連結用金具とを備えた吊り装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平02−69682号公報
しかしながら、かご、つり合いおもりなどの支持対象装置を支持する吊りプレートなどの支持本体が目板の上面に当接してガイドレールに固定されているので、昇降路における高さ方向の位置の中で、目板が取り付けられている位置にしか支持本体を配置することができない。これにより、支持本体の設置自由度が低下するという問題点があった。
この発明は、支持本体の設置自由度を向上させることができるエレベータ仮設支持装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータ仮設支持装置は、昇降路に沿って延びるガイドレールに仮設され、支持対象装置を支持するエレベータ仮設支持装置であって、支持対象装置を支持する支持本体と、ガイドレールに設けられた目板に支持され、支持本体を支持する高さ位置調整部材とを備え、高さ位置調整部材は、ガイドレールにおける平板部の背面に設けられる高さ位置調整板と、平板部および高さ位置調整板を挟むことによって高さ位置調整板を平板部に固定する挟み固定部材とを有し、挟み固定部材は、高さ位置調整板との間に平板部の幅方向一端部が挟まれる一端部挟み部材と、高さ位置調整板に形成された長穴に挿入され、一端部挟み部材を高さ位置調整板に固定する締結部材と、高さ位置調整板との間に平板部の幅方向他端部が挟まれる他端部挟み部材とを有し、長穴は、締結部材が一端部挟み部材を高さ位置調整板に固定していない場合に高さ位置調整板の幅方向についての一端部挟み部材と他端部挟み部材との間の寸法が変更可能となるように形成されており、長穴は、高さ位置調整板の幅方向について他端部挟み部材から離れるにつれて上方に向かうように水平面に対して傾斜している
この発明に係るエレベータ仮設支持装置によれば、ガイドレールに設けられた目板に支持され支持本体を支持する高さ位置調整部材を備えているので、支持本体の設置自由度を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ仮設支持装置を用いてかごを支持する様子を示す正面図である。 図1のエレベータ仮設支持装置を示す側面図である。 図1の高さ位置調整部材を示す側面図である。 図3のIV−IV線に沿った矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータ仮設支持装置における高さ位置調整板および挟み固定部材を示す背面図である。 図5の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す平面図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベータ仮設支持装置における高さ位置調整板および挟み固定部材を示す斜視図である。 図7の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す平面図である。 図7の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す側面図である。 図7の高さ位置調整板がガイドレールに取り付けられる様子を示す図である。 図10の高さ位置調整板がガイドレールに取り付けられた状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベータ仮設支持装置における高さ位置調整板および挟み固定部材を示す斜視図である。 図12の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す平面図である。 図12の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す側面図である。 図12の高さ位置調整板をガイドレールに取り付ける様子を示す図である。 図15の高さ位置調整板がガイドレールに取り付けられた状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベータ仮設支持装置の要部を示す背面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ仮設支持装置を用いてかごを支持する様子を示す正面図、図2は図1のエレベータ仮設支持装置を示す側面図である。図において、昇降路1には、一対のガイドレール2が昇降路1の幅方向に離れて配置されている。昇降路1の幅方向とは、乗場から昇降路1を視た場合の幅方向、言い換えれば、間口方向であって、図1の矢印Aの方向である。それぞれのガイドレール2は、昇降路1に沿って並べられた複数のガイドレール片21を有している。高さ方向に並ぶ一対のガイドレール片21の間には、目板3が固定されている。一対のガイドレール片21が目板3に固定されることによって、一対のガイドレール片21が互いに固定される。
ガイドレール2は、昇降路1の壁に対向する平板部22と、平板部22から他方のガイドレール2に向かって突出する案内板23とを有している。目板3は、平板部22の裏面にボルトおよびナットを用いて固定されている。平板部22の裏面とは、平板部22における昇降路1の壁に対向する面である。
一対のガイドレール2には、昇降路1に沿って昇降可能なかご4が設けられている。かご4は、かご本体41と、かご本体41を支持するかご枠42と、かご枠42に取り付けられ、ガイドレール2に案内される4個のガイドシュー43とを有している。かご枠42は、かご本体41よりも上方に設けられ昇降路1の幅方向に延びる上枠421を有している。
エレベータ仮設支持装置5Aは、支持本体6と、支持本体6に取り付けられ、支持本体6とかご4とを連結する一対の連結金具7と、目板3に支持され、支持本体6を支持する高さ位置調整部材8とを備えている。この例では、エレベータ仮設支持装置5Aに支持される支持対象装置としてかご4を例に説明する。支持本体6は、連結金具7を介してかご4を支持する。
連結金具7は、一端部が支持本体6に接続されたロープ71と、ロープ71の他端部に接続されたチェーンブロック72とを備えている。チェーンブロック72は、チェーン721と、チェーン721を移動させる駆動部722とを有している。チェーン721の下端部は、上枠421に巻き付けられる。駆動部722が駆動することによって、チェーン721の下端部が昇降路1に沿って昇降する。
高さ位置調整部材8は、ガイドレール2に沿って並べられる複数の高さ位置調整板81を有している。ガイドレール2に沿った方向についての目板3と支持本体6との間の寸法は、高さ位置調整板81の数が増減することによって、変更可能となっている。この例では、3個の高さ位置調整板81が並べられている。なお、高さ位置調整板81の数は、3個に限らず、その他の数であってもよい。また、この例では、それぞれの高さ位置調整板81の高さ方向の寸法は、同一となっている。なお、それぞれの高さ位置調整板81の高さ方向の寸法は、互いに異なってもよい。異なる高さ方向の寸法の複数の高さ位置調整板81を組み合わせることによって、目板3と支持本体6との間の距離の寸法をより細かく調整することができる。
図3は図1の高さ位置調整部材8を示す側面図、図4は図3のIV−IV線に沿った矢視断面図である。高さ位置調整部材8は、ガイドレール2の平板部22と高さ位置調整板81と挟むことによって高さ位置調整板81を平板部22に固定する挟み固定部材82をさらに有している。
挟み固定部材82は、高さ位置調整板81との間に平板部22の幅方向一端部が挟まれる一端部挟み部材であるレールクリップ821と、高さ位置調整板81に形成された長穴811に挿入され、レールクリップ821を高さ位置調整板81に固定する締結部材822と、高さ位置調整板81との間に平板部22の幅方向他端部を挟む他端部挟み部材であるレールクリップ823と、高さ位置調整板81に形成された貫通孔に挿入され、レールクリップ823を高さ位置調整板81に固定する締結部材824とを有している。
締結部材822は、ボルトおよびナットから構成されている。ボルトが長穴811に挿入された状態で、ボルトの先端部にナットが固定されることによって、レールクリップ821が高さ位置調整板81に固定される。長穴811は、高さ位置調整板81の幅方向に延びて配置されている。したがって、締結部材822がレールクリップ821を高さ位置調整板81に固定していない場合に、レールクリップ821は、高さ位置調整板81に対して高さ位置調整板81の幅方向に移動可能となる。その結果、レールクリップ821とレールクリップ823との間の寸法が変更可能となる。言い換えれば、長穴811は、締結部材822がレールクリップ821を高さ位置調整板81に固定していない場合に高さ位置調整板81の幅方向についてレールクリップ821とレールクリップ823との間の寸法が変更可能となるように形成されている。レールクリップ821が高さ位置調整板81の幅方向に移動することによって、幅方向寸法が異なる複数の種類のガイドレール2に対して、同一の高さ位置調整部材8を固定することができる。高さ位置調整板81の幅方向とは、高さ位置調整板81が平板部22に固定された場合であって昇降路1の幅方向に高さ位置調整板81を視た場合の高さ位置調整板81についての幅方向であって、図3および図4の矢印Bの方向である。レールクリップ821が高さ位置調整板81に固定され、かつ、レールクリップ823が高さ位置調整板81に固定されることによって、高さ位置調整板81が平板部22に固定される。
締結部材824は、締結部材822と同様に、ボルトおよびナットから構成されている。ボルトが高さ位置調整板81の貫通孔に挿入された状態で、ボルトの先端部にナットが固定されることによって、レールクリップ823が高さ位置調整板81に固定される。
次に、エレベータ仮設支持装置5Aを用いてかご4を支持する方法について説明する。まず、かご4を目的の位置に移動させる。目的の位置としては、例えば、昇降路1における最上部が挙げられる。つり合いおもりを取り外す場合には、かご4を昇降路1における最上部に移動させる。なお、目的の位置としては、その他の位置であってもよい。かご4を目的の位置に移動させた後、かご4よりも上方にある目板3に高さ位置調整部材8を設置し、さらに、高さ位置調整部材8に支持本体6を設置し、高さ位置調整部材8および支持本体6をガイドレール2に固定する。この時、高さ位置調整部材8の高さ方向の寸法は、目板3と支持本体6との間の高さ方向の寸法に対応させて調整する。
その後、連結金具7のロープ71を支持本体6に接続し、連結金具7のチェーンブロック72を上枠421に接続する。以上により、エレベータ仮設支持装置5Aを用いてかごを支持させる方法が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータ仮設支持装置5Aによれば、かご4を支持する支持本体6と、ガイドレール2に設けられた目板3に支持され、支持本体6を支持する高さ位置調整部材8とを備えているので、支持本体6の設置自由度を向上させることができる。その結果、支持本体6の位置を調整することによって、チェーンブロック72の水平面に対する角度を、決められた角度以上にすることができる。
また、高さ位置調整部材8は、ガイドレール2に沿って並べられる複数の高さ位置調整板81を有し、ガイドレール2に沿った方向についての目板3と支持本体6との間の寸法は、高さ位置調整板81の数が増減することによって、変更可能となっているので、支持本体6の設置自由度をさらに向上させることができる。
また、高さ位置調整部材8は、ガイドレール2における平板部22の背面に設けられる高さ位置調整板81と、平板部22および高さ位置調整板81挟むことによって高さ位置調整板81を平板部22に固定する挟み固定部材82とを有しているので、高さ位置調整板81を平板部22に固定することによって、目板3による高さ位置調整板81の支持をより確実にすることができる。
また、挟み固定部材82は、高さ位置調整板81との間に平板部22の幅方向一端部が挟まれるレールクリップ821と、高さ位置調整板81に形成された長穴811に挿入され、レールクリップ821を高さ位置調整板81に固定する締結部材822と、高さ位置調整板81との間に平板部22の幅方向他端部が挟まれるレールクリップ823とを有し、長穴811は、締結部材822がレールクリップ821を高さ位置調整板81に固定していない場合に高さ位置調整板81の幅方向についてレールクリップ821とレールクリップ823との間の寸法が変更可能となるように形成されているので、幅方向寸法が異なる複数の種類のガイドレール2に対して、同一の高さ位置調整部材8を固定することができる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係るエレベータ仮設支持装置における高さ位置調整板および挟み固定部材を示す背面図、図6は図5の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す平面図である。実施の形態2に係るエレベータ仮設支持装置では、挟み固定部材82は、レールクリップ823および締結部材824を有しておらず、高さ位置調整板81の幅方向端部に一体に形成され、ガイドレール2の平板部22の幅方向他端部を挟む他端部挟み部材825を有している。
他端部挟み部材825は、高さ位置調整板81の表面から垂直に延びる垂直部825aと、垂直部825aの先端部から高さ位置調整板81の幅方向であって高さ位置調整板81の幅方向一端部に近づく方向に延びる他端部挟み本体部825bとを有している。垂直部825aは、平板部22の幅方向他端部の側面に対向する。他端部挟み本体部825bは、平板部22の幅方向他端部の表面に対向する。
長穴811は、高さ位置調整板81の幅方向について他端部挟み部材825から離れるにつれて上方に向かうように水平面に対して傾斜している。締結部材824が長穴811に沿って移動することによって、レールクリップ821が長穴811に沿って移動する。レールクリップ821が長穴811に沿って移動することによって、レールクリップ821と他端部挟み部材825との間の寸法が変更される。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、高さ位置調整板81をガイドレール2に固定する方法について説明する。まず、締結部材822がレールクリップ821を高さ位置調整板81に固定していない状態で、垂直部825aが平板部22の幅方向他端部の側面に対向し、他端部挟み本体部825bが平板部22の幅方向他端部の表面に対向するように、高さ位置調整板81をガイドレール2に設置する。この時、垂直部825aと平板部22の幅方向他端部の側面とを接触させる。
その後、締結部材822を長穴811に沿って自重により移動させる。締結部材822の自重による移動にともなって、レールクリップ821が長穴811に沿って自重により移動する。これにより、レールクリップ821は平板部22の幅方向一端部の側面と接触する。その後、締結部材822を操作することによって、レールクリップ821を高さ位置調整板81に固定する。以上により、高さ位置調整板81のガイドレール2への固定の方法が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るエレベータ仮設支持装置によれば、長穴811は、高さ位置調整板81の幅方向について他端部挟み部材825から離れるにつれて上方に向かうように水平面に対して傾斜しているので、締結部材822がレールクリップ821を高さ位置調整板81に固定していない場合に、レールクリップ821がガイドレール2の平板部22の一端部に接触するまで、レールクリップ821および締結部材822が自重により移動する。これにより、レールクリップ821を平板部22の一端部に容易に接触させることができる。その結果、高さ位置調整板81がガイドレール2に固定された場合に、ガイドレール2に対する高さ位置調整板81の幅方向への移動をより強く規制することができる。
なお、上記実施の形態2では、挟み固定部材82はレールクリップ823および締結部材824を有していない構成について説明したが、実施の形態1と同様に、挟み固定部材82がレールクリップ823および締結部材824を有している構成であってもよい。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係るエレベータ仮設支持装置における高さ位置調整板および挟み固定部材を示す斜視図、図8は図7の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す平面図、図9は図7の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す側面図である。実施の形態3に係るエレベータ仮設支持装置では、挟み固定部材82は、高さ位置調整板81との間にガイドレール2の平板部22の幅方向一端部が挟まれる一端部挟み部材826と、高さ位置調整板81との間に平板部22の幅方向他端部が挟まれる他端部挟み部材827と有している。
一端部挟み部材826は、高さ位置調整板81の幅方向一端部から高さ位置調整板81の表面から垂直に延びる垂直部826aと、垂直部826aの先端部から高さ位置調整板81の幅方向であって高さ位置調整板81の幅方向他端部に近づく方向に延びる一端部挟み本体部826bとを有している。
他端部挟み部材827は、高さ位置調整板81の幅方向他端部から高さ位置調整板81の表面から垂直に延びる垂直部827aと、垂直部827aの先端部から高さ位置調整板81の幅方向であって高さ位置調整板81の幅方向一端部に近づく方向に延びる他端部挟み本体部827bとを有している。
一端部挟み部材826および他端部挟み部材827は、高さ位置調整板81の高さ方向にずれて配置されている。この例では、高さ位置調整板81の高さ方向が鉛直方向と一致する場合に、一端部挟み部材826は、高さ位置調整板81の高さ方向について、他端部挟み部材827よりも下方に配置される。高さ位置調整板81の高さ方向とは、高さ位置調整板81がガイドレール2に取り付けられた場合にガイドレール2の長手方向と同一方向となる方向であり、図7の矢印Cの方向である。
一端部挟み部材826と他端部挟み部材827との間の寸法L1は、平板部22の幅方向の寸法よりも大きくなっている。
高さ位置調整板81の幅方向についての一端部挟み部材826と他端部挟み部材827との間の寸法L2は、平板部22の幅方向の寸法よりも小さくなっている。言い換えれば、一端部挟み部材826および他端部挟み部材827は、高さ方向に視た場合に、一端部挟み部材826と他端部挟み部材827との間の寸法L2が平板部22の幅方向に寸法よりも小さくなっている。具体的には、高さ位置調整板81の幅方向についての一端部挟み本体部826bと他端部挟み本体部827bとの間の寸法は、平板部22の幅方向の寸法よりも小さくなっている。また、高さ位置調整板81の幅方向についての垂直部826aと垂直部827aとの間の寸法L3は、平板部22の幅方向の寸法よりも大きくなっている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、高さ位置調整板81をガイドレール2に取り付ける方法について説明する。図10は図7の高さ位置調整板81がガイドレール2に取り付けられる様子を示す図、図11は図10の高さ位置調整板81がガイドレール2に取り付けられた状態を示す平面図である。一端部挟み部材826と他端部挟み部材827との間にガイドレール2の平板部22が挿入可能となるように、高さ位置調整板81の高さ方向をガイドレール2の長手方向に対して傾斜させる。
その後、一端部挟み部材826と他端部挟み部材827との間にガイドレール2を挿入し、さらに、高さ位置調整板81の高さ方向をガイドレール2の長手方向と一致させる。以上により、高さ位置調整板81をガイドレール2に取り付ける方法が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係るエレベータ仮設支持装置によれば、挟み固定部材82は、高さ位置調整板81との間に平板部22の幅方向一端部が挟まれる一端部挟み部材826と、高さ位置調整板81との間に平板部22の幅方向他端部が挟まれる他端部挟み部材827と有し、一端部挟み部材および他端部挟み部材は、高さ位置調整板81の高さ方向にずれて配置され、一端部挟み部材826と他端部挟み部材827との間の寸法L1は、平板部22の幅方向の寸法よりも大きく、高さ位置調整板81の幅方向についての一端部挟み部材826と他端部挟み部材827との間の寸法L2は、平板部22の幅方向の寸法よりも小さいので、高さ位置調整板81をガイドレール2により簡単に取り付けることができる。
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4に係るエレベータ仮設支持装置における高さ位置調整板および挟み固定部材を示す斜視図、図13は図12の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す平面図、図14は図12の高さ位置調整板および挟み固定部材を示す側面図である。実施の形態4に係るエレベータ仮設支持装置では、挟み固定部材82は、高さ位置調整板81との間に平板部22の幅方向一端部が挟まれる一端部挟み部材であるレールクリップ821と、高さ位置調整板81に形成された長穴811に挿入され、レールクリップ821を高さ位置調整板81に固定する締結部材822とを備えている。長穴811は、高さ位置調整板81の幅方向に延びて形成されている。なお、長穴811は、高さ位置調整板81の幅方向について他端部挟み部材827から離れるにつれて上方に向かうように水平面に対して傾斜してもよい。
締結部材822は、実施の形態1の締結部材822と同様の構成となっている。したがって、レールクリップ821は、締結部材822がレールクリップ821を高さ位置調整板81に固定していない場合に、レールクリップ821は、長穴811の長手方向、この例では、高さ位置調整板81の幅方向に移動可能である。その他の構成は、実施の形態3と同様である。
次に、高さ位置調整板81をガイドレール2に取り付ける方法について説明する。図15は図12の高さ位置調整板81がガイドレール2に取り付けられる様子を示す図、図16は図15の高さ位置調整板81がガイドレール2に取り付けられた状態を示す平面図である。レールクリップ821と他端部挟み部材827との間にガイドレール2の平板部22が挿入可能となるように、高さ位置調整板81の高さ方向をガイドレール2の長手方向に対して傾斜させる。
その後、レールクリップ821と他端部挟み部材827との間にガイドレール2を挿入し、さらに、高さ位置調整板81の高さ方向をガイドレール2の長手方向と一致させる。その後、他端部挟み部材827と平板部22の幅方向他端部の側面とを接触させた状態で、レールクリップ821がガイドレール2の平板部22の幅方向一端部の側面に接触するまで、レールクリップ821を高さ位置調整板81の幅方向に移動させる。その後、締結部材822を操作することによって、レールクリップ821を高さ位置調整板81に固定する。以上により、高さ位置調整板81をガイドレール2に取り付ける方法が終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係るエレベータ仮設支持装置によれば、挟み固定部材82は、高さ位置調整板81に形成された長穴811に挿入されレールクリップ821を高さ位置調整板81に固定する締結部材822を有し、長穴811は、締結部材822がレールクリップ821を高さ位置調整板81に固定していない場合に高さ位置調整板81の幅方向についてレールクリップ821と他端部挟み部材827との間の寸法が変更可能となるように形成されているので、幅方向寸法が異なる複数の種類のガイドレール2に対して、同一の高さ位置調整部材8を固定することができる。
なお、各上記実施の形態では、エレベータ仮設支持装置に支持される支持対象装置としてかごを例に説明したが、例えば、つり合いおもりであってもよい。この場合、エレベータ仮設支持装置は、つり合いおもりを案内するガイドレールに取り付けられる。
実施の形態5.
図17はこの発明の実施の形態5に係るエレベータ仮設支持装置の要部を示す背面図である。実施の形態5に係るエレベータ仮設支持装置では、実施の形態1と異なり、支持対象装置が足場板となっている。足場板は、昇降路1における任意の高さ位置に設置される。例えば、足場板は、乗場と同じ高さ位置に設置される。図18では、足場板の一部を構成する単管パイプ9を示している。足場板は、互いに対向する一対の単管パイプ9と、一対の単管パイプ9に渡って設けられる板部材とを有している。
エレベータ仮設支持装置5Bは、単管パイプ9が取り付けられる支持本体6と、目板3に支持され、支持本体6を支持する高さ位置調整部材8とを備えている。支持本体6は、単管パイプ9がガイドレール2よりも昇降路1の壁側に配置されるように単管パイプ9を支持する。これにより、板部材が単管パイプ9に設置されていない状態では、かご4が自由に昇降することができる。なお、支持本体6は、単管パイプ9がガイドレール2よりも昇降路1の中心側に配置されるように単管パイプ9を支持する構成であってもよい。その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、高さ位置調整部材8は、実施の形態2〜4と同様であってもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態5に係るエレベータ仮設支持装置によれば、足場板を支持する支持本体6と、ガイドレール2に設けられた目板3に支持され、支持本体6を支持する高さ位置調整部材8とを備えているので、支持本体6の設置自由度を向上させることができる。その結果、支持本体6の位置を調整することによって、足場板の高さ位置を乗場の高さ位置に合わせることができる。
1 昇降路、2 ガイドレール、3 目板、4 かご、5A、5B エレベータ仮設支持装置、6 支持本体、7 連結金具、8 高さ位置調整部材、9 単管パイプ、21 ガイドレール片、22 平板部、23 案内板、41 かご本体、42 かご枠、43 ガイドシュー、71 ロープ、72 チェーンブロック、81 高さ位置調整板、82 挟み固定部材、421 上枠、721 チェーン、722 駆動部、811 長穴、821 レールクリップ(一端部挟み部材)、822 締結部材、823 レールクリップ(他端部挟み部材)、824 締結部材、825 他端部挟み部材、825a 垂直部、825b 他端部挟み本体部、826 一端部挟み部材、826a 垂直部、826b 一端部挟み本体部、827 他端部挟み部材、827a 垂直部、827b 他端部挟み本体部。

Claims (2)

  1. 昇降路に沿って延びるガイドレールに仮設され、支持対象装置を支持するエレベータ仮設支持装置であって、
    前記支持対象装置を支持する支持本体と、
    前記ガイドレールに設けられた目板に支持され、前記支持本体を支持する高さ位置調整部材と
    を備え
    前記高さ位置調整部材は、前記ガイドレールにおける平板部の背面に設けられる高さ位置調整板と、前記平板部および前記高さ位置調整板を挟むことによって前記高さ位置調整板を前記平板部に固定する挟み固定部材とを有し、
    前記挟み固定部材は、前記高さ位置調整板との間に前記平板部の幅方向一端部が挟まれる一端部挟み部材と、前記高さ位置調整板に形成された長穴に挿入され、前記一端部挟み部材を前記高さ位置調整板に固定する締結部材と、前記高さ位置調整板との間に前記平板部の幅方向他端部が挟まれる他端部挟み部材とを有し、
    前記長穴は、前記締結部材が前記一端部挟み部材を前記高さ位置調整板に固定していない場合に前記高さ位置調整板の幅方向についての前記一端部挟み部材と前記他端部挟み部材との間の寸法が変更可能となるように形成されており、
    前記長穴は、前記高さ位置調整板の幅方向について前記他端部挟み部材から離れるにつれて上方に向かうように水平面に対して傾斜しているエレベータ仮設支持装置。
  2. 前記高さ位置調整部材は、前記ガイドレールに沿って並べられる複数の高さ位置調整板を有し、
    前記ガイドレールに沿った方向についての前記目板と前記支持本体との間の寸法は、前記高さ位置調整板の数が増減することによって、変更可能となっている請求項1に記載のエレベータ仮設支持装置。
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