JP2007055742A - エレベータの揚重装置 - Google Patents

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厚史 長瀬
Yoshiyasu Hanaoka
義泰 花岡
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Abstract

【課題】機器の吊り位置に伴う揚重作業に対する制約を緩和できるとともに、昇降路の頂部近傍までの機器の吊り上げを実現できる。
【解決手段】昇降路壁面3にその両端部が着脱可能に取付けられ吊りビーム10と、この吊りビーム10の長手方向40と直交する方向に延設され、その端部に機器の荷重を受ける吊点20aを有する可動ビーム20と、吊りビーム10の長手方向の任意の位置で、可動ビーム20をこの吊りビーム10に固定可能な固定手段21とを備え、この固定手段21が、吊りビーム10の短手方向50の両側部にそれぞれ当接され、可動ビーム20が挿入される挿入穴12aを有する一対の固定板12と、吊りビーム10と可動ビーム20を挟むように一対の固定板12間に配置され、組立用ボルト32によって固定板12にそれぞれ固定される一対のブロック部材13とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、昇降路内に配備される乗かご枠等の機器を、据付けに際して吊り上げるエレベータの揚重装置に関する。
この種の従来技術として、特許文献1に示されるものがある。この従来技術は、昇降路の頂部付近に位置する壁面にアンカーボルトで固定した一対の受け材に、その両端部が着脱可能に取付けられる吊りビームすなわち支持体と、この吊りビームに吊持されるように連結され、吊り上げられる機器の荷重を受ける連結材とを備えた構成になっている。
特開2000−335847公報(図1)
上述した従来技術では、吊りビームである支持体が受け材を介して昇降路の壁面に固定されるものであることから、支持体の略鉛直下方に位置する機器しか揚重できず、揚重作業に制約を受けがちであり、この揚重作業の能率向上を見込めない問題があった。
また、支持体に連結される連結材は、支持体に吊持されるようになっていることから、連結材の下端の吊点と吊りビームとの間の領域に機器が配備される場合には、該当する機器をこの領域まで吊り上げることができず、すなわち、昇降路の頂部近傍まで機器を吊り上げることができず、この点からも揚重作業の能率向上を見込めない問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、機器の吊り位置に伴う揚重作業に対する制約を緩和できるとともに、昇降路の頂部近傍までの機器の吊り上げを実現できるエレベータの揚重装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、昇降路内に配備される機器の据付けに際して用いられ、上記昇降路の頂部付近に位置する壁面にその両端部が着脱可能に取付けられる吊りビームを備えたエレベータの揚重装置において、上記吊りビームの長手方向と直交する方向に延設され、その端部に上記機器の荷重を受ける吊点を有する可動ビームと、上記吊りビームの長手方向の任意の位置で、上記可動ビームをこの吊りビームに固定可能な固定手段とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、吊り上げられる機器の位置の略直上に吊点が位置するように可動ビームを吊りビームの長手方向に動かし、位置の決まった可動ビームを固定手段によって吊りビームに固定することにより、機器の吊り上げを確実に行なうことができる。すなわち、機器の吊り位置に伴う揚重作業に対する制約を、吊りビームに対する可動ビームの位置を変更させることにより緩和できる。また、吊点を有する可動ビームを、固定手段によって昇降路の頂部付近に位置する吊りビームに固定したことから、可動ビームの吊点を昇降路の頂部付近に位置させることができる。すなわち、可動ビームの吊点を介して昇降路の頂部近傍まで機器を吊り上げることができる。
また、本発明は、上記発明において、上記固定手段が、上記可動ビームをその長手方向の任意の位置で上記吊りビームに固定する手段を兼ねることを特徴としている。
また、本発明は、上記発明において、上記吊りビームが伸縮可能なものから成ることを特徴としている。
また、本発明は、上記発明において、上記吊りビームの端部と上記昇降路の上記壁面との間に配置され、上記吊りビームの長手方向に沿う設置長さを調整可能な長さ調整部材、及び上記吊りビームの高さ方向に沿う設置高さを調整可能な高さ調整部材の少なくとも一方を形成する継ぎ部材を備えたことを特徴としている。
また、本発明は、上記発明において、上記継ぎ部材を、上記吊りビームの側部及び底部のいずれか一方において、この吊りビームに連結したことを特徴としている。
また、本発明は、上記発明において、上記吊りビームが、互いに並設され、互いの連結位置を変更可能な第1長尺部材と第2長尺部材とから成るとともに、上記固定手段が、上記吊りビームの短手方向の両側部にそれぞれ当接され、上記可動ビームが挿入される挿入穴を有する一対の固定板と、上記吊りビームと上記可動ビームを挟むように上記一対の固定板間に配置され、上記固定板にそれぞれ固定される一対のブロック部材とを含むことを特徴としている。
また、本発明は、上記発明において、上記一対のブロック部材を、上記固定板間の寸法を変更可能な形状に形成したことを特徴としている。
本発明は、機器の吊り位置に伴う揚重作業に対する従来の制約を、吊りビームに対する可動ビームの位置を変更させることにより緩和できるとともに、従来では実現できなかった昇降路の頂部近傍までの機器の吊り上げを実現でき、これらにより従来に比べて機器の揚重作業の能率を向上させることができる。
以下,本発明に係るエレベータの揚重装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエレベータの揚重装置の一実施形態が昇降路の頂部付近に配置された状態を示す要部斜視図である。この図1に基づいて本実施形態の昇降路内における配置形態について説明する。
この図1に示すエレベータは、例えば近年主流となっている昇降路1の上部に機械室が備えられないエレベータであり、乗かごや釣り合いおもりなどの昇降体がガイドレール4によって案内される。昇降路頂部2の近傍には、頂部ビーム5と、この頂部ビーム5に保持され、主ロープが巻き掛けられる頂部プーリ6とが配置されている。
本実施形態の揚重装置は、同図1に示すように主に、吊りビーム10と、この吊りビーム10の長手方向と直交する方向に延設される可動ビーム20と、吊りビーム10の長手方向の任意の位置で、可動ビーム20を吊りビーム10に固定可能な固定手段21とで構成されている。吊りビーム10の両端部のそれぞれは、昇降路頂部2の近傍に位置する昇降路壁面3に着脱可能に取付けられている。例えば。吊りビーム10は、頂部ビーム5や頂部プーリ6よりも高い位置に取付けてある。
なお、本実施形態にあっては、昇降路1が鉄骨構造から成り、これに伴って昇降路壁面3は鋼板から成っているが、昇降路1がコンクリート構造である場合には、コンクリートから成る昇降路壁面に一対の受け材がアンカーボルトで固定され、その受け材のそれぞれに吊りビーム10が連結されることになる。
図2は本発明に係るエレベータの揚重装置の一実施形態を示す斜視図である。
この図2に示すように、吊りビーム10は、例えば互いに短手方向50が同一方向となるように当接させて並設され、互いの連結位置を変更可能な幅寸法の等しい第1長尺部材10Aと第2長尺部材10Bとから成っており、全体が伸縮可能になっている。
第1長尺部材10Aと第2長尺部材10Bの側面のそれぞれには、これらを互いに固定するための複数の連結用ボルト穴10aが長手方向40に沿って等間隔で形成されている。これらの連結用ボルト穴10aに連結用ボルト30が挿入され、この連結用ボルト30によって第1長尺部材10Aと第2長尺部材10Bとが一体に固定される。連結用ボルト穴10aの位置をずらして固定することにより、この吊りビーム10の長手方向40の寸法を変更することができる。
第1長尺部材10Aの一端、及び第2長尺部材10Bの他端は、昇降路壁面3に取付けた互いに対向するビーム固定材11のそれぞれに固定用ボルト31によって連結されている。
第1長尺部材10A、第2長尺部材10Bの短手方向50に延設される可動ビーム20は、両端部のそれぞれに機器を吊り上げるための吊点20aを備えており、この吊点20aは図示しないナットで可動ビーム20の本体に対して着脱可能になっている。
この可動ビーム20を、吊りビーム10、すなわち第1長尺部材10A及び第2長尺部材10Bの長手方向40の任意の位置で、これらの第1長尺部材10A及び第2長尺部材10Bの少なくとも一方に固定する固定手段21は、吊りビーム10の短手方向50の両側部、すなわち第1長尺部材10Aの側部及び第2長尺部材10Bの側部にそれぞれ当接され、可動ビーム20が挿入される複数の挿入穴12aを有する一対の固定板12と、吊りビーム10、すなわち第1長尺部材10A及び第2長尺部材10Bと、可動ビーム20とを挟むように一対の固定板12間に配置され、固定板12に組立用ボルト32によってそれぞれ固定される上下一対のブロック部材13とを含んでいる。
第1長尺部材10A及び第2長尺部材10Bの上面のそれぞれには、複数の連結用ボルト穴10bを長手方向40に沿って等間隔で形成してあり、ブロック部材13に形成したボルト穴13bに挿通させた保持用ボルト33を、例えば第2長尺部材10Bの連結用ボルト穴10bに挿通させて締結することにより、可動ビーム20が第2長尺部材10Bに固定されるようになっている。
なお、図示しないが可動ビーム20の上下面のそれぞれには、上述した保持用ボルト33が挿入される複数の連結用ボルト穴を等間隔で形成してある。これにより、可動ビーム20をその長手方向に任意の位置で第2長尺部材10Bに固定することができる。すなわち、固定手段21は、可動ビーム20をその長手方向の任意の位置で吊りビーム10に固定する手段も兼ねている。
また、上述したブロック部材13は、一対の固定板12間の寸法を変更可能な形状に形成してある。例えば、短辺が第1長尺部材10A、第2長尺部材10Bのそれぞれの幅寸法と略等しい寸法に設定され、長辺が第1長尺部材10A、第2長尺部材10Bのそれぞれの略2倍の幅寸法に設定された長方形状となっている。本実施形態にあっては、ブロック部材13の長辺が吊りビーム10の短手方向50に沿うように、ブロック部材13を可動ビーム20上に配置してある。
このように構成した実施形態は、昇降路1内に機器を据付けるに際して、その準備段階として、図1に示す昇降路1の大きさに合わせて、図2に示す吊りビーム10の第1長尺部材10A、第2長尺部材10Bを並設させて配置し、第1長尺部材10Aの一端、第2長尺部材10Bの他端のそれぞれをビーム固定材11に固定用ボルト31によって連結するとともに、互い同士を連結用ボルト30によって固定し、一体化する。
次に、一対の固定板12の挿入穴12aのそれぞれに可動ビーム20を挿通させ、固定板12間を広げて、これらの固定板12のうちの一方を、第1長尺部材10Aの側部に当接させ、固定板12のうちの他方を、第2長尺部材10Bの側部に当接させる。
この状態において、固定板12間に位置する可動ビーム20の上下面のそれぞれにブロック部材13を配置する。ここで例えば、組立用ボルト32によって固定板12のそれぞれとブロック部材13のそれぞれとを固定する。
さらに、吊り上げられる機器の略直上に吊点20aが位置するように、可動ビーム20を吊りビーム10の長手方向40に、あるいは、この可動ビームの延設方向に、すなわち図2の短手方向2に動かし、可動ビーム20を位置決めする。このように可動ビーム20の位置が決まったら、ブロック部材13と第2長尺部材10Bとを保持用ボルト33で固定する。
このようにして機器を吊り上げるための準備が行なわれた後に、吊点20aに機器を吊り上げるロープが挿通され、このロープを駆動させて該当する機器の吊り上げが行なわれ、適宜の高さ位置において、該当する機器が昇降路1内の所定の箇所に据付けられる。
このように構成した本実施形態によれば、吊り上げられる機器の位置の略直上に吊点20aが位置するように可動ビーム20を吊りビーム10の長手方向40に動かし、あるいは併せて吊りビーム10の短手方向50に動かし、位置の決まった可動ビーム20を固定手段21によって吊りビーム10に固定することにより、機器の吊り上げを確実に行なわせることができる。すなわち、機器の吊り位置に伴う揚重作業に対する制約を緩和させることができ、これによって、機器の揚重作業の能率を向上させることができる。また、吊点20aを有する可動ビーム20を、固定手段21によって昇降路頂部2付近の昇降路壁面3に取付けた吊りビーム10に固定したことから、可動ビーム20の吊点20aを昇降路頂部2付近に位置させることができる。すなわち、可動ビーム20の吊点20aを介して昇降路頂部2近傍まで機器を吊り上げることができ、これによっても機器の揚重作業の能率を向上させることができる。
図3は図2に示す一実施形態において、設置長さを調整するために吊りビームに継ぎ部材を連結した状態を示す斜視図である。
吊りビーム10を昇降路1に取付けるに際し、この吊りビーム10の長手方向40に沿う設置長さをより長くする必要がある場合には、図3に示すように、例えば吊りビーム10を構成する第2長尺部材10Bの他端と昇降路壁面3との間に、長さ調整部材を形成する継ぎ部材14を設けると具合がよい。
継ぎ部材14の端部は固定用ボルト穴14cに挿通させた固定用ボルト31によってビーム固定材11に固定され、継ぎ部材14の側面と第2長尺部材10Bの側面とは連結用ボルト34によって固定される。
このような継ぎ部材14を備えることにより、吊りビーム10のみの長さ寸法よりも長い設置長さを確保できる。
図4は図2に示す一実施形態において、設置長さ及び設置高さを調整するために吊りビームに継ぎ部材を連結した状態を示す斜視図である。
吊りビーム10を昇降路1に取付けるに際し、この吊りビーム10の長手方向40に沿う設置長さをより長くするように、同時に設置高さをより高くするように調整する必要がある場合には、図4に示すように、例えば吊りビーム10を構成する第2長尺部材10Bの他端と昇降路壁面3との間に、長さ調整部材と高さ調整部材を兼ねる継ぎ部材14を設けるようにすると都合がよい。
継ぎ部材14の端部は固定用ボルト穴14cに挿通させた固定用ボルト31によってビーム固定材11に固定され、継ぎ部材14の上面と第2長尺部材10Bの底面とは連結用ボルト34によって固定される。
このような継ぎ部材14を備えることにより、吊りビーム10のみの長さ寸法よりも長い設置長さと、吊りビーム10の高さのみよりも高い設置高さの双方を確保できる。
なお、設置高さだけを調整したい場合には、第2長尺部材10Bの他端と継ぎ部材14のビーム固定材11側の端部とを一致させるようにして、継ぎ部材14と第2長尺部材10Bとを連結用ボルト34によって固定すればよい。
上述した図3,4に示す継ぎ部材14を備えた構成にすれば、昇降路1の大きさに応じた設置長さ、あるいは設置高さとすることができ、汎用性に富む。
図5は本発明の別の実施形態を示す斜視図である。この図5に示す別の実施形態は、吊りビーム10が単に1本の長尺部材から成っている。これに伴い、固定手段21のブロック部材13を、その長辺が吊りビーム10の長手方向40に沿うように配置してある。その他の構成は、基本的に図2に示した実施形態と同等である。
このように構成した別の実施形態も、吊りビーム10上に、この吊りビーム10の長手方向50の位置変更が可能な可動ビーム20を備え、固定板12の挿入穴12aを介して可動ビーム20がその延設方向に沿って移動可能であることから、上述した図2に示す実施形態と同等の効果を得ることができる。
なお、図2に示す実施形態は、昇降路1の大きさが例えば比較的小さい場合などに有効であり、吊りビーム10が1本の長尺部材から成ることから部材数を低減させることができる。したがって、この図5に示す別の実施形態では、制作費を安くすることができる。
本発明に係るエレベータの揚重装置の一実施形態が昇降路の頂部付近に配置された状態を示す要部斜視図である。 本発明に係るエレベータの揚重装置の一実施形態を示す斜視図である。 図2に示す一実施形態において、設置長さを調整するために吊りビームに継ぎ部材を連結した状態を示す斜視図である。 図2に示す一実施形態において、設置長さ及び設置高さを調整するために吊りビームに継ぎ部材を連結した状態を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 昇降路
2 昇降路頂部
3 昇降路壁面
4 ガイドレール
5 頂部ビーム
6 頂部プーリ
10 吊りビーム
10A 第1長尺部材
10B 第2長尺部材
10a 連結用ボルト穴
10b 連結用ボルト穴
10c 固定用ボルト穴
11 ビーム固定材
12 固定板(固定手段)
12a 挿入穴
13 ブロック部材(固定手段)
13a ボルト穴
13b ボルト穴
14 継ぎ部材
14c 固定用ボルト穴
20 可動ビーム
20a 吊点
21 固定手段
30 連結用ボルト
31 固定用ボルト
32 組立用ボルト(固定手段)
33 保持用ボルト(固定手段)
34 連結用ボルト
40 長手方向
50 短手方向

Claims (7)

  1. 昇降路内に配備される機器の据付けに際して用いられ、上記昇降路の頂部付近に位置する壁面にその両端部が着脱可能に取付けられる吊りビームを備えたエレベータの揚重装置において、
    上記吊りビームの長手方向と直交する方向に延設され、その端部に上記機器の荷重を受ける吊点を有する可動ビームと、
    上記吊りビームの長手方向の任意の位置で、上記可動ビームをこの吊りビームに固定可能な固定手段とを備えたことを特徴とするエレベータの揚重装置。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記固定手段が、上記可動ビームをその長手方向の任意の位置で上記吊りビームに固定する手段を兼ねることを特徴とするエレベータの揚重装置。
  3. 上記請求項1記載の発明において、
    上記吊りビームが伸縮可能なものから成ることを特徴とするエレベータの揚重装置。
  4. 上記請求項1〜3のいずれか1項記載の発明において、
    上記吊りビームの端部と上記昇降路の上記壁面との間に配置され、上記吊りビームの長手方向に沿う設置長さを調整可能な長さ調整部材、及び上記吊りビームの高さ方向に沿う設置高さを調整可能な高さ調整部材の少なくとも一方を形成する継ぎ部材を備えたことを特徴とするエレベータの揚重装置。
  5. 上記請求項4記載の発明において、
    上記継ぎ部材を、上記吊りビームの側部及び底部のいずれか一方において、この吊りビームに連結したことを特徴とするエレベータの揚重装置。
  6. 上記請求項1〜5のいずれか1項記載の発明において、
    上記吊りビームが、互いに並設され、互いの連結位置を変更可能な第1長尺部材と第2長尺部材とから成るとともに、
    上記固定手段が、
    上記吊りビームの短手方向の両側部にそれぞれ当接され、上記可動ビームが挿入される挿入穴を有する一対の固定板と、
    上記吊りビームと上記可動ビームを挟むように上記一対の固定板間に配置され、上記固定板にそれぞれ固定される一対のブロック部材とを含むことを特徴とするエレベータの揚重装置。
  7. 上記請求項6記載の発明において、
    上記一対のブロック部材を、上記固定板間の寸法を変更可能な形状に形成したことを特徴とするエレベータの揚重装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111115412A (zh) * 2020-01-20 2020-05-08 河南省川达建筑机械有限公司 井道施工升降机用可折叠拱桥式承重梁组件及承重梁
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