JP7105723B2 - エレベーター及びコンペンロープ支持機構 - Google Patents

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Description

本発明は、乗りかごと釣合おもりに接続されたコンペンロープを有するエレベーター及びコンペンロープ支持機構に関するものである。
従来、エレベーターは、乗りかご及び釣合おもりの昇降方向の移動距離が長くなると、乗りかごと釣合おもりを連結する主ロープにおける巻上機から乗りかごまでの長さが乗りかごの位置により変化する。その結果、主ロープ自体の重さにより、主ロープにおける巻上機に加わる乗りかご側の重量と、釣合おもり側の重量の差が大きくなる。この主ロープにおける乗りかご側の重量と、釣合おもり側の重量の差を小さくするために、コンペンロープが設けられている。
コンペンロープの端部を乗りかごに取り付ける技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、乗りかごのかご床から立設される側板と対向する位置にコンペンロープを取付ける取台を設け、側板をかご床に組み付けない状態で乗かご内から取台にコンペンロープを取付ける技術が記載されている。
図8は、従来例のコンペンロープの端部を支持するコンペンロープ支持機構を示す斜視図である。
図8に示すように、従来の支持機構300は、くさび部材301と、ロープソケット302と、取付板303と、ロープクリップ304と、を備えている。くさび部材301には、コンペンロープ131の端部が巻き付けられる。そして、くさび部材301に巻き付けたコンペンロープ131の端部は、ロープソケット302に取り付けられる。また、コンペンロープ131の端部は、折り返されることで重ね合わされて、ロープクリップ304により締結される。
取付板303は、乗りかごや釣合おもりに設けられた一対の支持ブラケットに固定されている。取付板303には、コンペンロープ131の端部が取り付けられたロープソケット302を保持する保持孔307が形成されている。また、取付板303には、複数の切り欠き308が形成されている。そのため、取付板303は、櫛歯状に形成されている。切り欠き308は、保持孔307に連通している。この切り欠き308からコンペンロープ131の端部が保持孔307に挿入される。
また、取付板303には、補強部材305及び抜け止め用補強部材310が固定されている。抜け止め用補強部材310は、切り欠き308の上下方向の上部と下部を覆うように固定され、切り欠き308からコンペンロープ131が抜け出ることを防止している。
特開2003-128361号公報
しかしながら、従来のコンペンロープ支持機構では、取付板303の強度が切り欠きにより低下していた。そして、取付板303の強度を確保と、コンペンロープ131が取付板303から抜け出ることを防止するために、抜け止め用補強部材310を取付板303に固定する必要があり、部品点数が増加していた。さらに、抜け止め用補強部材310は、ロープソケット302を取付板303に取り付けた後にしか、固定することができないため、コンペンロープの取り付け作業が大変煩雑なものとなっていた。
本目的は、上記の問題点を考慮し、コンペンロープを支持する取付板の強度を向上させることができると共に、コンペンロープの設置作業の簡略化を図ることができるエレベーター及びコンペンロープ支持機構を提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するため、エレベーターは、乗りかごと、釣合おもりと、コンペンロープと、コンペンロープ支持機構と、を備えている。乗りかごは、建築構造物に設けられた昇降路内を昇降移動する。釣合おもりは、乗りかごに主ロープを介して連結される。コンペンロープは、一端部が乗りかごに接続され、一端部とは反対側の他端部が釣合おもりに接続される。コンペンロープ支持機構は、コンペンロープの一端部を乗りかごに接続又は他端部を釣合おもりに接続する。
コンペンロープ支持機構は、コンペンロープの一端部又は他端部が挿入され、一端部又は他端部を保持するロープソケットと、乗りかご又は釣合おもりに設置される取付板と、を備えている。取付板には、ロープソケットが挿入されて、ロープソケットを保持する保持孔部が形成されている。
そして、保持孔部における最も開口の間隔が長い箇所の開口長さは、ロープソケットの水平投影面において最も長さが長い長辺長さよりも長く設定される。また、保持孔部における最も開口の間隔が短い箇所の開口長さは、ロープソケットの水平投影面において最も長さが短い短辺長さよりも長く、ロープソケットの長辺長さよりも短く設定されている。
また、コンペンロープ支持機構は、上述したコンペンロープ支持機構が適用される。
上記構成のエレベーター及びコンペンロープ支持機構によれば、コンペンロープを支持する取付板の強度を向上させることができると共に、コンペンロープの設置作業の簡略化を図ることができる。
第1の実施の形態例にかかるエレベーターを示す概略構成図である。 第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構を示す斜視図である。 第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構におけるコンペンロープの設置動作を示す斜視図である。 第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構を示す断面図である。 第2の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構を示す断面図である。 第3の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構を示す断面図である。 第4の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構を示す斜視図である。 従来例にかかるエレベーターのコンペンロープにおける乗りかご側端部を示す斜視図である。
以下、エレベーター及びコンペンロープ支持機構の実施の形態例について、図1~図7を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
1.第1の実施の形態例
1-1.エレベーターの構成
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベーターの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本例のエレベーターの構成例を示す概略構成図である。
図1に示すように、本例のエレベーター1は、建築構造物内に形成された昇降路110に設けられている。エレベーター1は、昇降路110内を昇降動作し、人や荷物を載せる乗りかご120と、主ロープ130と、釣合おもり140と、巻上機100と、を備えている。昇降路110の頂部には、機械室160が設けられている。また、エレベーター1は、複数のコンペンロープ131と、コンペンロープ131が巻回するコンペンプーリ132と、このコンペンロープ131を支持するコンペンロープ支持機構10と、調整機構190と、備えている。
巻上機100は、機械室160に配置され、主ロープ130を巻き掛けることにより乗りかご120を昇降させる。また、巻上機100の近傍には、主ロープ130が装架される反らせ車150が設けられている。
主ロープ130の軸方向の一端は、乗りかご120の上部に接続されており、主ロープ130の軸方向の他端は、釣合おもり140の上部に接続されている。そのため、乗りかご120は、主ロープ130を介して釣合おもり140と連結される。
巻上機100が駆動することで、乗りかご120が不図示のかご側ガイドレールに沿って昇降路110内を昇降動作し、釣合おもり140が不図示のおもり側ガイドレールに沿って昇降路110内を昇降動作する。乗りかご120及び釣合おもり140が昇降移動する方向を、上下方向とする。また、上下方向は、鉛直方向と平行をなしている。
また、エレベーター1は、乗りかご120及び釣合おもり140の昇降方向の移動距離が長くなると、主ロープ130における巻上機100から乗りかご120までの長さが乗りかご120の位置により変化する。その結果、主ロープ130自体の重さにより、主ロープ130における巻上機100に対して乗りかご120側の重量と、釣合おもり140側の重量の差が大きくなる。そのため、本例のエレベーター1では、主ロープ130における乗りかご120側の重量と、釣合おもり140側の重量の差を小さくするため、コンペンロープ131が設けられている。
コンペンロープ131は、乗りかご120と釣合おもり140とを連結するように接続されている。コンペンロープ131の一端部131aは、乗りかご120の上下方向の下部に設けたブラケット121に後述するコンペンロープ支持機構10を介して接続されている。また、コンペンロープ131における一端部131aとは反対側の他端部131bは、釣合おもり140の側面部に調整機構190を介して接続されている。調整機構190は、コイルばね等の弾性部材を有しており、コンペンロープ131の張力を調整する。
そして、コンペンロープ131は、乗りかご120や釣合おもり140から昇降路110の下方に向けて垂れ下がる。また、コンペンロープ131における昇降路110の下方に垂れ下がる中間部131cは、コンペンプーリ132に巻回されている。コンペンプーリ132は、昇降路110の上下方向の下方に設けられたピットに回転可能に配置されている。
1-2.コンペンロープ支持機構
次に、コンペンロープ支持機構10の構成について図2~図3を参照して説明する。
図2は、コンペンロープ支持機構10を示す斜視図、図3は、コンペンロープ支持機構10におけるコンペンロープ131の設置動作を示す斜視図、図4はコンペンロープ支持機構を示す断面図である。
図2~図4に示すように、コンペンロープ支持機構10は、くさび部材11と、ロープソケット12と、取付板13と、ロープクリップ14とを有している。
くさび部材11は、略三角形状に形成されており、コンペンロープ131の一端部131aが巻き付けられている。コンペンロープ131の一端部131aは、くさび部材11に巻き付けることにより折り返される。そして、コンペンロープ131の一端部131aは、折り返されることで重ね合わされて、ロープクリップ14により締結される。
ロープソケット12は、四角柱状に形成されている。また、ロープソケット12は、2つの短辺部12a、12aと、2つの長辺部12b、12bと、を有している。2つの短辺部12a、12aは、互いに対向し、2つの長辺部12b、12bは、互いに対向している。また、2つの短辺部12a、12a及び2つの長辺部12b、12bは、上下方向と平行に配置される。
ロープソケット12には、上下方向に貫通する挿入孔16が形成されている。図3に示すように、挿入孔16は、ロープソケット12における上下方向の上方から下方に向かうにつれて開口径が連続して小さくなるテーパー状に形成されている。これにより、挿入孔16に挿入されたコンペンロープ131の一端部131a及びくさび部材11が、挿入孔16から抜け出ることを防ぐことができる。
ロープソケット12における上下方向の下端部には、嵌合突起17が形成されている。嵌合突起17は、ロープソケット12の下端部の下面部12cから上下方向の下方に向けて突出している。嵌合突起17は、矩形状に形成されている。嵌合突起17における水平投影面積は、ロープソケット12の水平投影面積よりも小さく設定されている。
また、嵌合突起17には、上下方向に貫通する挿通孔17aが形成されている。挿通孔17aは、ロープソケット12の挿入孔16に連通している。ロープソケット12の挿入孔16及び嵌合突起17の挿通孔17aには、くさび部材11に巻き付けられたコンペンロープ131の一端部131aが挿入される。これにより、コンペンロープ131の一端部131aが、ロープソケット12及びくさび部材11により保持される。そして、コンペンロープ131の一端部131aを保持するロープソケット12は、取付板13に取り付けられる。
図2及び図3に示すように、取付板13は、乗りかご120の下部に設けられた一対のブラケット121、121に固定される。取付板13は、一対のブラケット121、121を橋渡すようにして、一対のブラケット121、121の間に配置される。取付板13は、略平板状に形成されている。
取付板13は、その長手方向が一対のブラケット121、121が対向する方向と平行に配置される。また、取付板13の短手方向は、一対のブラケット121、121が対向する方向と直交し、かつ上下方向とも直交する。取付板13における上下方向の下部には、補強部材15が溶接又は固定ボルト等の固定手段により固定されている。
取付板13には、ロープソケット12が挿入されて、ロープソケット12を保持する保持孔部21が形成されている。保持孔部21は、取付板13を上下方向に貫通している。また、保持孔部21は、取付板13の長手方向の一端部から他端部にかけて連続して開口する長孔である。なお、保持孔部21の長手方向の開口の長さは、ロープソケット12の長辺部12bの水平方向の長さ(以下、「長辺長さ」という)L3よりも長く形成されている。すなわち、保持孔部21における最も開口の間隔の長い長辺部の長辺開口長さは、ロープソケット12の長辺長さL3よりも長く開口している。
保持孔部21には、複数の嵌合孔22と、複数の仕切り突起23と、挿通部24が形成されている。挿通部24は、保持孔部21の長手方向の両端部に形成されている。複数の嵌合孔22は、保持孔部21の長手方向に沿って所定の間隔を空けて形成されている。また、嵌合孔22は、取付板13に取り付けられるコンペンロープ131の数に合わせて形成される。嵌合孔22には、ロープソケット12の嵌合突起17が嵌合する。
仕切り突起23は、隣り合う2つの嵌合孔22の間に形成されている。仕切り突起23は、保持孔部21の壁面から短手方向の中心部に向けて突出している。そして、仕切り突起23は、嵌合孔22に嵌合するロープソケット12の嵌合突起17を仕切る。
保持孔部21の短手方向の長さL1、すなわち互いに対向する2つの仕切り突起23、23の間隔の長さL1は、ロープソケット12の短辺部12aの水平方向の長さ(以下、「短辺長さ」という)L2よりも長く設定されている(L1>L2)。すなわち、保持孔部21において最も開口の間隔が短い短辺部の短辺開口長さL1は、ロープソケット12の水平投影面において最も長さが短い箇所の長さL2よりも長く設定されている。
また、保持孔部21の短手方向の長さL1は、ロープソケット12の長辺長さL3よりも短く設定されている(L1<L3)。すなわち、保持孔部21の短辺開口長さL1は、ロープソケット12の水平投影面において最も長さが長い箇所の長さL3よりも短く設定されている。さらに、嵌合孔22における長手方向の長さL4は、ロープソケット12の長辺長さL3よりも短く設定されている(L4<L3)。
さらに、挿通部24における嵌合孔22からの長手方向の長さL5は、ロープソケット12の長辺長さL3からロープソケット12の短辺長さL2を引いた長さよりも長く設定されている。そして、挿通部24は、ロープソケット12の長辺部12bを保持孔部21の長手方向と平行にした状態で、ロープソケット12が挿通可能に開口している。
1-3.コンペンロープの設置動作例
次に、上述した構成を有するコンペンロープ支持機構10におけるコンペンロープ131の設置動作の一例について説明する。
予め、コンペンロープ131の一端部131aをくさび部材11に巻き付けて折り返す。くさび部材11が巻き付けられたコンペンロープ131をロープソケット12の挿入孔16に挿入する。そして、コンペンロープ131における折り返された一端部131aを重ね合わせ、ロープクリップ14により締結する。なお、挿入孔16は、テーパー状に形成されているため、挿入孔16に挿入されたコンペンロープ131の一端部131a及びくさび部材11が、挿入孔16から抜け出ることがない。
次に、図3に示すように、取付板13における保持孔部21の上下方向の下方からロープソケット12及びコンペンロープ131を挿入する。なお、取付板13には、予め補強部材15が固定されており、取付板13は、一対のブラケット121、121に固定されている。
なお、ロープソケット12の短辺部12aを取付板13の短手方向と平行にした状態で、ロープソケット12及びコンペンロープ131を保持孔部21に挿入させる。上述したように、ロープソケット12の短辺長さL2は、保持孔部21の短手方向の長さL1よりも短く設定されている。そのため、ロープソケット12が保持孔部21の側壁や仕切り突起23に干渉することなく、ロープソケット12を保持孔部21に通すことができる。
次に、ロープソケット12の上下方向の下端部である嵌合突起17が、保持孔部21の上方まで完全に通過すると、ロープソケット12を水平方向に略90度回転させる。そして、ロープソケット12の短辺部12aを保持孔部21の短手方向と直交させる。
次に、図4に示すように、ロープソケット12の一部である嵌合突起17を保持孔部21における嵌合孔22に挿入させ、嵌合突起17と嵌合孔22を嵌合させる。嵌合突起17及び嵌合孔22が矩形状に形成されている。これにより、引っ張り方向の荷重がコンペンロープ131に加わった際に、コンペンロープ131が回転することを防ぐことができる。
上述したように、ロープソケット12の長辺長さL3は、保持孔部21の短手方向の長さL1及び嵌合孔22の長手方向の長さL4よりも長く設定されている。そのため、図4に示すように、ロープソケット12の下面部12cが取付板13の上下方向の上面部13aに当接する。これにより、コンペンロープ131の一端部131aを、ロープソケット12及び取付板13を介して乗りかご120の下部に固定することができる。なお、コンペンロープ131は、所定の張力により上下方向の下方に向けて引っ張られているため、ロープソケット12及びコンペンロープ131の一端部131aが取付板13から抜け出ることがない。
そして、上述した手順を繰り返し、複数のコンペンロープ131及びロープソケット12を取付板13に取り付ける。なお、保持孔部21の長手方向の両端部には、ロープソケット12が挿通可能な挿通部24が設けられている。そのため、複数のロープソケット12のうち最後に取付板13に取り付けられるロープソケット12の端部を、挿通部24を通過させることで、取付板13にロープソケット12を取り付けることができる。
本例のコンペンロープ支持機構10によれば、保持孔部21及び嵌合孔22に挿通する切り欠きを設けることなく、コンペンロープ131及びロープソケット12を取付板13に設置することができる。そのため、切り欠きにより取付板13の強度が低下することを防ぐことができ、取付板13の強度を向上させることができる。さらに、取付板13に設けた切り欠きを覆うための抜け止め用補強部材が必要なくなるため、部品点数の削減を図ることができると共に、コンペンロープ131の設置作業の簡略化を図ることができる。
また、取付板13にコンペンロープ131及びロープソケット12を設置する前や、取付板13を一対のブラケット121、121に固定する前に、補強部材15を取付板13に予め固定することができる。そのため、コンペンロープ131を設置する作業現場で、補強部材15を取付板13に固定する作業を行う必要がなくなり、コンペンロープ131の設置作業の簡略化を図ることができる。なお、取付板13の強度が要求された強度を満たしている場合は、補強部材15を設けなくてもよい。
なお、本例では、嵌合突起17を略矩形状に形成した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、嵌合突起17を、六角柱状や楕円柱状等その他各種の形状により形成される。また、コンペンロープ131の回転を防止するために、嵌合突起17の形状としては、コンペンロープ131が挿通する中心軸から外周までの長さが全て一定でない形状、すなわち、四角形や楕円等のように中心軸から外周までの長さに異なる箇所を有する形状が好ましい。
あるいは、嵌合突起17を円柱状に形成し、その側面部に回転止め用の凸部を設けてもよい。そして、嵌合孔22の開口形状は、嵌合突起17の形状に合わせて適宜形成されるものである。
また、嵌合突起17と嵌合孔22の嵌め合い時の摩擦力が、コンペンロープ131が回転する際に生じるトルクよりも大きい場合、嵌合突起17の形状を円柱状に形成してもよい。
また、本例では、ロープソケット12を四角柱状に形成した例を説明したが、これに限定されるものではない。ロープソケット12を楕円柱状等その他各種の形状により形成してもよい。また、ロープソケット12を保持孔部21に挿入し、かつ下面部12cを取付板13の上面部13aに当接させるために、中心軸から外周までの長さが全て一定でない形状が好ましい。すなわち、ロープソケット12としては、長方形や楕円等のように中心軸から外周までの長さに異なる箇所を有する形状が好ましい。
また、保持孔部21に仕切り突起23を設けた例を説明したが、仕切り突起23は設けなくてもよい。さらに、挿通部24を保持孔部21の両端部に形成した例を説明したが、これに限定されるものではなく、挿通部24は、少なくとも保持孔部21の長手方向の一端部に形成されていればよい。
さらに、本例では、ロープソケット12を取付板13に取り付ける際に、90度回転させる例を説明したが、ロープソケット12を回転させる角度は、90度に限定されるものではない。すなわち、ロープソケット12を保持孔部21に挿入させた後に、ロープソケット12を回転させた際に、嵌合突起が嵌合孔に嵌合し、かつロープソケット12の下面部12cが取付板13に当接する角度であればよい。
2.第2の実施の形態例
次に、第2の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構について図5を参照して説明する。
図5は、第2の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構を示す断面図である。
この第2の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構30が、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と異なる点は、ロープソケットを取付板に嵌合する構成である。そのため、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図5に示すように、コンペンロープ支持機構30は、くさび部材11と、ロープソケット32と、取付板33と、不図示のロープクリップとを有している。ロープソケット32は、略四角柱状に形成されている。このロープソケット32には、テーパー状に開口する挿入孔36が形成されている。ロープソケット32の挿入孔36には、くさび部材11に巻き付けられたコンペンロープ131の一端部131aが挿入される。
取付板33には、保持孔部を構成する嵌合孔43と、嵌合孔43に連通する連通孔41が形成されている。嵌合孔43は、取付板33の上面部33aに形成されており、上面部33aから上下方向の下方に向けて所定の長さで形成されている。この嵌合孔43には、ロープソケット32の上下方向の下部が嵌合する。
嵌合孔43における上下方向の下端部からは、連通孔41が連続して形成されている。連通孔41の開口面積は、嵌合孔43の開口面積よりも小さく設定されている。そのため、連通孔41と嵌合孔43が接続する箇所には、段差面42が形成されている。この段差面42には、嵌合孔43に嵌合するロープソケット32の下面部32cが当接する。これにより、コンペンロープ131の一端部131aを、ロープソケット32及び取付板33を介して乗りかご120に固定することができる。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と同様であるため、それらの説明は省略する。この第2の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構30によっても、上述した第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と同様の作用効果を得ることができる。
なお、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10によれば、水平投影面積がロープソケット12よりも小さい嵌合突起17を形成したことで、この嵌合突起17が嵌合する嵌合孔22の開口面積を小さくすることができる。その結果、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10によれば、第2の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構30よりも、嵌合孔22が形成される取付板13を小さくすることができ、支持機構全体の小型化を図ることができる。
3.第3の実施の形態例
次に、第3の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構について図6を参照して説明する。
図6は、第3の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構を示す断面図である。
この第3の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構50が、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と異なる点は、コンペンロープ131の端部を支持する方式である。第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10では、くさび部材11を用いたくさび式によりコンペンロープ131の端部を保持する構成に対して、第3の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構50では、溶融した金属によりコンペンロープ131の端部を保持する、いわゆるバビット式である。そのため、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図6に示すように、コンペンロープ支持機構50は、ロープソケット52と、取付板13とを有している。取付板13の構成は、第1の実施の形態例にかかる取付板13と同一であるため、ここではその説明を省略する。
ロープソケット52は、略四角柱状に形成されている。ロープソケット52には、上下方向に貫通する挿入孔56が形成されている。挿入孔56は、ロープソケット52における上下方向の上方から下方に向かうにつれて開口径が連続して小さくなるテーパー状に形成されている。
ロープソケット52における上下方向の下端部には、嵌合突起57が形成されている。嵌合突起57は、取付板13に形成された嵌合孔22に嵌合する。
ロープソケット52の挿入孔56には、上下方向の下方からコンペンロープ131の一端部131aが挿入される。そして、コンペンロープ131の一端部131aは、挿入孔56内で解される。また、ロープソケット52の挿入孔56内には、溶融した金属51が流し込まれる。これにより、コンペンロープ131の一端部131aは、金属51によりロープソケット52の挿入孔56内に固定される。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と同様であるため、それらの説明は省略する。バビット式からなる第3の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構50によっても、上述した第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と同様の作用効果を得ることができる。
なお、バビット式は、要求される技量が高く、作業者の熟練度によって仕上がりにバラツキが生じるおそれがある。そのため、作業性を考慮すると、バビット式からなる第3の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構50よりもくさび式からなる第1及び第2の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10、30が好ましい。
4.第4の実施の形態例
次に、第4の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構について図7を参照して説明する。
図7は、第4の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構を示す斜視図である。
この第4の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構60が、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と異なる点は、取付板の構成である。そのため、ここでは取付板について説明し、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図7に示すように、コンペンロープ支持機構60は、くさび部材11と、ロープソケット12と、一対のブラケット121、121に固定される取付板63と、ロープクリップ14と、補強部材15と、を有している。
取付板63は、略平板状に形成されている。取付板63は、長手方向に間隔を空けて複数の保持孔部71が形成されている。また、隣り合う2つの保持孔部71は、仕切り壁73によって仕切られている。
保持孔部71には、ロープソケット12の嵌合突起17が嵌合する嵌合孔72と、2つの挿通部74、74が形成されている。2つの挿通部74、74は、嵌合孔72の短手方向の両端部に形成されている。
保持孔部71の短手方向の長さL1、すなわち最も間隔が短い箇所の短辺開口長さL1は、ロープソケット12の短辺長さL2(図2参照)よりも長く設定されている。また、保持孔部71の短手方向の長さL1は、ロープソケット12の長辺長さL3(図2参照)よりも短く設定されている。さらに、嵌合孔72における長手方向の長さL4は、ロープソケット12の長辺長さL3よりも短く設定されている。
そして、保持孔部71の最も開口の間隔の長い箇所の長辺開口長さL6、すなわち長手方向の一端部の挿通部74から他端部の挿通部74までの長さL6は、ロープソケット12の長辺長さL3よりも長く設定されている(L6>L3)。そのため、ロープソケット12の長辺部12bを保持孔部71の長手方向と平行にした状態で、ロープソケット12を保持孔部71に挿入することができる。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と同様であるため、それらの説明は省略する。この第4の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構60によっても、上述した第1の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構10と同様の作用効果を得ることができる。
この第4の実施の形態例にかかるコンペンロープ支持機構60によれば、複数の保持孔部71を仕切る仕切り壁73を設けたことで、取付板63の強度をさらに向上させることができる。
本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。上述した実施の形態例では、巻上機100を昇降路110の頂部に設けた機械室160に配置した例を説明したが、これに限定されるものではない。エレベーターとしては、例えば、昇降路内に機械室を有しない、いわゆる機械室レスエレベーターに適用してもよい。
また、上述した実施の形態例では、コンペンロープ131における乗りかご120側である一端部131aを、コンペンロープ支持機構により支持し、固定している。そして、コンペンロープ131における釣合おもり140側である他端部131bを、調整機構190により支持し、固定している。
しかしながら、コンペンロープ支持機構を配置する端部は、乗りかご120側の一端部131aに限定されるものではない。例えば、コンペンロープ131の一端部131aを調整機構190によって支持し、コンペンロープ131の他端部131bをコンペンロープ支持機構によって支持してもよい。あるいは、張力を調整する機構を、コンペンプーリ132等に設置する場合、コンペンロープ131における乗りかご120側及び釣合おもり140側の両端部を、コンペンロープ支持機構によって支持してもよい。
なお、調整機構190は、コンペンロープ131の張力を調整するためのばね部材等が必要となるため、コンペンロープ支持機構よりも上下方向の長さが長くなる。また、コンペンロープ131の他端部131bは、釣合おもり140の側面部に接続される。そのため、調整機構190は、上下方向にスペースがあるコンペンロープ131の他端部131bに設置することが好ましい。
これに対して、コンペンロープ131の一端部131aは、乗りかご120の下部に接続される。さらに、乗りかご120は、昇降路110のピット付近である上下方向の下方まで移動する。そして、乗りかご120における下部の長さが長くなると、昇降路110におけるピットの上下方向の長さを長くする必要がある。
そのため、調整機構190よりも上下方向の省スペース化を図ることができる上述したコンペンロープ支持機構は、乗りかご120側の一端部131aに設置することが好ましい、これにより、コンペンロープ支持機構により昇降路110におけるピットの上下方向の長さが長くなることを防ぐことができる。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…エレベーター、 10、30、50、60…コンペンロープ支持機構、 11…くさび部材、 12、32、52…ロープソケット、 12a…短辺部、 12b…長辺部、 12c、32c…下面部、 13、33、63…取付板、 13a、33a…上面部、 14…ロープクリップ、 15…補強部材、 16、36、56…挿入孔、 17、57…嵌合突起、 17a…挿通孔、 21、71…保持孔部、 22、43、72…嵌合孔、 23…仕切り突起、 24、74…挿通部、 41…連通孔、 42…段差面、 51…金属、 73…仕切り壁、 100…巻上機、 110…昇降路、 120…乗りかご、 121…ブラケット、 130…主ロープ、 131…コンペンロープ、 131a…一端部、 131b…他端部、 131c…中間部、 132…コンペンプーリ、140…釣合おもり、 160…機械室、 190…調整機構

Claims (8)

  1. 建築構造物に設けられた昇降路内を昇降移動する乗りかごと、
    前記乗りかごに主ロープを介して連結される釣合おもりと、
    一端部が前記乗りかごに接続され、前記一端部とは反対側の他端部が前記釣合おもりに接続されるコンペンロープと、
    前記コンペンロープの前記一端部を前記乗りかごに接続又は前記他端部を前記釣合おもりに接続するコンペンロープ支持機構と、を備え、
    前記コンペンロープ支持機構は、
    前記コンペンロープの前記一端部又は前記他端部が挿入され、前記一端部又は前記他端部を保持するロープソケットと、
    前記乗りかご又は前記釣合おもりに設置される取付板と、を備え、
    前記取付板には、前記ロープソケットが挿入されて、前記ロープソケットを保持する保持孔部が形成され、
    前記保持孔部における最も開口の間隔が長い箇所の開口長さは、前記ロープソケットの水平投影面において最も長さが長い長辺長さよりも長く設定され、
    前記保持孔部における最も開口の間隔が短い箇所の開口長さは、前記ロープソケットの水平投影面において最も長さが短い短辺長さよりも長く、前記ロープソケットの前記長辺長さよりも短く設定されている
    エレベーター。
  2. 前記保持孔部には、
    前記ロープソケットの少なくとも一部が上下方向に通過可能な挿通部と、
    前記ロープソケットが嵌合する嵌合孔と、が形成される
    請求項1に記載のエレベーター。
  3. 前記ロープソケットにおける前記嵌合孔に嵌合する端部は、前記コンペンロープが挿通する中心軸から外周までの長さが異なる箇所を有する形状により形成されている
    請求項2に記載のエレベーター。
  4. 前記ロープソケットには、前記嵌合孔と嵌合する嵌合突起が設けられている
    請求項2又は3に記載のエレベーター。
  5. 前記取付板は、平板状に形成され、
    前記保持孔部は、前記取付板の長手方向の一端部から他端部まで連続して開口する長孔であり、
    前記保持孔部には、複数の前記ロープソケットが挿入される
    請求項1に記載のエレベーター。
  6. 前記取付板には、前記ロープソケットにより保持された前記コンペンロープが複数取り付けられ、
    前記取付板には、前記保持孔部が複数形成され、
    複数の前記保持孔部は、仕切り壁により仕切られる
    請求項1に記載のエレベーター。
  7. 前記取付板は、平板状に形成され、
    前記保持孔部は、前記取付板の長手方向の一端部から他端部まで連続して開口する長孔であり、
    前記保持孔部には、
    前記ロープソケットの少なくとも一部が上下方向に通過可能な挿通部と、
    前記ロープソケットが嵌合する複数の嵌合孔と、
    前記複数の嵌合孔を仕切る仕切り突起と、が形成されて、複数の前記ロープソケットが挿入され、
    前記コンペンロープ支持機構は、
    前記コンペンロープの前記一端部又は他端部が巻き付けられるくさび部材を有し、
    前記ロープソケットは、四角柱状に形成され、
    前記ロープソケットには、前記くさび部材に巻き付けた前記コンペンロープの前記一端部又は前記他端部が挿入される挿入孔と、前記嵌合孔と嵌合する矩形状の嵌合突起が設けられた
    請求項1に記載のエレベーター。
  8. エレベーターに設けられるコンペンロープの一端部又は他端部を、乗りかご又は釣合おもりに接続するコンペンロープ支持機構において、
    前記コンペンロープの前記一端部又は前記他端部が挿入され、前記一端部又は前記他端部を保持するロープソケットと、
    前記乗りかご又は前記釣合おもりに設置される取付板と、を備え、
    前記取付板には、前記ロープソケットが挿入されて、前記ロープソケットを保持する保持孔部が形成され、
    前記保持孔部における最も開口の間隔が長い箇所の開口長さは、前記ロープソケットの水平投影面において最も長さが長い長辺長さよりも長く設定され、
    前記保持孔部における最も開口の間隔が短い箇所の開口長さは、前記ロープソケットの水平投影面において最も長さが短い短辺長さよりも長く、前記ロープソケットの前記長辺長さよりも短く設定されている
    コンペンロープ支持機構。
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