JP6255917B2 - 無線装置及び無線アクセスシステム - Google Patents

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Description

本発明は、無線装置及び無線アクセスシステムに関する。
従来、無線通信装置において、増幅器が用いられている。増幅器の効率は、出力飽和状態(つまり、非線形状態)において最も高いことが一般的に知られている。一方、非線形状態では、増幅器の出力信号に「歪み」が生じ易く、当該歪みが伝送特性を劣化させる可能性がある。そこで、伝送特性及び増幅器の効率の両方を向上するために、無線通信装置には、電力増幅器の「歪み」を補償する歪補償部が設けられることがある。なお、飽和電力が同程度の増幅器で比較すると、「歪み」は、増幅器への入力信号の電力、つまり送信信号の振幅が大きいと発生し易い。
歪補償部は、例えば、S/P変換器によってI信号,Q信号の2系列に変換された送信信号と、I信号,Q信号に変換された後増幅処理が施された信号の一部をフィードバックした信号とを比較し、これらの信号の差が零となるように歪補償係数を演算する。そして、歪補償部は、I信号,Q信号に変換された送信信号に、歪補償係数を乗算することによって、歪補償を行う。歪補償部は、歪補償前の送信信号と、歪補償後に増幅された信号の一部をフィードバックした信号とを比較して、これらの信号の差が零となるように、随時歪補償係数を更新する。すなわち、歪補償方式の一つである、プリディストーション方式では、増幅器の入力信号に対して増幅器の歪特性と逆の特性を付加しておく。これにより、増幅器の出力において、歪みの少ない信号を得ることができる。
また、近年、無線通信装置において、高出力で且つ電力効率の高い増幅器である、GaN(窒化ガリウム、ガリウムナイトライド)デバイスが用いられることがある。
特開2012−249022号公報
ところで、増幅器では、ドレインバイアス電流(Ids)の過度応答、つまり、「Idqドリフト」と呼ばれる現象が起こることがある(図1及び図2参照)。アイドリング電流(Idq)とは、アイドリング状態(つまり、増幅器にRF信号入力が無い状態)におけるドレイン電流である。このIdqドリフトが生じると、増幅器の入出力特性に変化が生じるため、歪みが生じ易くなる。また、Idqドリフトの変動が大きくなると歪みが大きくなり、歪補償係数を最適値に近づけるために必要な時間が長期化してしまう可能性がある。特に、大きな電力の信号が入力されると、Idqドリフトの変動が大きくなるため、歪補償係数を最適値に近づけるために必要な時間がさらに長期化してしまう。また、上記の通り、増幅器への入力信号の振幅が大きい場合には、Idqドリフトに関わらず、「歪み」が生じ易くなる。なお、図1は、RF入力信号の一例を示す図であり、図2は、図1のRF入力信号を入力した時のIdqドリフトの一例を示す図である。
従って、大きな電力に対応する歪補償係数の最適化が重要である。大きな電力の信号が入力されると歪特性の劣化が大きくなり、その歪補償係数を最適値に近づけるために必要な時間が長期化してしまい、歪補償係数の補正精度が劣化してしまう可能性がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、歪補償係数の補正精度を向上させることができる、無線装置及び無線アクセスシステムを提供することを目的とする。
開示の態様では、無線装置が、歪補償部と、増幅器と、生成部と、測定部と、補正係数記憶部と、補正部とを含む。前記歪補償部は、送信信号の歪みを、歪補償テーブルに保持され且つ前記送信信号の振幅値に応じた歪補償係数を用いて、補償する。前記増幅器は、前記歪みが補償された送信信号を増幅して出力する。前記生成部は、非送信対象であり且つ所定値以上の振幅を持つインパルスを生成する。前記測定部は、前記生成されたインパルスを前記増幅器へ入力した時の振幅変動パターン、又は、前記振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方を測定する。前記補正係数記憶部は、前記振幅変動パターン、又は、前記振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方の複数の候補に対してそれぞれ事前に測定され、且つ、前記歪補償テーブルに保持された前記歪補償係数を補正するための補正係数を記憶する。前記補正部は、前記測定された振幅変動パターン、又は、前記振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方に対応する補正係数を前記補正係数記憶部から特定し、前記特定した補正係数に基づいて、前記歪補償テーブルを補正する。
開示の態様によれば、歪補償係数の補正精度を向上させることができる。
図1は、RF入力信号の一例を示す図である。 図2は、図1のRF入力信号を入力した時のIdqドリフトの一例を示す図である。 図3は、実施例1の無線装置の一例を示すブロック図である。 図4は、振幅変動パターンの説明に供する図である。 図5は、位相変動パターンの説明に供する図である。 図6は、実施例1の係数算出部の一例を示す図である。 図7は、実施例1の無線装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施例2の無線装置の一例を示すブロック図である。 図9は、無線装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線装置及び無線アクセスシステムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する無線装置及び無線アクセスシステムが限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[無線装置の構成例]
図3は、実施例1の無線装置の一例を示すブロック図である。図3において、無線装置10は、乗算器11と、インパルス生成部12と、ディジタルアナログ変換部(DAC)13と、局部発振器14,17と、直交変調器15と、増幅器16と、周波数変換器18と、アナログディジタル変換部(ADC)19とを有する。また、無線装置10は、測定部20と、補正部21と、補正係数記憶部22とを有する。また、無線装置10は、アドレス生成回路23と、LUT(Look Up Table)24と、遅延部25,26,27,28と、係数算出部29とを有する。
乗算器11は、送信信号を送信する期間(以下、「送信期間」と呼ぶことがある)に送信信号を入力する。乗算器11に入力される送信信号は、例えば、同相成分信号(I信号:In-Phase component)と直交成分信号(Q信号:Quadrature component)を含む、ディジタルのベースバンド信号である。そして、乗算器11は、入力された送信信号と、LUT24から出力された歪補償係数とを乗算することで歪補償を行い、増幅器16の歪特性を打ち消すような逆特性をもつ信号をDAC13へ出力する。すなわち、乗算器11は、歪補償部として機能する。
インパルス生成部12は、「第1のLUT補正期間」においてインパルスを生成し、生成したインパルスをDAC13へ出力する。ここで生成されるインパルスは、非送信対象である、つまり、送信信号ではない。また、ここで生成されるインパルスは、「所定値」以上の振幅を持つ。「所定値」は、好ましくは、送信信号の平均電力よりも大きい。より好ましくは、「所定値」は、送信信号の電力候補を「低レベル」、「中レベル」、「高レベル」に分けた場合、「高レベル」の電力に対応する値である。すなわち、「所定値」は、最大送信電力から所定の範囲内に含まれていることが好ましい。ここで、「第1のLUT補正期間」は、インパルスに基づいて、LUT24に保持されている「歪補償係数テーブル」を補正する期間である。なお、上記の送信期間においても歪補償係数テーブルが補正されるので、上記の送信期間は、「第2のLUT補正期間」でもある。第1のLUT補正期間と第2のLUT補正期間とは、少なくとも一部が重なっていてもよいし、全く重ならなくてもよい。実施例1では、第1のLUT補正期間と第2のLUT補正期間とが全く重なっていないこと、つまり、第1のLUT補正期間が非送信期間であることを前提に説明する。また、インパルス生成部12は、「所望周波数」以外の周波数を用いて、インパルスを生成してもよい。「所望周波数」とは、増幅器16の出力段に設けられるフィルタ(図示せず)を通過できる周波数である。従って、「所望周波数」以外の周波数とは、そのフィルタで除去される周波数である。
また、インパルス生成部12は、「第1のLUT補正期間」において上記の「所定値」に関する情報を補正部21へ出力する。
DAC13は、送信期間において、乗算器11から受け取る増幅器16の歪特性を打ち消すような逆特性をもつ信号を、アナログのべ一スバンド信号に変換する。
また、DAC13は、第1のLUT補正期間において、インパルス生成部12から受け取るインパルスをアナログ信号(以下では、「インパルスアナログ信号」と呼ぶことがある)に変換する。
直交変調器15は、送信期間において、DAC13から出力されたアナログのべ一スバンド信号に対して、局部発振器14から受け取る局部発振信号を用いて、直交変換を行う。直交変調器15は、例えば、DAC13から出力されたI信号,Q信号に、それぞれ局部発振器14から受け取る局部発振信号とこれを90°移相した信号を乗算し、乗算結果を加算することで直交変換を行う。
また、直交変調器15は、第1のLUT補正期間において、DAC13から受け取るインパルスアナログ信号に対して、局部発振器14から受け取る局部発振信号を用いて、直交変換を行う。
増幅器16は、送信期間において、直交変調器15から出力された送信信号を増幅し、アンテナを介して空中に放射する。なお、送信期間において、直交変調器15から出力された信号は、その一部がフィードバック経路、つまり周波数変換器18へ入力される。なお、以下では、送信信号に基づいてフィードバック経路へフィードバックされる信号を、単に「フィードバック信号」と呼ぶことがある。
また、増幅器16は、第1のLUT補正期間において、直交変調器15でインパルスアナログ信号から得られた信号を増幅し、フィードバック経路へ出力する。なお、以下では、インパルスに基づいてフィードバック経路へフィードバックされる信号を、「インパルスフィードバック信号」と呼ぶことがある。
周波数変換器18は、送信期間において、フィードバック信号の周波数変換を行う。周波数変換器18は、例えば、フィードバック信号にそれぞれ局部発振器17で生成された局部発振信号とこれを90°移相した信号を乗算して直交検波を行い、送信側におけるベースバンドのI信号,Q信号を生成する。
また、周波数変換器18は、第1のLUT補正期間において、インパルスフィードバック信号の周波数変換を行う。これにより、増幅器16のIdqドリフト特性を反映したインパルスアナログ信号が得られる。
局部発振器17は、局部発振器14から出力される局部発振信号と同じ周波数を持つ局部発振信号を生成し、周波数変換器18へ出力する。局部発振器17と局部発振器14とは、1つの局部発振器によって実現されてもよい。
ADC19は、送信期間において、周波数変換器18で周波数変換されたフィードバック信号をディジタル信号に変換して遅延部27を介して係数算出部29へ出力する。
また、ADC19は、第1のLUT補正期間において、周波数変換器18で周波数変換されたインパルスフィードバック信号をディジタル信号に変換して、測定部20へ出力する。
測定部20は、第1のLUT補正期間において、インパルス生成部12で生成されたインパルスがDAC13及び直交変調器15を介して増幅器16に入力された時の、ドレインバイアス電流特性、つまり上記のIdqドリフトの影響による振幅変動や位相変動を測定する。測定部20は、第1のLUT補正期間において、ADC19から受け取る信号に基づいて、振幅変動パターンや位相変動パターンを測定する。例えば、測定部20は、振幅変動パターン、又は、振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方を測定する。
図4は、振幅変動パターンの説明に供する図である。また、図5は、位相変動パターンの説明に供する図である。
図4に示すように、第1のLUT補正期間において測定部20に入力される信号の振幅は、インパルスに対応する部分が出現した後に、振幅値が規定値より低下し、そこから規定値に近づくように、変動する。図4には、曲線L1,L2,L3に対応する3つの変動軌跡を示している。測定部20は、このような変動軌跡を測定し、測定した変動軌跡に応じた振幅変動パターンを特定する。例えば、測定部20は、インパルスに対応する部分の出現タイミングから所定時間t0後の振幅値と規定値との乖離幅を測定する。また、測定部20は、複数の乖離幅候補と各乖離幅候補に応じた振幅変動パターンとの対応関係を記憶しておく。そして、測定部20は、測定した乖離幅に上記の対応関係で対応する振幅変動パターンを特定する。
また、図5に示すように、第1のLUT補正期間において測定部20に入力される信号の位相は、インパルスに対応する部分が出現した後に、位相値が規定値より低下し、そこから規定値に近づくように、変動する。図5には、曲線L4,L5,L6に対応する3つの変動軌跡を示している。測定部20は、このような変動軌跡を測定し、測定した変動軌跡に応じた位相変動パターンを特定する。例えば、測定部20は、インパルスに対応する部分の出現タイミングから所定時間t0後の位相値と規定値との乖離幅を測定する。また、測定部20は、複数の乖離幅候補と各乖離幅候補に応じた位相変動パターンとの対応関係を記憶しておく。そして、測定部20は、測定した乖離幅に上記の対応関係で対応する位相変動パターンを特定する。
そして、測定部20は、振幅変動パターン、又は、振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方に関する情報を補正部21へ出力する。なお、以下では、説明を簡単にするために、振幅変動パターンのみが補正部21に出力されることを前提として説明する。
補正部21は、第1のLUT補正期間において、測定部20で測定された振幅変動パターンに対応する補正係数αを補正係数記憶部22から読み出す。また、補正部21は、インパルス生成部12から受け取った「所定値」に対応するアドレスと歪補償係数テーブル(つまりLUT)で対応付けられた歪補償係数を読み出し、読み出した歪補償係数を読み出した補正係数αに基づいて補正する。そして、補正部21は、補正後の歪補償係数によって歪補償係数テーブルを補正(更新)する。すなわち、補正部21は、インパルス生成部12から受け取った「所定値」に対応するアドレスと歪補償係数テーブルで対応付けられた歪補償係数を、補正後の歪補償係数で補正(更新)する。ここで、振幅変動パターンや位相変動パターンを測定する場合、Idqドリフト特性を直接測定するよりも、以下の点で有利である。歪特性の劣化は、振幅特性変動と位相特性変動の両者が影響しており、例えばIdqドリフト特性を補正するだけでは、適切な歪補償効果は得られない。これに対して、ここでは、振幅変動パターンや位相変動パターンを測定し、その結果をもとに歪補償係数テーブルを補正するため、補正精度を向上させることができ、さらには歪補償特性の最適化時間を早めることもできる。
補正係数記憶部22は、振幅変動パターンの複数の候補と、各候補に応じた補正係数αとが対応付けられた補正係数対応テーブルを記憶している。
アドレス生成回路23は、送信期間において、送信信号x(t)が入力されると、送信信号x(t)のパワーpを演算し、演算された送信信号x(t)のパワーpに一意に対応する一次元方向、例えばX軸方向アドレスを生成する。同時にアドレス生成回路23に記憶されている先の時点(t−1)の送信信号x(t−1)のパワーp1との差ΔPを求め、これに一意に対応する他方の次元方向、例えばY軸方向アドレスを生成する。生成されたアドレス値は、LUT24及び遅延部26へ出力される。
LUT24は、読み出し部31と、テーブル保持部32と、書き込み部33とを有する。
読み出し部31は、送信期間において、アドレス生成回路23から受け取るアドレス値に対応する歪補償係数をテーブル保持部32に保持されている歪補償係数テーブルから読み出し、乗算器11へ出力する。
テーブル保持部32は、歪補償係数テーブルを保持している。すなわち、テーブル保持部32は、送信信号x(t)の離散的な各パワーに対応する2次元アドレス位置に、増幅器16の歪みを打ち消すための歪補償係数を記憶している。
書き込み部33は、送信期間において、アドレス生成回路23で生成されたアドレスと、係数算出部29で算出された歪補償係数とを入力信号とする。そして、書き込み部33は、アドレス生成回路23で生成されたアドレスに、係数算出部29で算出された歪補償係数を書き込むことにより、歪補償係数テーブルを更新する。なお、アドレス生成回路23で生成された読み出しアドレス(AR)と書き込みアドレス(AW)は同じアドレスであるが、更新値を得るまでに演算時間等を要するため、遅延部26により、読み出しアドレスを遅延させて書き込みアドレスとして用いる。
係数算出部29は、送信期間において、送信信号x(t)と、帰還復調信号y(t)(フィードバック信号)と、読み出し部31から出力された歪補償係数とを入力信号とする。ここで、遅延部27,28は、係数算出部29に入力される信号が同じ送信信号x(t)から得られたものとなるように、設けられている。すなわち、遅延部25,28に設定する遅延時間Dは、例えば、DAC13、直交変調器15、及び増幅器16における遅延時間をD0、周波数変換器18、ADC19及び遅延部27の遅延時間をD1とすれば、D=D0+D1を満足するように決定される。
例えば、係数算出部29は、図6に示すような構成を有する。図6は、実施例1の係数算出部の一例を示す図である。図6において、係数算出部29は、乗算部41,42,43と、共役複素信号出力部(Conj)44と、減算部45と、加算部46とを有する。
減算部45は、遅延部28によって遅延させた送信信号x(t)と帰還復調信号y(t)(フィードバック信号)との差e(t)を出力する。
乗算器43は、歪補償係数hn−1(p)とy*(t)の乗算を行い、出力u*(t)(=hn−1(p)y*(t))を得る。乗算部42は、減算部45の差出力e(t)とu*(t)との乗算を行う。乗算部41は、ステップサイズパラメータμと乗算部42の出力を乗算する。
次に、加算部46は、歪補償係数hn−1(p)と乗算部41の出力μe(t)u*(t)を加算し、加算結果を書き込み部33へ出力する。
これらの構成により、以下に示す演算が行われる。
(p)=hn−1(p)+μe(t)u*(t)
e(t)=x(t)−y(t)
y(t)=hn−1(p)x(t)f(p)
u*(t)=x(t)f(p)=hn−1(p)y*(t)
p=|x(t)|
ただし、x,y,f,h,u,eは複素数、*は共役複素数である。上記演算処理を行うことにより、送信信号x(t)と帰還復調信号y(t)の差信号e(t)が最小となるように歪補償係数h(p)が更新され、最終的に最適の歪補償係数値に収束し、増幅器16の歪が補償される。
[無線装置の動作例]
以上の構成を有する無線装置10の処理動作の一例について説明する。図7は、実施例1の無線装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。図7には、上記の第1のLUT補正期間が、無線装置10の電源がONされてから、送信期間の開始前までの期間である場合のフローチャートが示されている。
無線装置10の電源及び増幅器16の電源がONになると(ステップS101、ステップS102)、インパルス生成部12は、インパルスを生成し、DAC13へ出力する(ステップS103)。上述の通り、インパルスは、非送信対象であり、且つ、「所定値」以上の振幅を持つ。そして、インパルスは、DAC13、直交変調器15、及び増幅器16を含む送信系を通過した後、周波数変換器18及びADC19を含むフィードバック系を介して測定部20へ入力される。
測定部20は、ADC19から受け取る信号に基づいて、インパルス生成部12で生成されたインパルスがDAC13及び直交変調器15を介して増幅器16に入力された時の、振幅変動パターン、又は、振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方を測定する(ステップS104)。
補正部21は、測定した振幅変動パターン、又は、振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方に基づいて、補正係数αを決定する(ステップS105)。例えば、補正部21は、測定した振幅変動パターン、又は、振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方に対応する補正係数αを補正係数記憶部22の補正係数対応テーブルから特定する。
そして、補正部21は、インパルスの振幅値(つまり、上記の「所定値」)と、決定した補正係数αとに基づいて、補正後の歪補償係数を算出する(ステップS106)。補正部21は、例えば、インパルス生成部12から受け取った「所定値」に対応するアドレスと歪補償係数テーブル(つまりLUT)で対応付けられた歪補償係数を読み出し、読み出した歪補償係数を読み出した補正係数αに基づいて補正する。例えば、補正部21は、読み出した歪補償係数に、読み出した補正係数αを乗算することにより、補正後の歪補償係数を算出する。
そして、補正部21は、算出した補正後の歪補償係数で歪補償係数テーブル(つまり、LUT)を更新(補正)する(ステップS107)。
以上で説明したステップS103〜ステップS107の処理期間が、上記の第1のLUT補正期間に対応する。
ここで、第1のLUT補正期間における処理について数式を用いて説明する。
インパルスフィードバック信号がI成分及びQ成分を持つ場合、図4及び図5に示したt=t0のときの振幅及び位相は次のように表現できる。
振幅:A(t0)(=Gain)=√(I(t0)+Q(t0)
位相:Φ(t0)(=Phase)=tan−1(Q(t0)/I(t0))
このとき、位相、振幅の基準値(つまり、変動前の値)をそれぞれ、A(0)、Φ(0)とすれば、t0後の振幅、位相の変化分、Δgain(t0)、Δphase(t0)は、以下のように表すことができる。
Δgain(t0)=A(0)−√(I(t0)+Q(t0)
Δphase(t0)=Φ(0)−tan−1(Q(t0)/I(t0))
上記のΔgain(t0)及びΔphase(t0)において所望の歪補償特性が得られるLUTをLUT(t0)とすれば、LUT(t0)とLUT初期値であるLUT(0)との関係は以下のように表現できる。
LUT(t0)=α(t0)×LUT(0)
α(t0)は、事前に測定を行うことにより、Δgain(t0)及びΔphase(t0)の各ペアについて1対1に決めておくことができる。事前にΔgain(t)及びΔphase(t)と、α(t)との関係を調査しておくことで、Idqドリフト特性に応じたLUT(t)を作ることが可能となる。すなわち、Idqドリフト状態に応じた歪補償を行うことができる。この場合、完全に条件が一致しなくても、近似したα(t)が使用されてもよい。
図7の説明に戻り、第1のLUT補正期間の後に、「送信期間」が開始する。
送信期間が開始すると、送信信号生成部(図示せず)は、生成した送信信号を出力する(ステップS108)。
そして、乗算器11は、送信信号に対して歪補償処理を実行する(ステップS109)。この歪補償処理後の送信信号の一部は、上記の送信系を通過した後にアンテナを介して送信され、他の一部は、上記のフィードバック系を介して係数算出部29へ入力される。
そして、係数算出部29は、補正後の歪補償係数を算出し、書き込み部33へ出力する。
そして、書き込み部33は、係数算出部29で算出された補正後の歪補償係数でLUTを更新(補正)する(ステップS110)。
以上のように本実施例によれば、無線装置10において、インパルス生成部12は、非送信対象であり且つ所定値以上の振幅を持つインパルスを生成する。そして、測定部20は、インパルスを増幅器16へ入力した時の振幅変動パターン、又は、振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方を測定する。そして、補正部21は、測定された振幅変動パターン、又は、振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方に基づいて、LUTを補正する。
この無線装置10の構成により、送信信号では出現頻度の低い振幅値(つまり、所定値以上の振幅値)に対応する歪補償係数を、非送信対象であり且つ所定値以上の振幅を持つインパルスを用いて補正することができる。このため、所定値以上の振幅値に対応する歪補償係数を早期に適正値に近づけることができる。また、Idqドリフトが顕著となる状況での振幅変動パターンや位相変動パターンに基づいてLUTを補正できるので、歪補償係数をさらに早期に適正値に近づけることができる。Idqドリフト特性は、デバイスの製造バラツキ等で個体差があり、さらに環境温度、直前の入力信号振幅値などにより随時変動するが、本構成による補正をおこなうことで、Idqドリフト特性の変動に対処したLUT補正をすることができる。すなわち、歪補償係数の補正精度を向上させることができる。
また、無線装置10は、増幅器16で増幅された送信信号から所望周波数以外の周波数成分を除去して出力するフィルタ(図示せず)を有する。そして、インパルス生成部12は、所望周波数以外の周波数を用いて、インパルスを生成する。これにより、インパルスがアンテナを介して送信されることを防止することができる。
[実施例2]
実施例1では、第1のLUT補正期間が送信期間と重ならないことを前提として説明を行った。実施例2は、第1のLUT補正期間が送信期間と重なることを前提とする実施例である。具体的には、実施例2では、第1のLUT補正期間において、通信に使用されていない周波数を用いて、インパルスが生成される。
図8は、実施例2の無線装置の一例を示すブロック図である。図8において、無線装置50は、周波数決定部51と、インパルス生成部52とを有する。
周波数決定部51は、スケジューラ(図示せず)からスケジュール情報を受け取り、当該スケジュール情報に基づいて、インパルス生成タイミングにおいて通信に使用されていない周波数(以下では、「未使用周波数」と呼ぶことがある)を特定する。そして、周波数決定部51は、特定した未使用周波数の全て又は一部を、インパルスの生成に用いる周波数(以下では、「インパルス生成周波数」と呼ぶことある)として決定する。
インパルス生成部52は、周波数決定部51で決定されたインパルス生成周波数を用いて、インパルスを生成し、DAC13へ出力する。
以上のように本実施例によれば、無線装置50において、インパルス生成部52は、インパルスの生成タイミングにおいて通信に使用されていない周波数を用いて、インパルスを生成する。
この無線装置50の構成により、送信期間と第1のLUT補正期間とが重なった場合でも、送信を邪魔すること無くインパルスを用いたLUT補正を実行することができる。
[他の実施例]
[1]実施例1及び実施例2では、無線装置10,50が置かれた環境における温度について特に考慮していないが、考慮してもよい。例えば、無線装置10,50に温度センサを設ける。そして、補正係数記憶部22に、各環境温度に応じた補正係数対応テーブルを保持しておく。そして、補正部21は、温度センサで測定された環境温度に対応する補正係数対応テーブルを用いて、補正係数αを決定する。
[2]実施例1及び実施例2で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1及び実施例2の無線装置は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図9は、無線装置のハードウェア構成例を示す図である。図9に示すように、無線装置100は、RF(Radio Frequency)回路101と、プロセッサ102と、メモリ103とを有する。
プロセッサ102の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ103の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1及び実施例2の無線装置10,50で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを通話装置が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。乗算器11と、インパルス生成部12,52と、DAC13と、測定部20と、補正部21と、アドレス生成回路23と、LUT24と、遅延部25,26,27,28と、係数算出部29と、周波数決定部51とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ103に記録され、各プログラムがプロセッサ102で実行されてもよい。また、局部発振器14,17と、直交変調器15と、増幅器16と、周波数変換器18と、ADC19は、RF回路101によって実現される。また、テーブル保持部32及び補正係数記憶部22は、メモリ103によって実現される。
[3]また、ここでは、無線装置100が一体の装置であるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、無線装置100は、無線装置と無線制御装置という2つの別体の装置によって構成されてもよい。すなわち、無線装置100が、無線装置と無線制御装置とを含む無線アクセスシステムとして実現されてもよい。この場合、例えば、RF回路101は無線装置に配設され、プロセッサ102とメモリ103とは無線制御装置に配設される。
10,50 無線装置
11 乗算器
12,52 インパルス生成部
14,17 局部発振器
15 直交変調器
16 増幅器
18 周波数変換器
20 測定部
21 補正部
22 補正係数記憶部
23 アドレス生成回路
25,26,27,28 遅延部
29 係数算出部
31 読み出し部
32 テーブル保持部
33 書き込み部
41,42,43 乗算部
45 減算部
46 加算部
51 周波数決定部

Claims (4)

  1. 送信信号の歪みを、歪補償テーブルに保持され且つ前記送信信号の振幅値に応じた歪補償係数を用いて、補償する歪補償部と、
    前記歪みが補償された送信信号を増幅して出力する増幅器と、
    非送信対象であり且つ所定値以上の振幅を持つインパルスを生成する生成部と、
    前記生成されたインパルスを前記増幅器へ入力した時の振幅変動パターン、又は、前記振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方を測定する測定部と、
    前記振幅変動パターン、又は、前記振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方の複数の候補に対してそれぞれ事前に測定され、且つ、前記歪補償テーブルに保持された前記歪補償係数を補正するための補正係数を記憶する補正係数記憶部と、
    前記測定された振幅変動パターン、又は、前記測定された振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方に対応する補正係数を前記補正係数記憶部から特定し、前記特定した補正係数に基づいて、前記歪補償テーブルを補正する補正部と、
    を具備することを特徴とする無線装置。
  2. 前記増幅器で増幅された送信信号から所望周波数以外の周波数成分を除去して出力するフィルタをさらに具備し、
    前記生成部は、前記所望周波数以外の周波数を用いて、前記インパルスを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記生成部は、前記インパルスの生成タイミングにおいて通信に使用されていない周波数を用いて、前記インパルスを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  4. 無線制御装置と、前記無線制御装置から受け取る送信信号を無線送信する無線装置とを具備する無線アクセスシステムであって、
    前記無線装置は、
    入力信号を増幅して出力する増幅器を具備し、
    前記無線制御装置は、
    非送信対象であり且つ所定値以上の振幅を持つインパルスを生成する生成部と、
    前記生成されたインパルスを前記入力信号とした時の振幅変動パターン、又は、前記振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方を測定する測定部と、
    前記振幅変動パターン、又は、前記振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方の複数の候補に対してそれぞれ事前に測定され、且つ、歪補償テーブルに保持された歪補償係数を補正するための補正係数を記憶する補正係数記憶部と、
    前記測定された振幅変動パターン、又は、前記測定された振幅変動パターン及び位相変動パターンの両方に対応する補正係数を前記補正係数記憶部から特定し、前記特定した補正係数に基づいて前記歪補償テーブルを補正する補正部と、
    前記補正された歪補償テーブルと、前記送信信号の振幅値とに基づいて、前記送信信号の歪みを補償する歪補償部と、
    を具備することを特徴とする無線アクセスシステム。
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