JP6255599B1 - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
(第1の実施形態)
〔情報処理システム1の概要〕
本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態に係る情報処理システム1は、その時点の気温に対応した各種の情報をユーザにネットワークを介して提供するシステムである。情報処理システム1は、例えば、情報の提供形態として情報検索サービスをユーザに提供する情報検索システムである。情報検索サービスは、操作によって生成した文字列の入力に応じて検索結果を返すサービスである。入力される文字列(以下、「入力キーワード」と称する。)の種類、及び、検索結果として出力される情報の種類は任意であってよい。以下では、一例として、入力キーワードが、食材や料理の名称であり、検索結果として出力される情報が、料理のレシピや献立である場合について説明する。献立とは、一度の食事でまとめて提供される料理群である。献立には、個々の料理のレシピが含まれてもよい。
情報処理システム1は、入力キーワードとして指定された食材や料理と同種の食材や料理を検索キーワードとして特定し、特定した検索キーワードに対する検索結果を出力する。「検索キーワード」とは、検索において検索キーとして用いられる文字列である。検索キーワードは、入力キーワードそのものであってもよいし、入力キーワードと同種である文字列、或いは、類似するとして関連付けられた文字列を含んでもよい。また、検索キーワードは、入力キーワードの表記の揺らぎを含んだ文字列であってもよいし、誤記を訂正した文字列であってもよい。「同種」とは、概念的に同等であるとみなされることをいう。また、同種である複数の事物間において、その識別情報(例えば、名称)が異なっていてもよい。即ち、入力キーワードと検索キーワードは、相互に同義語又は類義語の関係を有していてもよい。
以上が、情報処理システム1の概要についての説明である。
次に、情報処理システム1の構成について説明する。
図2は、情報処理システム1の構成を示すブロック図である。
情報処理システム1は、1以上の端末装置10−1、10−2、…、10−N(Nは、自然数)と、レシピ管理装置30と、ユーザ管理装置50と、気象データ管理装置70を備える。以下では、端末装置10−1、10−2、…、10−Nを、端末装置10と総称する。端末装置10と、レシピ管理装置30と、ユーザ管理装置50と、気象データ管理装置70とは、無線又は有線のネットワークNWに接続し、互いに通信を行うことができる。
ユーザ管理装置50は、コンピュータシステム100を備える電子機器である。例えば、ユーザ管理装置50は、サーバ装置である。ユーザ管理装置50は、ユーザデータを管理する。
以上が、情報処理システム1の構成についての説明である。
次に、情報処理システム1が処理する各種データの構成について説明する。
まず、献立データについて説明する。献立データとは、献立の内容に関する情報を記述したデータである。
図3は、献立データのデータ構成を示す図である。
献立データとは、献立ID(IDentifier)に対して、1以上の構成料理情報を対応付けたデータである。
構成料理情報とは、献立を構成する料理を示す情報である。
献立料理情報には、構成料理レシピ情報と構成料理カテゴリ情報とが記述される。
構成料理レシピ情報とは、献立を構成する料理のレシピを特定するための情報である。構成料理レシピ情報には、例えばレシピIDが記述される。
レシピIDとは、料理のレシピを一意に識別するための情報である。
構成料理カテゴリ情報とは、献立における料理の位置付け(種別)を示す情報である。構成料理カテゴリ情報には、例えば主菜、副菜、汁物、デザート等の種別が記述されてよい。
以上が、献立データの構成についての説明である。
図4は、献立属性データのデータ構成を示す図である。
献立属性データとは、献立IDに対して、献立名情報と、献立投稿者情報と、献立登録日時情報と、献立画像情報と、投稿者コメント情報と、段取りコメント情報と、献立調理時間情報と、献立カテゴリ情報と、会員許諾情報と、献立レポート数情報と、平均気温情報と、を対応付けてなるデータである。
献立投稿者情報とは、献立の投稿者(作成者)を示す情報である。献立投稿者情報には、例えばユーザIDが記述される。
献立登録日時情報とは、献立が投稿、登録された日時を示す情報である。
献立画像情報とは、献立の撮像画像を示す情報である。
投稿者コメント情報とは、投稿者が献立に対して付したコメント(例えば概要、背景)を示す情報である。
段取りコメント情報とは、献立に沿って調理する場合の注意事項等を示すコメントを示す情報である。
献立カテゴリ情報とは、献立の種別(例えば、コンセプト、カロリー、費用、殿堂入りや受賞歴等の表彰、目的、用途)を示す情報である。
会員許諾情報とは、会員設定に応じた情報開示の許諾を示す情報である。
献立レポート数情報とは、献立に対して閲覧者から投稿されたレポートの数を表す情報である。
図5は、レシピデータのデータ構成を示す図である。
レシピデータとは、レシピIDに対して、1以上のレシピ食材情報と、1以上の調理工程情報と、を対応付けたデータである。
利用食材情報とは、レシピに用いる食材を特定するための情報である。利用食材情報には、例えば食材IDが記述される。
食材IDとは、食材を一意に識別する情報である。
分量情報とは、レシピに用いる食材の分量を示す情報である。食材カテゴリ情報とは、レシピにおける食材のグループを示す情報である。例えば食材カテゴリ情報には、ある調理工程で用いられる食材のグループと、別の調理工程で用いられる食材のグループとを区別可能にするために、各グループの識別情報が記述されてよい。
調理画像情報とは、調理工程の様子を写した撮像画像を示す情報である。
工程コメント情報とは、調理工程の説明文を示す情報である。
工程時間情報とは、調理工程に要する時間を示す情報である。
調理法情報とは、調理工程における調理方法の種別を示す情報である。調理方法には、例えば切る、煮る、焼く、蒸らす、沸かす、揚げる、混ぜる等の種別がある。
以上が、レシピデータの構成についての説明である。
図6は、レシピ属性データのデータ構成を示す図である。
レシピ属性データとは、レシピIDに対して、料理IDと、レシピ名情報と、対象人数情報と、レシピ投稿者情報と、レシピ登録日時情報と、料理画像情報と、投稿者コメント情報と、調理時間情報と、レシピカテゴリ情報と、会員許諾情報と、レシピレポート数情報と、平均気温情報と、を対応付けてなるデータである。
レシピ名情報とは、レシピの名称を示す情報である。レシピの名称には、レシピに基づいて作成可能な料理の名称やレシピに用いられる食材の名称が含まれる。
対象人数情報とは、レシピが示す料理の分量を示す情報である。対象人数情報には、例えば、1人前、2−3人前等の情報が記述される。
レシピ投稿者情報とは、レシピの投稿者(作成者)を示す情報である。レシピ投稿者情報には、例えばユーザIDが記述される。
レシピ登録日時情報とは、レシピが投稿、登録された日時を示す情報である。
料理画像情報とは、料理の撮像画像を示す情報である。
投稿者コメント情報とは、投稿者がレシピに対して付したコメント(例えば概要、背景)を示す情報である。
レシピカテゴリ情報とは、レシピの種別(例えば、コンセプト、カロリー、費用、表彰、目的、用途)を示す情報である。
レシピレポート数情報とは、レシピに対して閲覧者から投稿されたレポートの数を表す情報である。
以上が、レシピ属性データについての説明である。
図7は、食材データのデータ構成を示す図である。
食材データとは、食材IDに対して、食材名情報と、栄養素情報と、カロリー情報と、所属食材情報と、同種食材情報と、を対応付けたデータである。
栄養素情報とは、食材に含まれる栄養素とその量とを示す情報である。
カロリー情報とは、食材の単位量当たりのカロリーを示す情報である。
以上が、食材データについての説明である。
図8は、料理データのデータ構成を示す図である。
料理データとは、料理IDに対して、料理名情報と、所属料理情報と、同種料理情報と、を対応付けたデータである。
所属料理情報とは、所属料理を示す情報である。「所属料理」とは、ある料理に概念的に包含される別の料理を示す情報である。例えば、「煮物」には、「煮しめ」や「筑前煮」が包含される。つまり、所属料理とは、ある料理の下位概念に属する料理である。所属料理情報には、所属料理の料理IDが記述されてよい。
以上が、料理データについての説明である。
図9は、レポートデータのデータ構成を示す図である。
レポートデータとは、レポートIDに対して、レポート対象情報と、レポート投稿者情報と、レポート画像情報と、レポートコメント情報と、対応コメント情報と、を対応付けたデータである。
レポート対象情報とは、レポートの対象を示す情報である。レポート情報には、例えば献立IDやレシピIDが記述される。
レポート投稿者情報とは、レポートの投稿者(作成者)を示す情報である。レポート投稿者情報には、例えばユーザIDが記述される。
レポート画像情報とは、レポートの投稿者による調理結果(献立、料理)や調理の様子を写した画像を示す情報である。
レポートコメント情報とは、レポートの説明文を示す情報である。
対応コメント情報とは、レポートに対する献立やレシピの投稿者(作成者)からの反応コメントを示す情報である。
以上が、レポートデータについての説明である。
図10は、履歴データのデータ構成を示す図である。
履歴データは、例えば、履歴IDに対して、検索ユーザ情報と、検索キーワード情報と、選択結果情報と、選択日時情報と、を対応付けてなる。
検索ユーザ情報とは、検索を行ったユーザを示す情報である。検索ユーザ情報には、例えばユーザIDが記述される。
検索キーワード情報とは、検索キーワードを示す情報である。検索キーワード情報は、ユーザが入力した文字列そのものであってもよいし、ユーザが入力した文字列から端末装置10が一義的に検索キーワードとして特定した食材や料理であってもよい。
選択日時情報とは、選択が行われた日時を示す情報である。
以上が、履歴データについての説明である。
図11は、ユーザデータのデータ構成を示す図である。
ユーザデータとは、ユーザIDに対して、氏名情報と、パスワード情報と、ニックネーム情報と、生年月日情報と、性別情報と、連絡先情報と、リンク情報と、お気に入り献立情報と、お気に入りレシピ情報と、会員設定情報と、を対応付けたデータである。
パスワード情報とは、ユーザのアカウントに対して設定されたパスワードを示す情報である。なお、パスワードは、認証用情報の一例である。認証用情報としては、パスワードの他に、指紋、声紋等の任意の情報が用いられてよい。
ニックネーム情報とは、ユーザのニックネーム(他者に公開する場合の名前)を示す情報である。
生年月日情報とは、ユーザの生年月日を示す情報である。
性別情報とは、ユーザの性別を示す情報である。
連絡先情報とは、メールアドレス、電話番号、住所等のユーザの連絡先を示す情報である。例えば住所を参照することで、ユーザの居所の地域性に応じた処理を行うことができる。
リンク情報とは、ユーザのSNS(Social Networking Service)等のアカウントへのリンク先を示す情報である。
お気に入りレシピ情報とは、ユーザがお気に入り登録したレシピを示す情報である。
会員設定情報とは、ユーザの会員設定を示す情報である。会員設定には、例えば「通常会員」、「特別会員」等の複数の種別がある。通常会員は、情報検索サービスの一部が利用できない。これに対して特別会員は、情報検索サービスの全てを利用可能である。特別会員になる条件としては、例えば所定金額の支払い、所定期間の情報検索サービスの利用、所定回数の情報検索サービスの利用等の任意の条件を採用してよい。
以上が、ユーザデータについての説明である。
日時情報は、気温が測定された日時を示す情報である。気温の測定日時は、例えば、一定周期(例えば、5〜30分間隔)である。気温情報は、日時情報が示す日時における所定の地点での気温を示す情報である。一般に、気温は時間経過に応じて変化し得る。新たな日時を示す日時情報と気温情報との組が順次集積された気象データは、その地点における気温の変化を示す。
次に、情報処理システム1が備える各装置のコンピュータシステム100の構成について説明する。
図12は、コンピュータシステム100の構成を示すブロック図である。
コンピュータシステム100は、通信部101と、入力部102と、出力部103と、記憶部104と、CPU(Central Processing Unit)105と、を備える。これらの構成要素は、バスBを介して相互に通信可能に接続されている。
入力部102は、例えば、マウス、タッチパッド等のポインティングデバイス、キーボード、マイクロホン、カメラ、その他の各種センサ(例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPS(Global Positioning System)センサ、近接センサ)を含む入力用モジュールである。入力部102は、タッチパネルとして、ディスプレイと一体に構成されてもよい。
出力部103は、ディスプレイパネル、スピーカ、ウーファー等の出力用モジュールである。
CPU105は、記憶部104に記憶された各種プログラムを実行し、コンピュータシステム100が備える各構成を制御する。
以上が、コンピュータシステム100の構成についての説明である。
次に、端末装置10の構成について説明する。
図13は、端末装置10の構成を示すブロック図である。
端末装置10は、端末側通信部11と、操作入力部12と、音声入力部13と、撮像部14と、音声再生部15と、表示部16と、端末側記憶部17と、端末側制御部18と、を備える。
音声入力部13は、マイクロホンを介した音声入力を受け付ける。音声入力部13は、例えば音声認識を行い、文字列の入力、データの編集操作、表示の切り替え操作等の各種操作を受け付ける。
撮像部14は、カメラを介して撮像画像を取得する。撮像画像は、例えば食材、調理過程、料理、献立等を写した画像であってよい。また、撮像画像は、静止画像であってもよいし、動画像であってもよい。
表示部16は、ディスプレイを介した表示出力を行う。表示部16は、例えば操作入力部12、音声入力部13、及び撮像部14が受け付けた入力内容、検索結果等の各種情報を表示する。
端末側記憶部17は、端末装置10の機能を実現するために必要な各種データ、プログラム等を記憶する。
また、既存の献立データや献立属性データを削除する場合、献立投稿部182は、操作入力部12が受け付けた操作により指定された献立に係る献立データや献立属性データの削除を、レシピ管理装置30に要求する。修正、追加、削除の対象の献立が、献立IDをもって特定される。
また、出力処理部186は、操作入力部12又は音声入力部13が受け付けた操作に基づいて献立もしくはレシピの表示の停止と、その時点の日時情報を示す停止日時情報を生成し、生成した停止情報をレシピ管理装置30に送信する。
次に、レシピ管理装置30の構成について説明する。
図14は、レシピ管理装置30の構成を示すブロック図である。
レシピ管理装置30は、レシピ管理側通信部31と、レシピ管理側記憶部32と、レシピ管理側制御部33と、を備える。
レシピ管理側記憶部32は、レシピ管理装置30の機能を実現するために必要な各種データ、プログラム等を記憶する。レシピ管理側記憶部32は、献立データ記憶部321と、献立属性データ記憶部322と、レシピデータ記憶部323と、レシピ属性データ記憶部324と、食材データ記憶部325と、料理データ記憶部326と、レポートデータ記憶部327と、履歴データ記憶部328と、気象データ記憶部329と、を備える。
献立属性データ記憶部322は、献立属性データを記憶する。
レシピデータ記憶部323は、レシピデータを記憶する。
レシピ属性データ記憶部324は、レシピ属性データを記憶する。
食材データ記憶部325は、食材データを記憶する。
料理データ記憶部326は、料理データを記憶する。
レポートデータ記憶部327は、レポートデータを記憶する。
履歴データ記憶部328は、履歴データを記憶する。
気象データ記憶部329は、気象データを記憶する。
なお、献立編集部331は、献立IDに対応する選択日時情報を特定する際、その献立IDを含む構成料理のレシピに係るレシピIDに対応する選択日時情報が示す日時を特定してもよい。
そして、履歴管理部336は、選択されたと判定した献立又はレシピについて選択結果情報と選択日時情報のセットを記述し、選択されなかったと判定した献立又はレシピについて選択結果情報と選択日時情報のセットを棄却してもよい。これにより、ユーザが関心を有する献立又はレシピが選択結果として記録される。
また、献立編集部331、レシピ編集部332が気温の平均値を算出する際、その時点までの最近の所定個数の気温を採用し、それよりも過去の気温を棄却してもよい。
以上が、レシピ管理装置30の構成についての説明である。
次に、ユーザ管理装置50の構成について説明する。
図15は、ユーザ管理装置50の構成を示すブロック図である。
ユーザ管理装置50は、ユーザ管理側通信部51と、ユーザ管理側記憶部52と、ユーザ管理側制御部53と、を備える。
ユーザ管理側記憶部52は、ユーザ管理装置50の機能を実現するために必要な各種データ、プログラム等を記憶する。ユーザ管理側記憶部52は、ユーザデータ記憶部521を備える。
ユーザデータ記憶部521は、ユーザデータを記憶する。
以上が、ユーザ管理装置50の構成についての説明である。
次に、情報処理システム1の動作について説明する。
まず、献立検索処理における情報処理システム1の動作を説明する。
図16は、情報処理システム1による献立検索処理の流れを示すシーケンスチャートである。
(ステップS12)端末装置10は、献立検索条件を、レシピ管理装置30に送信する。その後、情報処理システム1は、ステップS14に処理を進める。
(ステップS20)端末装置10は、献立をユーザの指定に応じてソートする。その後、情報処理システム1は、ステップS22に処理を進める。
(ステップS22)端末装置10は、献立をリスト表示する。その後、情報処理システム1は、ステップS24に処理を進める。
(ステップS28)レシピ管理装置30は、履歴データを参照し、ユーザによる選択結果を解析する選択結果解析処理を行う。ここで、レシピ管理装置30は、気象データを参照し、履歴データが示す選択日時に対応する温度を特定する。レシピ管理装置30は、献立毎に特定した温度の平均値を平均温度として算出する。そして、情報処理システム1は、図16に示す処理を終了する。
以上が、献立検索処理における情報処理システム1の動作の説明である。
図17は、情報処理システム1によるレシピ検索処理の流れを示すシーケンスチャートである。
図17に示すステップS54の処理は、図16に示すステップS14の処理と同様であるため、説明を省略する。
(ステップS52)端末装置10は、レシピ検索条件を、レシピ管理装置30に送信する。その後、情報処理システム1は、ステップS54に処理を進める。
(ステップS60)端末装置10は、レシピをユーザの指定に応じてソートする。その後、情報処理システム1は、ステップS62に処理を進める。
(ステップS62)端末装置10は、レシピをリスト表示する。その後、情報処理システム1は、ステップS64に処理を進める。
(ステップS68)レシピ管理装置30は、履歴データを参照し、ユーザによる選択結果を解析する選択結果解析処理を行う。ここで、レシピ管理装置30は、気象データを参照し、履歴データが示す選択日時に対応する温度を特定する。レシピ管理装置30は、レシピ毎に特定した温度の平均値を平均温度として算出する。そして、情報処理システム1は、図17に示す処理を終了する。
以上が、レシピ検索処理における情報処理システム1の動作の説明である。
次に、端末装置10が表示する画面について説明する。ここでは、ユーザ機能提供画面、検索結果表示画面、献立表示画面、レシピ表示画面の例について説明する。各種画面の表示は、会員設定に応じて異なっていてよい。
まず、ユーザ機能提供画面について説明する。
図18は、ユーザ機能提供画面v1を示す図である。
ユーザ機能提供画面v1には、献立・レシピ検索機能と、お気に入り表示機能と、ユーザ投稿内容表示機能と、投稿機能と、日記機能と、を提供するためのユーザインタフェースが設けられる。
以上が、ユーザ機能提供画面の説明である。
図19は、検索結果表示画面v2を示す図である。
検索結果表示画面v2には、結果リスト表示欄T1と、絞込み条件設定欄Q4と、関連検索欄Q5と、NOT検索欄Q6と、ソートボタンB5と、が設けられている。結果リスト表示欄T1とは、検索結果である献立やレシピをリスト表示する欄である。絞込み条件設定欄Q4とは、検索結果を絞込むための条件を設定するための欄である。絞込み条件としては、例えばレポート数、調理時間、種別、栄養量、会員許諾等を指定することができる。関連検索欄Q5とは、検索キーワードに関連するキーワードを、新たな検索キーワードの候補として提示する欄である。NOT検索欄Q6とは、検索結果として除外するキーワードを入力するための欄である。ソートボタンB5とは、検索結果を並び替えるためのボタンである。例えば投稿日時、人気度(レポート数、閲覧数等)に応じてソートを行うことができる。
以上が、検索結果表示画面の説明である。
図20は、献立表示画面v3を示す図である。
献立表示画面v3には、献立名表示欄M1と、献立画像表示欄M2と、投稿ユーザ名表示欄M3と、調理時間M4と、投稿者コメント表示欄M5と、構成料理表示欄M6と、投稿日時表示欄M7と、評価表示欄M8と、献立カテゴリ表示欄M9と、が設けられている。献立名表示欄M1とは、献立の名称を表示する欄である。献立画像表示欄M2とは、献立を撮像した画像を表示する欄である。投稿ユーザ名表示欄M3とは、献立投稿者のニックネームを表示する欄である。献立調理時間M4とは、献立の調理に要する時間を表示する欄である。投稿者コメント表示欄M5とは、献立投稿者のコメントを表示する欄である。構成料理表示欄M6とは、献立を構成する料理の概要を表示する欄である。投稿日時表示欄M7とは、献立の投稿日時を表示する欄である。評価表示欄M8とは、献立を閲覧したユーザにより行われた評価を表示する欄である。献立カテゴリ表示欄M9とは、献立の種別を表示する欄である。
以上が、献立表示画面の説明である。
図21は、レシピ表示画面v4を示す図である。
レシピ表示画面v4には、レシピ名表示欄R1と、レシピ画像表示欄R2と、投稿ユーザ名表示欄R3と、お気に入り登録ボタンR4と、食材表示欄R5と、栄養表示欄R6と、調理工程表示欄R7と、投稿者コメント表示欄R8と、レポート表示欄R9と、機能呼び出しボタン群B6と、が設けられている。レシピ名表示欄R1とは、レシピの名称を表示する欄である。レシピ画像表示欄R2とは、レシピにより調理された料理を撮像した画像を表示する欄である。投稿ユーザ名表示欄R3とは、レシピ投稿者のニックネームを表示する欄である。食材表示欄R5とは、調理に用いる食材を表示する欄である。栄養表示欄R6とは、料理のカロリーや塩分等の栄養を表示する欄である。調理工程表示欄R7とは、調理工程を表示する欄である。調理工程表示欄R7には、調理工程の説明文や調理工程の様子を撮像した画像等が表示されてよい。投稿者コメント表示欄R8とは、レシピ投稿者のコメントを表示する欄である。レポート表示欄R9とは、レシピに対して投稿されたレポートを表示する欄である。機能呼び出しボタン群B6とは、各種機能を呼び出すためのボタン群である。例えばレシピを印刷したり、メールで送信したり、他の端末装置に転送したりする機能を呼び出すことができる。
以上が、画面例についての説明である。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム1は、アクセス日時(例えば、選択日時)とアクセスされた提供情報(例えば、献立、レシピ)を示す履歴データを取得する履歴管理部336を備える。情報処理システム1は、各日時の気温を示す気象データを参照して、提供情報のアクセス日時における気温の代表値である代表気温(例えば、平均気温)を算出し、代表気温を提供情報に関連付けて管理する提供情報編集部(例えば、献立編集部331、レシピ編集部332)を備える。また、情報処理システム1は、現在の気温に対応する代表気温に関連付けた提供情報を抽出する抽出部(例えば、抽出部335)を備える。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。以下の説明は、上記の実施形態との差異点を主とし、上記の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。第1の実施形態では、主に端末装置10からのアクセスが献立もしくはレシピの検索又は選択である場合を例にしたが、本実施形態では、主に端末装置10からのアクセスがレポートの投稿である場合を例にする。
履歴管理部336は、レポートデータの取得日時をレポート日時情報として特定する。履歴管理部336は、取得日時として、そのレポートデータの受信日時、記憶日時、生成日時のいずれを採用してもよい。そして、履歴管理部336は、特定したレポート結果情報とレポート日時情報を、新たに発行した履歴IDと送信元の端末装置10のユーザIDと対応付け、履歴データの一部として履歴データ記憶部328に記憶する。レポート日時情報が示すレポートデータの取得日時における気温は、献立編集部331又はレシピ編集部332において、レポート対象情報が示す献立又はレシピに係る平均気温の算出に用いられる。
図22は、本実施形態に係る選択結果解析処理を示すシーケンス図である。
(ステップS80)端末装置10は、レポート対象の献立又はレシピを特定し、特定したレポート対象に係るレポートデータを生成する。その後、ステップS82の処理に進む。
(ステップS82)端末装置10は、生成したレポートデータをレシピ管理装置30に送信する。レシピ管理装置30は、端末装置10からレポートデータを受信する。その後、ステップS84の処理に進む。
(ステップS86)レシピ管理装置30は、履歴ID、ユーザID、特定したレポート日時を示すレポート日時情報及びレポート対象情報とを対応付けて履歴データの一部として記憶する。その後、ステップS88の処理に進む。
(ステップS90)レシピ管理装置30は、レポート対象である献立又はレシピ毎に特定した温度の平均値を平均温度として算出する。その後、ステップS92の処理に進む。
(ステップS92)レシピ管理装置30は、レポート対象の属性データの平均温度情報を、算出した平均温度を示す平均温度情報に更新する。その後、図23に示す処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム1は、提供情報(例えば、献立、レシピ)に関する投稿情報(例えば、レポートデータ)を取得する投稿情報編集部(例えば、献立編集部331、レシピ編集部332)を備える。履歴管理部336は、投稿情報編集部が取得した投稿情報に関する提供情報をアクセスされた提供情報とし、投稿情報の取得日時又は投稿情報に含まれる提供情報に関する日時をアクセス日時として特定する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
以下の説明は、上記の実施形態との差異点を主とし、上記の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。
本実施形態に係る気象データは、日時情報毎に温度情報と湿度情報を対応付けて形成されてもよい。湿度情報は、その日時において観測された湿度を示す情報である。
以上説明したように、本実施形態に係る提供情報編集部(例えば、献立編集部331、レシピ編集部332)は、各日時の湿度をさらに示す気象データを参照し、提供情報(例えば、献立、レシピ)のアクセス日時における湿度の代表値である代表湿度(例えば、平均湿度)を算出する。提供情報編集部は、代表湿度を提供情報にさらに対応付けて管理する。抽出部335は、現時点の気温と湿度のセットに対応する提供情報を抽出する。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
以下の説明は、上記の実施形態との差異点を主とし、上記の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。
本実施形態に係る気象データは、日時情報毎に温度情報と天候情報を対応付けて形成されてもよい。天候情報は、対応する日時における天候を示す情報である。
以上説明したように、本実施形態に係る提供情報編集部(例えば、献立編集部331、レシピ編集部332)は、各日時の気候をさらに示す気象データを参照して、所定の気候における代表気温(例えば、平均気温)を算出し、所定の気候を提供情報にさらに対応付けて管理する。抽出部335は、現時点の気温と気候のセットに対応する提供情報を抽出する。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。以下の説明は、上記の実施形態との差異点を主とし、上記の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。
以上説明したように、本実施形態に係る提供情報編集部(例えば、献立編集部331、レシピ編集部332)は、地域毎の気温を示す気象データを参照して、提供情報(例えば、献立、レシピ)が提供される地域毎に代表気温を算出し、代表気温を地域毎に提供情報と対応付けて管理する。また、抽出部335は、提供情報が要求される地域における現在の気温に対応する提供情報を抽出する。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。以下の説明は、上記の実施形態との差異点を主とし、上記の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。
本実施形態に係る献立属性データに含まれる平均気温情報は、図26に例示されるように予め設定された所定の期間毎に設定される。設定される期間は、例えば、季節、需要期、構成食材の流通期などである。設定されていない期間に対しては、平均気温情報が設定されなくてもよい。また、本実施形態では、レシピ属性データに含まれる平均気温情報も、献立属性データと同様に所定の期間毎に設定される。
以上説明したように、本実施形態に係る提供情報編集部(例えば、献立編集部331、レシピ編集部332)は、所定の期間毎に代表気温(例えば、平均気温)を算出し、代表気温を所定の期間毎に提供情報と対応付けて管理する。また、抽出部335は、現時点が属する期間における代表気温が現時点の気温に対応する提供情報を抽出する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば上述の実施形態において説明した各構成は、任意に組み合わせることができる。また、例えば上述の実施形態において説明した各構成は、特定の機能を発揮するのに不要である場合には、省略することができる。より具体的には、レシピ管理装置30の気象データ管理部337は、各観測地点で観測された気象データを取得することができれば、気象データ管理装置70は省略されてもよい。また、例えば上述の実施形態において説明した各構成は、別体の装置に備えることができる。例えば、レシピ管理装置30の一部又は全部の構成は、端末装置10に備えられてもよいし、端末装置10の一部又は全部の構成は、レシピ管理装置30に備えられてもよい。具体的には、上記のステップS20の処理を、端末装置10に代えてレシピ管理装置30が実行するようにしてもよい。端末装置10において、操作入力部12と音声入力部13のいずれか一方は省略されてもよい。また、撮像部14と音声再生部15の一方又は両方が省略されてもよい。また、レシピ管理装置30とユーザ管理装置50とは、一体に構成されてもよい。
また、気温の代表値である代表気温として、平均気温を用いる場合を例にしたが、統計的に提供情報毎の気温を代表する温度が用いられればよい。代表気温として、例えば、気温の中央値、最頻値などの代表値が用いられてもよい。
第5の実施形態では、地域毎の気象情報として、地域毎の気温を扱う場合を例にしたが、地域毎の気温と湿度のセット、気温と天候のセット、及び、気温、湿度ならびに天候のセットのいずれが扱われてもよい。
第6の実施形態では、期間毎の気象情報として、期間毎の気温を扱う場合を例にしたが、期間毎の気温と湿度のセット、気温と天候のセット、及び、気温、湿度ならびに天候のセットのいずれが扱われてもよい。期間毎の気象情報は、地域毎に扱われてもよい。
以上の記載から本発明の複数の態様は例えば以下のように把握される。なお、理解を容易にするために添付図面の参照符号を便宜的に括弧書きにて付記するが、それにより本発明の態様が図示の態様に限定されるものではない。
本発明の一態様は、アクセス日時とアクセスされた提供情報を示す履歴データを取得する履歴管理部(336)と、各日時の気温を示す気象データを参照して、前記提供情報の前記アクセス日時における気温の代表値である代表気温を算出し、前記代表気温を前記提供情報に関連付けて管理する提供情報編集部(331、332)と、現在の気温に対応する代表気温に関連付けた提供情報を抽出する抽出部(335)と、を備える情報処理システム(1)である。
Claims (9)
- 提供情報に関する投稿情報を取得する投稿情報編集部と、
前記投稿情報を取得した日時、又は、前記投稿情報に含まれる前記提供情報に関する日時を示すタイミング情報と、前記投稿情報に関する提供情報と、を示す履歴データを取得する履歴管理部と、
各日時の気温を示す気象データを参照して、前記提供情報の前記タイミング情報が示す日時における気温の代表値である代表気温を取得し、前記代表気温を前記提供情報に関連付けて管理する提供情報編集部と、
入力された気温に対応する代表気温に関連付けた提供情報を抽出する抽出部と、
を備える情報処理システム。 - 前記抽出部は、現在の気温に対応する代表気温に関連付けた提供情報を抽出する請求項1に記載の情報処理システム。
- 検索文字列を取得する検索入力部を備え、
前記抽出部は、前記代表気温に関連付けた提供情報のうち、前記検索文字列に関連する提供情報を抽出し、
前記履歴管理部は、前記抽出部が抽出した提供情報から、選択指示に基づいて選択された提供情報と、前記提供情報の選択日時を示す前記タイミング情報と、を示す前記履歴データを取得する
請求項1又は2に記載の情報処理システム。 - 前記提供情報編集部は、地域毎の前記気温を示す気象データを参照して、前記提供情報の提供地域毎に前記代表気温を取得し、前記代表気温を前記地域毎に前記提供情報と対応付けて管理し、
前記抽出部は、
前記提供情報が要求される地域における前記入力された気温に対応する提供情報を抽出する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理システム。 - 前記提供情報編集部は、各日時の湿度をさらに示す気象データを参照して、前記提供情報の前記タイミング情報が示す日時における湿度の代表値である代表湿度を取得し、前記代表湿度を前記提供情報にさらに対応付けて管理し、
前記抽出部は、現在の気温と湿度のセットに対応する提供情報を抽出する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理システム。 - 前記提供情報編集部は、各日時の気候をさらに示す気象データを参照して、所定の気候における前記代表気温を取得し、前記所定の気候を前記提供情報にさらに対応付けて管理し、
前記抽出部は、現在の気温と気候のセットに対応する提供情報を抽出する
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理システム。 - 前記提供情報編集部は、所定の期間毎に前記代表気温を取得し、前記代表気温を前記期間毎に前記提供情報と対応付けて管理し、
前記抽出部は、現在時刻が属する期間における代表気温が現在の気温に対応する提供情報を抽出する
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理システム。 - 情報処理システムにおける情報処理方法であって、
提供情報に関する投稿情報を取得する投稿情報編集ステップと、
前記投稿情報を取得した日時、又は、前記投稿情報に含まれる前記提供情報に関する日時を示すタイミング情報と、前記投稿情報に関する提供情報と、を示す履歴データを取得する履歴管理ステップと、
各日時の気温を示す気象データを参照して、前記提供情報の前記タイミング情報が示す日時における気温の代表値である代表気温を取得し、前記代表気温を前記提供情報と関連付けて管理する提供情報編集ステップと、
入力された気温に対応する代表気温に関連付けた提供情報を抽出する抽出ステップと、
を有する情報処理方法。 - コンピュータに、
提供情報に関する投稿情報を取得する投稿情報編集ステップと、
前記投稿情報を取得した日時、又は、前記投稿情報に含まれる前記提供情報に関する日時を示すタイミング情報と、前記投稿情報に関する提供情報と、を示す履歴データを取得する履歴管理ステップと、
各日時の気温を示す気象データを参照して、前記提供情報の前記タイミング情報が示す日時における気温の代表値である代表気温を取得し、前記代表気温を前記提供情報と関連付けて管理する提供情報編集ステップと、
入力された気温に対応する代表気温に関連付けた提供情報を抽出する抽出ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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