JP2013242290A - 端末装置、サーバ、通知方法、生成方法 - Google Patents

端末装置、サーバ、通知方法、生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報を利用するユーザの利便性をさらに高める技術を提供する。
【解決手段】第1取得部210は、ユーザによる主観情報を取得する。第2取得部214は、主観情報を取得したタイミングでの位置情報を取得する。通信制御部230は、取得した位置情報と、取得した主観情報との組合せをサーバへ送信させるとともに、位置情報が含まれたリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクごとに複数の主観情報を集計することによって生成された客観情報が反映されたデータを当該サーバから受信させる。通知制御部232は、客観情報をユーザへ通知させる。
【選択図】図25

Description

本発明は、通知技術に関し、特にユーザに対して所定の情報を通知する端末装置、サーバ、通知方法、生成方法に関する。
電子機器の一例であるナビゲーション装置は、制御手段に接続された現在位置取得手段および地図情報記憶手段を備えている。このため、現在位置取得手段によって取得される現在位置を中心とした周辺地図を、表示手段に表示させたり、目的地地図を表示させるとともに、それを利用して目的地設定を行わせたりすることができる。近年、このナビゲーション装置による地図中に、各ポイントの現状情報を表示させることで、その機能を高めたものが提案されている(例えば下記特許文献1)。例えば、霧が発生している地点に到達した人物が、ツイッター(登録商標)、SNS(Social Network Service)、ブログなどで入力した霧情報を、その地点に向かう前に事前に取得し、地図上に霧情報として表示することが出来るのである。
特開2011−247831号公報
上記従来例においては、地図上に各種情報が併記されるようになっているので、使用者は、上述のごとく、例えば、そのポイントでは現在霧が発生しているとか、渋滞が発生しているとかの情報を入手することが出来、利便性の高いものとなる。しかしながら、この従来例では、そのポイントの、その時点での情報を入手することが出来るものの、進行方向に長さを有する道路の良し悪しを理解することは出来なかった。つまり、この道路に対しては多くの人が好印象を持っているとか、逆に、この道路は多くの人が悪印象を持っているとかの情報を理解することは出来ず、さらに利便性を高めることが期待されている。このような情報は、例えば、選択できる道路があるなら、好印象道路を通過しようとか、この道路は好印象者が多いので出店を計画しようとかの、重要な情報となるので、このような情報が取得できない現状では、さらに利便性を高めることが期待されているのである。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報を利用するユーザの利便性をさらに高める技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の端末装置は、ユーザによる主観情報を取得する第1取得部と、第1取得部が主観情報を取得したタイミングでの位置情報を取得する第2取得部と、第2取得部において取得した位置情報と、第1取得部において取得した主観情報との組合せをサーバへ送信させるとともに、位置情報が含まれたリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクごとに複数の主観情報を集計することによって生成された客観情報が反映されたデータを当該サーバから受信させる通信制御部と、通信制御部が受信させたデータをユーザへ通知させる通知制御部とを備える。第1取得部において取得した主観情報は、2値情報であり、通信制御部が受信させたデータにおける客観情報は、多値情報であり、通知制御部は、ユーザが多値情報を認識可能な態様で道路画像を表示させる。
本発明の別の態様は、サーバである。このサーバは、複数の端末装置のそれぞれから、ユーザによる主観情報と、主観情報が取得されたタイミングでの位置情報との組合せを受信する受信部と、受信部において受信した組合せに対して、位置情報を含んだリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクを特定する特定部と、特定部において特定したリンクごとに複数の主観情報を集計することによって客観情報を生成する生成部と、生成部において生成した客観情報が反映されたデータを送信する送信部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、通知方法である。この方法は、ユーザによる主観情報を取得するステップと、主観情報を取得したタイミングでの位置情報を取得するステップと、取得した位置情報と、取得した主観情報との組合せをサーバへ送信させるステップと、位置情報が含まれたリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクごとに複数の主観情報を集計することによって生成された客観情報が反映されたデータを当該サーバから受信させるステップと、受信させたデータをユーザへ通知させるステップとを備える。主観情報を取得するステップにおいて取得した主観情報は、2値情報であり、受信させるステップが受信させたデータにおける客観情報は、多値情報であり、通知させるステップは、ユーザが多値情報を認識可能な態様で道路画像を表示させる。
本発明のさらに別の態様は、生成方法である。この方法は、複数の端末装置のそれぞれから、ユーザによる主観情報と、主観情報が取得されたタイミングでの位置情報との組合せを受信するステップと、受信した組合せに対して、位置情報を含んだリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクを特定するステップと、特定したリンクごとに複数の主観情報を集計することによって客観情報を生成するステップと、生成した客観情報が反映されたデータを送信するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、情報を利用するユーザの利便性をさらに高めることができる。
本発明の実施例1に係るナビゲーションシステムの外観を示す図である。 本発明の実施例1に係るナビゲーションシステムの構成を示す図である。 本発明の実施例1に係るナビゲーションシステムの別の構成を示す図である。 図2のスイッチの構成を示す図である。 図2のナビゲーション装置の構成を示す図である。 図5の記憶部に記憶された地図データの概要を示す図である。 図5のモニタに表示された地図画像を示す図である。 図2のサーバの構成を示す図である。 図8の生成部における集計値のデータ構造を示す図である。 図5のナビゲーション装置による送信手順を示すフローチャートである。 図8のサーバによる生成手順を示すフローチャートである。 図5のナビゲーション装置による表示手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るナビゲーションシステムの外観を示す図である。 本発明の実施例2に係るナビゲーションシステムの構成を示す図である。 図14の端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施例3に係るナビゲーションシステムの外観を示す図である。 本発明の実施例3に係るナビゲーションシステムの構成を示す図である。 図17の端末装置の構成を示す図である。 図17のディスプレイオーディオ装置の構成を示す図である。 図17のナビゲーションシステムによる送信手順を示すシーケンス図である。 図17のナビゲーションシステムによる表示手順を示すシーケンス図である。 本発明の実施例4に係るナビゲーションシステムの外観を示す図である。 本発明の実施例4に係るナビゲーションシステムの構成を示す図である。 図23のラジオ装置の構成を示す図である。 本発明の実施例5に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 本発明の実施例5に係るサーバの構成を示す図である。 図25のナビゲーション装置による送信手順を示すフローチャートである。 図26のサーバによる生成手順を示すフローチャートである。 図25のナビゲーション装置による表示手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例6に係る端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施例7に係る端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施例7に係るナビゲーションシステムによる送信手順を示すシーケンス図である。 本発明の実施例7に係るナビゲーションシステムによる表示手順を示すシーケンス図である。 本発明の実施例9に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 図34のモニタに表示された画像を示す図である。 本発明の実施例9に係る端末装置の構成を示す図である。 図34のナビゲーション装置によるコメントの記憶手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例10に係る生成部に記憶されたテーブルのデータ構造を示す図である。 本発明の実施例11に係るスイッチの外観を示す図である。 本発明の実施例11に係るスイッチの構成を示す図である。 本発明の実施例11に係る生成部に記憶されたテーブルのデータ構造を示す図である。 図40のスイッチによる選択手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例12に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。 本発明の実施例12に係る端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施例13に係る端末装置の構成を示す図である。 本発明の実施例14に係る電子機器を搭載した自動車を示す図である。 本発明の実施例14に係る同制御ブロック図である。 本発明の実施例14に係る同情報入力手段を示す図である。 本発明の実施例14に係る同動作フローチャートである。 本発明の実施例14に係る同動作フローチャートである。 本発明の実施例14に係る同動作フローチャートである。 本発明の実施例14に係る同表示手段を示す図である。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例1は、自動車等の車両に搭載されたナビゲーション装置がネットワークを介してサーバに接続されているナビゲーションシステムに関する。車両の運転者であるユーザに、道路に対する印象を簡易に入力させるために、ハンドルには、好印象に対応したボタンと、悪印象に対応したボタンとが独立して備えられており、ユーザは、いずれかのボタンを押下げる。ナビゲーション装置は、ボタンが押下げられたタイミングでの位置情報を取得するとともに、位置情報が含まれた道路区間(以下、「リンク」という)を特定する。リンクは、例えば、数100mの区間として予め道路上に定義されている。ナビゲーション装置は、押下げられたボタンに対応した印象(以下、「主観情報」という)とリンクとの組合せをサーバに送信する。
サーバでは、複数のナビゲーション装置のそれぞれから、組合せを受信することによって、主観情報を集める。サーバは、リンクごとに主観情報を集計する。その結果、リンクごとの集計結果(以下、「客観情報」という)が生成される。主観情報が「好印象」、「悪印象」の2値情報であっても、客観情報は、多値情報になる。サーバは、客観情報をナビゲーション装置に送信する。ナビゲーション情報は、客観情報の違いに応じてグラデーションを変えながら道路画像、つまり地図画像を表示する。ここで、道路地図における道路網は、「ノード」と「リンク」の組合せによって表現される。ノードは、交差点、その他の道路網表現上の結節点であり、道路上に定義された点である。リンクは、ノードと、当該ノードに隣接したノードとの間の道路区間である。
図1は、本発明の実施例1に係るナビゲーションシステム1000の外観を示す。ナビゲーションシステム1000は、ナビゲーション装置100、スイッチ102を含む。スイッチ102は、ハンドル104に備えられている。また、スイッチ102は、ナビゲーション装置100に接続される。スイッチ102とナビゲーション装置100との間の接続には、ケーブルによる有線通信が使用されてもよく、無線通信が使用されてもよい。ユーザが、運転中にスイッチ102のボタンを押下げると、押下げたボタンに対応した情報、つまり前述の主観情報がナビゲーション装置100に送信される。また、ナビゲーション装置100のモニタには、地図画像が表示される。ナビゲーション装置100は、目的地までの経路案内を実行していてもよい。
図2は、本発明の実施例1に係るナビゲーションシステム1000の構成を示す。ナビゲーションシステム1000は、スイッチ102、ナビゲーション装置100、基地局装置124、ネットワーク122、サーバ120を含む。スイッチ102には、ユーザからの主観情報が入力される。スイッチ102は、主観情報をナビゲーション装置100に送信する。スイッチ102とナビゲーション装置100との間は、前述のごとく、ケーブルで接続されていたり、無線PAN(Personal Area Network)のような無線通信システムにて接続されていたりする。
ナビゲーション装置100は、スイッチ102から主観情報を受信する。ナビゲーション装置100は、主観情報と、当該主観情報が取得された地点を含んだリンクとの組合せを基地局装置124に送信する。ナビゲーション装置100と基地局装置124との間は、例えば、携帯電話システムあるいは無線MAN(Metropolitan Area Network)のような無線通信システムにて接続されている。このような無線通信システムには、公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。
基地局装置124は、ナビゲーション装置100からの組合せを受信する。基地局装置124は、ネットワーク122を介して、組合せをサーバ120に送信する。サーバ120は、複数のナビゲーション装置100のそれぞれから、組合せを受信する。サーバ120は、組合せに含まれた主観情報をもとに客観情報を生成する。客観情報とは、複数のユーザによるリンクごとの評価結果である。サーバ120は、ネットワーク122、基地局装置124を介して、ナビゲーション装置100に客観情報を送信する。ナビゲーション装置100は、地図画像を表示する際に客観情報も表示する。
図3は、本発明の実施例1に係るナビゲーションシステム1000の別の構成を示す。ナビゲーションシステム1000は、スイッチ102、ナビゲーション装置100、無線装置126、基地局装置124、ネットワーク122、サーバ120を含む。図2のナビゲーション装置100は、基地局装置124に接続可能な無線通信機能を有するが、図3のナビゲーション装置100は、そのような無線通信機能を有さない。一方、無線装置126が、基地局装置124に接続可能な無線通信機能を有する。無線装置126とナビゲーション装置100との間は、スイッチ102とナビゲーション装置100との間と同様に、ケーブルで接続されていたり、無線PANのような無線通信システムにて接続されていたりする。
図4は、スイッチ102の構成を示す。スイッチ102は、Goodボタン200、Badボタン202、出力部204を含む。Goodボタン200は、好印象を入力すべき場合に、ユーザによって押下げられるボタンであり、Badボタン202は、悪印象を入力すべき場合に、ユーザによって押下げられるボタンである。出力部204は、Goodボタン200あるいはBadボタン202が押下げられた場合に、異なった値を出力する。例えば、出力部204は、Goodボタン200が押下げられた場合に「1」を出力し、Badボタン202が押下げられた場合に「0」を出力する。「1」と「0」との2値情報が、前述の主観情報に相当する。そのため、Goodボタン200とBadボタン202は、2値情報のそれぞれに対して独立に設けられた入力装置といえる。出力部204は、前述のごとく、主観情報をナビゲーション装置100に送信する。
図5は、ナビゲーション装置100の構成を示す。ナビゲーション装置100は、第1取得部210、測位部212、第2取得部214、特定部216、入出力制御部218、記憶部220、ナビゲーション処理部222、モニタ224、スピーカ226、操作部228、通信部242を含む。入出力制御部218は、通信制御部230、通知制御部232、入力制御部234を含み、ナビゲーション処理部222は、探索案内部236、描画部238、音声部240を含む。これは、図2でのナビゲーション装置100に相当する。
測位部212は、ナビゲーション装置100が搭載された車両の位置情報を測定する。位置情報は、例えば、緯度・経度によって示される。測位部212は、GPS(Global Positioning System)、車パルス検出、ジャイロセンサ等によって位置情報を測定する。測位部212は、位置情報を第2取得部214へ出力する。第2取得部214は、測位部212からの位置情報を入力し、位置情報をナビゲーション処理部222へ出力する。
探索案内部236は、第2取得部214から入力した位置情報から、目的地までの経路を探索する。その際、探索案内部236は、記憶部220に記憶された地図データを使用する。描画部238は、記憶部220に記憶された地図データを使用しながら、探索案内部236において検索した経路にしたがって、道路画像を生成する。音声部240は、記憶部220に記憶された地図データを使用しながら、探索案内部236において検索した経路にしたがって、案内用の音声を生成する。探索案内部236、描画部238、音声部240には、公知の技術が使用されればよい。
通知制御部232は、描画部238において生成した道路画像をモニタ224に表示させる。また、通知制御部232は、音声部240において生成した案内用の音声をスピーカ226から出力させる。操作部228は、ボタン等によって構成されており、例えば、目的地の設定をユーザから受けつける。入力制御部234は、操作部228において受けつけた情報を受けつける。入力制御部234は、受けつけた情報をナビゲーション処理部222へ出力する。
第1取得部210は、スイッチ102から、ユーザによる主観情報を取得する。前述のごとく、主観情報は、好印象と悪印象のいずれかに対応した2値情報であり、「1」あるいは「0」にて示される。第1取得部210は、主観情報を通信制御部230へ出力するとともに、主観情報を取得したタイミングを第2取得部214へ出力する。第2取得部214は、第1取得部210が主観情報を取得したタイミングでの位置情報を測位部212から取得する。第2取得部214は、位置情報を出力する。
特定部216は、第2取得部214からの位置情報を入力する。特定部216は、記憶部220に記憶された地図データを使用しながら、位置情報が含まれたリンクを特定する。図6は、記憶部220に記憶された地図データの概要を示す。R1からR6は、道路を示し、N1からN7は、ノードを示し、L1からL8は、リンクを示す。ここでは、道路が交差する地点をノードと定義しているが、ひとつの道路の途中にノードが定義されてもよい。位置情報がN1とN2との間に存在する場合、特定部216は、リンクとしてL1を特定する。図5に戻る。特定部216は、特定したリンクを通信制御部230へ出力する。
通信制御部230は、特定部216からのリンクと、第1取得部210において取得した主観情報とを対応づけることによって、これらの組合せを生成する。通信制御部230は、通信部242に対して、組合せをサーバ120へ送信させる。なお、図3に示されたナビゲーションシステム1000では、通信部242がナビゲーション装置100に含まれない。その場合、通信制御部230は、外部の無線装置126に接続されている。
通信制御部230は、通信部242に対して、客観情報をサーバ120から受信させる。客観情報は、サーバ120において生成されている。サーバ120は、複数のナビゲーション装置100のそれぞれから受けつけた主観情報をリンクごとに集計することによって、集計値を算出する。この集計値が、客観情報に相当し、客観情報は、多値情報である。通信制御部230は、客観情報をナビゲーション処理部222に出力する。描画部238は、道路画像を生成する際に、客観情報を反映させる。また、音声部240は、案内用の音声を生成する際に、客観情報を反映させる。
通知制御部232は、客観情報が反映された道路画像をモニタ224に表示させる。ここで、通知制御部232は、ユーザが多値情報を認識可能な態様で道路画像を表示させる。図7は、モニタ224に表示された地図画像を示す。図示のごとく、地図上の道路に、リンクごとの集計値である客観情報を表示させる。ここは、例えば、「好印象」が多い場合にリンクがより白く表示され、「悪印象」が多い場合にリンクがより黒く表示される。そのため、L2とL6との評価が最も低く、L1、L4、L8の評価が中間であり、残りの評価が高い。このように、道路を表示する色のグラデーションの濃さによって集計値が表示される。図5に戻る。つまり、通知制御部232は、通信制御部230が受信させた客観情報をユーザへ通知させる。なお、通知制御部232は、客観情報が反映された案内用の音声をスピーカ226に出力させてもよい。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図8は、サーバ120の構成を示す。サーバ120は、受信部300、生成部302、送信部304、SNS処理部306を含む。受信部300は、複数の端末装置106のそれぞれから、リンクと主観情報との組合せを受信する。前述のごとく、主観情報は、2値情報である。受信部300は、組合せを生成部302に出力する。生成部302は、受信部300から、組合せを受けつける。生成部302は、リンクごとに複数の主観情報を集計する。好印象が「1」に対応づけられており、悪印象が「0」に対応づけられている場合、「1」に対する集計と「0」に対する集計が別々になされる。
図9は、生成部302における集計値のデータ構造を示す。図示のごとく、リンク欄400、集計値欄402が含まれる。ここで、「Good」が好印象に相当し、「Bad」が悪印象に相当する。例えば、L1に対して、例えば、「Good」が88であり、「Bad」が51である場合、集計値は37になる。この集計値は、L1に対する客観情報といえる。図8に戻る。生成部302は、客観情報を送信部304に出力する。このような客観情報は、多値情報である。送信部304は、生成部302において生成した客観情報を端末装置106へ送信する。SNS処理部306は、SNSに対する処理を実行する。SNS処理部306は、SNSに対する処理において、受信部300および生成部302から情報を入力し、送信部304へ情報を出力する。
以上の構成によるナビゲーションシステム1000の動作を説明する。図10は、ナビゲーション装置100による送信手順を示すフローチャートである。第1取得部210が主観情報を取得すると(S100のY)、第2取得部214は、位置情報を取得する(S102)。特定部216は、リンクを特定する(S104)。通信制御部230は、リンクと主観情報との組合せを送信させる(S106)。第1取得部210が主観情報を取得しなければ(S100のN)、処理は終了される。
図11は、サーバ120による生成手順を示すフローチャートである。受信部300が、リンクと主観情報との組合せを受けつけた場合(S110のY)、生成部302は、主観情報を集計することによって客観情報を生成する(S112)。受信部300が、リンクと主観情報との組合せを受けつけてない場合(S110のN)、処理は終了される。
図12は、ナビゲーション装置100による表示手順を示すフローチャートである。通信制御部230が客観情報を受けつけた場合(S120のY)、通知制御部232は、モニタ224に客観情報を表示させる(S122)。通信制御部230が客観情報を受けつけなければ(S120のN)、処理は終了される。
本発明の実施例によれば、リンクごとに主観情報を集計することによって客観情報を生成するので、道路区間単位の評価を生成できる。また、位置情報単位ではなく、道路区間単位とすることによって情報量を低減できる。また、情報量が低減されるので、ユーザによる情報の確認を容易にさせることができる。また、リンクごとに客観情報が生成されることに応じて、リンクを送信するので、送信の情報量を低減できる。ハンドルに備えたふたつのボタンで主観情報を取得するので、評価の入力を容易にできる。また、評価の入力が容易になるので、安全運転を実施させることができる。また、多数のユーザから集計された主観情報を地図上に見やすく表現できる。また、見やすく表現されるので、ユーザの利便性を向上できる。
(実施例2)
本発明の実施例2も、実施例1と同様に、ナビゲーションシステムに関する。実施例1では、ナビゲーション装置が使用されているが、実施例2では、ナビゲーション装置の代わりに、スマートフォンのような多機能携帯電話装置が使用される。多機能携帯電話装置は、実施例1のナビゲーション装置と同様の処理を実行する。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図13は、本発明の実施例2に係るナビゲーションシステム1000の外観を示す。ナビゲーションシステム1000は、スイッチ102、端末装置106、ホルダ112を含む。端末装置106は、多機能携帯電話装置である。端末装置106は、ホルダ112に保持される。端末装置106は、前述のナビゲーション装置100と同様の処理を実行するが、スイッチ102との接続に無線通信を使用する。
図14は、本発明の実施例2に係るナビゲーションシステム1000の構成を示す。ナビゲーションシステム1000は、スイッチ102、端末装置106、基地局装置124、ネットワーク122、サーバ120を含む。スイッチ102は、無線通信システムにて端末装置106に接続される。また、端末装置106は、携帯電話システムに対応しており、基地局装置124と通信する。その結果、端末装置106は、スイッチ102から主観情報を受信し、基地局装置124へ組合せを送信する。端末装置106は、基地局装置124から客観情報を受信する。端末装置106は、地図画像を表示する際に客観情報も表示する。
図15は、端末装置106の構成を示す。端末装置106は、測位部212、入出力制御部218、第2アプリケーション処理部262、記憶部220、第1アプリケーション処理部260、モニタ224、スピーカ226、操作部228、通信部242を含む。第2アプリケーション処理部262は、第1取得部210、第2取得部214、特定部216を含み、入出力制御部218は、通信制御部230、通知制御部232、入力制御部234を含む。同一の符号で示された構成要素は、これまでの説明と同様の処理を実行する。これは、以下でも同様である。
測位部212は、主としてGPSによって位置情報を測定する。第1アプリケーション処理部260は、多機能携帯電話装置としての処理を実行する。多機能携帯電話装置としての処理には、通話処理、データ通信処理に加えて、アプリケーションプログラムの実行処理が含まれる。さらに、第1アプリケーション処理部260は、図5の描画部238、音声部240の処理を実行する。このように、アプリケーションプログラムのひとつが、ナビゲーションプログラムであってもよい。その結果、端末装置106は、実施例1に係るナビゲーション装置100と同様の処理を実現可能である。さらに、第1アプリケーション処理部260、第2アプリケーション処理部262では、コンピュータプログラムによる処理が実行されてもよい。
本発明の実施例によれば、主観情報をサーバに送信し、サーバから客観情報を受信する処理を多機能携帯電話装置において実現できる。また、多機能携帯電話装置において実現されるので、本実施例に係るナビゲーションシステムの普及を早めることができる。多機能携帯電話装置において実現されるので、本実施例に係るナビゲーションシステムの導入コストを低減できる。
(実施例3)
本発明の実施例3も、実施例2と同様に、多機能携帯電話装置を使用したナビゲーションシステムに関する。実施例2では、多機能携帯電話装置のモニタに道路画像が表示されているが、実施例3では、多機能携帯電話装置に接続されたディスプレイオーディオ装置のモニタに道路画像が表示される。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図16は、本発明の実施例3に係るナビゲーションシステム1000の外観を示す。ナビゲーションシステム1000は、スイッチ102、端末装置106、ホルダ112、ディスプレイオーディオ装置108を含む。スイッチ102とディスプレイオーディオ装置108との間の接続には、ケーブルによる有線通信が使用されてもよく、無線通信が使用されてもよい。ディスプレイオーディオ装置108は、カーオーディオにディスプレイ機能を備えた装置である。ディスプレイがタッチパネルディスプレイであってもよい。ディスプレイオーディオ装置108と端末装置106の間の接続には、無線通信が使用される。
図17は、本発明の実施例3に係るナビゲーションシステム1000の構成を示す。ナビゲーションシステム1000は、スイッチ102、ディスプレイオーディオ装置108、端末装置106、基地局装置124、ネットワーク122、サーバ120を含む。スイッチ102は、ケーブル、あるいは無線PANのような無線通信システムにてディスプレイオーディオ装置108に接続される。ディスプレイオーディオ装置108は、無線通信システムにて端末装置106に接続される。
その結果、ディスプレイオーディオ装置108は、スイッチ102から主観情報を受信し、端末装置106へ主観情報を送信する。また、端末装置106は、ディスプレイオーディオ装置108から主観情報を受信し、基地局装置124へ組合せを送信する。さらに、端末装置106は、基地局装置124から客観情報を受信し、客観情報が反映された地図画像をディスプレイオーディオ装置108へ送信する。ディスプレイオーディオ装置108は、客観情報が反映された地図画像を表示する。
図18は、端末装置106の構成を示す。端末装置106は、図15の端末装置106と同様の構成を有する。第1取得部210は、ディスプレイオーディオ装置108からの信号を受信し、通知制御部232は、ディスプレイオーディオ装置108へ信号を送信する。このような信号の送受信には無線通信が使用される。なお、第1取得部210において受信される信号は主観情報に相当し、通知制御部232から送信される信号は客観情報が反映された道路画像、あるいは客観情報が反映された案内用の音声に相当する。
図19は、ディスプレイオーディオ装置108の構成を示す。ディスプレイオーディオ装置108は、第1IF330、第2IF332、第3IF334、モニタ336、スピーカ338、処理部340を含む。ディスプレイオーディオ装置108の基本的な処理として、処理部340は、カーオーディオの機能を実行する。カーオーディオの機能によって生成された音声、例えば再生すべき音楽データは、第3IF334を介して、スピーカ338から出力される。また、処理部340は、カーオーディオのインターフェイス画像を生成する。インターフェイス画像は、第3IF334を介して、モニタ336にて表示される。
ディスプレイオーディオ装置108と端末装置106とが接続された場合の処理として、第1IF330は、スイッチ102からの主観情報を受信する。第2IF332は、端末装置106へ主観情報を送信する。第3IF334は、端末装置106から、客観情報が反映された道路画像、あるいは客観情報が反映された案内用の音声を受信する。第3IF334は、前者をモニタ336へ出力し、後者をスピーカ338へ出力する。第3IF334は、処理部340からの信号を入力している場合に、端末装置106からの信号を受信すると、端末装置106からの信号を優先的に出力する。
以上の構成によるナビゲーションシステム1000の動作を説明する。図20は、ナビゲーションシステム1000による送信手順を示すシーケンス図である。スイッチ102は、主観情報を入力する(S130)と、ディスプレイオーディオ装置108へ主観情報を送信する(S132)。ディスプレイオーディオ装置108は、端末装置106へ主観情報を送信する(S134)。端末装置106は、主観情報を取得し(S136)、位置情報を取得する(S138)。端末装置106は、リンクを特定する(S140)と、組合せを生成する(S142)。端末装置106は、サーバ120へ組合せを送信する(S144)。サーバ120は、組合せを受信する(S146)。
図21は、ナビゲーションシステム1000による表示手順を示すシーケンス図である。サーバ120は、客観情報を生成する(S160)。サーバ120は、端末装置106へ客観情報を送信する(S162)。端末装置106は、客観情報を受信し(S164)、道路画像を生成する(S166)。端末装置106は、ディスプレイオーディオ装置108へ道路画像を送信する(S168)。ディスプレイオーディオ装置108は、道路画像を入力し(S170)、道路画像を表示する(S172)。
本発明の実施例によれば、端末装置が生成した道路画像をディスプレイオーディオ装置に表示させるので、客観情報の視認性を容易にできる。また、客観情報の視認性が容易になるので、ユーザに対して客観情報の認識を容易にさせることができる。
(実施例4)
本発明の実施例4も、これまでと同様に、多機能携帯電話装置を使用したナビゲーションシステムに関する。実施例3では、多機能携帯電話装置に接続されたディスプレイオーディオ装置のモニタに道路画像が表示されているが、実施例4では、多機能携帯電話装置に接続されたラジオ装置から客観情報の音声が出力される。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図22は、本発明の実施例4に係るナビゲーションシステム1000の外観を示す。ナビゲーションシステム1000は、スイッチ102、端末装置106、ホルダ112、ラジオ装置110を含む。スイッチ102とラジオ装置110との間の接続には、ケーブルによる有線通信が使用されてもよく、無線通信が使用されてもよい。ラジオ装置110と端末装置106の間の接続には、無線通信が使用される。
図23は、本発明の実施例4に係るナビゲーションシステム1000の構成を示す。ナビゲーションシステム1000は、スイッチ102、ラジオ装置110、端末装置106、基地局装置124、ネットワーク122、サーバ120を含む。スイッチ102は、ケーブル、あるいは無線PANのような無線通信システムにてラジオ装置110に接続される。ラジオ装置110は、無線通信システムにて端末装置106に接続される。
その結果、ラジオ装置110は、スイッチ102から主観情報を受信し、端末装置106へ主観情報を送信する。また、端末装置106は、ラジオ装置110から主観情報を受信し、基地局装置124へ組合せを送信する。さらに、端末装置106は、基地局装置124から客観情報を受信し、客観情報が反映された音声をラジオ装置110へ送信する。ラジオ装置110は、客観情報が反映された音声を出力する。
図24は、ラジオ装置110の構成を示す。ラジオ装置110は、第1IF350、第2IF352、第3IF354、スピーカ356、ラジオ処理部358を含む。ラジオ装置110の基本的な処理として、ラジオ処理部358は、ラジオ放送の受信機能および番組の再生機能を実行する。なお、ラジオ処理部358は、カーオーディオの機能を実行してもよい。生成された音声、例えば再生すべき番組データは、第3IF354を介して、スピーカ356から出力される。
ラジオ装置110と端末装置106とが接続された場合の処理として、第1IF350は、スイッチ102からの主観情報を受信する。第2IF352は、端末装置106へ主観情報を送信する。第3IF354は、端末装置106から、客観情報が反映された案内用の音声を受信する。第3IF354は、客観情報が反映された案内用の音声をスピーカ356へ出力する。第3IF354は、ラジオ処理部358からの信号を入力している場合に、端末装置106からの信号を受信すると、端末装置106からの信号を優先的に出力する。
本発明の実施例によれば、端末装置が生成した音声をラジオ装置に出力させるので、ユーザに対して客観情報の認識を容易にさせることができる。
(実施例5)
本発明の実施例5も、車両に搭載されたナビゲーション装置がネットワークを介してサーバに接続されているナビゲーションシステムに関する。実施例1においてナビゲーション装置は、主観情報とリンクとを対応づけ、それらの組合せをサーバに送信する。実施例5においてナビゲーション装置は、位置情報からリンクを特定せず、主観情報と位置情報とを対応づけ、それらの組合せをサーバに送信する。サーバは、位置情報からリンクを特定し、実施例1と同様に、リンクごとに客観情報を生成する。サーバは、客観情報が反映されたデータ、例えば、道路画像を生成する。サーバは、データをナビゲーション装置に送信し、ナビゲーション情報は、道路画像を表示する。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図25は、本発明の実施例5に係るナビゲーション装置100の構成を示す。ナビゲーション装置100は、第1取得部210、測位部212、第2取得部214、入出力制御部218、記憶部220、ナビゲーション処理部222、モニタ224、スピーカ226、操作部228、通信部242を含む。入出力制御部218は、通信制御部230、通知制御部232、入力制御部234を含み、ナビゲーション処理部222は、探索案内部236、描画部238、音声部240を含む。なお、通信部242が、ナビゲーション装置100の外部に設けられてもよい。
通信制御部230は、第2取得部214において取得した位置情報と、第1取得部において取得した主観情報とを対応づけることによって、これらの組合せを生成する。通信制御部230は、通信部242に対して、組合せをサーバ120へ送信させる。通信制御部230は、通信部242に対して、客観情報が反映されたデータをサーバ120から受信させる。客観情報は、サーバ120において生成されている。サーバ120は、図6のような地図データを記憶しており、位置情報からリンクを特定する。サーバ120は、複数のナビゲーション装置100のそれぞれから受けつけた主観情報をリンクごとに集計することによって、多値情報である客観情報を生成する。サーバ120は、客観情報が反映されたデータ、例えば、道路画像を生成する。このような道路画像は、図7のように示される。通知制御部232は、客観情報が反映された道路画像をモニタ224に表示させる。なお、通知制御部232は、客観情報が反映された案内用の音声をスピーカ226に出力させてもよい。
なお、サーバ120は、客観情報が反映された道路画像を生成せずに、客観情報が反映されたデータとして、客観情報をナビゲーション装置100へ送信してもよい。その際、リンクに対応した区間の位置情報も送信される。描画部238は、位置情報をもとに、客観情報が反映された道路画像を生成する。
図26は、本発明の実施例5に係るサーバ120の構成を示す。サーバ120は、受信部300、生成部302、送信部304、SNS処理部306、記憶部308、特定部310を含む。受信部300は、複数の端末装置106のそれぞれから、ユーザによる主観情報と、主観情報が取得されたタイミングでの位置情報との組合せを受信する。受信部300は、組合せを特定部310に出力する。特定部310は、受信部300から、組合せを受けつける。特定部310は、記憶部308に記憶された地図データを使用しながら、位置情報が含まれたリンクを特定する。記憶部308は、図6と同様の地図データを記憶する。特定部310は、特定したリンクと主観情報との組合せを生成部302へ出力する。
生成部302は、リンクごとに複数の主観情報を集計することによって、客観情報を生成する。生成部302は、客観情報が反映されたデータとして、客観情報が反映された道路画像を生成する。なお、生成部302は、客観情報が反映されたデータとして、リンクに対応した区間の位置情報と客観情報との組合せを生成してもよい。送信部304は、生成部302において生成した客観情報が反映されたデータを送信する。
以上の構成によるナビゲーションシステム1000の動作を説明する。図27は、ナビゲーション装置100による送信手順を示すフローチャートである。第1取得部210が主観情報を取得すると(S190のY)、第2取得部214は、位置情報を取得する(S192)。通信制御部230は、位置情報と主観情報との組合せを送信させる(S194)。第1取得部210が主観情報を取得しなければ(S190のN)、処理は終了される。
図28は、サーバ120による生成手順を示すフローチャートである。受信部300が、位置情報と主観情報との組合せを受けつけた場合(S200のY)、特定部310は、位置情報からリンクを特定する(S202)。生成部302は、主観情報を集計することによって客観情報を生成する(S204)。受信部300が、位置情報と主観情報との組合せを受けつけてない場合(S200のN)、処理は終了される。
図29は、ナビゲーション装置100による表示手順を示すフローチャートである。通信制御部230が、客観情報が反映されたデータを受けつけた場合(S210のY)、通知制御部232は、モニタ224にデータを表示させる(S212)。通信制御部230が、客観情報が反映されたデータを受けつけなければ(S210のN)、処理は終了される。
本発明の実施例によれば、リンクごとに主観情報を集計することによって客観情報を生成するので、道路区間単位の評価を生成できる。また、位置情報単位ではなく、道路区間単位とすることによって情報量を低減できる。また、情報量が低減されるので、ユーザによる情報の確認を容易にさせることができる。また、位置情報からリンクの特定をサーバにおいて実行させるので、位置情報を送信できる。また、位置情報を送信するので、送信側の処理量を低減できる。ハンドルに備えたふたつのボタンで主観情報を取得するので、評価の入力を容易にできる。また、評価の入力が容易になるので、安全運転を実施させることができる。また、多数のユーザから集計された主観情報を地図上に見やすく表現できる。また、見やすく表現されるので、ユーザの利便性を向上できる。
(実施例6)
本発明の実施例6も、実施例2と同様に、ナビゲーション装置の代わりに、スマートフォンのような多機能携帯電話装置が使用される場合に関する。実施例2において多機能携帯電話装置は、主観情報とリンクとを対応づけ、それらの組合せをサーバに送信する。実施例6において多機能携帯電話装置は、実施例5と同様に、主観情報と位置情報とを対応づけ、それらの組合せをサーバに送信する。また、サーバは、位置情報からリンクを特定し、客観情報が反映されたデータ生成する。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図30は、本発明の実施例6に係る端末装置106の構成を示す。端末装置106は、入出力制御部218、測位部212、第2アプリケーション処理部262、記憶部220、第1アプリケーション処理部260、モニタ224、スピーカ226、操作部228、通信部242を含む。第2アプリケーション処理部262は、第1取得部210、第2取得部214を含み、入出力制御部218は、通信制御部230、通知制御部232、入力制御部234を含む。端末装置106は、図15の端末装置106、図25のナビゲーション装置100との組合せによって実現されるので、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例によれば、位置情報と主観情報とをサーバに送信し、サーバから客観情報を受信する処理を多機能携帯電話装置において実現できる。また、位置情報からリンクの特定をサーバにて実行するので、多機能携帯電話装置での処理量を低減できる。また、多機能携帯電話装置において実現されるので、本実施例に係るナビゲーションシステムの普及を早めることができる。多機能携帯電話装置において実現されるので、本実施例に係るナビゲーションシステムの導入コストを低減できる。
(実施例7)
本発明の実施例7も、実施例6と同様に、多機能携帯電話装置を使用したナビゲーションシステムに関する。また、実施例7では、実施例3と同様に、多機能携帯電話装置に接続されたディスプレイオーディオ装置のモニタに道路画像が表示される。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図31は、本発明の実施例7に係る端末装置106の構成を示す。端末装置106は、図30の端末装置106と同様の構成を有する。第1取得部210は、ディスプレイオーディオ装置108からの信号を受信し、通知制御部232は、ディスプレイオーディオ装置108へ信号を送信する。このような信号の送受信には無線通信が使用される。なお、第1取得部210において受信される信号は主観情報に相当し、通知制御部232から送信される信号は客観情報が反映された道路画像、あるいは客観情報が反映された案内用の音声に相当する。
以上の構成によるナビゲーションシステム1000の動作を説明する。図32は、本発明の実施例7に係るナビゲーションシステム1000による送信手順を示すシーケンス図である。スイッチ102は、主観情報を入力する(S220)と、ディスプレイオーディオ装置108へ主観情報を送信する(S222)。ディスプレイオーディオ装置108は、端末装置106へ主観情報を送信する(S224)。端末装置106は、主観情報を取得し(S226)、位置情報を取得する(S228)。端末装置106は、組合せを生成する(S230)。端末装置106は、サーバ120へ組合せを送信する(S232)。サーバ120は、組合せを受信する(S234)。
図33は、本発明の実施例7に係るナビゲーションシステム1000による表示手順を示すシーケンス図である。サーバ120は、客観情報が反映された道路画像を生成する(S250)。サーバ120は、端末装置106へ道路画像を送信する(S252)。端末装置106は、道路画像を受信する(S254)。端末装置106は、ディスプレイオーディオ装置108へ道路画像を送信する(S256)。ディスプレイオーディオ装置108は、道路画像を入力し(S258)、道路画像を表示する(S260)。
本発明の実施例によれば、端末装置が生成した道路画像をディスプレイオーディオ装置に表示させるので、客観情報の視認性を容易にできる。また、客観情報の視認性が容易になるので、ユーザに対して客観情報の認識を容易にさせることができる。また、位置情報からリンクの特定をサーバにて実行するので、多機能携帯電話装置での処理量を低減できる。
(実施例8)
本発明の実施例8も、これまでと同様に、多機能携帯電話装置を使用したナビゲーションシステムに関する。実施例7では、多機能携帯電話装置に接続されたディスプレイオーディオ装置のモニタに道路画像が表示されているが、実施例8では、多機能携帯電話装置に接続されたラジオ装置から客観情報の音声が出力される。これは、実施例4と実施例7との組合せによって実現されるので、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例によれば、端末装置が生成した音声をラジオ装置に出力させるので、ユーザに対して客観情報の認識を容易にさせることができる。また、位置情報からリンクの特定をサーバにて実行するので、多機能携帯電話装置での処理量を低減できる。
(実施例9)
本発明の実施例9も、これまでと同様に、ナビゲーションシステムに関する。実施例9は、これまで説明したナビゲーション装置あるいは多機能携帯電話装置のいずれにも適用される。実施例9に係るナビゲーション装置あるいは多機能携帯電話装置は、車両が停車した場合に、主観情報の入力地点に、モニタの表示を自動的に戻すとともに、ユーザによるコメント入力画面も表示する。ここで、コメントの入力は、一覧選択・直入力のどちらであってもよい。また、コメント入力画面の提供は、サーバのSNS処理部と連携することによって実現される。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図34は、本発明の実施例9に係るナビゲーション装置100の構成を示す。これは、実施例1に係る図5のナビゲーション装置100を実施例9に適用した場合である。ナビゲーション装置100は、図5のナビゲーション装置100に対して停止検出部244を含む。また、ナビゲーション処理部222にはコメント入力処理部246も含まれる。停止検出部244は、進行の停止を検出する。停止検出部244は、第2取得部214において取得した位置情報の時間変化がしきい値よりも小さくなった場合に、停止と判定する。また、停止検出部244は、速度センサの検出結果をもとに進行の停止を検出してもよい。停止検出部244は、停止を検出した場合、その旨をナビゲーション処理部222に出力する。
コメント入力処理部246は、停止検出部244からの停止の検出を受けつけると、入出力制御部218、通信部242を介してサーバ120にアクセスする。特に、コメント入力処理部246は、サーバ120のSNS処理部306にアクセスする。これの前提として、受信部300が組合せを入力したタイミングで、SNS処理部306は、受信部300からリンクの情報を予め受けつける。SNS処理部306は、ユーザごとにリンクの情報を記憶する。SNS処理部306は、コメント入力処理部246からのアクセスを受けつけると、対応したユーザのリンクの情報を出力する。コメント入力処理部246は、リンクの情報を受けつけると、それに対応した道路画像を描画部238に作成させて、通知制御部232から出力させる。また、コメント入力処理部246は、コメント入力画面も通知制御部232から出力させる。
通知制御部232は、描画部238において作成された道路画像をモニタ224に表示させる。これは、第2取得部214において既に取得した位置情報に対応した箇所へ表示を戻させることに相当する。また、通知制御部232は、第1取得部210において取得した主観情報に対するコメント入力画面をモニタ224に表示させる。図35は、モニタ224に表示された画像を示す。モニタ224には、地図表示欄370、コメント記入欄372が表示される。地図表示欄370には、描画部238において作成された道路画像が表示される。選択リンク374は、既に取得された位置情報に対応した箇所に相当する。コメント記入欄372には、コメントが入力される。コメントの入力は、操作部228を介してなされる。なお、コメントの入力は、予め定められたコメント一覧からの選択によってなされてもよい。
図36は、本発明の実施例9に係る端末装置106の構成を示す。これは、実施例2に係る図15の端末装置106、実施例3、4に係る図18の端末装置106を実施例9に適用した場合である。端末装置106は、図15あるいは図18の端末装置106に対して停止検出部244を含む。また、第1アプリケーション処理部260にはコメント入力処理部246も含まれる。停止検出部244、コメント入力処理部246は、図34と同様の処理を実行する。
実施例5に係る図25のナビゲーション装置100、実施例6に係る図30の端末装置106、実施例7、8に係る端末装置106が実施例9に適用されてもよい。その場合、ナビゲーション装置100あるいは端末装置106に、停止検出部244、コメント入力処理部246が備えられる。
以上の構成によるナビゲーションシステム1000の動作を説明する。図37は、ナビゲーション装置100によるコメントの記憶手順を示すフローチャートである。これは、端末装置106によるコメントの記憶手順を示すフローチャートであってもよい。停止検出部244が停止を検出し(S280のY)、第1取得部210において主観情報の入力があれば(S282のY)、コメント入力処理部246は、サーバにアクセスする(S284)。通知制御部232は、主観情報を入力した位置情報が含まれた地図画像をモニタ224に表示させ(S286)、コメント欄もモニタ224に表示させる(S288)。操作部228を介してコメントが入力される(S290)。コメント入力処理部246は、通信制御部230、通信部242を介して、コメントをサーバ120に記憶させる(S292)。停止検出部244が停止を検出しない場合(S280のN)、あるいは第1取得部210において主観情報の入力がない場合(S282のN)、処理は終了される。
本発明の実施例によれば、主観情報に加えてコメントが入力されるので、詳細な評価を入力できる。また、停止した場合に、既に主観情報を入力した位置を表示するとともに、コメントの入力を促すので、ユーザの利便性を向上できる。サーバにコメントが記憶されるので、複数のユーザ間でコメントを共有できる。
(実施例10)
本発明の実施例10も、これまでと同様に、ナビゲーションシステムに関する。特に実施例10は、サーバにおける客観情報の生成に関する。また、実施例10は、これまで説明したナビゲーション装置あるいは多機能携帯電話装置のいずれでも対応可能である。ここでは、客観情報の生成処理として、次のふたつの処理を説明する。
(1)SNSに登録されたユーザのプロフィールを活用し、出身校、住所等で共通している属性を有しているユーザの情報のみを集計することによって、客観情報が生成される。
(2)客観情報を生成する際に、有効期限が設定される。
ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
(1)実施例10に係るサーバ120は、図8、図26に相当する。生成部302は、主観情報を集計する際に、ユーザの属性によるフィルタリングを実行することによって、客観情報を生成する。図38は、本発明の実施例10に係る生成部302に記憶されたテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、フィルタリング項目欄410、選択肢欄412が含まれる。フィルタリング項目に対応した選択肢から、少なくとも1つ以上の属性が予め選択される。この選択は、ユーザ等によってなされる。生成部302は、選択された属性に対応したユーザからの主観情報を集計の対象に限定することによって、客観情報を生成する。図8あるいは図26に戻る。
実施例10に係るナビゲーション装置100あるいは端末装置106は、これまで説明したすべてのナビゲーション装置100あるいは端末装置106に相当する。通信制御部230は、通信部242に、客観情報を受信させたり、客観情報が反映されたデータを受信させたりする。受信させた客観情報、あるいはデータに含まれた客観情報には、ユーザの属性によるフィルタリングがサーバ120にてなされている。
(2)図8あるいは図26のサーバ120における生成部302は、客観情報に有効期限を設定する。ナビゲーション装置100あるいは端末装置106における通信制御部230は、通信部242に、客観情報を受信させたり、客観情報が反映されたデータを受信させたりする。受信させた客観情報、あるいはデータに含まれた客観情報には、サーバ120にて有効期限が設定されている。有効期限を越えると、ナビゲーション装置100あるいは端末装置106は、客観情報あるいはデータを処理対象から除外する。
本発明の実施例によれば、属性によるフィルタリングを実行するので、嗜好の近いユーザからの主観情報を反映させた客観情報を生成できる。また、嗜好の近いユーザからの主観情報を反映させた客観情報が生成されるので、ユーザにとって精度の高い客観情報を取得できる。また、客観情報に有効期限を設定するので、古い客観情報を除外できる。また、古い客観情報が除外されるので、現状に即した客観情報を取得できる。
(実施例11)
本発明の実施例11も、これまでと同様に、ナビゲーションシステムに関する。実施例11は、これまで説明したナビゲーション装置あるいは多機能携帯電話装置のいずれにも適用されるとともに、これまで説明したサーバに適用される。これまでは、2値情報である主観情報がユーザによって入力されている。実施例11では、複数の項目が規定され、各項目に対する主観情報が入力可能である。複数の項目として、例えば、走行状況、風景、駐車、店が規定されている。スイッチには、項目を選択するためのボタン(以下、「項目変更ボタン」という)が設けられる。ユーザが、項目変更ボタンを1回押すごとに「赤(走行状況)→青(風景)→緑(駐車)→黄(店)」とボタンの色が変化し、選択した色の項目について好印象あるいは悪印象の主観情報が入力される。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図39は、本発明の実施例11に係るスイッチ102の外観を示す図である。スイッチ102は、項目変更ボタン206、Goodボタン200、Badボタン202を含む。項目変更ボタン206は、項目を切りかえるためのボタンである。項目変更ボタン206が1回押されるごとに、項目が切りかえられるとともに、項目変更ボタン206の点灯色が変更される。例えば、赤→青→緑→黄→赤の順で点灯色が変更される。前述のごとく、赤は走行状況に対応し、青は風景に対応し、緑は駐車に対応し、黄は店に対応する。
図40は、本発明の実施例11に係るスイッチ102の構成を示す図である。スイッチ102は、Goodボタン200、Badボタン202、項目変更ボタン206、出力部204を含む。前述のごとく、項目変更ボタン206が押下げられるごとに、項目が変更する。例えば、走行状況→風景→駐車→店→走行状況の順で項目が変更される。Goodボタン200は、好印象を入力すべき場合に、ユーザによって押下げられ、Badボタン202は、悪印象を入力すべき場合に、ユーザによって押下げられる。出力部204は、項目変更ボタン206によって選択された項目に対して、Goodボタン200あるいはBadボタン202が押下げられた場合に、異なった値の主観情報を出力する。
実施例11に係るサーバ120は、図8、図26に相当する。受信部300において受信した組合せには、複数種類規定された項目のそれぞれに対応した主観情報が含まれている。生成部302は、複数種類規定された項目のそれぞれに対して、主観情報を集計する。その結果、客観情報が項目ごとに生成される。これまでの説明では、リンクごとに主観情報が集計されている。ここでは、項目ごとに異なったリンク数で主観情報が集計される。図41は、本発明の実施例11に係る生成部302に記憶されたテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、項目欄420、リンク数欄422が規定される。項目欄420には、前述の項目が示される。リンク数欄422には、項目に対応したリンク数が示される。例えば、項目が風景である場合、生成部302は、10リンクに含まれた主観情報を集計することによって、客観情報を生成する。図8あるいは図26に戻る。送信部304は、項目ごとに生成した客観情報を送信する。あるいは、送信部304は、項目ごとに生成した客観情報が反映されたデータを送信する。
実施例11に係るナビゲーション装置100あるいは端末装置106は、これまで説明したすべてのナビゲーション装置100あるいは端末装置106に相当する。第1取得部210は、複数種類規定された項目のそれぞれに対する主観情報を取得する。主観情報には、項目を識別するための識別情報が付加されている。通信制御部230が受信させた客観情報も、複数種類規定された項目のそれぞれに対応する。あるいは、通信制御部230が受信させたデータにおける客観情報も、複数種類規定された項目のそれぞれに対応する。前述のごとく、客観情報は、サーバ120において、項目ごとに異なったリンク数で複数の主観情報を集計することによって生成されている。
図42は、スイッチ102による選択手順を示すフローチャートである。出力部204において変数iが0に設定される(S300)。i=0であれば(S302のY)、出力部204は、走行状況を選択する(S304)。i=0でなく(S302のN)、i=1であれば(S306のY)、出力部204は、風景を選択する(S308)。i=1でなく(S306のN)、i=2であれば(S310のY)、出力部204は、駐車を選択する(S312)。i=2でなければ(S310のN)、出力部204は、店を選択する(S314)。項目変更ボタン206が押下げられると、iがインクリメントされる(S316)。i=4であれば(S318のY)、iは0に設定される(S320)。i=4でなければ(S318のN)、ステップ320はスキップされる。タイムアウトされなければ(S322のN)、ステップ302に戻る。タイムアウトされれば(S322のY)、処理は終了される。
本発明の実施例によれば、複数の項目のそれぞれに対して主観情報が入力されるので、項目に応じた評価を入力できる。また、複数の項目のそれぞれに対して主観情報が入力されるので、評価の詳細を入力することができる。また、複数の項目のそれぞれに対して客観情報が生成されるので、興味ある項目に対する評価を取得できる。また、項目に応じて集計すべきリンク数を変えるので、項目の性質に応じた客観情報を取得できる。
(実施例12)
本発明の実施例12も、これまでと同様に、ナビゲーションシステムに関する。実施例12は、これまで説明したナビゲーション装置あるいは多機能携帯電話装置のいずれにも適用されるとともに、これまで説明したサーバに適用される。実施例12において、ナビゲーション装置あるいは多機能携帯電話装置は、進行方向先のリンクの客観情報を自動的に表示する。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図43は、本発明の実施例12に係るナビゲーション装置100の構成を示す。これは、実施例1に係る図5のナビゲーション装置100を実施例12に適用した場合である。ナビゲーション装置100は、図5のナビゲーション装置100に対して第3取得部248を含む。第3取得部248は、進行方向の情報を取得する。具体的に説明すると、第3取得部248は、探索案内部236から探索した経路に関する情報を取得し、取得した情報から進行方向を特定する。第3取得部248は、進行方向の情報を描画部238に出力する。描画部238は、進行方向に含まれた客観情報が反映された道路画像を生成する。通知制御部232は、描画部238において生成した道路画像をモニタ224に表示させる。これは、通信制御部230が受信させた客観情報のうち、第3取得部248において取得した進行方向の情報に対応した客観情報をユーザへ通知させることに相当する。
図44は、本発明の実施例12に係る端末装置106の構成を示す。これは、実施例2に係る図15の端末装置106、実施例3、4に係る図18の端末装置106を実施例12に適用した場合である。端末装置106は、図15あるいは図18の端末装置106に対して第3取得部248を含む。第3取得部248は、図34と同様の処理を実行するが、経路の探索および道路画像の生成は第1アプリケーション処理部260においてなされる。
実施例5に係る図25のナビゲーション装置100、実施例6に係る図30の端末装置106、実施例7、8に係る端末装置106が実施例12に適用されてもよい。その場合、ナビゲーション装置100あるいは端末装置106に、第3取得部248が備えられる。また、通信制御部230が受信させているデータは、道路画像ではなく、リンクに対応した区間の位置情報と客観情報との組合せである。その結果、通知制御部232は、通信制御部230が受信させたデータにおける客観情報のうち、第3取得部248において取得した進行方向の情報に対応した客観情報が含まれたデータをモニタ224に表示させる。
本発明の実施例によれば、進行方向の客観情報だけが表示されるので、ユーザに客観情報の容易に認識させることができる。また、進行方向の客観情報だけが表示されるので、客観情報を表示したい箇所を指定する際の手間を省略できる。客観情報を表示したい箇所を指定する際の手間が省略されるので、安全運転させることができる。
(実施例13)
本発明の実施例13も、これまでと同様に、ナビゲーションシステムに関する。実施例13は、これまで説明した多機能携帯電話装置に適用される。実施例13において、多機能携帯電話装置は、クレイドル等の保持装置に設置されると、サーバのSNS処理部に自動的に接続される。保持装置は、充電器であってもよく、図1等に示したホルダであってもよい。多機能携帯電話は、SNS処理部に接続されると、地図画面を自動的に表示する。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図45は、本発明の実施例13に係る端末装置106の構成を示す。これは、実施例2に係る図15の端末装置106、実施例3、4に係る図18の端末装置106を実施例13に適用した場合である。端末装置106は、図15あるいは図18の端末装置106に対して接続検出部250を含む。接続検出部250は、外部の装置、例えば前述の保持装置との接続を検出する。接続の検出は、接続されたときに物理的にスイッチがオンになることによってなされてもよい。また、接続の検出は、接続されたときに電気的に導通されることによってなされてもよい。通信制御部230は、接続検出部250が接続を検出した場合に、サーバ120へのアクセスを実行させる。サーバ120へのアクセスには公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。
実施例6に係る図30の端末装置106、実施例7、8に係る端末装置106が実施例13に適用されてもよい。その場合、端末装置106に、接続検出部250が備えられる。本発明の実施例によれば、SNSへの接続が自動になるので、ユーザの利便性を向上できる。
(実施例14)
以下、本発明の一実施形態を、自動車に搭載したものを、添付図面を用いて説明する。図46において、1は自動車を示し、その車内2の前方には運転席3と助手席4が配置されている。また、車内2の運転席3前方にはハンドル5が配置され、その側方には、電子機器6が配置されている。この電子機器6は、音楽、映像再生機能と、カーナビゲーション機能を搭載しているものであるが、音楽、映像再生機能は一般的なものであるので、その特徴となるカーナビゲーション機能について詳細に説明する。先ず、この電子機器6は図46に示すように、車内2の運転席3と助手席4から目視可能な表示手段7を有し、この表示手段7とスピーカー8は図47のごとく出力部9を介して制御手段10に接続されている。
また、制御手段10には図47のごとく、現在位置取得手段11、地図情報記憶手段12、入力部13、およびオンライン通信手段14などが接続されている。前記現在位置取得手段11は、GPS(Global Positioning System)15、車パルス検出手段16、ジャイロ手段17によって構成されており、周知のごとくこれらの情報を有機的に考慮し、現在位置が取得されるようになっている。また、地図情報記憶手段12は記憶している地図情報を、制御手段10と現在位置取得手段11に供給するものである。入力部13は、良く知られたように、複数のスイッチ(図示せず)の集合体であり、その一つは上述した音楽、映像再生機能の入力操作を行うものであるが、他の一つはカーナビゲーションのための目的地設定を行うものである。
そして、この入力部13で入力された目的地に対する案内ルートは、探索・案内部18で探索され、続いて描画部19によって表示手段7中に表示された地図上に重ねて表示され、さらに案内音声は音声部20にて作られ、スピーカー8から出力される。本実施形態の特徴の一つは、前記制御手段10に情報入力手段21を接続したことである。この情報入力手段21は、図46に示すように、ハンドル5に配置されており、図48に示すように「この道路は好印象」時に操作するスイッチ22と、「この道路は悪印象」時に操作するスイッチ23により構成されている。すなわち、運転者は、運転中に感じたその走行中の道路に対する印象を、ハンドル5を持つ手で、情報入力手段21によって簡単に入力できるようにしている。
制御手段10は、この情報入力手段21による情報入力が行われたか、否かを判定し(図49のS1)、情報入力が行われたと判定した場合には、その操作時における現在位置と、その操作前位置を、前記現在位置取得手段11および地図情報記憶手段12からの情報により取得し、次に、前記取得後の現在位置とその操作前位置から進行道路を特定し(図49のS2)、その後、前記情報入力手段21の操作時に進行している道路に対する情報を、前記オンライン通信手段14を介して送信する(図49のS3)。本実施形態では、このオンライン通信手段14からネットワーク(ツイッター、SNS、ブログなど)22への通信には、携帯電話などの通信端末28を用いるので、前記オンライン通信手段14による送信(図49のS3)前に、制御手段10によりネットワーク29と通信端末28の接続を行わせる(図50のS1)。そして、ネットワーク29と通信端末28の接続が完了すると、次に制御手段10は、前記オンライン通信手段14、通信端末28、ネットワーク29を介して、サーバー24に、前記情報入力手段21の操作時に進行している道路に対する情報をアップロードする(図50のS2)。
そして、このアップロードが完了すると、制御手段10はネットワーク29と通信端末28との接続を切断させる(図50のS3)。なお、本実施形態において、地図情報記憶手段12に記憶された道路情報は、一定の距離(例えば数メートル)を持った直線が連続的につながれた情報で構築されているので上述のごとく、情報入力手段21の操作時における現在位置と、その操作前位置が判明すれば、その進行方向として進行道路を特定することができる。そして、このようにして、多くの運転者が行ったその道路に対する評価は、サーバー24に蓄積された状態となる。次に、運転者がその道路に対する評価を取得希望する場合には、図47に示す入力部13の一つを操作すれば良い(図51のS1)。
入力部13は、上述のごとくカーナビゲーションのための目的地設定を行うものであるが、本実施形態では、その一つを、情報取得操作用としている。つまり、入力部13によりカーナビゲーションのための目的地設定を行えば、図46に示す表示手段7には、目的地近傍の地図や、その目的地までの案内ルート、およびこの案内ルート近傍の地図を表示することができるので、ここで、運転者は、目的地までの案内ルート上に存在する道路の評価を取得しようとすることがある。そして、このように目的地までの案内ルート上に存在する道路の評価を取得しようとする場合に、入力部13の一つが操作されるのである(図51のS1)。
すると、制御手段10は、先ずは、ネットワーク29と通信端末28の接続を行わせ(図51のS2)、次に、前記オンライン通信手段14、通信端末28、ネットワーク29を介して、サーバー24から、道路に対する情報を取得する(図51のS3)。この場合、取得される道路に対する評価とは、現在、表示手段7に表示されている範囲(地図)内に存在する道路に対する評価となる。したがって、運転者は、案内ルート上に存在する道路上で、評価をしたい範囲を表示手段7に表示させ、その状態で入力部13を操作する必要がある。制御手段10は、次にサーバー24から取得した道路に対する評価を、地図上に反映させ(図51のS4)、その後、図52のごとく、表示手段7に表示させる(図51のS5)。
図52において、道路25は評価の高い道路であり、例えば白色になっている。次に、評価の高い道路26は、例えば灰色になっている。また、道路27は評価の悪い道路で、これは黒色になっている。つまり、制御手段10は、サーバー24から取得した道路に対する評価に応じて、道路25、26、27に対する表示色を変更しているので、運転者はこの色を見て、道路25、26、27の評価が一目瞭然として判断することが出来る。
本発明の実施例によれば、前記情報入力手段21の操作時に、その操作時における現在位置と、その操作前位置を、前記現在位置取得手段11および地図情報記憶手段12からの情報により取得し、次に、前記取得後の現在位置とその操作前位置から進行道路を特定し、その後、前記情報入力手段21の操作時に進行している道路に対する情報を、前記オンライン通信手段14を介して送信する構成としたものであるので、進行する道路の情報を送信することができる。このため、この情報の利用者は、その道路に対する情報を簡単に取得することが出来、例えば、選択できる道路があるなら、好印象道路を通過しようとか、この道路は好印象が多いので出店を計画しようとかの判断を行うことができ、極めて利便性の高いものとなるのである。このため、この情報の利用者はその道路に対する情報を取得することが出来、極めて利便性の高いものとなるのである。
なお、上記実施形態においては、ハンドル5に情報入力手段21を設置したが、表示手段7に情報入力手段21を表出させ、この部分を単に押すだけの操作で、情報入力する構成としても良い。
また、上記実施形態では、電子機器6を車内2のハンドル5側方に実装した例を説明したが、電子機器6として携帯端末を利用することも出来、その場合には、図47の通信端末28を廃止し、直接ネットワーク29に接続することが出来る。
さらに、その道路に対する評価は運転中に行うことが基本であるが、今後の旅行予定道路の評価は、車外や自宅などにおいて、携帯端末やPCによって確認することもできる。
また、その道路に対する評価は、サーバー24への交信の必要性から契約者が基本であるが、評価の確認は、サーバー24との非契約者が行えるようにしても良い。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例1から14において、ナビゲーション装置100あるいは端末装置106からは、主観情報が入力される。しかしながらこれに限らず例えば、ネットワーク122に接続されたPCあるいは端末装置106を操作することによって、SNSから、主観情報を入力した箇所に対するコメントが入力されてもよい。本変形例によれば、評価の詳細を入力することができる。
本発明の実施例1から14において、スイッチ102を操作することによって、主観情報が入力される。しかしながらこれに限らず例えば、操作部228を操作することによって、主観情報が入力されてもよい。また、マイクに入力された音声に対して、音声認識が実行されることによって、マイクを使用して主観情報が入力されてもよい。さらに、ディスプレイオーディオ装置108、ラジオ装置110を介さず、スイッチ102から端末装置106に主観情報が直接入力されてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本発明の実施例1から14において、ナビゲーション装置100あるいは端末装置106は、車両に搭載されている。しかしながらこれに限らず、ナビゲーション装置100あるいは端末装置106は、車両に搭載されず、歩行者に携帯されてもよい。本変形例によれば、歩行者からの主観情報も収集できる。
本発明の実施例は、次の項目によって特徴付けられてもよい。
(項目1)
情報入力手段と、この情報入力手段に接続した制御手段と、この制御手段に接続した現在位置取得手段、地図情報記憶手段、および通信手段とを備え、前記制御手段は、前記情報入力手段操作時に、その操作時における現在位置と、その操作前位置を、前記現在位置取得手段および地図情報記憶手段からの情報により取得し、次に、前記取得後の現在位置とその操作前位置から進行道路を特定し、その後、前記情報入力手段の操作時に進行している道路に対する情報を、前記通信手段を介して送信する構成とした電子機器。
(項目2)
制御手段に表示手段を接続した項目1に記載の電子機器。
(項目3)
制御手段は、道路に対する評価を色分けする構成とした項目1または2に記載の電子機器。
(項目4)
項目1から3のいずれか一つに記載の電子機器を搭載した自動車。
(項目5)
ハンドルに情報入力手段を設置した項目4に記載の自動車。
(項目6)
制御手段に表示手段を接続し、この表示手段に情報入力手段を表出させた項目4に記載の自動車。
(項目7)
情報入力手段と、この情報入力手段に接続した制御手段と、この制御手段に接続した現在位置取得手段、地図情報記憶手段および通信手段を備えた電子機器を用いた情報作成方法であって、前記情報入力手段を操作することで、その操作時における現在位置と、その操作前位置を取得し、次に、前記取得後の現在位置とその操作前位置から、前記情報入力手段の操作時における進行道路を特定し、その後、前記入力手段の操作時に進行している道路に対する情報を、前記通信手段を介して送信する情報作成方法。
100 ナビゲーション装置、 102 スイッチ、 104 ハンドル、 106 端末装置、 108 ディスプレイオーディオ装置、 110 ラジオ装置、 112 ホルダ、 120 サーバ、 122 ネットワーク、 124 基地局装置、 126 無線装置、 1000 ナビゲーションシステム。

Claims (17)

  1. ユーザによる主観情報を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部が主観情報を取得したタイミングでの位置情報を取得する第2取得部と、
    前記第2取得部において取得した位置情報と、前記第1取得部において取得した主観情報との組合せをサーバへ送信させるとともに、位置情報が含まれたリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクごとに複数の主観情報を集計することによって生成された客観情報が反映されたデータを当該サーバから受信させる通信制御部と、
    前記通信制御部が受信させたデータをユーザへ通知させる通知制御部とを備え、
    前記第1取得部において取得した主観情報は、2値情報であり、
    前記通信制御部が受信させたデータにおける客観情報は、多値情報であり、
    前記通知制御部は、ユーザが多値情報を認識可能な態様で道路画像を表示させることを特徴とする端末装置。
  2. 進行の停止を検出する停止検出部をさらに備え、
    前記通知制御部は、前記停止検出部が停止を検出した場合、前記第2取得部において取得した位置情報に対応した箇所へ表示を戻させるとともに、前記第1取得部において取得した主観情報に対するコメント入力画面を表示させることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記第1取得部は、2値情報のそれぞれに対して独立に設けられた入力装置を介して主観情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記通信制御部が受信させたデータにおける客観情報には、ユーザの属性によるフィルタリングがサーバにてなされていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記通信制御部が受信させたデータにおける客観情報には、サーバにて有効期限が設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の端末装置。
  6. 前記第1取得部は、複数種類規定された項目のそれぞれに対する主観情報を取得しており、
    前記通信制御部が受信させたデータにおける客観情報も、複数種類規定された項目のそれぞれに対応していることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の端末装置。
  7. 前記通信制御部が受信させたデータにおける客観情報は、サーバにおいて、項目ごとに異なったリンク数で複数の主観情報を集計することによって生成されていることを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 進行方向の情報を取得する第3取得部をさらに備え、
    前記通知制御部は、前記通信制御部が受信させたデータにおける客観情報のうち、前記第3取得部において取得した進行方向の情報に対応した客観情報が含まれたデータをユーザへ通知させることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の端末装置。
  9. 外部装置との接続を検出する接続検出部をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記接続検出部が接続を検出した場合に、サーバへのアクセスを実行させることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の端末装置。
  10. 複数の端末装置のそれぞれから、ユーザによる主観情報と、主観情報が取得されたタイミングでの位置情報との組合せを受信する受信部と、
    前記受信部において受信した組合せに対して、位置情報を含んだリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクを特定する特定部と、
    前記特定部において特定したリンクごとに複数の主観情報を集計することによって客観情報を生成する生成部と、
    前記生成部において生成した客観情報が反映されたデータを送信する送信部と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  11. 前記受信部において受信した主観情報は、2値情報であり、
    前記送信部において送信したデータにおける客観情報は、多値情報であることを特徴とする請求項10に記載のサーバ。
  12. 前記生成部は、ユーザの属性によるフィルタリングを実行することによって、客観情報を生成することを特徴とする請求項10または11に記載のサーバ。
  13. 前記生成部は、客観情報に有効期限を設定することを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載のサーバ。
  14. 前記受信部において受信した組合せには、複数種類規定された項目のそれぞれに対応した主観情報が含まれており、
    前記生成部は、複数種類規定された項目のそれぞれに対応した客観情報を生成し、
    前記送信部は、項目ごとに生成した客観情報が反映されたデータを送信することを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載のサーバ。
  15. 前記生成部は、項目ごとに異なったリンク数で主観情報を集計することによって、客観情報を項目ごとに生成することを特徴とする請求項14に記載のサーバ。
  16. ユーザによる主観情報を取得するステップと、
    主観情報を取得したタイミングでの位置情報を取得するステップと、
    取得した位置情報と、取得した主観情報との組合せをサーバへ送信させるステップと、
    位置情報が含まれたリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクごとに複数の主観情報を集計することによって生成された客観情報が反映されたデータを当該サーバから受信させるステップと、
    受信させたデータをユーザへ通知させるステップとを備え、
    前記主観情報を取得するステップにおいて取得した主観情報は、2値情報であり、
    前記受信させるステップが受信させたデータにおける客観情報は、多値情報であり、
    前記通知させるステップは、ユーザが多値情報を認識可能な態様で道路画像を表示させることを特徴とする通知方法。
  17. 複数の端末装置のそれぞれから、ユーザによる主観情報と、主観情報が取得されたタイミングでの位置情報との組合せを受信するステップと、
    受信した組合せに対して、位置情報を含んだリンクであって、かつ道路上に定義された点であるノードと、当該ノードに隣接した別のノードとの間の道路区間であるリンクを特定するステップと、
    特定したリンクごとに複数の主観情報を集計することによって客観情報を生成するステップと、
    生成した客観情報が反映されたデータを送信するステップと、
    を備えることを特徴とする生成方法。
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