JP6250406B2 - 基板処理装置の異常検出装置、及び基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置の異常検出装置、及び基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6250406B2
JP6250406B2 JP2014005166A JP2014005166A JP6250406B2 JP 6250406 B2 JP6250406 B2 JP 6250406B2 JP 2014005166 A JP2014005166 A JP 2014005166A JP 2014005166 A JP2014005166 A JP 2014005166A JP 6250406 B2 JP6250406 B2 JP 6250406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
recipe
data
substrate processing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014005166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015133449A (ja
Inventor
光徳 杉山
光徳 杉山
正文 井上
正文 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2014005166A priority Critical patent/JP6250406B2/ja
Priority to TW104100688A priority patent/TWI618163B/zh
Priority to KR1020150003235A priority patent/KR101860980B1/ko
Priority to CN201510018900.3A priority patent/CN104779185B/zh
Priority to US14/597,214 priority patent/US10317890B2/en
Publication of JP2015133449A publication Critical patent/JP2015133449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6250406B2 publication Critical patent/JP6250406B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/41875Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM] characterised by quality surveillance of production
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0218Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
    • G05B23/0224Process history based detection method, e.g. whereby history implies the availability of large amounts of data
    • G05B23/0227Qualitative history assessment, whereby the type of data acted upon, e.g. waveforms, images or patterns, is not relevant, e.g. rule based assessment; if-then decisions
    • G05B23/0235Qualitative history assessment, whereby the type of data acted upon, e.g. waveforms, images or patterns, is not relevant, e.g. rule based assessment; if-then decisions based on a comparison with predetermined threshold or range, e.g. "classical methods", carried out during normal operation; threshold adaptation or choice; when or how to compare with the threshold
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/31From computer integrated manufacturing till monitoring
    • G05B2219/31443Keep track of nc program, recipe program
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32368Quality control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45031Manufacturing semiconductor wafers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

本発明は、基板処理装置の異常検出装置、及び基板処理装置に関するものである。
近年、半導体ウェハなどの基板に対して各種処理を行うために基板処理装置が用いられている。基板処理装置の一例としては、基板の研磨処理を行うためのCMP(Chemical Mechanical Polishing)装置が挙げられる。
CMP装置は、基板の研磨処理を行うための研磨ユニット、基板の洗浄処理及び乾燥処理を行うための洗浄ユニット、研磨ユニットへ基板を受け渡すとともに洗浄ユニットによって洗浄処理及び乾燥処理された基板を受け取るロード/アンロードユニットなどを備える。また、CMP装置は、研磨ユニット、洗浄ユニット、及びロード/アンロードユニット内で基板の搬送を行う搬送ユニットを備えている。CMP装置は、搬送ユニットによって基板を搬送しながら研磨、洗浄、及び乾燥の各種処理を順次行う。
ところで、CMP装置などの基板処理装置では、基板処理装置の動作に異常があるか否かを検出する技術が知られている。例えば、基板処理装置の操作用PCには、基板処理に関する手順又は方法が規定されたレシピデータが格納されている。操作用PCは、レシピデータに基づく基板処理の指示を各ユニットのシーケンサへ出力する。各ユニットのシーケンサは、操作用PCから出力されたレシピデータに基づいてユニット内の各部品を制御することによって、レシピデータに沿った処理を実現する。
ここで、例えば、研磨ユニットのシーケンサが操作用PCから受信したレシピデータの内容が「研磨液を単位時間当たり50mL流す」というものであったとする。この場合、研磨ユニットのシーケンサは、研磨液が単位時間当たり50mL流れるように研磨ユニット内の各部品を制御する。また、研磨ユニット内には、研磨液の流量センサが設けられており、研磨液の流量が検出される。シーケンサは、流量センサによって検出された研磨液の流量と、レシピデータの流量(50mL)とを比較する。シーケンサは、比較の結果、相違がないか、又は相違があらかじめ設定された閾値以内であれば、基板処理装置(研磨ユニット)には異常がないと判定する。
特開2011−143537号公報
しかしながら従来技術は、基板処理装置の異常の検出精度を向上させることは考慮されていなかった。
例えば、従来の異常検出方法では、操作用PCから各ユニットのシーケンサへレシピデータが出力される過程で、何らかの原因により、レシピデータの内容が変わる、などの異常が発生した場合に、この異常を検出することが難しい。
例えば、操作用PCに格納されたレシピデータの内容が「研磨液を単位時間当たり60mL流す」というものであったとする。この場合に、操作用PCから研磨ユニットのシーケンサにレシピデータが出力される過程で、何らかの異常により「研磨液を単位時間当た
り50mL流す」という内容に変わったとする。すると、従来技術では、上述のように、シーケンサが受信したレシピデータの内容と流量センサによって検出された流量とを比較して基板処理装置の異常の有無を判定するので、仮に流量センサで検出された流量が50mLであれば異常なしと判定される。その結果、本来は単位時間当たり60mLの研磨液を流さなければならないところ、実際には単位時間当たり50mLの研磨液が流れているにも関わらず、基板処理装置の動作に異常はないと判定されるおそれがある。
そこで、本願発明は、基板処理装置の異常の検出精度を向上させることを課題とする。
本願発明の異常検出装置の一形態は、上記課題に鑑みなされたもので、基板処理装置に設けられたセンサによって検出されたデータを収集するデータ収集部と、前記基板処理装置の基板処理に関する手順又は方法が規定されたレシピデータが格納されたレシピ記憶部からレシピデータを読み出し、読み出したレシピデータと前記データ収集部によって収集されたデータとに基づいて、前記基板処理装置に異常があるか否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
また、異常検出装置の一形態において、前記判定部は、前記レシピ記憶部から読み出したレシピデータと前記データ収集部によって収集されたデータとを比較し、相違がある場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、ことができる。
また、異常検出装置の一形態において、前記判定部は、前記レシピ記憶部から読み出したレシピデータと前記データ収集部によって収集されたデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値より大きい場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、ことができる。
また、異常検出装置の一形態において、前記データ収集部によって収集されたデータに基づいて、レシピデータを復元するレシピ復元部、をさらに備え、前記判定部は、前記レシピ記憶部から読み出したレシピデータと前記レシピ復元部によって復元された復元レシピデータとを比較し、相違がある場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、ことができる。
また、異常検出装置の一形態において、前記判定部は、前記レシピ記憶部から読み出したレシピデータと前記レシピ復元部によって復元された復元レシピデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値より大きい場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、ことができる。
また、異常検出装置の一形態において、前記レシピ記憶部に格納されたレシピデータに関わらず前記基板処理装置の動作に適用される装置パラメータが格納された装置パラメータ記憶部から装置パラメータ読み出し、読み出した装置パラメータに基づいて、前記レシピ記憶部から読み出したレシピデータを変換するレシピ変換部、をさらに備え、前記判定部は、前記レシピ変換部によって変換された変換レシピデータと前記データ収集部によって収集されたデータとを比較し、相違がある場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、ことができる。
また、異常検出装置の一形態において、前記判定部は、前記レシピ変換部によって変換された変換レシピデータと前記データ収集部によって収集されたデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値より大きい場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、ことができる。
また、異常検出装置の一形態において、前記データ収集部によって収集されたデータに基づいて、レシピデータを復元するレシピ復元部と、前記レシピ記憶部に格納されたレシピデータに関わらず前記基板処理装置の動作に適用される装置パラメータが格納された装置パラメータ記憶部から装置パラメータ読み出し、読み出した装置パラメータに基づいて、前記レシピ記憶部から読み出したレシピデータを変換するレシピ変換部と、をさらに備え、前記判定部は、前記レシピ変換部によって変換された変換レシピデータと前記レシピ復元部によって復元されたレシピデータとを比較し、相違がある場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、ことができる。
また、異常検出装置の一形態において、前記判定部は、前記レシピ変換部によって変換された変換レシピデータと前記レシピ復元部によって復元されたレシピデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値より大きい場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、ことができる。
本願発明の基板処理装置の一形態は、上記のいずれかの異常検出装置と、基板の研磨処理を行うための研磨ユニットと、前記基板の洗浄処理及び乾燥処理を行うための洗浄ユニットと、前記研磨ユニットへ基板を受け渡すとともに前記洗浄ユニットによって洗浄処理及び乾燥処理された基板を受け取るロード/アンロードユニットと、を備えることを特徴とする。
かかる本願発明によれば、基板処理装置の異常の検出精度を高めることができる。
図1は、本実施形態の基板処理装置の全体構成を示す平面図である。 図2は、研磨ユニットを模式的に示す斜視図である。 図3(a)は、洗浄ユニットを示す平面図であり、図3(b)は、洗浄ユニットを示す側面図である。 図4は、異常検出装置及びCMP装置の構成を示す図である。 図5は、レシピデータと復元レシピデータとの比較の概念を示す図である。 図6は、変換レシピデータと復元レシピデータとの比較の概念を示す図である。 図7は、一部の処理をオペレータによる手動で行う異常検出の処理フローを示す図である。 図8は、自動での異常検出の処理フローを示す図である。
以下、本願発明の一実施形態に係る基板処理装置を図面に基づいて説明する。以下では、基板処理装置の一例として、CMP装置を説明するが、これには限られない。また、以下では、ロード/アンロードユニット2と、研磨ユニット3と、洗浄ユニット4と、を備える基板処理装置について説明するが、これには限られない。
まず、CMP装置の構成について説明し、その後に基板処理装置の異常の検出精度の向上について説明する。
<基板処理装置>
図1は本発明の一実施形態に係る基板処理装置の全体構成を示す平面図である。図1に示すように、このCMP装置は、略矩形状のハウジング1を備えており、ハウジング1の内部は隔壁1a,1bによってロード/アンロードユニット2と研磨ユニット3と洗浄ユニット4とに区画されている。ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、及び洗
浄ユニット4は、それぞれ独立に組み立てられ、独立に排気される。また、洗浄ユニット4は、基板処理動作を制御する制御装置5を有している。
<ロード/アンロードユニット>
ロード/アンロードユニット2は、多数のウェハ(基板)をストックするウェハカセットが載置される2つ以上(本実施形態では4つ)のフロントロード部20を備えている。これらのフロントロード部20はハウジング1に隣接して配置され、基板処理装置の幅方向(長手方向と垂直な方向)に沿って配列されている。フロントロード部20には、オープンカセット、SMIF(Standard Manufacturing Interface)ポッド、またはFOUP(Front Opening Unified Pod)を搭載することができるようになっている。ここで、SMIF、FOUPは、内部にウェハカセットを収納し、隔壁で覆うことにより、外部空間とは独立した環境を保つことができる密閉容器である。
また、ロード/アンロードユニット2には、フロントロード部20の並びに沿って走行機構21が敷設されており、この走行機構21上にウェハカセットの配列方向に沿って移動可能な2台の搬送ロボット(ローダー、搬送機構)22が設置されている。搬送ロボット22は走行機構21上を移動することによってフロントロード部20に搭載されたウェハカセットにアクセスできるようになっている。各搬送ロボット22は上下に2つのハンドを備えている。上側のハンドは、処理されたウェハをウェハカセットに戻すときに使用される。下側のハンドは、処理前のウェハをウェハカセットから取り出すときに使用される。このように、上下のハンドを使い分けることができるようになっている。さらに、搬送ロボット22の下側のハンドは、その軸心周りに回転することで、ウェハを反転させることができるように構成されている。
ロード/アンロードユニット2は最もクリーンな状態を保つ必要がある領域であるため、ロード/アンロードユニット2の内部は、CMP装置外部、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4のいずれよりも高い圧力に常時維持されている。研磨ユニット3は研磨液としてスラリーを用いるため最もダーティな領域である。したがって、研磨ユニット3の内部には負圧が形成され、その圧力は洗浄ユニット4の内部圧力よりも低く維持されている。ロード/アンロードユニット2には、HEPAフィルタ、ULPAフィルタ、またはケミカルフィルタなどのクリーンエアフィルタを有するフィルタファンユニット(図示せず)が設けられており、このフィルタファンユニットからはパーティクルや有毒蒸気、有毒ガスが除去されたクリーンエアが常時吹き出している。
<研磨ユニット>
研磨ユニット3は、ウェハの研磨(平坦化)が行われる領域であり、第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、第4研磨ユニット3Dを備えている。これらの第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、及び第4研磨ユニット3Dは、図1に示すように、基板処理装置の長手方向に沿って配列されている。
図1に示すように、第1研磨ユニット3Aは、研磨面を有する研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Aと、ウェハを保持しかつウェハを研磨テーブル30A上の研磨パッド10に押圧しながら研磨するためのトップリング31Aと、研磨パッド10に研磨液やドレッシング液(例えば、純水)を供給するための研磨液供給ノズル32Aと、研磨パッド10の研磨面のドレッシングを行うためのドレッサ33Aと、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体または液体(例えば純水)を霧状にして研磨面に噴射するアトマイザ34Aとを備えている。
同様に、第2研磨ユニット3Bは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30
Bと、トップリング31Bと、研磨液供給ノズル32Bと、ドレッサ33Bと、アトマイザ34Bとを備えている。第3研磨ユニット3Cは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Cと、トップリング31Cと、研磨液供給ノズル32Cと、ドレッサ33Cと、アトマイザ34Cとを備えている。第4研磨ユニット3Dは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Dと、トップリング31Dと、研磨液供給ノズル32Dと、ドレッサ33Dと、アトマイザ34Dとを備えている。
第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、及び第4研磨ユニット3Dは、互いに同一の構成を有しているので、以下、第1研磨ユニット31Aについて説明する。
図2は、第1研磨ユニット3Aを模式的に示す斜視図である。トップリング31Aは、トップリングシャフト36に支持されている。研磨テーブル30Aの上面には研磨パッド10が貼付されており、この研磨パッド10の上面はウェハWを研磨する研磨面を構成する。なお、研磨パッド10に代えて固定砥粒を用いることもできる。トップリング31A及び研磨テーブル30Aは、矢印で示すように、その軸心周りに回転するように構成されている。ウェハWは、トップリング31Aの下面に真空吸着により保持される。研磨時には、研磨液供給ノズル32Aから研磨パッド10の研磨面に研磨液が供給され、研磨対象であるウェハWがトップリング31Aにより研磨面に押圧されて研磨される。
次に、ウェハを搬送するための搬送機構について説明する。図1に示すように、第1研磨ユニット3A及び第2研磨ユニット3Bに隣接して、第1リニアトランスポータ6が配置されている。この第1リニアトランスポータ6は、研磨ユニット3A,3Bが配列する方向に沿った4つの搬送位置(ロード/アンロードユニット側から順番に第1搬送位置TP1、第2搬送位置TP2、第3搬送位置TP3、第4搬送位置TP4とする)の間でウェハを搬送する機構である。
また、第3研磨ユニット3C及び第4研磨ユニット3Dに隣接して、第2リニアトランスポータ7が配置されている。この第2リニアトランスポータ7は、研磨ユニット3C,3Dが配列する方向に沿った3つの搬送位置(ロード/アンロードユニット側から順番に第5搬送位置TP5、第6搬送位置TP6、第7搬送位置TP7とする)の間でウェハを搬送する機構である。
ウェハは、第1リニアトランスポータ6によって研磨ユニット3A,3Bに搬送される。第1研磨ユニット3Aのトップリング31Aは、トップリングヘッドのスイング動作により研磨位置と第2搬送位置TP2との間を移動する。したがって、トップリング31Aへのウェハの受け渡しは第2搬送位置TP2で行われる。同様に、第2研磨ユニット3Bのトップリング31Bは研磨位置と第3搬送位置TP3との間を移動し、トップリング31Bへのウェハの受け渡しは第3搬送位置TP3で行われる。第3研磨ユニット3Cのトップリング31Cは研磨位置と第6搬送位置TP6との間を移動し、トップリング31Cへのウェハの受け渡しは第6搬送位置TP6で行われる。第4研磨ユニット3Dのトップリング31Dは研磨位置と第7搬送位置TP7との間を移動し、トップリング31Dへのウェハの受け渡しは第7搬送位置TP7で行われる。
第1搬送位置TP1には、搬送ロボット22からウェハを受け取るためのリフタ11が配置されている。ウェハはこのリフタ11を介して搬送ロボット22から第1リニアトランスポータ6に渡される。リフタ11と搬送ロボット22との間に位置して、シャッタ(図示せず)が隔壁1aに設けられており、ウェハの搬送時にはシャッタが開かれて搬送ロボット22からリフタ11にウェハが渡されるようになっている。また、第1リニアトランスポータ6と、第2リニアトランスポータ7と、洗浄ユニット4との間にはスイングト
ランスポータ12が配置されている。このスイングトランスポータ12は、第4搬送位置TP4と第5搬送位置TP5との間を移動可能なハンドを有しており、第1リニアトランスポータ6から第2リニアトランスポータ7へのウェハの受け渡しは、スイングトランスポータ12によって行われる。ウェハは、第2リニアトランスポータ7によって第3研磨ユニット3C及び/または第4研磨ユニット3Dに搬送される。また、研磨ユニット3で研磨されたウェハはスイングトランスポータ12を経由して洗浄ユニット4に搬送される。
<洗浄ユニット>
図3(a)は洗浄ユニット4を示す平面図であり、図3(b)は洗浄ユニット4を示す側面図である。図3(a)及び図3(b)に示すように、洗浄ユニット4は、第1洗浄室190と、第1搬送室191と、第2洗浄室192と、第2搬送室193と、乾燥室194とに区画されている。第1洗浄室190内には、縦方向に沿って配列された上側一次洗浄モジュール201A及び下側一次洗浄モジュール201Bが配置されている。上側一次洗浄モジュール201Aは下側一次洗浄モジュール201Bの上方に配置されている。同様に、第2洗浄室192内には、縦方向に沿って配列された上側二次洗浄モジュール202A及び下側二次洗浄モジュール202Bが配置されている。上側二次洗浄モジュール202Aは下側二次洗浄モジュール202Bの上方に配置されている。一次及び二次洗浄モジュール201A,201B,202A,202Bは、洗浄液を用いてウェハを洗浄する洗浄機である。これらの一次及び二次洗浄モジュール201A,201B,202A,202Bは垂直方向に沿って配列されているので、フットプリント面積が小さいという利点が得られる。
上側二次洗浄モジュール202Aと下側二次洗浄モジュール202Bとの間には、ウェハの仮置き台203が設けられている。乾燥室194内には、縦方向に沿って配列された上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bが配置されている。これら上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bは互いに隔離されている。上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bの上部には、清浄な空気を乾燥モジュール205A,205B内にそれぞれ供給するフィルタファンユニット207,207が設けられている。上側一次洗浄モジュール201A、下側一次洗浄モジュール201B、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202B、仮置き台203、上側乾燥モジュール205A、及び下側乾燥モジュール205Bは、図示しないフレームにボルトなどを介して固定されている。
第1搬送室191には、上下動可能な第1搬送ロボット(搬送機構)209が配置され、第2搬送室193には、上下動可能な第2搬送ロボット210が配置されている。第1搬送ロボット209及び第2搬送ロボット210は、縦方向に延びる支持軸211,212にそれぞれ移動自在に支持されている。第1搬送ロボット209及び第2搬送ロボット210は、その内部にモータなどの駆動機構を有しており、支持軸211,212に沿って上下に移動自在となっている。第1搬送ロボット209は、搬送ロボット22と同様に、上下二段のハンドを有している。第1搬送ロボット209は、図3(a)の点線が示すように、その下側のハンドが上述した仮置き台180にアクセス可能な位置に配置されている。第1搬送ロボット209の下側のハンドが仮置き台180にアクセスするときには、隔壁1bに設けられているシャッタ(図示せず)が開くようになっている。
第1搬送ロボット209は、仮置き台180、上側一次洗浄モジュール201A、下側一次洗浄モジュール201B、仮置き台203、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202Bの間でウェハWを搬送するように動作する。洗浄前のウェハ(スラリーが付着しているウェハ)を搬送するときは、第1搬送ロボット209は、下側のハンドを用い、洗浄後のウェハを搬送するときは上側のハンドを用いる。第2搬送ロボ
ット210は、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202B、仮置き台203、上側乾燥モジュール205A、下側乾燥モジュール205Bの間でウェハWを搬送するように動作する。第2搬送ロボット210は、洗浄されたウェハのみを搬送するので、1つのハンドのみを備えている。図1に示す搬送ロボット22は、その上側のハンドを用いて上側乾燥モジュール205Aまたは下側乾燥モジュール205Bからウェハを取り出し、そのウェハをウェハカセットに戻す。搬送ロボット22の上側ハンドが乾燥モジュール205A,205Bにアクセスするときには、隔壁1aに設けられているシャッタ(図示せず)が開くようになっている。
<CMP装置の異常の検出精度の向上>
次に、CMP装置の異常の検出精度の向上について説明する。
図4は、図4は、異常検出装置及びCMP装置の構成を示す図である。上述のとおり、CMP装置には、ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、洗浄ユニット4など複数のユニットが含まれる。
ロード/アンロードユニット2には、ロード/アンロードユニット2内の複数の部品250−1〜250−m(搬送ロボット22など)の動作を制御するためのシーケンサ260が設けられている。また、ロード/アンロードユニット2には、ロード/アンロードユニット2の制御に関するデータを検出する複数のセンサ270−1〜270−aが設けられている。センサ270−1〜270−aには、例えば、搬送ロボット22にウェハが設置されたか否かを検出するセンサなどが含まれる。
研磨ユニット3には、研磨ユニット3内の複数の部品350−1〜350−n(研磨テーブル、トップリングなど)の動作を制御するためのシーケンサ360が設けられている。また、研磨ユニット3には、研磨ユニット3の制御に関するデータを検出する複数のセンサ370−1〜370−bが設けられている。センサ370−1〜370−bには、例えば、研磨パッド10に供給される研磨液の流量を検出するセンサ、研磨テーブル30の回転数を検出するセンサ、研磨テーブル30又はトップリング31の回転トルクを検出するセンサなどが含まれる。
洗浄ユニット4には、洗浄ユニット4内の複数の部品450−1〜450−p(洗浄モジュール、搬送ロボットなど)の動作を制御するためのシーケンサ460が設けられている。また、洗浄ユニット4には、洗浄ユニット4の制御に関するデータを検出する複数のセンサ470−1〜470−cが設けられている。センサ470−1〜470−cには、例えば、ウェハに供給される洗浄液の流量を検出するセンサなどが含まれる。
制御装置5は、ロード/アンロードユニット2(シーケンサ260)、研磨ユニット3(シーケンサ360)、及び洗浄ユニット4(シーケンサ460)と接続されている。制御装置5は、操作用PC510と、異常検出装置520と、を備える。なお、本実施形態では、操作用PC510と異常検出装置520とが別体の装置として構成されている例を示すが、これに限らず、1つの装置内に以下で説明する機能を搭載することもできる。
操作用PC510は、レシピ記憶部512、装置パラメータ記憶部514、及び表示部516を備える。
レシピ記憶部512は、CMP装置の基板処理に関する手順又は方法が規定されたレシピデータが格納される記憶媒体である。装置パラメータ記憶部514は、レシピ記憶部512に格納されたレシピデータに関わらずCMP装置の動作に適用される装置パラメータが格納される記憶媒体である。表示部516は、各種データを表示する出力インターフェ
ースである。
異常検出装置520は、データ収集部522、判定部524、レシピ復元部526、及びレシピ変換部528を備える。
<データ収集部>
データ収集部522は、CMP装置に設けられたセンサによって検出されたデータを収集する。具体的には、データ収集部522は、ロード/アンロードユニット2に設けられたセンサ270−1〜270−a、研摩ユニット3に設けられたセンサ370−1〜370−b、及び洗浄ユニット4に設けられたセンサ470−1〜470−cによって検出されたデータを収集する。
<判定部>
判定部524は、レシピ記憶部512からレシピデータを読み出し、読み出したレシピデータとデータ収集部522によって収集されたデータとに基づいて、CMP装置に異常があるか否かを判定する。具体的には、判定部524は、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータとデータ収集部522によって収集されたデータとを比較し、相違がある場合に、CMP装置に異常があると判定する。さらに具体的には、判定部524は、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータとデータ収集部522によって収集されたデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値(例えば、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータの5%)より大きい場合に、CMP装置に異常があると判定する。なお、レシピデータに記載されていない項目については、あらかじめ設定された固定値との比較を行うことができる。また、比較条件(例えば、閾値)の設定は、スクリプト言語など編集容易な言語で記述することにより容易に変更することができる。
<レシピ復元部>
レシピ復元部526は、データ収集部522によって収集されたデータに基づいて、レシピデータを復元する。
この点について、図5を用いて説明する。図5は、レシピデータと復元レシピデータとの比較の概念を示す図である。例えば、元のレシピデータが複数のステップで構成されており、第1のステップは50mL/secの研磨液を5秒間流し、第2のステップは100mL/secの研磨液を10秒間流し、第3のステップは200mL/secの研磨液を15秒間流す、というものであったとする。
この場合、レシピ復元部526は、処理開始から最初の5秒の間に流量センサによって検出された研磨液の流量の推移に基づいて、単位時間(1sec)当たりの研磨液の流量の平均値、又はピーク値を求め、求めた値を第1のステップにおける研磨液の流量とする(図5の例では48mL/sec)。また、レシピ復元部526は、次の10秒の間に流量センサによって検出された研磨液の流量の推移に基づいて、単位時間(1sec)当たりの研磨液の流量の平均値、又はピーク値を求め、求めた値を第2のステップにおける研磨液の流量とする(図5の例では101mL/sec)。同様に、レシピ復元部526は、次の15秒の間に流量センサによって検出された研磨液の流量の推移に基づいて、単位時間(1sec)当たりの研磨液の流量の平均値、又はピーク値を求め、求めた値を第3のステップにおける研磨液の流量とする(図5の例では212mL/sec)。
レシピ復元部526によってレシピデータが復元された場合、判定部524は、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータとレシピ復元部526によって復元された復元レシピデータとを比較し、相違がある場合に、CMP装置に異常があると判定する。
具体的には、判定部524は、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータとレシピ復元部526によって復元された復元レシピデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値(例えば、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータの5%)より大きい場合に、CMP装置に異常があると判定する。
図5の例では、判定部524は、第1のステップについては、レシピデータと復元レシピデータとの相違(2mL/sec)がレシピデータ(50mL/sec)の5%以内である。また、判定部524は、第2のステップについては、レシピデータと復元レシピデータとの相違(1mL/sec)がレシピデータ(100mL/sec)の5%以内である。
これに対して、判定部524は、第3のステップについては、レシピデータと復元レシピデータとの相違(12mL/sec)がレシピデータ(200mL/sec)の5%より大きい。判定部524は、複数のステップのうち、少なくとも1つで、レシピデータと復元レシピデータとの相違がレシピデータの5%より大きい場合には、CMP装置に異常があると判定する。
<レシピ変換部>
レシピ変換部528は、装置パラメータ記憶部514から装置パラメータ読み出し、読み出した装置パラメータに基づいて、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータを変換する。
この点について、図6を用いて説明する。図6は、レシピデータと復元レシピデータとの比較の概念を示す図である。例えば、元のレシピデータが複数のステップで構成されており、第1のステップは50mL/secの研磨液を5秒間流し、第2のステップは100mL/secの研磨液を10秒間流し、第3のステップは200mL/secの研磨液を15秒間流す、というものであったとする。また、装置パラメータ記憶部514の装置パラメータには、第1のステップは70mL/secの研磨液を5秒間流し、第2のステップは120mL/secの研磨液を10秒間流し、第3のステップは220mL/secの研磨液を15秒間流す、と規定されているとする。
この場合、装置パラメータの方がレシピデータより優先されるので、レシピ変換部528は、レシピデータにおける第1のステップの研磨液の流量を70mL/secと書き換え、第2のステップの研磨液の流量を120mL/secと書き換え、第3のステップの研磨液の流量を220mL/secと書き換える。
レシピ変換部528によってレシピデータが変換された場合、判定部524は、レシピ変換部528によって変換された変換レシピデータとデータ収集部522によって収集されたデータとを比較し、相違がある場合に、CMP装置に異常があると判定する。
具体的には、判定部524は、レシピ変換部528によって変換された変換レシピデータとデータ収集部522によって収集されたデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値(例えば、変換されたレシピデータの5%)より大きい場合に、CMP装置に異常があると判定する。
さらに、レシピ復元部526によってレシピデータが復元され、かつ、レシピ変換部528によってレシピデータが変換された場合、判定部524は、レシピ変換部528によって変換された変換レシピデータとレシピ復元部526によって復元されたレシピデータとを比較し、相違がある場合に、CMP装置に異常があると判定する。
具体的には、判定部524は、レシピ変換部528によって変換された変換レシピデータとレシピ復元部526によって復元されたレシピデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値(例えば、変換されたレシピデータの5%)より大きい場合に、CMP装置に異常があると判定する。
図6の例では、判定部524は、第1のステップについては、レシピデータと復元レシピデータとの相違(2mL/sec)が変換レシピデータ(70mL/sec)の5%以内である。また、判定部524は、第3のステップについては、レシピデータと復元レシピデータとの相違(5mL/sec)が変換レシピデータ(220mL/sec)の5%以内である。
これに対して、判定部524は、第2のステップについては、レシピデータと復元レシピデータとの相違(15mL/sec)がレシピデータ(120mL/sec)の5%より大きい。判定部524は、複数のステップのうち、少なくとも1つで、レシピデータと復元レシピデータとの相違がレシピデータの5%より大きい場合には、CMP装置に異常があると判定する。
<処理フロー>
次に、異常検出装置520の処理フローについて説明する。異常検出装置520は、一部の処理をオペレータによる手動で行う異常検出と、自動で行う異常検出に対応している。
まず、一部の処理をオペレータによる手動で行う異常検出の処理フローを説明する。図7は、一部の処理をオペレータによる手動で行う異常検出の処理フローを示す図である。
まず始めに、図7に示すように、ウェハの処理が開始されたら(ステップS101)、データ収集部522は、CMP装置に設置された複数のセンサによって検出されたデータを収集する(ステップS102)。データ収集部522は、ウェハの処理が終了したか否かを判定し(ステップS103)、処理が終了していない場合には(ステップS103,No)、ステップS102へ戻ってデータの収集を繰り返す。これによって、ウェハの処理が実行されている間のCMP装置の各種データが収集される。
なお、ウェハの処理は、基本的には、オペレータ等によって作成されレシピ記憶部512に格納されたレシピに沿って実行されるが、装置パラメータ記憶部514に装置パラメータが記憶されている場合には、その処理については装置パラメータに沿って実行される。
判定部524は、ウェハの処理が終了した場合には(ステップS103,Yes)、レシピ記憶部512からレシピデータを読み出す(ステップS104)。例えば、ウェハの処理が終了した後、オペレータによってレシピデータのファイル保存の指示が出力されたら、判定部524は、レシピ記憶部512からレシピデータを読み出し、読み出したレシピデータを1つのファイルとして保存することができる。
続いて、レシピ復元部526は、データ収集部522によって収集されたデータに基づいて、レシピデータを復元する(ステップS105)。例えば、オペレータによって収集データのファイル保存の指示が出力されたら、レシピ復元部526は、データ収集部522によって収集されたデータに基づく復元レシピデータを1つのファイルとして保存することができる。
続いて、判定部524は、装置パラメータ記憶部514に装置パラメータが記憶されて
いるか否かを判定する(ステップS106)。判定部524は、装置パラメータ記憶部514に装置パラメータが記憶されていないと判定した場合には(ステップS106,No)、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータとレシピ復元部526によって復元された復元レシピデータとを比較する(ステップS107)。例えば、オペレータによって異常検出実行の指示が出力されたら、判定部524は、レシピデータのファイルと復元レシピデータのファイルとを読み出し、両者の比較を実行することができる。
一方、レシピ変換部528は、装置パラメータ記憶部514に装置パラメータが記憶されていると判定された場合には(ステップS106,Yes)、装置パラメータ記憶部514から装置パラメータを読み出す(ステップS108)。例えば、オペレータによって装置パラメータのファイル保存の指示が出力されたら、レシピ変換部528は、装置パラメータ記憶部514から装置パラメータを読み出し、読み出した装置パラメータを1つのファイルとして保存することができる。
また、レシピ変換部528は、装置パラメータ記憶部514から読み出した装置パラメータに基づいて、レシピデータを変換する(ステップS109)。例えば、オペレータによって変換レシピデータのファイル保存の指示が出力されたら、レシピ変換部528は、装置パラメータに基づく変換レシピデータを1つのファイルとして保存することができる。
判定部524は、レシピ変換部528によって変換された変換レシピデータとレシピ復元部526によって復元された復元レシピデータとを比較する(ステップS110)。例えば、オペレータによって異常検出実行の指示が出力されたら、判定部524は、変換レシピデータのファイルと復元レシピデータのファイルとを読み出し、両者の比較を実行することができる。
ステップS107又はステップS110の後、判定部524は、比較の結果、両者の相違があらかじめ設定された閾値より大きいか否かを判定する(ステップS111)。判定部524は、比較の結果、両者の相違があらかじめ設定された閾値より大きいと判定した場合には(ステップS111,Yes)、CMP装置の動作に異常がある旨の結果を表示部516に表示させる(ステップS112)。
一方、判定部524は、比較の結果、両者の相違があらかじめ設定された閾値より大きくないと判定した場合には(ステップS111,No)、CMP装置の動作に異常がない旨の結果を表示部516に表示させる(ステップS113)。
ステップS112又はステップS113の後、判定部524は、異常検出処理の結果を、異常検出装置520などに設けられた記憶媒体に保存する(ステップS114)。例えば、オペレータによって結果保存の指示が出力されたら、判定部524は、異常検出処理の結果の保存処理を実行する。
上記のように、図7の処理フローでは、一部の処理(例えば、ステップS104,105,107,108,109,110,114)がオペレータによる手動指示に起因して実行されるが、異常検出処理を自動的に実行することもできる。
図8は、自動での異常検出の処理フローを示す図である。図8におけるステップS201〜S211は、図7におけるステップS101〜S111に対応するので、詳細な説明は省略する。ただし、図8の処理フローでは、ステップS204,205,207,208,209,210において、オペレータが何らの指示をすることなく、異常検出装置520が一連の処理を実行する。
また、図8の処理フローでは、判定部524は、ステップ211における比較の結果、両者の相違があらかじめ設定された閾値より大きいと判定した場合には(ステップS111,Yes)、装置エラーを発報する(ステップS212)。例えば、判定部524は、表示部516にCMP装置の動作に異常が発生している旨を表示させるとともに、警告音を発生させることができる。
判定部524は、ステップS212の後、又はステップ211における比較の結果、両者の相違があらかじめ設定された閾値より大きくないと判定した場合には(ステップS111,No)、異常検出処理の結果を、異常検出装置520などに設けられた記憶媒体に保存する(ステップS213)。なお、図8の処理フローでは、オペレータが何らの指示をすることなく、ステップS213が実行される。
本実施形態によれば、CMP装置の異常の検出精度を向上させることができる。すなわち、従来技術では、各ユニット内のシーケンサが操作用PC510から受信したレシピデータの内容とセンサによって検出された流量とを比較してCMP装置の異常の有無を判定する。したがって、従来技術では、操作用PC510から各ユニットのシーケンサへレシピデータが出力される過程で、何らかの原因により、レシピデータの内容が変わった場合に、CMP装置の動作異常を正しく検出することが難しい。
例えば、操作用PC510に格納されたレシピデータの内容が「研磨液を単位時間当たり60mL流す」というものであったとする。この場合に、操作用PCから研磨ユニットのシーケンサにレシピデータが出力される過程で、何らかの異常により「研磨液を単位時間当たり50mL流す」という内容に変わったとする。すると、従来技術では、上述のように、シーケンサが受信したレシピデータの内容と流量センサによって検出された流量とを比較して基板処理装置の異常の有無を判定するので、仮に流量センサで検出された流量が50mLであれば異常なしと判定される。その結果、本来は単位時間当たり60mLの研磨液を流さなければならないところ、実際には単位時間当たり50mLの研磨液が流れているにも関わらず、CMP装置の動作に異常はないと判定されるおそれがある。
また、従来技術では、ウェハの正常な処理が行われた際のデータ(例えば研磨液の流量の波形)を保存しておき、保存されたデータとセンサによって検出されたデータとを目視等により比較することによってCMP装置の動作の異常を検出する技術も知られている。しかしながら、この技術では、レシピが変わるたびにウェハの正常な処理が行われた際のデータを保存する必要がある。また、例えば研磨液の流量の波形等を目視で比較するのは時間がかかるし精度に難がある。
これに対して本実施形態では、センサによって検出されたデータをデータ収集部522によって収集し、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータと比較することによってCMP装置の異常を検出する。このため、本実施形態によれば、操作用PC510から各ユニットのシーケンサへレシピデータが出力される過程で、何らかの原因により、レシピデータの内容が変わった場合であっても、CMP装置の動作の異常を正確に検出することができる。
例えば、レシピ記憶部512に格納されたレシピデータの内容が「研磨液を単位時間当たり60mL流す」というものであったとする。この場合に、操作用PCから研磨ユニットのシーケンサにレシピデータが出力される過程で、何らかの異常により「研磨液を単位時間当たり50mL流す」という内容に変わったとする。すると、本実施形態では、仮に流量センサで検出された流量が50mLであれば、レシピ記憶部512から読み出したレシピデータ(60mL)と流量センサで検出された流量(50mL)とを比較するので、
CMP装置の動作の異常を検出することができる。
また、本実施形態によれば、レシピが変わるたびにウェハの正常な処理が行われた際のデータを保存しなくてもよく、かつ、研磨液の流量等の数値同士を装置によって比較するためCMP装置の異常の検出精度を向上させることができる。
270 センサ
370 センサ
470 センサ
512 レシピ記憶部
514 装置パラメータ記憶部
516 表示部
520 異常検出装置
522 データ収集部
524 判定部
526 レシピ復元部
528 レシピ変換部
510 操作用PC

Claims (5)

  1. 基板処理装置に設けられたセンサによって検出されたデータを収集するデータ収集部と、
    前記基板処理装置の基板処理に関する手順又は方法が規定されたレシピデータが格納されたレシピ記憶部からレシピデータを読み出し、読み出したレシピデータと前記データ収集部によって収集されたデータとに基づいて、前記基板処理装置に異常があるか否かを判定する判定部と、
    を備える基板処理装置の異常検出装置において、
    前記レシピ記憶部に格納されたレシピデータに関わらず前記基板処理装置の動作に適用される装置パラメータが格納された装置パラメータ記憶部から装置パラメータ読み出し、読み出した装置パラメータに基づいて、前記レシピ記憶部から読み出したレシピデータを変換するレシピ変換部、をさらに備え、
    前記判定部は、前記レシピ変換部によって変換された変換レシピデータと前記データ収集部によって収集されたデータとを比較し、相違がある場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、
    ことを特徴とする基板処理装置の異常検出装置。
  2. 請求項の基板処理装置の異常検出装置において、
    前記判定部は、前記レシピ変換部によって変換された変換レシピデータと前記データ収集部によって収集されたデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値より大きい場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、
    ことを特徴とする基板処理装置の異常検出装置。
  3. 基板処理装置に設けられたセンサによって検出されたデータを収集するデータ収集部と、
    前記基板処理装置の基板処理に関する手順又は方法が規定されたレシピデータが格納されたレシピ記憶部からレシピデータを読み出し、読み出したレシピデータと前記データ収
    集部によって収集されたデータとに基づいて、前記基板処理装置に異常があるか否かを判定する判定部と、
    を備える基板処理装置の異常検出装置において、
    前記データ収集部によって収集されたデータに基づいて、レシピデータを復元するレシピ復元部と、
    前記レシピ記憶部に格納されたレシピデータに関わらず前記基板処理装置の動作に適用される装置パラメータが格納された装置パラメータ記憶部から装置パラメータ読み出し、読み出した装置パラメータに基づいて、前記レシピ記憶部から読み出したレシピデータを変換するレシピ変換部と、をさらに備え、
    前記判定部は、前記レシピ変換部によって変換された変換レシピデータと前記レシピ復元部によって復元されたレシピデータとを比較し、相違がある場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、
    ことを特徴とする基板処理装置の異常検出装置。
  4. 請求項の基板処理装置の異常検出装置において、
    前記判定部は、前記レシピ変換部によって変換された変換レシピデータと前記レシピ復元部によって復元されたレシピデータとを比較し、相違があらかじめ設定された閾値より大きい場合に、前記基板処理装置に異常があると判定する、
    ことを特徴とする基板処理装置の異常検出装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項の異常検出装置と、
    基板の研磨処理を行うための研磨ユニットと、
    前記基板の洗浄処理及び乾燥処理を行うための洗浄ユニットと、
    前記研磨ユニットへ基板を受け渡すとともに前記洗浄ユニットによって洗浄処理及び乾燥処理された基板を受け取るロード/アンロードユニットと、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
JP2014005166A 2014-01-15 2014-01-15 基板処理装置の異常検出装置、及び基板処理装置 Active JP6250406B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005166A JP6250406B2 (ja) 2014-01-15 2014-01-15 基板処理装置の異常検出装置、及び基板処理装置
TW104100688A TWI618163B (zh) 2014-01-15 2015-01-09 Abnormality detecting device of substrate processing device, and substrate processing device
KR1020150003235A KR101860980B1 (ko) 2014-01-15 2015-01-09 기판 처리 장치의 이상 검출 장치 및 기판 처리 장치
CN201510018900.3A CN104779185B (zh) 2014-01-15 2015-01-14 基板处理装置的异常检测装置、及基板处理装置
US14/597,214 US10317890B2 (en) 2014-01-15 2015-01-14 Failure detection apparatus for substrate processing apparatus, and substrate processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005166A JP6250406B2 (ja) 2014-01-15 2014-01-15 基板処理装置の異常検出装置、及び基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015133449A JP2015133449A (ja) 2015-07-23
JP6250406B2 true JP6250406B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=53521311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014005166A Active JP6250406B2 (ja) 2014-01-15 2014-01-15 基板処理装置の異常検出装置、及び基板処理装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10317890B2 (ja)
JP (1) JP6250406B2 (ja)
KR (1) KR101860980B1 (ja)
CN (1) CN104779185B (ja)
TW (1) TWI618163B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201598A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 株式会社荏原製作所 基板処理装置
CN206541804U (zh) * 2016-05-03 2017-10-03 K.C.科技股份有限公司 基板处理系统
US10747210B2 (en) * 2017-09-11 2020-08-18 Lam Research Corporation System and method for automating user interaction for semiconductor manufacturing equipment
US10468270B2 (en) * 2017-11-30 2019-11-05 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Performing planarization process controls in semiconductor fabrication
JP7074490B2 (ja) * 2018-02-08 2022-05-24 株式会社Screenホールディングス データ処理方法、データ処理装置、データ処理システム、およびデータ処理プログラム
JP7080065B2 (ja) 2018-02-08 2022-06-03 株式会社Screenホールディングス データ処理方法、データ処理装置、データ処理システム、およびデータ処理プログラム
JP2019216152A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社荏原製作所 基板搬送システムのためのティーチング装置およびティーチング方法
CN111524833B (zh) * 2020-04-28 2023-04-21 华海清科股份有限公司 一种化学机械抛光系统和化学机械抛光方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5745946A (en) * 1994-07-15 1998-05-05 Ontrak Systems, Inc. Substrate processing system
US5727332A (en) * 1994-07-15 1998-03-17 Ontrak Systems, Inc. Contamination control in substrate processing system
US5606251A (en) * 1994-07-15 1997-02-25 Ontrak Systems, Inc. Method and apparatus for detecting a substrate in a substrate processing system
JP3294023B2 (ja) * 1994-11-17 2002-06-17 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
US5663797A (en) * 1996-05-16 1997-09-02 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for detecting the endpoint in chemical-mechanical polishing of semiconductor wafers
JP2000269108A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Sharp Corp 半導体製造装置の管理システム
JP2001096455A (ja) * 1999-09-28 2001-04-10 Ebara Corp 研磨装置
US7363099B2 (en) * 2002-06-07 2008-04-22 Cadence Design Systems, Inc. Integrated circuit metrology
TWI246952B (en) * 2002-11-22 2006-01-11 Applied Materials Inc Methods and apparatus for polishing control
WO2004064134A1 (ja) * 2003-01-09 2004-07-29 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd 基板処理システム、基板処理装置、プログラムおよび記録媒体
TWI352645B (en) * 2004-05-28 2011-11-21 Ebara Corp Apparatus for inspecting and polishing substrate r
JP4620524B2 (ja) * 2005-05-17 2011-01-26 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置
JP5511190B2 (ja) * 2008-01-23 2014-06-04 株式会社荏原製作所 基板処理装置の運転方法
JP5291746B2 (ja) 2011-03-22 2013-09-18 株式会社荏原製作所 研磨装置
JP2013026503A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置
JP5779482B2 (ja) * 2011-11-15 2015-09-16 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
US8872096B2 (en) 2012-04-12 2014-10-28 Rockwell Automation Technologies, Inc. Method and apparatus for detecting failures of a dual matrix sensor array

Also Published As

Publication number Publication date
CN104779185B (zh) 2019-01-11
CN104779185A (zh) 2015-07-15
KR20150085473A (ko) 2015-07-23
JP2015133449A (ja) 2015-07-23
KR101860980B1 (ko) 2018-05-24
TWI618163B (zh) 2018-03-11
US10317890B2 (en) 2019-06-11
TW201528398A (zh) 2015-07-16
US20150198947A1 (en) 2015-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6250406B2 (ja) 基板処理装置の異常検出装置、及び基板処理装置
US9904280B2 (en) Substrate treatment apparatus and control device
JP6877480B2 (ja) 搬送装置、ワーク処理装置、搬送装置の制御方法、プログラムを記憶する記録媒体
JP2015201598A (ja) 基板処理装置
KR20150120869A (ko) 기판 처리 장치
JP6373796B2 (ja) 基板研磨装置
JP6216193B2 (ja) ユニット制御盤、基板の受け渡しテスト方法、及び基板処理装置
KR20190140840A (ko) 기판 반송 시스템을 위한 티칭 장치 및 티칭 방법
JP2015146413A (ja) 表示制御装置、及び基板処理装置
JP2015193054A (ja) 気液分離器、及び、基板処理装置
JP2015134393A (ja) キャリブレーション装置、及び基板処理装置
JP2015208840A (ja) 研磨装置、研磨パッドプロファイル計測用治具、及び、研磨パッドプロファイル計測方法
JP2015149438A (ja) 状態報告装置、基板処理装置、及び状態報告方法
JP6216258B2 (ja) 基板処理装置
JP6322021B2 (ja) 基板処理装置
JP2015128808A (ja) 基板処理装置の制御装置、及び基板処理装置
JP6091976B2 (ja) 液体供給装置、及び基板処理装置
US10890899B2 (en) Method of semiconductor manufacturing apparatus and non-transitory computer-readable storage medium storing a program of causing computer to execute design method of semiconductor manufacturing apparatus
JP2015088591A (ja) 不具合箇所特定装置、及び基板処理装置
JP2022146217A (ja) 基板処理装置
JP6353266B2 (ja) 冷却装置、及び、基板処理装置
JP2016119378A (ja) 表示制御システム、基板処理システム、及び、表示制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6250406

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250