JP2015149438A - 状態報告装置、基板処理装置、及び状態報告方法 - Google Patents

状態報告装置、基板処理装置、及び状態報告方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信負荷を軽減する。
【解決手段】状態報告装置510は、収集部512及び通信部514を備える。収集部512は、CMP装置に含まれる複数の処理ユニット2,3,4それぞれについて、基板処理に関するプロセスを実行した際に処理ユニット2,3,4に設けられたセンサ270,370,470によって検出されたプロセスデータを収集する。通信部514は、収集部512によって収集されたプロセスデータをCMP装置の管理装置(ホストコンピュータ600)へ送信する。プロセスが、複数の単位処理(ステップ)を含んでいる場合、通信部514は、単位処理の実行が終了するたびに、単位処理の実行に対応して収集部512によって収集された単位プロセスデータを、単位処理に関するプロセスデータとして管理装置へ送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、状態報告装置、基板処理装置、及び状態報告方法に関するものである。
近年、半導体ウェハなどの基板に対して各種処理を行うために基板処理装置が用いられている。基板処理装置の一例としては、基板の研磨処理を行うためのCMP(Chemical Mechanical Polishing)装置が挙げられる。
CMP装置は、基板の研磨処理を行うための研磨ユニット、基板の洗浄処理及び乾燥処理を行うための洗浄ユニット、研磨ユニットへ基板を受け渡すとともに洗浄ユニットによって洗浄処理及び乾燥処理された基板を受け取るロード/アンロードユニットなどを備える。
基板処理装置は、ホストコンピュータとLANケーブルなどを介して接続されている。基板処理装置は、ホストコンピュータから送られる指令に基づいて、基板の研磨、洗浄、及び乾燥の各種処理を順次行う。また、基板処理装置は、基板処理装置の状態を示すデータをホストコンピュータへ送信する。ホストコンピュータは、基板処理装置から受信したデータに基づいて基板処理装置を管理する。
基板処理装置とホストコンピュータ間の通信は、例えばSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)などの通信規格に準拠しているのが一般的である。例えば、基板は自動的に基板処理装置の各ユニットへ搬送され、ホストコンピュータから指示された処理条件に基づいて処理される。また、例えば、基板処理装置の状態変化をホストコンピュータに通知するために、SEMIの通信規格にあるイベントレポートが使用される。
イベントレポートとは、基板処理装置の状態変化をホストコンピュータに報告するために使用されるものである。イベントレポートでは、例えば「プロセスが開始された」など基板処理装置の状態が変化(イベント)するたびに、基板処理装置の状態の変化がホストコンピュータへ報告される。種々の状態変化を識別するために、基板処理装置の通信仕様書には、基板処理装置が報告可能なイベントID(CEID)が定義されている。また、基板処理装置の通信仕様書には、基板処理装置の状態変化に付加して報告できる変数(VID)が定義されている。変数(VID)には、例えば、キャリアIDやロットIDなど様々な情報が含まれる。
また、イベントレポートには、基板処理装置の状態や処理結果など詳細な情報を付加して報告することができる。イベントごとに付加できる内容は異なる。イベントごとに報告可能な変数(VID)を定義したものがレポートID(RPTID)として定義されている。イベントが発生したら、イベントにリンクされた変数(VID)の内容がイベントレポートとしてホストコンピュータへ報告される。
なお、イベントとレポートとを紐付けることをイベントリンクという。イベントリンクは、SEMIの通信規格を使用して行われる。イベントリンクを実施することによって、ホストコンピュータへイベント報告する内容が決定される。ホストコンピュータへイベント報告される内容は、再度イベントリンクするまで同じ内容となる。
ここで、イベントレポートには、SEMIで定義されている項目のほかに、基板処理装
置固有のプロセスデータ等の報告がある。例えば、基板処理装置の各ユニットには、各種データを検出するためのセンサが設けられている。基板処理装置のユニットにおいて基板処理に関するプロセスが実行された際には、センサによって検出されたデータがプロセスデータとしてホストコンピュータへ送信(報告)される。例えば、基板処理装置のあるユニットが、同一の処理内容を異なるパラメータに基づいて複数回(複数ステップ)実行する場合には、従来技術では、複数ステップの実行が終了したら、各ステップにおけるプロセスデータをまとめてホストコンピュータへ報告していた。
特開2009−141289号公報 特開2000−260676号公報 特開2006−93641号公報
従来技術は、基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信負荷を軽減することについては考慮されていない。
すなわち、近年の基板処理装置の多様化に合わせてプロセスデータは増加している。これに加え、従来技術では、ユニットが複数ステップを実行する場合に、複数ステップの実行が終了したタイミングで、各ステップにおけるプロセスデータをまとめてホストコンピュータへ報告していた。このため、基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信トラフィックがあるタイミングで集中的に増加し、その結果、基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信負荷が増大していた。
そこで、本願発明は、基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信負荷を軽減することを課題とする。
本願発明の状態報告装置の一形態は、上記課題に鑑みなされたもので、基板処理装置に含まれる複数の処理ユニットそれぞれについて、基板処理に関するプロセスを実行した際に前記処理ユニットに設けられたセンサによって検出されたプロセスデータを収集する収集部と、前記収集部によって収集されたプロセスデータを前記基板処理装置の管理装置へ送信する通信部と、を備え、前記プロセスは、複数の単位処理を含んでおり、前記通信部は、前記単位処理の実行が終了するたびに、前記単位処理の実行に対応して前記収集部によって収集された単位プロセスデータを、前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、ことを特徴とする。
また、状態報告装置の一形態において、前記通信部は、前記単位処理の実行が終了するたびに、前記単位プロセスデータと、前記単位処理を識別するための識別子と、を前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、ことができる。
また、状態報告装置の一形態において、前記複数の単位処理に対して共通の送信フォーマットが設定されており、前記通信部は、前記単位処理の実行が終了するたびに、前記送信フォーマットを利用して、前記単位プロセスデータと、前記単位処理を識別するための識別子と、を前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、ことができる。
また、状態報告装置の一形態において、前記通信部は、前記複数の単位処理のうち実行
された単位処理について、該単位処理の実行が終了するたびに、前記送信フォーマットを利用して、前記単位プロセスデータと、前記単位処理を識別するための識別子と、を前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、ことができる。
また、状態報告装置の一形態において、前記複数の単位処理は、前記処理ユニットにおいて同一の処理内容を異なるパラメータに基づいて実行する複数のステップである、ことができる。
また、状態報告装置の一形態において、前記収集部は、前記基板処理装置によって処理された基板の膜厚を測定する膜厚測定器から出力される測定結果を収集し、前記膜厚の測定は、前記基板の複数の測定ポイントにおける膜厚の測定を含んでおり、前記通信部は、前記複数の測定ポイントのうちの一部の膜厚の測定が終了するたびに、前記一部の膜厚の測定に対応して前記収集部によって収集された単位測定結果を、前記一部の膜厚の測定に関する膜厚データとして前記管理装置へ送信する、ことができる。
また、本願発明の基板処理装置の一形態は、複数の処理ユニットと、前記複数の処理ユニットに実行させるプロセスのレシピを入力するための操作部と、前記操作部を介して入力されたレシピを記憶するための記憶部と、前記記憶部に記憶されたレシピに基づいて前記複数の処理ユニットに前記プロセスを実行させる制御部と、上記のいずれかの状態報告装置と、を備えることを特徴とする。
また、基板処理装置の一形態において、前記複数の処理ユニットは、基板の研磨処理を行うための研磨ユニットと、前記基板の洗浄処理及び乾燥処理を行うための洗浄ユニットと、前記研磨ユニットへ基板を受け渡すとともに前記洗浄ユニットによって洗浄処理及び乾燥処理された基板を受け取るロード/アンロードユニットと、を備えることができる。
また、本願発明の状態報告方法の一形態は、基板処理装置に含まれる複数の処理ユニットそれぞれについて、基板処理に関するプロセスを実行した際に前記処理ユニットに設けられたセンサによって検出されたプロセスデータを収集する収集ステップと、前記収集部によって収集されたプロセスデータを前記基板処理装置の管理装置へ送信する通信ステップと、を備え、前記プロセスは、複数の単位処理を含んでおり、前記通信ステップは、前記単位処理の実行が終了するたびに、前記単位処理の実行に対応して前記収集部によって収集された単位プロセスデータを、前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、ことを特徴とする。
かかる本願発明によれば、基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信負荷を軽減することができる。
図1は、本実施形態の基板処理装置の全体構成を示す平面図である。 図2は、研磨ユニットを模式的に示す斜視図である。 図3(a)は、洗浄ユニットを示す平面図であり、図3(b)は、洗浄ユニットを示す側面図である。 図4は、状態報告装置及びCMP装置の構成を示す図である。 図5は、処理レシピの一例を示す図である。 図6は、一般的なイベントリンク時のCMP装置−ホストコンピュータ間のメッセージのやり取りを示す図である。 図7は、イベント設定(S2F37)のメッセージフォーマットを示す図である。 図8は、レポート定義(S2F33)のメッセージフォーマットを示す図である。 図9は、イベントリンクレポート(S2F35)のメッセージフォーマットを示す図である。 図10は、従来技術によって作成されたイベントリンクの一例を示す図である。 図11は、本実施形態によって作成されたイベントリンクの一例を示す図である。 図12は、ホストコンピュータからの要求に対するプロセスデータの報告の概略を示す図である。 図13は、従来技術によるプロセスデータ報告の一例を示す図である。 図14は、S6F11のメッセージフォーマットを示す図である。 図15は、本実施形態によるプロセスデータ報告の一例を示す図である。 図16は、膜厚測定器によって測定される膜厚データを報告する状態報告装置及びCMP装置の構成を示す図である。 図17は、従来技術による膜厚測定データの報告の概略を示す図である。 図18は、本実施形態による膜厚測定データの報告の概略を示す図である。
以下、本願発明の一実施形態に係る状態報告装置、基板処理装置、及び状態報告方法を図面に基づいて説明する。以下では、基板処理装置の一例として、CMP装置を説明するが、これには限られない。また、以下では、ロード/アンロードユニット2と、研磨ユニット3と、洗浄ユニット4と、を備える基板処理装置について説明するが、これには限られない。
まず、CMP装置の構成について説明し、その後に基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信負荷の軽減について説明する。
<基板処理装置>
図1は本発明の一実施形態に係る基板処理装置の全体構成を示す平面図である。図1に示すように、このCMP装置は、略矩形状のハウジング1を備えており、ハウジング1の内部は隔壁1a,1bによってロード/アンロードユニット2と研磨ユニット3と洗浄ユニット4とに区画されている。ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4は、それぞれ独立に組み立てられ、独立に排気される。また、洗浄ユニット4は、基板処理動作を制御する制御装置5を有している。
<ロード/アンロードユニット>
ロード/アンロードユニット2は、多数のウェハ(基板)をストックするウェハカセットが載置される2つ以上(本実施形態では4つ)のフロントロード部20を備えている。これらのフロントロード部20はハウジング1に隣接して配置され、基板処理装置の幅方向(長手方向と垂直な方向)に沿って配列されている。フロントロード部20には、オープンカセット、SMIF(Standard Manufacturing Interface)ポッド、またはFOUP(Front Opening Unified Pod)を搭載することができるようになっている。ここで、SMIF、FOUPは、内部にウェハカセットを収納し、隔壁で覆うことにより、外部空間とは独立した環境を保つことができる密閉容器である。
また、ロード/アンロードユニット2には、フロントロード部20の並びに沿って走行機構21が敷設されており、この走行機構21上にウェハカセットの配列方向に沿って移動可能な2台の搬送ロボット(ローダー、搬送機構)22が設置されている。搬送ロボッ
ト22は走行機構21上を移動することによってフロントロード部20に搭載されたウェハカセットにアクセスできるようになっている。各搬送ロボット22は上下に2つのハンドを備えている。上側のハンドは、処理されたウェハをウェハカセットに戻すときに使用される。下側のハンドは、処理前のウェハをウェハカセットから取り出すときに使用される。このように、上下のハンドを使い分けることができるようになっている。さらに、搬送ロボット22の下側のハンドは、その軸心周りに回転することで、ウェハを反転させることができるように構成されている。
ロード/アンロードユニット2は最もクリーンな状態を保つ必要がある領域であるため、ロード/アンロードユニット2の内部は、CMP装置外部、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4のいずれよりも高い圧力に常時維持されている。研磨ユニット3は研磨液としてスラリーを用いるため最もダーティな領域である。したがって、研磨ユニット3の内部には負圧が形成され、その圧力は洗浄ユニット4の内部圧力よりも低く維持されている。ロード/アンロードユニット2には、HEPAフィルタ、ULPAフィルタ、またはケミカルフィルタなどのクリーンエアフィルタを有するフィルタファンユニット(図示せず)が設けられており、このフィルタファンユニットからはパーティクルや有毒蒸気、有毒ガスが除去されたクリーンエアが常時吹き出している。
<研磨ユニット>
研磨ユニット3は、ウェハの研磨(平坦化)が行われる領域であり、第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、第4研磨ユニット3Dを備えている。これらの第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、及び第4研磨ユニット3Dは、図1に示すように、基板処理装置の長手方向に沿って配列されている。
図1に示すように、第1研磨ユニット3Aは、研磨面を有する研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Aと、ウェハを保持しかつウェハを研磨テーブル30A上の研磨パッド10に押圧しながら研磨するためのトップリング31Aと、研磨パッド10に研磨液やドレッシング液(例えば、純水)を供給するための研磨液供給ノズル32Aと、研磨パッド10の研磨面のドレッシングを行うためのドレッサ33Aと、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体または液体(例えば純水)を霧状にして研磨面に噴射するアトマイザ34Aとを備えている。
同様に、第2研磨ユニット3Bは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Bと、トップリング31Bと、研磨液供給ノズル32Bと、ドレッサ33Bと、アトマイザ34Bとを備えている。第3研磨ユニット3Cは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Cと、トップリング31Cと、研磨液供給ノズル32Cと、ドレッサ33Cと、アトマイザ34Cとを備えている。第4研磨ユニット3Dは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Dと、トップリング31Dと、研磨液供給ノズル32Dと、ドレッサ33Dと、アトマイザ34Dとを備えている。
第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、及び第4研磨ユニット3Dは、互いに同一の構成を有しているので、以下、第1研磨ユニット31Aについて説明する。
図2は、第1研磨ユニット3Aを模式的に示す斜視図である。トップリング31Aは、トップリングシャフト36に支持されている。研磨テーブル30Aの上面には研磨パッド10が貼付されており、この研磨パッド10の上面はウェハWを研磨する研磨面を構成する。なお、研磨パッド10に代えて固定砥粒を用いることもできる。トップリング31A及び研磨テーブル30Aは、矢印で示すように、その軸心周りに回転するように構成され
ている。ウェハWは、トップリング31Aの下面に真空吸着により保持される。研磨時には、研磨液供給ノズル32Aから研磨パッド10の研磨面に研磨液が供給され、研磨対象であるウェハWがトップリング31Aにより研磨面に押圧されて研磨される。
次に、ウェハを搬送するための搬送機構について説明する。図1に示すように、第1研磨ユニット3A及び第2研磨ユニット3Bに隣接して、第1リニアトランスポータ6が配置されている。この第1リニアトランスポータ6は、研磨ユニット3A,3Bが配列する方向に沿った4つの搬送位置(ロード/アンロードユニット側から順番に第1搬送位置TP1、第2搬送位置TP2、第3搬送位置TP3、第4搬送位置TP4とする)の間でウェハを搬送する機構である。
また、第3研磨ユニット3C及び第4研磨ユニット3Dに隣接して、第2リニアトランスポータ7が配置されている。この第2リニアトランスポータ7は、研磨ユニット3C,3Dが配列する方向に沿った3つの搬送位置(ロード/アンロードユニット側から順番に第5搬送位置TP5、第6搬送位置TP6、第7搬送位置TP7とする)の間でウェハを搬送する機構である。
ウェハは、第1リニアトランスポータ6によって研磨ユニット3A,3Bに搬送される。第1研磨ユニット3Aのトップリング31Aは、トップリングヘッドのスイング動作により研磨位置と第2搬送位置TP2との間を移動する。したがって、トップリング31Aへのウェハの受け渡しは第2搬送位置TP2で行われる。同様に、第2研磨ユニット3Bのトップリング31Bは研磨位置と第3搬送位置TP3との間を移動し、トップリング31Bへのウェハの受け渡しは第3搬送位置TP3で行われる。第3研磨ユニット3Cのトップリング31Cは研磨位置と第6搬送位置TP6との間を移動し、トップリング31Cへのウェハの受け渡しは第6搬送位置TP6で行われる。第4研磨ユニット3Dのトップリング31Dは研磨位置と第7搬送位置TP7との間を移動し、トップリング31Dへのウェハの受け渡しは第7搬送位置TP7で行われる。
第1搬送位置TP1には、搬送ロボット22からウェハを受け取るためのリフタ11が配置されている。ウェハはこのリフタ11を介して搬送ロボット22から第1リニアトランスポータ6に渡される。リフタ11と搬送ロボット22との間に位置して、シャッタ(図示せず)が隔壁1aに設けられており、ウェハの搬送時にはシャッタが開かれて搬送ロボット22からリフタ11にウェハが渡されるようになっている。また、第1リニアトランスポータ6と、第2リニアトランスポータ7と、洗浄ユニット4との間にはスイングトランスポータ12が配置されている。このスイングトランスポータ12は、第4搬送位置TP4と第5搬送位置TP5との間を移動可能なハンドを有しており、第1リニアトランスポータ6から第2リニアトランスポータ7へのウェハの受け渡しは、スイングトランスポータ12によって行われる。ウェハは、第2リニアトランスポータ7によって第3研磨ユニット3C及び/または第4研磨ユニット3Dに搬送される。また、研磨ユニット3で研磨されたウェハはスイングトランスポータ12を経由して洗浄ユニット4に搬送される。
<洗浄ユニット>
図3(a)は洗浄ユニット4を示す平面図であり、図3(b)は洗浄ユニット4を示す側面図である。図3(a)及び図3(b)に示すように、洗浄ユニット4は、第1洗浄室190と、第1搬送室191と、第2洗浄室192と、第2搬送室193と、乾燥室194とに区画されている。第1洗浄室190内には、縦方向に沿って配列された上側一次洗浄モジュール201A及び下側一次洗浄モジュール201Bが配置されている。上側一次洗浄モジュール201Aは下側一次洗浄モジュール201Bの上方に配置されている。同様に、第2洗浄室192内には、縦方向に沿って配列された上側二次洗浄モジュール20
2A及び下側二次洗浄モジュール202Bが配置されている。上側二次洗浄モジュール202Aは下側二次洗浄モジュール202Bの上方に配置されている。一次及び二次洗浄モジュール201A,201B,202A,202Bは、洗浄液を用いてウェハを洗浄する洗浄機である。これらの一次及び二次洗浄モジュール201A,201B,202A,202Bは垂直方向に沿って配列されているので、フットプリント面積が小さいという利点が得られる。
上側二次洗浄モジュール202Aと下側二次洗浄モジュール202Bとの間には、ウェハの仮置き台203が設けられている。乾燥室194内には、縦方向に沿って配列された上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bが配置されている。これら上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bは互いに隔離されている。上側乾燥モジュール205A及び下側乾燥モジュール205Bの上部には、清浄な空気を乾燥モジュール205A,205B内にそれぞれ供給するフィルタファンユニット207,207が設けられている。上側一次洗浄モジュール201A、下側一次洗浄モジュール201B、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202B、仮置き台203、上側乾燥モジュール205A、及び下側乾燥モジュール205Bは、図示しないフレームにボルトなどを介して固定されている。
第1搬送室191には、上下動可能な第1搬送ロボット(搬送機構)209が配置され、第2搬送室193には、上下動可能な第2搬送ロボット210が配置されている。第1搬送ロボット209及び第2搬送ロボット210は、縦方向に延びる支持軸211,212にそれぞれ移動自在に支持されている。第1搬送ロボット209及び第2搬送ロボット210は、その内部にモータなどの駆動機構を有しており、支持軸211,212に沿って上下に移動自在となっている。第1搬送ロボット209は、搬送ロボット22と同様に、上下二段のハンドを有している。第1搬送ロボット209は、図3(a)の点線が示すように、その下側のハンドが上述した仮置き台180にアクセス可能な位置に配置されている。第1搬送ロボット209の下側のハンドが仮置き台180にアクセスするときには、隔壁1bに設けられているシャッタ(図示せず)が開くようになっている。
第1搬送ロボット209は、仮置き台180、上側一次洗浄モジュール201A、下側一次洗浄モジュール201B、仮置き台203、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202Bの間でウェハWを搬送するように動作する。洗浄前のウェハ(スラリーが付着しているウェハ)を搬送するときは、第1搬送ロボット209は、下側のハンドを用い、洗浄後のウェハを搬送するときは上側のハンドを用いる。第2搬送ロボット210は、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202B、仮置き台203、上側乾燥モジュール205A、下側乾燥モジュール205Bの間でウェハWを搬送するように動作する。第2搬送ロボット210は、洗浄されたウェハのみを搬送するので、1つのハンドのみを備えている。図1に示す搬送ロボット22は、その上側のハンドを用いて上側乾燥モジュール205Aまたは下側乾燥モジュール205Bからウェハを取り出し、そのウェハをウェハカセットに戻す。搬送ロボット22の上側ハンドが乾燥モジュール205A,205Bにアクセスするときには、隔壁1aに設けられているシャッタ(図示せず)が開くようになっている。
<基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信負荷の軽減>
次に、基板処理装置とホストコンピュータとの間の通信負荷の軽減について説明する。
図4は、図4は、状態報告装置及びCMP装置の構成を示す図である。上述のとおり、CMP装置には、ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、洗浄ユニット4など複数のユニットが含まれる。
ロード/アンロードユニット2には、ロード/アンロードユニット2内の複数の部品250−1〜250−m(搬送ロボット22など)の動作を制御するためのシーケンサ260が設けられている。また、ロード/アンロードユニット2には、ロード/アンロードユニット2の制御に関するデータを検出する複数のセンサ270−1〜270−aが設けられている。センサ270−1〜270−aには、例えば、搬送ロボット22にウェハが設置されたか否かを検出するセンサなどが含まれる。
研磨ユニット3には、研磨ユニット3内の複数の部品350−1〜350−n(研磨テーブル、トップリングなど)の動作を制御するためのシーケンサ360が設けられている。また、研磨ユニット3には、研磨ユニット3の制御に関するデータを検出する複数のセンサ370−1〜370−bが設けられている。センサ370−1〜370−bには、例えば、研磨パッド10に供給される研磨液の流量を検出するセンサ、研磨テーブル30の回転数を検出するセンサ、研磨テーブル30又はトップリング31の回転トルクを検出するセンサなどが含まれる。
洗浄ユニット4には、洗浄ユニット4内の複数の部品450−1〜450−p(洗浄モジュール、搬送ロボットなど)の動作を制御するためのシーケンサ460が設けられている。また、洗浄ユニット4には、洗浄ユニット4の制御に関するデータを検出する複数のセンサ470−1〜470−cが設けられている。センサ470−1〜470−cには、例えば、ウェハに供給される洗浄液の流量を検出するセンサなどが含まれる。
制御装置5は、ロード/アンロードユニット2(シーケンサ260)、研磨ユニット3(シーケンサ360)、及び洗浄ユニット4(シーケンサ460)と接続されている。制御装置5は、状態報告装置510、操作部520、記憶部530、及び制御部540を備える。
操作部520は、オペレータ等が、ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4に実行させるプロセスのレシピを入力するための入力インターフェースとなる。記憶部530は、操作部520を介して入力されたレシピを記憶するための記憶媒体である。制御部540は、記憶部530に記憶されたレシピに基づいて、ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4にプロセスを実行させる指令信号を送信する。
状態報告装置510は、収集部512及び通信部514を備える。
収集部512は、CMP装置に含まれるロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4それぞれについて、基板処理に関するプロセスを実行した際にロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4に設けられたセンサ270,370,470によって検出されたプロセスデータを収集する。センサ270,370,470によって検出されたプロセスデータは、記憶部530に保存される。
通信部514は、CMP装置の状態を示すデータ(一例として、収集部512によって収集されたプロセスデータ)をCMP装置の管理装置(ホストコンピュータ)600へ送信する。ホストコンピュータ600は、CMP装置に対して処理の指示を行うとともに、CMP装置の状態を示すデータに基づいてCMP装置の状態を管理するための装置である。
ここで、ロード/アンロードユニット2、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4の少なくとも1つのユニットにおいて、基板処理に関するプロセスは、複数の単位処理を含んでいる場合がある。
<レシピ例>
この点について説明する。図5は、処理レシピの一例を示す図である。図5に示すように、処理レシピ610は、研磨ユニット3、及び洗浄ユニット4などの処理ユニットにおける機器に対する制御パラメータをステップごとに規定したものである。処理レシピ610は、記憶部530に保存される。制御部540は、前記処理ユニットに処理の開始を指示し、前記処理ユニットのシーケンサは、記憶部530に保存された処理レシピ610に基づいて各ユニットの動作を制御する。研磨ユニット3の処理レシピ(処理条件)の一部を例に挙げると、制御パラメータ1(例えば研磨液の単位時間当たりの流量)はステップ1では50、ステップ2では100となる。また、制御パラメータ2(例えばトップリング31の回転数)はステップ1では100、ステップ2では200となる。また、制御パラメータ3(例えばトップリング31の回転トルク)はステップ1では25、ステップ2では30となる。
なお、処理レシピ610は、オペレータ等によって操作部520を介して入力することができる。また、処理レシピ610は、ホストコンピュータ600から送信することもできる。
このように、基板の研磨プロセスは、同一の処理内容(例えば、所定の研磨流量、所定のトップリング31の回転数、及び所定のトップリング31の回転トルク、で基板を研磨する)を異なるパラメータ(制御パラメータ)に基づいて実行する複数のステップを含む。この場合、各ステップは、単位処理であるといえる。すなわち、基板の研磨プロセスは、複数の単位処理(ステップ)を含む。
この場合、通信部514は、単位処理の実行が終了するたびに、単位処理の実行に対応して収集部512によって収集された単位プロセスデータを、単位処理に関するプロセスデータとしてホストコンピュータ600へ送信する。
具体的には、通信部514は、単位処理(ステップ)の実行が終了するたびに、単位プロセスデータと、単位処理を識別するための識別子と、を単位処理に関するプロセスデータとしてホストコンピュータ600へ送信する。
また、複数の単位処理に対して共通の送信フォーマットが設定されている場合には、通信部514は、単位処理の実行が終了するたびに、送信フォーマットを利用して、単位プロセスデータと、単位処理を識別するための識別子と、を単位処理に関するプロセスデータとしてホストコンピュータ600へ送信する。さらに、通信部514は、複数の単位処理のうち実行された単位処理について、該単位処理の実行が終了するたびに、送信フォーマットを利用して、単位プロセスデータと、単位処理を識別するための識別子と、を単位処理に関するプロセスデータとしてホストコンピュータ600へ送信する。
これらの点について、以下、詳細に説明する。状態報告装置510とホストコンピュータ600は、LANケーブルなどを介して接続されており、状態報告装置510とホストコンピュータ600との間の通信は、例えばSEMIなどの規格に準拠している。
<イベントレポート>
例えば、CMP装置の状態変化をホストコンピュータに通知するために、SEMIの通信規格にあるイベントレポートが使用される。イベントレポートとは、CMP装置の状態変化をホストコンピュータ600に報告するために使用されるものである。イベントレポートでは、例えば「プロセスが開始された」などCMP装置の状態が変化(イベント)するたびに、CMP装置の状態の変化がホストコンピュータ600へ報告される。種々の状
態変化を識別するために、CMP装置の通信仕様書には、CMP装置が報告可能なイベントID(CEID)が定義されている。また、CMP装置の通信仕様書には、CMP装置の状態変化に付加して報告できる変数(VID)が定義されている。変数(VID)には、例えば、キャリアIDやロットIDなど様々な情報が含まれる。
また、イベントレポートには、CMP装置の状態や処理結果など詳細な情報を付加して報告することができる。イベントごとに付加できる内容は異なる。イベントごとに報告可能な変数(VID)を定義したものがレポートID(RPTID)として定義されている。イベントが発生したら、イベントにリンクされた変数(VID)の内容がイベントレポートとしてホストコンピュータへ報告される。
<イベントリンク>
ここで、イベントとレポートとを紐付けることをイベントリンクという。イベントリンクは、SEMIの通信規格を使用して行われる。イベントリンクを実施することによって、ホストコンピュータへイベント報告する内容が決定される。ホストコンピュータへイベント報告される内容は、再度イベントリンクするまで同じ内容となる。
図6は、一般的なイベントリンク時のCMP装置−ホストコンピュータ600間のメッセージのやり取りを示す図である。まず、ホストコンピュータ600は、イベント設定(S2F37)を使用してイベントを無効にするメッセージをCMP装置へ送信する。S2F37メッセージフォーマットは、イベントの有効/無効を指定するためのフォーマットである。これにより、ホストコンピュータ600は、CMP装置のイベントを無効にする。図7は、イベント設定(S2F37)のメッセージフォーマットを示す図である。
続いて、ホストコンピュータ600は、イベントリンクレポート(S2F35)を使用してすべてのイベントリンクレポートを無効にするメッセージをCMP装置へ送信する。これにより、ホストコンピュータ600は、イベントに対して現在リンクされているレポート(ホストコンピュータ600へ報告する内容)をクリアする。
続いて、ホストコンピュータ600は、レポート作成(S2F33)を使用してすべてのレポート定義を無効にするメッセージをCMP装置へ送信する。これにより、ホストコンピュータ600は、すべてのレポート定義をクリアする。
続いて、ホストコンピュータ600は、レポート定義(S2F33)を使用してレポートを定義するメッセージをCMP装置へ送信する。S2F33は、RPTIDにVIDを紐づけるためのフォーマットである。これにより、ホストコンピュータ600は、レポートを作成する。図8は、レポート定義(S2F33)のメッセージフォーマットを示す図である。
続いて、ホストコンピュータ600は、イベントリンクレポート(S2F35)を使用してレポートとイベントをリンクするメッセージをCMP装置へ送信する。S2F35は、CEIDにRPTIDを紐づけるためのフォーマットである。これにより、ホストコンピュータ600は、CEIDとRPTIDとを紐づける。図9は、イベントリンクレポート(S2F35)のメッセージフォーマットを示す図である。
続いて、ホストコンピュータ600は、イベント設定(S2F37)を使用してイベントを有効にするメッセージをCMP装置へ送信する。S2F37メッセージフォーマットは、イベントの有効/無効を指定するためのフォーマットである。これにより、ホストコンピュータ600は、CMP装置のイベントを有効にする。
<従来のイベントリンク例>
図10は、従来技術によって作成されたイベントリンクの一例を示す図である。図10に示すように、従来技術によって作成されたイベントリンクは、1つのイベント(例えば、研磨ユニットプロセス終了報告)に対して、全てのステップ(例えば10ステップ)の報告データを定義していた。言い換えると、従来技術によって作成されたイベントリンクは、1つのイベントに対して複数のステップの報告データを定義し、かつ、ステップごとに複数の制御パラメータを定義していた。
<本実施形態のイベントリンク例>
図11は、本実施形態によって作成されたイベントリンクの一例を示す図である。図11に示すように、本実施形態によって作成されたイベントリンクは、1つのイベント(例えば、研磨ユニットステップ報告)に対して、1つのステップの報告データ(ステップ報告データ)が定義される。言い換えると、本実施形態では、ステップごとに報告データを割り付けないで、すべてのステップに共通の定義とする。通信部514は、ステップ報告データを送信する際には、各VIDに各プロセスデータを代入してホストコンピュータ600へ送信する。
さらに、ステップ報告データには、制御パラメータの他、ステップ番号を識別するための識別データが定義される。このように、本実施形態では、イベントリンクによって作成される報告データの定義の仕方を変えている。本実施形態では、ステップ単位の報告データにどのステップにおける情報であるかを識別するための識別データを付加しているので、どのステップに対する報告であるかを判別することができる。
<プロセスデータの報告の種類>
ここで、CMP装置からホストコンピュータ600へのプロセスデータの報告は、主に2種類ある。1つは、ホストコンピュータ600からの要求に対して、その時のCMP装置状態を返信するものである。CMP装置の状態を返信するデータ類は、例えば、トップリング31の回数数:101、トップリング31の回転トルク:102などのように、SVIDとしてCMP装置側に定義されている。図12は、ホストコンピュータ600からの要求に対するプロセスデータの報告の概略を示す図である。
図12に示すように、基板が処理ユニットに搬送され、プロセスが開始されると、状態報告装置510は、開始イベント(S6F11)をホストコンピュータ600へ送信する。プロセスの開始イベントを受信したホストコンピュータ600は、CMP装置の状態問合せ(S1F3)を状態報告装置510へ送信する。CMP装置の状態を返信するデータ類は、SVIDとしてCMP装置側に定義されている。状態報告装置510は、問い合わせのあったSVIDの内容をホストコンピュータ600へ返信(S1F4)する。例えば、ホストコンピュータ600がCMP装置に対して、S1F3にてSVID=101を付加して送信すると、CMP装置はトップリング31の回数数の情報をS1F4にて返信する。なお、S1F3/S1F4のメッセージフォーマットの詳細説明は省略する。
ホストコンピュータ600は、返信された内容に基づいてCMP装置の状態を監視する。状態報告装置510とホストコンピュータ600は、CMP装置の状態問い合わせ(S1F3)と返信(S1F4)を繰り返す。
状態報告装置510は、プロセスが終了すると、終了イベント(S6F11)をホストコンピュータ600へ送信する。すると、ホストコンピュータ600は、CMP装置の状態問合せを止める。
一方、CMP装置からホストコンピュータ600へのプロセスデータの報告の2つ目は
、プロセス終了後に各プロセスデータの設定値、平均値、最大値、又は最小値などを報告するものである。このプロセスデータを報告するデータを分別するIDとして、DVIDが定義されている。例えば、トップリング31の回数数(平均値):1001、トップリング31の回転数(最大値):1002などである。本実施形態は、主に2つ目のプロセスデータの報告に関するものである。
<プロセスデータ報告>
プロセスデータ報告は、例えば、SEMI−E5で定義されているS6F11のメッセージフォーマットを使用してホストコンピュータ600へ送信することができる。CEID、RPTID、及びVIDは、CMP装置側で定義されており、CMP装置の報告可能なイベントレポートはCMP装置の通信仕様書で開示されている。イベント報告には、SEMIで定義されている項目のほかに、CMP装置固有のプロセスデータ等の報告がある。
<従来のプロセスデータ報告例>
図13は、従来技術によるプロセスデータ報告の一例を示す図である。図13に示すように、まず、状態報告装置510は、処理開始(S6F11)メッセージフォーマットをホストコンピュータ600へ送信する。
続いて、CMP装置において複数のステップ(例えば10ステップ)の処理が終了すると、状態報告装置510は、処理終了(S6F11)をホストコンピュータ600へ送信する。
S6F11は、報告データをホストコンピュータ600へ送信するためのフォーマットである。これにより、状態報告装置510は、報告データをホストコンピュータ600へ送信する。図14は、S6F11のメッセージフォーマットを示す図である。
ここで、図10で説明したように、従来技術では、プロセスデータは、すべてのステップを含んでおり、ステップごとに報告データが定義されていた。また、図13に示すように、従来技術では、状態報告装置510は、すべてのプロセスが終了した時点で、すべてのステップのプロセスデータをまとめてホストコンピュータ600へ送信していた。
そのため、各ユニットにおける全てのステップ数の報告データの定義が必要となっていた。また、報告データの設定次第で、処理していないステップのデータも報告していたので、無駄な報告データが生じていた。また、イベントリンク次第で、報告するステップ数が決まっていた。さらに、CMP装置(状態報告装置510)とホストコンピュータ600との間の通信トラフィックがあるタイミングで集中的に増加し、その結果、CMP装置とホストコンピュータ600との間の通信負荷が増大していた。このため、通信タイムアウト等が発生すると通信の切断などが発生するおそれがあった。
<本実施形態のプロセスデータ報告例>
図15は、本実施形態によるプロセスデータ報告の一例を示す図である。本実施形態では、図15に示すように、通信部514は、ステップ1の処理が終わると、ステップ1の処理において収集部512によって収集されたプロセスデータ(ステップ1におけるVID10001の制御パラメータ1、VID10002の制御パラメータ2、VID10003の制御パラメータ3などの単位プロセスデータ)を、ホストコンピュータ600へ送信する。続いて、通信部514は、ステップ2の処理が終わると、ステップ2の処理において収集部512によって収集されたプロセスデータ(単位プロセスデータ)を、ホストコンピュータ600へ送信する。通信部514は、ステップの処理が終わるごとに単位プロセスデータの送信を繰り返し、最終のステップ10の処理が終わると、ステップ10の処理において収集部512によって収集されたプロセスデータ(単位プロセスデータ)を
、ホストコンピュータ600へ送信する。
すなわち、通信部514は、単位処理(ステップ)の実行が終了するたびに、単位処理(ステップ)の実行に対応して収集部512によって収集された単位プロセスデータを、単位処理に関するプロセスデータとしてホストコンピュータ600へ送信する。
さらに、図15に示すように、通信部514は、VID10001の制御パラメータ1、VID10002の制御パラメータ2、及びVID10003の制御パラメータ3だけではなく、VID10000の識別データ(ステップNo.)も、ホストコンピュータ600へ送信する。例えば、ステップ1の処理が終わると、VID10000の識別データに、ステップ1であることを示す識別データを入れて、ステップ1におけるVID10001の制御パラメータ1、VID10002の制御パラメータ2、及びVID10003の制御パラメータ3とともに、ホストコンピュータ600へ送信する。
すなわち、通信部514は、単位処理(ステップ)の実行が終了するたびに、単位プロセスデータと、単位処理を識別するための識別子と、を単位処理に関するプロセスデータとしてホストコンピュータ600へ送信する。
このように、本実施形態では、プロセスデータは、1ステップ分の報告データを定義する。通信部514は、ステップ終了時に各変数(VID)に結果を代入してイベント報告する。本実施形態によれば、プロセスデータはステップ単位に報告されるので、処理しなかったステップのデータは報告されない。その結果、無駄な報告データが生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ステップ単位で報告データが送信されるので、CMP装置(状態報告装置510)とホストコンピュータ600との間の通信トラフィックが分散される。その結果、CMP装置とホストコンピュータ600との間の通信トラフィックが低減されるので、CMP装置とホストコンピュータ600との間の通信負荷を軽減することができる。また、本実施形態によれば、ホストコンピュータ600がプロセスデータを受信するための負荷が分散される。また、本実施形態によれば、プロセスが複数ステップで処理される場合、各ステップが終了した早い時点でのCMP装置の状態がホストコンピュータ600へ送信される。より早い段階でプロセスデータを報告することにより、ホストコンピュータ600が報告データを早く確認することが可能になる。また、本実施形態によれば、従来複数ステップ分定義していた報告データを、1ステップ分定義するだけでよいので、報告データのデータ量を削減することができる。例えば、本実施形態では、複数のステップのうち実際に実行されたステップについてのみ、このステップの実行が終了するたびに、このステップに関するプロセスデータをホストコンピュータ600へ送信するので、実行されていないステップについてのデータを送る必要がない。その結果、CMP装置(状態報告装置510)とホストコンピュータ600との間の通信トラフィックを軽減することができる。
なお、上記の実施形態は、単位処理が1ステップである場合を示したが、これには限られない。単位処理は、すべてのステップの一部の複数ステップとすることができる。
<膜厚測定器への適用>
上記の説明では、センサ270,370,470によって検出されたプロセスデータをホストコンピュータ600へ報告する例を示したが、これには限られない。上記のプロセスデータの視点を膜厚測定器によって測定される膜厚データに当てはめることができる。
図16は、膜厚測定器によって測定される膜厚データを報告する状態報告装置及びCM
P装置の構成を示す図である。図16に示すように、CMP装置には、CMP装置(研磨ユニット3)によって処理される基板の膜厚を測定する膜厚測定器700が接続される。
<従来技術の膜厚測定データの報告>
図17は、従来技術による膜厚測定データの報告の概略を示す図である。図17に示すように、CMP装置は、膜厚測定器700へ測定開始要求を出力する。膜厚測定器700は、測定開始要求を受信したら、基板の膜厚測定を開始する。
例えば、測定ポイントが200箇所設定されていたとしたら、膜厚測定器700は、測定ポイント1〜測定ポイント200の基板の膜厚を順次測定する。膜厚測定器700は、すべての測定ポイントにおける基板の膜厚の測定を終了したら、200箇所分の測定結果をCMP装置へ送信する。CMP装置は、膜厚測定器700から送信された測定結果を受信したら、受信した測定結果をホストコンピュータ600へ送信する。
従来技術の膜厚測定データの報告によれば、複数箇所の測定ポイントの測定結果が、まとめてホストコンピュータ600へ送信される。そのため、CMP装置とホストコンピュータ600との間の通信トラフィックがあるタイミングで集中的に増加し、その結果、CMP装置とホストコンピュータ600との間の通信負荷が増大していた。
<本実施形態の膜厚測定データの報告>
図18は、本実施形態による膜厚測定データの報告の概略を示す図である。図18に示すように、CMP装置は、膜厚測定器700へ測定開始要求を出力する。膜厚測定器700は、測定開始要求を受信したら、基板の膜厚測定を開始する。
例えば、測定ポイントが200箇所設定されていたとしたら、膜厚測定器700は、測定ポイント1〜測定ポイント200の基板の膜厚を順次測定する。膜厚測定器700は、各測定ポイントにおける膜厚測定が終了するたびに、測定結果をCMP装置へ送信する。
収集部512は、CMP装置によって処理された基板の膜厚を測定する膜厚測定器から出力される測定結果を収集する。具体的には、収集部512は、複数の測定ポイントのうちの一部(例えば、1つの測定ポイント)の膜厚の測定が終了するたびに、一部の膜厚の測定結果を収集する。また、収集部512が収集する測定結果には、どの測定ポイントの膜厚データであるかを識別するために測定ポイント番号と、その測定ポイントにおける膜厚データ(単位膜厚データ)と、が含まれる。
収集部512は、測定ポイントごとの測定結果の収集を繰り返す。通信部514は、複数の測定ポイントのうちの一部の膜厚の測定が終了するたびに、一部の膜厚の測定に対応して収集部512によって収集された単位測定結果を、一部の膜厚の測定に関する膜厚データとして管理装置(ホストコンピュータ600)へ送信する。
本実施形態によれば、例えば測定ポイント単位で膜厚データが送信されるので、CMP装置(状態報告装置510)とホストコンピュータ600との間の通信トラフィックが分散される。その結果、CMP装置とホストコンピュータ600との間の通信トラフィックが低減されるので、CMP装置とホストコンピュータ600との間の通信負荷を軽減することができる。また、本実施形態によれば、ホストコンピュータ600がプロセスデータを受信するための負荷が分散される。また、本実施形態によれば、各測定ポイントにおける測定が終了した早い時点での基板の膜厚データがホストコンピュータ600へ送信される。より早い段階で膜厚データを報告することにより、ホストコンピュータ600が膜厚データを早く確認することが可能になる。また、従来の方法では、イベントリンクした測定ポイント数分しか報告できなかったが、本実施形態によれば、測定ポイント単位で送信
されるので、報告可能な測定ポイント数の上限が無くなる。
2 ロード/アンロードユニット
3 研磨ユニット
4 洗浄ユニット
5 制御装置
270,370,470 センサ
510 状態報告装置
512 収集部
514 通信部
520 操作部
530 記憶部
540 制御部
600 ホストコンピュータ
610 処理レシピ
700 膜厚測定器

Claims (9)

  1. 基板処理装置に含まれる複数の処理ユニットそれぞれについて、基板処理に関するプロセスを実行した際に前記処理ユニットに設けられたセンサによって検出されたプロセスデータを収集する収集部と、
    前記収集部によって収集されたプロセスデータを前記基板処理装置の管理装置へ送信する通信部と、を備え、
    前記プロセスは、複数の単位処理を含んでおり、
    前記通信部は、前記単位処理の実行が終了するたびに、前記単位処理の実行に対応して前記収集部によって収集された単位プロセスデータを、前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、
    ことを特徴とする状態報告装置。
  2. 請求項1の状態報告装置において、
    前記通信部は、前記単位処理の実行が終了するたびに、前記単位プロセスデータと、前記単位処理を識別するための識別子と、を前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、
    ことを特徴とする状態報告装置。
  3. 請求項2の状態報告装置において、
    前記複数の単位処理に対して共通の送信フォーマットが設定されており、
    前記通信部は、前記単位処理の実行が終了するたびに、前記送信フォーマットを利用して、前記単位プロセスデータと、前記単位処理を識別するための識別子と、を前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、
    ことを特徴とする状態報告装置。
  4. 請求項3の状態報告装置において、
    前記通信部は、前記複数の単位処理のうち実行された単位処理について、該単位処理の実行が終了するたびに、前記送信フォーマットを利用して、前記単位プロセスデータと、前記単位処理を識別するための識別子と、を前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、
    ことを特徴とする状態報告装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の状態報告装置において、
    前記複数の単位処理は、前記処理ユニットにおいて同一の処理内容を異なるパラメータに基づいて実行する複数のステップである、
    ことを特徴とする状態報告装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の状態報告装置において、
    前記収集部は、前記基板処理装置によって処理された基板の膜厚を測定する膜厚測定器から出力される測定結果を収集し、
    前記膜厚の測定は、前記基板の複数の測定ポイントにおける膜厚の測定を含んでおり、
    前記通信部は、前記複数の測定ポイントのうちの一部の膜厚の測定が終了するたびに、前記一部の膜厚の測定に対応して前記収集部によって収集された単位測定結果を、前記一部の膜厚の測定に関する膜厚データとして前記管理装置へ送信する、
    ことを特徴とする状態報告装置。
  7. 複数の処理ユニットと、
    前記複数の処理ユニットに実行させるプロセスのレシピを入力するための操作部と、
    前記操作部を介して入力されたレシピを記憶するための記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたレシピに基づいて前記複数の処理ユニットに前記プロセスを実行させる制御部と、
    請求項1〜6のいずれか1項の状態報告装置と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  8. 請求項7の基板処理装置において、
    前記複数の処理ユニットは、
    基板の研磨処理を行うための研磨ユニットと、
    前記基板の洗浄処理及び乾燥処理を行うための洗浄ユニットと、
    前記研磨ユニットへ基板を受け渡すとともに前記洗浄ユニットによって洗浄処理及び乾燥処理された基板を受け取るロード/アンロードユニットと、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  9. 基板処理装置に含まれる複数の処理ユニットそれぞれについて、基板処理に関するプロセスを実行した際に前記処理ユニットに設けられたセンサによって検出されたプロセスデータを収集する収集ステップと、
    前記収集部によって収集されたプロセスデータを前記基板処理装置の管理装置へ送信する通信ステップと、を備え、
    前記プロセスは、複数の単位処理を含んでおり、
    前記通信ステップは、前記単位処理の実行が終了するたびに、前記単位処理の実行に対応して前記収集部によって収集された単位プロセスデータを、前記単位処理に関するプロセスデータとして前記管理装置へ送信する、
    ことを特徴とする状態報告方法。
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