JP2018195761A - 基板処理装置の管理方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

基板処理装置の管理方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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佑輔 黒木
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健 美奈川
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直樹 豊村
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Abstract

【課題】自動で設定値を変更することができる基板処理装置の管理方法を提供する。【解決手段】基板処理装置100の管理方法は、基板処理装置100の動作を制御するための現在の設定値と、基板処理装置の仕様を変更するための指示値と、基板処理装置100に予め入力されている初期設定値とに基づいて、少なくとも1つの設定項目において新たな設定値を決定し、決定された新たな設定値を基板処理装置100に入力する工程を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、ウェーハなどの基板の研磨装置またはめっき装置などの基板処理装置の管理方法に関する。また、本発明は、基板処理装置の管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
半導体デバイスは、研磨装置やめっき装置などの基板処理装置を用いて製造される。例えば、化学機械研磨装置(CMP装置)は、ウェーハの表面を構成する金属膜および/または絶縁膜を研磨するために使用される。具体的には、研磨テーブルを回転させ、かつ研磨テーブル上の研磨パッドの表面にスラリーを供給しながら、研磨ヘッドでウェーハを研磨パッドに摺接させる。ウェーハの表面は、スラリーの化学的作用とスラリーに含まれる砥粒の機械的作用とにより研磨される。
基板処理装置の動作は、当該装置を構成する各機器の設定値に基づいて管理される。例えば、CMP装置の動作を管理するための設定値には、研磨ヘッドがウェーハを保持するときの力の上限値、ウェーハを洗浄するときのウェーハの回転速度の下限値などが含まれる。これらの設定値は、予めCMP装置の動作コントローラに入力される。そして、ウェーハの洗浄時にウェーハの回転速度が予め設定された下限値を下回ると、CMP装置は警報を発する。
このような設定値は、基板処理装置1台当たりに多数存在する。特に、CMP装置は研磨部、洗浄部、乾燥部を備えた複合処理装置であるので、CMP装置の設定値は数千個にも及ぶ。基板処理装置においては、基板の設計変更や顧客要求などにより基板処理装置の仕様を変更する必要が生じる。このような場合は、仕様を変更するために、基板処理装置の設定値を変更する必要がある。
特開2006−93615号公報 特表2010−505209号公報 特許第4490634号公報
しかしながら、従来は、変更する設定値を手動で入力し、その後設定値が正しく変更されているか否かを確認しなければならない。このような手動による作業は、入力ミスを伴うことがあり、かつ入力作業にも長時間を要していた。
そこで、本発明は、自動で設定値を変更することができる基板処理装置の管理方法を提供することを目的とする。また、本発明は、基板処理装置の管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、基板処理装置の動作を制御するための現在の設定値と、前記基板処理装置の仕様を変更するための指示値と、前記基板処理装置に予め入力されている初期設定値とに基づいて、少なくとも1つの設定項目において新たな設定値を決定し、前記決定された新たな設定値を前記基板処理装置に入力することを特徴とする基板処理装置の管理方法である。
本発明の好ましい態様は、前記現在の設定値または前記指示値のいずれかが存在する設定項目においては、前記初期設定値は、前記現在の設定値または前記指示値のいずれかに置き換えられることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記現在の設定値、前記指示値、および前記初期設定値は、前記基板処理装置の構成を特定するための設計コードに属する設定値、顧客から要求された前記基板処理装置の仕様を反映するための顧客コードに属する設定値、および前記基板処理装置を正常に運転するために必要な運転コードに属する設定値に分類されることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記現在の設定値および前記指示値の両方が存在する設定項目においては、前記初期設定値は、所定の優先順位に従って前記現在の設定値または前記指示値のいずれかに置き換えられ、前記所定の優先順序は、前記顧客コードに属する設定値、前記設計コードに属する設定値、前記運転コードに属する設定値の順であることを特徴とする。
本発明の一態様は、基板処理装置の動作を制御するための現在の設定値と、前記基板処理装置の仕様を変更するための指示値と、前記基板処理装置に予め入力されている初期設定値を読み込むステップと、前記現在の設定値と、前記指示値と、前記初期設定値とに基づいて、少なくとも1つの設定項目において新たな設定値を決定するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明の好ましい態様は、前記新たな設定値を決定するステップにおいて、前記現在の設定値または前記指示値のいずれかが存在する設定項目においては、前記初期設定値は、前記現在の設定値または前記指示値のいずれかに置き換えられることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記現在の設定値、前記指示値、および前記初期設定値は、前記基板処理装置の構成を特定するための設計コードに属する設定値、顧客から要求された前記基板処理装置の仕様を反映するための顧客コードに属する設定値、および前記基板処理装置を正常に運転するために必要な運転コードに属する設定値に分類されることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記新たな設定値を決定するステップにおいて、前記現在の設定値および前記指示値の両方が存在する設定項目においては、前記初期設定値は、所定の優先順位に従って前記現在の設定値または前記指示値のいずれかに置き換えられ、前記所定の優先順序は、前記顧客コードに属する設定値、前記設計コードに属する設定値、前記運転コードに属する設定値の順であることを特徴とする。
本発明によれば、基板処理装置の設定値は、現在の設定値、指示値、および初期設定値の3つの要素に基づいて自動で決定されるので、手動による設定値の入力が不要になる。その結果、作業時間が大幅に短縮でき、かつ入力ミスが大幅に削減できる。
基板処理装置の一実施形態を示す模式図である。 第1研磨ユニットを模式的に示す斜視図である。 図2に示す研磨ヘッドを示す断面図である。 基板処理装置の管理システムを示す模式図である。 マスターデータの一例を示す図である。 基板処理装置の動作を制御するための現在の設定値と、基板処理装置の仕様を変更するための指示値と、基板処理装置に予め入力されている初期設定値の一例を示す図である。 現在の設定値、指示値、および初期設定値に基づいて、情報管理コンピュータによって決定された新たな設定値を含むマスターデータを示す図である。 情報管理コンピュータの構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、ウェーハなどの基板を研磨し、研磨された基板を洗浄し、洗浄された基板を乾燥するための基板処理装置100の一実施形態の概略図である。本実施形態の基板処理装置100は、CMP(化学機械研磨)装置と呼ばれる。図1に示すように、この基板処理装置100は、略矩形状のハウジング1を備えており、ハウジング1の内部は隔壁1a,1bによってロード/アンロード部2と研磨部3と洗浄部4とに区画されている。基板処理装置100は、基板処理動作を制御する動作制御部5を有している。
ロード/アンロード部2は、多数の基板(例えばウェーハ)を収納する基板カセットが載置されるロードポート20を備えている。ロード/アンロード部2には、ロードポート20の並びに沿ってレール機構21が敷設されており、このレール機構21上に基板カセットの配列方向に沿って移動可能な搬送ロボット(ローダー)22が設置されている。搬送ロボット22はレール機構21上を移動することによって、ロードポート20に搭載された基板カセットにアクセスできるようになっている。さらに搬送ロボット22は上昇および下降ができるように構成されている。
研磨部3は、複数の基板を並列に研磨することができる複数の研磨ユニットを有する。本実施形態の研磨部3は、第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、第4研磨ユニット3Dを備えている。ただし、研磨ユニットの数は本実施形態に限定されない。
図1に示すように、第1研磨ユニット3Aは、研磨面を有する研磨パッド10が取り付けられた第1研磨テーブル30Aと、基板を研磨テーブル30A上の研磨パッド10に押圧し、研磨するための第1研磨ヘッド31Aと、研磨パッド10に研磨液(例えばスラリー)やドレッシング液(例えば、純水)を供給するための第1液体供給ノズル32Aと、研磨パッド10の研磨面のドレッシングを行うための第1ドレッサ33Aと、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体を霧状にして研磨パッド10の研磨面に噴射する第1アトマイザ34Aを備えている。
同様に、第2研磨ユニット3Bは、研磨パッド10が取り付けられた第2研磨テーブル30Bと、第2研磨ヘッド31Bと、第2液体供給ノズル32Bと、第2ドレッサ33Bと、第2アトマイザ34Bとを備えており、第3研磨ユニット3Cは、研磨パッド10が取り付けられた第3研磨テーブル30Cと、第3研磨ヘッド31Cと、第3液体供給ノズル32Cと、第3ドレッサ33Cと、第3アトマイザ34Cとを備えており、第4研磨ユニット3Dは、研磨パッド10が取り付けられた第4研磨テーブル30Dと、第4研磨ヘッド31Dと、第4液体供給ノズル32Dと、第4ドレッサ33Dと、第4アトマイザ34Dとを備えている。
第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、および第4研磨ユニット3Dは、同一の構成を有している。以下、第1研磨ユニット3Aについて図2を参照して説明する。図2は、第1研磨ユニット3Aを模式的に示す斜視図である。なお、図2において、ドレッサ33Aおよびアトマイザ34Aは省略されている。
研磨テーブル30Aは、テーブル軸30aを介してその下方に配置されるテーブルモータ19に連結されており、このテーブルモータ19により研磨テーブル30Aが矢印で示す方向に回転されるようになっている。この研磨テーブル30Aの上面には研磨パッド10が貼付されており、研磨パッド10の上面が基板Wを研磨する研磨面10aを構成している。研磨ヘッド31Aはヘッドシャフト16Aの下端に連結されている。研磨ヘッド31Aは、真空吸引によりその下面に基板Wを保持できるように構成されている。
ヘッドシャフト16Aは、ヘッドアーム35Aに回転自在に支持されている。ヘッドアーム35Aには、ヘッドシャフト16Aおよび研磨ヘッド31Aをその軸心を中心に回転させるためのヘッドモータ37Aが固定されている。ヘッドシャフト16Aは、ヘッドモータ37Aの回転軸に直接または動力伝達機構(例えば、ベルトおよびプーリなど)を介して連結されている。
ヘッドアーム35A内には、研磨ヘッド31Aおよびヘッドアーム35Aの全体を旋回シャフト38Aを中心に旋回させるための旋回モータ39Aが配置されている。旋回モータ39Aは旋回シャフト38Aに連結されている。旋回モータ39Aを駆動させることにより、研磨ヘッド31Aは図2に示す研磨位置と、研磨テーブル30Aの外側にある搬送位置(後述する)との間を移動することができる。さらに、ヘッドシャフト16Aおよび研磨ヘッド31Aは、ヘッドアーム35A内に配置された上下動機構(図示せず)により上下動されるように構成されている。
基板Wの研磨は次のようにして行われる。研磨ヘッド31Aおよび研磨テーブル30Aをそれぞれ矢印で示す方向に回転させ、液体供給ノズル32Aから研磨パッド10上に研磨液(スラリー)を供給する。この状態で、研磨ヘッド31Aは、基板Wを研磨パッド10の研磨面10aに押し付ける。基板Wの表面は、研磨液の化学的作用と研磨液に含まれる砥粒の機械的作用により研磨される。研磨終了後は、図1に示すドレッサ33Aによる研磨面10aのドレッシング(コンディショニング)が行われ、さらに図1に示すアトマイザ34Aから高圧の流体が研磨面10aに供給されて、研磨面10aに残留する研磨屑およびスラリーが除去される。
図3は、研磨ヘッド31Aを示す断面図である。研磨ヘッド31Aは、円板状のキャリヤ41と、キャリヤ41の下に複数の圧力室D1,D2,D3,D4を形成する円形の柔軟な弾性膜(メンブレン)43と、弾性膜43を囲むように配置され、研磨パッド10の研磨面10aを押し付けるリテーナリング45とを備えている。圧力室D1,D2,D3,D4は弾性膜43とキャリヤ41の下面との間に形成されている。キャリヤ41は、ヘッドシャフト16Aの下端に固定されている。
弾性膜43は、複数の環状の仕切り壁43aを有しており、圧力室D1,D2,D3,D4はこれら仕切り壁43aによって互いに仕切られている。中央の圧力室D1は円形であり、他の圧力室D2,D3,D4は環状である。これらの圧力室D1,D2,D3,D4は、同心円状に配列されている。圧力室の数は特に限定されず、研磨ヘッド31Aは4つよりも多い圧力室を備えてもよい。
圧力室D1,D2,D3,D4は、流体ラインG1,G2,G3,G4に接続されており、加圧流体(例えば加圧空気)が流体ラインG1,G2,G3,G4を通じて圧力室D1,D2,D3,D4内に供給されるようになっている。流体ラインG1,G2,G3,G4には、圧力レギュレータR1,R2,R3,R4がそれぞれ取り付けられている。圧力レギュレータR1,R2,R3,R4は、圧力室D1,D2,D3,D4内の加圧流体の圧力を独立に調節することが可能である。これにより、研磨ヘッド31Aは、基板Wの対応する4つの領域、すなわち、中央部、内側中間部、外側中間部、および周縁部を同じ研磨荷重または異なる研磨荷重で研磨することができる。研磨ヘッド31Aから基板をリリースするときは、圧力室D1,D2,D3,D4のうちのいずれか1つまたは複数に加圧流体(例えば加圧空気)が供給される。
リテーナリング45とキャリヤ41との間には、環状の弾性膜46が配置されている。この弾性膜46の内部には環状の圧力室D5が形成されている。この圧力室D5は、流体ラインG5に接続されており、加圧流体(例えば加圧空気)が流体ラインG5を通じて圧力室D5内に供給されるようになっている。流体ラインG5には、圧力レギュレータR5が取り付けられている。圧力室D5内の加圧流体の圧力は、圧力レギュレータR5によって調節される。圧力室D5内の圧力はリテーナリング45に加わり、リテーナリング45は弾性膜(メンブレン)43とは独立して研磨パッド10の研磨面10aを直接押圧することができる。
基板Wの研磨中、弾性膜43は基板Wを研磨パッド10の研磨面10aに対して押し付けながら、リテーナリング45は基板Wの周囲で研磨パッド10の研磨面10aを押し付ける。図示しないが、研磨ヘッド31B〜31Dも上述した研磨ヘッド31Aと同じ構成を有している。
図1に戻り、第1研磨ユニット3Aおよび第2研磨ユニット3Bに隣接して、第1リニアトランスポータ6が配置されている。この第1リニアトランスポータ6は、4つの搬送位置(第1搬送位置TP1、第2搬送位置TP2、第3搬送位置TP3、第4搬送位置TP4)の間で基板を搬送する搬送ロボットである。また、第3研磨ユニット3Cおよび第4研磨ユニット3Dに隣接して、第2リニアトランスポータ7が配置されている。この第2リニアトランスポータ7は、3つの搬送位置(第5搬送位置TP5、第6搬送位置TP6、第7搬送位置TP7)の間で基板を搬送する搬送ロボットである。
基板は、第1リニアトランスポータ6によって第1研磨ユニット3Aおよび/または第2研磨ユニット3Bに搬送される。第1研磨ユニット3Aの研磨ヘッド31Aは、そのスイング動作により研磨テーブル30Aの上方位置と第2搬送位置TP2との間を移動する。したがって、研磨ヘッド31Aと第1リニアトランスポータ6との間での基板の受け渡しは第2搬送位置TP2で行われる。
同様に、第2研磨ユニット3Bの研磨ヘッド31Bは研磨テーブル30Bの上方位置と第3搬送位置TP3との間を移動し、研磨ヘッド31Bと第1リニアトランスポータ6との間での基板の受け渡しは第3搬送位置TP3で行われる。第3研磨ユニット3Cの研磨ヘッド31Cは研磨テーブル30Cの上方位置と第6搬送位置TP6との間を移動し、研磨ヘッド31Cと第2リニアトランスポータ7との間での基板の受け渡しは第6搬送位置TP6で行われる。第4研磨ユニット3Dの研磨ヘッド31Dは研磨テーブル30Dの上方位置と第7搬送位置TP7との間を移動し、研磨ヘッド31Dと第2リニアトランスポータ7との間での基板の受け渡しは第7搬送位置TP7で行われる。
第1搬送位置TP1には、搬送ロボット22から基板を受け取るためのリフタ11が配置されている。リフタ11は搬送ロボット22と第1リニアトランスポータ6との間に配置されている。基板はこのリフタ11を介して搬送ロボット22から第1リニアトランスポータ6に渡される。リフタ11と搬送ロボット22との間に位置して、シャッタ(図示せず)が隔壁1aに設けられており、基板の搬送時にはシャッタが開かれて搬送ロボット22からリフタ11に基板が渡されるようになっている。
第1リニアトランスポータ6と、第2リニアトランスポータ7と、洗浄部4との間にはスイングトランスポータ12が配置されている。第1リニアトランスポータ6から第2リニアトランスポータ7への基板の搬送は、スイングトランスポータ12によって行われる。基板は、第2リニアトランスポータ7によって第3研磨ユニット3Cおよび/または第4研磨ユニット3Dに搬送される。
スイングトランスポータ12の側方には、図示しないフレームに設置された基板の仮置きステージ72が配置されている。この仮置きステージ72は、図1に示すように、第1リニアトランスポータ6に隣接して配置されており、第1リニアトランスポータ6と洗浄部4との間に位置している。スイングトランスポータ12は、第4搬送位置TP4、第5搬送位置TP5、および仮置きステージ72の間で基板を搬送する。スイングトランスポータ12および仮置きステージ72は、研磨部3内に配置されている。
洗浄部4は、研磨された基板を洗浄する第1洗浄ユニット73および第2洗浄ユニット74と、洗浄された基板を乾燥する乾燥ユニット75を備えている。洗浄部4は、基板を搬送するための第1搬送ロボット77および第2搬送ロボット78をさらに備えている。仮置きステージ72に載置された基板は、第1搬送ロボット77によって洗浄部4内に搬入される。第1搬送ロボット77は、第1洗浄ユニット73と第2洗浄ユニット74との間に配置されている。第1搬送ロボット77は、基板を仮置きステージ72から第1洗浄ユニット73に搬送するように動作する。第2搬送ロボット78は、第2洗浄ユニット74と乾燥ユニット75との間に配置されている。第2搬送ロボット78は、基板を第2洗浄ユニット74から乾燥ユニット75に搬送するように動作する。
本実施形態では、第1洗浄ユニット73および第2洗浄ユニット74は、ロールスポンジ型の洗浄機である。ロールスポンジ型の洗浄機は、基板を回転させながら、かつ基板の上方および下方に配置された2つのロールスポンジを回転させながら、2つのロールスポンジを基板の上面および下面に接触させるように構成されている。基板の洗浄中は、基板の上面および下面には洗浄液が供給される。
一実施形態では、第1洗浄ユニット73または第2洗浄ユニット74は、ペンスポンジ型の洗浄機であってもよい。ペンスポンジ型の洗浄機は、基板を回転させながら、かつペン型スポンジを回転させながら、ペン型スポンジを基板の上面に接触させ、さらにペン型スポンジを基板の半径方向に移動させるように構成されている。基板の洗浄中は、基板の上面には洗浄液が供給される。
乾燥ユニット75は、純水ノズルおよびIPAノズルを基板の半径方向に移動させながら、純水ノズルおよびIPAノズルから純水とIPA蒸気(イソプロピルアルコールとN2ガスとの混合物)を基板の上面に供給することで基板を乾燥させるIPAタイプの乾燥機である。乾燥ユニット75は、他のタイプの乾燥機であってもよい。例えば、基板を高速で回転させるスピンドライタイプの乾燥機を使用することもできる。
次に、図1を参照して基板処理装置100の動作の一例について説明する。搬送ロボット22は、基板カセットから基板を取り出してリフタ11に渡す。第1リニアトランスポータ6はリフタ11から基板を取り出し、基板は第1リニアトランスポータ6および/または第2リニアトランスポータ7を経由して研磨ユニット3A〜3Dのうちの少なくとも1つに搬送される。基板は、研磨ユニット3A〜3Dのうちの少なくとも1つで研磨される。
研磨された基板は、第1リニアトランスポータ6または第2リニアトランスポータ7、スイングトランスポータ12、第1搬送ロボット77を経由して第1洗浄ユニット73および第2洗浄ユニット74に搬送され、研磨された基板はこれら第1洗浄ユニット73および第2洗浄ユニット74によって順次洗浄される。さらに、洗浄された基板は搬送ロボット78によって乾燥ユニット75に搬送され、ここで洗浄された基板が乾燥される。
乾燥された基板は、搬送ロボット22によって乾燥ユニット75から取り出され、ロードポート20上の基板カセットに戻される。このようにして、研磨、洗浄、および乾燥を含む一連の処理が基板に対して行われる。
次に、上述した基板処理装置100の管理システムについて説明する。図4に示すように、本実施形態では、基板処理装置100の管理システムは、生産管理コンピュータ(通称PLM)103、ユーザーコンピュータ105、および情報管理コンピュータ(通称TiMS)107によって実行される。生産管理コンピュータ103、ユーザーコンピュータ105、および情報管理コンピュータ107は、ネットワーク108によって互いにリンクされている。
生産管理コンピュータ(PLM)103は、基板処理装置100を設計するために用いられるコンピュータである。具体的には、細分化された設計項目ごとに予め定義された設計コードとその設計コードの設定値を生産管理コンピュータ103に入力すると、生産管理コンピュータ103は基板処理装置100の設計図を自動で、およびユーザーの操作により、生成するように構成されている。ユーザーコンピュータ105は、汎用のコンピュータである。情報管理コンピュータ(TiMS)107は、基板処理装置100を管理するためのマスターデータと呼ばれる基板処理装置100の管理データを保存し、かつ後述するように、マスターデータ内の設定値を自動で決定するために用いられるコンピュータである。マスターデータを含む各種データは、USBメモリーなどの記録媒体109を介して、基板処理装置100と、ユーザーコンピュータ105および情報管理コンピュータ107との間で移動される。
マスターデータはユーザーコンピュータ105を使用して作成され、情報管理コンピュータ(TiMS)107に保存される。図5は、マスターデータの一例を示す図である。マスターデータは、基板処理装置100の設定項目、設定項目のコード種類、設定項目の詳細を特定するための設定値を含む一覧表である。設定項目には、研磨部3および洗浄部4の具体的な構成や、研磨部3および洗浄部4の各動作の限界値が挙げられる。例えば、設定項目は、研磨ヘッド31Aの圧力室(図3の符号D1〜D4参照)の数、研磨ヘッド31Aが基板を保持するときに圧力室に形成する負圧の下限値、基板の研磨中の研磨テーブル30Aの回転速度の上限値および下限値、基板を洗浄するときの基板の回転速度の下限値などである。
設定項目のコード種類は、設計コード、顧客コード、および運転コードである。設定項目は、設計コードに属する設定項目、顧客コードに属する設定項目、および運転コードに属する設定項目に分類される。設計コードは、基板処理装置100の構成を特定するためのコードである。例えば、基板処理装置100の研磨ヘッド31Aの圧力室の数、ロードポート20の数、第1洗浄ユニット73および第2洗浄ユニット74の種類(ロールスポンジタイプかまたはペンスポンジタイプ)は、設計コードに属する。この設計コードに属する設定項目は、基板処理装置100の設計段階で決定される。すなわち、基板処理装置100の具体的な構成は、設計コードに属する設定項目に入力された設定値に従って決定される。
顧客コードは、顧客から要求された基板処理装置100の仕様を反映するためのコードである。この顧客コードに属する設定項目は、基板処理装置100のメーカーから推奨される設定値に対して顧客からの要求に従ってカスタマイズされる項目である。例えば、基板を研磨ヘッド31Aで保持するときの外側圧力室C4(図3参照)内の圧力を大気圧とすることが推奨されている場合に、外側圧力室C4に真空圧を形成するように顧客からのリクエストがあった場合は、外側圧力室C4の設定項目は、顧客コードに指定され、設定項目には「真空圧」と入力される。
運転コードは、基板処理装置100の設計には直接関係しないが、基板処理装置100を正常に運転するためには必要なコードである。例えば、研磨ヘッド31Aから基板をリリースするときの加圧気体の供給時間の上限値および下限値である。
図1から分かるように、基板処理装置100は、研磨ヘッド31A〜31D、ドレッサ33A〜33D、アトマイザ34A〜34D、第1洗浄ユニット73、第2洗浄ユニット74、乾燥ユニット75を含む複合処理装置である。マスターデータを作成するに際し、上述した設定値およびコード種類は、1つの共通のデータシートに出力される。このデータシートは、規格化されたファイル形式に従って作成される。例えば、データシートのファイル形式は、CSV(Comma-Separated Values)形式である。
従来、マスターデータの作成は、基板処理装置100の機器ごとに異なるファイル形式の複数の帳票が作成され、これらの帳票を作業員が手入力で1つのマスターデータに統合していた。このため、マスターデータの作成には、多大な時間がかかっていた。これに対し、上述した本実施形態によれば、1つの共通のデータシートのみが使用されるので、複数の帳票を統合する作業が不要であり、大幅な時間削減を達成することが可能である。
本実施形態では、マスターデータは、ユーザーコンピュータ105を用いて行われる。作成されたマスターデータは、ユーザーコンピュータ105から情報管理コンピュータ107(通称TiMS)に送信され、情報管理コンピュータ107に保存される。一方、基板処理装置100の設計は、生産管理コンピュータ103(通称PLM)を用いて行われる。基板処理装置100の構成を特定するための上述した設計コードは、生産管理コンピュータ103に入力される。生産管理コンピュータ103は、各設定項目に入力された設計コードの設定値に基づいて基板処理装置100の構成を特定する。例えば、設定項目が研磨ヘッド31Aの圧力室の数であって、設定値が4である場合は、4つの圧力室を有する研磨ヘッド31Aが基板処理装置100に搭載される。
基板処理装置100の既存の仕様を変更したい場合、または新規の仕様を基板処理装置100に追加したい場合は、基板処理装置100の設定値を変更する必要がある。設定値の変更は、情報管理コンピュータ107(TiMS)を用いて行われる。以下、設定値の変更について説明する。
設定値の変更は、基板処理装置100の動作を制御するための現在の設定値と、基板処理装置100の仕様を変更するための指示値と、基板処理装置100に予め入力されている初期設定値の3つの要素に基づいて、情報管理コンピュータ107によって行われる。現在の設定値、指示値、および初期設定値は、設計コードに属する設定値、顧客コードに属する設定値、および運転コードに属する設定値に分類される。
図6は、基板処理装置100の動作を制御するための現在の設定値と、基板処理装置100の仕様を変更するための指示値と、基板処理装置100に既に入力されている初期設定値の一例を示す図である。
現在の設定値は、情報管理コンピュータ107に予め保存されているマスターデータに含まれる設定値である。上述したように、マスターデータはユーザーコンピュータ105によって作成され、ユーザーコンピュータ105から情報管理コンピュータ107に送信され、情報管理コンピュータ107に読み込まれる。
指示値は、基板処理装置100の仕様の変更を反映させるための設定値である。この指示値は、ユーザーによってユーザーコンピュータ105を用いて作成される。具体的には、ユーザーコンピュータ105は、生産管理コンピュータ103に保存されている設計コードの設定値を読み込み、ユーザーは、設計コードの設定値に基づいて、一覧データを表計算ソフトを用いて作成する。具体的には、ユーザーは、生産管理コンピュータ103に保存されている設計コードをコピーし、ユーザーコンピュータ105内の上記表計算ソフトのファイルに貼り付ける。さらに、ユーザーは、一覧データ内の設定値を、基板処理装置100の仕様の変更を反映させるための設定値、すなわち指示値に変更する。一実施形態では、生産管理コンピュータ103は、設計コードの設定値をCSV形式のデータに自動で変換し、変換されたデータを生産管理コンピュータ103から情報管理コンピュータ107に自動で送信するようにしてもよい。
加えて、ユーザーは、顧客からの要請に応じて顧客コードに属する設定値である指示値をユーザーコンピュータ105を用いて作成し、および/または必要に応じて運転コードに属する設定値である指示値をユーザーコンピュータ105を用いて作成する。これらの顧客コードに属する設定値(指示値)および運転コードに属する設定値(指示値)は、上述した一覧データに追加される。このようにして作成された指示値を含む一覧データは、条件表と呼ばれる。一覧データは、ユーザーコンピュータ105から情報管理コンピュータ107に送信され、情報管理コンピュータ107に読み込まれる。
上述した初期設定値は、基板処理装置100を動作させるためのソフトウェアに最初に設定されているデフォルト値である。初期設定値は、USBメモリーなどの記録媒体109に記録され、記録媒体109を介して情報管理コンピュータ107に移され、情報管理コンピュータ107に読み込まれる。
情報管理コンピュータ107は、現在の設定値、指示値、および初期設定値に基づいて、少なくとも1つの設定項目において新たな設定値を決定する。より具体的には、現在の設定値または指示値が存在する設定項目においては、情報管理コンピュータ107は、初期設定値を、現在の設定値または指示値のいずれかに置き換える。
図7は、現在の設定値、指示値、および初期設定値に基づいて、情報管理コンピュータ107によって決定された新たな設定値を示すマスターデータである。図6に示す例では、第1ロードポート20(図1参照)の初期設定値は「不使用」であるが、現在の設定値は「使用」である。よって、図7に示すように、情報管理コンピュータ107は、第1ロードポート20の初期設定値である「不使用」を「使用」に置き換える。
現在の設定値および指示値の両方が存在する設定項目においては、情報管理コンピュータ107は、所定の優先順位に従って初期設定値を現在の設定値または指示値のいずれかに置き換える。上記所定の優先順序は、顧客コードに属する設定値、設計コードに属する設定値、運転コードに属する設定値の順である。
図6に示す例では、洗浄開始時間予測の設定項目には、現在の設定値、指示値、および初期設定値が存在する。具体的には、現在の設定値は「無効」であり、指令値は「有効」であり、初期設定値は「無効」である。さらに、洗浄開始時間予測の現在の設定値は「設計コード」に属し、一方で洗浄開始時間予測の指令値は「顧客コード」に属する。上述した優先順序によれば、顧客コードに属する設定値は設計コードに属する設定値に優先する。従って、情報管理コンピュータ107は、洗浄開始時間予測の初期設定値を「有効」に置き換える。
このようにして決定された新たな設定値は、USBメモリーなどの記録媒体109に記録され、記録媒体109を介して基板処理装置100に移され、基板処理装置100の動作制御部5内に入力される。
本実施形態によれば、基板処理装置100の設定値は、現在の設定値、指示値、および初期設定値の3つの要素に基づいて自動で決定されるので、手動による設定値の入力が不要になる。その結果、作業時間が大幅に短縮でき、かつ入力ミスが大幅に削減できる。
図8は、情報管理コンピュータ107の構成を示す模式図である。情報管理コンピュータ107は、プログラムやデータなどが格納される記憶装置110と、記憶装置110に格納されているプログラムに従って演算を行うCPU(中央処理装置)などの処理装置120と、データ、プログラム、および各種情報を記憶装置110に入力するための入力装置130と、処理結果や処理されたデータを出力するための出力装置140と、インターネットなどのネットワークに接続するための通信装置150を備えている。
記憶装置110は、処理装置120がアクセス可能な主記憶装置111と、データおよびプログラムを格納する補助記憶装置112を備えている。主記憶装置111は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)であり、補助記憶装置112は、ハードディスクドライブ(HDD)またはソリッドステートドライブ(SSD)などのストレージ装置である。
入力装置130は、キーボード、マウスを備えており、さらに、記録媒体からデータを読み込むための記録媒体読み込み装置132と、記録媒体が接続される記録媒体ポート134を備えている。記録媒体は、非一時的な有形物であるコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、光ディスク(例えば、CD−ROM、DVD−ROM)や、半導体メモリー(例えば、USBフラッシュドライブ、メモリーカード)である。記録媒体読み込み装置132の例としては、CDドライブ、DVDドライブなどの光学ドライブや、カードリーダーが挙げられる。記録媒体ポート134の例としては、USB端子が挙げられる。記録媒体に記憶されているプログラムおよび/またはデータは、入力装置130を介して動作制御部4に導入され、記憶装置110の補助記憶装置112に格納される。出力装置140は、ディスプレイ装置141、印刷装置142を備えている。
情報管理コンピュータ107は、記憶装置110に電気的に格納されたプログラムに従って動作する。すなわち、情報管理コンピュータ107は、基板処理装置100の動作を制御するための現在の設定値と、基板処理装置100の仕様を変更するための指示値と、基板処理装置100に予め入力されている初期設定値を読み込むステップと、現在の設定値と、指示値と、初期設定値とに基づいて、少なくとも1つの設定項目において新たな設定値を決定するステップを実行する。
これらステップを情報管理コンピュータ107に実行させるためのプログラムは、非一時的な有形物であるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、記録媒体を介して情報管理コンピュータ107に提供される。または、プログラムは、インターネットなどの通信ネットワークを介して情報管理コンピュータ107に提供されてもよい。
上述した実施形態では基板処理装置100はCMP(化学機械研磨)装置であるが、本発明はこの実施形態に限らず、基板をめっきするためのめっき装置や、基板の周縁部を研磨テープなどの研磨具で研磨する研磨装置などの他のタイプの基板処理装置にも適用することができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 ハウジング
2 ロード/アンロード部
3 研磨部
3A,3B,3C,3D 研磨ユニット
4 洗浄部
5 動作制御部
6 第1リニアトランスポータ
7 第2リニアトランスポータ
10 研磨パッド
11 リフタ
12 スイングトランスポータ
16A ヘッドシャフト
19 テーブルモータ
20 ロードポート
21 レール機構
22 搬送ロボット(ローダー)
30A,30B,30C,30D 研磨テーブル
31A,31B,31C,31D 研磨ヘッド
32A,32B,32C,32D 液体供給ノズル
33A,33B,33C,33D ドレッサ
34A,34B,34C,34D アトマイザ
35A ヘッドアーム
37A ヘッドモータ
38A 旋回シャフト
39A 旋回モータ
41 キャリヤ
43 弾性膜
45 リテーナリング
72 仮置きステージ
73 第1洗浄ユニット
74 第2洗浄ユニット
75 乾燥ユニット
77 第1搬送ロボット
78 第2搬送ロボット
100 基板処理装置
103 生産管理コンピュータ
105 ユーザーコンピュータ
107 情報管理コンピュータ
108 ネットワーク
109 記録媒体
D1,D2,D3,D4,D5 圧力室
G1,G2,G3,G4,G5 流体ライン
R1,R2,R3,R4,R5 圧力レギュレータ
W 基板

Claims (8)

  1. 基板処理装置の動作を制御するための現在の設定値と、前記基板処理装置の仕様を変更するための指示値と、前記基板処理装置に予め入力されている初期設定値とに基づいて、少なくとも1つの設定項目において新たな設定値を決定し、
    前記決定された新たな設定値を前記基板処理装置に入力することを特徴とする基板処理装置の管理方法。
  2. 前記現在の設定値または前記指示値のいずれかが存在する設定項目においては、前記初期設定値は、前記現在の設定値または前記指示値のいずれかに置き換えられることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置の管理方法。
  3. 前記現在の設定値、前記指示値、および前記初期設定値は、前記基板処理装置の構成を特定するための設計コードに属する設定値、顧客から要求された前記基板処理装置の仕様を反映するための顧客コードに属する設定値、および前記基板処理装置を正常に運転するために必要な運転コードに属する設定値に分類されることを特徴とする請求項2に記載の基板処理装置の管理方法。
  4. 前記現在の設定値および前記指示値の両方が存在する設定項目においては、前記初期設定値は、所定の優先順位に従って前記現在の設定値または前記指示値のいずれかに置き換えられ、
    前記所定の優先順序は、前記顧客コードに属する設定値、前記設計コードに属する設定値、前記運転コードに属する設定値の順であることを特徴とする請求項3に記載の基板処理装置の管理方法。
  5. 基板処理装置の動作を制御するための現在の設定値と、前記基板処理装置の仕様を変更するための指示値と、前記基板処理装置に予め入力されている初期設定値を読み込むステップと、
    前記現在の設定値と、前記指示値と、前記初期設定値とに基づいて、少なくとも1つの設定項目において新たな設定値を決定するステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 前記新たな設定値を決定するステップにおいて、前記現在の設定値または前記指示値のいずれかが存在する設定項目においては、前記初期設定値は、前記現在の設定値または前記指示値のいずれかに置き換えられることを特徴とする請求項5に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 前記現在の設定値、前記指示値、および前記初期設定値は、前記基板処理装置の構成を特定するための設計コードに属する設定値、顧客から要求された前記基板処理装置の仕様を反映するための顧客コードに属する設定値、および前記基板処理装置を正常に運転するために必要な運転コードに属する設定値に分類されることを特徴とする請求項6に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 前記新たな設定値を決定するステップにおいて、前記現在の設定値および前記指示値の両方が存在する設定項目においては、前記初期設定値は、所定の優先順位に従って前記現在の設定値または前記指示値のいずれかに置き換えられ、
    前記所定の優先順序は、前記顧客コードに属する設定値、前記設計コードに属する設定値、前記運転コードに属する設定値の順であることを特徴とする請求項7に記載の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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