JP2018186203A - 基板処理方法 - Google Patents

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Hiroyuki Shinozaki
弘行 篠崎
曽布川 拓司
Takuji Sofugawa
拓司 曽布川
学 辻村
Manabu Tsujimura
学 辻村
桂介 坂田
Keisuke Sakata
桂介 坂田
和也 大津
Kazuya Otsu
和也 大津
昌幸 金平
Masayuki Kanehira
昌幸 金平
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Abstract

【課題】基板処理装置のピーク電力を削減することができる基板処理方法を提供する。
【解決手段】基板処理方法は、研磨レシピから予想研磨時間を算出し、洗浄レシピから予想洗浄時間を算出し、予想研磨時間を研磨部内の研磨ユニットの数で割り算して研磨スループット指標値を算出し、予想洗浄時間を洗浄部内の洗浄レーンの数で割り算して洗浄スループット指標値を算出し、研磨スループット指標値が洗浄スループット指標値よりも大きい場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、洗浄スループット指標値が研磨スループット指標値よりも大きい場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ウェーハなどの基板を処理する方法に関し、特に基板処理装置のピーク電力を削減するための方法に関する。
基板処理装置は、複数の基板を研磨し、洗浄し、さらに乾燥させることができる複合処理装置である。この基板処理装置は、1枚の基板の処理を完了させるまでにある程度の電力を消費する。特に、複数の基板を同時に処理しているときには、処理負荷が重なるために、ピーク電力が増大する。
図16は、基板処理装置の電力需要を示すグラフである。図16において、縦軸は基板処理装置で消費される電力[W]を表し、横軸は時間[秒]を表している。複数の基板は、基板処理装置の研磨部に順次搬入され、順次研磨される。さらに研磨された基板は基板処理装置の洗浄部に順次搬入され、順次洗浄および乾燥される。図16に示すグラフから分かるように、基板の処理動作に従って、基板処理装置の電力需要は周期的に変動する。特に、最大枚数の基板が処理されているとき、ピーク電力は大きくなる。
特開平9−56068号公報
そこで、本発明は、基板処理装置のピーク電力を削減することができる基板処理方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、基板を研磨するための研磨レシピから予想研磨時間を算出し、基板を洗浄するための洗浄レシピから予想洗浄時間を算出し、前記予想研磨時間を研磨部内の研磨ユニットの数で割り算して研磨スループット指標値を算出し、前記予想洗浄時間を洗浄部内の洗浄レーンの数で割り算して洗浄スループット指標値を算出し、前記研磨スループット指標値と前記洗浄スループット指標値とを比較し、前記研磨スループット指標値が前記洗浄スループット指標値よりも大きい場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、前記洗浄スループット指標値が前記研磨スループット指標値よりも大きい場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げることを特徴とする基板処理方法である。
本発明の好ましい態様は、前記研磨スループット指標値が前記洗浄スループット指標値よりも大きい場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ前記洗浄側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げ、前記洗浄スループット指標値が前記研磨スループット指標値よりも大きい場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ前記研磨側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げることを特徴とする。
本発明の一態様は、研磨部に搬入される基板の研磨待ち時間を計数し、洗浄部に搬入される基板の洗浄待ち時間を計数し、前記研磨待ち時間と前記洗浄待ち時間とを比較し、前記研磨待ち時間が前記洗浄待ち時間よりも長い場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、前記洗浄待ち時間が前記研磨待ち時間よりも長い場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げることを特徴とする基板処理方法である。
本発明の好ましい態様は、前記研磨待ち時間が前記洗浄待ち時間よりも長い場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ前記洗浄側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げ、前記洗浄待ち時間が前記研磨待ち時間よりも長い場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ前記研磨側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記研磨待ち時間は、前記研磨側基板搬送システムの想定された動作開始時点から実際の動作開始時点まで遅延時間であり、前記洗浄待ち時間は、前記洗浄側基板搬送システムの想定された動作開始時点から実際の動作開始時点まで遅延時間であることを特徴とする。
本発明の一態様は、基板処理装置での基板処理動作の電力需要が、予め設定されたカットレベルよりも低いとき、商用電源からの電力を蓄電池に供給し、複数の基板を前記基板処理装置で処理し、前記複数の基板の処理中、基板処理動作の電力需要が前記カットレベルを上回るときは、前記カットレベルに相当する電力を商用電源から基板処理装置の電源に供給しながら、基板処理動作の前記電力需要と前記カットレベルとの差に相当する電力を前記蓄電池から前記基板処理装置の電源に供給することを特徴とする基板処理方法である。
本発明の一態様は、第1研磨ユニットで複数の基板を研磨し、前記第1研磨ユニットで前記複数の基板が研磨されていないときに、第2研磨ユニットで他の複数の基板を研磨することを特徴とする基板処理方法である。
本発明によれば、基板処理装置のピーク電力を削減することができる。
基板処理装置の一実施形態を示す模式図である。 第1研磨ユニットを模式的に示す斜視図である。 図2に示す研磨ヘッドを示す断面図である。 洗浄部の側面図である。 研磨レシピの一例を示す模式図である。 洗浄レシピの一例を示す模式図である。 動作制御部によって実行される自律変速制御機能の一実施形態を説明するフローチャートである。 自律変速制御機能を備えていない基板処理装置の電力需要を示すグラフである。 自律変速制御機能を備えた本実施形態に係る基板処理装置の電力需要を示すグラフである。 動作制御部によって実行される自律変速制御機能の一実施形態を説明するフローチャートである。 基板処理装置のピーク電流を削減することができる一実施形態を示す模式図である。 4つの研磨ユニットでの電力消費を示すグラフである。 図12に示す4つの研磨ユニットで消費される電力を合算したグラフである。 基板処理装置のピーク電流を削減することができる一実施形態を示す模式図である。 動作制御部の構成を示す模式図である。 基板処理装置の電力需要を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、ウェーハなどの基板を研磨し、研磨された基板を洗浄し、洗浄された基板を乾燥するための基板処理装置の一実施形態の概略図である。図1に示すように、この基板処理装置は、略矩形状のハウジング1を備えており、ハウジング1の内部は隔壁1a,1bによってロード/アンロード部2と研磨部3と洗浄部4とに区画されている。基板処理装置は、基板処理動作を制御する動作制御部5を有している。
ロード/アンロード部2は、多数の基板(例えばウェーハ)を収納する基板カセットが載置されるフロントロード部20を備えている。ロード/アンロード部2には、フロントロード部20の並びに沿ってレール機構21が敷設されており、このレール機構21上に基板カセットの配列方向に沿って移動可能な搬送ロボット(ローダー)22が設置されている。搬送ロボット22はレール機構21上を移動することによって、フロントロード部20に搭載された基板カセットにアクセスできるようになっている。さらに搬送ロボット22は上昇および下降ができるように構成されている。
研磨部3は、複数の基板を並列に研磨することができる複数の研磨ユニットを有する。本実施形態の研磨部3は、第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、第4研磨ユニット3Dを備えている。ただし、研磨ユニットの数は本実施形態に限定されない。
図1に示すように、第1研磨ユニット3Aは、研磨面を有する研磨パッド10が取り付けられた第1研磨テーブル30Aと、基板を研磨テーブル30A上の研磨パッド10に押圧し、研磨するための第1研磨ヘッド31Aと、研磨パッド10に研磨液(例えばスラリー)やドレッシング液(例えば、純水)を供給するための第1液体供給ノズル32Aと、研磨パッド10の研磨面のドレッシングを行うための第1ドレッサ33Aと、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体を霧状にして研磨パッド10の研磨面に噴射する第1アトマイザ34Aを備えている。
同様に、第2研磨ユニット3Bは、研磨パッド10が取り付けられた第2研磨テーブル30Bと、第2研磨ヘッド31Bと、第2液体供給ノズル32Bと、第2ドレッサ33Bと、第2アトマイザ34Bとを備えており、第3研磨ユニット3Cは、研磨パッド10が取り付けられた第3研磨テーブル30Cと、第3研磨ヘッド31Cと、第3液体供給ノズル32Cと、第3ドレッサ33Cと、第3アトマイザ34Cとを備えており、第4研磨ユニット3Dは、研磨パッド10が取り付けられた第4研磨テーブル30Dと、第4研磨ヘッド31Dと、第4液体供給ノズル32Dと、第4ドレッサ33Dと、第4アトマイザ34Dとを備えている。
第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、および第4研磨ユニット3Dは、同一の構成を有している。以下、第1研磨ユニット3Aについて図2を参照して説明する。図2は、第1研磨ユニット3Aを模式的に示す斜視図である。なお、図2において、ドレッサ33Aおよびアトマイザ34Aは省略されている。
研磨テーブル30Aは、テーブル軸30aを介してその下方に配置されるテーブルモータ19に連結されており、このテーブルモータ19により研磨テーブル30Aが矢印で示す方向に回転されるようになっている。この研磨テーブル30Aの上面には研磨パッド10が貼付されており、研磨パッド10の上面が基板Wを研磨する研磨面10aを構成している。研磨ヘッド31Aはヘッドシャフト16Aの下端に連結されている。研磨ヘッド31Aは、真空吸引によりその下面に基板Wを保持できるように構成されている。
ヘッドシャフト16Aは、ヘッドアーム35Aに回転自在に支持されている。ヘッドアーム35Aには、ヘッドシャフト16Aおよび研磨ヘッド31Aをその軸心を中心に回転させるためのヘッドモータ37Aが固定されている。ヘッドシャフト16Aは、ヘッドモータ37Aの回転軸に直接または動力伝達機構(例えば、ベルトおよびプーリなど)を介して連結されている。
ヘッドアーム35A内には、研磨ヘッド31Aおよびヘッドアーム35Aの全体を旋回シャフト38Aを中心に旋回させるための旋回モータ39Aが配置されている。旋回モータ39Aは旋回シャフト38Aに連結されている。旋回モータ39Aを駆動させることにより、研磨ヘッド31Aは図2に示す研磨位置と、研磨テーブル30Aの外側にある搬送位置(後述する)との間を移動することができる。さらに、ヘッドシャフト16Aおよび研磨ヘッド31Aは、ヘッドアーム35A内に配置された上下動機構(図示せず)により上下動されるように構成されている。
基板Wの研磨は次のようにして行われる。研磨ヘッド31Aおよび研磨テーブル30Aをそれぞれ矢印で示す方向に回転させ、液体供給ノズル32Aから研磨パッド10上に研磨液(スラリー)を供給する。この状態で、研磨ヘッド31Aは、基板Wを研磨パッド10の研磨面10aに押し付ける。基板Wの表面は、研磨液の化学的作用と研磨液に含まれる砥粒の機械的作用により研磨される。研磨終了後は、図1に示すドレッサ33Aによる研磨面10aのドレッシング(コンディショニング)が行われ、さらに図1に示すアトマイザ34Aから高圧の流体が研磨面10aに供給されて、研磨面10aに残留する研磨屑およびスラリーが除去される。
図3は、研磨ヘッド31Aを示す断面図である。研磨ヘッド31Aは、円板状のキャリヤ41と、キャリヤ41の下に複数の圧力室D1,D2,D3,D4を形成する円形の柔軟な弾性膜(メンブレン)43と、弾性膜43を囲むように配置され、研磨パッド10の研磨面10aを押し付けるリテーナリング45とを備えている。圧力室D1,D2,D3,D4は弾性膜43とキャリヤ41の下面との間に形成されている。キャリヤ41は、ヘッドシャフト16Aの下端に固定されている。
弾性膜43は、複数の環状の仕切り壁43aを有しており、圧力室D1,D2,D3,D4はこれら仕切り壁43aによって互いに仕切られている。中央の圧力室D1は円形であり、他の圧力室D2,D3,D4は環状である。これらの圧力室D1,D2,D3,D4は、同心円状に配列されている。圧力室の数は特に限定されず、研磨ヘッド31Aは4つよりも多い圧力室を備えてもよい。
圧力室D1,D2,D3,D4は、流体ラインG1,G2,G3,G4に接続されており、加圧流体(例えば加圧空気)が流体ラインG1,G2,G3,G4を通じて圧力室D1,D2,D3,D4内に供給されるようになっている。流体ラインG1,G2,G3,G4には、圧力レギュレータR1,R2,R3,R4がそれぞれ取り付けられている。圧力レギュレータR1,R2,R3,R4は、圧力室D1,D2,D3,D4内の加圧流体の圧力を独立に調節することが可能である。これにより、研磨ヘッド31Aは、基板Wの対応する4つの領域、すなわち、中央部、内側中間部、外側中間部、および周縁部を同じ研磨荷重または異なる研磨荷重で研磨することができる。
リテーナリング45とキャリヤ41との間には、環状の弾性膜46が配置されている。この弾性膜46の内部には環状の圧力室D5が形成されている。この圧力室D5は、流体ラインG5に接続されており、加圧流体(例えば加圧空気)が流体ラインG5を通じて圧力室D5内に供給されるようになっている。流体ラインG5には、圧力レギュレータR5が取り付けられている。圧力室D5内の加圧流体の圧力は、圧力レギュレータR5によって調節される。圧力室D5内の圧力はリテーナリング45に加わり、リテーナリング45は弾性膜(メンブレン)43とは独立して研磨パッド10の研磨面10aを直接押圧することができる。
基板Wの研磨中、弾性膜43は基板Wを研磨パッド10の研磨面10aに対して押し付けながら、リテーナリング45は基板Wの周囲で研磨パッド10の研磨面10aを押し付ける。図示しないが、研磨ヘッド31B〜31Dも上述した研磨ヘッド31Aと同じ構成を有している。
図1に戻り、第1研磨ユニット3Aおよび第2研磨ユニット3Bに隣接して、第1リニアトランスポータ6が配置されている。この第1リニアトランスポータ6は、4つの搬送位置(第1搬送位置TP1、第2搬送位置TP2、第3搬送位置TP3、第4搬送位置TP4)の間で基板を搬送する搬送ロボットである。また、第3研磨ユニット3Cおよび第4研磨ユニット3Dに隣接して、第2リニアトランスポータ7が配置されている。この第2リニアトランスポータ7は、3つの搬送位置(第5搬送位置TP5、第6搬送位置TP6、第7搬送位置TP7)の間で基板を搬送する搬送ロボットである。
基板は、第1リニアトランスポータ6によって第1研磨ユニット3Aおよび/または第2研磨ユニット3Bに搬送される。第1研磨ユニット3Aの研磨ヘッド31Aは、そのスイング動作により研磨テーブル30Aの上方位置と第2搬送位置TP2との間を移動する。したがって、研磨ヘッド31Aと第1リニアトランスポータ6との間での基板の受け渡しは第2搬送位置TP2で行われる。
同様に、第2研磨ユニット3Bの研磨ヘッド31Bは研磨テーブル30Bの上方位置と第3搬送位置TP3との間を移動し、研磨ヘッド31Bと第1リニアトランスポータ6との間での基板の受け渡しは第3搬送位置TP3で行われる。第3研磨ユニット3Cの研磨ヘッド31Cは研磨テーブル30Cの上方位置と第6搬送位置TP6との間を移動し、研磨ヘッド31Cと第2リニアトランスポータ7との間での基板の受け渡しは第6搬送位置TP6で行われる。第4研磨ユニット3Dの研磨ヘッド31Dは研磨テーブル30Dの上方位置と第7搬送位置TP7との間を移動し、研磨ヘッド31Dと第2リニアトランスポータ7との間での基板の受け渡しは第7搬送位置TP7で行われる。研磨ヘッド31A,31B,31C,31Dは、基板を研磨パッド10上の研磨位置と、搬送位置TP2,TP3,TP6,TP7との間で搬送する基板搬送装置としても機能する。
第1搬送位置TP1には、搬送ロボット22から基板を受け取るためのリフタ11が配置されている。リフタ11は搬送ロボット22と第1リニアトランスポータ6との間に配置されている。基板はこのリフタ11を介して搬送ロボット22から第1リニアトランスポータ6に渡される。リフタ11と搬送ロボット22との間に位置して、シャッタ(図示せず)が隔壁1aに設けられており、基板の搬送時にはシャッタが開かれて搬送ロボット22からリフタ11に基板が渡されるようになっている。
第1リニアトランスポータ6と、第2リニアトランスポータ7と、洗浄部4との間にはスイングトランスポータ12が配置されている。第1リニアトランスポータ6から第2リニアトランスポータ7への基板の搬送は、スイングトランスポータ12によって行われる。基板は、第2リニアトランスポータ7によって第3研磨ユニット3Cおよび/または第4研磨ユニット3Dに搬送される。
スイングトランスポータ12の側方には、図示しないフレームに設置された基板の仮置きステージ72が配置されている。この仮置きステージ72は、図1に示すように、第1リニアトランスポータ6に隣接して配置されており、第1リニアトランスポータ6と洗浄部4との間に位置している。スイングトランスポータ12は、第4搬送位置TP4、第5搬送位置TP5、および仮置きステージ72の間で基板を搬送する。スイングトランスポータ12および仮置きステージ72は、研磨部3内に配置されている。
搬送ロボット22、研磨ヘッド31A〜31D、リニアトランスポータ6,7、およびスイングトランスポータ12は、基板を研磨部3に搬入し、基板を研磨部3内で搬送する研磨側基板搬送システムを構成する。この研磨側基板搬送システムの動作は、動作制御部5によって制御される。
洗浄部4は、研磨された基板を洗浄する第1洗浄ユニット73A,73Bおよび第2洗浄ユニット74A,74Bと、洗浄された基板を乾燥する乾燥ユニット75A,75Bを備えている。第1洗浄ユニット73Aは第1洗浄ユニット37Bの上方に配置されており、第2洗浄ユニット74Aは第2洗浄ユニット74Bの上方に配置されている。乾燥ユニット75Aは乾燥ユニット75Bの上方に配置されている。
洗浄部4は、基板を搬送するための第1搬送ロボット77および第2搬送ロボット78をさらに備えている。仮置きステージ72に載置された基板は、第1搬送ロボット77によって洗浄部4内に搬入される。第1搬送ロボット77は、第1洗浄ユニット73A,73Bと第2洗浄ユニット74A,74Bとの間に配置されている。第1搬送ロボット77は、基板を仮置きステージ72から第1洗浄ユニット73Aまたは第1洗浄ユニット73Bに搬送するように動作する。第2搬送ロボット78は、第2洗浄ユニット74A,74Bと乾燥ユニット75A,75Bとの間に配置されている。
図4は、洗浄部4の側面図である。図4に示すように、第1洗浄ユニット73Aは第1洗浄ユニット37Bの上方に配置されており、第2洗浄ユニット74Aは第2洗浄ユニット74Bの上方に配置されている。乾燥ユニット75Aは乾燥ユニット75Bの上方に配置されている。第1搬送ロボット77は、第1昇降軸80に支持されており、第1昇降軸80上を上下動可能に構成されている。第2搬送ロボット78は、第2昇降軸81に支持されており、第2昇降軸81上を上下動可能に構成されている。
第1搬送ロボット77は、基板を第1洗浄ユニット73Aまたは第1洗浄ユニット73Bから、第2洗浄ユニット74Aまたは第2洗浄ユニット74Bに搬送するように動作する。第2搬送ロボット78は、基板を第2洗浄ユニット74Aまたは第2洗浄ユニット74Bから、乾燥ユニット75Aまたは乾燥ユニット75Bに搬送するように動作する。本実施形態では、第1搬送ロボット77および第2搬送ロボット78は、基板を洗浄部4内で搬送する洗浄側基板搬送システムを構成する。この洗浄側基板搬送システムの動作は、図1に示す動作制御部5によって制御される。
洗浄部4は、2台の第1洗浄ユニット73A,73B、2台の第2洗浄ユニット74A,74B、および2台の乾燥ユニット75A,75Bを備えているので、2枚の基板を並列して洗浄および乾燥する2つの洗浄レーンを構成することができる。「洗浄レーン」とは、洗浄部4の内部において、一つの基板が複数の洗浄ユニットおよび乾燥ユニットによって洗浄および乾燥される処理経路のことである。例えば、図4に示すように、1つの基板を、第1洗浄ユニット73A、第2洗浄ユニット74A、および乾燥ユニット75Aの順で搬送し(第1の洗浄レーン)、これと並列して、他の基板を、第1洗浄ユニット73B、第2洗浄ユニット74B、および乾燥ユニット75Bの順で搬送することができる(第2の洗浄レーン)。このように、2つの並列する洗浄レーンは、2枚の基板を並列に洗浄および乾燥することができる。
2つの並列する洗浄レーンにおいて、複数の基板を所定の時間差を設けて洗浄および乾燥してもよい。所定の時間差で洗浄することの利点は次の通りである。第1搬送ロボット77および第2搬送ロボット78は、複数の洗浄レーンで兼用されている。このため、複数の洗浄または乾燥処理が同時に終了した場合には、搬送ロボットが即座に基板を搬送できず、スループットを悪化させてしまう。このような問題を回避するために、複数の基板を所定の時間差で洗浄および乾燥することによって、処理された基板を速やかに搬送ロボット77,78によって搬送することができる。
本実施形態では、第1洗浄ユニット73A,73Bおよび第2洗浄ユニット74A,74Bは、ロールスポンジ型の洗浄機である。ロールスポンジ型の洗浄機は、基板を回転させながら、かつ基板の上方および下方に配置された2つのロールスポンジを回転させながら、2つのロールスポンジを基板の上面および下面に接触させるように構成されている。基板の洗浄中は、基板の上面および下面には洗浄液が供給される。
一実施形態では、第1洗浄ユニット73A,73Bまたは第2洗浄ユニット74A,74Bは、ペンスポンジ型の洗浄機であってもよい。ペンスポンジ型の洗浄機は、基板を回転させながら、かつペン型スポンジを回転させながら、ペン型スポンジを基板の上面に接触させ、さらにペン型スポンジを基板の半径方向に移動させるように構成されている。基板の洗浄中は、基板の上面には洗浄液が供給される。
乾燥ユニット75A,75Bは、純水ノズルおよびIPAノズルを基板の半径方向に移動させながら、純水ノズルおよびIPAノズルから純水とIPA蒸気(イソプロピルアルコールとNガスとの混合物)を基板の上面に供給することで基板を乾燥させるIPAタイプの乾燥機である。乾燥ユニット75A,75Bは、他のタイプの乾燥機であってもよい。例えば、基板を高速で回転させるスピンドライタイプの乾燥機を使用することもできる。
本実施形態では、2台の第1洗浄ユニット73A,73Bと、2台の第2洗浄ユニット74A,74Bと、2台の乾燥ユニット75A,75Bが設けられているが、本発明はこの実施形態に限らず、第1洗浄ユニット、第2洗浄ユニット、および乾燥ユニットをそれぞれ3台以上としてもよい。つまり、3つ以上の洗浄レーンを設けてもよい。一実施形態では、洗浄レーンは1つであってもよい。また、第2洗浄ユニット74A,74Bと乾燥ユニット75A,75Bとの間に、複数の第3洗浄ユニットをさらに設けてもよい。
次に、図1を参照して基板処理装置の動作の一例について説明する。搬送ロボット22は、基板カセットから基板を取り出してリフタ11に渡す。第1リニアトランスポータ6はリフタ11から基板を取り出し、基板は第1リニアトランスポータ6および/または第2リニアトランスポータ7を経由して研磨ユニット3A〜3Dのうちの少なくとも1つに搬送される。基板は、研磨ユニット3A〜3Dのうちの少なくとも1つで研磨される。
研磨された基板は、第1リニアトランスポータ6または第2リニアトランスポータ7、スイングトランスポータ12、第1搬送ロボット77を経由して第1洗浄ユニット73Aおよび第2洗浄ユニット74Aに搬送され、研磨された基板はこれら第1洗浄ユニット73Aおよび第2洗浄ユニット74Aによって順次洗浄される。さらに、洗浄された基板は搬送ロボット78によって乾燥ユニット75Aに搬送され、ここで洗浄された基板が乾燥される。上述したように、基板は、第1洗浄ユニット73B、第2洗浄ユニット74B、および乾燥ユニット75Bに搬送される場合もある。
乾燥された基板は、搬送ロボット22によって乾燥ユニット75Aから取り出され、フロントロード部20上の基板カセットに戻される。このようにして、研磨、洗浄、および乾燥を含む一連の処理が基板に対して行われる。
動作制御部5は、その記憶装置内に研磨レシピおよび洗浄レシピを予め記憶している。研磨レシピおよび洗浄レシピは、動作制御部5の入力装置を通じてユーザーによって作成される。研磨レシピは、1枚の基板を研磨するための動作を定める管理表である。基板は、研磨レシピに従って研磨される。
図5は研磨レシピの一例を示す模式図である。この例では、研磨レシピは、主研磨ステップ、水研磨ステップ、パッドドレッシングステップ、およびパッド洗浄ステップの4つのステップにおける動作設定項目を含む。主研磨ステップは、研磨パッド10上に研磨液(スラリー)を供給しながら、基板を研磨パッド10に摺接させる工程である。水研磨ステップは、研磨パッド10上に純水を供給しながら、低荷重で基板を研磨パッド10に摺接させる工程である。この水研磨ステップは、主研磨ステップの終了後に行われる。水研磨ステップ中に研磨ヘッド(図1の符号31A〜31D参照)から基板に加えられる荷重は、主研磨ステップ中に研磨ヘッドから基板に加えられる荷重よりも低く、水研磨ステップでは基板の研磨は実質的に進行しない。
パッドドレッシングステップは、図1に示すドレッサ(符号33A〜33D参照)で研磨パッド10の研磨面10aをドレッシング(またはコンディショニング)する工程である。パッドドレッシングステップは水研磨ステップの後に行われる。パッド洗浄ステップは、図1に示すアトマイザ(符号34A〜34D参照)から、気体と液体の混合物からなる高圧流体を研磨パッド10の研磨面10aに噴射して研磨屑や研磨液(スラリー)を研磨面10aから除去する工程である。パッド洗浄ステップはパッドドレッシングステップの後に行われる。
動作設定項目は、各ステップ中の研磨ヘッドの位置、各ステップの処理時間、研磨テーブルの回転速度、研磨ヘッドの回転速度、研磨ヘッドの圧力室内の設定圧力、研磨液の流量、ドレッシング液の流量、アトマイザから噴射される高圧流体の流量、各ステップの動作終了条件などを含む。ステップの動作終了条件の項目は、そのステップの動作の終点を決める項目である。例えば、主研磨ステップの動作終点条件は、上記処理時間が経過した時点か、または基板の膜厚が目標値に達した時点のいずれかに設定される。
図5に示す研磨レシピは、研磨ユニット3A〜3Dごとに作成され、動作制御部5内に記憶される。1枚の基板を研磨するのに必要な時間、すなわち予想研磨時間は、研磨レシピから算出することができる。すなわち、予想研磨時間は、各ステップの処理時間の総和である。動作制御部5は、研磨レシピに設定された主研磨ステップ、水研磨ステップ、パッドドレッシングステップ、およびパッド洗浄ステップのそれぞれの処理時間の総和を算出することによって、予測研磨時間を算出する。
洗浄レシピは、1枚の基板を洗浄および乾燥するための動作を定める管理表である。基板は、洗浄レシピに従って洗浄および乾燥される。
図6は洗浄レシピの一例を示す模式図である。この例では、洗浄レシピは、第1洗浄ステップ、第2洗浄ステップ、および乾燥ステップの3つのステップにおける動作設定項目を含む。第1洗浄ステップは、基板を第1洗浄ユニット(図1の符号73A,73B参照)により洗浄する工程である。第2洗浄ステップは、基板を第2洗浄ユニット(図1の符号74A,74B参照)により洗浄する工程である。乾燥ステップは、基板を乾燥ユニット(図1の符号75A,75B参照)により乾燥させる工程である。洗浄レシピの動作設定項目は、各ステップの処理時間、基板の回転速度、洗浄液の流量などを含む。
1枚の基板を洗浄するのに必要な時間、すなわち予想洗浄時間は、洗浄レシピから算出することができる。すなわち、予想洗浄時間は、各ステップの処理時間の総和である。動作制御部5は、洗浄レシピに設定された第1洗浄ステップ、第2洗浄ステップ、および乾燥ステップのそれぞれの処理時間の総和を算出することによって、予測洗浄時間を算出する。
動作制御部5は、予想研磨時間および予想洗浄時間に基づいて、研磨部3の動作、または洗浄部4の動作のいずれが、基板の処理全体の律速因子であるかを決定し、研磨部3に関連する研磨側基板搬送システムか、洗浄部4に関連する洗浄側基板搬送システムのいずれかの動作加速度を制御するように構成されている。
図7は、動作制御部5によって実行される自律変速制御機能の一実施形態を説明するフローチャートである。ユーザーは、上述したように、動作制御部5の入力装置を用いて研磨レシピおよび洗浄レシピの各動作設定項目を動作制御部5に入力することで、研磨レシピおよび洗浄レシピを作成する。入力装置は、キーボード、マウスなどの機器である。ユーザーは、動作制御部5の入力装置を用いて、研磨部3の研磨ユニットの数および洗浄部4の洗浄レーンの数を動作制御部5に入力する。一実施形態では、研磨ユニットの数は研磨部3に設置されている研磨テーブル30A〜30Dの数に相当し、また一実施形態では、研磨ユニットの数は研磨部3に設置されている研磨ヘッド31A〜31Dの数に相当する。図1に示す実施形態では、研磨ユニット3A〜3Dの数は4であり、洗浄レーンの数は2である。
動作制御部5は、その記憶装置に、各動作設定項目が満たされた研磨レシピおよび洗浄レシピを記憶する。同様に、動作制御部5は、その記憶装置に研磨ユニットの数および洗浄レーンの数を記憶する(ステップ1)。
動作制御部5は、基板1枚当たりの予想研磨時間を研磨レシピから算出し、基板1枚当たりの予想洗浄時間を洗浄レシピから算出する(ステップ2)。より具体的には、動作制御部5は、研磨レシピに含まれる各ステップの処理時間の総和を算出し、洗浄レシピに含まれる各ステップの処理時間の総和を算出する。さらに、動作制御部5は、予想研磨時間を研磨ユニットの数で割り算して研磨スループット指標値を算出し、予想洗浄時間を洗浄レーンの数で割り算して洗浄スループット指標値を算出する(ステップ3)。研磨スループット指標値および洗浄スループット指標値の計算式は次の通りである。
研磨スループット指標値=予想研磨時間/研磨ユニットの数
洗浄スループット指標値=予想洗浄時間/洗浄レーンの数
動作制御部5は、研磨スループット指標値と洗浄スループット指標値を比較する(ステップ4)。研磨スループット指標値が洗浄スループット指標値よりも大きい場合は、研磨部3の動作が律速因子である。したがって、動作制御部5は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げる(ステップ5)。一実施形態では、動作制御部5は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を、第1標準加速度値から、該第1標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。例えば、動作制御部5は、洗浄部4の第1搬送ロボット77および/または第2搬送ロボット78が上昇するときの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。第1標準加速度値よりも低い上記加速度値は、予め設定された値でもよい。
一実施形態では、動作制御部5は、研磨スループット指標値が洗浄スループット指標値よりも大きい場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ洗浄側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げてもよい。具体的には、動作制御部5は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を、第1標準加速度値から、該第1標準加速度値よりも低い加速度値に変更し、かつ洗浄側基板搬送システムの動作速度の設定値を、第1標準速度値から、該第1標準速度値よりも低い速度値に変更してもよい。例えば、動作制御部5は、洗浄部4の第1搬送ロボット77および/または第2搬送ロボット78が上昇するときの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更し、さらに第1搬送ロボット77および/または第2搬送ロボット78が上昇するときの最大速度の設定値を、標準速度値から、該標準速度値よりも低い速度値に変更してもよい。第1標準速度値よりも低い上記速度値は、予め設定された値でもよい。
洗浄スループット指標値が研磨スループット指標値よりも大きい場合は、洗浄部4の動作が律速因子である。したがって、動作制御部5は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げる(ステップ6)。一実施形態では、動作制御部5は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を、第2標準加速度値から、該第2標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。例えば、動作制御部5は、研磨部3に基板を搬入するために搬送ロボット(ローダー)22が基板カセットの並びに沿って移動するときの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。他の例では、研磨ヘッド31Aが研磨位置と搬送位置との間を移動するときの研磨ヘッド31Aの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。第2標準加速度値よりも低い上記加速度値は、予め設定された値でもよい。
一実施形態では、動作制御部5は、洗浄スループット指標値が研磨スループット指標値よりも大きい場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ研磨側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げてもよい。具体的には、動作制御部5は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を、第2標準加速度値から、該第2標準加速度値よりも低い加速度値に変更し、かつ研磨側基板搬送システムの動作速度の設定値を、第2標準速度値から、該第2標準速度値よりも低い速度値に変更してもよい。例えば、動作制御部5は、研磨部3に基板を搬入するために搬送ロボット(ローダー)22が基板カセットの並びに沿って移動するときの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更し、さらに搬送ロボット(ローダー)22が基板カセットの並びに沿って移動するときの最大速度の設定値を、標準速度値から、該標準速度値よりも低い速度値に変更してもよい。第2標準速度値よりも低い上記速度値は、予め設定された値でもよい。
このように、動作制御部5は、基板処理の律速因子に基づいて、研磨側基板搬送システムまたは洗浄側基板搬送システムのいずれかの動作加速度(および動作速度)の設定値を低下させる自律変速制御機能を備える。このような自律変速制御機能により、基板処理装置の電力需要を低下させ、ピーク電力を低下させることができる。
図8は、自律変速制御機能を備えていない基板処理装置の電力需要を示すグラフであり、図9は、自律変速制御機能を備えた本実施形態に係る基板処理装置の電力需要を示すグラフである。図8および図9に示すグラフの対比から分かるように、自律変速制御機能を備えた基板処理装置は、その基板処理装置で消費されるピーク電力を下げることができる。
次に、動作制御部5の自律変速制御機能の他の実施形態を説明する。本実施形態では、動作制御部5は、基板の研磨待ち時間および基板の洗浄待ち時間を計数し、研磨待ち時間と洗浄待ち時間との比較結果に基づいて、研磨部3の動作、または洗浄部4の動作のいずれが、基板の処理全体の律速因子であるかを決定し、研磨部3に関連する研磨側基板搬送システムか、洗浄部4に関連する洗浄側基板搬送システムのいずれかの動作加速度を制御するように構成されている。
研磨待ち時間は、研磨側基板搬送システムの想定された動作開始時点から実際の動作開始時点まで遅延時間である。例えば、先の基板の研磨が遅れていることに起因して、搬送ロボット(ローダー)22が次の基板を研磨部3に搬入できない場合がある。このような場合、動作制御部5は、搬送ロボット22の想定された動作開始時点からの遅延時間の計数(カウント)を開始する。そして、動作制御部5は、搬送ロボット22が実際に動作を開始した時点で遅延時間の計数(カウント)を停止する。この想定された動作開始時点から実際の動作開始時点まで遅延時間が研磨待ち時間である。
同様に、洗浄待ち時間は、洗浄側基板搬送システムの想定された動作開始時点から実際の動作開始時点まで遅延時間である。例えば、先の基板の洗浄が遅れていることに起因して、第1搬送ロボット77が次の基板を洗浄部4に搬入できない場合がある。このような場合、動作制御部5は、第1搬送ロボット77の想定された動作開始時点からの遅延時間の計数(カウント)を開始する。そして、動作制御部5は、第1搬送ロボット77が実際に動作を開始した時点で遅延時間の計数(カウント)を停止する。この想定された動作開始時点から実際の動作開始時点まで遅延時間が洗浄待ち時間である。
先に説明した実施形態における予想研磨時間および予想洗浄時間は、実際の研磨時間および実際の洗浄時間と異なることがある。例えば、図5に示す研磨レシピおいて、主研磨ステップの動作終点条件が、基板の膜厚が目標値に達した時点に設定されている場合、基板の初期膜厚に依存して実際の研磨時間は変わりうる。先の基板の研磨が終了していなければ、次の基板を研磨部3に搬入することはできないので、結果として、研磨待ち時間も変わりうる。同様に、先の基板の洗浄が終了していなければ、次の基板を洗浄部4に搬入することはできないので、結果として、洗浄待ち時間も変わりうる。
図10は、動作制御部5によって実行される自律変速制御機能の一実施形態を説明するフローチャートである。動作制御部5は、研磨待ち時間および洗浄待ち時間を計数する(ステップ1)。動作制御部5は、研磨待ち時間と洗浄待ち時間を比較する(ステップ2)。研磨待ち時間が洗浄待ち時間よりも長い場合は、研磨部3の動作が律速因子である。したがって、動作制御部5は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げる(ステップ3)。一実施形態では、動作制御部5は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を、第1標準加速度値から、該第1標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。例えば、動作制御部5は、洗浄部4の第1搬送ロボット77および/または第2搬送ロボット78が上昇するときの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。第1標準加速度値よりも低い上記加速度値は、予め設定された値でもよい。
一実施形態では、動作制御部5は、研磨待ち時間が洗浄待ち時間よりも長い場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ洗浄側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げてもよい。具体的には、動作制御部5は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を、第1標準加速度値から、該第1標準加速度値よりも低い加速度値に変更し、かつ洗浄側基板搬送システムの動作速度の設定値を、第1標準速度値から、該第1標準速度値よりも低い速度値に変更してもよい。例えば、動作制御部5は、洗浄部4の第1搬送ロボット77および/または第2搬送ロボット78が上昇するときの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更し、さらに第1搬送ロボット77および/または第2搬送ロボット78が上昇するときの最大速度の設定値を、標準速度値から、該標準速度値よりも低い速度値に変更してもよい。第1標準速度値よりも低い上記速度値は、予め設定された値でもよい。
洗浄待ち時間が研磨待ち時間よりも長い場合は、洗浄部4の動作が律速因子である。したがって、動作制御部5は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げる(ステップ4)。一実施形態では、動作制御部5は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を、第2標準加速度値から、該第2標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。例えば、動作制御部5は、研磨部3に基板を搬入するために搬送ロボット(ローダー)22が基板カセットの並びに沿って移動するときの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。他の例では、研磨ヘッド31Aが研磨位置と搬送位置との間を移動するときの研磨ヘッド31Aの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更する。第2標準加速度値よりも低い上記加速度値は、予め設定された値でもよい。
一実施形態では、動作制御部5は、洗浄待ち時間が研磨待ち時間よりも長い場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ研磨側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げてもよい。具体的には、動作制御部5は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を、第2標準加速度値から、該第2標準加速度値よりも低い加速度値に変更し、かつ研磨側基板搬送システムの動作速度の設定値を、第2標準速度値から、該第2標準速度値よりも低い速度値に変更してもよい。例えば、動作制御部5は、研磨部3に基板を搬入するために搬送ロボット(ローダー)22が基板カセットの並びに沿って移動するときの加速度の設定値を、標準加速度値から、この標準加速度値よりも低い加速度値に変更し、さらに搬送ロボット(ローダー)22が基板カセットの並びに沿って移動するときの最大速度の設定値を、標準速度値から、該標準速度値よりも低い速度値に変更してもよい。第2標準速度値よりも低い上記速度値は、予め設定された値でもよい。
先の実施形態と同様に、本実施形態の自律変速制御機能により、基板処理装置のピーク電力を低下させることができる。
次に、基板処理装置のピーク電流を削減することができる他の実施形態について図11を参照して説明する。本実施形態の基板処理装置は、その電源96に接続されたパワーコンディショナ90を備えている。このパワーコンディショナ90は、商用電源95からの電力を蓄える蓄電池91と、研磨部3および洗浄部4での基板処理動作の電力需要が、予め設定されたカットレベルを上回っているとき、蓄電池91に蓄えられた電力を商用電源95からの電力に加えるピークカット部92を備えている。蓄電池91は、商用電源95および基板処理装置の電源96に接続される。
図11のグラフに示すように、基板処理動作の電力需要は、基板の処理に伴って周期的に変動する。ピークカット部92は、カットレベル以上の電力需要をカットし、かつ電力需要に対する電力の不足を蓄電池91に補償させるように構成されている。具体的には、ピークカット部92は、基板処理動作の電力需要がカットレベルよりも低いとき、商用電源95からの電力の少なくとも一部を蓄電池91に供給し、蓄電池91に電力を蓄えさせる。複数の基板が基板処理装置で研磨されている間、基板処理動作の電力需要がカットレベルを上回るときは、ピークカット部92は、カットレベルに相当する電力を商用電源95から基板処理装置の電源96に供給しながら、基板処理動作の電力需要とカットレベルとの差に相当する電力を蓄電池91から基板処理装置の電源96に供給させる。
本実施形態によれば、カットレベル以上の電力はピークカット部92によってカットされ、電力の不足は蓄電池91によって補償されるので、基板処理装置のピーク電力を削減することができる。
次に、基板処理装置のピーク電流を削減することができる他の実施形態について説明する。図12は、4つの研磨ユニット3A〜3Dでの電力消費を示すグラフである。縦軸は基板処理装置で消費される電力[W]を表し、横軸は時間[秒]を表している。図12に示すように、各研磨ユニット3A〜3Dで消費される電力は、基板の研磨動作中は上昇し、基板の研磨動作が終わると低下する。各研磨ユニット3A〜3Dでは、複数の基板が概ね同じ時間間隔で研磨されるので、各研磨ユニット3A〜3Dでの電力は概ね同じ周期で変動する。
図13は、図12に示す4つの研磨ユニット3A〜3Dで消費される電力を合算したグラフである。図13から分かるように、4つの研磨ユニット3A〜3Dで同時に基板の研磨が行われているとき、それぞれの研磨ユニット3A〜3Dで消費される電力が重畳され、結果としてピーク電力が増大する。
そこで、本実施形態では、4つの研磨ユニット3A〜3Dのうちの少なくとも2つは、異なる時間において基板の研磨を交互に実行する。例えば、第1研磨ユニット3Aで複数の基板を研磨し、第1研磨ユニット3Aで複数の基板が研磨されていないときに、第2研磨ユニット3Bで他の複数の基板を研磨する。具体的には、図14に示すように、動作制御部5は、第2研磨ユニット3Bに指令を発して、第1研磨ユニット3Aでの基板の研磨が終了した後に第2研磨ユニット3Bでの基板の研磨を開始させる。さらに、動作制御部5は、第1研磨ユニット3Aに指令を発して、第2研磨ユニット3Bでの基板の研磨が終了した後に第1研磨ユニット3Aでの基板の研磨を開始させる。このような交互研磨動作によれば、2つの研磨ユニット3A,3Bで消費される電力は重畳せず、結果として基板処理装置の全体で必要とされるピーク電力を削減することができる。
図7,図10,図11,図14に示す上述した実施形態は、適宜組み合わせることができる。例えば、動作制御部5は、図7,図10に示すフローチャートの両方を実行してもよい。
基板処理装置の動作は、動作制御部5によって制御される。本実施形態では、動作制御部5は、専用のコンピュータまたは汎用のコンピュータから構成される。図15は、動作制御部5の構成を示す模式図である。動作制御部5は、プログラムやデータなどが格納される記憶装置110と、記憶装置110に格納されているプログラムに従って演算を行うCPU(中央処理装置)などの処理装置120と、データ、プログラム、および各種情報を記憶装置110に入力するための入力装置130と、処理結果や処理されたデータを出力するための出力装置140と、インターネットなどのネットワークに接続するための通信装置150を備えている。
記憶装置110は、処理装置120がアクセス可能な主記憶装置111と、データおよびプログラムを格納する補助記憶装置112を備えている。主記憶装置111は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)であり、補助記憶装置112は、ハードディスクドライブ(HDD)またはソリッドステートドライブ(SSD)などのストレージ装置である。
入力装置130は、キーボード、マウスを備えており、さらに、記録媒体からデータを読み込むための記録媒体読み込み装置132と、記録媒体が接続される記録媒体ポート134を備えている。記録媒体は、非一時的な有形物であるコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、光ディスク(例えば、CD−ROM、DVD−ROM)や、半導体メモリー(例えば、USBフラッシュドライブ、メモリーカード)である。記録媒体読み込み装置132の例としては、CDドライブ、DVDドライブなどの光学ドライブや、カードリーダーが挙げられる。記録媒体ポート134の例としては、USB端子が挙げられる。記録媒体に電気的に格納されているプログラムおよび/またはデータは、入力装置130を介して動作制御部5に導入され、記憶装置110の補助記憶装置112に格納される。出力装置140は、ディスプレイ装置141、印刷装置142を備えている。
動作制御部5は、記憶装置110に電気的に格納されたプログラムに従って動作する。プログラムは、非一時的な有形物であるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、記録媒体を介して動作制御部5に提供される。または、プログラムは、インターネットなどの通信ネットワークを介して動作制御部5に提供されてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 ハウジング
2 ロード/アンロード部
3 研磨部
3A,3B,3C,3D 研磨ユニット
4 洗浄部
5 動作制御部
6 第1リニアトランスポータ
7 第2リニアトランスポータ
10 研磨パッド
11 リフタ
12 スイングトランスポータ
16A ヘッドシャフト
19 テーブルモータ
20 フロントロード部
21 レール機構
22 搬送ロボット(ローダー)
30A,30B,30C,30D 研磨テーブル
31A,31B,31C,31D 研磨ヘッド
32A,32B,32C,32D 液体供給ノズル
33A,33B,33C,33D ドレッサ
34A,34B,34C,34D アトマイザ
35A ヘッドアーム
37A ヘッドモータ
38A 旋回シャフト
39A 旋回モータ
41 キャリヤ
43 弾性膜
45 リテーナリング
72 仮置きステージ
73A,73B 第1洗浄ユニット
74A,74B 第2洗浄ユニット
75A,75B 乾燥ユニット
77 第1搬送ロボット
78 第2搬送ロボット
80 第1昇降軸
81 第2昇降軸
90 パワーコンディショナ
91 蓄電池
95 商用電源
96 電源
D1,D2,D3,D4,D5 圧力室
G1,G2,G3,G4,G5 流体ライン
R1,R2,R3,R4,R5 圧力レギュレータ
W 基板

Claims (7)

  1. 基板を研磨するための研磨レシピから予想研磨時間を算出し、
    基板を洗浄するための洗浄レシピから予想洗浄時間を算出し、
    前記予想研磨時間を研磨部内の研磨ユニットの数で割り算して研磨スループット指標値を算出し、
    前記予想洗浄時間を洗浄部内の洗浄レーンの数で割り算して洗浄スループット指標値を算出し、
    前記研磨スループット指標値と前記洗浄スループット指標値とを比較し、
    前記研磨スループット指標値が前記洗浄スループット指標値よりも大きい場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、
    前記洗浄スループット指標値が前記研磨スループット指標値よりも大きい場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げることを特徴とする基板処理方法。
  2. 前記研磨スループット指標値が前記洗浄スループット指標値よりも大きい場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ前記洗浄側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げ、
    前記洗浄スループット指標値が前記研磨スループット指標値よりも大きい場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ前記研磨側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げることを特徴とする請求項2に記載の基板処理方法。
  3. 研磨部に搬入される基板の研磨待ち時間を計数し、
    洗浄部に搬入される基板の洗浄待ち時間を計数し、
    前記研磨待ち時間と前記洗浄待ち時間とを比較し、
    前記研磨待ち時間が前記洗浄待ち時間よりも長い場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、
    前記洗浄待ち時間が前記研磨待ち時間よりも長い場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げることを特徴とする基板処理方法。
  4. 前記研磨待ち時間が前記洗浄待ち時間よりも長い場合は、洗浄側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ前記洗浄側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げ、
    前記洗浄待ち時間が前記研磨待ち時間よりも長い場合は、研磨側基板搬送システムの動作加速度の設定値を下げ、かつ前記研磨側基板搬送システムの動作速度の設定値を下げることを特徴とする請求項3に記載の基板処理方法。
  5. 前記研磨待ち時間は、前記研磨側基板搬送システムの想定された動作開始時点から実際の動作開始時点まで遅延時間であり、
    前記洗浄待ち時間は、前記洗浄側基板搬送システムの想定された動作開始時点から実際の動作開始時点まで遅延時間であることを特徴とする請求項3または4に記載の基板処理方法。
  6. 基板処理装置での基板処理動作の電力需要が、予め設定されたカットレベルよりも低いとき、商用電源からの電力を蓄電池に供給し、
    複数の基板を前記基板処理装置で処理し、
    前記複数の基板の処理中、基板処理動作の電力需要が前記カットレベルを上回るときは、前記カットレベルに相当する電力を商用電源から基板処理装置の電源に供給しながら、基板処理動作の前記電力需要と前記カットレベルとの差に相当する電力を前記蓄電池から前記基板処理装置の電源に供給することを特徴とする基板処理方法。
  7. 第1研磨ユニットで複数の基板を研磨し、
    前記第1研磨ユニットで前記複数の基板が研磨されていないときに、第2研磨ユニットで他の複数の基板を研磨することを特徴とする基板処理方法。
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