JP6794275B2 - 研磨方法 - Google Patents

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本発明は、ウェーハなどの基板を研磨する方法に関し、特に基板の表面全体を平坦化することができる研磨方法に関する。
化学機械研磨(Chemical Mechanical Polishing、以下CMPという)は、ウェーハなどの基板を鏡面研磨することができる技術である。具体的には、砥粒を含むスラリーを研磨面に供給しながら、基板の表面全体を研磨面に摺接させる。CMPによれば、スラリーの化学成分による化学的作用と、スラリーの砥粒による機械的作用との組み合わせにより、基板は研磨されて鏡面仕上げされる。
半導体デバイスの製造においては、基板の表面全体を平坦にすることが求められる。しかしながら、基板の表面のエッジ部(外縁部)では、研磨荷重やスラリーの量の不足などに起因して、研磨不足が起こりやすい。そこで、従来から、複数の圧力室を備えた研磨ヘッドで基板を研磨する装置が知られている。このタイプの研磨ヘッドは、エッジ部を押圧する圧力室内の圧力を上げることにより、エッジ部への局所的な研磨荷重を増加させることができるので、エッジ部での研磨レートを上昇させることが可能である。
特開2009−131920号公報
しかしながら、複数の圧力室を持つ上述の研磨ヘッドでも、基板のエッジ部を他の部分と同じ研磨レートで研磨することは難しい。特に、基板の最も外側の幅2mmの領域では、研磨レートを制御することが難しく、結果として、エッジ部では研磨不足が起こりやすい。
そこで、本発明は、エッジ部を含む基板の表面全体を平坦化することができる研磨方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、スラリーを研磨面に供給しながら第1の基板の表面全体を前記研磨面に摺接させて前記第1の基板の表面全体を研磨し、前記第1の基板の表面上の複数の測定点での表面状態を測定し、前記表面状態の測定値とエッジ研磨データベースとに基づいて研磨条件を決定し、スラリーを前記研磨面に供給しながら第2の基板の表面全体を前記研磨面に摺接させる化学機械研磨工程、および前記第2の基板のエッジ部を研磨具で局所的に研磨するエッジ研磨工程のうちのいずれか一方を実行し、その後、前記化学機械研磨工程および前記エッジ研磨工程のうちの他方を前記第2の基板に対して実行し、前記エッジ研磨工程は、前記決定された研磨条件下で実行され、前記エッジ研磨データベースは、研磨時間と、基板の表面状態との相関関係を示すデータベースであることを特徴とする研磨方法である。
本発明の好ましい態様は、前記第2の基板に対して前記エッジ研磨工程を実行し、その後、前記第2の基板に対して前記化学機械研磨工程を実行することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、基板の表面状態は、基板の膜厚、基板の表面粗さ、または基板の表面上のパーティクルの数であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記研磨条件を決定する工程は、前記第1の基板の表面のエッジ部と基準領域との間の膜厚の差を算出し、前記膜厚の差をなくすために必要な研磨条件をエッジ研磨データベースに基づいて決定する工程であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記エッジ研磨工程は、砥粒を含まない液体を前記第2の基板に供給しながら、前記研磨具を前記第2の基板のエッジ部に摺接させる工程であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記研磨具の研磨面は、前記基板の表面よりも小さな面積を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記エッジ研磨データベースは、研磨荷重と、研磨時間と、基板の表面状態との相関関係を示すデータベースであることを特徴とする。
本発明の他の態様は、基板の表面上の複数の測定点での表面状態を測定し、前記表面状態の測定値とエッジ研磨データベースとに基づいて研磨条件を決定し、スラリーを研磨面に供給しながら基板の表面全体を前記研磨面に摺接させる化学機械研磨工程、および前記基板のエッジ部を研磨具で局所的に研磨するエッジ研磨工程のうちのいずれか一方を実行し、その後、前記化学機械研磨工程および前記エッジ研磨工程のうちの他方を前記基板に対して実行し、前記エッジ研磨工程は、前記決定された研磨条件下で実行され、前記エッジ研磨データベースは、研磨時間と、基板の表面状態との相関関係を示すデータベースであることを特徴とする研磨方法である。
本発明によれば、表面状態(例えば、膜厚)が他の箇所に比べて異なるエッジ部のみが局所的に研磨される。したがって、エッジ研磨工程と化学機械研磨工程との組み合わせは、表面状態を基板の表面全体に亘って均一にすることができ、エッジ部を含む基板の表面全体を平坦化することができる。
基板処理装置の一実施形態を示す平面図である。 図1に示すCMPユニットの斜視図である。 図1に示すエッジ研磨ユニットの側面図である。 押圧部材の一実施形態を示す上面図である。 図4に示す押圧部材の側面図である。 研磨ヘッドおよび研磨テープを移動させながら基板を研磨している様子を示す図である。 CMPユニットによって基板が研磨された後に表面状態測定器によって測定された基板の膜厚の分布を示すグラフである。 エッジ研磨データベースの一例を示すグラフである。 エッジ研磨データベースの他の例を示すグラフである。 基板の表面を平坦化させるための研磨方法の一実施形態を示すフローチャートである。 図11は、基板の表面を平坦化させるための研磨方法の他の実施形態を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、基板処理装置の一実施形態を示す平面図である。図1に示すように、基板処理装置は、多数の基板を収容する基板カセット(ウェーハカセット)が載置される4つのフロントロード部1を備えたロードアンロード部2を有している。フロントロード部1には、オープンカセット、SMIF(Standard Manufacturing Interface)ポッド、またはFOUP(Front Opening Unified Pod)を搭載することができるようになっている。SMIF、FOUPは、内部に基板カセットを収納し、隔壁で覆うことにより、外部空間とは独立した環境を保つことができる密閉容器である。
ロードアンロード部2には、フロントロード部1の配列方向に沿って移動可能な第1の搬送ロボット(ローダー)3が設置されている。第1の搬送ロボット3は各フロントロード部1に搭載された基板カセットにアクセスして、基板を基板カセットから取り出すことができるようになっている。
第1の搬送ロボット3に隣接して表面状態測定器4が設置されている。この表面状態測定器4は、基板表面上の複数の測定点での基板の表面状態を測定することが可能である。基板の表面状態の例としては、基板の膜厚、基板の表面粗さ、および基板の表面上のパーティクルの数が挙げられる。上記複数の測定点は、基板の中心部からエッジ部まで基板の半径方向に並ぶ測定点である。
本実施形態では、基板の表面状態は膜厚である。表面状態測定器4は、基板の膜厚を測定することができる膜厚センサ(図示せず)を備えている。膜厚センサとしては、公知の渦電流センサ、公知の光学センサなどが使用できるので、その詳細な説明を省略する。光学センサは、基板の表面からの反射光を分析することにより、膜厚を測定する装置である。一実施形態では、表面状態測定器4は、表面粗さ測定器、またはパーティクルカウンターであってもよい。表面粗さ測定器およびパーティクルカウンターとしては、市場で入手可能なものが使用できるので、その詳細な説明を省略する。
基板処理装置は、ウェーハなどの基板の表面全体を化学機械的に研磨するためのCMP(化学機械研磨)ユニット10と、基板の表面のエッジ部を局所的に研磨するためのエッジ研磨ユニット11と、CMPユニット10およびエッジ研磨ユニット11の近傍に配置された第2の搬送ロボット15と、基板が一時的に置かれる第1の基板ステーション17および第2の基板ステーション18を備えている。第2の搬送ロボット15は基板を反転する機能も有している。一実施形態では、複数のCMPユニット10および/または複数のエッジ研磨ユニット11を設けてもよい。
基板処理装置は、さらに、CMPユニット10および/またはエッジ研磨ユニット11で研磨された基板を洗浄する洗浄ユニット20と、洗浄された基板を乾燥させる乾燥ユニット21と、基板を第2の基板ステーション18から洗浄ユニット20に搬送する第3の搬送ロボット24と、基板を洗浄ユニット20から乾燥ユニット21に搬送する第4の搬送ロボット25と、基板処理装置全体の動作を制御する動作コントローラ30とを備えている。本実施形態では、洗浄ユニット20は、2つのロールスポンジを回転させながら基板の両面に接触させるロールスポンジタイプの洗浄機である。一実施形態では、洗浄ユニット20は、ペンタイプのスポンジを回転させながら、基板の表面に接触させるペンスポンジタイプの洗浄機であってもよい。
乾燥ユニット21は、IPA蒸気(イソプロピルアルコールとNガスとの混合気)と、純水をそれぞれのノズルから基板の表面に供給しながら、これらノズルを基板の表面に沿って移動させるように構成されている。一実施形態では、乾燥ユニット21は、基板を高速で回転させるスピン乾燥機であってもよい。
基板処理装置の動作の一例は次のようになる。第1の搬送ロボット3は、基板を基板カセットから取り出し、第1の基板ステーション17の上に置く。第2の搬送ロボット15は、基板を第1の基板ステーション17から取り上げ、CMPユニット10またはエッジ研磨ユニット11のいずれかに基板を搬入する。CMPユニット10に搬送する場合は、第2の搬送ロボット15は基板を反転させ、その後、CMPユニット10に基板を搬入する。基板は、CMPユニット10またはエッジ研磨ユニット11により研磨される。研磨すべき基板をCMPユニット10またはエッジ研磨ユニット11に搬送する前に、第1の搬送ロボット3により基板を表面状態測定器4に搬送して、基板の表面状態を測定してもよい。CMPユニット10およびエッジ研磨ユニット11のうちの一方で基板を研磨した後、CMPユニット10およびエッジ研磨ユニット11のうちの他方で基板を研磨してもよい。
第2の搬送ロボット15は、CMPユニット10またはエッジ研磨ユニット11で研磨された基板を第2の基板ステーション18に搬送する。基板がCMPユニット10で研磨された場合は、第2の搬送ロボット15は基板を反転させ、その後、基板を第2の基板ステーション18に搬送する。さらに、第3の搬送ロボット24は、基板を第2の基板ステーション18から洗浄ユニット20に搬送する。基板は洗浄ユニット20により洗浄される。第4の搬送ロボット25は、洗浄された基板を洗浄ユニット20から乾燥ユニット21に搬送する。基板は乾燥ユニット21により乾燥される。第1の搬送ロボット3は、乾燥された基板を乾燥ユニット21から取り出し、基板カセットに戻す。乾燥された基板を基板カセットに戻す前に、第1の搬送ロボット3により基板を表面状態測定器4に搬送して、基板の表面状態を測定してもよい。
動作コントローラ30は、搬送ロボット3,15,24,25、表面状態測定器4、CMPユニット10、エッジ研磨ユニット11、洗浄ユニット20、および乾燥ユニット21の動作を制御するように構成されている。表面状態測定器4によって取得された表面状態の測定値は、動作コントローラ30に送られるようになっている。
動作コントローラ30は、その内部に記憶装置30aと、演算装置30bを備えている。記憶装置30aはハードディスクドライブ(HDD)またはソリッドステートドライブ(SSD)などのストレージ装置を備える。演算装置30bとしては、CPU(Central Processing Unit)が使用される。記憶装置30aにはプログラムが予め格納されており、演算装置30bはプログラムに従って動作する。搬送ロボット3,15,24,25、表面状態測定器4、CMPユニット10、エッジ研磨ユニット11、洗浄ユニット20、および乾燥ユニット21は、動作コントローラ30からの指示に従って動作する。動作コントローラ30はコンピュータであってもよい。以下に記載する基板の表面を研磨する方法を基板処理装置に実行させるためのプログラムは、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。
図2は、図1に示すCMPユニット10の斜視図である。CMPユニット10は、研磨パッド40を支持する研磨テーブル41と、基板(ウェーハなど)Wを研磨パッド40に押し付けるトップリング43と、研磨パッド40にスラリーを供給するためのスラリー供給ノズル46とを備えている。
研磨テーブル41は、テーブル軸47を介してその下方に配置されるテーブルモータ48に連結されており、このテーブルモータ48により研磨テーブル41が矢印で示す方向に回転されるようになっている。研磨パッド40は研磨テーブル41の上面に貼付されており、研磨パッド40の上面は基板Wを研磨する研磨面40aを構成している。研磨パッド40の研磨面40aは、基板Wの表面よりも大きな面積を有しており、基板Wの表面全体は研磨面40aに接触することが可能である。トップリング43はトップリングシャフト50の下端に固定されている。トップリング43は、その下面に真空吸着により基板Wを保持できるように構成されている。
基板Wの表面の研磨は次のようにして行われる。トップリング43および研磨テーブル41をそれぞれ矢印で示す方向に回転させる。スラリー供給ノズル46から研磨パッド40の研磨面40a上にスラリーを供給しながら、トップリング43により基板Wの表面(例えば配線パターンが形成された面)の全体を研磨パッド40の研磨面40aに押し付ける。基板Wの表面の全体は、スラリーの化学成分による化学的作用とスラリーに含まれる砥粒による機械的作用との組み合わせにより研磨される。
図3は、図1に示すエッジ研磨ユニット11の側面図である。エッジ研磨ユニット11は、基板(ウェーハなど)Wの裏面の中心側領域を保持して回転させる基板保持部71と、基板保持部71に保持されている基板Wの表面のエッジ部に、研磨具である研磨テープ72を押し付ける研磨ヘッド74とを備えている。基板保持部71は、基板Wを真空吸引により保持する保持面75を有する基板ステージ76と、基板ステージ76を回転させるステージモータ79とを備えている。
基板Wはその裏面が下向きの状態で基板ステージ76の保持面75上に載置される。保持面75には溝76aが形成されており、この溝76aは真空ライン80に連通している。真空ライン80は図示しない真空源(例えば真空ポンプ)に接続されている。真空ライン80を通じて基板ステージ76の溝76aに真空が形成されると、基板Wは真空吸引により基板ステージ76の保持面75上に保持される。この状態でステージモータ79は基板ステージ76を回転させ、基板Wをその軸線を中心に回転させる。保持面75の直径は基板Wの直径よりも小さく、基板Wの裏面の中心側領域は基板ステージ76によって保持される。基板Wの表面のエッジ部は、基板ステージ76の保持面75から外側にはみ出している。
研磨ヘッド74は、基板ステージ76に隣接しており、かつ基板ステージ76の保持面75よりも高い位置に配置されている。より具体的には、研磨ヘッド74は、基板Wの表面のエッジ部に対向して配置されている。研磨ヘッド74は、研磨具としての研磨テープ72を支持する複数のローラー83と、研磨テープ72を基板Wの表面に押し付ける押圧部材(例えば、押圧パッド)84と、押圧部材84に押圧力を付与するアクチュエータとしてのエアシリンダ86とを備えている。エアシリンダ86は押圧部材84に押圧力を与え、これにより押圧部材84は研磨テープ72を基板Wの表面のエッジ部に押し付ける。なお、研磨具として、研磨テープ72に代えて砥石を用いてもよい。研磨具として砥石を用いた場合でも同様に、砥石に対してエアシリンダなどのアクチュエータにより押圧力が加えられ、基板Wの表面のエッジ部に砥石が押圧されるように構成される。
研磨テープ72の一端は巻き出しリール91に接続され、他端は巻き取りリール92に接続されている。研磨テープ72は、巻き出しリール91から研磨ヘッド74を経由して巻き取りリール92に所定の速度で送られる。使用される研磨テープ72の例としては、表面に砥粒が固定されたテープ、または硬質の不織布からなるテープなどが挙げられる。研磨テープ72の一方側の面は、基板Wを研磨するための研磨面を構成する。研磨テープ72の研磨面は、基板の表面よりも小さい面積を有する。したがって、研磨テープ72は基板のエッジ部のみを局所的に研磨することができる。研磨ヘッド74は、研磨ヘッド移動装置95に連結されている。この研磨ヘッド移動装置95は、研磨ヘッド74を基板Wの半径方向に移動させるように構成されている。
研磨ヘッド移動装置95は、ボールねじ97とサーボモータ98との組み合わせから構成されたモータ駆動型移動装置である。この研磨ヘッド移動装置95は、研磨テープ72および研磨ヘッド74を予め設定された速度で基板Wの表面に沿って移動させるように構成されている。基板ステージ76の保持面75の上方および下方には、基板Wにリンス液を供給するリンス液供給ノズル101,102が配置されている。リンス液としては、純水を含まない液体である。純水はリンス液として好ましく使用される。
図4は押圧部材84の一実施形態を示す上面図であり、図5は図4に示す押圧部材84の側面図である。押圧部材84は、基板Wの曲率と同じ曲率を有する円弧形状を有した突起部44aを有している。このような形状の突起部44aを持つ押圧部材84は、研磨テープ72と基板Wとの接触時間および接触圧力を被研磨領域全体に亘って均一とすることができる。
基板Wの表面のエッジ部は次のようにして研磨される。研磨される基板Wは、その裏面が下向きの状態で、基板ステージ76の保持面75上に載置され、さらに基板Wの裏面が基板ステージ76に保持される。基板保持部71のステージモータ79は、基板ステージ76に保持された基板Wをその軸線を中心として回転させる。さらに、回転する基板Wの表面および裏面にリンス液供給ノズル101,102からリンス液を供給する。
リンス液を基板Wの表面および裏面に供給しながら、研磨ヘッド74のエアシリンダ86を駆動させ、押圧部材84で研磨テープ72を基板Wの表面のエッジ部に押し付ける。研磨テープ72は、基板Wの表面のエッジ部に摺接し、これによりエッジ部の研磨が開始される。
図6に示すように、押圧部材44が研磨テープ72を基板Wの表面のエッジ部に押し付けながら、研磨ヘッド移動装置55は、研磨ヘッド74(押圧部材44を含む)および研磨テープ72を基板Wの半径方向外側に移動させる。基板Wのエッジ部は、リンス液の存在下で研磨テープ72によって研磨される。リンス液は基板Wの内側から外側に流れ、研磨屑はリンス液によって基板Wから除去される。このようにして、エッジ研磨ユニット11は、基板Wの表面のエッジ部のみを局所的に研磨することができる。
図1に示す表面状態測定器4は、基板の中心部からエッジ部まで基板の半径方向に並ぶ複数の測定点において基板の膜厚(表面状態)を測定するように構成されている。図7は、CMPユニット10によって基板が研磨された後に表面状態測定器4によって測定された基板の膜厚の分布、すなわち膜厚プロファイルを示すグラフである。図7の縦軸は膜厚を表し、横軸は基板の半径方向に沿って並ぶ測定点の位置を表している。表面状態測定器4は、膜厚の測定値、および対応する測定点の位置を図1に示す動作コントローラ30に送信するように構成されている。
動作コントローラ30は、その記憶装置30a内にエッジ研磨データベースを予め記憶している。このエッジ研磨データベースは、研磨時間と、基板の表面状態(本実施形態では膜厚)との相関関係を示すデータベースである。研磨時間は、研磨テープ72が基板のエッジ部に押し付けられる時間である。一実施形態では、エッジ研磨データベースは、研磨荷重と、研磨時間と、基板の表面状態との相関関係を示すデータベースであってもよい。研磨荷重は、エッジ研磨ユニット11の研磨ヘッド74が研磨テープ72に加える荷重である。
動作コントローラ30は、先に研磨された基板の膜厚(表面状態)の測定値とエッジ研磨データベースとに基づいて、後続の基板の研磨条件を決定するように構成されている。より具体的には、動作コントローラ30は、研磨された基板の表面のエッジ部と基準領域との間の膜厚の差を算出し、この膜厚の差をなくすために必要な研磨条件をエッジ研磨データベースに基づいて決定する。基準領域とは、基板の表面上に予め定義された、エッジ部以外の領域である。例えば、図7に示すように、基準領域は、基板の表面の中心領域、すなわち基板の中心を含み、かつエッジ部よりも内側に位置する領域である。エッジ部は、基板の表面内の最も外側の領域である。例えば、エッジ部は、数mmの幅を持つ環状の領域である。本実施形態では、エッジ部は、2mmの幅を持つ環状の領域である。エッジ部と基準領域との間の膜厚の差は、エッジ部と基準領域との間の表面状態の差(ばらつき)に相当する。
図8は、エッジ研磨データベースの一例を示すグラフである。図8の縦軸は基板の膜厚(表面状態)を表し、横軸は研磨時間を表している。図8に示す実施形態では、エッジ研磨データベースは、研磨時間と、基板の表面状態(本実施形態では膜厚)との相関関係を示すデータベースである。図8の記号N1は予め設定された研磨荷重を表している。動作コントローラ30は、膜厚の差をなくすために必要な研磨条件をエッジ研磨データベースに基づいて決定する。例えば、膜厚の差が図8に示す膜厚D1に相当する場合、膜厚D1を除去するための研磨条件は、研磨時間t1を少なくとも含む。
動作コントローラ30は、上記決定された研磨条件で基板の表面のエッジ部を研磨するようにエッジ研磨ユニット11に指令を発する。すなわち、エッジ研磨ユニット11の研磨ヘッド74は、予め設定された研磨荷重N1を研磨テープ72に加えながら、研磨時間t1の間、研磨テープ72を基板Wのエッジ部に接触させる。このように、エッジ研磨ユニット11は、決定された研磨条件で基板の表面のエッジ部を研磨することによって、膜厚の差をなくすことができる。
図9は、エッジ研磨データベースの他の例を示すグラフである。図9に示す実施形態では、エッジ研磨データベースは、研磨荷重と、研磨時間と、基板の表面状態(本実施形態では膜厚)との相関関係を示すデータベースである。図9の記号N1、N2、N3、N4は研磨荷重を表している。研磨荷重N1、N2、N3、N4の関係は、N1>N2>N3>N4である。
動作コントローラ30は、膜厚の差をなくすために必要な研磨条件をエッジ研磨データベースに基づいて決定する。例えば、膜厚の差が図9に示す膜厚D1に相当する場合、膜厚D1を除去するための研磨条件は、以下の通りである。
研磨条件1:研磨荷重N1、研磨時間t1
研磨条件2:研磨荷重N2、研磨時間t2
研磨条件3:研磨荷重N3、研磨時間t3
研磨条件4:研磨荷重N4、研磨時間t4
ただし、t1<t2<t3<t4である。
動作コントローラ30は、研磨条件1〜4のうちから1つの研磨条件を決定し、決定された研磨条件で基板の表面のエッジ部を研磨するようにエッジ研磨ユニット11に指令を発する。例えば、上記研磨条件3が決定された場合は、エッジ研磨ユニット11の研磨ヘッド74は、研磨荷重N3を研磨テープ72に加えながら、研磨時間t3の間、研磨テープ72を基板Wのエッジ部に接触させる。
次に、基板の表面を平坦化させるための研磨方法の一実施形態について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。第1の基板(第1のウェーハ)は、搬送ロボット3,15によってフロントロード部1上の基板カセットからCMPユニット10に搬送される。CMPユニット10は第1の基板の表面全体を研磨する化学機械研磨工程を実行する(ステップ1)。この化学機械研磨工程は、図2を参照して説明した態様で実行される。
研磨された第1の基板は洗浄ユニット20で洗浄され、さらに乾燥ユニット21で乾燥される(ステップ2)。乾燥された第1の基板は第1の搬送ロボット3によって表面状態測定器4に搬送され、表面状態測定器4により複数の測定点での第1の基板の膜厚が測定される(ステップ3)。膜厚の測定値、および対応する測定点の位置は動作コントローラ30に送信される。動作コントローラ30は、研磨された第1の基板の表面上の膜厚の差をなくすために必要な研磨条件を決定する(ステップ4)。より具体的には、動作コントローラ30は、研磨された第1の基板の表面のエッジ部と基準領域との間の膜厚の差を算出し、この膜厚の差をなくすために必要な研磨条件をエッジ研磨データベースに基づいて決定する。第1の基板は基板カセットに戻される。
次に、第2の基板(第2のウェーハ)が同じ基板カセットから取り出され、エッジ研磨ユニット11に搬送される。エッジ研磨ユニット11は、動作コントローラ30によって決定された研磨条件の下で第2の基板の表面のエッジ部を研磨するエッジ研磨工程を実行する(ステップ5)。このエッジ研磨工程は、図3および図6を参照して説明した態様で実行される。エッジ部が研磨された第2の基板は第2の搬送ロボット15によってCMPユニット10に搬送され、CMPユニット10は第2の基板の表面全体を研磨する化学機械研磨工程を実行する(ステップ6)。この化学機械研磨工程は、図2を参照して説明した態様で実行される。表面全体が研磨された第2の基板は洗浄ユニット20で洗浄され、さらに乾燥ユニット21で乾燥される(ステップ7)。乾燥された第2の基板は基板カセットに戻される。乾燥された第2の基板を基板カセットに戻す前に表面状態測定器4に搬送し、表面状態測定器4で第2の基板の膜厚を測定してもよい。
同一の基板カセット内に収容されている第1の基板および第2の基板は、概ね同じ膜厚プロファイルを有している。本実施形態によれば、CMPユニット10で研磨された第1の基板の膜厚の測定結果に基づいて、次の第2の基板の研磨条件が決定される。すなわち、化学機械研磨工程の後に想定される膜厚のばらつきを解消する研磨条件下でエッジ研磨工程が実行される。したがって、CMPユニット10およびエッジ研磨ユニット11は、第2の基板の表面全体を平坦化することが可能である。
本実施形態では、第2の基板のエッジ研磨工程が先に行われ、その後に第2の基板の化学機械研磨工程が行われる。これは、エッジ研磨ユニット11の研磨テープ72で第2の基板上に形成された研磨痕を、CMPユニット10によって除去するためである。したがって、本実施形態によれば、第2の基板の表面を鏡面に仕上げることが可能である。しかしながら、一実施形態では、第2の基板の化学機械研磨工程を先に行い、その後に第2の基板のエッジ研磨工程を行ってもよい。
図11は、基板の表面を平坦化させるための研磨方法の他の実施形態を示すフローチャートである。基板(ウェーハ)は、第1の搬送ロボット3によってフロントロード部1上の基板カセットから表面状態測定器4に搬送され、表面状態測定器4により複数の測定点での基板の膜厚が測定される(ステップ1)。膜厚の測定値、および対応する測定点の位置は動作コントローラ30に送信される。動作コントローラ30は、研磨された基板の表面上の膜厚の差をなくすために必要な研磨条件を決定する(ステップ2)。より具体的には、動作コントローラ30は、研磨された基板の表面のエッジ部と基準領域との間の膜厚の差を算出し、この膜厚の差をなくすために必要な研磨条件をエッジ研磨データベースに基づいて決定する。
膜厚の測定後、基板は第1の搬送ロボット3によって表面状態測定器4から取り出され、搬送ロボット3,15によってエッジ研磨ユニット11に搬送される。エッジ研磨ユニット11は、動作コントローラ30によって決定された研磨条件の下で基板の表面のエッジ部を研磨するエッジ研磨工程を実行する(ステップ3)。このエッジ研磨工程は、図3および図6を参照して説明した態様で実行される。
エッジ部が研磨された基板は第2の搬送ロボット15によってCMPユニット10に搬送され、CMPユニット10は基板の表面全体を研磨する化学機械研磨工程を実行する(ステップ4)。この化学機械研磨工程は、図2を参照して説明した態様で実行される。表面全体が研磨された基板は洗浄ユニット20で洗浄され、さらに乾燥ユニット21で乾燥される(ステップ5)。乾燥された基板は基板カセットに戻される。乾燥された基板を基板カセットに戻す前に表面状態測定器4に搬送し、表面状態測定器4で基板の膜厚を測定してもよい。
図11に示す実施形態では、1枚の基板に対して、膜厚の測定、エッジ部の研磨条件の決定、エッジ研磨工程、およびCMP工程の順で処理が実行される。一実施形態では、1枚の基板に対して、膜厚の測定、エッジ部の研磨条件の決定、CMP工程、およびエッジ研磨工程の順で実行されてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 フロントロード部
2 ロードアンロード部
3 第1の搬送ロボット
4 表面状態測定器
10 CMPユニット
11 エッジ研磨ユニット
15 第2の搬送ロボット
17 第1の基板ステーション
18 第2の基板ステーション
20 洗浄ユニット
21 乾燥ユニット
24 第3の搬送ロボット
25 第4の搬送ロボット
30 動作コントローラ
40 研磨パッド
41 研磨テーブル
43 トップリング
46 スラリー供給ノズル
47 テーブル軸
48 テーブルモータ
50 トップリングシャフト
71 基板保持部
72 研磨テープ
74 研磨ヘッド
75 保持面
76 基板ステージ
79 ステージモータ
80 真空ライン
83 ローラー
84 押圧部材
86 エアシリンダ
91 巻き出しリール
92 巻き取りリール
95 研磨ヘッド移動装置
97 ボールねじ
98 サーボモータ
101,102 リンス液供給ノズル

Claims (14)

  1. スラリーを研磨面に供給しながら第1の基板の表面全体を前記研磨面に摺接させて前記第1の基板の表面全体を研磨し、
    前記第1の基板の表面上の複数の測定点での表面状態を測定し、
    前記表面状態の測定値とエッジ研磨データベースとに基づいて研磨条件を決定し、
    スラリーを前記研磨面に供給しながら第2の基板の表面全体を前記研磨面に摺接させる化学機械研磨工程、および前記第2の基板のエッジ部を研磨具で局所的に研磨するエッジ研磨工程のうちのいずれか一方を実行し、その後、
    前記化学機械研磨工程および前記エッジ研磨工程のうちの他方を前記第2の基板に対して実行し、
    前記エッジ研磨工程は、前記決定された研磨条件下で実行され、
    前記エッジ研磨データベースは、研磨時間と、基板の表面状態との相関関係を示すデータベースであることを特徴とする研磨方法。
  2. 前記第2の基板に対して前記エッジ研磨工程を実行し、その後、前記第2の基板に対して前記化学機械研磨工程を実行することを特徴とする請求項1に記載の研磨方法。
  3. 基板の表面状態は、基板の膜厚、基板の表面粗さ、または基板の表面上のパーティクルの数であることを特徴とする請求項1または2に記載の研磨方法。
  4. 前記研磨条件を決定する工程は、前記第1の基板の表面のエッジ部と基準領域との間の膜厚の差を算出し、前記膜厚の差をなくすために必要な研磨条件をエッジ研磨データベースに基づいて決定する工程であることを特徴とする請求項1に記載の研磨方法。
  5. 前記エッジ研磨工程は、砥粒を含まない液体を前記第2の基板に供給しながら、前記研磨具を前記第2の基板のエッジ部に摺接させる工程であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の研磨方法。
  6. 前記研磨具の研磨面は、前記基板の表面よりも小さな面積を有することを特徴とする請求項5に記載の研磨方法。
  7. 前記エッジ研磨データベースは、研磨荷重と、研磨時間と、基板の表面状態との相関関係を示すデータベースであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の研磨方法。
  8. 基板の表面上の複数の測定点での表面状態を測定し、
    前記表面状態の測定値とエッジ研磨データベースとに基づいて研磨条件を決定し、
    スラリーを研磨面に供給しながら基板の表面全体を前記研磨面に摺接させる化学機械研磨工程、および前記基板のエッジ部を研磨具で局所的に研磨するエッジ研磨工程のうちのいずれか一方を実行し、その後、
    前記化学機械研磨工程および前記エッジ研磨工程のうちの他方を前記基板に対して実行し、
    前記エッジ研磨工程は、前記決定された研磨条件下で実行され、
    前記エッジ研磨データベースは、研磨時間と、基板の表面状態との相関関係を示すデータベースであることを特徴とする研磨方法。
  9. 前記基板に対して前記エッジ研磨工程を実行し、その後、前記基板に対して前記化学機械研磨工程を実行することを特徴とする請求項8に記載の研磨方法。
  10. 基板の表面状態は、基板の膜厚、基板の表面粗さ、または基板の表面上のパーティクルの数であることを特徴とする請求項8または9に記載の研磨方法。
  11. 前記研磨条件を決定する工程は、前記基板の表面のエッジ部と基準領域との間の膜厚の差を算出し、前記膜厚の差をなくすために必要な研磨条件をエッジ研磨データベースに基づいて決定する工程であることを特徴とする請求項8に記載の研磨方法。
  12. 前記エッジ研磨工程は、砥粒を含まない液体を前記基板に供給しながら、前記研磨具を前記基板のエッジ部に摺接させる工程であることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一項に記載の研磨方法。
  13. 前記研磨具の研磨面は、前記基板の表面よりも小さな面積を有することを特徴とする請求項12に記載の研磨方法。
  14. 前記エッジ研磨データベースは、研磨荷重と、研磨時間と、基板の表面状態との相関関係を示すデータベースであることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか一項に記載の研磨方法。
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