JP2001096455A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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JP2001096455A
JP2001096455A JP27425999A JP27425999A JP2001096455A JP 2001096455 A JP2001096455 A JP 2001096455A JP 27425999 A JP27425999 A JP 27425999A JP 27425999 A JP27425999 A JP 27425999A JP 2001096455 A JP2001096455 A JP 2001096455A
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Shozo Oguri
章三 小栗
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康寿 小島
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忠典 惠川
Kenichi Shigeta
賢一 重田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨工程において連続して被研磨基板の管理
を行うことにより被研磨基板が割れたり飛び出すことに
よる損害を抑制できる研磨装置を提供する。 【解決手段】 研磨工具1と、被研磨基板Wを保持し被
研磨基板Wの被研磨面を研磨工具1に対して押圧する基
板保持具4とを備え、研磨工具1と基板保持具4を相対
的に移動させることで被研磨基板Wの研磨を行う。基板
保持具4の外側に設置され研磨工具1表面までの距離を
測定するセンサー10と、センサー10による研磨工具
1表面までの測定距離が研磨工具1表面上に被研磨基板
Wが介在することで変化したときはこれを研磨異常(被
研磨基板の飛び出しを含む)として検出する制御手段と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は研磨装置に関し、特
に研磨している半導体ウエハ等の被研磨基板に研磨異常
や被研磨基板の飛び出しが発生した場合にこれを検知す
る研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの微細化と高集積
化が進み、回路の配線間距離が狭くなりつつある。特に
0.5μm以下の光リソグラフィの場合、焦点深度が浅
くなるため露光装置の結像面の平坦度を必要とする。従
来、半導体ウエハの平坦化装置として自己平坦化CVD
装置やエッチング装置等があるが、これらは完全な平坦
化を実現できていない。最近、前記装置に比べて容易で
完全な平坦化を実現できると期待される研磨装置により
平坦化を行うことが広く採用されている。
【0003】この種の研磨装置は、各々独立した回転数
で回転する上面に研磨布を貼ったターンテーブルとトッ
プリング本体とを有し、ターンテーブルとトップリング
本体との間に被研磨基板(半導体ウエハ)を介在させて
被研磨基板を所定の圧力でターンテーブルに押圧して、
砥液を供給しつつ該被研磨基板の表面を平坦且つ鏡面に
研磨している。研磨終了後は被研磨基板をトップリング
本体から離脱させ、被研磨基板は次の処理、例えば洗浄
処理に移される。
【0004】しかしながら、研磨加工中において被研磨
基板が割れてしまい、研磨布上に破片が散らばることが
あった。この研磨布を再使用した場合に、被研磨基板の
表面に傷を与えてしまうので、割れる毎に研磨布を交換
しなければならなかった。また割れなかったとしても、
被研磨基板がトップリング本体から飛び出してしまうこ
とがあった。このとき、飛び出した被研磨基板が半導体
シリコンウエハ等の脆性材料で構成されている場合、タ
ーンテーブルを覆う壁面等に衝突して被研磨基板の外周
部にチッピング等の破損を生じる場合がある。この破損
した被研磨基板を再度研磨するときには、前記破損箇所
の付近に軽く力が加わっただけでも、被研磨基板は容易
に割れやすくなる。
【0005】この問題を解決すべく被研磨基板が割れる
ことと、トップリング本体から飛び出すことを防止する
ための工夫が先に提案されている。例えば、トップリン
グ下面と被研磨基板の間に弾性マット等の緩衝物を介在
させて研磨し、被研磨基板の割れや欠けを減少させる方
法や、被研磨基板の周囲をガイドしてトップリング内に
被研磨基板を固定させることにより研磨中の飛び出しを
防止する方法が知られている。
【0006】しかしながら上述の工夫は何れも予防であ
り、実際に被研磨基板がトップリング本体から飛び出し
た場合の対処はできない。被研磨基板がトップリング本
体から飛び出す場合の対処方法としては従来、トップリ
ング本体の外側近傍にトップリング本体から飛び出した
被研磨基板を検出する検知手段を設置し、これによって
被研磨基板がトップリング本体から飛び出したことを検
知して直ちに研磨動作を停止させる方法がある。
【0007】しかしながらこの方法の場合、被研磨基板
がトップリング本体から外部に飛び出した後にこれを検
知することとなるので、検知のタイミングが遅く、迅速
な研磨動作の停止などが行えない。
【0008】またこの方法の場合、被研磨基板が研磨中
に割れてもトップリング本体から飛び出さない以上はそ
の異常を検知できず、そのままポリッシングを継続して
しまう恐れもあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の事情に
鑑みてなされたものであり、研磨工程において連続して
被研磨基板の管理を行うことにより被研磨基板が割れた
り飛び出したりすることによる損害を抑制できる研磨装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、研磨工具と、被研磨基板を保持し被研磨基
板の被研磨面を研磨工具に対して押圧する基板保持具と
を備え、研磨工具と基板保持具を相対的に移動させるこ
とで被研磨基板の研磨を行う研磨装置において、基板保
持具の外側に設置され研磨工具表面までの距離を測定す
るセンサーと、該センサーによる研磨工具表面までの測
定距離が研磨工具表面上に被研磨基板が介在することで
変化したときはこれを研磨異常または被研磨基板の飛び
出しと検出する制御手段とを具備することを特徴とす
る。また本発明は、研磨工具と、被研磨基板を保持し被
研磨基板の被研磨面を研磨工具に対して押圧する基板保
持具とを備え、研磨工具と基板保持具を相対的に移動さ
せることで被研磨基板の研磨を行う研磨装置において、
基板保持具の内部または上方に被研磨基板の研磨異常又
は被研磨基板の飛び出しを検出する異常検知センサーを
設けることによって、被研磨基板が基板保持具から飛び
出す前に被研磨基板の研磨異常又は被研磨基板の飛び出
しを検出することを特徴とする。ここで前記異常検知セ
ンサーは、超音波センサーまたは変位センサーまたは圧
電素子または歪みセンサーまたは振動センサーであるこ
とを特徴とする。また本発明は、研磨工具と、被研磨基
板を保持し被研磨基板の被研磨面を研磨工具に対して押
圧する基板保持具とを備え、研磨工具と基板保持具を相
対的に移動させることで被研磨基板の研磨を行う研磨装
置において、前記基板保持具に保持された被研磨基板の
両面を挟むように電極板を設置してなるコンデンサーま
たは基板保持具の外部に飛び出した被研磨基板を挟む位
置に電極板を設置してなるコンデンサーと、コンデンサ
ーに所定の一定電圧を印加する電源と、コンデンサーか
ら流れる電流を測定する電流計とを具備することによっ
て被研磨基板の研磨異常または被研磨基板が飛び出した
ことを検出することを特徴とする。また本発明は、研磨
工具と、被研磨基板を保持し被研磨基板の被研磨面を研
磨工具に対して押圧する基板保持具とを備え、研磨工具
と基板保持具を相対的に移動させることで被研磨基板の
研磨を行う研磨装置において、基板保持具の下面または
その周囲で研磨工具に接触子を接触させこの接触子と研
磨工具表面間に電流を流すと共にその電流値を測定する
測定手段を設け、前記接触子と研磨工具表面間を被研磨
基板が通過することで変化する電流値によって被研磨基
板の研磨異常または被研磨基板が飛び出したことを検出
することを特徴とする。また本発明は、研磨工具と、被
研磨基板を保持し被研磨基板の被研磨面を研磨工具に対
して押圧する基板保持具とを備え、研磨工具と基板保持
具を相対的に移動させることで被研磨基板の研磨を行う
研磨装置において、研磨工具または基板保持具の少なく
ともいずれか一方を駆動する駆動手段の駆動電流を測定
する測定器と、研磨中の駆動電流と研磨異常時または被
研磨基板が飛び出すときの駆動電流の閾値または波形パ
ターンとを比較して研磨の異常または被研磨基板の飛び
出しを検出する基板飛び出し・異常検出部とを具備する
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】ここでまず本発明を用いる洗浄装
置付きの化学的機械研磨装置(CMP装置)の一例につ
いて説明する。
【0012】図13はこの種の研磨装置の1例を示す全
体概略構成図である。同図に示すようにこの研磨装置
は、2基の同じ構成の研磨装置110(110a,11
0b)が左右対称に配置されている。洗浄装置126に
は、2基の1次洗浄機126a 1,126a2と、2基の
2次洗浄機126b1,126b2と、2基の反転機12
8a1,128a2とがそれぞれ各研磨装置110a,1
10bに対応して左右対称に設置され、また搬送機12
4a,124bも2基設置されている。またロードアン
ロード部122,122も左右対称に2基設置されてい
る。
【0013】研磨装置110a,110bは、研磨テー
ブル2a,2bと、下面に保持した半導体ウエハを研磨
テーブル2a,2bに押し付けて研磨するトップリング
4a,4bとを具備している。
【0014】このような構成の研磨装置では、半導体ウ
エハをロード・アンロード部122から搬送機124
a,124bを用いて受渡台138a(又は138b)
を介してトップリング4a(又は4b)の下面に吸着
し、研磨テーブル2a(又は2b)上に移動する。研磨
テーブル2a,2bの上面には、表面に研磨面を備える
研磨パッド又は砥石等の研磨工具1a,1bが取り付け
られている。ここで所定の砥液(Siウエハ上の絶縁膜
(酸化膜)を研磨する場合には所定の粒径の砥粒をアル
カリ水溶液に浮遊させたもの)を供給しつつ、研磨テー
ブル2a(又は2b)とトップリング4a(又は4b)
をそれぞれ回転させながら半導体ウエハを該研磨面に押
圧して半導体ウエハの研磨を行う。研磨を終えた半導体
ウエハは、洗浄・乾燥工程を経てロード・アンロード部
122に戻される。
【0015】1次洗浄機126a1,126a2は、ウエ
ハを取り囲むように複数の直立したローラ130を配置
し、ローラ130の上部外周に形成した溝によってウエ
ハの外周縁部を保持し、ローラ130の回転によってウ
エハを回転させる低速回転型の洗浄機であり、上下から
ローラ型やペンシル型のスポンジなどからなる洗浄部材
がウエハに接触・退避可能に設けられている。2次洗浄
機126b1,126b2は、回転軸の上端にウエハを把
持するアームを放射状に延ばして形成された高速回転型
の洗浄機である。
【0016】前記ウエハ研磨工程の後の洗浄工程は以下
のようにして行われる。まず1次洗浄機126a1(又
は126a2)でウエハを回転させながらその表裏面に
洗浄液を供給しつつ洗浄部材を擦りつけてスクラブ洗浄
を行う。
【0017】次に2次洗浄機126b1(又は126
2)において洗浄を行い、その後高速回転させて乾燥
工程を行う。洗浄・乾燥工程を終えたウエハは搬送機1
24bの清浄なハンドによってロード・アンロード部1
22に戻される。
【0018】この研磨装置では、ウエハを2基の研磨装
置110a,110bでそれぞれ個別に研磨する並列運
転方法と、1枚の基板を2基の研磨装置110a,11
0bに順次搬送して別の処理を行う直列運転方法の2つ
の方法を採用することができる。
【0019】並列運転方法では、それぞれの研磨装置1
10a,110bで研磨剤を使用する通常研磨と仕上げ
研磨を目的とし、研磨剤を使用せず水のみを供給する水
ポリッシングを互いにタイミングをずらせて行い、搬送
機124a,124bによる半導体ウエハの搬送を効率
的に行うようにする。この研磨装置では2つの研磨装置
110a,110bと第1次,第2次洗浄機126
1,126a2,126b 1,126b2が設けられてい
るので、研磨装置110aを使用した研磨工程と、1次
洗浄機126a1を使用した1次洗浄工程と、2次洗浄
機126b1を使用した2次洗浄工程とを順次行う第1
ウエハ処理ラインと、研磨装置110bを使用した研磨
工程と、1次洗浄機126a2を使用した1次洗浄工程
と、2次洗浄工程126b2を使用した2次洗浄工程と
を順次行う第2ウエハ処理ラインの2つのウエハ処理ラ
インを構成することができ、従って半導体ウエハの搬送
ラインが交錯することなく全く独立に並列運転すること
ができ、稼動効率を高めることができる。
【0020】直列運転方法では、一方の研磨装置110
aで半導体ウエハの通常研磨を行った後、半導体ウエハ
を他方の研磨装置110bに移送して水ポリッシングを
行う。研磨装置上でのコンタミが問題とならない場合に
は、一方の研磨装置110aから他方の研磨装置110
bに搬送機124aを介して移送しても良い。コンタミ
が問題となる場合には、一方の研磨装置110aで半導
体ウエハの通常研磨を行った後、半導体ウエハを搬送機
124aにより1次洗浄機126a1に移送して洗浄を
行い、他方の研磨装置110bに移送して水ポリッシン
グを行う。また1次洗浄機126a1では、一方の研磨
装置110aで使用したスラリーの種類に応じた好適な
薬液を添加しながら洗浄を行ってもよい。この直列運転
方法では、通常研磨と水ポリッシングをそれぞれ別の研
磨テーブル2a,2bで行うので、研磨テーブル上の砥
液や純水がその都度入れ替えられることなく、工程時間
のロスや砥液や純水の消費量の増加を招かない。
【0021】そして本発明においては、前記研磨装置1
10(110a,110b)内に、研磨している半導体
ウエハ(被研磨基板)の研磨異常を検出する異常検知手
段を設けている。
【0022】〔第一実施形態〕…超音波センサーによる
異常検出 ここで図1は研磨装置110内に設置した研磨テーブル
(ターンテーブル)2とトップリング4の部分の要部概
略正面図である。また図2は研磨テーブル2とトップリ
ング4の部分を図1に示す矢印A方向から見た要部概略
側面図である。
【0023】両図に示すように研磨テーブル2は、円板
状であってその下面中央にこの研磨テーブル2を回転駆
動するテーブル回転軸3が取り付けられている。また研
磨テーブル2の上面には研磨パッドや砥石等からなる研
磨工具1が取り付けられている。
【0024】一方トップリング4は、その上面中央にト
ップリング回転軸5が取り付けられており、トップリン
グ回転軸5の上部はトップリング旋回アーム6内に挿入
され、トップリング旋回アーム6の内部に設置された駆
動手段で回転駆動されるように構成されている。トップ
リング旋回アーム6は、旋回アーム回転軸7によって旋
回されるように構成されている。つまりトップリング4
は旋回アーム回転軸7によって、図13に示す受渡台1
38(a,b)と研磨テーブル2(a,b)間を移動自
在に構成されている。また研磨テーブル2の上部には、
砥液(スラリー)Sを供給する砥液供給管50が設置さ
れている。
【0025】そして本発明においては、前記トップリン
グ4の側部近傍に位置するように、超音波センサー(異
常検知センサー)10が設置されている。この超音波セ
ンサー10は、アーム51によってトップリング旋回ア
ーム6の側壁に取り付けられている。超音波センサー1
0はその内部に下記する超音波送信部10aと超音波受
信部10bとを具備しており、超音波送信部10aから
発射された超音波が超音波受信部10bに到達するまで
の時間を検出することで、その距離を演算するように使
用される。
【0026】図3はこの超音波センサー10の概略制御
ブロック図である。同図に示すように超音波センサー1
0の信号は、制御手段43に入出力され、またターンテ
ーブル駆動モータ制御部45とトップリング駆動モータ
制御部46とに出力されるように構成されている。ター
ンテーブル駆動モータ制御部45とトップリング駆動モ
ータ制御部46は制御手段43からの信号によってそれ
ぞれ研磨テーブル2とトップリング4の回転駆動を制御
する。
【0027】図4は前記超音波センサー10によって研
磨中の半導体ウエハWの研磨異常を検出する方法の1例
を示す概略フロー図である。即ち前述のようにトップリ
ング4の下面に保持した半導体ウエハWを、研磨工具1
の研磨面に接触してトップリング4と研磨テーブル2を
回転して、半導体ウエハWの被研磨面を研磨するが、そ
のとき所定のサンプリング周期(例えば100mse
c)で、前記超音波センサー10により超音波センサー
10から研磨工具1の研磨面(砥液の液面)までの距離
Lを測定する(ステップ1)。
【0028】即ち時間T(超音波パルスを送信し研磨工
具1の研磨面から反射して戻ってくるまでの時間)を計
測し、下記式によって距離Lを求める演算を前記図3に
示す制御手段43において行う。図1では送信波及び反
射波はそれぞれ大きな入射角及び反射角を有するように
描いたが、実際は略垂直入射及び垂直反射である。 L=V×T÷2 V=f×λ 但し、V:超音波伝播媒体(ここでは空気)中の音速 f:超音波送信部10aの超音波振動子の周波数 λ:超音波送信波の波長
【0029】1例として、半導体ウエハWの板厚を1m
mとしたとき、波長λとして0.1mmをとる。このと
き上式より超音波送信部10aの超音波振動子の周波数
fは、f=340(m/s)/0.1(mm)=3.4
0(MHz)となり、この値を固有振動数とする圧電素
子等の超音波振動子を超音波送信波源とする。このとき
T=0.59msecとなれば、上記式より距離L=1
0cmが測定できる。
【0030】次に制御手段43において、前記測定した
距離Lと、予め制御手段43に記憶しておいた閾値L1
との比較を行い、L≒L1ならば正常であると判断して
(ステップ2)研磨運転を継続する(ステップ3)。一
方L<L1ならば超音波センサー10からその下にある
物体間の距離が短くなっているので、超音波センサー1
0と研磨工具1の上面との間に異物、即ちトップリング
4から飛び出した半導体ウエハWや、割れた半導体ウエ
ハWの破片等があることを意味するので異常と判断して
(ステップ2)ターンテーブル2とトップリング4の駆
動の停止を行う(ステップ4)。
【0031】なお上記閾値L1は、正常にトップリング
4に半導体ウエハWを保持した状態で、実際の研磨条件
で研磨を行ったときの距離を予め数回測定し、この測定
値を統計的に処理して設定しておく。
【0032】なお前記ステップ4におけるターンテーブ
ル2とトップリング4の停止は、前記制御手段43から
ターンテーブル駆動モータ制御部45とトップリング駆
動モータ制御部46に回生制動指令信号を送り、これに
より駆動モータに回生制動をかける。なお上記例では駆
動モータに回生制動をかけてターンテーブル2等を停止
する例を示したが、これに代えて又はこれに加えて、例
えばターンテーブル2の回転部にブレーキドラムを設
け、このブレーキドラムにブレーキシューを押し当てて
制動をかけるような所謂メカニカルブレーキを用いても
良い。またトップリング4の場合は慣性力が小さいので
電源を遮断するのみで停止させても良い。
【0033】〔第二実施形態〕…超音波センサーによる
異常検出 図5は本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブル)
2とトップリング4の部分の要部概略正面図である。な
お前記第一実施形態と同一部分又は相当部分には同一符
号を付してその詳細な説明は省略する。この実施形態に
おけるトップリング4の上面には2つの超音波センサー
(異常検知センサー)10−1,10−2が取り付けら
れている。一方の超音波センサー10−1は半導体ウエ
ハWの外周を保持するガイドリング4−1の真上に設置
され、他方の超音波センサー10−2はガイドリング4
−1の内側の位置に設置されている。トップリング4の
超音波センサー10−1,10−2を取り付けた部分に
は、真下に向かって貫通する通路4−4,4−5が設け
られている。
【0034】そして超音波センサー10−1,10−2
は各々超音波を送信し、前記通路4−4,4−5を介し
て被検知体からの反射波を受信し、その反射強度(音
圧)を測定し、この反射強度の変化によって半導体ウエ
ハWの研磨異常を検出する。さらにこの実施形態の場
合、超音波センサー10−1,10−2が発振する超音
波の超音波周波数を、半導体ウエハW自体の共振周波数
に相当する周波数としている。
【0035】図6はこの超音波センサー10−1,10
−2の概略制御ブロック図である。同図に示すように超
音波センサー10−1,10−2の検出信号は、制御手
段43に入出力され、またモータの制御信号は制御手段
43からターンテーブル駆動モータ制御部45とトップ
リング駆動モータ制御部46とに出力されるように構成
されている。そして例えば以下の方法で半導体ウエハW
の研磨異常を検出する。
【0036】即ち、まずトップリング4の下面に保持し
た半導体ウエハWを、研磨工具1の研磨面に接触してト
ップリング4とターンテーブル2を回転して、半導体ウ
エハWの被研磨面を研磨するが、そのとき連続して超音
波センサー10−1,10−2からそれぞれ研磨工具1
表面と半導体ウエハW上に超音波を送信するとともに、
それらの反射波を各超音波センサー10−1,10−2
の受信部で受信し、その音圧pから各音圧レベルZ1,
Z2を測定する。音圧レベルZ(dB)と音圧p(μP
a)との関係を下式に示す。 Z=10log10(p/20)
【0037】このとき超音波センサー10−2が送信す
る超音波によって半導体ウエハWは共振して振動するの
で、超音波センサー10−2によって測定される音圧レ
ベルZ2は低下している。一方超音波センサー10−1
が送信する超音波は研磨工具1表面によって反射される
ので共振はなく、所定の音圧レベルZ1が測定される。
【0038】そして図5に示すように半導体ウエハWが
トップリング4から飛び出そうとした場合は、超音波セ
ンサー10−2が送信する超音波は研磨工具1表面によ
って反射されるので半導体ウエハWとの共振はなく音圧
レベルZ2は大きくなり、一方超音波センサー10−1
が送信する超音波はその下を通過する半導体ウエハWに
よって反射されるので共振によってその音圧レベルZ1
は低下する。またトップリング4内において半導体ウエ
ハWが割れたような場合は割れたウエハの共振周波数が
変化するので、超音波センサー10−2が測定する音圧
レベルZ2は大きくなる。
【0039】そして図6に示す制御部43は、音圧レベ
ルZ1,Z2の値の少なくともいずれか一方が先にそれ
ぞれの閾値Z01,Z02から変化した場合、これを半
導体ウエハWの研磨異常として検出し、ターンテーブル
2とトップリング4の駆動の停止を前記第1実施形態と
同様にターンテーブル駆動モータ制御部45とトップリ
ング駆動モータ制御部46とを制御することで行う。
【0040】なお閾値Z01,Z02は、正常にトップ
リング4に半導体ウエハWを保持した状態で、実際の研
磨条件で研磨を行ったときの音圧レベルZ1,Z2を予
め数回測定することで統計的に処理して求めておく。
【0041】この実施形態のように超音波センサー10
−1,10−2をトップリング4の上方に設けると、半
導体ウエハWがトップリング4から完全に飛び出す前に
その研磨異常を検出できるので、前記第1実施形態のよ
うに飛び出した後の半導体ウエハWを検知する方法に比
べて研磨異常検出が速く行える。
【0042】〔第二実施形態の変形例〕…超音波センサ
ーによる異常検出 上記第二実施形態では超音波センサー10−1,10−
2が発振する超音波の超音波周波数を、半導体ウエハW
自体の共振周波数に相当する周波数としたが、この実施
形態においては、それ以外の周波数とした。つまり半導
体ウエハWの共振による反射波強度の減衰を用いない
で、単に被検知体から反射強度(音圧レベル)を測定し
てその変動から半導体ウエハWの異常を検出する。
【0043】即ち超音波センサー10−1,10−2は
各々超音波を送信し、前記通路4−4,4−5を介して
被検知体からの反射波を受信し、その反射強度(音圧レ
ベルZ1,Z2)を測定し、この音圧レベルZ1(Z
2)が制御部43でZs1<Z1<Zh1(Zs2<Z
2<Zh2)でなければ、半導体ウエハWが研磨異常で
あると検出し、ターンテーブル2とトップリング4の駆
動の停止を前記各実施形態と同様に行う。
【0044】なお正常にトップリング4に半導体ウエハ
Wを保持した状態で、実際の研磨条件で研磨を行ったと
きの音圧レベルZ1,Z2を予め数回測定することで、
閾値の幅を、低い方をZs1,Zs2、高い側をZh
1,Zh2として設定しておく。
【0045】〔第一,二実施形態の変形例〕…放射温度
センサーによる異常検出 上記第一,第二実施形態では超音波センサー10,10
−1,10−2を用いたが、その代わりに放射温度セン
サーを各超音波センサー10,10−1,10−2を取
り付けた位置に設け、研磨中に被測定体(半導体ウエハ
Wや研磨工具1表面)の温度を連続して計測し、半導体
ウエハWが割れたり飛び出すなどの研磨異常時に起こる
所定の閾値(湿度)を超えたことを制御部43が検出す
ることで上記各実施形態と同様にターンテーブル2とト
ップリング4の駆動を停止する。
【0046】〔第三実施形態〕…コンデンサの静電容量
変化による異常検出 図7は本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブル)
2とトップリング4の部分の要部概略正面図である。な
お前記第一実施形態と同一部分又は相当部分には同一符
号を付してその詳細な説明は省略する。この実施形態の
トップリング4の下面には半導体ウエハWと略同径の円
形負極板11−1がバッキング材4−6を介して取り付
けられ、またトップリング4の外周近傍には円形負極板
12−1が導電性の支持棒17の先端に取り付けられて
いる。一方これら円形負極板11−1,12−1の対向
するターンテーブル2の位置にそれぞれリング状正極板
11−2,12−2が埋め込まれている。つまりターン
テーブル2がどの位置に回転しても、リング状正極板1
1−2,12−2が平行に円形負極板11−1,12−
1に対向するようにしてそれぞれコンデンサを構成して
いる。円形負極板12−1はトップリング4から飛び出
した半導体ウエハWが円形負極板12−1とリング状正
極板12−2の間を通過可能なように、研磨工具1の上
部に所定間隔隙間を開けて設置されている。
【0047】両円形負極板11−1,12−1はそれぞ
れアースされ、両リング状正極板11−2,12−2に
はそれぞれ各コンデンサーに所定の一定電圧を印加する
電圧源V1,V2が接続されている。また両リング状正
極板11−2,12−2側には、各コンデンサーを流れ
る電流を測定する電流計A1,A2が接続されている。
なお16−1,16−2はスリップリングである。
【0048】そして半導体ウエハWはトップリング4に
保持され、第一実施形態と同様に研磨される。一方コン
デンサは、Q=C×V(Q:コンデンサ極板間に蓄えら
れる電気量、C:静電容量、V:極板間の電位差)なの
で、Vを一定としたとき上式を時間tで微分して、dQ
/dt=I=dC/dt×V(Iは電流)となる。つま
り静電容量Cが変化すると電流が流れる。
【0049】そして半導体ウエハWの研磨中に、各々の
コンデンサの電流計A1,A2で電流値を連続測定す
る。各電流計A1,A2からの測定電流値の出力は、図
示しない回転ジョイントを介して図示しない制御部に送
られる。
【0050】そして正常研磨時には各々のコンデンサ容
量は変化しないので、電流計A1,A2に電流は流れな
い。
【0051】一方半導体ウエハWに割れが生じたり、外
部に飛び出そうとした場合は、円形負極板11−1とリ
ング状正極板11−2からなるコンデンサの静電容量が
変化する。また飛び出した半導体ウエハWが円形負極板
12−1とリング状正極板12−2からなるコンデンサ
の間を通過した場合も、このコンデンサの静電容量が変
化する。
【0052】したがって図示しない制御部で電流計A
1,A2の測定値を各々設定した所定の閾値と比較して
何れかの測定値が先にその閾値(半導体ウエハWが飛び
出したり、割れるなどの研磨異常が起きるときの電流値
を数回シュミレーションして閾値を求める)を超える
と、これを半導体ウエハWの研磨異常と判断し、または
所定のサンプリング時間内で電流計A1,A2の各々の
測定値の時間変化の波形パターンの内いずれか一つが先
に、各々の予め設定した波形パターン(半導体ウエハW
が飛び出したり、割れるなどの研磨異常が起きるときの
電流値の時間変化の波形パターンを数回シュミレーショ
ンして求める)と一致していれば、これを半導体ウエハ
Wの研磨異常と判断し、ターンテーブル2とトップリン
グ4の駆動の停止を前記第1実施形態と同様に行う。
【0053】なおこの実施形態では半導体ウエハWの異
常を、トップリング4の内部と外部の両者にコンデンサ
を設けて検出するように構成したが、いずれか一箇所に
コンデンサを設けても良く、またターンテーブル側のリ
ング状の電極板に対してトップリング側の電極板を複数
個取り付けるようにしても良い。なお負極板11−1
(12−1)と正極板11−2(12−2)の極性を逆
にしても良い。
【0054】またトップリング4の外部に設置するコン
デンサ(上記実施形態では円形負極板12−1とリング
状正極板12−2)は、半導体ウエハWが飛び出す可能
性の高い位置をシュミレーションによって予め求め、そ
の位置に配置する。
【0055】この実施形態のようにコンデンサをトップ
リング4の内部に設けると、半導体ウエハWがトップリ
ング4から外部に完全に飛び出す前にその異常を検出で
きるので、前記第1実施形態のように飛び出した後の半
導体ウエハWを検知する方法に比べて研磨異常検出が速
く行える。
【0056】〔第四実施形態〕…電流値の変化による異
常検出 図8は本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブル)
2とトップリング4の部分を示す図であり、同図(a)
は要部概略平面図、同図(b)は要部概略正面図であ
る。なお前記第一実施形態と同一部分又は相当部分には
同一符号を付してその詳細な説明は省略する。この実施
形態のトップリング4の下面のガイドリング4−1の外
周には、研磨工具1の表面に当接するリング状接触子2
1が取り付けられている。一方研磨工具1の外周にはリ
ング状導電体20が取り付けられ、このリング状導電体
20の表面には、導電部材23−2に支持された導電性
接触子22−2が当接している。またトップリング4の
外側の研磨工具1の表面にも導電部材23−1に支持さ
れた導電性接触子22−1が当接している。導電部材2
3‐1の設置位置は、半導体ウエハWが飛び出す位置、
即ち回転するターンテーブル2のトップリング4の下流
側の位置である。
【0057】そしてリング状導電体20はアースされ、
導電性接触子22−2とリング状接触子21と導電性接
触子22−1にはそれぞれ電圧V1,V2,V3が印加
され、またそれぞれ電流計A1,A2,A3が接続され
ている。
【0058】そして半導体ウエハWの研磨中に、研磨工
具1とリング状接触子21、研磨工具1と導電性接触子
22−1、リング状導電体20と導電性接触子22−2
とを電気的に導通させておき、各電流計A1,A2,A
3で電流値を連続的に測定する。なお研磨工具1上には
酸性またはアルカリ性のスラリーを供給しているので、
研磨工具1上の各接触子からの導通は(研磨布または砥
石などの研磨工具1は一般的に絶縁性が高いので)スラ
リー、リング状導電体20を介して行われる。なお研磨
工具1には、導電材を含めたものを用いてもよい。また
リング状導電体20は研磨工具1に全て置き換えても良
い。
【0059】そして半導体ウエハWが飛び出したり割れ
るなどの研磨異常が起こると、電気抵抗の高い半導体ウ
エハWが各接触子21,22−1,22−2と研磨工具
1の間を横切り、電気的導通に変化が生じるので、各電
流計A1〜A3の値に変化が生じる。
【0060】したがって図示しない制御部で計測中の電
流値を各々設定した所定の閾値と比較していずれか一つ
の測定電流値が先にその閾値(半導体ウエハWが飛び出
したり割れるなどの研磨異常が起きるときの電流値を数
回シュミレーションして閾値を求める)を超えるとこれ
を半導体ウエハWの研磨異常と判断し、または所定のサ
ンプリング時間内で各電流計A1〜A3の測定値の時間
的変化の波形パターンのいずれか一つが先に、各々の予
め記憶しておいた波形パターンW1〜W3(半導体ウエ
ハWが飛び出したり割れるなどの研磨異常が起きるとき
の電流値の時間変化の波形パターンを数回シュミレーシ
ョンして求める)と一致していればこれを半導体ウエハ
Wの研磨異常と判断し、ターンテーブル2とトップリン
グ4の駆動の停止を前記第1実施形態と同様に行う。
【0061】なお本実施形態では半導体ウエハWの飛び
出しや割れなどの異常をガイドリング4−1近傍、及び
トップリング4の外部で電流値の変化により検出するよ
うにしたが、いずれか一箇所で検出するようにしても良
い。
【0062】〔第五実施形態〕…圧電素子の接触圧力の
変化による異常検出 図9は本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブル)
2とトップリング4の部分を示す図であり、同図(a)
は要部概略平面図、同図(b)は(Y2−Y2矢視部分
断面を表す)要部概略正面図である。なお前記第一実施
形態と同一部分又は相当部分には同一符号を付してその
詳細な説明は省略する。
【0063】この実施形態においては、トップリング4
の下面に取り付けたスペーサ28の開口部に放射状に3
つずつの圧電素子24を取り付け、またガイドリング4
−1の下面に均等に4つの圧電素子25を取り付け、さ
らにトップリング4の外部にサポート27−1,27−
2によって支持された圧電素子26−1.26−2を研
磨工具1の表面に接近させて設置している。そして予め
数回のシュミレーションによって半導体ウエハWが飛び
出したり割れるなどの研磨異常が起きるときに得られる
各圧電素子24,25,26から出力される電流値の閾
値を測定し設定しておく(または半導体ウエハWが飛び
出したり割れるなどの研磨異常が起きるときに得られる
各圧電素子24,25,26から出力される電流値の時
間変化の波形パターンW1〜W3を数回シュミレーショ
ンして求めておく)。
【0064】そして半導体ウエハWの研磨中は、各圧電
素子24,25,26の測定値を連続的にモニターす
る。半導体ウエハWが飛び出したり割れるなどの研磨異
常が起こると、各圧電素子24,25,26に半導体ウ
エハWが強く当接するなどして各圧電素子24,25,
26から出力される電流値が変化するが、その測定値を
図示しない制御部で閾値と比較して、各圧電素子24,
25,26の測定値のいずれか一つが先にその閾値を超
えるとこれを半導体ウエハWの研磨異常と判断し、また
は所定のサンプリング時間内で測定した電流値の時間的
変化の波形パターンのいずれか一つが先に、各々の予め
記憶しておいた波形パターンW1〜W3と一致していれ
ばこれを半導体ウエハWの研磨異常と判断し、ターンテ
ーブル2とトップリング4の駆動の停止を前記第1実施
形態と同様に行う。
【0065】なお本実施形態では半導体ウエハWの飛び
出しや割れなどの研磨異常をトップリング4のウエハ保
持部、ガイドリング4−1下面、及びトップリング4の
外部で検出するようにしたが、いずれか一箇所または二
箇所で検出するようにしても良い。
【0066】〔第六実施形態〕…モータの駆動電流の変
化による異常検出 図10は本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分を示す要部概略正面図で
ある。なお前記第一実施形態と同一部分又は相当部分に
は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0067】この研磨装置は、トップリング4に保持さ
れた半導体ウエハWを研磨工具1に対して旋回アーム6
内に備えた(トップリング4をZ方向に昇降させる)図
示しない押圧昇降機構により所定の押圧力で押圧し、タ
ーンテーブル2を所定の回転数で一定に回転させた状態
で、トップリング4の回転数をトップリング回転数測定
器32−2で検出し、トップリング回転モータドライバ
ー32−1で所定の回転数になるように制御した回転駆
動電流をトップリング4の回転駆動モータ30へ送り、
トップリング4を一定の回転数で回転させ、研磨剤(ス
ラリー)Sを供給しつつ研磨を行うように構成されてい
る。
【0068】半導体ウエハWが飛び出したり割れるなど
の研磨異常が起きると、研磨工具1との研磨抵抗が変化
し、それは回転駆動モータ30の駆動電流値に比例する
ので駆動電流値を測定することにより、半導体ウエハW
の研磨異常が検出できる。半導体ウエハWが飛び出した
り割れるなどの研磨異常が起きるときの研磨シュミレー
ションを数回行い、そのときの電流の閾値または電流値
の時間変化の波形パターンWを予め得ておく。
【0069】そして半導体ウエハWの研磨中に、トップ
リング回転駆動電流をトップリング回転駆動電流の測定
器32−3で連続モニターし、基板飛び出し・異常検出
部32−4でモニター中の電流値を前記閾値と比較して
前記閾値を超えると(または所定のサンプリング時間内
で測定した電流値の時間変化の波形パターンが前述の波
形パターンWと一致していれば)半導体ウエハWの飛び
出し・異常と判断し、ターンテーブル2とトップリング
4の駆動の停止を前記第1実施形態と同様に行う。
【0070】なおターンテーブル2の回転駆動電流を測
定することにより、同様に半導体ウエハWの飛び出し・
異常を検出するようにしても良い。またターンテーブル
2とトップリング4の回転駆動電流を同時に測定して、
いずれか先に電流値の変化が検出されたら研磨装置の停
止を行うようにしても良い。
【0071】〔第七実施形態〕…振動センサーによる異
常検出 図11は本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分を示す要部概略正面図で
ある。なお前記第一実施形態と同一部分又は相当部分に
は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0072】この実施形態においては、トップリング4
に備えた振動センサー33の測定信号を研磨中連続測定
して、半導体ウエハWの飛び出しまたは異常の検出を行
う。即ちトップリング4に振動センサー33を備え、振
動センサー33で出力された振動検出信号が無線により
増幅器34−1に送信される。さらにこの実施形態で
は、増幅器34−1で増幅された振動検出信号のうちウ
エハの飛び出しまたは異常の検出に必要な周波数成分の
みを抽出するバンドパスフィルター34−2と、バンド
パスフィルター34−2から出力信号の振動解析を行う
振動解析器34−3と、振動解析器34−3の解析信号
を入力し、半導体ウエハWの飛び出しまたは異常の検出
を行い研磨停止信号を研磨装置駆動制御部34−5に出
力する基板飛び出し異常検出部34−4とを具備する。
【0073】基板飛び出し異常検出部34−4には閾値
が設定されていて、振動解析器34−3から出力された
解析信号がこの閾値を超えたときに半導体ウエハWの飛
び出し・異常と判断し、研磨停止信号を研磨装置駆動制
御部34−5に出力して、ターンテーブル2とトップリ
ング4の駆動の停止を前記第1実施形態と同様に行う。
【0074】なおこの実施形態では振動センサー33を
用いたが、その代わりに歪みセンサーや圧力センサーを
用いるようにしても良い。またセンサーは異なる種類の
ものや同一のものを複数設置して、いずれか先に異常を
検出したら研磨装置を停止するようにしても良い。
【0075】〔第八実施形態〕…変位センサーによる異
常検出 図12は本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分を示す要部概略正面図で
ある。なお前記第一実施形態と同一部分又は相当部分に
は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0076】この実施形態においては、トップリング4
の上方に備えたトップリング4上面の位置の変化を測定
する非接触式変位センサー35によってその変化を研磨
中連続測定して、半導体ウエハWの飛び出しまたは異常
の検出を行う。非接触式変位センサー35の代わりに接
触式変位センサーを用いても良い。即ちこの実施形態で
は、非接触式変位センサー35から出力された信号が変
位測定部35−1で変位量に換算された後、基板飛び出
し・異常検出部35−2が半導体ウエハWの飛び出しま
たは異常の検出を行い、研磨停止信号を研磨装置駆動制
御部35−3に出力するように構成している。
【0077】基板飛び出し異常検出部35−2には閾値
が設定されていて、変位測定部35−1から出力された
変位量がこの閾値を超えたときに半導体ウエハWの飛び
出し・異常と判断し、研磨停止信号を研磨装置駆動制御
部35−3に出力して、ターンテーブル2とトップリン
グ4の駆動の停止を前記第1実施形態と同様に行う。な
お5−1は球ベアリングであり、5−2,5−3はトル
ク伝達ピンである。
【0078】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、研磨装置に被研磨基板の飛び出し・異常を検出する
手段を設けたので、研磨中に被研磨基板のトップリング
からの飛び出しなどを的確に検知でき、被研磨基板の飛
び出しなどを検知した場合、直ちに研磨動作を停止し、
被研磨基板の飛出しなどによる被研磨基板自身の破損、
ガイドリング、研磨クロス、パッキング材及びドレッシ
ング部材などの研磨装置を構成する機器や部材の損傷を
未然に防止することが極めて容易に行えるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研磨装置110内に設置した研磨テーブル(タ
ーンテーブル)2とトップリング4の部分の要部概略正
面図である。
【図2】研磨テーブル2とトップリング4の部分を図1
に示す矢印A方向から見た要部概略側面図である。
【図3】超音波センサー10の概略制御ブロック図であ
る。
【図4】超音波センサー10によって研磨中の半導体ウ
エハWの研磨異常を検出する方法の1例を示す概略フロ
ー図である。
【図5】本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分の要部概略正面図であ
る。
【図6】超音波センサー10−1,10−2の概略制御
ブロック図である。
【図7】本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分の要部概略正面図であ
る。
【図8】本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分を示す図であり、同図
(a)は要部概略平面図、同図(b)は要部概略正面図
である。
【図9】本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分を示す図であり、同図
(a)は要部概略平面図、同図(b)は要部概略正面図
である。
【図10】本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分を示す要部概略正面図で
ある。
【図11】本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分を示す要部概略正面図で
ある。
【図12】本発明を用いた研磨テーブル(ターンテーブ
ル)2とトップリング4の部分を示す要部概略正面図で
ある。
【図13】洗浄装置付き研磨装置の1例を示す全体概略
構成図である。
【符号の説明】
110(110a,110b) 研磨装置 1 研磨工具 2 研磨テーブル(ターンテーブル) 3 テーブル回転軸 4 トップリング 5 トップリング回転軸 6 トップリング旋回アーム 7 旋回アーム回転軸 S 砥液(スラリー) 50 砥液供給管 51 アーム 10 超音波センサー(異常検知センサー) 10a 超音波送信部 10b 超音波受信部 43 制御手段 45 ターンテーブル駆動モータ制御部 46 トップリング駆動モータ制御部 W 半導体ウエハ(被研磨基板) 10−1,10−2 超音波センサー(異常検知センサ
ー) 4−1 ガイドリング 4−4,4−5 通路 11−1,12−1 円形負極板 11−2,12−2 リング状正極板 4−6 バッキング材 17 支持棒 E 電圧源 A1,A2 電流計 16−1,16−2 スリップリング 20 リング状導電体 21 リング状接触子 22−1 導電性接触子 22−2 導電性接触子 23−1 導電部材 23−2 導電部材 A1,A2,A3 電流計 24,25,26−1,26−2 圧電素子 27−1,27−2 サポート 28 スペーサ 30 回転駆動モータ 32−1 トップリング回転モータドライバー 32−2 トップリング回転数測定器 32−3 トップリング回転駆動電流測定器 32−4 基板飛び出し・異常検出部 33 振動センサー 34−1 増幅器 34−2 バンドパスフィルター 34−3 振動解析器 34−4 基板飛び出し異常検出部 34−5 研磨装置駆動制御部 35 非接触式変位センサー 35−1 変位測定部 35−2 基板飛び出し・異常検出部 35−3 研磨装置駆動制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小栗 章三 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 笹部 憲一 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 栗田 昌人 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 小島 康寿 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 惠川 忠典 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 重田 賢一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 3C058 AA07 AC02 BA07 BB02 BB08 BB09 CB02 DA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨工具と、被研磨基板を保持し被研磨
    基板の被研磨面を研磨工具に対して押圧する基板保持具
    とを備え、研磨工具と基板保持具を相対的に移動させる
    ことで被研磨基板の研磨を行う研磨装置において、 基板保持具の外側に設置され研磨工具表面までの距離を
    測定するセンサーと、該センサーによる研磨工具表面ま
    での測定距離が研磨工具表面上に被研磨基板が介在する
    ことで変化したときはこれを研磨異常又は被研磨基板が
    飛び出したと検出する制御手段とを具備することを特徴
    とする研磨装置。
  2. 【請求項2】 研磨工具と、被研磨基板を保持し被研磨
    基板の被研磨面を研磨工具に対して押圧する基板保持具
    とを備え、研磨工具と基板保持具を相対的に移動させる
    ことで被研磨基板の研磨を行う研磨装置において、 基板保持具の内部または上方に被研磨基板の研磨異常又
    は被研磨基板の飛び出しを検出する異常検知センサーを
    設けることによって、被研磨基板が基板保持具から飛び
    出す前に被研磨基板の研磨異常又は被研磨基板の飛び出
    しを検出することを特徴とする研磨装置。
  3. 【請求項3】 研磨工具と、被研磨基板を保持し被研磨
    基板の被研磨面を研磨工具に対して押圧する基板保持具
    とを備え、研磨工具と基板保持具を相対的に移動させる
    ことで被研磨基板の研磨を行う研磨装置において、 前記基板保持具に保持された被研磨基板の両面を挟むよ
    うに電極板を設置してなるコンデンサーまたは基板保持
    具の外部に飛び出した被研磨基板を挟む位置に電極板を
    設置してなるコンデンサーと、コンデンサーに所定の一
    定電圧を印加する電源と、コンデンサーから流れる電流
    を測定する電流計とを具備することによって被研磨基板
    の研磨異常又は被研磨基板が飛び出したことを検出する
    ことを特徴とする研磨装置。
  4. 【請求項4】 研磨工具と、被研磨基板を保持し被研磨
    基板の被研磨面を研磨工具に対して押圧する基板保持具
    とを備え、研磨工具と基板保持具を相対的に移動させる
    ことで被研磨基板の研磨を行う研磨装置において、 基板保持具の下面またはその周囲で研磨工具に接触子を
    接触させ、この接触子と研磨工具表面間に電流を流すと
    共にその電流値を測定する測定手段を設け、 前記接触子と研磨工具表面間を被研磨基板が通過するこ
    とで変化する電流値によって被研磨基板の研磨異常又は
    被研磨基板が飛び出したことを検出することを特徴とす
    る研磨装置。
  5. 【請求項5】 研磨工具と、被研磨基板を保持し被研磨
    基板の被研磨面を研磨工具に対して押圧する基板保持具
    とを備え、研磨工具と基板保持具を相対的に移動させる
    ことで被研磨基板の研磨を行う研磨装置において、 研磨工具または基板保持具の少なくともいずれか一方を
    駆動する駆動手段の駆動電流を測定する測定器と、研磨
    中の駆動電流と研磨異常時または被研磨基板が飛び出す
    ときの駆動電流の閾値または波形パターンとを比較して
    研磨の異常または被研磨基板の飛び出しを検出する基板
    飛び出し・異常検出部とを具備することを特徴とする研
    磨装置。
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