JP6248674B2 - スラストころ軸受 - Google Patents
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Description
(1) 複数の第1ポケット孔が円周方向に設けられた環状部と、環状部の外径側周縁及び内径側周縁に軸方向に折り曲げ形成されたフランジ部と、を有する第1保持器素子と、複数の第2ポケット孔が円周方向に設けられた環状部と、環状部の外径側周縁及び内径側周縁に軸方向に折り曲げ形成されたフランジ部と、を有する第2保持器素子と、を有し、第1ポケット孔と第2ポケット孔とを軸方向に関して互いに整合させることで複数のポケットを構成し、第1保持器素子と第2保持器素子とを軸方向に重ね合わせて成る保持器と、
複数のポケット内に転動自在に配置される複数のころと、第1保持器素子の軸方向側方に配置されて複数のころが転送するレースと、を備えるスラストころ軸受であって、
第2保持器素子の第2ポケット孔より内径側の環状部は、第1保持器素子に向けて折り曲げ形成された内径側環状段部と、該内径側環状段部の外径側折り曲げ位置よりも内径側に設けられた複数の内径側開口部と、を備えることを特徴とするスラストころ軸受。
(2) 内径側開口部は、第2ポケット孔とは異なる位相で設けられることを特徴とする(1)に記載のスラストころ軸受。
(3) 第2保持器素子には、第2ポケット孔の径方向中間位置より外径側に、複数の外径側開口部が円周方向に設けられたことを特徴とする(1)に記載のスラストころ軸受。
(4) 第2保持器素子は、第2ポケット孔より外径側の環状部に、第1保持器素子に向けて折り曲げ形成された外径側環状段部を更に備えることを特徴とする(3)に記載のスラストころ軸受。
(5)スラストころ軸受は、ラジアルころ軸受を介して回転軸に回転自在に配設されたギアと、ギアの軸方向側方に対向配置された相手部材との間に配置され、レースが相手部材の側壁に当接すると共に、ころは、レースとギアの側面とを転送し、内径側環状段部は、ラジアルころ軸受の軸方向端面と軸方向において対向することを特徴とする(1)〜(4)の何れかに記載のスラストころ軸受。
まず、図1及び図2を参照して、本発明に係るスラストころ軸受の第1実施形態について説明する。
図1は本発明のスラストころ軸受の一実施形態の斜視図、図2はスラストころ軸受がギア装置に組み込まれた状態を示す要部拡大断面図である。スラストころ軸受10は、放射方向に配列された複数のころ12と、ころ12を保持する保持器13と、保持器13の一方の側面に配置されて複数のころ12が転送するレース14とからなる。保持器13は、それぞれが断面略コ字形の円輪状に形成された第1,第2保持器素子16,17が、最中状に組み合わされて、ころ12と同数のポケット28、28が、放射状に配列されている。
なお、内径側開口部27の形状は、図に示す矩形に限定されず、円形、楕円形、台形などの任意形状であってもよい。
次に、図4を参照して、本発明に係るスラストころ軸受の第2実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態において、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
次に、図5を参照して、本発明に係るスラストころ軸受の第3実施形態について説明する。図5は本発明の第3実施形態であるスラストころ軸受の要部斜視図、及び断面図である。
その他の構成及び作用効果については、上記第2実施形態と同様である。
次に、図6を参照して、本発明に係るスラストころ軸受の第4実施形態について説明する。図6は本発明の第4実施形態であるスラストころ軸受の要部斜視図、及び断面図である。
その他の構成及び作用効果については、上記第2実施形態と同様である。
次に、図7を参照して、本発明に係るスラストころ軸受の第5実施形態について説明する。図7は本発明の第3実施形態であるスラストころ軸受の要部斜視図である。
その他の構成及び作用効果については、上記第2実施形態と同様である。
12 ころ
13 保持器
14 レース
16 第1保持器素子
17 第2保持器素子
18,22 環状部
19,23 外径側フランジ部(フランジ部)
20,24 内径側フランジ部(フランジ部)
21 第1ポケット孔
25 第2ポケット孔
26 内径側環状段部
27 内径側開口部
28 ポケット
35 外径側開口部
38 外径側環状段部
51 ニードルローラ(ラジアルころ軸受)
51a 側面
52 回転軸
53 ギア
53a 側面
54 ハウジング(相手部材)
54a 側壁
M ポケットの径方向中間位置
Claims (5)
- 複数の第1ポケット孔が円周方向に設けられた環状部と、前記環状部の外径側周縁及び内径側周縁に軸方向に折り曲げ形成されたフランジ部と、を有する第1保持器素子と、複数の第2ポケット孔が円周方向に設けられた環状部と、前記環状部の外径側周縁及び内径側周縁に軸方向に折り曲げ形成されたフランジ部と、を有する第2保持器素子と、を有し、前記第1ポケット孔と前記第2ポケット孔とを軸方向に関して互いに整合させることで複数のポケットを構成し、前記第1保持器素子と前記第2保持器素子とを軸方向に重ね合わせて成る保持器と、
前記複数のポケット内に転動自在に配置される複数のころと、
前記第1保持器素子の軸方向側方に配置されて前記複数のころが転送するレースと、
を備えるスラストころ軸受であって、
前記第2保持器素子の前記第2ポケット孔より内径側の前記環状部は、第1保持器素子に向けて折り曲げ形成された内径側環状段部と、該内径側環状段部の外径側折り曲げ位置よりも内径側に設けられた複数の内径側開口部と、
を備えることを特徴とするスラストころ軸受。 - 前記内径側開口部は、前記第2ポケット孔とは異なる位相で設けられることを特徴とする請求項1に記載のスラストころ軸受。
- 前記第2保持器素子には、前記第2ポケット孔の径方向中間位置より外径側に、複数の外径側開口部が円周方向に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のスラストころ軸受。
- 前記第2保持器素子は、前記第2ポケット孔より外径側の前記環状部に、第1保持器素子に向けて折り曲げ形成された外径側環状段部を更に備えることを特徴とする請求項3に記載のスラストころ軸受。
- 前記スラストころ軸受は、ラジアルころ軸受を介して回転軸に回転自在に配設されたギアと、前記ギアの軸方向側方に対向配置された相手部材との間に配置され、
前記レースが前記相手部材の側壁に当接すると共に、前記ころは、前記レースと前記ギアの側面とを転送し、
前記内径側環状段部は、前記ラジアルころ軸受の軸方向端面と軸方向において対向することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のスラストころ軸受。
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