JP3795094B2 - スラストころ軸受の保持器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば自動車のトランスミッションなどに組み込まれるスラストころ軸受を構成する保持器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のトランスミッションに組み込まれるスラストころ軸受においては、隣接する部品に潤滑油を供給するために、スラストころ軸受軸方向内外にわたって潤滑油を流通させる必要がある。
【0003】
そこで従来から、潤滑油の流通性を高めたものとして、実開平2−34826号に示すスラスト針状ころ軸受の保持器(以下、第1従来例)や実開平1−78722号に示すスラストころ軸受(以下、第2従来例という)がある。第1従来例は保持器のスラスト荷重面に軸方向に貫通する穴部を形成し、これら穴部によって潤滑油流通路を形成していた。また、第2従来例は、潤滑油の流れ方向上流側に位置する保持器のスラスト荷重面に穴部を形成することで、この穴部から取り込んだ潤滑油を保持器の外周面から流出させる潤滑油流通路を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来例には次のような問題があった。すなわち、スラストころ軸受においては、隣接する部品に潤滑油を供給するばかりでなく、スラストころ軸受自身、具体的には、ころが転動する相手面や保持器に形成したころ保持用の開口窓に潤滑油を取り込む必要がある。しかしながら、第1従来例においては、保持器内に取り込まれた潤滑油が保持器の軸方向に形成された潤滑油流通路を流通するだけであって、潤滑油が確実にころが転動する相手面や開口窓に供給されるとは限らず、このことが焼き付き等の原因となっていた。一方、第2従来例では、潤滑油の流れ方向上流側に設けた穴部から取り込んだ潤滑油は保持器内部を通って保持器外周面から流出するだけであって、第1従来例と同様、潤滑油が確実にころが転動する相手面や開口窓に供給されるとは限らず、やはり焼き付き等の原因となっていた。
【0005】
さらには、これら従来例は、保持器に孔部を設けて潤滑油を流通させやすくしただけであって、潤滑油を積極的に流通させるようにはなっておらず、そのために、この保持器を介した潤滑油の流通量、すなわち、保持器を介して隣接部品に流通させる潤滑油の量が不十分であるという問題もあった。
【0006】
したがって、本発明においては、保持器内部の必要箇所に潤滑油を十分取り込むことができるうえ、保持器を介した潤滑油の流通量を十分に得られるようにするすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、鋼板プレス成形品の環状体からなり、そのスラスト荷重面にはころ保持用の開口窓が周方向に沿って複数形成されたスラストころ軸受の保持器であって、前記開口窓より保持器径方向内方または外方に位置するスラスト荷重面には、保持器外部の潤滑油を保持器内に導入する、または保持器外部に排出する孔部が設けられているとともに、孔部の側縁には、この側縁を保持器内側に向けて突出するように切り起こして形成されて前記潤滑油を強制流動させる切り起こし片が設けられており、前記切り起こし片の先端側をその基端側に対して90度以内の所定角度で捩ってあることに特徴がある。
また、本発明に係るスラストころ軸受の保持器は、周方向に沿って複数配設された前記切り起こし片はその捩り方向をそれぞれ互い違いにしてあるものでもよい。
【0009】
【作用】
上記構成によれば、孔部から保持器内に導入された潤滑油、または保持器内の潤滑油は、切り起こし片によって強制的に流動される。そのため、潤滑油はころが転動する軌道面や開口窓といった潤滑油を取り込む必要のある部位や他の軸受,部位に流れ込むことになる。
【0010】
また、前記切り起こし片の先端側を基端側に対して90度以内の所定角度で捩ってあれば、保持器が回転することにより、切り起こし片は潤滑油を強制的に保持器内に取り込んだり、保持器外に排出する、いわばポンプ作用を発生させる。そのため、このポンプ作用によって潤滑油が保持器外内部から保持器内外部へと積極的に流入し、その分、保持器内外を流通する潤滑油が増加することになる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1ないし図2は本発明の第1実施例を示している。図中、1は保持器、2はころである。保持器1は、上半部断面がコ字形の二つの鋼板プレス加工品の第1、第2の環状板3A,3Bを軸方向に抱き合わせることにより中空環状体に構成されている。
【0013】
第1環状板3Aのスラスト荷重面3aには、ころ保持用の開口窓5が円周方向に沿って複数形成されている。また、第1環状板3Aの内周縁と外周縁とには同心状の筒部4A、4Bが一体的に形成されている。
【0014】
第2環状板3Bも第1環状板3Aと同様の構造となっており、スラスト荷重面に符号3bを、内周側の筒部に符号6Aを、外周側筒部に符号6Bを、開口窓に符号7を付してある。なお、両環状板3A,3Bを抱き合わせた状態では、内周側筒部4A,6Aどうし、外周筒部4B,6Bどうしがそれぞれ径方向に重合させられているとともに、開口窓5,7どうしは保持器1の軸方向および径方向において同位相位置に配置されている。そして、第2環状板3Bの内周側筒部6Aおよび外周側筒部6Bの端縁全周が第1環状板3Aの外周縁および内周縁のコーナー部にかしめられている。
【0015】
この保持器1は潤滑油流通用の孔部8A,8Bを備えている。第1環状板3Aに設けられた孔部8Aは、開口窓5より径方向内側のスラスト荷重面3aに設けられている。孔部8Aは、第1環状板3Aの周方向、各開口窓5と同位相位置に設けられいる。
【0016】
孔部8Aは、その内部全体を切り落とすことで形成されてはおらず、次のように形成されている。すなわち、孔部8A側縁のうち径方向内側に位置する一辺側の側縁だけがスラスト荷重面3aに繋がったコ字型の切り込み9を側面3aに形成し、この切り込み9によって囲まれた切片を第1環状板3Aの内部側に立ち起こすことで孔部8Aが形成されている。したがって、切り起こした切片、すなわち、切り起こし片10は、その径方向外側端部、すなわち、開口窓5,7側に位置する端部が立ち上がり、切り起こし片10の外側側面10aはスラスト荷重面3aと、開口窓5,7およびころ2との間を繋く案内面となっている。
【0017】
さらには切り起こし片10の先端はその基部に対して90度以内の所定角度でもって捩られている。切り起こし片10を捩る方向は、各孔部8Aで同じ方向になっている。
【0018】
第2環状板3Bに設けられた孔部8Bは、開口窓7より径方向内側のスラスト荷重面3bに設けられており、さらには、孔部8Bは保持器1の軸方向および径方向において孔部8Aと同位相位置に設けられている。孔部8Bは、スラスト荷重面3bの一部を矩形状に切り取ることで貫通形成されており、この点で孔部8Aとは異なっている。
【0019】
このように構成された保持器1は、孔部8Aを有するスラスト荷重面3aが潤滑油の流通方向上流側に位置するように回転軸体(図示省略)に組み込まて使用される。すると、潤滑油は開口窓5から開口窓7へと保持器1内を流通していく。このとき、潤滑油は、切り起こし片10の外側側面10aによって開口窓5側に導かれるため、ころ2が転動する相手面や開口窓5,7といった潤滑油を取り込む必要のある部位に確実に流れ込むことになる。
【0020】
さらには、切り起こし片10が捩られているため、保持器1とともに回転する切り起こし片10は、保持器1外部の潤滑油を保持器内に取り込む、いわばポンピング作用を発生させて、潤滑油を強制的に保持器1内に吸入する。そのため、この保持器1において潤滑油を取り込む必要のある部位に潤沢に潤滑油が供給されるうえ、この保持器1を介して隣接部材に向けて供給される潤滑油の量も飛躍的に増大する。
【0021】
なお、切り起こし片10を捩る方向と保持器1の回転方向との間にはポンピング動作を行ううえで関連があり、保持器1の回転方向が一方向だけであるなら、第1実施例のように、すべての切り起こし片10の捩り方向をポンピング作用可能な方向に揃えておけばよい。また、保持器1が両方向に回転する場合には、切り起こし片10の捩り方向をそれぞれ互い違いにしておけばよい。
【0022】
次に、本発明の第2実施例を図3,図4に基づいて説明する。
【0023】
この保持器20は単一の環状板21と、ころ22とを備えている。環状板21は、上半部断面が波打つ形状を備えた鋼板プレス加工品からなり、その径方向外側部位に、開口窓23と環状凸部24とが形成されている。開口窓23は環状凸部24に沿って複数形成されており、この開口窓23にころ22が収納されている。
【0024】
環状板21の一方のスラスト荷重面21aには、孔部25が形成されている。孔部25は、開口窓23より、径方向内側に位置するスラスト荷重面21aに設けられており、周方向、各開口窓23と同位相位置に設けられている。
【0025】
孔部25は、その内部全体を切り落とすことで形成されてはおらず、次のように形成されている。すなわち、孔部25側縁のうち径方向内側に位置する一辺側の側縁だけがスラスト荷重面21aに繋がったコ字型の切り込み26を側面21aに形成し、この切り込み26によって囲まれた切片を環状板21の内側に立ち起こすことで孔部25が形成されている。したがって、切り起こした切片、すなわち、切り起こし片27は、その径方向外側端部、すなわち、開口窓23側に位置する端部が保持器20内部側に立ち上がり、切り起こし片27の外側側面27aはスラスト荷重面21aと、ころ22,開口窓23との間を繋く案内面となっている。
【0026】
さらには切り起こし片27の先端はその基部に対して90度以内の所定角度でもって捩られている。切り起こし片27を捩る方向は、各孔部25で同じ方向になっている。
【0027】
このように構成された保持器20は、第1実施例の保持器1と同様、潤滑油案内効果と潤滑油強制吸入効果とを発揮する。すなわち、孔部25を有するスラスト荷重面21aが潤滑油の流通方向上流側に位置するように、保持器20が回転軸体(図示省略)に組み込まて使用される。すると、使用中、潤滑油は開口窓23から保持器1内に流入していく。このとき、潤滑油は、切り起こし片27の外側側面27aによって開口窓23側に導かれるため、ころ22が転動する相手面や開口窓23といった潤滑油を取り込む必要のある部位に確実に流れ込むことになる。
【0028】
さらには、切り起こし片27が捩られているため、保持器20とともに回転する切り起こし片27は、保持器20外部の潤滑油をそのポンピング作用によって保持器20内に強制的に保持器内に吸入する。そのため、この保持器20において潤滑油を取り込む必要のある部位に潤沢に潤滑油を供給することができるうえ、この保持器20を介して隣接部材に向けて供給される潤滑油の量も飛躍的に増大する。
【0029】
なお、スラストころ軸受の回転方向が一方向に限定される場合には、保持器20のようにすべての切り起こし片27の捩り方向を揃えておけばよく、両方向に回転する場合には、切り起こし片27の捩り方向をそれぞれ互い違いにしておけばよい。
【0030】
ところで、上記した各実施例では、切り起こし片9,27は、その径方向外側端部を切り起こすことで形成されていたが、図5に示すように構成してもよい。すなわち、孔部8A,25の側縁のうち径方向側部に位置する一辺側の側縁だけがスラスト荷重面3a,21aに繋がったコ字型の切り込み30をスラスト荷重面3a,21aに形成し、この切り込み30によって囲まれた切片を環状板3A,21の内部側に立ち起こすことで切り起こし片31を形成する。さらには、切り起こし片31先端の開口窓側端部を保持器内部側に捩る。
【0031】
このように構成された切り起こし片31を有する保持器においては、回転方向が一方向に限定される場合には、すべての切り起こし片31の切り起こし方向を揃えておけばよく、両方向に回転する場合には、切り起こし片31の切り起こし方向をそれぞれ互い違いにしておけばよい。
【0032】
また、上記した各実施例では、孔部8A,8B、25を開口窓5,23の径方向内側に設けていたが、これら孔部8A、8B、25を開口窓5,23の径方向外側に位置するスラスト荷重面3a、21a、開口窓5と5との間、開口窓7と7との間、開口窓23と23との間に設けてもよいのはいうまでもない。
【0033】
また、上記スラストころ軸受を介して他の軸受や部位に潤滑油を供給する場合には、上記切り起こし片10,27,31を逆方向に捩って保持器1内の潤滑油を強制的に排出するよう構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、孔部から保持器内に導入された潤滑油、または保持器内の潤滑油は、切り起こし片によって強制的に流動させられるために、ころが転動する軌道面や開口窓といった潤滑油を取り込む必要のある部位や他の軸受、部位に潤沢に潤滑油を取り込むことができるようになり、焼き付き等の潤滑油不足に起因する破損を防止できるようになった。
【0035】
また、前記切り起こし片の先端側を基端側に対して90度以内の所定角度で捩っておけば、保持器が回転することにより、切り起こし片は潤滑油を強制的に保持器内外に取り込む、いわばポンピング作用を発生させることができるようになり、それによって潤滑油を保持器外部から保持器内部へと、さらには保持器の外部へと積極的に流通させることができるようになる。そのため、保持器を介して隣接部材に供給する潤滑油の供給量を飛躍的に増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の保持器の断面図である。
【図2】第1実施例の要部平面図である。
【図3】第2実施例に保持器の断面図である。
【図4】第2実施例の要部経平面図である。
【図5】本発明の変形例の示す要部平面図である。
【符号の説明】
3a スラスト荷重面
5 開口窓
8A 孔部
10 切り起こし片
21a スラスト荷重面
23 開口窓
25 孔部
27 切り起こし片

Claims (2)

  1. 鋼板プレス成形品の環状体からなり、そのスラスト荷重面にはころ保持用の開口窓が周方向に沿って複数形成されたスラストころ軸受の保持器であって、
    前記開口窓より保持器径方向内方または外方に位置するスラスト荷重面には、保持器外部の潤滑油を保持器内に導入する、または保持器外部に排出する孔部が設けられているとともに、孔部の側縁には、この側縁を保持器内側に向けて突出するように切り起こして形成されて前記潤滑油を強制流動させる切り起こし片が設けられており、前記切り起こし片の先端側をその基端側に対して90度以内の所定角度で捩ってあることを特徴とするスラストころ軸受の保持器。
  2. 請求項1に記載のスラストころ軸受の保持器であって、
    周方向に沿って複数配設された前記切り起こし片はその捩り方向をそれぞれ互い違いにしてあることを特徴とするスラストころ軸受の保持器。
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