JP6234206B2 - パネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法 - Google Patents

パネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法 Download PDF

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Description

本発明は、パネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法に係り、特に、平積みで積載された建築用のパネルを建て起こした状態に切り替えて積載可能なパネル積載ラックを構成するパネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法に関する。
従来から、工場にて製造された各種建物に用いられるパネルを建築現場に運搬するために、パネルを積載することが可能な積載ラックが知られている。
パネルの積載、運搬方法について説明すると、まず工場の製造ラインから取り出された直後のパネルは、接着剤等の硬化時間を確保するために積載ラックに平積みした状態で保管される。
その後、中型トラック又は大型トラック等によって運搬される場合には、そのまま積載ラックに平積みした状態でパネルが積み込まれ、建築現場に輸送される。
一方で、建築現場が狭小地であるために中型トラック又は大型トラック等では侵入できない場合や、運搬するパネルの数量が少なく輸送コストの削減を図りたい場合には、小型トラック等によってパネルが運搬されることになる。
小型トラック等によってパネルを運搬される場合には、その荷台が制限されることから、パネルが一度建て起こされて縦積みした状態で積み込まれ、建築現場に輸送される(例えば、特許文献1参照)。
輸送されたパネルは、トラックから再度平積みした状態で積み下ろされ、建築現場に保管される。そして、建築現場に据え付けられたクレーン等によって、パネルの組み付け時に上方部に相当する一端部を一枚ずつ吊り上げて建て起こすように持ち上げられ、建物の所定位置に取り付けられる。
特開2012−71953号公報
このとき、特許文献1に記載の壁パネル運搬用ラックのように、パネルを縦積みした状態で運搬する場合には、工場で平積みした状態のパネルを縦積み状態に建て起こしたり、建設現場で縦積み状態のパネルを平積み状態に戻したりする作業が必要となる。
そのため、積載ラックに積載されたパネルの建て起こし作業や、平置き作業を効率よくこなすための技術が望まれていた。また、パネルの建て起こし作業や、平置き作業のときに、パネルの変形及び損傷を防止することが可能な技術が望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、各種建物に用いられるパネルの積載、運搬時の効率化を図ったパネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、パネルの積載、運搬時において、パネルの変形及び損傷を防止することが可能なパネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法を提供することにある。
前記課題は、本発明のパネル積載ユニットによれば、平積みで積載された建築用のパネルを建て起こした状態に切り替えて積載可能なパネル積載ラックを構成するパネル積載ユニットであって、上下方向に複数重ねたときに前記パネルを収容可能な間隔を空けて互いに着脱可能に設けられ、前記パネルを載置するパネル受け部材と、該パネル受け部材の一端側に取り付けられ、上下方向に複数重ねたときに互いに着脱可能に設けられ、前記パネル受け部材の他端側を吊り上げて前記パネルを建て起こすときに用いるパネル建起こし治具と、を備え、該パネル建起こし治具は、上下方向の一端側に形成される係合溝と、他端側に形成され、上下方向に複数重ねたときに前記係合溝と係合し、該係合溝と係合した状態で互いに回転可能な係合軸と、を備え、前記パネル積載ユニットを上下方向に複数重ねた上で、最上位置の第1パネル受け部材の前記他端側を吊り上げて、該第1パネル受け部材に平積みされる前記パネルを建て起こすときに、前記第1パネル受け部材に取り付けられる第1パネル建起こし治具の下端側にある前記係合溝及び前記係合軸の一方が、前記第1パネル建起こし治具よりも下方位置の第2パネル建起こし治具の上端側にある前記係合溝及び前記係合軸の他方に対して所定位置まで回転した際に係合状態から離脱すること、により解決される。
上記構成により、最上位置の第1パネル受け部材の他端側を吊り上げて、第1パネル受け部材に平積みされるパネルを建て起こすときに、第1パネル受け部材に取り付けられる第1パネル建起こし治具の下端側にある係合溝及び係合軸の一方が、第1パネル建起こし治具よりも下方位置の第2パネル建起こし治具の上端側にある係合溝及び係合軸の他方に係合した状態で支持される。
さらに、第1パネル受け部材がパネルの建て起こし方向に回転する動作に連動して、第1パネル建起こし治具の下端側にある一方が、第2パネル建起こし治具の上端側にある他方に対して係合した状態で回転することになる。
そして、第1パネル受け部材がパネルを建て起こす所定位置まで回転したときに、第1パネル建起こし治具の下端側にある一方が、第2パネル建起こし治具の上端側にある他方に対して係合状態から離脱することになる。
なお、建て起こし作業の操作と逆の操作をすることで、縦積みされたパネルを平積み状態に戻すこともできる。
従って、トラックでパネルを縦積みした状態で運搬するために、工場で積載ラックに平積みされたパネルを縦積み状態に建て起こしたり、建設現場で積載ラックに縦積みされたパネルを平積み状態に戻したりする作業が格段に効率化する。しかも、パネルが、常にパネル受け部材に支持された状態でパネル建起こし治具によって安定して建て起こされることになるから、パネルの積載、運搬時において、パネルの変形及び損傷も抑制できる。
このとき、前記係合溝は、前記パネル建起こし治具において上下方向の一端部に設けられ、該一端部から他端部側へ向かって切り欠かれて形成され、前記係合軸は、前記パネル建起こし治具において上下方向の前記他端部に設けられ、上下方向に複数重ねたときに前記係合溝と対向する位置に形成され、前記係合溝、及び前記係合軸は、それぞれ前記パネル受け部材において前記一端側と前記他端側とを結ぶ方向と直交する方向に延びていると良い。
上記のように、第1パネル受け部材がパネルの建て起こし方向に回転するときに、第1パネル建起こし治具の下端側にある係合溝及び係合軸の一方が回転の中心軸となって、第2パネル建起こし治具の上端側にある係合溝及び係合軸の他方によって支持される構成において、係合溝及び係合軸がそれぞれ中心軸の延出方向に延びているため、パネルの建て起こし時に係合溝と係合軸とが互いに支持し合う面積を増やすことができ、パネルを安定して建て起こすことができる。
このとき、前記第1パネル受け部材の前記他端側を吊り上げて前記パネルを建て起こすときに、前記第2パネル建起こし治具の上端側にある前記他方が、前記第1パネル受け部材の吊り上げ回転による向心力を前記第1パネル建起こし治具の下端側にある前記一方から受けるようにして、該一方を支持すると良い。
上記構成により、パネル建起こし治具によって、パネルを一層安定して建て起こすことができる。
このとき、前記係合溝は、前記パネル建起こし治具の下端部に形成され、前記係合軸は、前記パネル建起こし治具の上端部に形成されていると良い。
また、前記係合溝は、前記パネル建起こし治具の下端部から上端部側へ向かって切り欠かれた第1溝部と、該第1溝部から連続して形成され、前記パネル受け部材の前記一端側から、吊り上げ側となる前記他端側へ向かう方向に屈曲して切り欠かれた第2溝部と、該第2溝部から連続して形成され、該第1溝部の切欠き方向に屈曲して切り欠かれた第3溝部と、を備えていると良い。
また、前記第2パネル建起こし治具の上端部にある前記係合軸は、前記第1パネル受け部材に前記パネルが平積みされた状態のときに、前記第1パネル建起こし治具の下端部にある前記係合溝のうち、前記第2溝部と係合し、平積みされた前記パネルが所定位置まで建て起こされたときに、前記第1パネル建起こし治具の前記係合溝のうち、前記第3溝部と係合し、前記パネルが所定位置まで建て起こされたときに、前記第1パネル建起こし治具の前記係合溝と係合した状態から離脱すると良い。
上記構成により、第1パネル受け部材の吊り上げ回転方向に対応させて、第1パネル建起こし治具の下端側にある係合溝が、第2パネル建起こし治具の上端側にある係合軸と係合する位置を変化させながら係合状態を維持することができるため、パネルを一層安定して建て起こすことができる。
このとき、前記パネル受け部材は、上下方向に複数重ねて構成され、前記パネル建起こし治具は、上端側が最上位置の前記第1パネル受け部材に取り付けられると共に、下端側が最下位置の前記パネル受け部材に取り付けられてなると良い。
上記構成により、例えば、パネル受け部材を上下方向に2つ重ねて、パネル建起こし治具を最上位置のパネル受け部材と、最下位置のパネル受け部材とに取り付けて構成するパネル積載ユニットが完成し、1度のパネル建て起こし作業で2枚のパネルを建て起こすことができるようになり、1枚ずつパネルを建て起こすよりも作業効率が向上する。
このとき、前記パネル受け部材の他端側に取り付けられ、該パネル受け部材の他端側を吊り上げるために用いるパネル吊り治具を備え、該パネル吊り治具は、上端側が最上位置の前記第1パネル受け部材に取り付けられると共に、下端側が最下位置の前記パネル受け部材に取り付けられてなると良い。
上記構成により、パネル受け部材の他端側を吊り上げてパネルを建て起こす作業の効率が一層向上する。
このとき、上記パネル積載ユニットを上下方向に複数重ねて構成されるパネルの積載ラックを実現することもできる。
また、上記パネル積載ユニットを上下方向に複数重ねて構成されるパネル積載ラックであって、重ねられた前記複数のパネル積載ユニット同士を連結するユニット連結治具を備え、該ユニット連結治具は、前記パネルを建て起こした状態のときに、前記複数のパネル吊り治具の上面となる部分にそれぞれ設けられた被嵌合部に各々着脱可能に嵌合する嵌合部を備えたパネル積載ラックを実現することもできる。
上記のように、パネルを建て起こした状態でパネル積載ラックを運搬するときに、パネル積載ユニット同士が連結されることによって、運搬作業が安定すると共に、パネルの変形、損傷を防止できる。
そして、複数のパネル積載ユニットの構成要素となるパネル吊り治具の被嵌合部に、ユニット連結治具の嵌合部をそれぞれ差し込み嵌合させるシンプルな構成となるため、例えば、ボルト締結する従来の場合と比較して作業効率が飛躍的に向上する。
特に、パネル積載ラックを建て起こした状態で作業するときには、通常、作業者は脚立を利用して行うことから、構成部品同士の組み付け作業が単純になることで作業効率が格段に上がる。
また、平積みで積載された建築用のパネルを建て起こした状態に切り替えて積載可能なパネル積載方法であって、前記パネルを載置するパネル受け部材を上下方向に複数重ねて前記パネルを収容可能な間隔を空けて互いに着脱可能に設置する工程と、上下方向の一端側に形成される係合溝と、他端側に形成され、上下方向に複数重ねたときに前記係合溝と着脱可能に係合し、該係合溝と係合した状態で互いに回転可能な係合軸と、を備え、前記パネル受け部材の他端側を吊り上げて前記パネルを建て起こすときに用いるパネル建起こし治具を、前記パネル受け部材の一端側に取り付けて、上下方向に複数重ねて設置する工程と、最上位置の第1パネル受け部材の前記他端側を吊り上げて、該第1パネル受け部材に平積みされる前記パネルを建て起こす工程と、備え、該パネルを建て起こす工程において、前記第1パネル受け部材に取り付けられる第1パネル建起こし治具の下端側にある前記係合溝及び前記係合軸の一方が、前記第1パネル建起こし治具よりも下方位置の第2パネル建起こし治具の上端側にある前記係合溝及び前記係合軸の他方に対して所定位置まで回転した際に係合状態から離脱するパネル積載方法を実現することもできる。
本発明のパネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法によれば、各種建物に用いられるパネルの積載、運搬時の効率化を図ったパネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法を提供することができる。
また、パネルの積載、運搬時において、パネルの変形及び損傷を防止することが可能なパネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法を提供することができる。
本発明に係るパネル積載ラックを示す概略斜視図である。 パネル積載ラックのパネル受け部材を示す分解斜視図である。 パネル積載ラックのパネル建起こし治具を示す斜視図である。 パネル受け部材とパネル建起こし治具との分解説明図である。 パネル積載ラックの他端部を吊り上げた状態を示す正面図である。 パネル積載ラックを用いたパネル積載方法を示す工程図である。 パネル建起こし治具の側面図であって、図7(a)は、パネルが平積みされているときを説明する図であり、図7(b)はパネルが第1所定位置まで建て起こされたときを説明する図である。 パネル建起こし治具の側面図であって、図8(a)は、パネルが第2所定位置まで建て起こされたときを説明する図であり、図8(b)はパネルの建て起こしが完了したときを説明する図である。 パネル積載ラックを縦置きした状態を説明する正面図である。 パネル建起こし治具の側面図であって、図9(a)は、パネルの縦置き作業を説明する図であり、図9(b)はパネルの縦置き作業が完了したときを説明する図である。 図3のパネル建起こし治具の第2実施例を示す斜視図である。 パネル積載ラックの第2実施例として、パネル吊り治具を示す分解斜視図である。 パネル吊り治具を用いてパネル積載ラックの他端部を吊り上げた状態を示す正面図である。 縦置きした状態のパネル積載ラックと、ユニット連結治具との分解説明図である。 ユニット連結治具を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るパネル積載ラックについて、図1〜図11を参照しながら説明する。
本実施形態は、平積みで積載されたパネルを建て起こした状態に切り替えて積載可能なパネル積載ラックであって、上下方向に間隔を空けて複数重ねられたパネル受け部材と、パネル受け部材の吊り上げ側とは反対側の一端に取り付けられ、上下方向に複数係合させたパネル建起こし治具と、を備え、最上位置のパネル受け部材の他端を吊り上げてパネルを建て起こすときに、最上位置のパネル建起こし治具の下端にある係合溝が、下方位置のパネル建起こし治具の上端にある係合軸に対して所定位置まで回転したときに係合状態から離脱することを特徴とするパネル積載ラックの発明に関するものである。
本実施形態に係るパネル積載ラック1は、各種建物に用いられる建築用のパネル10を複数積載することが可能なラックであって、例えば、工場や建築現場でパネル10を平積みした状態で保管したり、工場と建築現場の間でパネル10を運搬するときにパネル10を縦積みした状態でトラックの荷台に載せたりするために用いられる。
パネル積載ラック1は、図1に示すようにパネル10を平積みした状態で積載することや、図1に示す設置位置から図5に示すようにクレーン等で吊り上げて、図9に示すように略90度建て起こした設置位置に切り替えることで、平積みされたパネル10を縦積み状態で積載することが可能である。
パネル積載ラック1は、図1に示すように、パネル積載ラック1の下端部であって、四隅に配置される基台部材20と、基台部材20上に上下方向に複数重ねて立設され、パネル積載ラック1の短尺方向において二隅にある基台部材20を連結するように配置されるパネル受け部材30と、パネル受け部材30の長尺方向の外側面に取付けられ、上下方向に複数重ねて設置されるパネル建起こし治具40と、から主に構成されており、パネル受け部材30の上面にパネル10を載置可能な構成となっている。
また、パネル積載ラック1では、パネル受け部材30がパネル積載ラック1の長尺方向に所定の間隔を空けて一対に設置されており、パネル建起こし治具40も同様に所定の間隔を空けて一対に設置されている。
パネル10は、例えば、建物の外壁を構成する矩形状のパネル部材であって、図1に示すように、矩形状のパネルフレーム11と、パネルフレーム11に固定された矩形状の外装面材12と、から主に構成されている。
パネルフレーム11は、断面略コ字形状の長尺な鋼材を矩形状に枠組みすることにより形成されている。枠組みされたパネルフレーム11によって囲まれる空間内には、グラスウールや発泡ウレタン等からなる不図示の断熱材が充填されている。
外装面材12は、セラミック系の外壁材や耐水合板等から形成されている。
パネルフレーム11の外側面のうち、外装面材12と反対側の面であって、パネル受け部材30と対向する部分には、不図示のボルト穴が複数形成されている。
パネル10は、これらボルト穴に嵌め込まれる不図示の両ネジボルトを介してパネル受け部材30に取り付け可能な構成となっている。
なお、パネル10の短尺方向の外側面の所定位置には、パネル10を吊り上げる際に用いられる不図示のパネル用吊り具が2本取り付けられている。パネル用吊り具は、ワイヤーロープ等の懸吊部材を取り付け可能な環状形状となっている。
基台部材20は、積載ラック1の土台となる部材であって、角形鋼管や板状鋼材等を組み合わせて形成されており、パネル受け部材30やパネル建起こし治具40を下方から支持するものである。
基台部材20は、図1に示すように、パネル積載ラック1の下端部の四隅に設けられ、断面略ロ字形状からなる基台本体部21と、基台本体部21上面に接合して設けられ、パネル積載ラック1の長尺方向において二隅にある基台本体部21を連結するように配置され、断面略ロ字形状の長尺体からなる基台連結部22と、四隅にある基台本体部21上面にそれぞれ接合して設けられ、基台連結部22に隣接して配置される係合部23と、から主に構成されている。
基台連結部22は、パネル積載ラック1の短尺方向において所定の間隔を空けて2つ設置されており、基台連結部22の長尺方向の両端部上面には、パネル受け部材30の下端部と嵌合させるための不図示の嵌合穴がそれぞれ形成されており、基台連結部22の上方からパネル受け部材30を取り付けることができる。
係合部23は、各基台本体部21上に所定の間隔を空けて立設され、略平板形状からなる一対の軸支持部23aと、一対の軸支持部23aの上端部に貫通して嵌め込まれ、パネル積載ラック1の長尺方向に延びる略円柱形状の係合軸23bとから主に構成されている。
係合部23の係合軸23bは、パネル建起こし治具40の下端部に形成される係合溝46と係合されており、係合部23の上方からパネル建起こし治具40を取り付けることができる。
パネル受け部材30は、パネル10を取り付け可能に載置する部材であって、角形鋼管やリップ溝形鋼等を組み合わせて略H字形状に形成されており、パネル10を収容可能な間隔を空けて上下方向に複数重ねて互いに着脱可能に設置されている。
パネル受け部材30には、図2に示すように、互いに形状の異なるパネル受け部材30aとパネル受け部材30bとがあり、上下方向に2つのパネル受け部材30aが重ねられ、さらに上方に1つのパネル受け部材30bが重ねられて1ユニットとして構成される。
パネル受け部材30aは、断面略ロ字形状からなる長尺なパネル受け部31と、パネル受け部31の長尺方向の両端部にそれぞれ溶接され、パネル受け部31に対して垂直に延出し、断面略ロ字形状からなる分割支柱部32と、から主に構成されている。
パネル受け部31は、その上面に長尺方向に所定の間隔を空けて複数形成されたボルト穴31aを備えており、不図示の両ネジボルトを介してパネル10を取り外し可能に載置することが可能な部分である。
分割支柱部32は、パネル受け部材30を上下方向に複数重ねたときに全体としてパネル積載ラック1の支柱部となる部分であって、基台部材20上に立設されている。
分割支柱部32の上端部分には、一部が内部に嵌めこまれて設けられ、上方に延出する断面略コ字形状の嵌合凸部32aが接合されている。
一方で、分割支柱部32の下端部分は、上下方向に重ねたときに嵌合凸部32aと着脱可能に嵌合する嵌合凹部32bとなっている。
また、嵌合凹部32bは、基台部材20上面の不図示の嵌合穴に対しても着脱可能に挿嵌される形状となっている。
従って、パネル受け部材30aは、基台部材20上に着脱可能に立設されると共に、上下方向に複数重ねて着脱可能に設置されている。
パネル受け部材30bは、上述のパネル受け部31と、パネル受け部31の長尺方向の両端部にそれぞれ溶接され、パネル受け部31に対して垂直に延出し、断面略ロ字形状からなる分割支柱部33と、から主に構成されており、パネル受け部材30aの分割支柱部32と形状がやや異なっている。
分割支柱部33の上端部分には、嵌合凸部33aが接合されており、嵌合凸部33aは、略平板状の鋼材を平置きした上で、その上面に所定の間隔を空けて2つの突起部分を上方に向けて延出するように接合した構成となっている。
一方で、分割支柱部33の下端部分は、上下方向に重ねたときに嵌合凸部33aと着脱可能に嵌合する嵌合凹部33bとなっている。
パネル受け部材30bは、上下方向に複数重ねたときにパネル受け部材30a及びパネル受け部材30bと着脱可能に嵌合可能な構成となっている。
上記構成によって、図2に示すように、上下方向に重ねられた2つのパネル受け部材30aの上方に、さらに1つのパネル受け部材30bを嵌合させることができる。
このとき、パネル受け部材30aの嵌合凸部32aのほうが、パネル受け部材30bの嵌合凸部33aよりも嵌合部分が大きくなるように調整されている。
従って、上下方向に重ねたときに、上方がパネル受け部材30a、下方がパネル受け部材30bとなる組み合わせは、パネル受け部材30a同士の組み合わせと比較して、上下方向又は左右方向に離脱し易い形状となる。
パネル受け部材30の長尺方向の両端部において、その外側面にはそれぞれボルト穴34が形成されており、図1に示すように、一端側には両ネジボルトを介してつなぎ部材35と、パネル建起こし治具40とが順に取り付けられている。
また、パネル受け部材30の吊り上げ側となる他端側には、両ネジボルトを介してつなぎ部材35のみが取り付けられている。
つなぎ部材35は、図1に示すように、パネル積載ラック1の長尺方向において所定間隔を空けて設置された2つのパネル受け部材30を連結する部材である。
つなぎ部材35は、略平板形状の長尺体からなり、その長尺方向の両端部にそれぞれ不図示のボルト穴が形成されており、両ネジボルトを締結することでパネル受け部材30と連結される。
また、不図示のボルト穴よりも両端部側には、パネル受け部材30を吊り上げる際に用いられる不図示の吊り上げ穴がそれぞれ形成されている。ワイヤーロープ等の懸吊部材を吊り上げ用穴に挿し込むことで、つなぎ部材35と一体となったパネル受け部材30をクレーン等で吊り上げることができる。
パネル建起こし治具40は、パネル受け部材30の長尺方向の他端部を吊り上げてパネル10を建て起こすときに用いる部材であって、角形鋼管やリップ溝形鋼、及び板状鋼材等を組み合わせて形成されており、上下方向に複数重ねたときに互いに着脱可能に設置されている。
パネル建起こし治具40は、図3に示すように、断面略ロ字形状からなる上下方向に長尺な治具本体部41と、治具本体部41の上端部に溶接された係合部42と、治具本体部41の下端部に溶接され、上下方向に複数重ねたときに係合部42と係合し、係合部42と係合した状態で互いに回転可能な被係合部45と、から主に構成されている。
治具本体部41は、パネル受け部材30に取り付けられる側の内側面が、相対する外側面よりもやや上下方向に延出するような略台形形状となっている。
治具本体部41には、外側面側からパネル受け部材30側に向かって貫通し、上端部、略中央部及び下端部にそれぞれ配置されたボルト穴41a、41b、41cが形成されている。そして、図4に示すように、ボルト穴41a、41b、41cにそれぞれ両ネジボルトを嵌め込むことで、パネル受け部材30にパネル建起こし治具40が取り付けられる。
詳しく説明すると、上下方向に3つ重ねられたパネル受け部材30のボルト穴34それぞれに対して、パネル建起こし治具40のボルト穴41a、41b、41cがそれぞれ対応するように連通することで、3つのパネル受け部材30に対して1つのパネル建起こし治具40が取り付けられることになる。
係合部42は、上下方向に長尺な部材であって、治具本体部41よりも上方に延出している。
係合部42は、治具本体部41の上端部分の外側面に接合して設けられ、パネル受け部材30への取り付け方向と直交する方向に間隔を空けて一対に配置され、上方に延出する略平板形状の軸支持部43と、一対の軸支持部43の上端部に貫通して嵌め込まれる係合軸44と、から主に構成されている。
係合軸44は、略円柱形状からなり、パネル受け部材30への取り付け方向と直交方向に延びている。
なお、一対の軸支持部43の外側面には、係合軸44の軸方向外側にそれぞれ突出し、上下方向に延びているフランジ部分が形成されており、係合部42の剛性を高めている。
被係合部45は、断面略コ字形状からなる上下方向に長尺な部材であって、一部が治具本体部41の内部に嵌めこまれて設けられ、治具本体部41よりも下方に延出している。
被係合部45の下端部分には、治具本体部41側へ向かって切り欠かれた係合溝46が形成されている。
なお、被係合部45は、パネル受け部材30への取り付け方向と直交方向に締結ボルトを締結することで治具本体部41と強固に固定されている。
また、被係合部45は、パネル受け部材30側の面と反対側に開口部分を備えた略コ字形状体からなり、治具本体部41を介してパネル受け部材30と両ネジボルトによって強固に固定されている。
係合溝46は、係合軸44よりも幅広に形成された溝部分からなる。
係合溝46は、その下端部分から上端部側へ向かって切り欠かれた第1溝部46aと、第1溝部46aから連続して形成され、パネル受け部材30側へ向かう方向に屈曲して切り欠かれた第2溝部46bと、第2溝部46bから連続して形成され、第1溝部46aの切欠き方向に屈曲して切り欠かれた第3溝部46cと、から主に構成されている。
また、係合溝46は、全体として係合軸44の延出方向となる軸方向に延びるように切り欠かれており、パネル建起こし治具40を上下方向に複数重ねたときに係合軸44と対向する位置に形成され、係合軸44と着脱可能に係合する。
第1溝部46aは、図3又は図4に示すように、係合溝46の下端部分から上端側へ向かうと共に、パネル受け部材30側へ傾斜するように切り欠かれている。第1溝部46aの水平面に対する傾斜角度は、例えば、約45度程度になると良い。
第2溝部46bは、第1溝部46aから連続して屈曲し、パネル受け部材30の長尺方向と略平行となるように延びて切り欠かれている。
第3溝部46cは、第2溝部46bから連続して屈曲し、上端部側へ向かうと共に、パネル受け部材30側へ傾斜するように切り欠かれている。第3溝部46cの水平面に対する傾斜角度は、例えば、約45度程度になると良い。
係合溝46を構成する第1溝部46a、第2溝部46b、及び第3溝部46cは、それぞれ係合軸44と着脱可能に係合し、さらに、係合軸44が、係合した状態でこれら溝部間を移動可能な構成となっている。
上記構成において、図4に示すように、上下方向に重ねられた3つのパネル受け部材30と、これらパネル受け部材30の外側面に取り付けられた1つのパネル建起こし治具40とで1ユニットのパネル積載ユニットが完成することになる。
図4には、2ユニットのパネル積載ユニットが図示されている。
上記構成において、パネル積載ラック1では、図5に示すように、最上位置のパネル受け部材30の吊り上げ側となる他端部をクレーン等で吊り上げて、このパネル受け部材30に平積みされるパネル10を建て起こすときに、最上位置のパネル建起こし治具40の下端にある係合溝46が、下方位置のパネル建起こし治具40の上端にある係合軸44に対して所定位置まで回転した際に係合状態から離脱可能な構成となっている。
そのため、平積みされたパネル10をパネル受け部材30と共に建て起こして縦置きする作業が、パネル建起こし治具40を用いることで安定化かつ効率化する。
逆に言えば、縦置きされたパネル10をパネル受け部材30と共に建て起こして平置きする作業も、パネル建起こし治具40によって安定化かつ効率化する。
詳細は後述する。
<パネル積載ラックを用いたパネル積載方法>
次に、パネル積載ラック1を用いて、平積みで積載されたパネル10を建て起こした状態に切り替えて縦積みで積載可能なパネル積載方法について、図6〜図10に基づいて説明する。
図6は、パネル積載ラック1を用いたパネル積載方法を示す作業工程図である。
パネル積載ラック1を用いたパネル積載方法では、最初に、パネル受け部材30を上下方向に複数重ねてパネル10を収容可能な間隔を空けて互いに着脱可能に設置する作業工程(ST01)から始まる。
詳細に説明すると、図1に示すように、まず、パネル10の長尺方向の長さ程度の間隔を空けてパネル受け部材30を一対に設置する。そして、一対のパネル受け部材30上にそれぞれ別のパネル受け部材30を積み上げるように重ねて設置する。
パネル積載ラック1では、合計9つのパネル受け部材30を上下方向に重ねる。また、3つのパネル受け部材30を1ユニットとして構成し、下から順に2つのパネル受け部材30a、1つのパネル受け部材30bを重ねて合計3ユニットとする。
さらに詳細に説明すると、所定の間隔を空けて配置する一対のパネル受け部材30を同じ高さとなるように設置する毎に、設置直後の一対のパネル受け部材30上に1枚のパネル10を載置する。
パネル積載ラック1では、図1に示すように、上下方向において計6つのパネル受け部材30a上に1枚ずつ計6枚のパネル10を載置し、計3つのパネル受け部材30b上にはパネル10を載置しない構成とする。
なお、基台部材20を予め設置しておき、基台部材20上にパネル受け部材30を設置することでパネル積載ラック1が安定するが、基台部材20を必ずしも設置しなくて良い。
また、一対のパネル受け部材30を所定の間隔を空けて設置し、その後、これら一対のパネル受け部材30を連結するようにつなぎ部材35を設置することでパネル積載ラック1が安定するが、つなぎ部材35を必ずしも設置しなくても良い。
次に、パネル建起こし治具40をパネル受け部材30の一端側に取り付けて、上下方向に複数重ねて設置する工程(ST02)に進む。
詳細に説明すると、図5に示すように、まず、パネル受け部材30の長尺方向において吊り上げ側とは反対側の外側面に両ネジボルトを介してパネル建起こし治具40を取り付ける。
パネル積載ラック1では、上下方向において3つのパネル受け部材30に対して1つのパネル建起こし治具40を取り付ける。
具体的には、パネル建起こし治具40の上端部にあるボルト穴41aに両ネジボルトを嵌合させて上方位置のパネル受け部材30に固定する。同様にして、略中央部にあるボルト穴41bに別の両ネジボルトを嵌合させて中央位置のパネル受け部材30に固定する。同様にして、下端部にあるボルト穴41cに別の両ネジボルトを嵌合させて下方位置のパネル受け部材30に固定する。
また、パネル積載ラック1では、パネル建起こし治具40を上下方向に3つ重ねて設置する。
具体的には、下方位置のパネル建起こし治具40上端にある係合軸44に対して、上方位置のパネル建起こし治具40下端にある係合溝46を係合させて設置する。
係合軸44と係合溝46の係合位置を詳細に説明すると、図7(a)に示すように、パネル積載ラック1にパネル10を平積みで積載するときには、係合軸44が係合溝46のうち、第2溝部46bと係合する構成となる。
上記構成により、係合軸44の上端部分と下端部分とが、係合溝46の第2溝部46bと当接可能な係合位置となり、パネル10が平積み状態のときに最も安定する位置となる。
最後に、最上位置のパネル受け部材30の長尺方向の他端部を吊り上げて、このパネル受け部材30に平積みされるパネル10を建て起こす工程(ST03)に進む。
詳細に説明すると、図5に示すように、まず、最上位置のパネル受け部材30の他端部をクレーン等で吊り上げて、このパネル受け部材30に平積みされるパネル10を図7(b)に示す第1所定位置まで建て起こす(ST03−1)。
このとき、最上位置のパネル受け部材30がパネル10の建て起こし方向に回転する動作に連動して、最上位置のパネル建起こし治具40の下端にある係合溝46が、下方位置のパネル建起こし治具40の上端にある係合軸44に対して係合した状態で回転する。
そして、パネル10を第1所定位置まで建て起こすと、最上位置のパネル建起こし治具40が、下方位置のパネル建起こし治具40に対して、その係合溝46とその係合軸44との係合位置を変えるように回転する。
具体的には、最上位置のパネル建起こし治具40が回転することで、係合溝46の第2溝部46bと、係合軸44とが係合する位置から、係合溝46の第3溝部46cと、係合軸44とが係合する位置に切り替わる。
上記構成により、係合軸44の上端部分と両側方部分とが、係合溝46の第3溝部46cと当接可能な係合位置となり、パネル10を第1所定位置まで建て起こすときに最も安定する位置となる。
なお、第1所定位置とは、パネル10を平積み状態から約45度程度建て起こす位置に相当する。
ステップST03−1で、平積みされるパネル10を第1所定位置まで建て起こした後、パネル受け部材30の他端部を連続してさらに吊り上げて、パネル10を図8(a)に示す第2所定位置まで建て起こす(ST03−2)。
このとき、最上位置のパネル受け部材30がパネル10の建て起こし方向に回転する動作に連動して、最上位置のパネル建起こし治具40の係合溝46が、下方位置のパネル建起こし治具40の係合軸44に対して係合した状態で回転する。
そして、パネル10を第2所定位置まで建て起こすと、最上位置のパネル建起こし治具40が、下方位置のパネル建起こし治具40に対して係合位置を変えるように回転する。
具体的には、最上位置のパネル建起こし治具40が回転することで、係合溝46の第3溝部46cと、係合軸44とが係合する位置から、係合溝46の第1溝部46aと、係合軸44とが係合する位置に切り替わる。
上記構成により、係合軸44の上端側の略傾斜部分と、下端側の略傾斜部分とが、係合溝46の第1溝部46aと当接可能な係合位置となり、パネル10を第2所定位置まで建て起こすときに最も安定する位置となる。
なお、第2所定位置とは、パネル10を平積み状態から約60度〜80度程度建て起こす位置に相当する。
ステップST03−2で、平積みされるパネル10を第2所定位置まで建て起こした後、パネル受け部材30の他端部を連続してさらに吊り上げて、パネル10を図8(b)に示す第3所定位置まで建て起こす(ST03−3)。
このとき、最上位置のパネル受け部材30がパネル10の建て起こし方向に吊り上がりながら回転する動作に連動して、最上位置のパネル建起こし治具40の係合溝46が、下方位置のパネル建起こし治具40の係合軸44に対して係合状態から離脱する。
なお、第3所定位置とは、パネル10を平積み状態から約90度程度建て起こす位置に相当する。
ステップST03−3で、パネル10を第3所定位置まで建て起こした後、吊り上げたパネル受け部材30をパネル10と共に、所定位置に縦置きで設置する(ST03−4)。
このとき、既に別のパネル受け部材30が縦置きで設置されている場合には、図9に示すように、既に縦置き済みのパネル受け部材30に対して、新たに縦置きされるパネル受け部材30を連結させて設置する。
詳細に説明すると、図10(a)に示すように、既に縦置き済みのパネル受け部材30に取り付けられたパネル建起こし治具40の係合軸44に対して、新たに縦置きされるパネル受け部材に取り付けられたパネル建起こし治具40の係合溝46を係合させる。
具体的には、係合軸44に対して、係合溝46を水平面に対して約45度程度の上方傾斜方向から近づけて係合させる。
パネル受け部材30同士が縦置き状態で連結するとき、図10(b)に示すように、係合軸44と、係合溝46の第2溝部46bとが係合する位置となる。
上記ステップST01〜ステップST03を繰り返すことで、パネル積載ラック1を用いて、平積みで積載された複数のパネル10を建て起こした状態に切り替えて縦積みで積載することが出来るようになる。
また、ステップST03−1〜ステップST03−4のパネル建て起こし作業の工程を応用することで、逆に、縦置きされたパネル10をパネル受け部材30と共に建て起こして平置きすることが出来るようになる。
上記パネル積載方法の作業工程のうち、パネル受け部材30の設置工程(ST01)及びパネル建起こし治具40の設置工程(ST02)においては、パネル積載ラック1を構成するパネル受け部材30を全て設置した後で、パネル建起こし治具40を設置する工程としても良いし、または、パネル積載ユニットとして構成する3つのパネル受け部材30を設置した後で、1つのパネル建起こし治具40を設置し、順次これを繰り返してパネル積載ラック1を完成させる工程としても良い。
<パネル建起こし治具の第2実施形態>
次に、パネル建起こし治具40の第2実施例について、図11に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、特徴の差異を明確にするため、上記実施例に係るパネル建起こし治具40と重複する内容については説明を省略する。
第2実施例に係るパネル建起こし治具140は、パネル建起こし治具40と比較して、係合部42及び被係合部45の形状をシンプルにしたことに特徴を有する。
パネル建起こし治具140は、図11に示すように、治具本体部141と、治具本体部141の下端部に溶接された係合部142と、治具本体部141の上端部に溶接され、上下方向に複数重ねたときに係合部142と係合し、係合部142と係合した状態で互いに回転可能な被係合部145と、から主に構成されている。
係合部142は、治具本体部141の下端部分の内側面に接合して設けられ、パネル受け部材30への取り付け方向と直交する方向に間隔を空けて一対に配置され、上方に延出する略平板形状の軸支持部143と、一対の軸支持部143の上端部に貫通して嵌め込まれる係合軸144と、から主に構成されている。
係合軸144は、略円柱形状からなり、パネル受け部材30への取り付け方向と直交方向に延びている。
被係合部145は、治具本体部141の上面に平置きされた略平板状の支台部147と、支台部147上に立設され、パネル受け部材30への取り付け方向と直交する方向に間隔を空けて一対に配置され、上方に延出する略平板形状の軸支持部148と、から主に構成されている。
一対の軸支持部148の上端部分には、治具本体部141側へ向かって切り欠かれた係合溝146が形成されている。
係合溝146は、係合軸144よりも幅広に形成された略半円形状の溝部分からなる。
上記構成において、上下方向に重ねられた3つのパネル受け部材30と、これらパネル受け部材30の外側面に取り付けられた1つのパネル建起こし治具140とで1ユニットのパネル積載ユニットが完成することになる。
<パネル積載ラックの第2実施形態>
次に、パネル積載ラック1の第2実施例について、図12〜図15に基づいて説明する。
第2実施例に係るパネル積載ラック1は、図12、図13に示すように、パネル受け部材30の長尺方向の外側面においてパネル建起こし治具40とは反対側の面に取り付けられ、上下方向に複数連ねて設置されるパネル吊り治具50と、図14に示すように、パネル積載ラック1を建て起こした状態のときに、複数のパネル吊り治具50の上面に取り付けられるユニット連結治具60と、を備えていることに特徴を有する。
パネル吊り治具50は、パネル受け部材30の長尺方向の他端部を吊り上げるために用いる部材であって、溝形鋼や板状鋼材等を組み合わせて形成されている。
パネル吊り治具50は、図12に示すように、長尺な筐体形状からなる治具本体部51と、治具本体部51の上下方向の中央部分に溶接され、パネル受け部材30側とは反対側に張り出すように設けられた嵌合凸部54と、から主に構成されている。
なお、嵌合凸部54は、特許請求の範囲においてパネル吊り治具の被嵌合部に相当する。
治具本体部51には、外側面側からパネル受け部材30側に向かって貫通するボルト穴51a、51b、51cが、それぞれ上端部分、中央部分及び下端部分に形成されている。そして、ボルト穴51a、51b、51cにそれぞれ両ネジボルトを嵌め込むことで、パネル受け部材30にパネル吊り治具50が取り付けられる。
詳しく説明すると、パネル吊り治具50のボルト穴51a、51b、51cが、上下方向に3つ重ねられたパネル受け部材30の各ボルト穴34に対応するように連通することで、1つのパネル吊り治具50が3つのパネル受け部材30に対してボルト締結されることになる。
なお、治具本体部51の上壁部52と底壁部53には、それぞれ上下方向に貫通したボルト穴52a、53aが形成されている。
嵌合凸部54は、略半楕円形状の板状体からなり、ユニット連結治具60の嵌合穴部62に着脱可能に嵌合する部分である。
嵌合凸部54には、治具本体部51から張り出した先端部分に形成され、嵌合凸部54の厚み方向に貫通した略円形状の吊り上げ穴54aと、治具本体部51に溶接された末端部分に形成され、嵌合凸部54の厚み方向に切り欠かれた略矩形状の切欠き54bと、が設けられている。
吊り上げ穴54aは、図13に示すように、ワイヤーロープ等の懸吊部材をシャックルを介して挿し込むための穴であって、切り欠き54bは、図12に示すように、両ネジボルトをボルト穴51bに挿通させるための逃げ部分として形成されている。
なお、嵌合凸部54は、治具本体部51の中央部分に設けられた2つの補強壁部に挟まれるように溶接されており、嵌合凸部54の剛性が高められている。
上記パネル吊り治具50を備えることで、図12及び図13に示すように、上下方向に重ねられた3つのパネル受け部材30を1ユニットのパネル積載ユニットとして連結させることができ、このパネル積載ユニットを1ユニット毎にクレーン等で吊り上げることができるようになる。
ユニット連結治具60は、図14に示すように、パネル積載ラック1を建て起こした状態のときに、パネル積載ラック1を構成する3つのパネル積載ユニット同士を上面部分で連結する部材であって、溝形鋼やL型鋼、及び板状鋼材等を組み合わせて形成されている。
詳しく言うと、ユニット連結治具60は、3つのパネル吊り治具50を上方から覆うように設けられ、パネル吊り治具50同士を連結する部材である。
ユニット連結治具60は、図15に示すように、長尺な筐体形状からなる治具本体部61と、治具本体部61の長尺方向の両端部にそれぞれ溶接され、外側に張り出した略L字形状の連結部63と、から主に構成されている。
また、治具本体部61には、上面外側からパネル吊り治具50側に向かって貫通する略矩形状の嵌合穴部62が、治具本体部61の長尺方向に所定の間隔を空けて3つ形成されている。
嵌合穴部62は、特許請求の範囲においてユニット連結治具60の嵌合部に相当する部分であって、パネル吊り治具50の3つの嵌合凸部54に対向する位置にそれぞれ配置されている。詳しく言うと、嵌合穴部62は、その長尺方向の幅及び短尺方向の厚みが、それぞれ嵌合凸部54の幅及び厚みよりもやや幅広となるように形成されている。
連結部63には、治具本体部61から張り出した先端部分に形成され、治具本体部61の長尺方向に貫通した略円形状のボルト穴63aが設けられている。
そして、各ボルト穴63aにそれぞれ両ネジボルトを嵌め込むことで、パネル吊り治具50にユニット連結治具60を補強として取り付けることができる。
詳しく説明すると、ユニット連結治具60の各ボルト穴63aが、パネル吊り治具50のボルト穴52a、53aに対応するように連通することで、1つのユニット連結治具60が3つのパネル吊り治具50を覆うようにしてボルト締結されることになる。
なお、連結部63は、治具本体部61の長尺方向の外側面に張り出すように設けられた一対の補強壁部によって補強されており、連結部63の剛性が高められている。
上記ユニット連結治具60を備えることで、図14及び図15に示すように、建て起こされたパネル積載ラック1を構成する3つのパネル積載ユニット同士の上方部分を差し込み嵌合によって容易に連結させることができるようになる。
さらに言うと、3つのパネル積載ユニット同士は、それら上方部分がユニット連結治具60によって連結されると共に、それら下方部分がパネル建起こし治具40によって連結されるため、パネル10の運搬作業が安定するだけでなく、組み付け作業も飛躍的に向上する。
<その他の実施形態>
上記実施形態のパネル積載ラック1は、基台部材20と、パネル受け部材30と、つなぎ部材35と、パネル建起こし治具40と、から主に構成されているが、これに限定されることなく、必ずしも基台部材20及びつなぎ部材35を備えていなくても良い。
特に、パネル積載ラック1は、フォークリフト等を用いてトラック等の運搬車両に積み込み可能とするために、パネル受け部材30よりも剛性の高い基台部材20を備え、フォークリフト等で基台部材20の底面を支持して持ち上げられる構成からなっているが、パネル積載ラック1全体をクレーン等で吊り上げてトラック等に積み込む場合には、基台部材20を不要の構成にしても良い。
また、パネル積載ラック1を構成するパネル受け部材30及びパネル建て起こし治具40の本数と、パネル受け部材30に載置されるパネル10の枚数は、それぞれ適宜変更して良い。
上記実施形態では、パネル受け部材30には、互いに形状の異なるパネル受け部材30aとパネル受け部材30bとの2種類があったが、これに限定されることなく、パネル受け部材30の種類を1種類としても良いし、複数種類用意しても勿論良い。
また、上下方向に重ねられた3つのパネル受け部材30と、これらパネル受け部材30の外側面に取り付けられた1つのパネル建起こし治具40とで、1ユニットのパネル積載ユニットが完成したが、これに限定されることなく、例えば、1つのパネル受け部材30と、1つのパネル建て起こし治具40とで、1ユニットのパネル積載ユニットを完成させても勿論良い。
上記実施形態のパネル建起こし治具40は、上端部に係合軸44を備え、下端部に係合溝46を備えた構成からなるが、これに限定されることなく、上端部に係合溝46を備え、下端部に係合軸44を備えた構成としても良い。
上記実施形態では、図15に示すように、パネル吊り治具50の嵌合凸部54と、ユニット連結治具60の嵌合穴部62とが嵌合する構成としているが、これに限定されることなく、逆にパネル吊り治具50側が嵌合穴部を備え、ユニット連結治具60側が嵌合凸部を備えた構成としても良い。
また、パネル吊り治具50とユニット連結治具60とが互いに着脱可能に嵌合する構成とすれば良く、嵌合穴部を嵌合凹部にする等適宜変更しても良い。
上記実施形態では、パネル吊り治具50のボルト穴52a、53aと、ユニット連結治具60のボルト穴63aとが連通して両ネジボルトが補強用として締結されているが、これに限定されることなく、補強用のボルト締結を不要な構成としても良い。
このように構成されることで、パネル吊り治具50にユニット連結治具60を差し込み嵌合させるのみのシンプルな構成となるため、作業効率が飛躍的に向上する。
上記実施形態では、パネル積載ラック1に積載されるパネル10として、外壁パネルを採用したが、これに限定されることなく、屋根パネル、ドアパネル等のように、建築物に用いられる幅、長さ、及び厚みの異なる各種パネル10をパネル積載ラック1に自由な配置で積載することも可能である。
上記実施形態では、主として本発明に係るパネル積載ユニット、パネル積載ラック及びパネル積載方法に関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、パネル受け部材30、パネル建起こし治具40、パネル吊り治具50、ユニット連結治具60の形状、配置又は構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
1 パネル積載ラック
10 パネル
11 パネルフレーム
12 外装面材
20 基台部材
21 基台本体部
22 基台連結部
23 係合部
23a 軸支持部
23b 係合軸
30 パネル受け部材
30a、30b パネル受け部材
31 パネル受け部
31a ボルト穴
32、33 分割支柱部
32a、33a 嵌合凸部
32b、33b 嵌合凹部
34 ボルト穴
35 つなぎ部材
40、140 パネル建起こし治具
41、141 治具本体部
41a、41b、41c ボルト穴
42、142 係合部
43、143 軸支持部
44、144 係合軸
45、145 被係合部
46、146 係合溝
46a 第1溝部
46b 第2溝部
46c 第3溝部
50 パネル吊り治具
51 治具本体部
51a、51b、51c ボルト穴
52 上壁部
52a、53a ボルト穴
53 底壁部
54 嵌合凸部
54a 吊り上げ穴
54b 切欠き
60 ユニット連結治具
61 治具本体部
62 嵌合穴部
63 連結部
63a ボルト穴
147 支台部
148 軸支持部

Claims (11)

  1. 平積みで積載された建築用のパネルを建て起こした状態に切り替えて積載可能なパネル積載ラックを構成するパネル積載ユニットであって、
    上下方向に複数重ねたときに前記パネルを収容可能な間隔を空けて互いに着脱可能に設けられ、前記パネルを載置するパネル受け部材と、
    該パネル受け部材の一端側に取り付けられ、上下方向に複数重ねたときに互いに着脱可能に設けられ、前記パネル受け部材の他端側を吊り上げて前記パネルを建て起こすときに用いるパネル建起こし治具と、を備え、
    該パネル建起こし治具は、上下方向の一端側に形成される係合溝と、他端側に形成され、上下方向に複数重ねたときに前記係合溝と係合し、該係合溝と係合した状態で互いに回転可能な係合軸と、を備え、
    前記パネル積載ユニットを上下方向に複数重ねた上で、最上位置の第1パネル受け部材の前記他端側を吊り上げて、該第1パネル受け部材に平積みされる前記パネルを建て起こすときに、
    前記第1パネル受け部材に取り付けられる第1パネル建起こし治具の下端側にある前記係合溝及び前記係合軸の一方が、前記第1パネル建起こし治具よりも下方位置の第2パネル建起こし治具の上端側にある前記係合溝及び前記係合軸の他方に対して所定位置まで回転した際に係合状態から離脱することを特徴とするパネル積載ユニット。
  2. 前記係合溝は、前記パネル建起こし治具において上下方向の一端部に設けられ、該一端部から他端部側へ向かって切り欠かれて形成され、
    前記係合軸は、前記パネル建起こし治具において上下方向の前記他端部に設けられ、上下方向に複数重ねたときに前記係合溝と対向する位置に形成され、
    前記係合溝、及び前記係合軸は、それぞれ前記パネル受け部材において前記一端側と前記他端側とを結ぶ方向と直交する方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のパネル積載ユニット。
  3. 前記第1パネル受け部材の前記他端側を吊り上げて前記パネルを建て起こすときに、
    前記第2パネル建起こし治具の上端側にある前記他方が、
    前記第1パネル受け部材の吊り上げ回転による向心力を前記第1パネル建起こし治具の下端側にある前記一方から受けるようにして、該一方を支持することを特徴とする請求項1又は2に記載のパネル積載ユニット。
  4. 前記係合溝は、前記パネル建起こし治具の下端部に形成され、
    前記係合軸は、前記パネル建起こし治具の上端部に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパネル積載ユニット。
  5. 前記係合溝は、
    前記パネル建起こし治具の下端部から上端部側へ向かって切り欠かれた第1溝部と、
    該第1溝部から連続して形成され、前記パネル受け部材の前記一端側から、吊り上げ側となる前記他端側へ向かう方向に屈曲して切り欠かれた第2溝部と、
    該第2溝部から連続して形成され、該第1溝部の切欠き方向に屈曲して切り欠かれた第3溝部と、を備えていることを特徴とする請求項4に記載のパネル積載ユニット。
  6. 前記第2パネル建起こし治具の上端部にある前記係合軸は、
    前記第1パネル受け部材に前記パネルが平積みされた状態のときに、前記第1パネル建起こし治具の下端部にある前記係合溝のうち、前記第2溝部と係合し、
    平積みされた前記パネルが所定位置まで建て起こされたときに、前記第1パネル建起こし治具の前記係合溝のうち、前記第3溝部と係合し、
    前記パネルが所定位置まで建て起こされたときに、前記第1パネル建起こし治具の前記係合溝と係合した状態から離脱することを特徴とする請求項5に記載のパネル積載ユニット。
  7. 前記パネル受け部材は、上下方向に複数重ねて構成され、
    前記パネル建起こし治具は、上端側が最上位置の前記第1パネル受け部材に取り付けられると共に、下端側が最下位置の前記パネル受け部材に取り付けられてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のパネル積載ユニット。
  8. 前記パネル受け部材の他端側に取り付けられ、該パネル受け部材の他端側を吊り上げるために用いるパネル吊り治具を備え、
    該パネル吊り治具は、上端側が最上位置の前記第1パネル受け部材に取り付けられると共に、下端側が最下位置の前記パネル受け部材に取り付けられてなることを特徴とする請求項7に記載のパネル積載ユニット。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のパネル積載ユニットを上下方向に複数重ねて構成されることを特徴とするパネル積載ラック。
  10. 請求項8に記載のパネル積載ユニットを上下方向に複数重ねて構成されるパネル積載ラックであって、
    重ねられた前記複数のパネル積載ユニット同士を連結するユニット連結治具を備え、
    該ユニット連結治具は、前記パネルを建て起こした状態のときに、前記複数のパネル吊り治具の上面となる部分にそれぞれ設けられた被嵌合部に各々着脱可能に嵌合する嵌合部を備えていることを特徴とするパネル積載ラック。
  11. 平積みで積載された建築用のパネルを建て起こした状態に切り替えて積載可能なパネル積載方法であって、
    前記パネルを載置するパネル受け部材を上下方向に複数重ねて前記パネルを収容可能な間隔を空けて互いに着脱可能に設置する工程と、
    上下方向の一端側に形成される係合溝と、他端側に形成され、上下方向に複数重ねたときに前記係合溝と着脱可能に係合し、該係合溝と係合した状態で互いに回転可能な係合軸と、を備え、前記パネル受け部材の他端側を吊り上げて前記パネルを建て起こすときに用いるパネル建起こし治具を、前記パネル受け部材の一端側に取り付けて、上下方向に複数重ねて設置する工程と、
    最上位置の第1パネル受け部材の前記他端側を吊り上げて、該第1パネル受け部材に平積みされる前記パネルを建て起こす工程と、備え、
    該パネルを建て起こす工程において、
    前記第1パネル受け部材に取り付けられる第1パネル建起こし治具の下端側にある前記係合溝及び前記係合軸の一方が、前記第1パネル建起こし治具よりも下方位置の第2パネル建起こし治具の上端側にある前記係合溝及び前記係合軸の他方に対して所定位置まで回転した際に係合状態から離脱することを特徴とするパネル積載方法。
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