JP2011051672A - ラック棚及びラック棚の組立て方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラック棚の組立ての際におけるホイールクレーンによるパネルの支持期間を短縮し、ラック棚を短時間で組立て可能とする。
【解決手段】水平連結材4に形成されるネジ孔4aと、該ネジ孔4aに螺合することでパネルと水平連結材4とを固定するボルト7とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラック棚及びラック棚の組立て方法に関するものである。
自動倉庫では複数のラック棚が配置されており、これらのラック棚において荷物を収容することによって保管する。
ラック棚は、荷物の出し入れ方向に配列される複数支柱とこれらの支柱を連結する連結材によって構成されるパネルが等間隔で立設され、さらに荷物の出し入れの障害にならないように配置される複数の水平連結材によってパネルが水平方向に剛に連結された構成を有している。そして、パネル間が荷物の収容区画とされている。
また、ラック棚は、荷物の出し入れ側と反対側において各パネル間に設置されるブレースを備えており、これらのブレースによって補強が図られている。
そして、通常、ラック棚においては、パネルと水平連結材とは、いわゆるガセットプレートを介して連結されている。
このようなラック棚を自動倉庫の建設現場において組み立てる場合には、まず、複数のパネルを等間隔で配置した後、これらのパネルに対してガセットプレートを介して水平連結材を連結する。
より詳細には、ガセットプレート及び水平連結材には、ボルトの挿通孔が形成されており、これらの挿通孔にボルトを挿通してナットを螺合することによってパネルと水平連結材とを連結する。
特許第3094689号公報
しかしながら、パネル自体は、アンカーボルトによって設置面に固定されているものの、単体で安定して立設することができない。このため、ボルトとナットとが螺合されるまでの間は、各パネルをホイールクレーンによって支持する必要がある。
ところが、ラック棚に用いられるパネルが非常に多数であるのに対し、設置領域の確保が難しいことコストが嵩むこと等に起因して、パネルを支持するためのホイールクレーンの設置数は必要最小限に抑えられている。
このため、上述のボルトとナットとが螺合されて、パネルが立設可能となるまで、次のパネルと水平連結材の連結作業を行うことができず、工期の長期化を招いている。
特に、1つのボルトによって水平連結材とブレースとを共締めする場合には、ブレースが設置されてからボルトとナットとが螺合されるため、ブレースを設置する間も、ホイールクレーンによってパネルを支持しておく必要がある。このため、余計に工期の長期化を招くこととなる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ラック棚の組立ての際におけるホイールクレーンによるパネルの支持期間を短縮し、ラック棚を短時間で組立て可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、鉛直方向に立設される複数のパネルと、ガセットプレートを介して上記パネルと連結されると共に上記パネル同士を水平方向に剛に連結する水平連結材とを備えるラック棚であって、上記水平連結材に形成されるネジ孔と、該ネジ孔に螺合することで上記パネルと上記水平連結材とを固定するボルトとを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記パネル間に配置されるブレースを備え、該ブレースが、端部に形成された挿通孔に上記ボルトが挿通されてナットで締結されることによって上記水平連結材と共締めされるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1の発明において、上記パネル間に配置されるブレースを備え、該ブレースが、上記ボルトと異なる締結部材を介して上記ガセットプレートに固定されているという構成を採用する。
第4の発明は、鉛直方向に立設される複数のパネルと、ガセットプレートを介して上記パネルと連結されると共に上記パネル同士を水平方向に剛に連結する水平連結材とを備えるラック棚の組立て方法であって、上記水平連結材に形成されたネジ孔に螺合するボルトによって上記パネルと上記水平連結材とを剛に固定するという構成を採用する。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記パネル間において鉛直方向に複数の上記水平連結材が配列される場合に、最下段の上記水平連結材、最上段の上記水平連結材、中間の上記水平連結材の順に上記水平連結材を上記パネルに固定するという構成を採用する。
第6の発明は、上記第4または第5の発明において、上記パネル間にブレースが配置される場合に、上記ブレースの端部に形成された挿通孔に上記ボルトに挿通してナットで締結することによって、上記ブレースを上記水平連結材と共締めするという構成を採用する。
第7の発明は、上記第4または第5の発明において、上記パネル間にブレースが配置される場合に、上記ブレースを上記ボルトと異なる締結部材を用いて上記ガセットプレートに固定するという構成を採用する。
本発明によれば、水平連結材にネジ孔が形成され、このネジ孔に螺合されるボルトによってパネルと水平連結材とが剛に連結されている。
このようなラック棚を組み立てる際には、パネルと水平連結材とを連結するためのボルトがナットと螺合する前に、水平連結材のネジ孔に螺合される。このため、ボルトとナットを螺合する前であっても、パネルと水平連結材とを剛に連結することができる。
したがって、ボルトとナットとを螺合するよりも前に、パネルをホイールクレーンによって支持する必要がなくなり、ラック棚の組立ての際におけるホイールクレーンによるパネルの支持期間を短縮することが可能となる。
よって、本発明によれば、ラック棚の組立ての際におけるホイールクレーンによるパネルの支持期間を短縮し、ラック棚を短時間で組立てることが可能となる。
本発明の第1実施形態におけるラック棚の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における水平連結材及びブレースとパネルとを接続するためのガセットプレートを含む分解斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるラック棚の組立て方法を説明する模式図である。 本発明の第1実施形態におけるラック棚の組立て方法を説明する模式図である。 本発明の第1実施形態におけるラック棚の組立て方法を説明する模式図である。 本発明の第1実施形態におけるラック棚の組立て方法を説明する模式図である。 本発明の第2実施形態における水平連結材とパネルとを接続するためのガセットプレートを含む分解斜視図である。 本発明のラック棚の組立て方法の変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るラック棚及びラック棚の組立て方法の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態のラック棚1の概略構成を示す斜視図である。
本実施形態のラック棚1は、自動倉庫において荷物を収容して保管するものであり、荷物の搬送を行うスタッカホイールクレーンが走行する軌道の両脇あるいは片側に複数配置されている。そして、本実施形態のラック棚1は、図1に示すように、複数のパネル2と、複数の支持台3と、複数の水平連結材4と、複数のブレース5とを備えている。
パネル2は、荷物の出し入れ方向に配列される2本の支柱2aと、これらの2本の支柱2a間に水平に架設される水平材2bと、2本の支柱2a間に斜めに架設される傾斜材2cとを備えており、枠状に形成されている。
パネル2は、等間隔でスタッカホイールクレーンの走行方向に複数配列されており、支柱2aの下端部が自動倉庫の床にアンカーボルトによって固定されることで立設されている。
なお、図1にはラック棚1の一部のみが示されており、3枚のパネル2のみが示されているが、実際にはラック棚1は、さらに多数のパネル2を備えている。
また、本実施形態のラック棚1は、高さ方向に3つの荷物を収容可能に構成されており、パネル2の高さは、3つ分の荷物が収容可能に設定されている。しかしながら、ラック棚における高さ方向における荷物の収容数は、自動倉庫によって異なるものである。そして、高さ方向における荷物の収容数が本実施形態のラック棚1と異なる場合には、荷物の収容数に応じてパネル2の高さが設定されることとなる。
支持台3は、荷物あるいは荷物が載置されたトレーが載置されるものであり、図1に示すように、パネル2の支柱2aに固定されている。
支持台3は、支柱2aから一方向に水平に突設される支持台3aと、隣のパネル2の支柱2aから支持台3aと反対方向に水平に突設される支持台3bとによって構成されている。そして、水平に対向配置された1つの支持台3aと1つの支持台3bとが一対とされ、この一対の支持台3aと支持台3bとによって1つの荷物を支持する。なお、図1に示すように、対をなす支持台3aと支持台3bとは、離間して配置されており、支持台3aと支持台3bとの間をスタッカホイールクレーンが備えるフォークが通過可能とされている。
水平連結材4は、上述のように等間隔で配列されたパネル2を水平方向に剛に連結する棒状の鋼材であり、水平に配置されている。
この水平連結材4は、荷物の出し入れの障害にならない位置に配置されており、パネル2の高さ方向(鉛直方向)に複数配列されている。
これらの水平連結材4は、ガセットプレート6を介してパネル2の支柱2aと接続されている。なお、水平連結材4とパネル2との接続構造は、後に詳説する。
ブレース5は、パネル2間に斜めに架設される補強部材であり、水平連結材4と同様に、ガセットプレート6を介してパネル2の支柱2aと接続されている。
なお、図1に示すように、ブレース5は、ラック棚1における荷物の出し入れが行われる側と反対側のみに設置されている。
次に、図2を用いて、水平連結材4及びブレース5と、パネル2との接続構造について詳細に説明する。
図2は、水平連結材4及びブレース5とパネル2とを接続するためのガセットプレート6を含む分解斜視図である。なお、図2は、図1と同じ方向から見た場合の分解斜視図である。
この図に示すように、本実施形態のラック棚1は、ガセットプレート6に形成されたキリ孔6aと、水平連結材4の端部に形成されたネジ孔4aと、ブレース5の端部に形成されたキリ孔5a(挿通孔)とを有しており、また、これらのキリ孔6a、ネジ孔4a及びキリ孔5aに挿通されるボルト7と、このボルト7に螺合するナット8とを備えている。
そして、図2に示すように、ボルト7は、ガセットプレート6に形成されたキリ孔6a、水平連結材4の端部に形成されたネジ孔4a、ブレース5の端部に形成されたキリ孔5aの順に挿通されている。なお、ボルト7には、2つのブレース5のキリ孔5aが挿通されている。
つまり、本実施形態においては、ボルト7とナット8との間に、ボルト7の頭側から順に、ガセットプレート6、水平連結材4、2つのブレース5が挟み込まれて締結され、これによって水平連結材4とブレース5とが1つのボルト7によって共締めされた構成を有している。
また、ガセットプレート6は、溶接によってパネル2の支柱2aに固定されている。なお、溶接に限らず、ボルトやリベットを用いてガセットプレート6を支柱2aに固定しても良い。
ここで、本実施形態のラック棚1においては、上述のように、水平連結材4のネジ孔4aにボルト7が挿通されており、ボルト7がネジ孔4aに螺合されている。このため、水平連結材4は、ボルト7とナット8との間に狭持されることに加えて、ボルト7がネジ孔4aに螺合されることによってパネル2に固定されている。
したがって、仮にボルト7とナット8とによって狭持されない場合であっても、ボルト7がネジ孔4aに螺合されることによって、水平連結材4がパネル2に固定される。
なお、図2においては、ラック棚1における荷物の出し入れが行われる側と反対側での水平連結材4及びブレース5とパネル2との接続構造(すなわちブレース5を含む接続構造)を示している。
ラック棚1における荷物の出し入れが行われる側での水平連結材4及びパネル2との接続構造は、ブレース5が存在しない点を除いて図2に示す構造と同一である。
次に、図3〜図6に示す模式図を参照して、本実施形態のラック棚1の組立て方法について説明する。
まず、図3に示すように、ガセットプレート6が取り付けられたパネル2をホイールクレーンCで支持しながらアンカーボルトを用いて固定する。
ここで、パネル2は、自動倉庫の建設現場に設置されたホイールクレーンCであって、使用可能なホイールクレーンCの数に応じた数だけ同時に配列される。パネル2は、1つごとにホイールクレーンで支持する必要があるため、一度に配列できるパネル2の数は、使用可能なホイールクレーンCの数が最大数となる。
続いて、図4に示すように、最下段の水平連結材4をパネル2と接続する。
より詳細には、ボルト7をガセットプレート6に形成されたキリ孔6aを挿通すると共に水平連結材4に形成されたネジ孔4aに螺合することによって水平連結材4をパネル2に固定する。
続いて、図5に示すように、最上段の水平連結材4をパネル2と接続する。
ここでも、ボルト7をガセットプレート6に形成されたキリ孔6aを挿通すると共に水平連結材4に形成されたネジ孔4aに螺合することによって水平連結材4をパネル2に固定する。
続いて、図6に示すように、最下段と最上段に挟まれた中間の水平連結材4をパネル2と接続する。なお、中間の水平連結材4が存在しない場合には、本工程は省略する。
ここでも、ボルト7をガセットプレート6に形成されたキリ孔6aを挿通すると共に水平連結材4に形成されたネジ孔4aに螺合することによって水平連結材4をパネル2に固定する。
ここで、本実施形態のラック棚1の組立て方法においては、ここまでパネル2を支持していたホイールクレーンCを退避させる。これによって、パネル2は、ホイールクレーンCによる支えを失う。
従来のラック棚の組立て方法においては、水平連結材にキリ孔が形成されてボルトが当該キリ孔に挿入されるのみであり、水平連結材とパネルとが固定されていない。このため、図6に示すような状態でホイールクレーンCを退避させた場合には、パネルが支えなく自立する必要がある。しかしながら、パネルは、背が高く不安定であるため、支えがない状態で自立することが困難である。この結果、従来のラック棚の組立て方法においては、図6に示すような水平連結材のみをパネルに取り付けた状態でホイールクレーンを退避させることはできない。
一方、本実施形態のラック棚1の組立て方法においては、水平連結材4にネジ孔4aが形成され、ボルト7が当該ネジ孔4aに螺合されることによって水平連結材4とパネル2とが剛に固定される。このため、図6に示す状態でホイールクレーンCを退避させた場合であっても、水平連結材4を介して複数のパネル2が支えあうこととなり、パネル2を立設させることができる。
そして、ラック棚1を構成する全てのパネル2と水平連結材4とを接続した後、荷物の出し入れが行われる側と反対側ではブレース5を設置してボルト7とナット8とを螺合し、荷物の出し入れが行われる側ではブレース5を設置することなくボルト7とナット8とを螺合する。
最後に、支持台3をパネル2の支柱2aに取り付け、以上の工程によって本実施形態のラック棚1が組み立てられる。
以上のような本実施形態のラック棚1及びラック棚1の組立て方法においては、水平連結材4にネジ孔4aが形成され、このネジ孔4aに螺合されるボルト7によってパネル2と水平連結材4とが剛に連結される。
このため、ラック棚1を組み立てる際には、ボルト7がナット8と螺合する前に、水平連結材4のネジ孔4aに螺合される。このため、ボルト7とナット8を螺合する前であっても、パネル2と水平連結材4とを剛に連結することができる。
したがって、ボルト7とナット8とを螺合するよりも前に、パネル2をホイールクレーンCによって支持する必要がなくなり、ラック棚1の組立ての際におけるホイールクレーンCによるパネル2の支持期間を短縮することが可能となる。
よって、本実施形態のラック棚1及びラック棚1の組立て方法によれば、ラック棚1の組立ての際におけるホイールクレーンCによるパネル2の支持期間を短縮し、ラック棚1を短時間で組立てることが可能となる。
また、本実施形態のラック棚1及びラック棚1の組立て方法においては、ブレース5の端部に形成されたキリ孔5aにボルト7に挿通してナット8で締結することによって、ブレース5を水平連結材4と共締めしている。
このため、ブレース5を締結するために上述のボルト7と異なるボルトを用いる場合と比較して、部品点数を削減することが可能となり、またガセットプレート6の面積を狭くすることが可能となる。
また、本実施形態のラック棚1の組立て方法においては、パネル2間において鉛直方向に複数の水平連結材4が配列されたラック棚1を組み立てる方法であり、最下段の水平連結材4、最上段の水平連結材4、中間の水平連結材4の順に水平連結材4をパネル2に固定する。
先に最下段の水平連結材4と最上段の水平連結材4とをパネル2に固定することによって、パネル2の高さ方向における両端が先に固定される。このため、中間の水平連結材4に形成されたネジ孔4aと、ガセットプレート6に形成されたキリ孔6aとを容易に重ね合わせることが可能となり、パネル2に対する水平連結材4の固定を容易に行うことが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図7は、本実施形態のラック棚が備える水平連結材4及びブレース5とパネル2とを接続するためのガセットプレート10を含む分解斜視図である。
本実施形態のラック棚においてガセットプレート10は、上記第1実施形態のラック棚1が備えるガセットプレート6と比較して面積が広く設定されている。
そして、図7に示すように、本実施形態のラック棚においては、上述ボルト7(水平連結材4をパネル2に固定するボルト)と異なるボルト11を備えている。このボルト11は、ガセットプレート10に形成されたキリ孔10aに挿通され、さらにブレース5に形成されたキリ孔5aに挿通され、さらにはナット12と螺合されている。
つまり、本実施形態のラック棚においては、ブレース5がボルト7と異なるボルト11をよってガセットプレート10に固定されている。
本実施形態のラック棚及びラック棚の組立て方法においても、上記第1実施形態と同様に、水平連結材4にネジ孔4aが形成され、このネジ孔4aに螺合されるボルト7によってパネル2と水平連結材4とが剛に連結される。このため、ラック棚1の組立ての際におけるホイールクレーンCによるパネル2の支持期間を短縮し、ラック棚1を短時間で組立てることが可能となる。
また、本実施形態のラック棚及びラック棚の組立て方法においては、ブレース5がボルト7と異なるボルト11によってガセットプレート10に固定される。
このため、ラック棚を組立てる際に、ブレース5の設置を待たずにボルト7に対してナット8を螺合することができる。
したがって、ブレース5を設置する前により強固にパネル2と水平連結材4とを連結することが可能となる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、ガセットプレート6及びブレース5に形成されたボルトの挿通孔がキリ孔である構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ガセットプレート6及びブレース5に形成されるボルトの挿通孔がネジ孔であっても良い。
また、例えば、ラック棚を組み立てる際に、図8に示すように、水平連結材4の片側の端部をパネル2に予め回動可能に固定し、パネル2を配列後に水平連結材4を回動させてパネル2間に水平連結材4を架設するようにしても良い。
これによって、ラック棚を組み立てる際の高所における作業を簡易化することが可能となる。
また、例えば、ラック棚を組み立てる際に、最下段の水平連結材4及びその直上の水平連結材4を設置し、これらの水平連結材4が固定されるガセットプレート6間にブレース5を配置し、これらのガセットプレート6でボルト7にナット8を螺合し、この後ホイールクレーンCを退避させるようにしても良い。
この場合には、パネル2の下段側が先に完成され、これによってパネル2を安定して立設させることができるため、上記実施形態と同様に、その後の水平連結材4の設置を容易に行うことができる。
1……ラック棚、2……パネル、3……支持台、4……水平連結材、4a……ネジ孔、5……ブレース、5a……キリ孔(挿通孔)、6,10……ガセットプレート、6a……キリ孔、7……ボルト、8……ナット

Claims (7)

  1. 鉛直方向に立設される複数のパネルと、ガセットプレートを介して前記パネルと連結されると共に前記パネル同士を水平方向に剛に連結する水平連結材とを備えるラック棚であって、
    前記水平連結材に形成されるネジ孔と、該ネジ孔に螺合することで前記パネルと前記水平連結材とを固定するボルトとを備えることを特徴とするラック棚。
  2. 前記パネル間に配置されるブレースを備え、該ブレースは、端部に形成された挿通孔に前記ボルトが挿通されてナットで締結されることによって前記水平連結材と共締めされることを特徴とする請求項1記載のラック棚。
  3. 前記パネル間に配置されるブレースを備え、該ブレースは、前記ボルトと異なる締結部材を介して前記ガセットプレートに固定されていることを特徴とする請求項1記載のラック棚。
  4. 鉛直方向に立設される複数のパネルと、ガセットプレートを介して前記パネルと連結されると共に前記パネル同士を水平方向に剛に連結する水平連結材とを備えるラック棚の組立て方法であって、
    前記水平連結材に形成されたネジ孔に螺合するボルトによって前記パネルと前記水平連結材とを剛に固定することを特徴とするラック棚の組立て方法。
  5. 前記パネル間において鉛直方向に複数の前記水平連結材が配列される場合に、最下段の前記水平連結材、最上段の前記水平連結材、中間の前記水平連結材の順に前記水平連結材を前記パネルに固定することを特徴とする請求項4記載のラック棚の組立て方法。
  6. 前記パネル間にブレースが配置される場合に、前記ブレースの端部に形成された挿通孔に前記ボルトに挿通してナットで締結することによって、前記ブレースを前記水平連結材と共締めすることを特徴とする請求項4または5記載のラック棚の組立て方法。
  7. 前記パネル間にブレースが配置される場合に、前記ブレースを前記ボルトと異なる締結部材を用いて前記ガセットプレートに固定することを特徴とする請求項4または5記載のラック棚の組立て方法。
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