JP6232954B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関に関し、より詳細には、陽極酸化処理による皮膜(陽極酸化皮膜)が形成されたピストンを備える内燃機関に関する。
従来、例えば特許文献1には、アルミ合金製のピストン母材の頂面を陽極酸化処理することで形成したポーラス層と、当該ポーラス層の表面にY安定化ZrO粉末をプラズマ溶射することで形成した皮膜層とを備える陽極酸化皮膜が開示されている。ポーラス層は、陽極酸化処理の過程で形成された多数の細孔を有しており、これらの細孔を塞ぐように皮膜層が設けられる。このような構造の陽極酸化皮膜は、従来のセラミック系の断熱膜よりも低熱伝導率かつ低熱容量であるため、内燃機関の冷却損失の低減に有利である。また、特許文献1では、被覆層との接合性を向上させる目的でポーラス層の表面に凹凸パターンを形成してから封孔処理を行い、その後に被覆層を仕上げ加工している。これにより、当該凹凸パターンの形成により生じた被覆層の起伏を平滑化している。
特許文献2には、ピストン母材の頂面を陽極酸化処理することで形成したポーラス層の細孔内に、白金などの金属を担持させた陽極酸化皮膜が開示されている。特許文献1とは異なり、特許文献2ではポーラス層の封孔処理はなされない。但し、特許文献2の陽極酸化皮膜によれば、金属の触媒作用によって燃焼室内で生じた煤を酸化して浄化できる。
特許文献3には、直噴式または副室式のディーゼル機関の上死点近傍における燃焼室の死容積に対応する燃焼室の側面、即ち、ピストンの頂面と上部側面、シリンダライナの上部の非摺動面およびシリンダヘッドの燃焼室側の面の外周部分にZrOなどの断熱材をコーティングまたは接着したことが開示されている。特許文献3の断熱材は、いわゆるセラミック系の断熱材であり陽極酸化皮膜ではない。
特開2012−72745号公報 特開2012−122445号公報 特開昭61−142320号公報
ところで、特許文献1や2の陽極酸化処理は、ピストン母材のアルミニウムを酸化しつつ、当該ピストンの表面から内部に向かって無数の細孔を形成するものである。そのため、陽極酸化処理後に形成されるポーラス層の表面は平滑ではなく、一定の表面粗さが存在する。特許文献1の如くポーラス層の封孔処理を行った場合でも同様である。故に、ピストンの表面に陽極酸化皮膜を形成した場合は、当該皮膜の形成領域において火炎の成長が阻害されて燃焼速度が低下する可能性がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものである。即ち、燃焼速度の低下を抑制しつつ、陽極酸化皮膜による効果を発揮させることを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、
シリンダヘッドに対向する頂面の少なくとも一部に陽極酸化皮膜が形成されたピストンと、前記頂面に向かって燃料を噴射可能な噴射弁と、を備える内燃機関であって、
前記頂面は、噴射燃料を着火させるキャビティを構成するキャビティ面と、当該キャビティ面の外側において前記頂面の外周を構成するスキッシュ面と、前記スキッシュ面と前記キャビティ面の間に形成されたテーパ面と、を備え、
前記スキッシュ面の全域に、前記陽極酸化皮膜が形成された第1粗面領域が設けられ、
前記キャビティ面と前記テーパ面を含む領域に、前記陽極酸化皮膜が形成された第2粗面領域と、前記第1粗面領域および第2粗面領域よりも表面粗さの小さい滑面領域であって、前記第1粗面領域および前記第2粗面領域に形成された陽極酸化皮膜よりも表面粗さの小さい陽極酸化皮膜が形成される、または、前記ピストンの母材が露出する滑面領域と、が設けられることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記噴射弁の先端には、複数の噴孔が放射状に設けられ、
前記ピストンが上死点に位置する場合において前記噴孔の各中心を通る直線と交わる前記キャビティ面の夫々の交点を通り、尚且つ、当該交点から前記キャビティ面の中央および前記スキッシュ面の両方に延びる帯状の領域に、前記滑面領域が設けられることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記キャビティの中央部には、前記ピストンの中心から前記シリンダヘッドに向かって隆起する山部が形成され、
前記山部の頂部および中腹部の表面に前記第2粗面領域が設けられ、前記山部の麓部の表面に前記滑面領域が設けられることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の何れかの発明において、
前記テーパ面の全域に、前記第2粗面領域が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、第1粗面領域および第2粗面領域よりも表面粗さの小さい滑面領域をキャビティ面とテーパ面を含む領域に設けたので、成長初期の火炎が接触する頂面の領域において、火炎の成長が抑制されることを抑制できる。また、スキッシュ面の全域に陽極酸化皮膜を形成した第1粗面領域を設けたので、成長後期の火炎が接触する頂面の領域においては、当該皮膜による効果を発揮させることができる。
実施の形態1の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 実施の形態1の内燃機関の構造を示す断面図である。 実施の形態2の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 実施の形態2の内燃機関の構造を示す断面図である。 実施の形態3の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 実施の形態3の内燃機関の構造を示す断面図である。 実施の形態4の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 実施の形態4の内燃機関の構造を示す断面図である。 参考例1の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 参考例1の内燃機関の構造を示す断面図である。 参考例2の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 参考例2の内燃機関の構造を示す断面図である。 参考例3の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 参考例3の内燃機関の構造を示す断面図である。 参考例4の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 参考例5の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 参考例6の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。 参考例7の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。
実施の形態1.
先ず、本発明の実施の形態1について図1乃至図2を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態1の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図1に示すように、ピストン10は、シリンダブロック(図示しない)の内面にその側面が摺接する円筒状のスカート部12と、スカート部12の上端部に形成された所定肉厚の冠部14と、ピストンピン(図示しない)を支持するピンボス部16と、から構成されている。
冠部14の側面には、3つのピストンリング溝18が形成されている。冠部14の上面(以下、「ピストン頂面」ともいう。)の中央には、キャビティ部20が凹設されている。キャビティ部20は、その開口縁20aから冠部14の内部に向かうように形成された側壁部22と、側壁部22の最深箇所から上向きに立ち上がるように形成された円錐台状の山部24とから構成されている。キャビティ部20の外側には、当該キャビティ部20を取り囲むように形成されたテーパ部26が形成されている。テーパ部26は、ピストン頂面側から下方に向かうほど径が縮小している。キャビティ部20の外側には、冠部14の外縁14aと同じ高さのスキッシュ部28が形成されている。
テーパ部26の表面(以下、「テーパ面」ともいう。)およびスキッシュ部28の表面(以下、「スキッシュ面」ともいう。)の全体には、陽極酸化皮膜30が形成されている。陽極酸化皮膜30は、多孔質皮膜と封孔材とから構成される。多孔質皮膜は、ピストン10の母材であるアルミニウム合金の陽極酸化処理により形成される皮膜(アルマイト皮膜)である。封孔剤は、陽極酸化処理の過程で形成された細孔を封止してアルマイト皮膜の熱疲労を抑制する目的で設けられるものである。封孔材としては、シリカ等の耐熱性のある材料が主成分として作用する材料(好ましくはポリシラザン)が用いられる。
陽極酸化皮膜30は、アルミニウム合金よりも低熱伝導率かつ低熱容量であることは言うまでもなく、従来のセラミック系の断熱膜よりも低熱伝導率かつ低熱容量である。そのため、セラミック系の断熱膜のように膜形成面を常に高温に保つのではなく、内燃機関のサイクル間で変動するガスの温度に膜形成面を追従させることが可能となる。即ち、膜形成面の温度を吸入〜圧縮行程(2サイクルエンジンの場合、上昇行程)においては低温にし、膨張〜排気行程(2サイクルエンジンの場合、下降行程)においては高温にできる。従って、陽極酸化皮膜30を形成すれば、内燃機関の熱効率のみならず吸気効率をも向上できるので、燃費の向上やNOx排出量の低減といった効果が得られる。
但し、陽極酸化皮膜30は、キャビティ部20の表面(以下、「キャビティ面」ともいう。)には形成されていない。つまり、陽極酸化皮膜30は、テーパ面およびスキッシュ面には形成され、キャビティ面には形成されていない。このような2つの領域を設けた理由は、陽極酸化皮膜30の表面粗さにある。即ち、アルマイト皮膜の表面粗さ(算術平均粗さRa)は6.0〜8.0μmであり、封孔処理後の陽極酸化皮膜30の表面粗さも3.0〜4.0μmである。一方、キャビティ面は、アルミニウム合金の表面粗さ(0.5〜1.5μm)に等しくなる。なお、これらの算術平均粗さRaは、JISB601(2001)に準拠して測定した値である。
図2は、実施の形態1の内燃機関の構造を示す断面図である。本図は、図1のA−A断面に対応しており、本図においてピストン10は圧縮上死点に位置している。噴射弁からの燃料噴射は、圧縮上死点の近傍で燃料が燃焼するように当該上死点前に行われる。噴射弁32の先端には噴孔が設けられているので、当該噴孔からの噴射燃料は図2に示す墳孔の軸線に沿って側壁部22に向かい、その途中で着火する。図2の破線矢印は、火炎の成長方向を示している。即ち、火炎は、側壁部22の表面に衝突して反射し山部24の表面(以下、「隆起面」ともいう。)を流れる本流(矢印(i))と、テーパ面を駆け上がるように流れる支流(矢印(ii))とに分かれて成長する。
図2に示すように、本流の成長方向には陽極酸化皮膜30が形成されていない。このため、火炎の成長が陽極酸化皮膜30によって阻害されて燃焼速度(筒内での平均燃焼速度)が低下するのを良好に抑制できる。他方、支流の成長方向には陽極酸化皮膜30が形成されている。しかし、支流を形成する火炎は、燃焼時のピストン50の下降により生じる逆スキッシュ流のアシストを受けてスキッシュ部28側に向かうことができるので、本流を形成する火炎に比べて燃焼速度に及ぼす影響が少ない。このような理由から、本実施の形態ではテーパ面に陽極酸化皮膜30を形成し、当該皮膜による効果を高めている。
以上、本実施の形態によれば、テーパ面に形成した陽極酸化皮膜30によって、当該皮膜による効果を高めることができる。なお、図1乃至図2で説明したピストン10は、キャビティ面をシール(ゴムシール等)しながらピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
ところで、上記実施の形態1においては、キャビティ面には陽極酸化皮膜30を非形成としたが、キャビティ面に陽極酸化皮膜30を形成してもよい。但しこの場合は、ピストン頂面の全体に陽極酸化皮膜30を形成した後、指向性のある研磨手法(例えばエアロラップ等)にてキャビティ面の表面粗さが0.5〜1.5μmとなるように研磨する。このような滑面領域を設ければ、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、本変形例は、後述の実施形態においても同様に適用できる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について図3乃至図4を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図3は、実施の形態2の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図3に示すように、陽極酸化皮膜30は、テーパ面およびスキッシュ面に形成されている。陽極酸化皮膜30は、山部24の頂部241および中腹部242の表面にも形成されている。他方、山部24の麓部243の表面と、側壁部22の表面には陽極酸化皮膜30が形成されていない。
図4は、実施の形態2の内燃機関の構造を示す断面図である。本図は、図3のA−A断面に対応しており、本図においてピストン10は圧縮上死点に位置している。図2で既に説明したように、本流(図4の矢印(i))を形成する火炎の成長が陽極酸化皮膜30によって阻害される。但し、頂部241や中腹部242の表面には成長後期の火炎が接触するので、生成初期の火炎が接触する麓部243や側壁部22の表面に比べて燃料速度への影響が少ない。このような理由から、本実施の形態では頂部241や中腹部242の表面に陽極酸化皮膜30を形成し、当該皮膜による効果を高めている。
以上、本実施の形態によれば、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、図3乃至図4で説明したピストン10は、麓部243や側壁部22の表面をシールした状態でピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について図5乃至図6を参照しながら説明する。なお、既述の実施の形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図5は、実施の形態3の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図5に示すように、側壁部22の表面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域22aが複数設けられている。同様に、隆起面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域24aが複数設けられている。同様に、テーパ面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域26aが複数設けられている。領域22a,24a,26aは均等な間隔で設けられており、個々の領域22aと領域24aと領域26aは、連続して帯状の領域を形成している。但し、帯状領域のそれぞれは互いに連続していない。帯状領域の幅は開口縁20a付近が最も広く、ここからスキッシュ部28側と頂部241側に向かうほど狭くなっている。帯状領域の数は噴射弁32の先端に放射状に設けられる噴孔の数に対応している。帯状領域を除くピストン頂面には、陽極酸化皮膜30が形成されている。
図6は、実施の形態3の内燃機関の構造を示す断面図である。本図は、図5のA−A断面に対応しており、本図においてピストン10は圧縮上死点に位置している。図2で説明したように、支流(図6の矢印(ii))を形成する火炎は、本流(図6の矢印(i))を形成する火炎に比べて燃焼速度に及ぼす影響が少ない。しかしながら、支流を形成する火炎の成長領域(即ち、領域26a)を陽極酸化皮膜30の非形成領域とすれば、当然、当該火炎の成長の阻害を抑制できる。これに加え、本実施の形態では、本流を形成する火炎の成長領域(即ち、領域22aおよび領域24a)を陽極酸化皮膜30の非形成領域とする。これにより、燃焼速度の低下抑制効果と、陽極酸化皮膜30による効果とを両立させることができる。
以上、本実施の形態によれば、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、図5乃至図6で説明したピストン10は、側壁部22の表面と墳孔の軸線の交点を通り、尚且つ、当該交点からスキッシュ部28側と頂部241側の両方に延びる帯状領域をシールした状態でピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
実施の形態4.
次に、本発明の実施の形態4について図7乃至図8を参照しながら説明する。なお、既述の実施の形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図7は、実施の形態4の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図7に示すように、側壁部22の表面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域22bが複数設けられている。同様に、隆起面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域24bが複数設けられている。同様に、テーパ面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域26bが複数設けられている。領域22b,26bは、実施の形態3の領域22a,26aと同様の領域である。他方、領域24bは、麓部243の表面にのみ形成される点で実施の形態3の領域24aと異なる。
図8は、実施の形態4の内燃機関の構造を示す断面図である。本図は、図7のA−A断面に対応しており、本図においてピストン10は圧縮上死点に位置している。麓部243の表面にのみ領域24bを形成したのは、実施の形態2と同様の理由による。即ち、頂部241や中腹部242の表面には成長後期の火炎が接触するので、生成初期の火炎が接触する麓部243の表面に比べて燃料速度への影響が少ないためである。
以上、本実施の形態によれば、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、図7乃至図8で説明したピストン10は、側壁部22の表面と墳孔の軸線の交点を通り、尚且つ、当該交点からスキッシュ部28側と麓部243側の両方に延びる帯状領域をシールした状態でピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
以下、本発明の検討の過程において本発明者らが考案した別の発明を参考例として開示する。なお、既述の実施の形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
参考例1.
図9は、参考例1の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図9に示すピストン50は、テーパ部を備えていない点で実施の形態1のピストン10と異なる。陽極酸化皮膜30は、スキッシュ面には形成され、キャビティ面には形成されていない。
図10は、参考例1の内燃機関の構造を示す断面図である。本図は、図9のA−A断面に対応しており、本図においてピストン50は圧縮上死点に位置している。既に図2で説明したように、噴射弁32の噴孔から噴射された燃料は側壁部22に向かい、その途中で着火する。図10の破線矢印は、火炎の成長方向を示している。即ち、火炎は、側壁部22の表面に衝突して反射し隆起面に沿って成長する。
図10に示すように、火炎の成長方向には陽極酸化皮膜30が形成されていない。このため、火炎の成長が陽極酸化皮膜30によって阻害されて燃焼速度(筒内での平均燃焼速度)が低下するのを良好に抑制できる。従って、燃焼速度の低下に伴う熱効率の低下や、全負荷性能の低下を抑制できる。即ち、燃焼速度の低下を抑制しつつ、陽極酸化皮膜による効果を発揮させることができる。図10に示した内燃機関について本発明者らが実験を行ったところ、ピストン頂面の全域に陽極酸化皮膜を形成した場合に得られる燃費を上回る効果が示された。
なお、図9乃至図10で説明したピストン50は、キャビティ面をシール(ゴムシール等)した状態でピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
参考例2.
図11は、参考例2の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図11に示すように、スキッシュ面の全体には、陽極酸化皮膜30が形成されている。陽極酸化皮膜30は、山部24の頂部241および中腹部242にも形成されている。他方、山部24の麓部243の表面と、側壁部22の表面には陽極酸化皮膜30が形成されていない。
図12は、参考例2の内燃機関の構造を示す断面図である。本図は、図11のA−A断面に対応しており、本図においてピストン50は圧縮上死点に位置している。既に図10で説明したように、陽極酸化皮膜30によって火炎の成長が阻害されると燃焼速度が低下する。但し、麓部243や側壁部22の表面には生成初期の火炎が接触するのに対し、頂部241や中腹部242の表面には成長後期の火炎が接触する。このような理由から、麓部243や側壁部22の表面には陽極酸化皮膜30を非形成として火炎の成長の阻害を抑制し、同時に、頂部241や中腹部242の表面には陽極酸化皮膜30を形成して当該皮膜による効果を高めている。
以上、本参考例によれば、上記参考例1と同様の効果を得ることができる。なお、図11乃至図12で説明したピストン50は、麓部243や側壁部22の表面をシールした状態でピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
参考例3.
図13は、参考例3の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図13に示すように、側壁部22の表面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない円形状の領域22cが複数設けられている。各領域22cの直径φは約8mmであり、これらは均等な間隔で設けられている。領域22cの数は噴射弁32の先端に放射状に設けられる噴孔の数に対応している。領域22cを除くピストン頂面には、陽極酸化皮膜30が形成されている。
図14は、参考例3の内燃機関の構造を示す断面図である。本図は、図13のA−A断面に対応しており、本図においてピストン50は圧縮上死点に位置している。既に図10で説明したように、噴射弁32の噴孔からの噴射燃料は、図10に示す墳孔の軸線に沿って側壁部22に向かい、その途中で着火する。そのため、ピストン頂面のうち、生成初期の火炎が真っ先に接触するのは側壁部22である。当該火炎は側壁部22の表面に衝突するように接触するので、この接触箇所に陽極酸化皮膜30が形成されているとその成長に影響を及ぼす可能性が高い。このような理由から、領域22cには陽極酸化皮膜30を非形成としている。
以上、本参考例によれば、上記参考例1と同様の効果を得ることができる。なお、図13乃至図14で説明したピストン50は、側壁部22の表面と墳孔の軸線の交点を中心とする円形状領域をシールした状態でピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
参考例4.
図15は、参考例4の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図15に示すように、側壁部22の表面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域22dが複数設けられている。同様に、隆起面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域24cが複数設けられている。領域22d,24cは均等な間隔で設けられており、個々の領域22dと領域24cは連続して帯状の領域を形成している。但し、帯状領域のそれぞれは互いに連続していない。帯状領域の幅は開口縁20a側が最も広く、頂部241側に向かうほど狭くなっている。帯状領域の数は噴射弁32の先端に放射状に設けられる噴孔の数に対応している。帯状領域を除くピストン頂面には、陽極酸化皮膜30が形成されている。
参考例3においては、生成初期の火炎が衝突する領域(領域22c)を陽極酸化皮膜30の非形成領域とした。しかしながら、衝突後の火炎は隆起面に沿って成長するので、この表面に陽極酸化皮膜30が形成されていると、燃焼速度が若干低下する可能性がある。このような理由から、本参考例では、成長初期の火炎が衝突する側壁部22の領域のみならず、衝突後の火炎が成長する領域(即ち、領域22dおよび領域24c)を陽極酸化皮膜30の非形成領域としている。
以上、本参考例によれば、上記参考例1と同様の効果を得ることができる。なお、図15で説明したピストン50は、側壁部22の表面と墳孔の軸線の交点を通り、尚且つ、当該交点から開口縁20a側と頂部241側の両方に延びる帯状領域をシールした状態でピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
参考例5.
図16は、参考例5の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図16に示すように、側壁部22の表面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域22eが複数設けられている。同様に、隆起面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域24dが複数設けられている。領域22eは、参考例4の領域22dと同様の領域である。他方、領域24dは、麓部243の表面にのみ形成される点で参考例4の領域24cと異なる。
麓部243の表面にのみ領域24dを形成したのは、参考例2と同様の理由による。即ち、頂部241や中腹部242の表面には成長後期の火炎が接触するので、生成初期の火炎が接触する麓部243の表面に比べて燃料速度への影響が少ないためである。
以上、本参考例によれば、上記参考例1と同様の効果を得ることができる。なお、図16で説明したピストン50は、側壁部22の表面と墳孔の軸線の交点を通り、尚且つ、当該交点から開口縁20a側と麓部243側の両方に延びる帯状領域をシールした状態でピストン頂面を陽極酸化処理し、その後、封孔処理することにより製造できる。
参考例6.
図17は、参考例6の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図17に示すように、側壁部22の表面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域22fが複数設けられている。同様に、隆起面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域24eが複数設けられている。領域22f,24eは、参考例4の領域22d,24cと基本的に同様の領域である。但し、帯状領域の幅の点において参考例4と異なる。この理由は、本参考例の内燃機関が、気筒内に吸入する空気を横方向に回転させて渦を巻くようにした旋回流(スワール流)を発生させる内燃機関であるためである。
図17に示す方向にスワール流を発生させる場合、当該スワール流の回転方向に火炎が流される。そのため、帯状領域の幅が狭いと、流された火炎が陽極酸化皮膜30に接触する可能性がある。このような理由から、本参考例では、帯状領域の幅を広くして火炎の成長の阻害を抑制している。
以上、本参考例によれば、スワール流を発生させる内燃機関においても、上記参考例1と同様の効果を得ることができる。なお、図17で説明したピストン50は、参考例4同様にして製造できる。
参考例7.
図18は、参考例7の内燃機関に適用されるピストンの斜視図である。図18に示すように、側壁部22の表面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域22gが複数設けられている。同様に、隆起面には、陽極酸化皮膜30が形成されていない領域22fが複数設けられている。領域22g,22fは、参考例5の領域22e,24dと基本的に同様の領域である。但し、帯状領域の幅の点において参考例5と異なる。この理由は、参考例6と同様、本参考例の内燃機関が、スワール流を発生させる内燃機関であるためである。従って、本参考例では、帯状領域の幅を広くして火炎の成長の阻害を抑制している。
以上、本参考例によれば、スワール流を発生させる内燃機関においても、上記参考例1と同様の効果を得ることができる。なお、図18で説明したピストン50は、参考例5同様にして製造できる。
10,50 ピストン
14 冠部
14a 外縁
20 キャビティ部
20a 開口縁
22 側壁部
22a,22b,22c,22d,22e,22f,22g 皮膜非形成領域
24 山部
24a,24b,24c,24d,24e,24f 皮膜非形成領域
26 テーパ部
26a,26b 皮膜非形成領域
28 スキッシュ部
30 陽極酸化皮膜
32 噴射弁
241 頂部
242 中腹部
243 麓部

Claims (4)

  1. シリンダヘッドに対向する頂面の少なくとも一部に陽極酸化皮膜が形成されたピストンと、前記頂面に向かって燃料を噴射可能な噴射弁と、を備える内燃機関であって、
    前記頂面は、噴射燃料を着火させるキャビティを構成するキャビティ面と、当該キャビティ面の外側において前記頂面の外周を構成するスキッシュ面と、前記スキッシュ面と前記キャビティ面の間に形成されたテーパ面と、を備え、
    前記スキッシュ面の全域に、前記陽極酸化皮膜が形成された第1粗面領域が設けられ、
    前記キャビティ面と前記テーパ面を含む領域に、前記陽極酸化皮膜が形成された第2粗面領域と、前記第1粗面領域および第2粗面領域よりも表面粗さの小さい滑面領域であって、前記第1粗面領域および前記第2粗面領域に形成された陽極酸化皮膜よりも表面粗さの小さい陽極酸化皮膜が形成される、または、前記ピストンの母材が露出する滑面領域と、が設けられることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記噴射弁の先端には、複数の噴孔が放射状に設けられ、
    前記ピストンが上死点に位置する場合において前記噴孔の各中心を通る直線と交わる前記キャビティ面の夫々の交点を通り、尚且つ、当該交点から前記キャビティ面の中央および前記スキッシュ面の両方に延びる帯状の領域に、前記滑面領域が設けられることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記キャビティの中央部には、前記ピストンの中心から前記シリンダヘッドに向かって隆起する山部が形成され、
    前記山部の頂部および中腹部の表面に前記第2粗面領域が設けられ、前記山部の麓部の表面に前記滑面領域が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 前記テーパ面の全域に、前記第2粗面領域が設けられることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の内燃機関。
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